JP2009275525A - 発電機一体型重力発電装置 - Google Patents

発電機一体型重力発電装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換し発電する構造を有するものの、回転軸の回転抵抗を大幅に低減させ、発電効率と発電性能を上げる。また、重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換する構造に、発電機能を備えた発電機器を提供する。
【解決手段】重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換する構造の一部と、回転軸に設けた弾み車の特徴を有するものに、発電機の構造の一部である磁石類を設け、磁石類の円周上に、発電機の構造の一部である電磁誘導現象を発生させる構造のものを設ける。磁石類と、電磁誘導現象を発生させる構造のものの間には、適当な間隔を設けると同時に、重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換し発電する構造を有するものの回転軸の回転抵抗を大幅に低減させる。同時に、重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換する構造を有するものに、発電機能を備えた一体型を特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、重力を回転運動に変え発電する装置の改良発明である。
重力を回転運動に変え発電する装置は、フライホイール(18)外周の歯車と発電機(19)の歯車を噛み合わせ、発電機(19)を回し発電する。
特願2003-120730
重力を回転運動に変え発電する装置は、次のような欠点があった。フライホイール(18)外周の歯車と発電機(19)の歯車を噛み合わせ、発電機(19)の回転部を回転させ発電するため、重力を回転運動に変え発電する装置の回転部に大きな回転抵抗が生じる。
重力を回転運動に変え発電する装置の発電量を増やすには、フライホイール(18)外周の歯車に設ける発電機を増設する、フライホイール(18)外周の歯車と発電機の歯車のギア比を変える、発電量が多い発電機を取り付ける、回転部の回転スピードあげる等あるが、いずれも回転部に大きな負荷がかかり回転抵抗が大幅に増え、回転速度が上がらず発電効率は下がる。又、重力を回転運動に変え発電する装置の使用電力が増え、外部使用電力やバッテリー(20)の充電電力が少なくなる。
本発明は以上のような欠点をなくすためになされたものである。
本発明は、重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換する構造に、発電機能を備え、重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換する構造の回転部の回転抵抗を大幅に低減し、発電効率を高めたものである。
本発明の電磁石a(32)と電磁石b(36)は、バッテリー(1)から図5に示す電気回路を通り電力が供給され、電磁石になる特徴がある。
電磁誘導ユニットa(33)の近くを電磁石a(32)が、電磁誘導ユニットb(38)の近くを電磁石b(36)が、回転運動しながら高速で通過することで、電磁誘導ユニットa(33)と電磁誘導ユニットb(38)に電磁誘導現象が発生し発電する特徴がある。
本発明の図(3)に示すように、電磁アーム(31)の片端は回転軸(30)に取り付けられ、もう一方の片端の先端に、電磁石a(32)を設ける。電磁アーム(31)と電磁石a(32)は、回転軸(30)を中心に、回転軸(30)と共に連続回転運動ができる構造である。
本発明の電磁誘導ユニットa(33)は図3に示すように、電磁アーム(31)と電磁石a(32)が連続回転運動を行う円周上に、フレームa(34)に複数個設けることができる。電磁石a(32)が、フレームa(34)に取り付けられた複数個の電磁誘導ユニットa(33)の近くを高速で通過し、複数個の電磁誘導ユニットa(33)に電磁誘導現象を発生させ、発電する特徴がある。電磁誘導ユニットa(33)と電磁石a(32)の間には、電磁誘導ユニットa(33)が、最も大きな電磁誘導現象を発生させることができる適当な間隔を設ける。同時に発電による本発明の回転部の回転抵抗を大幅に低減できる。
本発明の回転フレーム(35)は、回転軸(30)に取り付けられ、回転軸(30)と共に連続回転する。回転フレーム(35)、錘b(37)、電磁石b(36)、回転軸(30)、電磁誘導ユニットb(38)、フレームb(39)の構成図を図4に示す。回転フレーム(35)は、複数の棒状の部位が、円周上に均等に設けられ、その先端に電磁石b(36)、錘b(37)を複数個取り付ける。回転フレーム(35)、電磁石b(36)、錘b(37)に、弾み車の特徴を有するように構成することで、本発明の回転部の回転力の変動を緩和し、滑らかな連続回転運動にできる。同時に慣性力により、回転エネルギーを保存できる特徴がある。
本発明の回転フレーム(35)に複数個取り付けられた電磁石a(36)が、フレームb(39)に取り付けられた複数個の電磁誘導ユニット(b38)を高速で連続回転運動しながら通過することで、複数個の電磁誘導ユニットb(38)に電磁誘導現象が発生し、発電する特徴がある。電磁誘導ユニットb(38)と電磁石b(32)の間には、電磁誘導ユニットb(38)が、最も大きな電磁誘導現象を発生させることができる適当な間隔を設ける。同時に発電による本発明の回転部の回転抵抗を大幅に低減できる。
本発明によれば、重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換する構造の回転部に、発電機の構成要素である磁石類を設け、連続回転運動をする磁石類の円周上に、適当な間隔をあけ、発電機の構成要素である電磁誘導現象を発生させるものを設けることで、重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換する構造に発電機能を備えることができる。
同時に、本発明は、発電による回転部の回転抵抗を大幅に低減し、発電効率を上げることができ、且つ回転部の回転速度が上がり、発電量を増やすことができる。
本発明によれば、重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換する構造の一部の、弾み車の特徴を有するものに、発電機の構成要素である磁石類を設け、連続回転運動をする磁石類の円周上に、適当な間隔をあけ、発電機の構成要素である電磁誘導現象を発生させるものを設けることで、重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換する構造の回転部の回転力の変動を緩和し滑らかな連続回転運動にすると同時に、発電機能を備えることができる。
本発明によれば、重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換する構造と発電機能を一体化でき、回転抵抗を大幅に低減することで発電効率が上がり、本発明の使用条件にあわせた開発、製造することが容易になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
電源スイッチ(62)をONにすることで、本発明にバッテリー(1)からの電力が供給できる状態になる。
電源スイッチ(62)をON状態直後は、本発明の回転部の回転速度が遅く、発電量が少ないため、バッテリー(1)からの電力が、電力制御ユニット(2)から発電制御ユニット(3)へ通電され、本発明の使用電力が供給される。
本発明の主な電力は、電力制御ユニット(2)が制御する。
電力制御ユニット(2)の主な特徴は
(イ)バッテリー(1)の電力量を検出し、その蓄電量によりバッテリー(1)の蓄電量が十分残っている場合は、バッテリー(1)の電力を外部使用電力と本発明の使用電力として使用できるように制御する。又、発電電力を、バッテリー(1)の充電電力と、外部使用電力と、本発明の使用電力に利用できるようにする。
(ロ)バッテリー(1)の蓄電量が少なくなると、外部使用電力への電力供給を遮断する。本発明の使用電力は、バッテリー(1)からも供給できる。発電電力は、バッテリー(1)の充電と、本発明の使用電力として利用できるようにする。
(ハ)本発明と外部使用電力に異常が発生すれば、外部使用電力を供給しないように制御する。
発電制御ユニット(2)の主な特徴は
(イ) モーター回転検出センサー(22)の入力信号、回転角度検出センサー(56)の入力信号、回転位置検出センサー(57)の入力信号、発電電圧入力信号をもとに、モーター(17)の作動制御、電磁石a(32)、電磁石b(36)への電力供給を行い、本発明を最適な発電状態に制御する。
(ロ) 上記センサーの入力信号と入力電圧を常時検知し、異常入力信号又は、異常入力電圧が検出されれば、モーター(17)と、すべての電磁石a(32)とすべての電磁石b(36)への電力を遮断し、発電を停止させ事故を未然に防ぎ、本発明を保護すると同時に、情報ディスプレイに異常を知らせる。
(ハ) 情報ディスプレイは、通信ケーブル(44)で発電制御ユニット(3)と接続され、本発明のさまざまな情報を情報ディスプレイに表示する。又、本発明が正常な状態で発電しているときは、情報ランプ(59)に、正常作動用の点灯をさせる。本発明に、異常が発生した場合、異常発生を知らせるために、情報ランプ(59)に、異常発生用の点灯をさせる。同時に、スピーカー(58)を鳴らし、周囲に本発明に異常が発生したことを知らせる。
本発明の回転軸(30)に取り付けられた部品、ローターa(54)、ローターb(55)、電磁ローターa(50)、電磁ローターb(51)、マイナスローター(10)、プラスローター(11)、変極ローターa(12)、変極ローターb(13)、電極ローターa(14)、電極ローターb(15)、回転角度検出ローター(58)、回転位置検出ローター(59)、絶縁ローター(61)、モーターボックス(16)、タイミングアームガイド(25)、タイミングアーム(29)、電磁アーム(31)、回転フレーム(35)は、回転軸(30)と共に連続回転する。
発電制御ユニット(3)からモーター(17)までの電気回路と、モーター(17)から発電制御ユニット(3)までの電気回路を図6に示す。
発電制御ユニット(3)から接点ブラシb(5)、プラスローター(11)へ通電する。プラスローター(11)から縮スイッチ(23)、伸スイッチ(24)へそれぞれに通電され、変極ローターa(12)、変極ローターb(13)へ図6に示すそれぞれの部位へ接続される。変極ローターa(12)と変極ローターb(13)は、図6に示すように、各々、+極部と−極部が設けてあり、回転軸(30)に取り付けた時、隣り合う極部が同じ極にならないように相対位置にする。回転軸(30)に取り付けられ、回転軸(30)と共に回転運動する変極ローターa(12)と変極ローターb(13)は、+極部と−極部が交互に接点ブラシc(6)、接点ブラシd(7)と接触し、+電極と−電極が回転中に交互に変わる。接点ブラシc(6)は接点ブラシe(8)に、接点ブラシd(7)は接点ブラシf(9)にそれぞれ通電される。接点ブラシe(8)から電極ローターa(14)、モーター(17)の一方の端子に接続され、接点ブラシf(9)から電極ローターb(15)、モーター(17)の一方の端子に接続され、モーター(17)に電力が供給される。
モーター(17)の端子電極は、回転中、+電極と−電極が交互に入れ替わり、モーター(17)が、正回転、逆回転する。
回転軸(30)に取り付けられ、通電している各ローターには、電流が短絡されないように、絶縁ローター(61)が、図6に示すように、回転軸(30)に設けられている。
モーター(17)に取り付けられたギアa(18)と噛み合うギアb(19)に、モーター(17)の動力を伝達する。伸縮作動ロッド(20)は、ギアb(19)に接続され、タイミングアームガイド(25)に固定されているモーターボックス(16)に軸受けを介して取り付けてあり、ギアb(19)と共に正回転、逆回転する。
ギアa(18)とギアb(19)のギア比を、最適なギア比に設定することで、モーター(17)の消費電力を少なくし、伸縮作動ロッド(20)の回転速度を上げ、タイミングアーム(29)の作動速度を早くする。
伸縮作動ロッドガイドベアリング(27)は、錘a(28)に固定されている。錘a(28)はタイミングアーム(29)に固定されている。タイミングアーム(29)は、回転軸(30)に固定されているタイミングアームガイド(25)の中を、滑らかにスライドできるように設けてある。
伸縮作動ロッド(20)は、伸縮作動ロッドガイドベアリング(27)に噛み合うように取り付けてあるので、伸縮作動ロッド(20)が正回転、逆回転すると伸縮作動ロッドガイドベアリング(27)が、伸縮作動ロッド(20)を滑らかにスライド移動する。伸縮作動ロッドガイドベアリング(27)が、伸縮作動ロッド(20)を滑らかにスライド移動することにより、タイミングアーム(29)が、タイミングアームガイド(25)の中をスライド移動し、錘a(28)とタイミングアーム(29)のモーメントを変化させる。
錘a(28)が、回転軸(30)からの距離が長くなるようにタイミングアーム(29)が伸びていくと、タイミングアーム(29)の一端に取り付けられた伸スイッチガイド(26)が伸スイッチ(24)と接触し押される。伸スイッチ(24)が押されると、伸スイッチ(24)内部の接点が離れ、モーター(17)への電力が遮断され、モーター(17)の作動が停止する。モーター(17)の作動が停止するとタイミングアーム(29)の伸びる方へのスライド運動も停止する。
伸スイッチ(24)、縮スイッチ(23)は先端が挿入されていない状態では、接点が閉じ通電できる。伸スイッチ(24)、縮スイッチ(23)の先端が挿入されると接点が開き、電流を遮断する。
錘a(28)が、回転軸(30)からの距離が短くなるようにタイミングアーム(29)が縮むと、錘a(28)が縮スイッチ(23)と接触し、縮スイッチ(23)が押される。縮スイッチ(23)が押されると、縮スイッチ(23)内部の接点が離れ、モーター(17)への電力が遮断され、モーター(17)の作動が停止する。モーター(17)の作動が停止すると、タイミングアーム(29)は、短くなる方へのスライド運動を停止する。
伸スイッチ(24)、縮スイッチ(23)を適当な位置に設けることで、モーター(17)への通電を適切に遮断でき、タイミングアーム(29)の過剰な伸び、縮みを制御することで、モーター(17)、ギアa(18)、ギアb(19)、伸縮作動ロッド(20)、伸縮作動ロッドガイドベアリング(27)、錘a(28)、タイミングアーム(29)、タイミングアームガイド(25)へかかる負荷を軽減する。又、タイミングアーム(29)を、適当な長さで停止させることで、円滑に重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換することが出来る。
伸スイッチ(24)、縮スイッチ(23)の内部の接点が開いたり閉じたりすることで、発電制御ユニット(3)の電圧が変化する。変化する電圧を発電制御ユニット(3)がデータとして検出する。モーター回転検出ローター(21)は、モーター(17)の回転軸と共に回転する。モーター回転検出ローター(21)の回転をモーター回転検出センサー(22)で検出し、発電制御ユニット(3)へ入力される。
回転角度検出ローター(58)と、回転位置検出ローター(59)は回転軸(30)に取り付けられ回転軸(30)と共に回転をする。回転角度検出ローター(58)の回転を回転角度検出センサー(56)で検出し、発電制御ユニット(3)に入力される。回転角度検出センサー(56)から入力された信号は、回転軸(30)の回転軸角度データとして扱われる。回転位置検出ローター(59)の回転を回転位置検出センサー(57)で検出し、発電制御ユニット(3)に入力される。発電制御ユニット(3)に入力された信号は、回転軸(30)の基本位置データとして扱われる。
モーター(17)は、本発明の作動初期時は、縮スイッチ(23)、伸スイッチ(24)の開閉により制御される。本発明の回転部の回転速度が速くなると、モーター回転検出センサー(22)、回転角度検出センサー(56)、回転位置検出センサー(57)からの入力信号と、整流調圧ユニットa(63)、整流調圧ユニットb(64)、から発電制御ユニット(3)へ入力される入力電圧と、接点ブラシb(5)の電圧をもとに、発電制御ユニット(3)が、モーター(17)へ電力を供給する最適なタイミングを計算し、モーター(17)への電力供給を制御する。
発電制御ユニット(3)は、重力エネルギーを回転エネルギーに最も効率良く変換できるように、モーター(17)を制御し、電磁アーム(31)と電磁石a(32)のモーメントと、タイミングアーム(29)と錘a(28)のモーメントのバランスを、タイミングよく変化させ、本発明の回転部を連続した回転運動にする。
本発明の電磁アーム(31)と電磁石a(32)のモーメント、タイミングアーム(29)と錘a(28)のモーメント以外にも、本発明の回転部に取り付けた部品のモーメントの影響も考慮して制御する。
電磁アーム(31)は回転軸(30)に固定されており、もう一方の先端に電磁石a(32)を設ける。電磁石a(32)は、発電制御ユニット(3)から接点ブラシh(49)、 電磁ローターb(51)へ通電され、電磁石a(32)へ電力が供給され電磁石となる。電磁石a(32)から電磁ローターa(50)、接点ブラシg(48)を通り、発電制御ユニット(3)へ通電される。電磁石a(32)への電力供給は、発電制御ユニット(3)が、発電制御ユニット(3)に入力される各種入力信号、入力電圧、端子電圧等により判断し、本発明を最適で安全な状態で使用できるように制御する。
電磁アーム(31)の先端に設けられた電磁石a(32)と、フレームa(34)に設けられた複数の電磁誘導ユニットa(33)の間には、電磁誘導ユニットa(33)が電磁誘導現象を最も大きく発生できる適当な間隔を設ける。
電磁アーム(31)と電磁石a(32)のモーメント、タイミングアーム(29)と錘a(28)のモーメントを、最適なタイミングで変化させ、重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換することで、電磁石状態の電磁石a(32)が回転し、電磁誘導ユニットa(33)が電磁誘導現象を発生させ発電する。
タイミングアーム(29)は、図7に示すように回転軸(30)を介してタイミングアームガイド(25)の中をスライドできる構造になっている。タイミングアーム(29)の一方の先端に錘a(28)を設ける。錘a(28)の重さは、電磁アーム(31)と電磁石a(32)のモーメント、タイミングアーム(29)と錘a(28)のモーメント、回転軸(30)に取り付けられたその他の部品のモーメントを考慮し、重力エネルギーを連続した回転エネルギーに最も効率的に変換できる重さに設定する。
電磁アーム(31)と、タイミングアーム(29)は回転軸(30)にそれぞれ別に設けられている。取り付ける位置を変えることで、タイミングアーム(29)周辺に部品等を容易に設けることができ、取り付け方の自由度も広がる。タイミングアーム(29)周辺に設けた部品等により、タイミングアーム(29)の作動状態を把握でき、細かく作動を制御できる。また、重力エネルギーを回転エネルギーに最も効率的に変換できるように制御できる。また、本発明の作成、製造の負担を軽減できると同時に、メンテナンス性も向上する。
電磁アーム(31)とタイミングアーム(29)は、回転軸(30)を対称に、回転軸(30)に別々に取り付けられている。タイミングアーム(29)、タイミングアームガイド(25)、錘a(28)が一回転中に変化するおおまかな作動を図2に示す。電磁アーム(31)と電磁石a(32)のモーメントと、タイミングアーム(29)と錘a(28)のモーメントのバランスを、回転部が回転中に、タイミングアーム(29)の回転軸(30)からの長さを、最適時に変化させることで、重力エネルギーを連続した回転エネルギーに最も効率的に変換できるように変化させる。
回転フレーム(35)は、回転軸(30)に取り付けられ、回転軸(30)と共に連続回転する。回転フレーム(35)、錘b(37)、電磁石b(36)、回転軸(30)、電磁誘導ユニットb(38)、フレームb(39)の構造を図4に示す。回転フレーム(35)は、複数の棒状の部位が、円周上に均等に設けられおり、その先端に電磁石b(36)、錘b(37)を複数個取り付けることができる。図4に示すように、回転フレーム(35)と回転フレーム(35)に取り付けたすべての電磁石b(36)とすべての錘b(37)を、弾み車の特徴を有する構造にする。弾み車の特徴を有することで、本発明の回転部の回転力の変動を緩和し、滑らかな連続回転運動にできる。同時に慣性力により、回転エネルギーを保存できる。
回転フレーム(35)に取り付けてあるすべての電磁石b(36)へは、発電制御ユニット(3)から接点ブラシh(49)、電磁ローターb(51)へ通電され、電磁石b(36)へ電力が供給され電磁石となる。電磁石b(36)から電磁ローターa(50)、接点ブラシg(48)から、発電制御ユニット(3)へ通電される。電磁石b(36)への電力供給は、発電制御ユニット(3)が、発電制御ユニット(3)に入力される各種入力信号、入力電圧、端子電圧等により判断し、本発明を最適で安全な状態で使用できるように制御する。
回転フレーム(35)の先端に設けられた複数個の電磁石b(36)と、フレームb(39)に設けられた複数個の電磁誘導ユニットb(38)の間に、電磁誘導ユニットb(38)が電磁誘導現象を最も多く発生できる適当な間隔を設ける。
本発明の回転軸(30)に設けられた回転フレーム(35)は、回転軸(30)と共に連続回転し、先端に設けられた複数個の電磁石状態の電磁石b(36)も回転運動することで、電磁誘導ユニットb(38)に電磁誘導現象が発生し発電する。
本発明の回転部の回転速度が、一定の発電量になるまで高速になると、電磁アーム(31)と電磁石a(32)のモーメントと、タイミングアーム(29)と錘a(28)のモーメントを等しくなるように、タイミングアーム(29)の長さを制御し、回転バランスを安定させた状態で、モーター(17)の作動を停止させる。モーター(17)の作動停止中は、本発明の弾み車の特性を有する構造の、回転フレーム(35)と回転フレーム(35)に取り付けたすべての電磁石b(36)とすべての錘b(37)に、保存された回転エネルギーの慣性力により回転する。
上記の本発明の回転部が、保存された回転エネルギー(慣性力)により回転する状態から、回転速度が低下し、一定の発電量より低くなると、モーター(17)への電力供給を開始し再び、電磁アーム(31)と電磁石a(32)のモーメントと、タイミングアーム(29)と錘a(28)のモーメントを変化させ、重力エネルギーを回転エネルギーに変換し、本発明の回転速度を上げ、発電量を増やす。
フレームa(34)に設けられた複数個の電磁誘導ユニットa(33)により、発電された電気は整流調圧ユニットb(64)で、一定の電圧の直流電流に変換され電力制御ユニット(2)へ電力が送られる。また、発電制御ユニット(3)に、発電電圧が入力される。
フレームb(39)に設けられた複数個の電磁誘導ユニットb(38)により、発電された電気は整流調圧ユニットa(63)で、一定の電圧の直流電流に変換され、電力制御ユニット(2)へ電力が送られる。また、発電制御ユニット(3)に、発電電圧が入力される。
電力制御ユニット(2)から交流電流変圧ユニット(40)、直流電流変圧ユニット(41)へ電力が送られる。交流電流変圧ユニット(40)は、電流を一般の電気製品が使用しやすいように、一定電圧の交流電流に変換し、外部電力取り出し口a(42)から外部へ電力を供給する。直流電流変圧ユニット(41)は、電流を一般の電気製品が使用しやすいように、一定電圧の直流電流に変換し、外部電力取り出し口b(43)から外部へ電力を供給する。
本発明または、外部使用電力を使用している電気製品に異常が発生し、本発明に過電流が流れた場合、電気回路の要所に設けられたヒューズ(60)が切れ、電流が遮断されることで、事故を未然に防ぐと同時に、本発明を保護する。
電磁アーム(31)に取り付けられた錘c(65)は、タイミングアームガイド(25)に取り付けられた部品の、モーターボックス(16)、モーター(17)、ギアa(18) 、ギアb(19)、モーター回転検出ローター(21)、モーター回転検出センサー(22)、伸縮作動ロッド(20)等と、モーメントのバランスをとるために設けられている。
本発明が、電源スイッチ(62)OFFの停止状態から、電源スイッチ(62)ONにした時、回転部が正規の回転方向に回転できるように、電源スイッチ(62)OFF時に、タイミングアーム(29)の長さを制御する。
以下に実施例について説明する。
本発明の構造の一部である図4に示す部分を、回転軸(30)に複数並べて設け、回転エネルギーを保存できると同時に、発電量を増やすことができる。
本発明のフレームa(34)とフレームb(39)を、回転軸(30)を中心に、重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換する構造の回転部の回転方向とは逆に連続回転させ、フレームa(34)とフレームb(39)に複数個設けられた電磁誘導ユニットa(33)と電磁誘導ユニットb(38)に、フレームa(34)とフレームb(39)が固定されている状態より大きな電磁誘導現象が発生し、発電量を増やすことができる。
本発明の正面概略図 本発明の、タイミングアームガイド(25)、タイミングアーム(29)、錘(a28)が回転軸(30)を中心に回転し、変化する動作(AからL)の概略図 図1に示すA−A`の、フレームa(34)、電磁誘導ユニットa(33)、電磁石a(32)、回転軸(30)の断面概略図と構造概略図 図1に示すB−B`の、フレームb(39)、電磁誘導ユニットb(38)、電磁石b(36)、回転軸(30)断面概略図と構造概略図 本発明の電気回路図 本発明の発電制御ユニット(3)から、モーター(17)までの電気回路図 図1に示すC−C`の、モーターボックス(16)、錘a(28)、回転軸(30)の断面概略図と構造概略図
符号の説明
1 バッテリー
2 電力制御ユニット
3 発電制御ユニット
4 接点ブラシa
5 接点ブラシb
6 接点ブラシc
7 接点ブラシd
8 接点ブラシe
9 接点ブラシf
10 マイナスローター
11 プラスローター
12 変極ローターa
13 変極ローターb
14 電極ローターa
15 電極ローターb
16 モーターボックス
17 モーター
18 ギアa
19 ギアb
20 伸縮作動ロッド
21 モーター回転検出ローター
22 モーター回転検出センサー
23 縮スイッチ
24 伸スイッチ
25 タイミングアームガイド
26 伸スイッチガイド
27 伸縮作動ロッドガイドベアリング
28 錘a
29 タイミングアーム
30 回転軸
31 電磁アームa
32 電磁石a
33 電磁誘導ユニットa
34 フレームa
35 回転フレーム
36 電磁石b
37 錘b
38 電磁誘導ユニットb
39 フレームb
40 交流電流変換変圧ユニット
41 直流電流変圧ユニット
42 外部使用電力取り出し口a
43 外部使用電力取り出し口b
44 通信ケーブル
45 情報表示ディスプレイ
46 スピーカー
47 情報ランプ
48 接点ブラシg
49 接点ブラシh
50 電磁ローターa
51 電磁ローターb
52 接点ブラシi
53 接点ブラシj
54 ローターa
55 ローターb
56 回転角度検出センサー
57 回転位置検出センサー
58 回転角度検出ローター
59 回転位置検出ローター
60 ヒューズ
61 絶縁ローター
62 電源スイッチ
63 整流調圧ユニットa
64 整流調圧ユニットb
65 錘c

Claims (3)

  1. 重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換する構造の一部の電磁アーム(31)の先端に磁石類を設ける。電磁アーム(31)と磁石類が回転する円周上に、電磁誘導現象を発生させる電磁ユニットa(33)を単数又は複数個設置する。磁石類と単数又は複数の電磁ユニットa(33)の間に、電磁誘導現象を最も大きく発生させる適当な間隔をあける。又、磁石類と単数又は複数の電磁ユニットa(33)の間に、適当な間隔をあけることで、発電による重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換する構造の回転部の回転抵抗を大幅に低減する。電磁アーム(31)と磁石類が、重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換する構造の一部の回転軸(30)を中心に、連続回転運動を行うことで、電磁誘導現象を発生させる電磁ユニットa(33)の電磁誘導現象により、起電力が生じ発電する特徴の発電機器。
  2. 重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換する構造の回転部の中央に位置する回転軸(30)に、弾み車の特徴を有するものを設け、先端に単数又は複数個の磁石類を取り付ける。弾み車の特徴を有するものに磁石類を設けたものが回転軸(30)と共に回転する円周上に、電磁誘導現象を発生させる電磁ユニットb(38)を単数又は複数個設置する。磁石類と単数又は複数の電磁ユニットb(38)の間に、電磁誘導現象を最も大きく発生させる適当な間隔をあける。又、磁石類と単数又は複数の電磁ユニットb(38)の間に、適当な間隔をあけることで、発電による重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換する構造の回転部の回転抵抗を大幅に低減する。弾み車の特徴を有するものに磁石類を設けたものが、重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換する構造の一部の回転軸(30)を中心に、連続回転運動を行うことで、電磁ユニットb(38)が電磁誘導現象を発生させ、起電力が生じ発電する特徴の発電機器。
  3. 本願請求項2を、重力エネルギーを連続した回転エネルギーに変換する構造の回転部の中央に位置する回転軸(30)に、複数並べた発電機器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014023336A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Yukio Kikkawa 重力式発電装置
JP2015226461A (ja) * 2014-05-26 2015-12-14 尹萍 許 駆動装置
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