JP2009278470A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データの加工処理を行うハードウェアの性能を十分に引き出すことと、画像データの加工処理を行う手段の更新を容易にすることとを両立する画像処理装置及び画像処理方法を提供すること。
【解決手段】複数の画像加工手段と、前記画像加工手段により実現される画像加工機能に基づいて、該画像加工機能の選択に関する優先順を管理する選択管理手段と、前記選択管理手段に管理される優先順に基づいて、前記画像加工機能の実行順を決定する実行順決定手段と、前記実行順決定手段により決定された実行順に、前記画像加工機能を実現する前記画像加工手段を実行させる画像加工制御手段と、を有する画像処理装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理方法に関する。
従来から、画像データを加工する機能を実現するソフトウェアを、機能毎に対応して設けさせることにより、アプリケーションの更新や変更を容易にする画像処理装置等の技術が開示されている。
上記画像処理装置の例として、例えば、特開2007−174316号公報(特許文献1)には、複数の入出力処理において、装置が有する複数種類のそれぞれの機能に対応するインタフェースに依存しない装置内の画像データの統一形式を設けることにより、画像処理装置における制御の簡略化を図る技術が開示されている。
また例えば、特開2005−231054号公報(特許文献2)ダウンロードによりソフトウェアを更新する画像形成装置において、ソフトウェアの評価のために、その画像形成装置に適合しないソフトウェアをダウンロードさせる技術が開示されている。
特開2007−174316号公報 特開2005−231054号公報
ところで、画像を加工する複数の処理のうち、処理の内容によって実行される優先順が決定されるものと、その処理を実現するハードウェア又はソフトウェアの構成によって実行される順番が決定されるものがあるが、上記特許文献1及び2に開示の技術では、そのようなことは考慮されていない。
そこで例えば、ある画像処理のコントローラボードでは、画像データの複数の加工処理を一の画像処理用LSIで行い、別の画像処理のコントローラボードでは、加工処理の種類毎に異なる画像処理用LSIで行う場合に、それらのLSIを制御するソフトウェアを、コントローラボード毎に作成すると、開発のコストがかかるという課題があった。
また、異なるコントローラボード間で、画像処理用LSIを制御するソフトウェアを共通化させる際に、共通化する部分とそうではない部分とを好適に定めないと、画像処理用LSIの性能を十分に引き出すことができないという課題も生じる。
本発明は、上記の点に鑑みて、これらの問題を解消するために発明されたものであり、画像データの加工処理を行うハードウェアの性能を十分に引き出すことと、画像データの加工処理を行う手段の更新を容易にすることとを両立する画像処理装置及び画像処理方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は次の如き構成を採用した。
本発明の画像処理装置は、複数の画像加工手段と、前記画像加工手段により実現される画像加工機能に基づいて、該画像加工機能の選択に関する優先順を管理する選択管理手段と、前記選択管理手段に管理される優先順に基づいて、前記画像加工機能の実行順を決定する実行順決定手段と、前記実行順決定手段により決定された実行順に、前記画像加工機能を実現する前記画像加工手段を実行させる画像加工制御手段と、を有する構成とすることができる。
これにより、画像データの加工処理を行うハードウェアの性能を十分に引き出すことと、画像データの加工処理を行う手段の更新を容易にすることとを両立する画像処理装置を提供することができる。
なお、上記課題を解決するため、本発明は、さらに、上記画像処理装置が備える各手段の機能を実行させる画像処理方法でもよい。
本発明によれば、画像データの加工処理を行うハードウェアの性能を十分に引き出すことと、画像データの加工処理を行う手段の更新を容易にすることとを両立する画像処理装置及び画像処理方法を提供することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
〔本発明の実施の形態〕
(本発明の一実施の形態に係る画像処理装置の機能構成の例)
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像処理装置の機能構成の例を示す図である。図1の画像処理装置100は、入力される画像データを処理して、画像処理のジョブを実現する。画像処理のジョブとは、例えば、画像データに対し一以上の加工処理を施すことにより実現されるものである。
画像処理装置100は、例えば、画像入力手段110、画像加工手段120、実行順管理手段130、画像加工設定手段150、画像加工制御手段160、画像出力手段170、操作手段180、及び、表示手段190を有する。
画像入力手段110は、画像データが入力される手段であり、例えば、スキャナ、ネットワーク装置、又は、ファクシミリ装置等である。
画像加工手段120は、画像データの加工処理を行う。画像加工手段120は、複数の加工部を含んで構成され、それぞれが、一の加工処理を行う。画像加工手段120は、例えば、画像処理LSIとその制御ソフトウェアとして構成されてもよく、また例えば、アプリケーションソフトウェアを含んで構成されてもよい。画像加工手段120を構成する加工部は、同一の機能を実現する加工部が複数含まれてもよい。
実行順管理手段130は、画像データの加工処理毎に対応する実行の優先順を管理する。実行順管理手段130は、例えば、選択管理手段131、及び、実行順決定手段133を有する。
選択管理手段131は、画像データの加工処理の内容によって定められる選択の優先順を管理する。例えば、地紋、枠消去等が、画像の回転や色変換等の処理より選択の優先順が低く、スタンプ、変倍、ミラーリング等の処理は、他の処理より選択の優先順が高い。操作者によって一の加工処理が選択された場合には、その加工処理の優先順以下の加工処理を選択することができる。そこで、例えば、これらの実行の優先順を保持するテーブルを記録した記憶手段を有してもよい。
また、地紋、枠消去、スタンプ、変倍などを画像加工機能といい、画像加工機能の処理を加工処理という。
選択管理手段131は、また、画像データの加工処理(画像加工機能)の内容によって、一のジョブにおいて同時に選択されることのできない加工処理(画像加工機能)がある場合には、その加工処理の間の排他関係を表す情報を保持する排他テーブルを有してもよい。例えば、画像データの反転処理と枠消去処理とは、一のジョブにおいて同時に選択されることができない。また例えば、画像データの反転処理と、画像の中心付近を消去するセンター消去処理とは、一のジョブにおいて同時に選択されることができない。
実行順決定手段133は、画像加工手段120を構成する加工処理毎に、その加工処理の構成により定められる実行の優先順を管理する。実行順決定手段133は、例えば、画像加工手段120を構成する加工処理のうち、ハードウェアの制約による加工処理の実行の優先順を管理する。実行順決定手段133は、例えば、画像処理装置100において、一の画像処理LSIによって実行される加工処理の情報を管理する。実行順決定手段133は、例えば、画像の合成処理と、枠消去処理とが一の画像処理LSIによって実現される場合に、それらの加工処理を連続して実行させることができる。
実行順決定手段133は、画像データを加工処理する画像加工手段毎に対応する実行の優先順の情報に基づいて、一のジョブに含まれる画像データの加工処理の実行順を決定する。実行順管理手段140は、実行順が決定された一のジョブに含まれる画像データの加工処理毎に対応する画像加工手段を選択する。
画像加工設定手段150は、画像処理装置内において画像処理に関するパラメータの設定を行ない、具体的には画像データの加工処理毎に、操作者によって指示等されるパラメータの設定を行う。画像加工設定手段150は、例えば、変倍処理における変倍率、スタンプ合成処理におけるスタンプのイメージ等の設定を行う。画像加工設定手段150は、さらに、その設定を保持するとよい。画像加工設定手段150により、実行順管理手段140によって選択された画像加工手段120が実行される際のパラメータが設定される。
画像加工制御手段160は、実行順管理手段140によって選択された画像加工手段120の実行を制御する。画像加工制御手段160は、画像加工手段120を構成する加工部を、実行順管理手段140によって決定された実行順により実行させることにより、ジョブを実現する。
また、画像加工制御部160は、複数の加工部を駆使して、複数選択された画像加工機能を実現する場合、加工部間で使用するバッファサイズを抑えるため、かつ画像加工機能の実行時間を短縮するため加工部の連動制御を行なう。
加工部の連動制御とは、加工部の処理速度、制約を考慮し、前段の加工部の加工処理を全て完了してから次の加工部の加工処理を開始するのではなく、あるバンド(ライン)分の処理終了をもって、次の加工部の加工処理を開始するという制御である。
なお、前述した制約とは、例えば、JPEG圧縮であれば8ライン揃わないと加工処理が開始できない、回転であれば、512ライン揃わないと加工処理が開始できないなどのことをいう。
画像出力手段170は、画像加工手段120によって処理された画像データを出力する。画像出力手段170は、例えば、プロッタ、ファクシミリ装置、又は、ネットワーク装置等である。
操作手段180は、画像処理装置100に対し、操作者による指示等を、UI(User Interface)を用いて入力する手段である。表示手段190は、画像処理装置100の状態又は画像処理装置100が実行するジョブの状態等を表示する。操作手段180と表示手段190とは、例えば、一のオペレーションパネルとして構成されるとよい。
(本実施形態の画像処理装置に新たな画像加工機能を追加する処理の例)
図2は、本実施形態の画像処理装置に対し、新たな画像加工機能を追加する処理の例を示すフロー図である。画像加工機能の追加とは、例えば、画像加工手段120を構成する加工処理の一と、その加工処理に対応する実行の優先順の情報とが、画像処理装置に追加されることである。図2では、画像加工機能を含む機能を実現する手段が「プラグイン」として追加される。画像処理装置100に追加されているプラグインは、プラグイン管理部1によって管理される。なお、図中「オブジェクト」とは、例えば、機能を実現する手段を選択するためのソフトウェア等であり、また例えば、その機能を実現するアプリケーションソフトウェアであり、また例えば、画像処理LSIを制御するソフトウェアである。
図2のステップS101では、プラグイン管理部1から要求受付部2に対し、画像加工機能を追加する指示が出力される。この指示は、例えば、操作者によって新たな画像加工機能を追加する指示が入力されたことに基づく。
ステップS101に続くステップS102からステップS105の処理は、例えば、非同期に行われる。ステップS102では、要求受付部2から画像加工制御部40に対し、新たに追加される画像加工機能の実行順を決定するオブジェクトの情報が出力される。画像加工制御部40は、この情報に基づいて、その画像加工機能を処理する画像加工手段120に対して設定するパラメータ等の情報を取得し、管理する。
ステップS103では、要求受付部2から論理的順位決定部31に対し、新たな画像加工機能に対する実行の優先順を設定する情報が出力される。この実行の優先順は、例えば、画像加工機能の種類によって定められるものであり、論理順位決定部31によって管理される実行の優先順の情報を保持するテーブルに追加される。
ステップS104では、要求受付部2から制約的順位決定部33に対し、新たな画像加工機能を実現する画像加工手段120の実行の優先順を設定する情報が出力される。この実行の優先順は、画像加工手段120の構成によって定められる。例えば、その画像加工機能を実現する画像加工手段120が、画像処理LSI等によって構成されるのか、アプリケーションソフトウェアによって構成されるのかによって定められる。
ステップS105では、要求受付部2から画像加工実行部60に対し、新たな画像加工機能を実行するオブジェクトの情報が出力される。画像加工実行部60は、この情報に基づいて、そのオブジェクトを画像加工機能に対応づけて管理する。
ここで、図1と図2との対応関係について説明する。要求受付部2は操作手段180に対応し、画像加工制御部40は画像加工制御手段160に対応する。また、論理的順位決定部31と制約的順位決定部33とは、実行順管理手段130に含まれる機能に対応し、画像加工実行部60は、画像加工手段120に対応する。なお、プラグイン管理手段1は、図1には図示されていないが、プラグインを管理するモジュールである。
また、本実施の形態に係る画像処理装置では、ある画像加工機能をプラグインする場合、その機能についてハードウェア(ASIC)で実現するか、ソフトウェアで実現するかの判別を行う。例えば、JPEG2000というプラグインを追加する場合、ある機種ではハードウェア(ASIC)で実現できるので、プラグインデータの中からそのハードウェアを制御するソフトウェアと排他テーブル設定値などをインストールする。
一方、別の機種では、その機能に該当するハードウェアが存在しないので、JPEG2000アルゴリズムモジュール(ソフトウェア)と、それを制御するソフトウェアと排他テーブル設定値などをインストールする。
(加工処理が選択される際に用いられる排他テーブルの例)
図3は、加工処理(画像加工機能)が選択される際に用いられる従来方式の排他テーブルの例を示す図である。本発明との差異を明確にするため、まずは従来方式の排他テーブルについて説明する。
図3の排他テーブルは、一の画像処理のジョブにおいて、同時に選択されない画像加工機能の情報を管理する。図3の例では、画像加工機能の識別情報が「A」から「K」で表され、同時に選択されない画像加工機能に対し、符号×が付されている。選択管理手段131は、この排他テーブルに基づいて、画像データの加工処理が選択された際に、一のジョブにおいて選択することのできない他の加工処理を決定する。
図3中、グレーの箇所は、その画像処理装置にインストールされていない画像加工機能である。図3の例では、画像加工機能「A」から「H」がインストール済であり、画像加工機能「I」から「K」がインストールされていない。
また、図3の排他テーブルには、グレーの箇所にも符号×が付されているが、これは画像加工機能「I」から「K」についての排他関係が事前にシステムに組み込まれていることを表す。よって、従来方式では、全く新しいプラグイン機能を作成し、プラグインする場合に対応できない。
これに対し、図4は、本実施の形態において用いられる排他テーブルの例を示す図である。図4に示すように、本方式では、プラグインされていない画像加工機能の排他関係を有していない。図4に示す例では、選択された画像加工機能が「B」である場合、排他関係にある画像加工機能は「D」であることを示している。
つまり、ある画像加工機能をプラグインするときに、その機能と同時に選択されることができない画像加工機能の情報(排他関係)が、本方式の排他テーブルを用いて管理されている。
次に、画像加工機能をプラグインした場合の例について説明する。図5は、画像加工機能「I」「J」をプラグインした場合、更新された排他テーブルの例を示す図である。
ここで画像加工機能「I」について、画像加工機能「I」が選択された場合には、画像加工機能「D」と排他関係にあり、画像加工機能「A」が選択された場合には、画像加工機能「I」が排他関係にあるとする。また、画像加工機能「J」は、いずれの画像加工機能とも排他関係を有さないとする。
図5に示すように、画像加工機能「I」について前述した排他関係が排他テーブルに更新(追加)される。なお、画像加工機能「J」については、排他関係を有していないため排他テーブルには更新(追加)されない。
排他関係は、論理的順位決定部31が保持する。保持の仕方としては、データベースや設定ファイル等で保持すればよい。なお、プラグイン機能を削除した場合は、排他テーブルから該当する行を削除すればよい。
(画像データを加工処理する実行順を決定する処理の説明)
図6は、画像データを加工処理する際の実行の優先順を示す図である。図6の例では、最も優先順が高い画像データの加工処理が、順位1であり、順位2、順位3の順に優先順が定められている。
図7は、画像加工機能における制約順位の一覧をテーブルで示した図である。ここでは、「A」〜「H」は、変倍、スタンプといった画像加工機能を示す。図7に示す順位は、機種(ASIC)における画像加工機能の処理順の制約である。
例えば、順位2のCを処理した場合、同順位の「B」、「E」、及び下位の「D」、「F」、ならびに順位を有さない「H」は処理できるが、上位の「A」、「G」は処理できないことを示す。「H」のような順位なしの画像加工機能は、制約がないためどの順番でも実行が可能である。
ここで、画像加工機能をプラグインする場合、制約順位の更新について説明する。図8は、画像加工機能「I」、「J」をプラグインしたときの更新された制約順位の一覧をテーブルで示す図である。
画像加工機能をプラグインする場合、その画像加工機能がどの順位になるのかを一覧テーブルに追加する。例えば、画像加工機能「I」は順位2、画像加工機能「J」は順位なしの2つの画像加工機能を図7に示す一覧テーブルに追加する場合、図8に示すように、制約順位の一覧テーブルには、順位2に画像加工機能「I」が追加され、順位なしに画像加工機能「J」が追加される。また、プラグイン機能を削除した場合には、この制約順位の一覧テーブルから該当する画像加工機能を削除すればよい。
図9は、操作者によって選択された加工処理の実行順が決定されることを説明する図である。図9の例1(A)では、操作者によって「スタンプ」、「変倍」、「地紋」の3つの加工処理が選択される。「スタンプ」と「変倍」とが選択された時点では、順位1から3及び順位なしの何れの優先順に含まれる加工処理でも選択することができるが、順位3に含まれる「地紋」が選択された時点で、順位1及び順位2に含まれる加工処理の選択ができない。
例1(B)では、選択された加工処理を実行する手段が対応づけられる。例1(B)では、「変倍」に対してASIC1が、「スタンプ」に対してアプリケーションソフトウェアが、「地紋」に対してASIC2が対応づけられ、これらの手段に対応する実行の優先順に基づいて、加工処理の実行順が決定される。
図9の例2(A)では、操作者によって「枠消去」、「回転」、「合成」の3つの加工処理が選択され、例2(B)では、選択された加工処理を実行する手段が対応づけられる。例2では、「合成」と「枠消去」とがASIC1で実行されるため、これらの加工処理が連続して行われる。
また、加工処理の実行順が決定される別の例について説明する。図10は、選択された加工処理の実行順が決定される別の例を示す図である。図10(A)は、ユーザが選択した画像加工(ジョブ)の順番を示す。図10(A)に示すように、ユーザは「A」、「C」、「E」、「H」の順に画像加工機能を選択、決定したとする。
ここで、制約的順位決定部33は、決定された画像加工機能に対して、これらの画像加工機能を実施するASIC、ソフトウェアライブラリ(S/WLIB)への紐付け(関連付け)、バッファメモリ(バッファ)の確保を行なう。
図10(B)は、画像加工(ジョブ)を実施するASIC、ソフトウェアライブラリとの紐付け、バッファの確保を行なう例を示している。図10(B)に示す例では、図10(A)に示すように、ユーザが選択した「C」と「E」との順番が逆になっている。
これは、制約順位が同順位である「C」、「E」の順でユーザが選択したとしても、処理速度を考慮し、実施結果が同じであれば、「E」、「C」の順に並び替えを行なったことを示している。つまり、制約的順位決定部33は、必要があれば、同じ制約順位内での実行順番の並び替えを行なってもよい。
(画像データを加工処理する実行順が決定される処理のフロー)
図11は、画像データを加工処理する実行順が決定される処理を示すフロー図である。図11のフローでは、操作者が選択した加工処理の実行順が決定され、画像データを加工する処理が実行される。
図11のステップS201では、入力部80から要求受付部2に対し、操作者によって選択された加工処理の情報が出力される。ステップS201に続いてステップS202に進み、要求受付部2から画像加工制御部40に対し、選択された加工処理に対する設定を行う要求が出力される。
ステップS202に続いてステップS203に進み、画像加工制御部40から論理的順序決定部31に対し、ステップS201で出力された加工処理の情報が出力される。ステップS203に続いてステップS204に進み、論理的順位決定部40から指示部80に対し、ステップS203で出力された情報に基づいて、同時に選択されない加工処理の情報が出力される。この情報に基づいて、入力部80は、同時に選択されない加工処理の選択が操作者によって行われないようにする。
ステップS204に続くステップS205からステップS208の処理は、操作者が次の加工処理を選択することにより実行される。ステップS205からステップS208の処理は、ステップS201からステップS204の処理と同一であるので、ここでは説明を省略する。なお、操作者が加工処理を選択する毎に、ステップS201からステップS204の処理と同一の処理が繰り返される。
ステップS208に続くステップS209では、入力部80から要求受付部2に対し、ステップS201からステップS208で選択された加工処理によるジョブを実行する要求が出力される。ステップS209に続いてステップS210に進み、要求受付部2から画像加工制御部40に対し、ジョブを実行する要求が出力される。
ステップS210に続いてステップS211に進み、画像加工制御部40から制約的順位決定部33に対し、ステップS201からステップS208で選択された加工処理の実行順を決定する要求が出力される。この要求に基づいて、制約的順位決定部33が、加工処理を実現する手段の構成に基づく実行順の決定を行う。
ステップS211に続いてステップS212に進み、画像加工制御部40から画像加工実行部60に対し、ジョブを実行する準備を行う要求が出力される。ステップS212に続いてステップS213に進み、画像加工実行部60からメモリ制御部9に対し、ステップS212の要求に基づいて、メモリ上に画像データを格納する領域であるバッファを確保する要求が出力される。この要求に基づいて、メモリ制御部9がジョブの実行に必要な領域を確保する。
ステップS213に続いてステップS214に進み、画像加工制御部40から画像加工実行部60に対し、ジョブを実行する要求が出力される。ステップS214に続いてステップS215に進み、画像加工実行部60が、一の加工部による加工処理を実行する。ステップS215に続いてステップS216に進み、画像加工実行部60からメモリ制御部9に対し、ステップS215で実行された加工処理に対応するメモリ上の領域を解放する要求が出力される。この要求に基づいて、メモリ制御部9が、対応するメモリ上の領域を開放する。
ステップS216に続くステップS217及びステップS218の処理は、ステップS215及びステップS216の処理と同一であるので、ここでは説明を省略する。なお、ステップS215からステップS216と同様な処理は、選択された加工処理の数だけ繰り返される。
ステップS218に続いてステップS219に進み、画像加工実行部60から画像加工制御部40に対し、ジョブに含まれる加工処理が完了した通知が出力される。ステップS219に続いてステップS220に進み、画像加工制御部40から入力部80に対し、ジョブに含まれる加工処理が完了した通知が出力される。なお、この通知に基づいて、ジョブが終了したことを通知する画面が表示されるとよい。
(実現される機能によって、画像加工手段を選択する処理)
図12は、実現される機能によって、画像加工手段を選択する処理を示す図である。図12(A)は、選択された加工処理毎に対応する画像加工手段が選択され、実行順が決定されたことを示す図である。また、図12(B)は、画像データの大きさによって、画像加工手段が選択されることを示す図である。図12(B)では、一の加工処理に対し、画像データがA4用紙以上に相当するサイズの場合には、ASIC2が選択され、画像データがA4用紙未満に相当するサイズの場合には、アプリケーションソフトウェアが選択されている。なお、図12(B)に示す例では、画像のサイズによって、ハードウェア(ASIC2)を用いるかソフトウェアを用いるかを判断したが、解像度などの所定の条件に基づいて前述した判断を行うようにしてもよい。
(コンピュータの構成)
図13は、本実施形態の画像処理装置を実現するコンピュータの構成図である。図13のコンピュータは、主処理部400、入力デバイス410、表示装置420、プリンタ430、スキャナ440、及び、HDD490を有する。
主処理部400は、コンピュータの機能を実現する主たる部分であり、CPU401、ROM408、及び、RAM409を有する。CPU401は、コンピュータプログラムをROM408等から読み出し、RAM409に展開することにより、本実施形態のコンピュータプログラムを実行する。
ROM408は不揮発性のメモリであり、CPU401によって実行されるコンピュータプログラム、及び、画像処理装置の制御に必要なパラメータ等を保持する。RAM409は、CPU401が処理を行う際の、ワークメモリである。
入力デバイス410は、例えば、キーボード等であり、操作者が指示の入力を行う際に使用する。表示装置420は、コンピュータの状態等の表示を行う。プリンタ430は、画像を媒体に形成して出力する装置であり、スキャナ440は、媒体上に形成された画像を光学的に読み取る装置である。HDD490は、画像のデータ等の大容量のデータを格納する。
本実施形態のコンピュータプログラムは、HDD490、又は、ROM408に格納される他に、その他図示しないドライブ装置に挿入可能な記録媒体に格納されていてもよい。
以上、発明を実施するための最良の形態について説明を行ったが、本発明は、この最良の形態で述べた実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能である。
本発明の一実施の形態に係る画像処理装置の機能構成の例を示す図。 新たな画像加工機能を追加する処理の例を示すフロー図。 従来方式の排他テーブルの例。 本方式の排他テーブルの例を示す図。 更新された本方式の機能排他テーブルの例を示す図。 画像データを加工処理する実行順を決定する処理の説明。 制約順位の一覧を示す図。 更新された制約順位の一覧を示す図。 選択された加工処理の実行順が決定されることを説明する図。 選択された加工処理の実行順が決定される別の例を示す図。 画像データを加工処理する実行順が決定される処理を示すフロー図。 実現される機能によって、画像加工手段を選択する処理を示す図。 コンピュータの構成を示す図。
符号の説明
100 画像処理装置
110 画像入力手段
120 画像加工手段
130 実行順管理手段
131 選択管理手段
133 実行順決定手段
150 画像加工設定手段
160 画像加工制御手段
170 画像出力手段
180 入力手段
190 表示手段
400 コンピュータの主処理部
401 CPU
408 ROM
409 RAM
410 入力デバイス
420 表示装置
430 プリンタ
440 スキャナ
490 HDD

Claims (7)

  1. 複数の画像加工手段と、
    前記画像加工手段により実現される画像加工機能に基づいて、該画像加工機能の選択に関する優先順を管理する選択管理手段と、
    前記選択管理手段に管理される優先順に基づいて、前記画像加工機能の実行順を決定する実行順決定手段と、
    前記実行順決定手段により決定された実行順に、前記画像加工機能を実現する前記画像加工手段を実行させる画像加工制御手段と、
    を有する画像処理装置。
  2. 前記画像加工機能が新たに追加される場合、
    前記選択管理手段は、前記優先順を更新する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記選択管理手段は、前記画像加工機能間の排他関係を管理し、
    前記画像加工機能が新たに追加される場合、追加される画像加工機能と、前記選択管理手段により管理されている画像加工機能との排他関係を更新する請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記画像加工機能が新たに追加される場合、追加される画像加工機能を実現するハードウェアを搭載しているか否かを判別する判別手段を有し、
    前記判別手段により搭載していないと判別された場合、追加される画像加工機能のソフトウェアを追加する請求項1ないし3記載の画像処理装置。
  5. 複数の画像加工機能が選択された場合、
    前記画像加工制御手段は、前記実行順に基づいて、一の画像加工機能を実現する画像加工手段が処理する処理単位の画像データに対して、該一の画像加工機能の前に実行される画像加工機能を実現する画像加工手段による処理が終了した場合、前記一の画像加工機能を実現する画像加工手段の実行を開始させる請求項1ないし4何れか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像加工機能の実現について、ハードウェア、ソフトウェアのどちらでも可能な場合に、所定の条件に基づいて、前記ハードウェア、前記ソフトウェアのいずれを用いるかを決定する請求項1ないし5記載の画像処理装置。
  7. 複数の画像加工手段を有する画像処理装置における画像処理方法であって、
    前記画像加工手段により実現される画像加工機能に基づいて、画像データを加工する一のジョブにおいて一の画像加工機能が選択された場合に、選択できる他の画像加工機能を決定する選択ステップと、
    前記選択ステップにより決定された画像加工機能に基づいて、該画像加工機能の実行順を決定する実行順決定ステップと、
    前記実行順決定ステップにおいて決定された実行順に、前記画像加工機能を実現する前記画像加工手段を実行させる画像加工制御ステップと、
    を有する画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016051228A (ja) * 2014-08-28 2016-04-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器
JP2018084978A (ja) * 2016-11-24 2018-05-31 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム

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