JP2009278509A - 移動通信端末、同報配信システム、同報配信方法 - Google Patents

移動通信端末、同報配信システム、同報配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】CBS等による同報配信において、同報配信の開始と終了をメッセージ配信の都度通知する運用の場合に、仮に通信等の障害で配信終了を移動通信端末が正常に検出できなかった場合でも、同報配信終了時に遅延を最小限に抑えて通信を終了し、配信終了後の移動通信端末側での無駄な電力を抑制する。
【解決手段】この移動通信端末は、配信側からの要求で同報配信のための受信チャネルを設定する(ステップS2)。そして、配信側からの通知を自発的に確認する(ステップS6)。また、その通知の確認に基づいて、当該受信チャネルを解除すべき情報が取得されたときに、当該受信チャネルを解除する(ステップS6〜S7)。
【選択図】図4

Description

本発明は、一定のエリアに在圏している移動通信端末全体に向けてメッセージ配信をする同報配信システム、それに用いられる移動通信端末、同報配信方法に関する。
近年、セルブロードキャストサービス(Cell Broadcast Service)等による同報配信において、移動通信網を利用して緊急地震情報や広告の配信を複数の移動通信端末に行う技術が発達してきている。例えば特許文献1には、地震監視サーバから緊急地震情報が送信されたとき、この緊急地震情報を地震情報配信サーバにおいてフォーマット変換して、移動通信端末へ同報配信する技術が開示されている。
特開2007−47936号公報
ところで、通常、移動通信端末側は、Paging信号や報知情報を受信して同報配信の開始および終了を認識することができる。
しかしながら、同報配信の終了通知の契機となる報知情報、もしくはその報知情報の変更を通知するPaging信号などは、無線基地局から無線で移動通信端末に送信される。そのため、無線品質が悪い場合には、これら情報を移動通信端末側が取りこぼす(つまり、受信できない)おそれがある。
このような問題点は、特に無線品質の悪化が懸念される災害時の同報配信においては考慮すべき重要な課題であり、このような取りこぼしが生じた場合、移動通信端末側での同報配信終了の認識が遅れることになる。そのため、例えばタイムアウト等で同報配信終了とみなすまでの間、既に同報配信が終了しているにも関わらず、移動通信端末側では受信用のチャネルを継続的に設定したままとなってしまう。したがって、移動通信端末側では、同報配信メッセージを受信するための受信チャネルを無駄に設定し続けることにより、移動通信端末が不必要な電力を消費することとなる。特に、災害発生等の非常時においては、充電環境が十分に確保されるとは限らないため、平常時以上に極めて重要な問題である。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、セルブロードキャスト等による同報配信において、同報配信の開始と終了をメッセージ配信の都度通知する運用の場合に、配信終了の通知を無線品質等の理由により移動通信端末が正常に検出できなかった場合であっても、同報配信終了時に遅延を最小限に抑えて通信を終了し、配信終了後の移動通信端末側での無駄な電力消費を抑制できる、移動通信端末および同報配信システム並びに同報配信方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のうち第一の発明は、同報配信の開始および終了をメッセージ配信の都度通知する同報配信システムに用いられ、前記メッセージの配信側からの要求に応じて受信チャネルの設定および解除を行う移動通信端末であって、前記配信側からの要求によって受信チャネルが設定されている状態において前記配信側からの通知を自発的に確認する自発確認手段と、該自発確認手段による通知の確認に基づいて、当該受信チャネルを解除すべき情報が取得されたときに、当該受信チャネルを解除するチャネル解除手段と、を有することを特徴としている。なお、「受信チャネルを解除すべき情報」としては、例えば同報配信の終了通知の契機となる報知情報を例示することができる。
第一の発明に係る移動通信端末によれば、自発確認手段およびチャネル解除手段を備えており、自発確認手段は、配信側からの要求で受信チャネルが設定された後に、配信側からの通知の確認を自発的に行い、さらに、チャネル解除手段は、自発確認手段による通知の確認に基づいて、当該受信チャネルを解除すべき情報が取得されたときに、当該受信チャネルを解除するので、仮に通信等の障害で配信終了を移動通信端末が正常に検出できなかった場合であっても、同報配信終了時に遅延を最小限に抑えて通信を終了することができる。したがって、配信終了後の移動通信端末側での無駄な電力消費を抑制することができる。
ここで、第一の発明に係る移動通信端末において、前記自発確認手段は、前記配信側からの通知の確認を、所定周期で繰り返し行うことは好ましい。このような構成であれば、仮に通信に障害が生じる蓋然性が高い場合であっても、同報配信終了時に遅延を最小限に抑えて通信を終了すべく、「受信チャネルを解除すべき情報」を取得する上で好適である。
また、本発明のうち第二の発明は、移動通信端末への同報配信の開始および終了をメッセージ配信の都度通知する同報配信システムであって、前記メッセージの配信側からの要求によって前記移動通信端末に受信チャネルが設定されている状態において前記移動通信端末が自発的に前記配信側からの通知を確認する自発確認手段と、該自発確認手段による通知の確認に基づいて、当該受信チャネルを解除すべき情報を取得したときに、前記移動通信端末の受信チャネルを解除するチャネル解除手段と、を有することを特徴としている。
第二の発明に係る同報配信システムによれば、上記第一の発明の自発確認手段およびチャネル解除手段同様の自発確認手段およびチャネル解除手段を備えているので、同報配信終了時に遅延を最小限に抑えて通信を終了し、配信終了後の移動通信端末側での無駄な電力消費を抑制することができる。
また、本発明のうち第三の発明は、移動通信端末への同報配信の開始および終了をメッセージ配信の都度通知する同報配信方法であって、前記メッセージの配信側からの要求によって前記移動通信端末が受信チャネルを設定するステップと(例えば図4のステップS2)、前記移動通信端末が自発的に前記配信側からの通知を確認するステップと(例えば図4のステップS6)、前記通知の確認によって当該受信チャネルを解除すべき情報を前記移動通信端末が取得した場合に当該受信チャネルを解除するステップと(例えば図4のステップS6〜S7)、を含むことを特徴としている。
第三の発明に係る同報配信方法によれば、配信側からの要求で受信チャネルが設定された後に、配信側からの通知の確認を移動通信端末が自発的に行い、当該受信チャネルを解除すべき情報が取得されたときに、当該受信チャネルを解除するので、上記第一ないし第二の発明同様に、同報配信終了時に遅延を最小限に抑えて通信を終了することができる。したがって、配信終了後の移動通信端末側での無駄な電力消費を抑制することができる。
上述のように、本発明によれば、同報配信の開始および終了を、メッセージ配信の都度通知する運用の場合において、移動通信端末側が自発的に、受信チャネルを解除すべき情報の確認をし、その確認によって当該受信チャネルを解除すべき情報を取得したら、受信チャネルを解除するので、配信終了の通知を無線品質等の理由により移動通信端末が正常に検出できなかった場合であっても、無駄に受信用のチャネルを設定し続けることを回避することができる。したがって、配信終了後の移動通信端末の無駄な電力消費を抑制することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
(システムの構成例)
図1は、本発明に係る同報配信システムの一実施形態の構成例を示すブロック図である。
同図に示すように、この同報配信システムは、無線サービスエリア10(10a、10b…10d)をそれぞれ形成するための無線基地局(BTS:Base Transceiver Station)2(2a、2b、…2c、2d)と、無線基地局2a、2b…2c、2dに対応して設けられ、対応する無線基地局の制御を行う基地局制御装置(RNC:Radio Network Controller)3(3a、3b)と、回線交換処理やパケット交換処理を行う交換機4と、情報源7から入力される情報を一定のエリアに在圏している移動通信端末全体に向けて配信するためのセルブロードキャストセンタ(CBC:Cell Broadcast Centre)6と、を含んで構成されている。
移動通信端末(UE:User Equipment)1は、無線サービスエリアに在圏している場合に、セルブロードキャスト(Cell Broadcast Service)による同報配信サービスの提供を受けることができる。なお、交換機4は、一般に、SGSN(Serving GPRS Support Node)と呼ばれる装置である。また、情報源7は、例えば、地震情報、津波情報、台風情報などの災害情報を提供するサーバ装置や、買い物のための特売情報を提供するサーバ装置などである。
(セルブロードキャスト)
次に、この同報配信システムで、情報がセルブロードキャスト(以下、適宜「CBS」と略称する)で配信される場合の処理について図2を参照して説明する。なお、同図は、無線基地局2aに対応する無線サービスエリアに移動通信端末1aが在圏し、無線基地局2bに対応する無線サービスエリアに移動通信端末1b、1cが在圏している例である。
本例において、セルブロードキャストセンタ6から交換機4を経由して、基地局制御装置3a、3bまでの間の通信は、3GPP TS25.419に規定されているSABP(Service Area Broadcast Protocol)に従って行われる。また、基地局制御装置3a、3bから無線基地局2a、2bを経由して、各移動通信端末1(1a、1b、1c)までの間の通信は、3GPP TS25.324に規定されているBMC(Broadcast/Multicast Control)に従って行われる。
同図において、情報源7からセルブロードキャストセンタ6へ災害情報などについての配信要求が送信される(ステップS101)。すると、この配信要求を受信したセルブロードキャストセンタ6から情報源7へ応答が返信される(ステップS102)。
その後、セルブロードキャストセンタ6から基地局制御装置に向けて、Write-Replace Messageが送信される(ステップS103)。このWrite-Replace Messageは、送信対象の基地局制御装置の台数分送信される。本例では、基地局制御装置3aが送信対象であり、基地局制御装置3bは送信対象になっていない。このため、交換機4から基地局制御装置3aへ、Write-Replace Messageが転送される(ステップS103')。この場合、Write-Replace Messageが透過転送される。
そして、このWrite-Replaceメッセージを受信した基地局制御装置3aでは、配信先が決定され、Paging Type1 Message、つまりPaging信号が送信される(ステップS104)。次に、報知情報更新のためのSystem Information Update Requestが基地局制御装置3aから無線基地局2a、2bへ送信される(ステップS105)。すると、報知情報が各移動通信端末1a、1b、1cへ報知される(ステップS106)。
これにより移動通信端末1a、1b、1c側では、無線基地局2a、2bからの要求で受信チャネルが設定され、BMC Schedule Messageが移動通信端末1a、1b、1cへ送信された後(ステップS107)、BMC CBS Messageが移動通信端末1a、1b、1cへ送信される(ステップS108)。これを受信した移動通信端末1a、1b、1cでは、CBSメッセージの内容を自身の表示部に表示する。なお、本例において、CBSメッセージは、基地局制御装置3aから無線基地局2bまではユニキャストで送信され、無線基地局2bから移動通信端末1b、1cまではマルチキャストで送信される。
その後、メッセージの送信結果報告であるWrite-Replace Complete/failureが基地局制御装置3aからセルブロードキャストセンタ6に向けて送信される(ステップS109)。このWrite-Replace Complete/failureは、交換機4を経由し、セルブロードキャストセンタ6において受信される(ステップS109')。セルブロードキャストセンタ6は、送信対象の基地局制御装置の台数分のWrite-Replace Complete/failureを受信することになる。
以上のように、CBSを用いて配信すれば、災害情報や緊急情報を移動通信端末に効率的に伝えることができる。
上述の同報配信システムは、配信側の無線基地局2から移動通信端末1への同報配信の開始と終了を、CBSメッセージをメッセージ配信する都度通知する運用がなされるものである。ここで、この同報配信システムで用いられる移動通信端末1は、無線基地局2からの要求で受信チャネルを設定した後に、自発的に無線基地局2からの通知の確認を行い、この通知の確認によって当該受信チャネルを解除すべき情報を取得したら当該受信チャネルを解除するという同報配信処理を実行するようになっている。
(移動通信端末の構成例)
以下、上記移動通信端末1の構成例について詳しく説明する。なお、図3は、図1ないし図2中の移動通信端末1の構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、この移動通信端末1は、各種の情報を記憶する記憶部であるメモリ11と、上記同報配信システムのネットワークと接続することによって無線基地局2との通信を行う無線通信制御部12と、ユーザの操作によって各種の情報を入力するための操作部13と、各種の情報を画面に表示するための表示部であるディスプレイ14と、上記同報配信処理を含む所定のプログラムを実行するとともに装置内の各部を制御するCPUを含む同報配信処理部15とを有して構成され、これらは、データを転送するための信号線であるバス16で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
(同報配信処理の例)
次に、上記同報配信処理の一例について説明する。なお、図4は、この移動通信端末1での同報配信処理の流れを示すフローチャートである。また、図5はこの同報配信処理中に参照されるパラメータ設定テーブルの一例を示す図である。
この同報配信処理は、配信側の無線基地局2から移動通信端末1への同報配信の開始から終了までの間実行される一連の処理であって、上記同報配信処理部15において実行されると、図4に示すように、まず、ステップS1に移行する。ステップS1では、「受信チャネルを設定すべき情報」の受信の有無を判定し、上述した、同報配信の開始の契機となる報知情報が有りと判定したとき(Yes)は、ステップS2に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は元の処理に戻る。
そして、ステップS2では、同報配信用の受信チャネルを設定(チャネルオープン)してステップS3に移行し、ステップS3では、タイマTをリセット(T=0)してステップS4に移行する。続くステップS4では、上記CBSメッセージの受信に必要な一連の処理を行う。続くステップS5では、メモリ11に格納される、図5に示すパラメータ設定テーブルを参照して所定時間tを設定し、上記タイマTが所定時間tに到達したか否かを判定する。その結果、タイマTが所定時間tに到達していれば(Yes)、ステップS6に移行し、そうでなければ(No)ステップS5で待機する。
ステップS6では、無線基地局側からの同報配信の終了に係る配信通知、つまり、「受信チャネルを解除すべき情報」の有無を確認する。すなわち、同報配信の終了の契機となる報知情報が確認されたときには(Yes)、ステップS7に移行し、そうでないとき(No)はステップS3に処理を戻す。ステップS7では同報配信用の受信チャネルを解除(チャネルクローズ)して元の処理に復帰する。ここで、上記パラメータ設定テーブルで設定する所定時間tは、同報配信の終了通知の契機となる報知情報をチェックする周期を設定するものであって、既定値として例えば2分が設定されている。また、所定時間tとしては、例えば0,1,2,3,・・・,14等を有効な値として設定可能になっている。なお、この同報配信処理でのステップS6ないしステップS7が、上記課題を解決するための手段に記載の「自発確認手段」および「チャネル解除手段」に対応している。
(システムの動作例)
次に、この移動通信端末1およびこれを含む同報配信システムの動作例について説明する。なお、図6はこの同報配信システムの動作例を示すシーケンス図である。同シーケンス図には、無線基地局2と移動通信端末1とによる信号授受が示されている。
同図において、メッセージの配信側である無線基地局2側から移動通信端末1に、上述同様、同報配信の開始の契機となる報知情報や、その報知情報の変更を通知するPaging信号が送信されると(ステップS104、S106)、これにより移動通信端末1は受信チャネルを設定するとともに(ステップS2)、内部のタイマTをリセット(ステップS3)する。そして、無線基地局2側からCBSメッセージAが配信され(ステップS108)。これを受信した移動通信端末1は、CBSメッセージAの内容を表示部であるディスプレイ14に表示する(ステップS200)。
その後、この移動通信端末1は、内部のタイマTが所定時間tに到達したら、無線基地局2側からの同報配信の終了に係る通知を確認する(ステップS6)。このとき、同図に示すように、配信終了の通知となる、報知情報の変更を通知するPaging信号を、例えば無線品質等の理由により移動通信端末が正常に検出できなかった場合(ステップS201)、同報配信用の受信チャネルは、設定(チャネルオープン)状態が維持され続けることになる(ステップS2)。
このとき、この移動通信端末1は、無線基地局2側からの通知の確認を、定期的に繰り返し行う(ステップS6)。つまり、この移動通信端末1は、タイマTが所定時間tに到達したときに、無線基地局2側からの同報配信の終了に係る通知を繰り返し確認する(ステップS6)。これにより、この移動通信端末1は、同図に示すように、同報配信の終了の契機となる報知情報を取得したら(ステップS202)、同報配信用の受信チャネルを解除(チャネルクローズ)する(ステップS7)。
このように、この移動通信端末1によれば、無線基地局2側からの要求で受信チャネルが設定された後に、無線基地局2側からの通知の確認を自発的に行い(ステップS6)、さらに、その通知の確認に基づいて、当該受信チャネルを解除すべき情報が取得されたときに、当該受信チャネルを解除するので(ステップS6〜ステップS7)、仮に通信等の障害で配信終了を正常に検出できなかった場合であっても、同報配信終了時に遅延を最小限に抑えて通信を終了することができる。したがって、配信終了後の移動通信端末1側での無駄な電力消費を抑制することができる。
これに対し、例えば図7に比較例として示すように、上記同報配信処理を有しないものでは、通信等の障害で配信終了を正常に検出できなかった場合、受信チャネルは、設定(チャネルオープン)状態が維持され続け、同報配信終了後も通信を終了できない。したがって、この比較例では、配信終了後も、移動通信端末側で無駄な電力が消費されてしまう。
さらに、本発明に係る、この移動通信端末1によれば、無線基地局2側への通知の確認を、所定周期で(所定時間t毎に)繰り返すようになっているので、仮に通信に障害が生じる蓋然性が高い場合であっても、同報配信終了時に遅延を最小限に抑えて通信を終了することができる。
また、この移動通信端末1によれば、移動通信網の同報配信の基盤として、セルブロードキャストに適用されているので、移動通信網を利用して緊急地震情報や広告の配信を複数の移動通信端末に行う上で好適である。
さらに、上述した同報配信システムによれば、上記移動通信端末1を備えているので、同報配信終了時に遅延を最小限に抑えて通信を終了し、配信終了後の移動通信端末側での無駄な電力消費を抑制する同報配信システムとして好適である。
さらにまた、この同報配信システムでの同報配信方法は、無線基地局2側からの要求で移動通信端末1が受信チャネルを設定した後に、移動通信端末1が自発的に無線基地局2側からの配信通知を確認し、該配信通知の確認によって当該受信チャネルを解除すべき情報を移動通信端末1が取得したら当該受信チャネルを解除するという方法が採用されているから、同報配信終了時に遅延を最小限に抑えて通信を終了し、配信終了後の移動通信端末側での無駄な電力消費を抑制する同報配信方法として好適である。
以上説明したように、この移動通信端末1、およびこの移動通信端末1を含む同報配信システム並びに同報配信方法によれば、配信終了の通知を無線品質等の理由により移動通信端末1が正常に検出できなかった場合であっても、同報配信終了時に遅延を最小限に抑えて通信を終了し、配信終了後の移動通信端末側での無駄な電力消費を抑制することができる。
なお、本発明に係る移動通信端末および同報配信システム並びに同報配信方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能なことは勿論である。
例えば、上記実施形態では、同報配信がセルブロードキャストである例で説明したが、これに限らず、種々の同報配信に適用することができる。
また、例えば上記実施形態では、移動通信端末1は、無線基地局2側からの通知の確認を、所定周期で繰り返し行う例を説明したが、これに限らず、例えば一定に限らず不定期であってもよいし、また、例えば予め設定された一または複数回だけ通知の確認を実行してよいし、また、通知の確認に対してタイムアウトの設定をし、所定の時間内に受信チャネルを解除すべき情報が取得されない場合には、当該受信チャネルを解除するという処理を更に組み合わせてもよい。
本発明に係る同報配信システムの一実施形態の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る同報配信システムでの処理例の流れを示すシーケンス図である。 図1中の移動通信端末の構成例を示すブロック図である。 図1中の移動通信端末での同報配信処理の一例を示すフローチャートである。 同報配信処理中に参照されるパラメータ設定テーブルの一例を示す図である。 本発明に係る同報配信システムでの処理例の流れを示すシーケンス図である。 従来の同報配信システムでの処理例の流れを示すシーケンス図である。
符号の説明
1(1a、1b、1c) 移動通信端末
2(2a、2b、2c、2d) 無線基地局
3(3a、3b) 基地局制御装置
4 交換機
6 セルブロードキャストセンタ
7 情報源
15 同報配信処理部

Claims (4)

  1. 同報配信の開始および終了をメッセージ配信の都度通知する同報配信システムに用いられ、前記メッセージの配信側からの要求に応じて受信チャネルの設定および解除を行う移動通信端末であって、
    前記配信側からの要求によって受信チャネルが設定されている状態において前記配信側からの通知を自発的に確認する自発確認手段と、該自発確認手段による通知の確認に基づいて、当該受信チャネルを解除すべき情報が取得されたときに、当該受信チャネルを解除するチャネル解除手段と、を有することを特徴とする移動通信端末。
  2. 前記自発確認手段は、前記配信側からの通知の確認を、所定周期で繰り返し行うことを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末。
  3. 移動通信端末への同報配信の開始および終了をメッセージ配信の都度通知する同報配信システムであって、
    前記メッセージの配信側からの要求によって前記移動通信端末に受信チャネルが設定されている状態において前記移動通信端末が自発的に前記配信側からの通知を確認する自発確認手段と、該自発確認手段による通知の確認に基づいて、当該受信チャネルを解除すべき情報を取得したときに、前記移動通信端末の受信チャネルを解除するチャネル解除手段と、を有することを特徴とする同報配信システム。
  4. 移動通信端末への同報配信の開始および終了をメッセージ配信の都度通知する同報配信方法であって、
    前記メッセージの配信側からの要求によって前記移動通信端末が受信チャネルを設定するステップと、前記移動通信端末が自発的に前記配信側からの通知を確認するステップと、前記通知の確認によって当該受信チャネルを解除すべき情報を前記移動通信端末が取得した場合に当該受信チャネルを解除するステップと、を含むことを特徴とする同報配信方法。
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