JP2009281211A - 内燃機関のノッキング制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノッキングを発生させることなく燃料種別の判定を行って、エンジンの運転条件の最適化を行えるようにする。
【解決手段】ECU50が、エンジン10に供給される燃料の密度を、密度計61の出力から特定し、特定した燃料の密度に基づいて、燃料の種別が、ハイオクガソリンとレギュラーガソリンの何れであるのかを判定し、判定された燃料の種別に応じた点火時期制御を行うことで、ノッキングを発生させることなく燃料種別の判定を行って、エンジンの運転条件の最適化を行えるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガソリンを燃料とする火花点火式往復動内燃機関のノッキング制御装置に関する。
ガソリンを燃料とする火花点火式往復動内燃機関(以下、SIエンジンという)の制御項目のひとつとして点火時期が挙げられる。点火時期を進角させると、エンジンが最大トルクを発生する点火時期(MBT:Minimum Advance For the Best Torque)までの間は、進角量に応じて熱効率が向上するので、エンジンの燃費や出力は向上する。しかし、ノッキングの発生が懸念される。
市販されているガソリンには、耐ノッキング性の向上を目的としてオクタン価を引き上げたハイオクガソリン(高オクタン価燃料)と、レギュラーガソリン(低オクタン価燃料)とがある。
SIエンジンにおいて熱効率の向上を目指す場合、ハイオクガソリンの使用を前提として、点火時期などのエンジンの各制御項目の制御仕様が設定される。そのため、レギュラーガソリンが使用されると、ノッキングが発生しやすくなる。
特許文献1には、ノッキングの発生状況に応じて、使用燃料がハイオクガソリンとレギュラーガソリンの何れであるのかを判定し、判定した燃料の種別に応じた基準点火時期を用いて点火時期の遅角制御を行うノッキング制御装置が開示されている。
特開昭60−104775号公報
しかし、特許文献1に開示された装置の場合、燃料の種別の判定をノッキングの発生状況に基づいて行うため、ノッキングの発生は不可避であった。
よって、本発明は、ノッキングを発生させることなく、燃料の種別の判定を行って、内燃機関の運転条件の最適化を行えるノッキング制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、内燃機関に供給される燃料の密度を測定する燃料密度センサと、燃料の密度に基づいて、燃料の種別が高オクタン価燃料と低オクタン価燃料の何れであるのかを判定する燃料種別判定部と、燃料の種別に応じた点火時期制御を行う点火時期制御部と、を備える構成の内燃機関のノッキング制御装置とした。
本発明によれば、内燃機関に供給される燃料の密度に基づいて、燃料が高オクタン価燃料と低オクタン価燃料の何れであるのかが判定されるので、ノッキングの発生を必要とせずに燃料の種別の判定が行える。よって、ノッキングを発生させることなく、判定された燃料の種別に応じた点火時期制御を行って内燃機関の運転条件を最適化できる。
以下、本実施形態にかかるノッキング制御装置を説明する。
図1は、本実施形態にかかるノッキング制御装置の構成を説明する説明図である。
ノッキング制御装置は、エンジン10と、エンジン10の点火プラグ11の点火時期を制御する機能を有するエンジンコントロールユニット(ECU)50とを備える。
エンジン10の吸気通路20には、その上流側から順に、エアフロメータ21と、電子制御スロットル22と、インジェクタ23とが設けられている。
エアフロメータ21は、吸気通路20内を通過する空気の量(空気流量)を測定し、測定結果を示す信号(エアフロメータ出力信号)を、ECU50に出力する。
電子制御スロットル22は、ECU50から入力されるスロットル駆動信号に基づいてスロットル弁22aを開閉して、吸気通路20を通ってエンジン10に吸入される空気量を調整する。
インジェクタ23は、吸気通路20の下流側に設けられており、エンジン10の吸気バルブの近傍に燃料(ガソリン)を噴射する。
エンジン10には、エンジン回転数センサ13が設けられており、エンジン回転数センサ13は、エンジンのクランクシャフト14の回転角度を検出し、エンジンの回転数を示す信号(エンジン回転信号)を、ECU50に出力する。
エンジン10への燃料供給系を構成する配管60は、燃料タンク70とインジェクタ23とを接続して設けられており、配管60の途中には、燃料タンク70側から順に、密度計61と、燃料温度センサ62と、燃料ポンプ63と、燃料の流量を調整するレギュレータ64が設けられている。また、レギュレータ64と燃料タンク70との間には、燃料の流量調整により余った燃料を燃料タンク70に戻すための配管65が設けられている。
密度計61は、配管60を通過する燃料の密度を測定し、測定した燃料の密度を示す信号(燃料密度信号)を、ECU50に出力する。
燃料温度センサ62は、配管60を通過する燃料の温度を測定し、測定した燃料の温度を示す信号(燃料温度信号)を、ECU50に出力する。
燃料タンク70には、圧力センサ71と、温度センサ72と、残量検出センサ73とが設けられており、燃料タンク70の給油口74には、給油口74の開閉を検知する給油口スイッチ75と、給油量を検出する流量計76とが設けられている。
圧力センサ71は、燃料タンク70内の圧力を測定し、測定した圧力を示す信号(タンク内圧力信号)を、ECU50に出力する。
温度センサ72は、燃料タンク70内の温度を測定し、測定した温度を示す信号(タンク内温度信号)を、ECU50に出力する。
残量検出センサ73は、燃料タンク70内の燃料の残量を測定し、測定した燃料の残量を示す信号(燃料残量信号)を、ECU50に出力する。
給油口スイッチ75は、給油口74の開閉を示す信号(給油口スイッチ信号)を、ECU50に出力する。
流量計76は、燃料の給油量を測定し、給油量を示す信号(給油量信号)を、ECU50に出力する。
ECU50には、前記した各センサ(エアフロメータ21、エンジン回転数センサ13、密度計61、燃料温度センサ62、圧力センサ71、温度センサ72、残量検出センサ73、給油口スイッチ75、および流量計76)からの信号の他に、イグニッションスイッチ80からの信号(キースイッチ信号)、カーナビゲーション装置90、そして入力装置100からの信号が入力される。
カーナビゲーション装置90は、現在の日付を示す信号(日付信号)と、図示しないGPS衛生からの電波を受信して特定した自車両の現在位置を示す信号(自車位置信号)とを、ECU50に出力する。
入力装置100は、ユーザが指示を入力するためのインターフェースであり、例えば、給油された燃料が、ハイオクガソリンとレギュラーガソリンの何れであるのかを示す信号を、ユーザの要求に応じてECU50に出力する。入力装置100は、カーナビゲーション装置90のモニタに表示されたアイコンや、運転者が操作可能な位置に配置されたスイッチ・ボタンなどにより実現される。
ECU50は、最適の運転状態を提供するようにエンジン10を制御するものである。
ECU50は、燃料タンク70内の圧力および温度から燃料の蒸気圧(リード蒸気圧)を算出し、算出した燃料の蒸気圧と、密度計61で測定した燃料の密度とに基づいて、燃料の種別がハイオクガソリンとレギュラーガソリンの何れであるのかを判定する。
さらに、ECU50は、判定した燃料の種別に応じた点火時期の制御などを行うと共に、燃料が給油された場合に、給油された燃料の区分を判定する。燃料の区分は、上記した燃料の種別を判定する際に参照される。
記憶部51は、HDD、RAM、ROMなどの記録媒体であり、ECU50が行う各種制御を実行するためのプログラムや演算用データ、そして制御の実行に際して算出されるデータなどを記憶保持する。
記憶部51には、判定マップ51aと、標準制御マップ51bと、燃料区分マップ51cとが記憶されている。
判定マップ51aは、燃料の密度と蒸気圧とをパラメータとしたマップであり、ハイオクガソリン判定領域とレギュラーガソリン判定領域とが、後記する判定線(重質判定線A、軽質判定線B)により設定されている。
標準制御マップ51bは、エンジンの吸気バルブや排気バルブの開閉タイミング、点火プラグの点火時期、燃料噴射量、空燃比などを規定するマップであり、最適の運転状態を提供し得る運転条件を規定している。
この標準制御マップ51bには、ハイオクガソリンとレギュラーガソリンとの混合比が1:1である場合を基準としたエンジンの各制御項目(例えば点火時期)の制御仕様が少なくとも含まれている。
燃料区分マップ51cは、燃料が給油された日付、季節、場所、そして地域をパラメータとしたマップであり、これらパラメータと燃料の区分(軽質燃料、重質燃料)との関係が規定されている。
記憶部51には、これらマップの他に、燃料が「ハイオクガソリン」と「レギュラーガソリン」の何れであると判定されたのかを示す燃料種別データ51dと、燃料が「軽質燃料」と「重質燃料」の何れであると判定されたのかを示す燃料区分データ51eと、燃料タンク70内の燃料の残量を示す燃料残量データ51f、燃料タンク70に給油された燃料と給油前に燃料タンク内に残存していた燃料との比率(混合比)を示す混合比データ51gなどが記憶されている。
ECU50が行う処理を説明する。
図2から図4は、ECU50が行う処理を説明するフローチャートである。
ステップ101において、イグニッションスイッチ80がONにされて、電源が供給されると、ステップ102において、ECU50は、イグニッションスイッチ80がOFFの間に燃料が給油されたか否かを確認する。
具体的には、残量検出センサ73の出力により特定される燃料の残量と、記憶部51の燃料残量データ51fが示すイグニッションスイッチ80がOFFにされる前の燃料の残量とを比較して、燃料の残量が増加していた場合に、給油されたと判定する。
ステップ102において、給油されたと判定された場合には、ステップ103において、ECU50は、燃料の区分の判定処理を実行する。
ここで、燃料の区分の判定処理の詳細を、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
燃料の区分の判定処理が開始されると、ECU50は、カーナビゲーション装置90から入力される信号に基づいて自車両の現在位置を特定する(ステップ201)と共に、現在の日付を特定する(ステップ202)。給油場所および給油日時を特定するためである。
ステップ203において、ECU50は、自車両の現在位置と現在の日付のうちの少なくとも一方に基づいて記憶部51の燃料区分マップ51cを参照して、給油された燃料の区分を判定する。
燃料区分マップ51cでは、燃料が給油された日付、季節、場所、そして地域をパラメータとして、これらパラメータと燃料の区分(「軽質」:軽質燃料、「重質」:重質燃料)との関係が規定されており、燃料が給油された日付などに基づいて、給油された燃料の区分が、軽質燃料と重質燃料の何れであるのかが判るようになっている。
図5の(a)は、ハイオクガソリン(ハイオク)とレギュラーガソリン(レギュラー)の密度の年間変動を示す図であり、(b)は、ハイオクガソリンとレギュラーガソリンの蒸気圧の年間変動を示す図である。
ガソリンは揮発性が高いので、例えば気温が高くなる夏季の間(6月から10月)は、夏季以外の時期(11月〜5月)よりも密度が高くかつ蒸気圧が低い夏用のガソリンが用いられる。
そのため、季節による燃料の密度と蒸気圧の違いを考慮して、後記する燃料の種別の判定が行われるようにするために、燃料が給油された日付が、6月から10月までの間である場合には「重質」に、11月から5月までは「軽質」に区分されるように、燃料区分マップ51cにおいて規定されている。
また、寒冷地域と温暖地域との違いによっても、燃料の密度と蒸気圧が異なるので、例えば現在位置が北緯35度よりも北側である場合には「軽質」に、南側である場合には「重質」に区分されるように燃料区分マップ51cにおいて規定されている。
ステップ203において給油された燃料の区分が判定されると、ステップ204において、ECU50は、判定された燃料の区分が「重質」であるか否かを確認する。
そして、「重質」である場合には、ステップ205において、ECU50は、記憶部51に記憶された燃料区分データ51eの内容を「重質」で更新する。
一方、「重質」でない(「軽質」である)場合、ステップ206において、ECU50は、記憶部51に記憶された燃料区分データ51eの内容を「軽質」で更新する。
図2に戻って、ステップ103の処理により燃料の区分が判定されると、ステップ104において、ECU50は、燃料タンク70に設けた圧力センサ71および温度センサ72の出力から、燃料タンク70内の圧力および温度を測定する。
そして、ステップ105において、燃料タンク70内の圧力および温度に基づいて、燃料のリード蒸気圧を算出する。
ステップ106において、ECU50は、密度計61の出力から燃料の密度を求める。
ステップ107において、ECU50は、燃料温度センサ62の出力から燃料の実温度を測定し、測定した燃料の実温度に基づいて、密度計61の出力から求めた燃料の密度を補正して、基準温度(15℃)での密度に換算する。
ステップ108において、ECU50は、記憶部51を参照して、燃料区分データ51eにより特定される燃料の区分が、「軽質」であるか否かを確認する。
燃料の区分が「軽質」である場合、ステップ109において、ECU50は、後記する判定マップ51aの軽質判定線を、燃料の種別の判定に用いる判定線として選択する。
一方、燃料の区分が、「重質」である場合や燃料区分データ51eが存在しない場合のように、燃料の区分が「軽質」でない場合、ステップ110において、ECU50は、後記する重質判定線を、燃料の種別の判定に用いる判定線として選択する。
判定マップ51aにおける軽質判定線と重質判定線とを、図6に示す判定マップを用いて説明する。
判定マップ51aでは、燃料の密度とリード蒸気圧とをパラメータとして、密度およびリード蒸気圧と、燃料の種別(ハイオクガソリン、レギュラーガソリン)との関係が規定されており、燃料の密度とリード蒸気圧とに基づいて、燃料がハイオクガソリンとレギュラーガソリンの何れであるのかが判定できるようになっている。
この判定マップ51aでは、ハイオクガソリンとレギュラーガソリンの密度、リード蒸気圧の実測データに基づいて、ハイオクガソリン判定領域Hとレギュラーガソリン判定領域Rとを規定する判定線が設定されている。
ここで、前記したように、ガソリンの密度と蒸気圧は、季節や地域などにより異なるので、季節や地域などで決まる燃料の種別毎に用意された適切な判定線(重質判定線A、軽質判定線B)を用いて、燃料の種別が、ハイオクガソリン判定領域Hとレギュラーガソリン判定領域Rの何れであるのかが判定できるようにしている。
具体的には、燃料の区分が「軽質」である場合に用いられる軽質判定線Bと、燃料の区分が「軽質」でない場合に用いられる重質判定線Aとが、判定線として用意されており、重質判定線Aにより規定されるレギュラーガソリン判定領域の方が、軽質判定線Bにより規定されるレギュラーガソリン判定領域よりも広くなるように設定されている。
ステップ111において、ECU50は、算出した燃料の密度とリード蒸気圧とにより定まる判定マップ51a上の位置が、ハイオクガソリン判定領域Hとレギュラーガソリン判定領域Rのうちの何れの領域内にあるのかに基づいて、燃料の種別を判定する。
例えば、重質判定線Aを用いる場合において、燃料の密度とリード蒸気圧とにより定まる判定マップ51a上の位置が、図中符号Xで示す位置である場合、かかる位置はレギュラーガソリン判定領域R内であるので、ECU50は、燃料の種別がレギュラーガソリンであると判定する。そして、記憶部51の燃料種別データ51dを、判定結果に基づいて更新する。この際、燃料種別データ51dの更新日時を示すデータも更新する。
これにより、エンジン10が始動されると、ステップ112において、ECU50は、判定結果がハイオクガソリンであるか否かを確認し、ハイオクガソリンである場合、ステップ113において、ECU50は、点火プラグ11の点火時期を、標準制御マップ51bで規定されている標準点火時期から進角させて、点火時期の進角制御を実施する。ハイオクガソリン用に設定された最適点火時期に向けて点火時期を進角させて、運転条件を最適化するためである。
一方、判定結果がハイオクガソリンでない(レギュラーガソリンである)場合、ステップ114において、ECU50は、点火プラグ11の点火時期を、標準制御マップ51bで規定されている標準点火時期から遅角させて、点火時期の遅角制御を実施する。レギュラーガソリン用に設定された最適点火時期に向けて点火時期を遅角させて、ノッキングの発生を防止しつつ、運転条件を最適化するためである。
ここで、前記したステップ102においてイグニッションスイッチ80がOFFの間に給油されていないと判定された場合、ステップ115において、ECU50は、記憶部51を参照して、燃料種別データ51dの有無を確認する。既に燃料の種別の判定が行われているか否かを確認するためである。
燃料種別データ51dが存在しない場合、ECU50は、ステップ104の処理に移行する。燃料の種別の判定を行うためである。
一方、燃料種別データ51dが存在する場合、ステップ116において、ECU50は、記憶部51の燃料種別データ51dを参照して、前回の判定結果が示す燃料の種別が、ハイオクガソリンであるか否かを確認する。
そして、ハイオクガソリンである場合には、ステップ113の処理に移行し、ハイオクガソリンでない(レギュラーガソリンである)場合には、ステップ114の処理に移行する。これにより、燃料の種別に応じた点火時期の制御が実施されることになる。
判定された燃料の種別に応じた点火時期の制御(ステップ113、114)が実施されたのち、エンジン回転数センサ13の出力に基づいてエンジン10の停止が確認されると(ステップ117、118)、ステップ119において、ECU50は、イグニッションスイッチ80が操作されてOFF位置が選択されたか否かを確認する。
OFF位置が選択されると、ECU50は、残量検出センサ73の出力に基づいて特定した燃料の残量を示すデータで、燃料残量データ51fを更新したのちに、処理を終了する。
一方、イグニッションスイッチ80がONにされた状態のもと、ステップ120において、給油口スイッチ75と流量計76の出力から給油が行われたことを確認すると、ECU50は、前記したステップ103の処理に移行する。
これにより、前記した燃料の区分の判定と、これに続く燃料の種別の判定、そして判定結果に応じた点火時期の制御(進角制御・遅角制御)が再度実施される。よって、イグニッションスイッチ80がONにされた状態のままで給油が行われた場合であっても、運転条件の最適化が行えることになる。
燃料の種別の判定処理は、イグニッションスイッチ80がONにされた際に行われるので、イグニッションスイッチ80がONの状態のままで燃料の給油が行われると、給油された燃料の種類によっては、判定結果に齟齬が生じ、ノッキングが生じる場合があるからである。
ここで、実施形態におけるステップ104からステップ106、およびステップ108からステップ111までの処理が、発明における燃料種別判定部に相当し、ステップ112からステップ114までの処理が、発明における点火時期制御部に相当し、ステップ107の処理が、発明における燃料密度補正部に相当する。
以上の通り、本実施形態では、エンジン10に供給される燃料の密度を測定する密度計61と、燃料の密度に基づいて、燃料の種別が、ハイオクガソリンとレギュラーガソリンの何れであるのかを判定する燃料種別判定部と、燃料の種別に応じた点火時期制御を行う点火時期制御部とを備えるノッキング制御装置とした。
ハイオクガソリンとレギュラーガソリンとでは、CH比(炭素と水素の比率)が異なることが知られており、CH比と燃料の密度との間には相関関係が成立する。よって、燃料の密度を求めることで、燃料がハイオクガソリンとレギュラーガソリンの何れであるのかが判り、燃料の種別の判定にノッキングの発生が必要とされない。
これにより、ノッキングを発生させることなく、判定された燃料の種別に応じた点火時期制御を行ってエンジンの運転条件を最適化できる。また、ノッキングの発生が抑えられるので、ノッキングに起因する異音の発生や、エンジン部品の破損を好適に防止できる。
さらに、燃料のリード蒸気圧を燃料タンク70内の圧力および温度から算出する蒸気圧算出部を備えて、燃料種別判定部が、燃料の密度とリード蒸気圧とに基づいて、燃料の種別が、ハイオクガソリンとレギュラーガソリンの何れであるのかを判定する構成とした。
ハイオクガソリンとレギュラーガソリンとでは、同一密度の場合、リード蒸気圧が異なることが知られている。よって、リード蒸気圧を求めることによっても、燃料がハイオクガソリンとレギュラーガソリンの何れであるのかが判り、燃料の種別の判定にノッキングの発生が必要とされない。
これにより、ノッキングを発生させることなく、燃料の種別の判定を行って、エンジンの運転条件を最適化できる。またノッキングの発生が抑えられるので、ノッキングに起因する異音の発生や、エンジン部品の破損を好適に防止できる。
さらに、燃料の密度とリード蒸気圧の2項目での燃料の種別の判定が行われるので、判定精度が向上する。
また、燃料種別判定部は、燃料の密度とリード蒸気圧とをパラメータとし、ハイオクガソリン判定領域とレギュラーガソリン判定領域とが定められた判定マップ51aを参照して、燃料の密度とリード蒸気圧とから定まる判定マップ51aでの座標が、ハイオクガソリン判定領域とレギュラーガソリン判定領域のうちの何れに含まれるかに基づいて、燃料の種別を判定する構成とした。
これにより、燃料の密度とリード蒸気圧とを求めるだけで、複雑な計算処理などを必要とせずに、燃料の種別の判定が簡便に行える。
さらに、判定マップ51aでは、ハイオクガソリン判定領域Hとレギュラーガソリン判定領域Rとが判定線により規定されており、判定マップ51aは、軽質判定線Bで規定される第1の判定マップと、重質判定線Aで規定されて、第1の判定マップよりもレギュラーガソリン判定領域が広い第2の判定マップとを有し、燃料種別判定部は、燃料が給油された日付、季節、場所、そして地域のうちの少なくともひとつに基づいて、第1の判定マップと第2の判定マップのうちの一方を選択し、選択した判定マップを参照して、燃料の種別を判定する構成とした。
ガソリンは、日付、季節、場所、そして地域などに応じて、軽質分と重質分との比率が調整されるので、これらの影響を考慮した判定マップを用いて燃料の種別の判定を行うことで、判定精度がいっそう向上する。
また、第2の判定マップは、第1の判定マップよりもレギュラーガソリン判定領域が広いので、ノッキングの発生に対して安全な判定を行えるマップとなる。
また、エンジン10への燃料供給系を構成する配管60に設けた燃料温度センサ62で測定した燃料の温度に基づいて、密度計61で測定した燃料の密度を、基準温度(15℃)での密度に換算して補正する燃料密度補正部をさらに備える構成とした。
燃料の密度は、測定時の燃料の温度により変動するが、基準温度での密度に換算することで、測定時の燃料の温度が燃料の密度に与える影響を除外できるので、燃料の種別の判定精度が向上する。
さらに、点火時期制御部は、燃料の種別がハイオクガソリンであると判定された場合、点火プラグ11の点火時期を、標準点火時期から、ハイオクガソリン用に設定された最適点火時期に向けて進角させる進角制御を行い、燃料の種別がレギュラーガソリンであると判定された場合、点火プラグ11の点火時期を、標準点火時期からレギュラーガソリン用に設定された最適点火時期に向けて遅角させる遅角制御を行う構成とした。
これにより、燃料の種別毎に設定された最適点火時期に向けて、点火時期の進角・遅角制御が行われて、ノッキングの発生を防止しつつ、運転条件の最適化が行われる。
とくに、標準点火時期は、ハイオクガソリンとレギュラーガソリンとの混合比が1:1である場合を基準として設定されている構成とした。
これにより、ハイオクガソリンが充填されていた燃料タンクにレギュラーガソリンが給油されても、ノッキングの発生を抑制することができる。
また、レギュラーガソリンが使用されて、点火時期の遅角制御を行う場合、点火時期がハイオクガソリン仕様で設定されている場合に比べて、遅角制御の応答時間を短縮させることができる。これにより、ノッキングが発生した場合であっても、ノッキングの発生時間を短くすることができるので、エンジン部品の破損を好適に防止できる。
ECU50が行う処理の変形例を説明する。
図7は、ECU50が行う処理の変形例を説明するフローチャートである。
前記した実施形態では、図2に示すように、ステップ102において給油が行われたことが確認された場合には、前記したステップ103以降の処理を行って、燃料の種別の判定を必ず行うようにしていたが、給油された燃料と燃料タンク70内の残存燃料との混合比と、これら燃料の種別に応じて、燃料の種別の判定の要否を判断するようにしても良い。
この場合、図7に示すように、ステップ102において給油が行われたことが確認された場合、ステップ150において、ECU50は、給油された燃料(給油燃料)の種別と、記憶部51の燃料種別データ51dが示す給油前の燃料(残存燃料)の種別とが同じであるか否かを確認する。
ここで、給油燃料の種別は、入力装置100から入力される給油燃料がハイオクガソリンとレギュラーガソリンの何れであるのかを示す信号に基づき特定される。
なお、燃料タンク70の給油口に設けた比重計(図示せず)により求めた給油燃料の比重から特定しても良い。
燃料の種別が一致する場合、ステップ151において、ECU50は、一致した燃料の種別が、ハイオクガソリンであるか否かを確認し、ハイオクガソリンである場合にはステップ113の処理に、ハイオクガソリンでない場合にはステップ114の処理に、それぞれ移行する。
一方、燃料の種別が一致しない場合、ステップ152において、ECU50は、給油燃料と、給油前の燃料タンク70内の残存燃料との混合比eを、給油燃料の給油量と、残存燃料(燃料残量)とから、下記式(1)を用いて算出する。
燃料混合比e(%)=給油量/(燃料残量+給油量)×100 ・・・(1)
ステップ153において、ECU50は、給油燃料の種別がハイオクガソリンであるか否かを確認する。
給油燃料がハイオクガソリンである場合、ステップ154において、ECU50は、混合比eが50%よりも大きいか否かを確認し、大きい(e>50%)場合にはステップ103の処理に移行し、小さい(e≦50%)場合にはステップ114の処理に移行する。
これにより、レギュラーガソリンに対するハイオクガソリンの混合比が50%よりも大きい場合には燃料の種別の判定が行われ、小さい場合にはレギュラーガソリン判定がされた場合の点火時期制御が行われることになる。
ステップ153において給油燃料がハイオクガソリンでない(レギュラーガソリンである)場合には、ステップ155において、ECU50は、混合比eが50%よりも小さいか否かを確認する。そして、小さい(e<50%)場合には、ステップ103の処理に移行し、大きい(e≧50%)場合には、ステップ114の処理に移行する。
これにより、ハイオクガソリンに対するレギュラーガソリンの混合比が50%よりも小さい場合には燃料の種別の判定が行われ、大きい場合にはレギュラーガソリン判定がされた場合の点火時期制御が行われることになる。
ここで、上記したステップ150からステップ155までの処理が、発明における判定要否判断部に相当する。
このように、燃料が新たに給油された場合に、新たに給油された燃料と、給油前の燃料との混合比に基づいて、燃料の種別の判定の要否を判断する構成とした。
これにより、ECU50における計算処理の負担を軽減することができる。また、新たに給油された燃料と給油前の燃料の種別や、給油量に応じて処理内容を変更することで、燃料種別の判定を、必要な場合に精度良く行うことができる。
前記した実施形態では、点火プラグ11の標準点火時期を、ハイオクガソリンとレギュラーガソリンとの混合比が1:1である場合を基準として設定した場合を例示したが、混合比は、ハイオクガソリンが入った燃料タンク70にレギュラーガソリンが給油された場合に、ノッキングの発生を好適に防止できる範囲内で、任意の割合に設定可能である。
このようにすることで、レギュラーガソリンの方がハイオクガソリンよりも多くなる混合比として、ノッキングの防止を最優先とすることなどが可能となる。
さらに、前記した実施形態では、燃料が給油された場合の日付と場所の特定は、カーナビゲーション装置90の出力信号に基づいて行っていたが、ユーザが操作する入力装置100を介して入力される信号に基づいて行うようにしても良い。
また、燃料が給油された場合の日付と場所を特定する信号は、カーナビゲーション装置90から入力されるようにしたが、日付を特定する信号を出力する装置と、場所を特定する信号を出力装置とを別々に設けて、ECU50が、各々の装置から入力される信号に基づいて、日付と場所を特定するようにしても良い。
さらに、前記した実施形態では、重質判定線Aと軽質判定線Bとが重畳表示された判定マップを用いて、燃料の種別の判定を行う場合を例示したが、重質判定線Aが表示された判定マップと、軽質判定線Bが表示された判定マップとを別々に用意し、燃料区分が「軽質」の場合には軽質判定線Bが表示された判定マップを、「重質」の場合には重質判定線Aが表示された判定マップを、それぞれ用いて判定を行うようにしても良い。
また、前記した実施形態では、燃料の密度およびリード蒸気圧に基づいて燃料の種別を判定するようにしたが、これらのうちの少なくとも一方のみを用いて燃料の種別を判定するようにしても良い。
実施形態にかかるノッキング制御装置の構成を説明する説明図である。 ECUが行う処理を説明するフローチャートである。 ECUが行う処理を説明するフローチャートである。 ECUが行う燃料の区分の判定処理を説明するフローチャートである。 ハイオクガソリンとレギュラーガソリンの密度および蒸気圧の年間変動を示す図である。 判定マップを説明する図である。 ECUが行う処理の変形例を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 エンジン
11 点火プラグ
50 ECU(エンジンコントロールユニット)
51 記憶部
51a 判定マップ
51b 標準制御マップ
51c 燃料区分マップ
51d 燃料種別データ
51e 燃料区分データ
51f 燃料残量データ
51g 混合比データ
61 密度計(燃料密度センサ)
62 燃料温度センサ
70 燃料タンク
71 圧力センサ
72 温度センサ
73 残量検出センサ
75 給油口スイッチ
76 流量計
80 イグニッションスイッチ
90 カーナビゲーション装置
100 入力装置
A 重質判定線
B 軽質判定線
H ハイオクガソリン判定領域(高オクタン価燃料判定領域)
R レギュラーガソリン判定領域(低オクタン価燃料判定領域)

Claims (9)

  1. 内燃機関に供給される燃料の密度を測定する燃料密度センサと、
    前記燃料の密度に基づいて、燃料の種別が、高オクタン価燃料と低オクタン価燃料の何れであるのかを判定する燃料種別判定部と、
    前記燃料の種別に応じた点火時期制御を行う点火時期制御部と、を備えることを特徴とする内燃機関のノッキング制御装置。
  2. 前記燃料の蒸気圧を燃料タンク内の圧力および温度から算出する蒸気圧算出部をさらに備え、
    前記燃料種別判定部は、
    前記燃料の密度と蒸気圧とに基づいて、前記燃料の種別が、高オクタン価燃料と低オクタン価燃料の何れであるのかを判定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のノッキング制御装置。
  3. 前記燃料種別判定部は、
    燃料の密度と蒸気圧とをパラメータとし、高オクタン価燃料判定領域と低オクタン価燃料判定領域とが定められた判定マップを参照して、前記燃料の種別を判定することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関のノッキング制御装置。
  4. 前記判定マップは、第1の判定マップと、前記第1の判定マップよりも前記低オクタン価燃料判定領域が広い第2の判定マップからなり、
    前記燃料種別判定部は、
    燃料が給油された日付と場所のうちの少なくともひとつに基づいて前記第1の判定マップと前記第2の判定マップのうちの一方を選択し、選択した判定マップを参照して、前記燃料の種別を判定することを特徴とする請求項3に記載の内燃機関のノッキング制御装置。
  5. 前記内燃機関の燃料供給経路に設けた温度センサで測定した前記燃料の温度に基づいて、前記燃料密度センサが測定した燃料の密度を補正する燃料密度補正部をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の内燃機関のノッキング制御装置。
  6. 燃料が新たに給油された場合に、新たに給油された燃料と、給油前の燃料との混合比に基づいて、前記燃料の種別の判定の要否を判断する判定要否判断部をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の内燃機関のノッキング制御装置。
  7. 前記点火時期制御部は、
    前記燃料の種別が高オクタン価燃料であると判定された場合、予め設定された標準点火時期から進角制御を行い、
    前記燃料の種別が低オクタン価燃料であると判定された場合、前記標準点火時期から遅角制御を行うことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の内燃機関のノッキング制御装置。
  8. 前記標準点火時期は、前記高オクタン価燃料と前記低オクタン価燃料とが所定の割合で混合されている場合を基準として設定されていることを特徴とする請求項7に記載の内燃機関のノッキング制御装置。
  9. 前記所定の割合は、1:1であることを特徴とする請求項8に記載の内燃機関のノッキング制御装置。
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KR20150097851A (ko) * 2014-02-17 2015-08-27 한성대학교 산학협력단 차량 연료의 증발가스 누출 및 연료 증기압의 신뢰성 검사방법

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