JP2009277557A - 燃料電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】発電部の湿度状態を最適化できて燃料電池の発電効率を高めることができ、また、発電部自体の構成を変更することがなく簡単な構造で安価に製作できる燃料電池を提供する。
【解決手段】燃料電池は、発電部2の両側面に接合されるセパレータ3のガス流路9を上流側ほど幅を広く深さを浅く形成することで生成水の発生を多くしてドライアップを防止し、下流側ほど幅を狭く深さを深く形成することで生成水の排水性を高めてフラッディングを防止する。
【選択図】図2
【解決手段】燃料電池は、発電部2の両側面に接合されるセパレータ3のガス流路9を上流側ほど幅を広く深さを浅く形成することで生成水の発生を多くしてドライアップを防止し、下流側ほど幅を狭く深さを深く形成することで生成水の排水性を高めてフラッディングを防止する。
【選択図】図2
Description
本発明は、発電部の両側面にセパレータを接合した燃料電池セルを複数連設して成る燃料電池に関する。
一般に燃料電池は発電に伴って熱と生成水を発生する。生成水は反応ガス(燃料ガス、酸化剤ガス)に押し出され、ガス流路の上流側から下流側に流れる。これにより、発電部はガス上流側でドライアップ状態(低湿度状態)となり、ガス下流側でフラッディング状態(過剰湿度状態)となる。ドライアップ状態になると、電解質膜のプロトン導電性が低下し、発電効率が低下する。フラッディング状態になると、結露により反応ガスの拡散が阻害され、やはり、発電効率が低下する。そこで、従来、ガス流路の上流側と下流側とで発電部の構造を変更することにより、発電部の湿度状態を適正化する技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、発電部に接合するセパレータに反応ガスが流れるガス流路を形成した燃料電池において、一対のセパレータのテーパ面で発電部を圧縮し、電解質膜を挟む燃料極と酸素極の気孔率をガス上流側で低くし下流側で高くし、発電部の湿度を上流側で上昇させ下流側で低下させる技術が記載されている。特許文献2には、燃料極及び酸素極をガス流路の上流側ほど密な構造となるように製作することで、ドライアップ及びフラッディング現象を抑制する技術が記載されている。
しかしながら、従来の燃料電池は発電部の湿度状態を適正化するために発電部自体の構造を変更しているので、特許文献1の場合は、組立時にセパレータと電解質膜との間隔を正確に管理する必要があって、燃料電池の組立に手間がかかる問題点があり、特許文献2の場合は、燃料極及び酸素極に特殊な組成または構造の部材を使用する必要があって、燃料電池の制作費が高くつくという欠点があった。
本発明は、発電部に接合するセパレータに反応ガスを流すためのガス流路を形成して成る燃料電池において、ガス流路の断面形状を発電部に接合する面を幅方向として上流側ほど幅を広く深さを浅くし、下流側ほど幅を狭く深さを深くしたことを特徴とする。
本発明によれば、ガス流路の上流側ではガス流路の幅が広いことで反応ガスと発電部の接触面積が大きくなって発電が増え、生成水の発生量が増加するためドライアップを防止し、下流側ではガス流路の幅が狭いことで反応ガスと発電部の接触面積が小さくなって発電が少なくなるために生成水の発生量を抑え、深さが深いことで生成水の排水性が向上して生成水が溜まらないのでフラッディングを防止し、生成水により反応ガスと発電部の接触面積を少なくすることがないので、発電部の湿度状態を最適化できて燃料電池の発電効率を高めることができる。更にガス流路の断面積が全体を通してほぼ一定なので反応ガスの圧力変動が少なく、反応ガスを安定して流すことができる。また、発電部自体の構成を変更することがなく簡単な構造で安価に製作できるという効果がある。
燃料電池は、発電部の両側面に接合されるセパレータのガス流路を上流側ほど幅を広く深さを浅く形成し、下流側ほど幅を狭く深さを深く形成する。
本発明に係る燃料電池の実施例1を図1及び図2の添付図面に基づいて説明する。
燃料電池は、複数の燃料電池セル1を連設して構成される。燃料電池セル1は発電部2とセパレータ3とを備え、一対のセパレータ3が発電部2の両側面に接合する状態で組み立てられている。発電部2は、電解質膜4と燃料極5と酸素極6とから構成され、燃料極5及び酸素極6がそれぞれ拡散層7と触媒層8とを備えている。そして、拡散層7及び触媒層8が多孔質材料を用いて各部均一な構造で形成されている。
二枚のセパレータ3の表面(発電部に接合する面)には、反応ガスを一方向(図2の上から下)に流すガス流路9が蛇行状に形成されている。ガス流路9は上流側ほど流路の幅が広く深さが浅く形成され、下流側ほど流路の幅が狭く深さが深く形成され、断面積が全体を通してほぼ一定となるように形成している。各セパレータ3のコーナ部において、ガス流路9の上流端には供給口10が設けられ、ガス流路9の下流端に排出口11が設けられている。そして、水素を含む燃料ガスが一方のセパレータ3の供給口10からガス流路9を通って排出口11に流れる過程で燃料極5に供給され、酸素を含む酸化剤ガスが他方のセパレータ3の供給口10からガス流路9を通って排出口11に流れる過程で酸素極6に供給される。なお、二枚のセパレータ3はそれぞれ焼成カーボン等で各部同じ厚さに形成されている。
このように形成されたセパレータ3はガス流路9の上流側では流路の幅が広いので反応ガスと発電部2の接触面積が大きく、発電量が増加する。従って生成水の発生量も増加するため、ドライアップが防止できる。また、ガス流路9の下流側では流路の幅が狭いので反応ガスと発電部2の接触面積が小さく、発電量が少ないので生成水の発生量が抑えられ、深さが深いので生成水の排水性が良く上流から流れてきた生成水も溜まらないのでフラッディングが防止できる。また、ガス流路9の断面が全体を通してほぼ一定なので反応ガスの圧力変動が少なく、反応ガスを安定して流すことができる。
1 燃料電池セル
2 発電部
3 セパレータ
9 ガス流路
2 発電部
3 セパレータ
9 ガス流路
Claims (1)
- 発電部に接合するセパレータに反応ガスを流すためのガス流路を形成して成る燃料電池において、前記ガス流路は上流側ほど幅を広く深さを浅くし、下流側ほど幅を狭く深さを深くしたことを特徴とする燃料電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008128972A JP2009277557A (ja) | 2008-05-16 | 2008-05-16 | 燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008128972A JP2009277557A (ja) | 2008-05-16 | 2008-05-16 | 燃料電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009277557A true JP2009277557A (ja) | 2009-11-26 |
Family
ID=41442790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008128972A Pending JP2009277557A (ja) | 2008-05-16 | 2008-05-16 | 燃料電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009277557A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011070875A1 (ja) | 2009-12-07 | 2011-06-16 | 日本電気株式会社 | 無線通信システム、携帯端末、及びセルサーチ方法 |
JP2018206597A (ja) * | 2017-06-02 | 2018-12-27 | 株式会社Soken | 燃料電池 |
US10553881B2 (en) | 2011-07-05 | 2020-02-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell |
-
2008
- 2008-05-16 JP JP2008128972A patent/JP2009277557A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US10553881B2 (en) | 2011-07-05 | 2020-02-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell |
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