JP2009278298A - ブリッジマルチキャスト管理システム及びブリッジマルチキャスト管理方法 - Google Patents

ブリッジマルチキャスト管理システム及びブリッジマルチキャスト管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】マルチキャストアドレスを自動的に解決する。
【解決手段】代理マルチキャストMACアドレス宛てに送信されたマルチキャストトラフィックを受信したブリッジ装置BBが、その代理マルチキャストMACアドレス、代理マルチキャストIPアドレスを設定したマルチキャストソースメッセージをコアブリッジ装置BC宛てに送信する。そのマルチキャストソースメッセージに代理マルチキャストIPアドレスを含む場合、ブリッジ装置BDが、代理マルチキャストIPアドレスに基づく擬似マルチキャストアドレスを、マルチキャストエントリテーブルのエントリとして記憶する。送信された代理マルチキャストIPアドレスを設定したIGMPグループメンバシップリポートメッセージを受信したブリッジ装置BDは、マルチキャストエントリテーブルを検索し、そのリポートメッセージを受信したポートを新たに転送先ポートとしたエントリを、該テーブルに含ませる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークにおけるマルチキャスト通信技術に関するものである。
ルータ内にアドレス管理装置などといったマルチキャスト用のアドレスを複数管理する装置を必要とすることなく、転送先でハードウェアマルチキャストアドレスによってマルチキャストグループを特定可能にして、トラフィックを低減することができるマルチキャストパケット転送装置(例えば、特許文献1参照)は、広く知られてきている。
また、一般的なネットワーク技術として知られるスパニングツリープロトコルは、IEEE802.1Dで標準化されたプロトコルであって、ループ(円環)状に形成されたネットワーク内で、データが永遠に循環するのを防止するための制御手法の一つとして知られている。与えられた優先順位に基づいて、ブリッジ間でBPDU(Bridge Protocol Data Unit)と呼ばれる制御情報をやり取りして、普段使う経路を一つ設定し、それ以外の経路は障害時の迂回経路として設定するものである。
特開2003−101577号公報(段落[0018]〜[0020]等)。
上述のような、マルチキャストトラフィックで送信を行うためには、一般的に、マルチキャストアドレスの割り当てが必要である。マルチキャストアドレスを静的に割り当てる場合には特別な機能は必要ではないが、ユーザがマルチキャストアドレス割り当ての設定をその都度行なわなければならないため、不便を感じることが多い。また、上述の設定を行なうためには、専門知識を必要とすることも障害になっている。
自動的にIP(Internet Protocol)マルチキャストアドレスを割り当てる手法としてDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)を使った手法が知られているが、その手法を実施するためにはDHCPサーバを設置する必要があり、さらに、割り当てアドレスの範囲指定などの設定では、手間や専門知識を必要とする。
本発明は、前記課題に基づいてなされたものであり、マルチキャストアドレスを自動的に解決するブリッジマルチキャスト管理システム及びブリッジマルチキャスト管理方法を提供することにある。
前記課題の解決を図るために、請求項1記載の発明は、予め選出されるルートであるコアブリッジ装置を有し、ネットワークにおけるマルチキャストトラフィックを、マルチキャスト管理メッセージを使って管理するブリッジマルチキャスト管理システムであって、宛て先IPアドレスを代理マルチキャストIPアドレスに設定したマルチキャストトラフィックを代理マルチキャストMAC(Media Access Control)アドレス宛てに送信する手段、を備え、リーフとして接続されるマルチキャストソース装置と、前記代理マルチキャストMACアドレス宛てに送信されたマルチキャストトラフィックを受信し、その受信したマルチキャストトラフィックに含まれる代理マルチキャストMACアドレス、代理マルチキャストIPアドレスを設定したマルチキャストソースメッセージを生成し、コアブリッジ装置宛てに送信するマルチキャストソースメッセージ送信手段と、前記マルチキャストソースメッセージを受信し、そのマルチキャストソースメッセージに含まれるマルチキャストアドレスが代理マルチキャストIPアドレスか否かをチェックし、そのマルチキャストソースメッセージに含まれるマルチキャストアドレスが代理マルチキャストIPアドレスであった場合、代理マルチキャストIPアドレスとマルチキャストソース装置のIPアドレスの組み合わせをひとつのマルチキャストアドレスと解釈し、そのマルチキャストアドレスに転送先のポートを対応付けて、マルチキャストエントリテーブルのエントリとして記憶する手段と、前記IGMPグループメンバシップリポートメッセージを受信し、そのIGMPグループメンバシップリポートメッセージのグループアドレスフィールドに設定された値に基づいて、自身が記憶しているマルチキャストエントリテーブルのエントリを検索し、IGMPグループメンバシップリポートメッセージを受信したポートを新たに転送先ポートとして、該マルチキャストエントリテーブルにおけるマルチキャストソース装置のIPアドレスに応じたエントリに含ませる手段と、を備え、前記コアブリッジ装置に対してノードとして接続されるブリッジ装置と、宛て先IPアドレスフィールドに代理マルチキャストIPアドレス、IGMP(Internet Group Management Protocol)メッセージにおけるグループアドレスフィールドにマルチキャストソース装置のIPアドレスを設定したIGMPグループメンバシップリポートメッセージを送信する手段、を備え、マルチキャストトラフィックを受信するリスナであり、リーフとして接続されるホスト装置と、を有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記マルチキャストソースメッセージ送信手段が、マルチキャストトラフィックに関する属性情報をマルチキャストソースメッセージに添付する手段、を備え、前記コアブリッジ装置が、前記属性情報を添付されたマルチキャストソースメッセージを受信し、マルチキャストアドレスと該属性情報を有するエントリを作成しマルチキャストソースリストとして記憶することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記ブリッジ装置が、前記属性情報を添付されたマルチキャストソースメッセージを受信し、マルチキャストアドレスと該属性情報を有するエントリを作成しマルチキャストソースリストとして記憶することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、前記コアブリッジ装置が、マルチキャストソースリスト要求メッセージを受信し、記憶しているマルチキャストソースリストに基づいてIGMPグループリスト応答メッセージを生成し、該IGMPグループリスト応答メッセージを返信する、ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2乃至4のいずれかに記載の発明において、前記ブリッジ装置が、IGMPグループリスト要求メッセージを受信し、有効なマルチキャストソースリストを記憶していた場合、このマルチキャストソースリストに基づいてIGMPグループリスト応答メッセージを生成し、該IGMPグループリスト応答メッセージを返信し、有効なマルチキャストソースリストを記憶していない場合、マルチキャストソースリスト要求メッセージをルートポートから送信することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、予め選出されるルートであるコアブリッジ装置と、該コアブリッジ装置に対して、ノードとしてネットワークに接続されるブリッジ装置と、マルチキャストトラフィックを送出し、リーフとして接続されるマルチキャストソース装置と、マルチキャストトラフィックを受信するリスナであり、リーフとして接続されるホスト装置と、が接続されたネットワークシステムを用い、マルチキャストトラフィックをマルチキャスト管理メッセージを使って管理するブリッジマルチキャスト管理方法であって、前記マルチキャストソース装置が、宛て先IPアドレスを代理マルチキャストIPアドレスに設定したマルチキャストトラフィックを代理マルチキャストMACアドレス宛てに送信するステップと、前記代理マルチキャストMACアドレス宛てに送信されたマルチキャストトラフィックを受信したブリッジ装置が、その受信したマルチキャストトラフィックに含まれる代理マルチキャストMACアドレス、代理マルチキャストIPアドレスを設定したマルチキャストソースメッセージを生成し、コアブリッジ装置宛てに送信するマルチキャストソースメッセージ送信ステップと、前記マルチキャストソースメッセージを受信したブリッジ装置が、そのマルチキャストソースメッセージに含まれるマルチキャストアドレスが代理マルチキャストIPアドレスか否かをチェックし、そのマルチキャストソースメッセージに含まれるマルチキャストアドレスが代理マルチキャストIPアドレスであった場合、代理マルチキャストIPアドレスとマルチキャストソース装置のIPアドレスの組み合わせをひとつのマルチキャストアドレスと解釈し、そのマルチキャストアドレスに転送先のポートを対応付けて、マルチキャストエントリテーブルのエントリとして記憶するステップと、前記ホスト装置が、宛て先IPアドレスフィールドに代理マルチキャストIPアドレス、IGMPメッセージにおけるグループアドレスフィールドにマルチキャストソース装置のIPアドレス、を設定したIGMPグループメンバシップリポートメッセージを送信するステップと、前記IGMPグループメンバシップリポートメッセージを受信したブリッジ装置が、そのIGMPグループメンバシップリポートメッセージのグループアドレスフィールドに設定された値に基づいて、自身が記憶しているマルチキャストエントリテーブルのエントリを検索し、IGMPグループメンバシップリポートメッセージを受信したポートを新たに転送先ポートとして、該マルチキャストエントリテーブルにおけるマルチキャストソース装置のIPアドレスに応じたエントリに含ませるステップと、を有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記マルチキャストソースメッセージ送信ステップは、前記ブリッジ装置が、マルチキャストトラフィックに関する属性情報をマルチキャストソースメッセージに添付するステップ、を有し、前記属性情報を添付されたマルチキャストソースメッセージを受信したブリッジ装置が、マルチキャストアドレスと該属性情報を有するエントリを作成しマルチキャストソースリストとして記憶するステップと、前記属性情報を添付されたマルチキャストソースメッセージを受信したコアブリッジ装置が、マルチキャストアドレスと該属性情報を有するエントリを作成しマルチキャストソースリストとして記憶するステップと、を有することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7に記載の発明において、IGMPグループリスト要求メッセージを受信したブリッジ装置が、有効なマルチキャストソースリストを記憶していた場合、このマルチキャストソースリストに基づいてIGMPグループリスト応答メッセージを生成し、該IGMPグループリスト応答メッセージを返信し、有効なマルチキャストソースリストを記憶していない場合、マルチキャストソースリスト要求メッセージをルートポートから送信するステップと、マルチキャストソースリスト要求メッセージを受信したコアブリッジ装置が、記憶しているマルチキャストソースリストに基づいてIGMPグループリスト応答メッセージを生成し、該IGMPグループリスト応答メッセージを返信するステップと、を有することを特徴とする。
前記請求項1または6に記載の発明は、代理マルチキャストIPアドレスとマルチキャストソース装置のIPアドレスの組み合わせをひとつの擬似的なマルチキャストアドレスと見做すことができる。
前記請求項2,3,7に記載の発明は、属性情報を有するマルチキャストソースリストを作成できる。
前記請求項4,5,8に記載の発明は、ホスト装置が属性情報を有するマルチキャストソースリストを要求し受信できる。
以上示したように請求項1または6の発明によれば、擬似的なマルチキャストアドレスによって、マルチキャストアドレスを自動的に解決でき、さらに、ユーザによる設定操作を省くことができる。
請求項2,3,7の発明によれば、属性情報を用いたサービスを行うことができる。
請求項4,5,8の発明によれば、属性情報を有するマルチキャストトラフィックの一覧を提示できる。
これらを以ってマルチキャスト通信技術分野に貢献できる。
本発明の第1及び第2実施形態におけるスパニングツリープロトコル(Spanning Tree Protocol(略称はSTP))によって構築される論理的なツリー構造に基づいて、マルチキャストトラフィック(マルチキャストトラフィックパケットもしくはマルチキャストトラフィックデータユニット)を必要なネットワーク装置だけに転送させるための手続き(以下、ブリッジマルチキャスト管理プロトコル:Bridge Multicast Management Protocol(略称はBMMP))を説明する。なお、ブリッジマルチキャスト管理プロトコルは、ブリッジマルチキャスト管理方法と考えても良い。
以降の説明における用語であるBMMPブリッジ装置,BMMPコアブリッジ装置を次のように定義する。BMMPブリッジ装置は、ネットワーク装置であって、BMMPを運用する中継ネットワーク装置である。BMMPコアブリッジ装置は、ネットワーク装置であって、BMMPブリッジ装置の中でマルチキャストトラフィック中継の核となるネットワーク装置である。STPによって選出されるルートブリッジ装置がBMMPコアブリッジ装置の役目を担うことになる。
以下、本発明の第1及び第2実施形態におけるブリッジマルチキャスト管理プロトコルの共通的な内容を図面等に基づいて詳細に説明する。
本実施形態におけるブリッジマルチキャスト管理プロトコルを実現するブリッジマルチキャスト管理システムの一例を図4に基づいて説明する。
図4中のブリッジマルチキャスト管理システムは、ネットワーク装置をツリー構造に構成したシステムであって、ツリー構造におけるルートであるBMMPコアブリッジ装置B1,そのBMMPコアブリッジ装置B1に対してツリー構造におけるノードとして接続されたBMMPブリッジ装置B2〜B4を有する。より具体的には、図4中では、BMMPコアブリッジ装置B1配下にはBMMPブリッジ装置B2及びB3が接続され、BMMPブリッジ装置B3配下にはBMMPブリッジ装置B4が接続されている。
BMMPコアブリッジ装置B1及びBMMPブリッジ装置B2〜B4は、通信を行うポート(例えば、図4中のポートP11〜P14,P21〜P24,P31〜P34,P41〜P44)を備え、このポートにネットワークケーブルなどを接続し、各々通信を行う。また、各ポートには、ポートを識別するポート番号を付与されているものとする。図面上は、各ポートを「□」で表現している。なお、各ブリッジ装置の詳細な構成は後述する。
あるBMMPブリッジ装置のポートにおいて、そのポートより先に(あるいは、そのポートより先のネットワークに)BMMPコアブリッジ装置が存在するポートをルートポート(例えば、ポートP23,P31)という。また、そのルートポートに接続されたBMMPコアブリッジ装置もしくはBMMPブリッジ装置は、上位(ルートに向かう方向(ルート方向)である上位)にあると考えられる。
あるBMMPブリッジ装置のポートにおいて、そのポートより先に(あるいは、そのポートより先のネットワークに)リスナであるホストが存在するポートを代表ポート(例えば、例えば、ポートP22)という。また、その代表ポートに接続されたBMMPブリッジ装置もしくはホストは、下位(リーフに向かう方向(リーフ方向)である下位)にあると考えられる。
BMMPブリッジ装置B2には、リーフとして、リスナであるホスト装置(以下、単にホストという)H1が接続される。
BMMPブリッジ装置B3には、リーフとして、部外者(即ち、マルチキャストトラフィックを受信したくない者、あるいは、非リスナ)に対応するホストH2が接続される。
BMMPブリッジ装置B4には、リーフとして、リスナであるホストH3,マルチキャストソース装置CSが接続される。
BMMPブリッジ装置B2〜B4は、BMMPを運用するブリッジ装置であって、一般的なブリッジ装置としての機能部も備えており、例えば、通信インタフェースであるポート,該ポートを制御するスイッチデバイス(図示省略),各部を制御する制御部(例えば、CPU(Central Processing Unit)など;図示省略),ブリッジ機能に必要な情報もしくはデータを記憶し管理する記憶部(例えば、揮発性メモリ,不揮発性メモリなど;図示省略)を備える。
BMMPコアブリッジ装置B1は、STPによって選出されるルートブリッジ装置であって、一般的なブリッジ装置としての機能部も備えており、例えば、ポート,スイッチデバイス(図示省略),制御部(図示省略),記憶部(図示省略),メッセージ発信などの定期的な処理を行うための時間管理部(図示省略;例えば、内部クロック装置)を備える。
ホストH1及びH3は、例えば、マルチキャストソース装置CSから送出されるマルチキャストトラフィックを受信する装置であって、例えば、パーソナルコンピュータと考えても良い。
マルチキャストソース装置CSは、ネットワークにマルチキャストトラフィックを送出するホストであって、例えば、ネットワークに画像データを含むマルチキャストトラフィックを送出するカメラと考えても良い。また、マルチキャストソース装置CSには、予めマルチキャストアドレスが設定されているものとする。
本実施形態におけるBMMPで使用するL2レベルに準じた電文(即ち、BMMPマルチキャスト管理メッセージ)形式を図5,図6に基づいて説明する。
図5は、従来のSTPにおけるBPDU10と本実施形態におけるBMMPマルチキャスト管理メッセージのBPDU11を示す概略図である。BPDU10は、MACヘッダ部D11とその後続のMACデータ部D12から構成される。BPDU11は、BPDU10と同様に、MACヘッダ部D11を有し、その後続に、BMMPメッセージプロトタイプに従ったデータ部D21を有する。
図6は、BMMPメッセージプロトタイプの一例を示す図である。図6中のBMMPメッセージプロトタイプD21は、BMMP固有値を指定するプロトコルID(Identifier)D21a,当該プロトコルのバージョンを示すプロトコルバージョンIDD21b,当該BPDUのタイプを示すBPDUタイプD21c,フラグD21d,各種BMMPマルチキャスト管理メッセージのコンテンツを示すメッセージコンテンツD21eを有する。
メッセージコンテンツD21eは、各種BMMPマルチキャスト管理メッセージに応じて次のような内容のデータとなる。
当該BMMPマルチキャスト管理メッセージがBMMPマルチキャストの対象となるネットワーク装置に応答させるBMMPマルチキャスト検索メッセージの場合、メッセージコンテンツD21eは、何もなしとする。
当該BMMPマルチキャスト管理メッセージがBMMPマルチキャスト検索メッセージに対するリスナとなるホスト装置の応答メッセージであるBMMPマルチキャストリスナメッセージの場合、メッセージコンテンツD21eは、聞き取りたいマルチキャストトラフィックに応じたMACアドレス(即ち、マルチキャストアドレス)を有する。
当該BMMPマルチキャスト管理メッセージがBMMPマルチキャスト検索メッセージに対するマルチキャストソース装置の応答メッセージであるBMMPマルチキャストソースメッセージの場合、メッセージコンテンツD21eは、マルチキャストトラフィックを送信するマルチキャストソース装置のMACアドレス(即ち、マルチキャストアドレス)を有する。
上述のようなBMMPを運用するブリッジLAN(Bridge Local Area Network;ブリッジによって接続されたサブネットのひとつ)上では、不要な所にはマルチキャストトラフィックを流さないため、帯域の浪費を避けることができる。その反面、ブリッジLAN上に、どのようなマルチキャストソース装置が存在するのかを、直接知ることができない。
例えば、図7中のホストHLは、従来技術のようにマルチキャストトラフィックをフラッディングする場合、ブリッジLAN102上に、どんなマルチキャストトラフィック(例えば、マルチキャストトラフィックM101)が流れているかを調べることができる。
しかし、図8中のように、BMMPを運用するブリッジLAN100におけるホスト装置HLでは、その通信インタフェースに不要なマルチキャストトラフィックが送信されないため、帯域を浪費することはないが、どんなマルチキャストトラフィック(例えば、マルチキャストトラフィックM102)が視聴可能かを調べる術がない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態は、マルチキャストアドレス割り当ての解決方法である。このマルチキャストアドレス割り当ての解決方法を図面等に基づいて説明する。
第1実施形態のマルチキャストアドレス割り当ての解決方法に必要とされる情報を以下のように定義する。
まず、BPDU用MACアドレスとして定義されているMACアドレス(例えば、01:80:C2:00:00:**)のうちの一つであって予約されたものを、BMMP代理マルチキャストMACアドレスと定義する。なお、以下の説明では、BMMP代理マルチキャストMACアドレスAm(省略して表記する場合は単にAm)と表記する。
そして、IPマルチキャストアドレスとして定義されているIPアドレス(例えば、224.0.0.0〜239.255.255.255)のうちの一つであって予約されたものを、BMMP代理マルチキャストIPアドレスと定義する。なお、以下の説明ではBMMP代理マルチキャストIPアドレスAi(省略して表記する場合は単にAi)と表記する。
第1実施形態におけるマルチキャストアドレス割り当ての解決方法を図1に基づいて説明する。なお、図1は、そのマルチキャストアドレス割り当ての解決方法を実現するための典型的なシステムの構成例である。
図1中のBMMPコアブリッジ装置(以下、単にコアブリッジ装置という)BCは、スパニングツリーにおけるルートブリッジであって、その配下にBMMPブリッジ装置を含むブリッジLAN100,101が接続されている。
ブリッジLAN100には、ノードとしてBMMPブリッジ装置(以下、単にブリッジ装置という)BDが、接続されている。そのブリッジ装置BDには、リーフとしてリスナとなるホスト装置(即ち、マルチキャストリスナホスト装置;以下、単にホストという)HLが、接続されている。
ブリッジLAN101には、ノードとしてブリッジ装置BBが、接続されている。そのブリッジ装置BBには、リーフとしてマルチキャストソース装置HSが、接続されている。即ち、ブリッジ装置BBが所属するブリッジLAN101におけるコアブリッジ装置は、コアブリッジ装置BCとなる。
コアブリッジ装置BCは、図4中のコアブリッジ装置B1に備えられた機能部を備える。
ブリッジ装置BB,BDは、図4中のブリッジ装置B2〜B4に備えられた機能部の他に、マルチキャストアドレスとそのマルチキャストアドレスに対応した単数もしくは複数の転送先ポートの組み合わせをマルチキャストエントリテーブル(図示省略)として、当該装置の記憶部に記憶する手段を備えている。
マルチキャストソース装置HSは、マルチキャストトラフィックをネットワークに送信する装置であって、例えば、監視カメラである。また、マルチキャストトラフィックで搬送されるデータは、その監視カメラで撮影された動画データ(例えば、ユーザUを撮影した動画データ)と考えて良い。なお、事前の状態として、マルチキャストソース装置HSは、マルチキャストアドレスを取得していないものとする。即ち、動的にマルチキャストアドレスが解決されていない状況である。
ホストHLは、例えば、マルチキャストソース装置HSから送出されるマルチキャストトラフィックを受信する装置であって、例えば、パーソナルコンピュータと考えても良い。
また、DHCPサーバは、ブリッジLAN101内に設置(接続)されていないものとする。
第1実施形態におけるマルチキャストアドレス割り当ての解決方法を詳細に説明する。
まず、マルチキャストソース装置HSは、マルチキャストトラフィックを送信するために、DHCP等の既存のアドレス自動取得手段を用いてマルチキャストアドレスの取得を試みる(ステップ101)。ただし、マルチキャストソース装置HS及びアドレス自動取得手段が構成されていない場合にはステップ103へ遷移する。
次に、マルチキャストソース装置HSが、マルチキャストアドレスの取得に成功した場合、当該処理を終了する(ステップ102)。
次に、マルチキャストソース装置HSが、マルチキャストアドレスを取得できなかった場合、宛て先IPアドレスをBMMP代理マルチキャストIPアドレスAiに設定したマルチキャストトラフィックをBMMP代理マルチキャストMACアドレスAm宛てに送信する(ステップ103)。
次に、上記のBMMP代理マルチキャストMACアドレスAm宛てに送信されたマルチキャストトラフィックを受信したブリッジ装置BBは、その受信したマルチキャストトラフィックに含まれるBMMP代理マルチキャストMACアドレスAm、BMMP代理マルチキャストIPアドレスAiを設定したBMMPマルチキャストソースメッセージを生成し、コアブリッジ装置BC宛てに送信する(ステップ104)。
次に、BMMPマルチキャストソースメッセージは、コアブリッジ装置BCを経由して、ブリッジLAN100,101全体に行き渡る(ステップ105)。
次に、上記のBMMPマルチキャストソースメッセージを受信した各ブリッジ装置は、そのBMMPマルチキャストソースメッセージに含まれるマルチキャストアドレスがBMMP代理マルチキャストIPアドレスAiか否かをチェックする。
そのBMMPマルチキャストソースメッセージに含まれるマルチキャストアドレスがBMMP代理マルチキャストIPアドレスAiであった場合、このBMMPマルチキャストソースメッセージが指し示すマルチキャストトラフィックが正規のマルチキャストアドレスを与えられていないことを示す。
さらに、前記ブリッジ装置は、BMMP代理マルチキャストIPアドレスAiとマルチキャストソース装置HSのIPアドレスの組み合わせをひとつのマルチキャストアドレスと解釈し、そのマルチキャストアドレスに転送先のポートを対応付けて、予め備えられた上述の記憶部にマルチキャストエントリテーブルとして記憶する(例えば、ローカルメモリにキャッシュする)(ステップ106)。
以下の表は、ブリッジ装置が記憶するマルチキャストアドレスとそのマルチキャストアドレスに対応した転送先ポートの組み合わせを有するマルチキャストエントリテーブルの一例を示すものである。
Figure 2009278298
上表の1〜2行目のエントリは、従来のエントリであって、マルチキャストアドレスとそのマルチキャストアドレスに対応する転送先ポートの組み合わせである。上表の3行目のエントリは、BMMP代理マルチキャストIPアドレスAiとマルチキャストソース装置HSのIPアドレス(即ち、ユニキャストアドレス)の組み合わせを1つのマルチキャストアドレスと見做し、そのマルチキャストアドレスに対応する転送先ポートの組み合わせでエントリを構成している。
次に、マルチキャストトラフィックの視聴を望むホストHLは、宛て先IPアドレスフィールドにBMMP代理マルチキャストIPアドレスAi、IGMPメッセージにおけるグループアドレスフィールドにマルチキャストソース装置HSのIPアドレス(即ち、ユニキャストアドレス)を設定したIGMPグループメンバシップリポートメッセージを送信する(ステップ107)。
ステップ107において、一般的なIGMP規格では、マルチキャストトラフィックの視聴を望むホストHLは、本来ならばマルチキャストアドレスに対して、IGMPグループメンバシップリポートメッセージを送信すべきところである。しかし、第1実施形態では、IGMPルータを介在させずにマルチキャストトラフィックをローカルに処理するため、問題にはならない。
次に、ホストHLから上記のIGMPグループメンバシップリポートメッセージを受信したブリッジ装置BDは、そのIGMPグループメンバシップリポートメッセージのグループアドレスフィールドに設定された値(例えば、マルチキャストソース装置HSのIPアドレス)に基づいて、自身が記憶(例えば、キャッシュ)している上述のマルチキャストエントリテーブルのエントリを検索する。なお、ステップ106までの手順によって、マルチキャストソース装置HSのエントリはマルチキャストエントリテーブルに登録済みのものとする。
続いて、ブリッジ装置BDは、ホストHLが接続されているポート(IGMPグループメンバシップリポートメッセージを受信したポート)を新たに転送先ポートとして、上述のマルチキャストエントリテーブルにおけるマルチキャストソース装置HSのIPアドレスに応じたエントリに含ませる(Joinさせる)(ステップ108)。
ステップ108より後の手続きは、BMMP代理マルチキャストIPアドレスAiとマルチキャストソース装置HSのIPアドレスの組み合わせをマルチキャストアドレスと擬似的に見做して扱うことになる。
そのステップ108より後の手続きによって、ブリッジ装置は、宛て先アドレスにBMMP代理マルチキャストIPアドレスAiが設定、且つ、ソースアドレスにマルチキャストソース装置HSのIPアドレスが設定されたパケットを、マルチキャストエントリテーブルに従って、必要なポートだけにマルチキャスト転送処理を実行する。
なお、この転送処理をハードウェアとして実行するには、宛て先アドレスにBMMP代理マルチキャストIPアドレスAiが設定されているパケットを受信した場合に、ソースアドレスをマルチキャストエントリテーブルで参照して転送先を判断するスイッチデバイスを備える必要がある。
以上のように、第1実施形態によれば、マルチキャストアドレスの動的な割り当ては必要としない。ソースアドレスによってアドレスの一意性が確保され、マルチキャストアドレスの重複使用の心配がない。マルチキャストアドレスの枯渇の心配がない。仮に、IGMPルータが系の中に存在したとしても、ユニキャスト向けのIGMPグループメンバシップリポートメッセージを無視するように実装されていれば、既存のIGMPとの共存できる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態は、参照可能なマルチキャストトラフィックを収集し、そのマルチキャストトラフィックをリストアップしユーザに提供するマルチキャストソースリストに関する方法である。
第2実施形態におけるマルチキャストソースリストに関する方法を図2に基づいて説明する。なお、図2は、そのマルチキャストソースリストに関する方法を実現するための典型的なシステムの構成例である。
図2中のコアブリッジ装置BCは、スパニングツリーにおけるルートブリッジであって、その配下にブリッジLAN100,101が接続されている。
ブリッジLAN100には、ノードとしてブリッジ装置BDが、接続されている。そのブリッジ装置BD配下に、さらにブリッジ装置BBが、接続されている。さらに、ブリッジ装置BBには、リスナとなるホストHLが、接続されている。なお、ブリッジ装置BBの指定ブリッジ装置(Designated bridge)をブリッジ装置BDとする。
ブリッジLAN101内には、ノードとしてブリッジ装置が接続されており、そのブリッジ装置の配下にリーフとして、マルチキャストソース装置HS1〜HSNが接続されている。これらマルチキャストソース装置HS1〜HSNが、マルチキャストトラフィックを送信する。
なお、ブリッジLAN100及び101に接続される全てのブリッジ装置及びコアブリッジ装置は、上述のBMMPを扱う機能(もしくは手段)を備えるものとする。
コアブリッジ装置BCは、図4中のコアブリッジ装置B1の構成に加えて、その記憶部にマルチキャストアドレスに関する情報を格納するマルチキャストソースリストTSを記憶する。また、このマルチキャストソースリストは、各ブリッジ装置で個別に記憶しても良い。
ブリッジ装置BB,BDは、図4中のコアブリッジ装置B2〜B4の構成に加えて、マルチキャストソースリストを管理する手段(例えば、エージングタイマを含み、そのマルチキャストソースリストに含まれるエントリの有効性を管理する手段)を備えても良い。
第2実施形態におけるマルチキャストソースリストに関する方法を詳細に説明する。そのマルチキャストソースリストに関する方法は、マルチキャストソースリスト作成手順とマルチキャストソースリストの要求と応答手順から構成される。
マルチキャストソースリスト作成手順を詳細に説明する。
まず、マルチキャストソース装置HS1〜HSNは、マルチキャストトラフィックを送信する(ステップ201)。より具体的には、マルチキャストアドレスを割り当てられているマルチキャストソース装置は、そのマルチキャストアドレス宛てにマルチキャストトラフィックを送信する。マルチキャストアドレスを静的にも、動的にも割り当てられないマルチキャストソース装置は、第1実施形態で説明したように、BMMP代理マルチキャストMACアドレスAm宛てにマルチキャストトラフィックを送信する。
次に、各マルチキャストソース装置に応じたファーストホップブリッジ装置(即ち、マルチキャストソース装置から送信されたマルチキャストトラフィックが最初に通過するブリッジ装置)は、BMMPマルチキャストソースメッセージをコアブリッジ装置BCに向けて送信する(ステップ202;M203,M204,M205)。
ステップ202において、各ファーストホップブリッジ装置は、マルチキャストトラフィックに関する補足的な情報である属性情報をBMMPマルチキャストソースメッセージに添付しても良い。この属性情報は、例えば、ポート番号やポート名設定などの参考にするために添付することが推奨される。なお、属性情報は、ポート番号に応じて当該装置の記憶部に予め記憶されているものとする。
マルチキャストトラフィックに関する補足的な情報である属性情報は、そのマルチキャストトラフィックを送信するマルチキャストソース装置以外では扱うことができないため、一般的には、マルチキャストソース装置からの申告(例えば、GARP(Generic Attribute Registration Protocol)などを使用した申告)が主たる情報源となるが、第2実施形態では、他のブリッジ装置でも(例えば、当該装置の記憶部で)管理している。
例えば、あるブリッジ装置BBのポートに監視カメラ(即ち、マルチキャストソース装置)を接続したとする。この監視カメラが接続されているポートの名前を属性情報「Monitor Camera」として設定しておけば、その名前が収集され、最終的にユーザに対して提示される。また、この監視カメラが属性申告を行なわないデバイスであった場合、ブリッジ管理属性が属性情報と見做され、マルチキャストトラフィックを判別するための貴重なヒントになることもある。
次に、BMMPマルチキャストソースメッセージは、ブリッジ装置によって、コアブリッジ装置に向けて転送されてゆく(ステップ203)。
そして、ブリッジLAN(例えば、ブリッジLAN101)各所から上がってきた(転送された)BMMPマルチキャストソースメッセージを受信したコアブリッジ装置(例えば、コアブリッジ装置BC)は、自身の記憶部上にそれらBMMPマルチキャストソースメッセージを展開し、例えば、テーブル(後述するマルチキャストソースリスト)として保管する(ステップ204)。
このステップ204の処理によって、コアブリッジ装置BC上には、その配下のブリッジLAN内部に存在する全てのマルチキャストソースのリスト(即ち、マルチキャストソースリスト;例えば、図2中のマルチキャストソースリストTS)を生成することになる。マルチキャストソースリストのエントリは、マルチキャストアドレスと該マルチキャストアドレスに添付された属性情報を有する。以下の表は、マルチキャストソースリストの一例を示す。なお、以下の表では、マルチキャストアドレスに添付された属性情報が無かった場合、「(no attribute)」と表示している。
Figure 2009278298
次に、マルチキャストソースリストの要求と応答手順を詳細に説明する。
まず、リスナとなるホスト(例えば、ホストHL)は、マルチキャストトラフィックに対応した番組表を取得するために、IGMPグループリスト要求メッセージをファーストホップブリッジ装置(例えば、ブリッジ装置BB)に対して送信する(ステップ301;M202)。なお、このIGMPメッセージは、一般的なIGMPプロトコルにおけるIGMPグループリスト要求メッセージを拡張したものである。
次に、上述のIGMPグループリスト要求メッセージを受信したブリッジ装置BBは、有効なマルチキャストソースリストの有無に応じて以下のような処理を行う(ステップ302)。
有効なマルチキャストソースリスト(例えば、エイジアウトしていない有効なマルチキャストソースリスト)を記憶部に記憶していた場合、このマルチキャストソースリストに基づいてIGMPグループリスト応答メッセージを生成し、ステップ307(詳細を後述する)へ進む。即ち、このIGMPグループリスト応答メッセージをリスナとなるホスト(例えば、ホストHL)に返信することになる。
有効なマルチキャストソースリストを記憶部に記憶していない場合(例えば、マルチキャストソースリストを全く記憶していない場合、あるいは、マルチキャストソースリストを記憶していたが、有効時間が経過してエイジアウトしてしまっている場合)、BMMPマルチキャストソースリスト要求メッセージ(BMMPマルチキャスト管理メッセージの一種)をルートポートから送信する(M201)。つまり、隣接ブリッジ装置のうちで、最もコアブリッジ装置に近いブリッジ装置(スパニングツリーにおける指定ブリッジ装置(Designated Bridge;例えば、ブリッジ装置BD))に問い合わせる。そして、ステップ303へ進む。
次に、ブリッジ装置BBからBMMPマルチキャストソースリスト要求メッセージを受信したブリッジ装置BDは、ステップ302でブリッジ装置BBが行なったように、有効なマルチキャストソースリストの有無に応じた処理を行う(ステップ303)。
有効なマルチキャストソースリストを記憶部に記憶していた場合、このマルチキャストソースリストに基づいてIGMPグループリスト応答メッセージを生成し、生成したIGMPグループリスト応答メッセージをブリッジ装置BBに返信する。
有効なマルチキャストソースリストを記憶部に記憶していない場合、BMMPマルチキャストソースリスト要求メッセージをルートポートから送信する。つまり、ブリッジ装置BDの指定ブリッジに問い合わせを行なう。
次に、ステップ302〜303が、各ブリッジ装置毎に繰り返されることによって、BMMPマルチキャストソースリスト要求メッセージは、コアブリッジ装置BCに向けて転送され、マルチキャストソースリストの有無に応じて返信される(ステップ304)。
より具体的には、その転送経路の途中に、有効なマルチキャストソースリストを記憶するブリッジ装置が存在した場合、そのブリッジ装置がIGMPグループリスト応答メッセージを返信するため、それのブリッジ装置よりルート方向には転送されない。その転送経路の途中に、有効なマルチキャストソースリストを記憶するブリッジ装置が存在しなかった場合、メッセージ転送は継続され、最終的に、BMMPマルチキャストソースリスト要求メッセージはコアブリッジ装置に到達する。
コアブリッジ装置は、上述のマルチキャストソースリストを必ず記憶しているため、このマルチキャストソースリストに基づいてIGMPグループリスト応答メッセージを生成し、返信する。
以上のように、BMMPマルチキャストソースリスト要求メッセージに応答するブリッジ装置(即ち、メッセージ転送途中に存在するブリッジ装置)もしくはコアブリッジ装置のいずれかは、BMMPマルチキャストソースリスト応答メッセージ(BMMPマルチキャスト管理メッセージの一種)を生成し、BMMPマルチキャストソースリスト要求メッセージを送ってきたブリッジ装置に対して返信する。なお、BMMPマルチキャストソースリスト応答メッセージに、現在のマルチキャストソースリストの全体あるいは一部が添付されるものとする。そのマルチキャストソースリストの一部だけが添付された場合には、残りの部分を全て送信するまで繰り返しメッセージを送信する。
次に、BMMPマルチキャストソースリスト応答メッセージを受信したブリッジ装置は、指定ポート(Designated port)に、その受信したBMMPマルチキャストソースリスト応答メッセージを転送すると共に、自身の記憶部にそのBMMPマルチキャストソースリスト応答メッセージに含まれるマルチキャストソースリストを記憶し、マルチキャストソースリストの有効性を判断するための処理を行う(ステップ305)。例えば、その処理では、エージングタイマを初期化し、カウントをスタートさせる。また、タイムアウトはSTPのメッセージエイジ値に従うものとする。
次に、各ブリッジ装置が、ステップ305を行うことによって、BMMPマルチキャストソースリスト応答メッセージは、一般のBPDUと同じように、リーフ方向(系の下流)に向けて転送され、最終的には、末端のノードであるブリッジ装置(例えば、ブリッジ装置BB)に到達する(ステップ306;M201)。
次に、BMMPマルチキャストソースリスト応答メッセージを受信した末端のノードであるブリッジ装置(例えば、ブリッジ装置BB)は、リスナとなるホスト(例えば、ホストHL)に対してIGMPグループリスト応答メッセージを送信する(ステップ307;M202)。なお、このIGMPグループリスト応答メッセージはIGMPを独自拡張したものである。
そして、IGMPグループリスト応答メッセージを受信したリスナとなるホスト(例えば、ホストHL)は、その受信したIGMPグループリスト応答メッセージに含まれるマルチキャストトラフィックの種類やそれに対するマルチキャストアドレス(即ち、マルチキャストソースリストの一部もしくは全部)を提示する。この提示された情報をリスナとなるホストのユーザが閲覧すれば、現在視聴可能なマルチキャストトラフィックを選ぶことができる。
例えば、図3は、マルチキャストソースリストの提示例を示す図である。図3において、ホスト装置が、コマンドインタプリタを備え、そのインタプリタのコマンドインタフェースであるプロンプト「user>」に対し、「bmmp list」というコマンドをユーザが入力している。その入力に応じて、提示情報であるマルチキャストソースリストの提示SLが表示されている。
本発明の第2実施形態は、次のような課題を解決している。マルチキャストトラフィックにおける受信側が、マルチキャストトラフィックを参照するために次の情報を必要とする。
(1)視聴可能なマルチキャストトラフィック種別:現在、そのLAN上で、どのようなマルチキャストトラフィックが視聴可能なのか?
(2)視聴に必要なマルチキャストアドレス:そのマルチキャストトラフィックを視聴するためには、どのマルチキャストアドレスを受信すればよいのか?
上述の情報が提供されていない状況は、例えば、テレビ放送において、新聞などのテレビ番組欄のような情報が提供されていないようなものである。
テレビ放送において設定されるチャンネル数は少数に限られているが、IPマルチキャストアドレス数は取り得る値が多すぎるため、チャンネルザッピングのような方法で見たいコンテンツを探すことが困難である。
以上のように、第2実施形態によれば、IGMPの拡張を必要とするが、ホストはBPDUを受信しなくても良いことになる。ホストとブリッジ装置間の通信は、IGMPの機能拡張によって実現するため、ホストが全く新しいプロトコルを新たに実装する必要はない。
なお、第1及び第2実施形態における方法の各手順(もしくは処理もしくはステップ)を、当該システムの備える手段として(例えば、ブリッジマルチキャスト管理システムの備える手段をコンピュータプログラムとして)実装しても良い。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変形および修正が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
第1実施形態におけるマルチキャストアドレス割り当ての解決方法を実現するための典型的なシステムの構成例を示す図。 第2実施形態におけるマルチキャストソースリストに関する方法を実現するための典型的なシステムの構成例を示す図。 マルチキャストソースリストの提示例を示す図。 ブリッジマルチキャスト管理プロトコルを実現するブリッジマルチキャスト管理システムの一例を示す図。 従来のSTPにおけるBPDUとBMMPにおけるBPDUを示す概略図。 BMMPメッセージプロトタイプの一例を示す図。 従来技術におけるマルチキャストトラフィックをフラッディングする例を示す図。 BMMPを運用するブリッジLANにおいて、視聴可能なマルチキャストトラフィックを調べる術がないことを示す図。
符号の説明
10,11…BPDU
100,101,102…ブリッジLAN
B1,BC…BMMPコアブリッジ装置
B2〜B4,BB,BD…BMMPブリッジ装置
CS,HS,HS1,HSi,HSN…マルチキャストソース装置
D11…MACヘッダ部
D12…MACデータ部
D21…BMMPメッセージプロトタイプに従ったデータ部
D21a…プロトコルID
D21b…プロトコルバージョンID
D21c…BPDUタイプ
D21d…フラグ
D21e…メッセージコンテンツ
H1,H2,H3,HL…ホスト装置
11〜P14,P21〜P24,P31〜P34,P41〜P44…ポート
L…マルチキャストソースリストの提示
S…マルチキャストソースリスト
U…ユーザ

Claims (8)

  1. 予め選出されるルートであるコアブリッジ装置を有し、
    ネットワークにおけるマルチキャストトラフィックを、マルチキャスト管理メッセージを使って管理するブリッジマルチキャスト管理システムであって、
    宛て先IP(Internet Protocol)アドレスを代理マルチキャストIPアドレスに設定したマルチキャストトラフィックを代理マルチキャストMAC(Media Access Control)アドレス宛てに送信する手段、
    を備え、リーフとして接続されるマルチキャストソース装置と、
    前記代理マルチキャストMACアドレス宛てに送信されたマルチキャストトラフィックを受信し、その受信したマルチキャストトラフィックに含まれる代理マルチキャストMACアドレス、代理マルチキャストIPアドレスを設定したマルチキャストソースメッセージを生成し、コアブリッジ装置宛てに送信するマルチキャストソースメッセージ送信手段と、
    前記マルチキャストソースメッセージを受信し、そのマルチキャストソースメッセージに含まれるマルチキャストアドレスが代理マルチキャストIPアドレスか否かをチェックし、そのマルチキャストソースメッセージに含まれるマルチキャストアドレスが代理マルチキャストIPアドレスであった場合、代理マルチキャストIPアドレスとマルチキャストソース装置のIPアドレスの組み合わせをひとつのマルチキャストアドレスと解釈し、そのマルチキャストアドレスに転送先のポートを対応付けて、マルチキャストエントリテーブルのエントリとして記憶する手段と、
    前記IGMPグループメンバシップリポートメッセージを受信し、そのIGMPグループメンバシップリポートメッセージのグループアドレスフィールドに設定された値に基づいて、自身が記憶しているマルチキャストエントリテーブルのエントリを検索し、IGMPグループメンバシップリポートメッセージを受信したポートを新たに転送先ポートとして、該マルチキャストエントリテーブルにおけるマルチキャストソース装置のIPアドレスに応じたエントリに含ませる手段と、
    を備え、前記コアブリッジ装置に対してノードとして接続されるブリッジ装置と、
    宛て先IPアドレスフィールドに代理マルチキャストIPアドレス、IGMP(Internet Group Management Protocol)メッセージにおけるグループアドレスフィールドにマルチキャストソース装置のIPアドレスを設定したIGMPグループメンバシップリポートメッセージを送信する手段、
    を備え、マルチキャストトラフィックを受信するリスナであり、リーフとして接続されるホスト装置と、
    を有することを特徴とするブリッジマルチキャスト管理システム。
  2. 前記マルチキャストソースメッセージ送信手段が、
    マルチキャストトラフィックに関する属性情報をマルチキャストソースメッセージに添付する手段、
    を備え、
    前記コアブリッジ装置が、前記属性情報を添付されたマルチキャストソースメッセージを受信し、マルチキャストアドレスと該属性情報を有するエントリを作成しマルチキャストソースリストとして記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載のブリッジマルチキャスト管理システム。
  3. 前記ブリッジ装置が、前記属性情報を添付されたマルチキャストソースメッセージを受信し、マルチキャストアドレスと該属性情報を有するエントリを作成しマルチキャストソースリストとして記憶する
    ことを特徴とする請求項2に記載のブリッジマルチキャスト管理システム。
  4. 前記コアブリッジ装置が、マルチキャストソースリスト要求メッセージを受信し、記憶しているマルチキャストソースリストに基づいてIGMPグループリスト応答メッセージを生成し、該IGMPグループリスト応答メッセージを返信する、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のブリッジマルチキャスト管理システム。
  5. 前記ブリッジ装置が、IGMPグループリスト要求メッセージを受信し、有効なマルチキャストソースリストを記憶していた場合、このマルチキャストソースリストに基づいてIGMPグループリスト応答メッセージを生成し、該IGMPグループリスト応答メッセージを返信し、
    有効なマルチキャストソースリストを記憶していない場合、マルチキャストソースリスト要求メッセージをルートポートから送信する
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のブリッジマルチキャスト管理システム。
  6. 予め選出されるルートであるコアブリッジ装置と、
    該コアブリッジ装置に対して、ノードとしてネットワークに接続されるブリッジ装置と、
    マルチキャストトラフィックを送出し、リーフとして接続されるマルチキャストソース装置と、
    マルチキャストトラフィックを受信するリスナであり、リーフとして接続されるホスト装置と、
    が接続されたネットワークシステムを用い、マルチキャストトラフィックをマルチキャスト管理メッセージを使って管理するブリッジマルチキャスト管理方法であって、
    前記マルチキャストソース装置が、宛て先IPアドレスを代理マルチキャストIPアドレスに設定したマルチキャストトラフィックを代理マルチキャストMACアドレス宛てに送信するステップと、
    前記代理マルチキャストMACアドレス宛てに送信されたマルチキャストトラフィックを受信したブリッジ装置が、その受信したマルチキャストトラフィックに含まれる代理マルチキャストMACアドレス、代理マルチキャストIPアドレスを設定したマルチキャストソースメッセージを生成し、コアブリッジ装置宛てに送信するマルチキャストソースメッセージ送信ステップと、
    前記マルチキャストソースメッセージを受信したブリッジ装置が、そのマルチキャストソースメッセージに含まれるマルチキャストアドレスが代理マルチキャストIPアドレスか否かをチェックし、
    そのマルチキャストソースメッセージに含まれるマルチキャストアドレスが代理マルチキャストIPアドレスであった場合、
    代理マルチキャストIPアドレスとマルチキャストソース装置のIPアドレスの組み合わせをひとつのマルチキャストアドレスと解釈し、そのマルチキャストアドレスに転送先のポートを対応付けて、マルチキャストエントリテーブルのエントリとして記憶するステップと、
    前記ホスト装置が、宛て先IPアドレスフィールドに代理マルチキャストIPアドレス、IGMPメッセージにおけるグループアドレスフィールドにマルチキャストソース装置のIPアドレス、を設定したIGMPグループメンバシップリポートメッセージを送信するステップと、
    前記IGMPグループメンバシップリポートメッセージを受信したブリッジ装置が、そのIGMPグループメンバシップリポートメッセージのグループアドレスフィールドに設定された値に基づいて、自身が記憶しているマルチキャストエントリテーブルのエントリを検索し、
    IGMPグループメンバシップリポートメッセージを受信したポートを新たに転送先ポートとして、該マルチキャストエントリテーブルにおけるマルチキャストソース装置のIPアドレスに応じたエントリに含ませるステップと、
    を有することを特徴とするブリッジマルチキャスト管理方法。
  7. 前記マルチキャストソースメッセージ送信ステップは、
    前記ブリッジ装置が、マルチキャストトラフィックに関する属性情報をマルチキャストソースメッセージに添付するステップ、
    を有し、
    前記属性情報を添付されたマルチキャストソースメッセージを受信したブリッジ装置が、マルチキャストアドレスと該属性情報を有するエントリを作成しマルチキャストソースリストとして記憶するステップと、
    前記属性情報を添付されたマルチキャストソースメッセージを受信したコアブリッジ装置が、マルチキャストアドレスと該属性情報を有するエントリを作成しマルチキャストソースリストとして記憶するステップと、
    を有することを特徴とする請求項6に記載のブリッジマルチキャスト管理方法。
  8. IGMPグループリスト要求メッセージを受信したブリッジ装置が、有効なマルチキャストソースリストを記憶していた場合、このマルチキャストソースリストに基づいてIGMPグループリスト応答メッセージを生成し、該IGMPグループリスト応答メッセージを返信し、
    有効なマルチキャストソースリストを記憶していない場合、マルチキャストソースリスト要求メッセージをルートポートから送信するステップと、
    マルチキャストソースリスト要求メッセージを受信したコアブリッジ装置が、記憶しているマルチキャストソースリストに基づいてIGMPグループリスト応答メッセージを生成し、該IGMPグループリスト応答メッセージを返信するステップと、
    を有することを特徴とする請求項7に記載のブリッジマルチキャスト管理方法。
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