JP2009283846A - 太陽電池特性測定用の疑似太陽光生成装置および疑似太陽光生成方法 - Google Patents

太陽電池特性測定用の疑似太陽光生成装置および疑似太陽光生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スイッチング方式を採用した上で、大電力化が可能であり、高効率の太陽電池の正確なI−V特性測定を行うことが可能であり、ランプのアーク放電を維持する時間を長くすることができる、疑似太陽光生成装置を提供する。
【解決手段】制御回路70の充電制御により、商用電源11に接続される充電電源12から、電気二重層蓄電器および電力制御回路20に電力が供給され、充電が行われる。そして、電気二重層蓄電器および電力制御回路20の充電が完了した後、制御回路70によってスイッチング方式昇圧電源回路30を制御し、所定の電圧を平滑コンデンサー38に蓄電させ、フラッシュランプ50の点灯が行われる。
【選択図】図3

Description

本発明は、太陽電池特性測定用の疑似太陽光生成装置および疑似太陽光生成方法に関する。
従来より太陽電池のI−V特性測定では、疑似太陽光を照射しそのときの太陽電池のI−V特性を測定するという方法が取られてきている。
図1は、従来用いられていた直流点灯放電ランプ点灯装置100を表す説明図である(非特許文献1参照)。図1に示すように、直流点灯放電ランプ点灯装置100は、ランプと、ランプを始動(絶縁破壊)させ、アーク放電への移行を行うイグナイタと、アーク放電の維持を行うためにランプ電流を制御する点灯装置とで構成される。
また、図2は時間経過とランプ電流およびランプ電圧の関係を示すグラフである。図2においてランプ電流およびランプ電圧が安定するまでの時間がアーク放電への移行であり、両者が安定している時間がアーク放電の維持となる。
太陽電池のI−V特性測定は、ランプがアーク放電の維持を行っているときに実行されるため、このアーク放電を維持する時間は長いほうが好ましい。
なお、ランプ電流を制御する点灯装置としては、高速応答が可能なシリーズパス(ドロッパー)方式が採用されており、小型・軽量が期待できるスイッチング方式は、応答特性が十分でない点と、大電力化が困難であることから、あまり採用されていない。
光技術情報誌「ライトエッジ」No.15特集 放電ランプ(1998年11月発行)
しかしながら、近年開発の進む大型太陽電池のI−V特性測定において、商用電源をトランスで所定の電圧にし、ダイオードで整流し、平滑コンデンサーで直流として使用した場合、瞬時の大電力に対応するために、回路規模が大規模になってしまう。
また、近年では、測定に数百ミリ秒かかるようなI−V特性測定性能が要求される高効率の太陽電池が発明・開発されている。この高効率の太陽電池のI−V特性測定に対応する太陽光生成装置として、従来のフラッシュ放電ランプを用いたものでは、コンデンサーの容量が小さく、アーク放電を維持する時間が非常に短くなってしまうという問題点があった。そこで、電力を蓄積するコンデンサーの容量を大きくすることにより、アーク放電を維持する時間を長くすることも考えられるが、点灯装置の回路規模が大きくなってしまい、現実的ではない。
さらに、フラッシュ放電ランプにおいては、放射照度の時間的変化が大きいためI−V特性測定に必要な放射照度が一定とならず、高効率の太陽電池の正確な測定ができないという問題点があった。
上記問題点に鑑み、本発明の目的は、スイッチング電源方式を採用した上で、大電力化が可能であり、高効率の太陽電池の正確なI−V特性測定を行うことが可能であり、ランプのアーク放電を維持する時間を長くすることができる疑似太陽光生成装置および疑似太陽光生成方法を提供することにある。
本発明によれば、太陽電池特性測定用の疑似太陽光生成装置であって、フラッシュランプと、スイッチング方式昇圧電源回路と、発光光量検出センサーと、充電電源と、充放電・電圧・電流および光量を制御する制御回路と、電流検出器と、D級アンプ回路と、アンプ出力制御回路と、電気二重層蓄電器および電力制御回路とを備える、疑似太陽光生成装置が提供される。
前記発光光量検出センサーは、測定対象である太陽電池と分光感度を同等とする分光感度センサーであってもよい。
前記フラッシュランプには、反射ミラーと、集光器と、前記集光器に接続される光ファイバーとが備えられていてもよい。
また、別の観点からの本発明によれば、太陽電池特性測定用の疑似太陽光生成方法であって、電気二重層蓄電器に充電電源により充電を行い、電気二重層蓄電器からの放電によりフラッシュランプを点灯させ、充放電・電圧・電流および光量を制御する制御回路により電流検出器における電流を定電流制御し、前記制御回路によりフラッシュランプの光量を目的の量に制御し、所定の時間経過後に電気二重層蓄電器からの放電を停止しフラッシュランプの点灯を完了させる、疑似太陽光生成方法が提供される。
本発明によれば、スイッチング電源方式を採用した上で、大電力化が可能であり、高効率の太陽電池の正確なI−V特性測定を行うことが可能であり、ランプのアーク放電を維持する時間を長くすることができる疑似太陽光生成装置が提供される。
つまり、疑似太陽光生成のための点灯装置に、大容量の電気二重層蓄電器を使用することにより、電源を小型化することが可能となる。また、蓄電容量の大きい電気二重層蓄電器の使用により、従来短かった点灯装置の点灯時間を必要十分な時間に延長することができる。
さらに、点灯時の照度を連続点灯で採用されている負帰還制御およびD級アンプ方式を取り入れることで、負帰還制御を円滑に行い、放射照度の安定化が図られる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照にして説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図3は本発明の実施の形態にかかる太陽電池特性測定用の疑似太陽光生成装置1の説明図である。
図3に示すように、疑似太陽光生成装置1は、商用電源11、充電電源12、電気二重層蓄電器および電力制御回路20、スイッチング方式昇圧電源回路30、D級アンプ回路40、アンプ出力制御回路45、フラッシュランプ50、電流検出器60、制御回路70、発光光量検出センサー80から構成されている。
ここで、スイッチング方式昇圧電源回路30は、昇圧用インダクター32、逆流防止ダイオード34、スイッチング用素子36、負荷用平滑コンデンサー38により構成されている。また、制御回路70は、充放電・電圧・電流および光量を制御する回路である。
以下、疑似太陽光生成装置1の構成について説明する。
商用電源11は充電電源12に接続しており、また、充電電源12は電気二重層蓄電器および電力制御回路20に接続している。電気二重層蓄電器および電力制御回路20にはフラッシュランプ50が接続され、電流が流れることにより点灯する。ここで、フラッシュランプ50を点灯させるための電気回路上にはスイッチング方式昇圧電源回路30、D級アンプ回路40、電流検出器60が設けられている。なお、D級アンプ回路40はフラッシュランプ50の上流部(下流部でもよい)、電流検出器60はフラッシュランプ50の下流部(上流部でもよい)にそれぞれ設けられ、スイッチング方式昇圧電源回路30は電気二重層蓄電器および電力制御回路20の上流部及び下流部に接続するよう設けられている。
また、図3の点線矢印で示すように、制御回路70は、充電電源12の充電制御、電気二重層蓄電器および電力制御回路20の放電制御、スイッチング方式昇圧電源回路30を制御している。一方、アンプ出力制御回路45は、電気二重層蓄電器および電力制御回路20から出力される電圧値、スイッチング方式昇圧電源回路30から出力される電圧値、フラッシュランプ50の電圧値、発光光量検出センサー80から出力される光量情報により、D級アンプ回路40を制御する構成となっている。なお、本発明は、フラッシュランプ50の点灯時、つまりフラッシュランプ50がアーク放電の維持を行っている場合に関するため、アーク放電への移行を行うイグナイタ(フラッシュランプ点灯用トリガー回路)については図示しない。
以上のように構成される疑似太陽光生成装置1において、以下に説明するように疑似太陽光が生成される。
まず、制御回路70の充電制御により、商用電源11に接続される充電電源12から、電気二重層蓄電器および電力制御回路20に電力が供給され、充電が行われる。そして、電気二重層蓄電器および電力制御回路20の充電が完了した後、制御回路70によってスイッチング方式昇圧電源回路30を制御し、所定の電圧を平滑コンデンサー38に蓄電させ、フラッシュランプ50の点灯準備が完了する。
そして、フラッシュランプ50の点灯が起動されると、フラッシュランプ50の状態は、図示しないイグナイタによるアーク放電への移行からアーク放電の維持へと遷移する。ここで、アーク放電の維持への遷移は、制御回路70の制御によって、電気二重層蓄電器および電力制御回路20から放電される電流によって行われる。さらに、アーク放電の維持を継続するために、フラッシュランプ50に供給される電流値を測定する電流検出器60の測定値を随時測定し、制御回路70が受け取るその電流測定値が下がった場合には、制御回路70によってスイッチング用素子36を制御することでフラッシュランプ50へ流れる電流を上昇させ、定電流となるように制御が行われる。なお、本実施の形態においては、過渡応答に対応するためにD級アンプ回路40をスイッチング方式昇圧電源回路30とフラッシュランプ50の間に設けることとしている。
また、制御回路70は、発光光量検出センサー80から光量情報を受け取り、その光量情報においてフラッシュランプ50の光量が少ないと判断される場合には、スイッチング用素子36を制御することで、フラッシュランプ50の光量が一定になるように制御を行う。
ここで、制御回路70による上記定電流制御における定電流の値は、光量制御において、フラッシュランプ50の光量が所定の光量となるように定められる。
以上述べた工程において、アーク放電の維持が継続している間において、フラッシュランプ50は所定の時間点灯し、その所定の時間経過後には電気二重層蓄電器および電力制御回路20からの電力供給は制御回路70によって停止され、フラッシュランプ50の点灯が完了する。フラッシュランプ50の点灯時には、太陽電池特性測定が行われる。その後、上述した工程を再度繰り返すことで、太陽電池特性測定が再度行われる。
ここで、以下にD級アンプ回路40について図面を参照して説明する。フラッシュランプ50の上流(スイッチング方式昇圧電源回路30の下流)に設けられたD級アンプ回路40は、スイッチング方式電源の過渡応答が遅いことへの対策として設けられているものである。
一般的に、スイッチング方式電源は、過渡特性がさほど問題とならない用途に使われている。そこで、本実施の形態において、大電力動作を必要とするにもかかわらず、D級アンプ回路40が設けられていない場合、スイッチング方式電源の過渡応答が遅いことにより、スイッチング方式昇圧電源回路30の負荷用コンデンサー38の電荷がフラッシュランプ50(負荷)に流入し、過大電流が流れてしまう恐れがある。定電流動作時には、負荷電圧が低い状態から高い状態(負荷インピーダンス上昇)となり、電圧の上昇が遅くなる。また、定電圧動作時には、負荷電流が急に減少した時は、過大電圧が生じてしまう。さらに、過渡時における大エネルギーが負荷を破壊、劣化させる恐れや、不安定にさせてしまう恐れがある。
そこで、図3に示すように、本実施の形態では、D級アンプ回路40をスイッチング方式昇圧電源回路30とフラッシュランプ50(負荷)の間に設け過渡応答に対応することとしている。また、D級アンプ回路40を設けたことに伴い、D級アンプ回路40の出力を制御するアンプ出力制御回路45が設けられる。
図4はD級アンプ回路40の構成を説明する説明図である。図4に示すように、D級アンプ回路40はGATE−DRIVE AMPLIFIER42と二つのMOSFET43によって構成される。
D級アンプ回路40は上述した問題点を解消するため、スイッチング方式昇圧電源回路30から出力される電圧を入力し、アンプ出力制御回路45からの制御に従ってフラッシュランプ50への電圧を制御する。
ここで、アンプ出力制御回路45は、フラッシュランプ50(負荷)に過大電流、過大電圧がかからないように、D級アンプ回路40の出力を制御する回路であり、一般的に広く知られているデジタルシグナルプロセッサのようなマイクロプロセッサで構成することもできる。具体的制御としては、電気二重層蓄電器および電力制御回路20から出力される電圧値、スイッチング方式昇圧電源回路30から出力される電圧値、フラッシュランプ50の電圧値、発光光量検出センサー80から出力される光量情報から、過渡応答を予測し、D級アンプ回路40の出力を制御することとなる。
アンプ出力制御回路45がスイッチング方式電源の過渡応答を部分的に受け持つことで、D級アンプ回路40の電力消費を最小限にし、スイッチング方式電源を、過渡特性をさほど問題とすることなく使用することができる。
これによりD級アンプ回路40に吐き出しと吸い込み定電流特性を持たせることで、負荷用平滑コンデンサー38の電荷が負荷への突入電流を防止でき、また、電流の吸い込み性があるため、オーバーシュートを抑えることができる。負荷用平滑コンデンサー38を、目的とする最大電圧にし、D級アンプ回路40で吸い込みのある1、2、3象限型定電圧定電流特性で安定した制御が行われる。
負荷変動とその応答は、非線形であり、アナログ制御方式では目的とする特性を達成できないので、DSP等を使用し、デジタルで過渡応答を予測的に制御することで、応答特性を最適に制御できる。
以上、本発明の実施の形態の一例を説明したが、本発明は図示の形態に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した本実施の形態では、フラッシュランプ50に供給される電流およびフラッシュランプ50の光量の値によってスイッチング方式昇圧電源回路30を制御し、フラッシュランプ50の光量を一定に制御することとしている。
しかし、フラッシュランプ50の光の放射照度は、照射全域で比例していない。これは発光光量検出センサー80がフラッシュランプ50の照射光の一部しか検出していないためである。そこで、上記本発明の実施の形態において、フラッシュランプ50の照射全域の光量に比例した信号で光量全体を制御し、放射照度の安定度をさらに高めることがより望ましい。
図5は上記実施の形態において、低反射率ミラー92および集光レンズ94を設けた場合を説明する説明図である。このとき、低反射率ミラー92は、例えば表面反射ミラーである。
図5に示すように、低反射率ミラー92はフラッシュランプ50と太陽電池90の間に設けられ、また、低反射率ミラー92と発光光量検出センサー80との間には集光レンズ94が設けられている。
フラッシュランプ50から照射される照射全域の光は、低反射率ミラー92により反射され、集光レンズ94において集光され、発光光量検出センサー80において光量が検出される。検出された光量情報は制御回路70へ送られ、光量情報に基づいて、フラッシュランプ50の光量は一定に制御される。
なお、特に積分レンズ等を使用して、全体を均一化しているソーラーシミュレータの場合は、局部の小さい変動があり、光量検出を照射全域の光から行う効果は大きい。
また、フラッシュランプ50のスペクトル分布は、時間的に変動する。この変動は全領域負帰還でも安定させることはできない。そのため、太陽電池出力に変動が生じてしまう恐れがある。そこで、光量検出の際の分光感度と、測定対象物(ここでは太陽電池90)の分光感度とをほぼ同等にし、負帰還をかけることによりスペクトル変動の影響を最小限にすることが好ましい。
具体的な方法としては、上記実施の形態において、発光光量検出センサー80の代わりに太陽電池90と類似の分光感度を有する分光感度センサーを用いることが考えられる。この場合、両者のスペクトル分布は、ほぼ同じになるため、スペクトル変動の影響を最小限に抑えることが可能となる。
また、発光光量検出センサー80において検出する光のスペクトル分布を太陽電池90のスペクトル分布と同じにするためのフィルターを発光光量検出センサー80の検出部に設けることも考えられる。この場合に、発光光量検出センサー80は、該フィルターを介して太陽電池90のスペクトル分布と同じスペクトルの範囲だけにおいて光量を検出するため、スペクトル変動の影響を最小限に抑えることが可能となる。
一方、フラッシュランプ50から放射される光は、反射屈折を利用して光学的に照射領域に導かれる。そのため、照射域に導くことが困難な光束が無駄となってしまう。そこで、無駄になってしまう光束を光ファイバーに集光して光路を変えることで照射域へと導くことが望ましい。以下図面を参照して説明する。
図6は光ファイバーを用いた光量検出方法の説明図である。フラッシュランプ50と太陽電池90の間には反射集光ミラー110が設けられ、また、フラッシュランプ50の反射集光ミラー110と反対側には、光ファイバー120が接続される集光器125が設けられている。なお、反射集光ミラー110の中央部はフラッシュランプ50の光を透過させる構造となっており、また、光ファイバーの先端出力方向は、太陽電池90の方向である。
フラッシュランプ50から太陽電池90へ向かう光200(図6における点線矢印)の照射については、上記述べてきた実施の形態と同じである。一方フラッシュランプ50からの照射域を導くことが困難な光束202(図6における一点鎖線矢印)は反射集光ミラー110によって反射し、その光束202はファイバー受光器125へ集光される。ファイバー受光器125には光ファイバー120が接続されており、集光された光は、光ファイバー120の先端より出力される。光ファイバー120から出力される光の方向は制御可能であり、その光は太陽電池90において照射光量の少ない部分に向けて照射される。
従って、太陽電池90に対するフラッシュランプ50からの光の照射照度の場所むらを改善することが可能となる。
本発明は、太陽電池特性測定用の疑似太陽光生成装置および疑似太陽光生成方法に適用できる。
直流点灯放電ランプ点灯装置100を表す説明図である。 時間経過とランプ電流およびランプ電圧の関係を示すグラフである。 疑似太陽光生成装置1の説明図である。 D級アンプ回路40の構成を説明する説明図である。 低反射率誘電体ミラー92および凸面反射集光レンズ94を設けた場合の実施の形態を説明する説明図である。 光ファイバーを用いた光量検出方法の説明図である。
符号の説明
1…疑似太陽光生成装置
11…商用電源
12…充電電源
20…電気二重層蓄電器および電力制御回路
30…スイッチング方式昇圧電源回路
32…昇圧用インダクター
34…逆流防止ダイオード
36…スイッチング用素子
38…負荷用平滑コンデンサー
40…D級アンプ回路
45…アンプ出力制御回路
50…フラッシュランプ
60…電流検出器
70…制御回路
80…発光光量検出センサー
90…太陽電池
100…直流点灯放電ランプ点灯装置
110…反射集光ミラー
120…光ファイバー
125…ファイバー受光器
200…光
202…光束

Claims (4)

  1. 太陽電池特性測定用の疑似太陽光生成装置であって、
    フラッシュランプと、
    スイッチング方式昇圧電源回路と、
    発光光量検出センサーと、
    充電電源と、
    充放電・電圧・電流および光量を制御する制御回路と、
    電流検出器と、
    D級アンプ回路と、
    アンプ出力制御回路と、
    電気二重層蓄電器および電力制御回路とを備える、疑似太陽光生成装置。
  2. 前記発光光量検出センサーは、測定対象である太陽電池と分光感度を同等とする分光感度センサーである、請求項1に記載の疑似太陽光生成装置。
  3. 前記フラッシュランプには、反射ミラーと、集光器と、前記集光器に接続される光ファイバーとが備えられている、請求項1または2に記載の疑似太陽光生成装置。
  4. 太陽電池特性測定用の疑似太陽光生成方法であって、
    電気二重層蓄電器に充電電源により充電を行い、
    電気二重層蓄電器からの放電によりフラッシュランプを点灯させ、
    充放電・電圧・電流および光量を制御する制御回路により電流検出器における電流を定電流制御し、
    前記制御回路によりフラッシュランプの光量を目的の量に制御し、
    所定の時間経過後に電気二重層蓄電器からの放電を停止しフラッシュランプの点灯を完了させる、疑似太陽光生成方法。
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