JP2009276214A - Immuno-analyzer - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、抗原抗体反応を利用する免疫分析をするための免疫分析装置に係り、特に、サンプルと試薬が反応した反応溶液を輸送する配管を備えた免疫分析装置に関する。 The present invention relates to an immunoassay apparatus for performing an immunoassay utilizing an antigen-antibody reaction, and more particularly to an immunoassay apparatus including a pipe for transporting a reaction solution in which a sample and a reagent react.
反応溶液を反応容器から検出部に輸送する経路は、一般に、複数の部品から構成される。例えば、反応容器内の反応溶液を吸引するシッパープローブが、導管を介して、検出部に接続されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 The path for transporting the reaction solution from the reaction container to the detection unit is generally composed of a plurality of parts. For example, it is known that a sipper probe that sucks a reaction solution in a reaction vessel is connected to a detection unit via a conduit (see, for example, Patent Document 1).
反応溶液の搬送経路が複数の部品から構成されていると、部品同士の接続部が必要である。各部品の接続部には、段差や隙間を生じる。この段差や隙間により、溶液の残留が生じて設計意図どおりの流速やタイミングで送液できず、測定結果の再現性が低下するという問題があった。 When the transport path for the reaction solution is composed of a plurality of parts, a connection part between the parts is necessary. Steps and gaps are created in the connection parts of the components. Due to the steps and gaps, there is a problem that the solution remains, and the solution cannot be delivered at the flow rate and timing as intended, resulting in a decrease in the reproducibility of the measurement results.
本発明の目的は、測定結果の再現性を向上した免疫分析装置を提供することにある。 An object of the present invention is to provide an immunoassay device with improved reproducibility of measurement results.
(1)上記目的を達成するため、本発明は、サンプルと試薬の反応を行う反応容器と、該反応容器内で反応した反応溶液中の測定対象物質の計測を行う検出部と、溶液を前記反応容器から前記検出部に輸送する配管と有する免疫分析装置であって、前記反応容器から前記検出部へ溶液を輸送する配管は、単一の可撓性チューブにより構成され、前記可撓性チューブの一方の端部が、前記検出部の導入口にコネクタにより接続されているものである。
かかる構成により、測定結果の再現性を向上し得るものとなる。
(1) In order to achieve the above-described object, the present invention provides a reaction container for reacting a sample and a reagent, a detection unit for measuring a measurement target substance in a reaction solution reacted in the reaction container, An immunoanalyzer having a pipe for transporting from a reaction container to the detection unit, wherein the pipe for transporting a solution from the reaction container to the detection unit is constituted by a single flexible tube, and the flexible tube Is connected to the introduction port of the detection unit by a connector.
With this configuration, the reproducibility of the measurement result can be improved.
(2)上記(1)において、好ましくは、前記可撓性チューブの他方の端部を保持する剛性部材を備えるようにしたものである。 (2) In the above (1), preferably, a rigid member for holding the other end of the flexible tube is provided.
(3)上記(2)において、好ましくは、前記剛性部材は、金属製のパイプであり、該パイプの内部に前記可撓性チューブが挿入されるとともに、前記可撓性チューブの端面と前記パイプの端面が一致するように配置したものである。こと
(4)上記(1)において、好ましくは、前記反応容器と前記検出部の間に配置され、前記配管注を輸送される反応溶液を所定温度に加熱するヒートブロックを備え、前記可撓性チューブは、蛇行した形状を持って、前記ヒートブロックと接触しているものである。
(3) In the above (2), preferably, the rigid member is a metal pipe, and the flexible tube is inserted into the pipe, and the end surface of the flexible tube and the pipe Are arranged so that their end faces coincide. (4) In the above (1), preferably, the flexible container is provided with a heat block that is disposed between the reaction vessel and the detection unit and that heats the reaction solution transported through the pipe note to a predetermined temperature. The tube has a meandering shape and is in contact with the heat block.
本発明によれば、測定結果の再現性を向上することができる。 According to the present invention, the reproducibility of measurement results can be improved.
以下に、図1及び図2を用いて、本発明の一実施形態による免疫分析装置の構成について説明する。
最初に、図1を用いて、本実施形態による免疫分析装置の全体構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による免疫分析装置の全体構成を示すシステム構成図である。
The configuration of the immune analyzer according to one embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. 1 and 2.
First, the overall configuration of the immune analyzer according to the present embodiment will be described with reference to FIG.
FIG. 1 is a system configuration diagram showing the overall configuration of an immune analyzer according to an embodiment of the present invention.
本実施例の生化学成分分析装置は、試料を入れたサンプルボトル31と、磁性粒子を含むビーズ(Beads)溶液を入れたビーズボトル32と、磁性粒子を試料中の特定成分に結合させる第1試薬を入れた第1試薬ボトル33と、電気化学的反応により発光を生じる標識物質をラベルしかつ試料中の特定成分と結合する第2試薬を入れた第2試薬ボトル34と、標識物質の電気的な化学発光を誘引する物質を含む緩衝液を入れた緩衝液ボトル3と、洗浄液を入れた洗浄液ボトル4と、反応生成物を含む懸濁液を得るためのベッセル1と、ベッセル1に試料、ビーズ、第1試薬、第2試薬、緩衝液を分注するサンプリングプローブ30と、ベッセル1の懸濁液を送液するシッパープローブ2と、シッパープローブ2の先端部を洗浄する洗浄槽5と、シッパープローブ2から送液された懸濁液が導入される測定セル6と、懸濁液、洗浄液、緩衝液の吸引及び吐出を行うシリンジ11と、廃液を収容する廃液ボトル13と、蒸留水が収容される蒸留水ボトル14と、蒸留水ボトル14の蒸留水を洗浄槽5に送液するポンプ12とを備えている。
The biochemical component analyzer of the present embodiment includes a
サンプリングプローブ30は、図示しないシリンジと導管P1を介して接続されている。シッパープローブ2は、導管P2を介して測定セル6に接続されている。測定セル6は導管P3、第1ピンチ弁7、導管P4を介して、シリンジ11に接続されている。また、導管P4は、導管P5、第2ピンチ弁8、導管P6を介して、廃液ボトル13に接続されている。
The
一方、蒸留水ボトル14は、導管P9、ポンプ12、導管P10を介して洗浄槽5に接続され、洗浄槽5は、導管P11を介して廃液ボトル13に接続されている。また、導管P10の途中から導管P8が分岐し、この導管P8は第3ピンチ弁9、導管P7を介しシリンジ11に接続されている。
On the other hand, the distilled
サンプルボトル31の内部の試料は、血清、尿等の生体液由来の試料である。
The sample inside the
ビーズボトル32の内部のビーズ溶液は、粒子状磁性物質をポリスチレン等からなるマトリックス内に埋め込んだビーズ(Beads;磁性粒子)を緩衝液中に分散させたものである。
The bead solution inside the
次に、上記のように構成した本実施形態の免疫分析装置の動作について説明する。 Next, the operation of the immune analyzer of the present embodiment configured as described above will be described.
サンプルボトル31の内部の生体液由来の試料と、ビーズボトル32の内部の磁性粒子を緩衝液中に分散させたビーズ溶液と、第1試薬ボトル33の内部の第1試薬と、第2試薬ボトル34の内部の第2試薬と、緩衝液ボトル3の内部の緩衝液とをサンプリングプローブ30により所定の順番に従って順に、ベッセル1の内部に分注する。
A sample derived from a biological fluid inside the
本実施例ではサンドイッチ法により分析するものとし、ビーズ溶液、第1試薬、試料、第2試薬の順番で分注する。なお、競合法による場合は、ビーズ溶液、試料、第2試薬、第1試薬の順番で分注すればよい。 In this embodiment, the analysis is performed by the sandwich method, and the beads solution, the first reagent, the sample, and the second reagent are dispensed in this order. In the case of the competitive method, the bead solution, the sample, the second reagent, and the first reagent may be dispensed in this order.
また、分注動作中は、ベッセル1内を一定温度(例えば、37℃)に保温しながら図示しない振動装置により撹拌して反応を進行させ、分注動作後一定時間(例えば、15分間)、保温と撹拌を継続する。これにより、磁性粒子、第1試薬、試料、及び第2試薬が結合した反応生成物を含む懸濁液がベッセル1の内部に生成される。サンプリングプローブ30の先端は、各分注動作後、シッパープローブ2の先端の洗浄と同様に、洗浄液ボトル4の洗浄液により洗浄される。
In addition, during the dispensing operation, the inside of the vessel 1 is kept at a constant temperature (for example, 37 ° C.) while being stirred by a vibration device (not shown) to proceed the reaction, and after the dispensing operation for a certain time (for example, 15 minutes) Continue to keep warm and stir. As a result, a suspension containing a reaction product in which the magnetic particles, the first reagent, the sample, and the second reagent are combined is generated inside the vessel 1. The tip of the
次に、ベッセル1の内部の懸濁液を、測定セル6の内部のフローチャンバーに導入する方法について説明する。このとき、フローチャンバーの近傍に磁石が移動されている。次に、第1ピンチ弁7を開け、第2ピンチ弁8及び第3ピンチ弁9を閉じる。この状態で、まずシッパープローブ2を図示しない駆動装置によりベッセル1の上方に水平移動した後下方に移動させ、その先端部をベッセル1の内部の懸濁液に挿入する。
Next, a method for introducing the suspension inside the vessel 1 into the flow chamber inside the measurement cell 6 will be described. At this time, the magnet is moved in the vicinity of the flow chamber. Next, the first pinch valve 7 is opened, and the second pinch valve 8 and the third pinch valve 9 are closed. In this state, first, the
次に、シリンジ11によりベッセル1の内部の反応生成物を含む懸濁液をシッパープローブ2の内部に一定量吸引した後、シッパープローブ2を上方に移動させその先端部を懸濁液の外に出し、その後再びシリンジ11によりシッパープローブ2の内部の懸濁液を吸引する。この吸引により、一定量の懸濁液が導管P2を介して測定セル6の内部に導入され、フローチャンバー内を流れる。このとき、懸濁液は流路入口35から一定の線速度でフローチャンバー内を流れるようにシリンジ11の操作を制御する。懸濁液が測定セル6の内部の作用電極上に達すると、磁石により局部的に形成される磁場により、反応生成物と未反応の磁性粒子のみが作用電極上に捕捉され、その他の未反応の第1試薬と第2試薬はフローチャンバーを通過してシリンジ11へと吸引される。このようにして、一定量の懸濁液に含まれていた全ての反応生成物をフローチャンバー内に集められ、B/F分離が行われる。
Next, after a certain amount of the suspension containing the reaction product inside the vessel 1 is sucked into the
次に、シッパープローブ2を洗浄槽5の上方に水平移動した後下方に移動し、その先端部を洗浄槽5の内部に位置させ、この状態で、ポンプ12を駆動し、蒸留水ボトル14の内部の蒸留水を導管P9、ポンプ12、導管P10を介して洗浄層5内に吐出させ、挿入されたシッパープローブ2の先端部の外側を洗浄する。洗浄槽5内に吐出された使用済みの蒸留水は、廃液として洗浄槽5の底部から導管P11を介して廃液ボトル13に送液させる。
Next, the
次に、シッパープローブ2を上方に移動して先端部を洗浄槽5の外に出した後、緩衝液ボトル3の上方に水平移動させ更にシッパープローブ2を下方に移動してその先端部を緩衝液ボトル3の内部の緩衝液に挿入する。次に、シリンジ11により緩衝液ボトル3の内部の緩衝液に挿入する。次に、シリンジ11により緩衝液ボトル3の内部の緩衝液を吸引し、一定量の緩衝液を測定セル6内に導入する。この緩衝液の導入により、測定セル6のフローチャンバー内に残存していた未反応の第2試薬が洗い流され、B/F分離が完了する。このとき、洗浄に用いられた緩衝液と未反応の試薬は、フローチャンバー17から導管P3、第1ピンチ弁7及び導管P4を通ってシリンジ11内に吸収される。
Next, the
以上の操作によりフローチャンバー内は、作用電極上に反応生成物と未反応の第1試薬(磁性粒子)が捕捉されており、それらの周囲すなわちフローチャンバー全体は、標識物質の励起を誘引するために用いられる緩衝液によって満たされることになる。 By the above operation, the reaction product and the unreacted first reagent (magnetic particles) are captured on the working electrode in the flow chamber, and the surroundings, that is, the entire flow chamber invites excitation of the labeling substance. Will be filled with the buffer used.
一方、シリンジ11の中に吸引された緩衝液と未反応の試薬は第1ピンチ弁7を閉じた後、第2ピンチ弁8を開けて、シリンジ11により廃液ボトル13中に吐出される。
On the other hand, the buffer solution sucked into the
上記工程終了の後、作用電極とその同一平面上両側に配置された対極間に定められたシーケンスに基づいた電圧を印加し、反応生成物中の標識物質が発光する。この反応によって発生した光は、フローチャンバー上に設けられた透明の受光窓を通じて光検出器により、その発光量が計測され、濃度が算出される。 After completion of the above process, a voltage based on a sequence determined between the working electrode and the counter electrodes arranged on both sides of the same plane is applied, and the labeling substance in the reaction product emits light. The light generated by this reaction is measured by the light detector through a transparent light receiving window provided on the flow chamber, and the concentration is calculated.
発光反応終了後、フローチャンバー17の内部の洗浄を行う。まず、第1ピンチ弁7を開け、第2ピンチ弁8及び第3ピンチ弁9を閉じ、先に説明したのと同様に予め蒸留水により先端を洗浄しておいたシッパープローブ2を洗浄水ボトル4の上方に水平移動した後に、下方に移動し、その先端部を洗浄液ボトル4の内部の洗浄液内に挿入し、この状態で、シリンジ11にて洗浄液ボトル4の内部の洗浄液の吸引を開始する。この際、洗浄効率を上げる目的でシリンジ11により洗浄液を吸引している間にシッパープローブ2を上下させて洗浄液及び空気を一定量ずつ交互に吸引するのがよい。このように吸引された洗浄液は、導管P2を通じて測定セル6の内部のフローチャンバー17内に導びかれ、フローチャンバー17内に残った反応終了後の緩衝液、反応生成物及び未反応の第1試薬(磁性粒子)を洗い流す。この後、シリンジ11内に吸引された廃液及び洗浄液は、第1ピンチピンチ弁7を閉じ、第2ピンチ弁8を開け、シリンジ11を押し出すことにより廃液ボトル13内に吐出される。
After completion of the luminescence reaction, the inside of the flow chamber 17 is cleaned. First, the first pinch valve 7 is opened, the second pinch valve 8 and the third pinch valve 9 are closed, and the
上記工程終了後、再び第2ピンチ弁8を閉じて第1ピンチ弁7を開け、予め蒸留水により先端を洗浄しておいたシッパープローブ2により緩衝液ボトル3内から緩衝液をシリンジ11を用いて一定量吸引し、導管P2及び測定セル6のフローチャンバー17内に残された洗浄液を洗い流した後、導管P2及びフローチャンバー17内を緩衝液で置換する。この操作にて一試料に対する測定が完了する。
After the above process is completed, the second pinch valve 8 is closed again, the first pinch valve 7 is opened, and the buffer solution is drawn from the buffer solution bottle 3 using the
さらに、シリンジ11のメンテナンスとしての洗浄操作を次のようにして行なってもよい。
Furthermore, you may perform the washing | cleaning operation as a maintenance of the
まず、第1ピンチ弁7を閉にし、第2ピンチ弁8及び第3ピンチ弁9を開にして、ポンプ12を駆動して蒸留水ボトル14から蒸留水を導管P9、ポンプ12、導管P10、導管P8、第3ピンチ弁9、導管P7を介してシリンジ11に送液し、このシリンジ11から更に導管P4、導管P5、第2ピンチ弁8、導管P6を介して廃液ボトル13に送液する。次に、第3ピンチ弁9を閉にし、シリンジ11内に残った蒸留水をシリンジ11により導管P4、導管P5、第2ピンチ弁8、導管P6を介して廃液ボトル13に送液する。
First, the first pinch valve 7 is closed, the second pinch valve 8 and the third pinch valve 9 are opened, and the
次に、図2を用いて、本実施形態による免疫分析装置におけるサンプルシッパーから測定セルまでの溶液導入用配管の構成について説明する。
図2は、本発明の一実施形態による免疫分析装置における溶液導入用配管の構成を示す正面図である。なお、図1と同一符号は、同一部分を示している。
Next, the configuration of the solution introduction pipe from the sample shipper to the measurement cell in the immune analyzer according to the present embodiment will be described with reference to FIG.
FIG. 2 is a front view showing a configuration of a solution introduction pipe in the immune analyzer according to the embodiment of the present invention. The same reference numerals as those in FIG. 1 denote the same parts.
測定セル6は、フローチャンバー6Aと、フローチャンバー6Aの近傍に配置された磁石6Bと、フローチャンバー6Aの透明窓部の外側に配置された光検出器6Cとから構成される。光検出器6Cは、例えば、光電子増倍管等が用いられる。なお、フローチャンバー6Aには、作用電極と対電極が設けられているが、その図示は省略している。
The measurement cell 6 includes a
溶液導入用配管P2は、コネクタ6Dにより、フローチャンバー6Aの導入口に接続されている。配管P3は、コネクタ6Eにより、フローチャンバー6Aの流出口に接続されている。
The solution introduction pipe P2 is connected to the introduction port of the
本実施形態では、反応容器から検出部へ反応溶液を輸送する溶液導入用配管P2は、単一の可撓性チューブ(シッパーチューブ)を用いている。シッパーチューブは、例えば、外径が1.4mmで、内径が0.8mmで、全長が80cmであり、例えば、PTFE製チューブで構成される。 In the present embodiment, a single flexible tube (sipper tube) is used as the solution introduction pipe P2 for transporting the reaction solution from the reaction container to the detection unit. The sipper tube has, for example, an outer diameter of 1.4 mm, an inner diameter of 0.8 mm, and an overall length of 80 cm. For example, the sipper tube is made of a PTFE tube.
溶液導入用配管P2の一方の端部は、コネクタ6Dにより、フローチャンバー6Aの導入口に接続されているのに対して、他方の端部は、パイプ2Aの内部に挿入され、シッパープローブ2を構成している。
One end of the solution introduction pipe P2 is connected to the introduction port of the
測定セル6には、ベッセル1からの反応溶液の他に、緩衝液ボトル3からの緩衝液と、洗浄液ボトル4からの洗浄液を導入する必要がある。これら3種類の溶液は共通のシッパーチューブにより送液される。しかし、これらの溶液はそれぞれ別の容器に収納されている。そのため、シッパーチューブはこれらの容器間を移動するために、上下左右に可動である必要がある。しかし、可撓性チューブで溶液を吸引しようとすると、チューブが曲がってしまい溶液を正しく吸引することができないものである。 In addition to the reaction solution from the vessel 1, a buffer solution from the buffer solution bottle 3 and a cleaning solution from the cleaning solution bottle 4 need to be introduced into the measurement cell 6. These three types of solutions are fed by a common sipper tube. However, these solutions are stored in separate containers. Therefore, the sipper tube needs to be movable vertically and horizontally in order to move between these containers. However, when the solution is sucked with the flexible tube, the tube is bent and the solution cannot be sucked correctly.
そこで、本実施形態では、金属製のパイプ2Aの中に、シッパーチューブを通して固定することでチューブ端部に剛性を持たせている。なお、溶液導入用配管P2として用いるシッパーチューブの端面と、パイプ2Aの端面の位置を一致されている。両者の間に段差があると、その段差に溶液が付着し、コンタミネーションや溶液の希釈の問題が生じるからである。また、パイプ2Aの内周とシッパーチューブの端部の間には若干の隙間があるため、両者の間は接着剤で固定して、隙間に溶液等が浸入しないようにしている。
Therefore, in the present embodiment, the tube end portion is given rigidity by being fixed through the sipper tube in the
パイプ2Aは、垂直移動機構2Cにより、上下動が可能な構成となっている。また、パイプ2Aは、水平移動機構2Eにより、水平方向の移動が可能な構成となっている。
The
ヒートブロック2Hは、シッパーチューブのフローチャンバー6Aに近い位置において、シッパーチューブと接触している。ヒートブロック2Hは、一定温度(例えば、28℃)に加熱されている。従って、シッパーチューブの内部を流れる反応溶液は、ヒートブロック2Hによって一定温度に加熱された後、フローチャンバー6Aの内部に導入される。反応溶液は、前述のように一定温度(例えば、37℃)に加熱されているが、シッパーチューブ内を移送され、フローチャンバー6Aの内部に到達した時は、温度が低下する。しかも、この温度低下の割合が周囲温度等によって変化すると、測定誤差となるため、フローチャンバー6Aの内部に導入される反応溶液の温度を一定に保つ必要がある。
The
シッパーチューブは、前述のように樹脂製であるため、金属に比べて熱伝導率が低いものである。そこで、可撓性のあるシッパーチューブを図示のように蛇行させ、ヒートブロック2Hとの接触長さを長くして、チューブ内の反応溶液が一定温度に加熱しやすくしている。ただし、チューブの厚さは、前述のように、0.3mmと薄いため、比較的熱伝導し易いため、ヒートブロック2Hと接触するシッパーチューブの長さは、40〜50cm程度で十分である。
Since the sipper tube is made of resin as described above, the sipper tube has a lower thermal conductivity than metal. Therefore, the flexible sipper tube is meandered as shown in the figure, and the contact length with the
コネクタ6Dは、雌ネジのような構成となっている。その中央にシッパーチューブが貫通する穴が形成され、その穴の内周側には雌ネジが形成されている。穴にシッパーチューブの端部を挿入した後、シッパーチューブの端部を加熱することで、シッパーチューブの端部の外径を大きくする。コネクタ6Dの内部には、この外径の大きくなったシッパーチューブの端部が収納できるだけの座繰り穴が形成されている。この状態で、フローチャンバー6Aの導入口に設けられた雄ネジ部にコネクタ6Dを締め付けることで、フローチャンバー6Aの導入口にシッパーチューブの端部を固定することができる。
The
シッパーチューブは装置の内部の他の構成部品やそれらの可動部との干渉を避けながら反応容器1、緩衝液容器3および洗浄液容器4の近傍まで取り回される。反応容器と検出器は離れた場所に設置してあるため、反応溶液を輸送するための配管が必要である。分析装置内には各部品が配置されているため、配管はこれらの部品とその可動部との干渉を避けて配置する必要がある。本実施形態では、配管に可撓性チューブを用いるため、装置内を他の部品との干渉を避けて配管を設置することが容易に可能である。 The sipper tube is routed to the vicinity of the reaction vessel 1, the buffer solution vessel 3 and the washing solution vessel 4 while avoiding interference with other components inside the apparatus and their movable parts. Since the reaction vessel and the detector are installed at remote locations, piping for transporting the reaction solution is required. Since each part is arranged in the analyzer, it is necessary to arrange the piping while avoiding interference between these parts and the movable part. In this embodiment, since a flexible tube is used for the piping, it is possible to easily install the piping while avoiding interference with other components in the apparatus.
従来のシッパープローブからフローチャンバー6Aの導入口までの経路は、一般に次の4部材から構成されている。すなわち、第1は、金属製のシッパープローブである。第2は、シッパープローブに接続された第1の樹脂製チューブである。第3は、第1の樹脂製チューブに接続された金属製のパイプである。この金属製のパイプがヒートブロックと接触する構成となっており、金属製のパイプ内を流れる反応溶液を所定温度に加熱する。第4は、金属製のパイプに接続された第2の樹脂製チューブである。第2の樹脂製チューブが、フローチャンバー6Aに接続される。
The path from the conventional sipper probe to the inlet of the
このように4部材を用いて接続した場合、シッパープローブからフローチャンバー6Aの導入口までの経路における接続箇所は、4カ所となる。このような接続部には、隙間や段差が生じる。これらの隙間や段差に液体が流れると、隙間や段差部分で渦流が生じ、この部分に溶液が残留する。そのため、特に低濃度のサンプルではこの溶液残留により分析結果が変化し、再現性が低下する。
Thus, when connecting using 4 members, the connection location in a path | route from a sipper probe to the inlet of
従来において、接続箇所が4カ所であったのに対して、本実施形態における世俗箇所は、コネクタ6Dを用いた溶液導入用配管P2とフローチャンバー6Aの間の1カ所のみとできる。したがって、接続部の隙間や段差に起因する分析結果の再現性低下を低減することができる。
Conventionally, there are four connection locations, but the secular location in the present embodiment can be only one location between the solution introduction pipe P2 using the
なお、シッパーチューブに剛性を持たせる方法としては、前述のように、金属製のパイプの中にチューブを挿入する方式の他に、チューブの端部を金属製の棒に固定するようにしてもよいものである。 In addition to the method of inserting the tube into the metal pipe as described above, the end of the tube may be fixed to the metal rod as a method for giving the sipper tube rigidity. It ’s good.
以上説明したように、本実施形態によれば、反応容器から検出部へ溶液を輸送する配管を単一の可撓性チューブにより構成しており、可撓性チューブの一方の端部が、検出部の導入口にコネクタにより接続されていることで、接続箇所を一カ所にでき、段差部や隙間を少なくできることから、測定結果の再現性を向上することができる。
As described above, according to the present embodiment, the pipe for transporting the solution from the reaction vessel to the detection unit is configured by a single flexible tube, and one end of the flexible tube is detected. By being connected to the introduction port of the part with a connector, the connection place can be made one place, and the step part and the gap can be reduced, so that the reproducibility of the measurement result can be improved.
1…反応容器
3…緩衝液ボトル
4…洗浄液ボトル
6…測定セル
11…シリンジ
32…試薬ボトル
P2…導入用配管(シッパーチューブ)
P3…排出用配管
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Reaction container 3 ... Buffer bottle 4 ... Washing solution bottle 6 ...
P3 ... Exhaust piping
Claims (4)
前記反応容器から前記検出部へ溶液を輸送する配管は、単一の可撓性チューブにより構成され、
前記可撓性チューブの一方の端部が、前記検出部の導入口にコネクタにより接続されていることを特徴とする免疫分析装置。 An immunoassay having a reaction container for reacting a sample and a reagent, a detection unit for measuring a measurement target substance in a reaction solution reacted in the reaction container, and a pipe for transporting the solution from the reaction container to the detection unit A device,
The piping for transporting the solution from the reaction container to the detection unit is constituted by a single flexible tube,
One end part of the said flexible tube is connected to the inlet of the said detection part with the connector, The immune analyzer characterized by the above-mentioned.
前記可撓性チューブの他方の端部を保持する剛性部材を備えることを特徴とする免疫分析装置。 The immunoassay device according to claim 1,
An immunoassay apparatus comprising a rigid member that holds the other end of the flexible tube.
前記剛性部材は、金属製のパイプであり、該パイプの内部に前記可撓性チューブが挿入されるとともに、前記可撓性チューブの端面と前記パイプの端面が一致することを特徴とする免疫分析装置。 The immunoassay apparatus according to claim 2,
The rigid member is a metal pipe, the flexible tube is inserted into the pipe, and an end surface of the flexible tube and an end surface of the pipe are coincident with each other. apparatus.
前記反応容器と前記検出部の間に配置され、前記配管注を輸送される反応溶液を所定温度に加熱するヒートブロックを備え、
前記可撓性チューブは、蛇行した形状を持って、前記ヒートブロックと接触していることを特徴とする免疫分析装置。 The immunoassay device according to claim 1,
A heat block is disposed between the reaction vessel and the detection unit, and heats the reaction solution transported through the pipe note to a predetermined temperature.
The immune analyzer according to claim 1, wherein the flexible tube has a meandering shape and is in contact with the heat block.
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