JP2009273678A - 捕手用胸部プロテクター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材3表面に、衝撃吸収用の突隆部4が、所定間隔をあけて複数設けられたプロテクター本体1と、前記プロテクター本体1の突隆部4の表面に、衝撃吸収空間5が形成されるように隙間をあけて取り付けられて、衝突したボールBに巻き付いてその回転を止める回転規制シート2と、を備えた捕手用胸部プロテクターである。
【選択図】図1
Description
そのため、胸部プロテクターに衝突しても、ボールが弾まない材質のものが用いられている。
また、特許文献1のプロテクターでは、緩衝材として、特殊な材質のものを使用しているため、販売価格が高価にならざるを得ないといった問題点もあった。
そこで、本願発明は、投手が投げたワンバウンドのボールの動きを効果的に止めることができ、しかも安価な捕手用胸部プロテクターを提供しようとするものである。
このように、回転規制シートによる巻き付き効果と、衝撃吸収空間の衝撃吸収効果と、突隆部の衝撃吸収効果との相乗効果によって、ボールがバウンドするのを効果的に防止することができる。
また、プロテクター本体表面に回転規制シートを取り付けた簡単な構造であるため、販売価格を安価におさえることができる。
図1〜図3は、代表的実施形態の捕手用胸部プロテクターに関するものであり、図1は斜視図、図2は拡大中央端面図、図3は分解斜視図である。
プロテクター本体1は、胸部、腹部、肩部にかけて被うことができる形状の基材3表面に、衝撃吸収用の突隆部4が、所定間隔をあけて小部屋状に複数設けられたものである。
図例のプロテクター本体1では、図3に示すように、突隆部4が、中央部に、所定間隔ごとに上下方向に設けられており、細長の突隆部4が左右方向に延びて、胸部、腹部が形成されている。更に、この胸部、腹部の両側にも、突隆部が所定間隔をあけて上下方向に設けられ、肩部、側部が形成されている。
これらの突隆部4は、ポリウレタン等の発泡合成樹脂が内部に充填されたものである。突隆部4は、衝突したボールBの衝撃を吸収するものであり、さまざまな緩衝材を採用することができる。
図例のプロテクターPでは、縦長の略瓢箪形状の回転規制シート2が用いられ、プロテクター本体1の中央部の突隆部4表面にあてがい、間に隙間を有するように、両側面を開放した状態で、上辺、下辺、突隆部4と突隆部4の間の溝部6に沿って、プロテクター本体1に縫い付けられている。図中2aは、回転規制シート2の開口部である。
このように取り付けられた回転規制シート2表面には、図1に示すように、溝部6に沿って凹部7が形成されるとともに、それぞれの突隆部4表面と回転規制シート2の隙間には、左右方向全面に渡って衝撃吸収空間5が形成されている。
回転止めシート2には、合成樹脂製、布製、又はこれらを組み合わせたものを用いることが可能であり、回転規制シート2の取り付けは、接着剤、熱溶着で行うこともできる。
尚、上述したプロテクターPでは、プロテクター本体1の中央部の上下方向に、回転規制シート2を被せて取り付けているが、これらの一部或いはプロテクター本体1全面に被せて取り付けることもできる。
更に、図例のプロテクターPでは、回転規制シート2に柔軟性をもたせるため、両側を開放して回転規制シート2を取り付けているが、衝撃吸収空間5が形成されるように、回転規制シート2の両側又は一方だけを閉じて取り付けることも可能である。即ち、回転規制シート2の少なくとも途中部がプロテクター本体1表面に対して隙間を有するように取り付けられていればよい。
また、回転止めシート2は、一枚のシートものを用いているが、それぞれの突隆部4を外被できる大きさのシートを用いて、それぞれの突隆部4に取り付けたものであってもよい。
また、図4(c)の回転規制シート2は、図4(b)の回転規制シート2に加えて、突隆部4の表面に沿って、上下方向にも縫い付けたものである。
更に、図4(d)の回転規制シート2は、図4(a)の回転規制シート2に加えて、突隆部4の表面に沿って、上下方向にも、縫い付けたものである。
このようにプロテクターPによれば、回転規制シート2による巻き付き効果と、衝撃吸収空間5の衝撃吸収効果と、突隆部4の衝撃吸収効果との相乗効果によって、ボールがバウンドするのを効果的に防止することができる。
実施例1は、従来品に回転規制シート2を縫い付けたプロテクターPである。具体的には、図3に示すように、従来の大人用のプロテクター表面に、略瓢箪型の回転止めシート2を縫い付けたものであり、プロテクター本体1表面の中央に、上下方向に突隆部4が設けられており、その突隆部4の大きさは、約4〜9cm(縦方向)×約14〜21cm(横方向)×約2〜3cm(高さ)であり、この突隆部4と回転規制シート2との隙間は、最大約3cm程度である。
その他に、マシンからプロテクターまでの距離は17m、球速は110km/hに設定されており、ボールは、ウレタン製のものを用いている。
これらの結果をまとめたものが、表1である。
これらの反発距離の平均値を比較すると、ダイレクトに当てた場合、実施例1の反発距離は、従来品の反発距離に比べて77%におさえることができる。
ワンバウンドで当てた場合は、実施例1の反発距離は、従来品の反発距離に比べて、約47%に、反発の距離を押さえることができる。回転規制シート2による効果が顕著に表れている。
B ボール
1 プロテクター本体
2 回転規制シート
2a 開口部
3 基材
4 突隆部
5 衝撃吸収空間
6 溝部
7 凹部
8 肩掛けベルト
9 腰ベルト
10 縫い目
Claims (3)
- 基材表面に、衝撃吸収用の突隆部が、所定間隔をあけて複数設けられたプロテクター本体と、
前記プロテクター本体の突隆部の表面に、衝撃吸収空間が形成されるように隙間をあけて取り付けられて、衝突したボールに巻き付いてその回転を止める回転規制シートと、
を備えた捕手用胸部プロテクター。 - 回転規制シートの両側が開放するように取り付けられた請求項1記載の捕手用胸部プロテクター。
- 基材表面に、衝撃吸収用の突隆部が、所定間隔をあけて上下方向に複数設けられたプロテクター本体と、
前記プロテクター本体の突隆部の表面に、衝撃吸収空間が形成されるように隙間をあけて被い、両側を開放した状態とし、左右方向に延びる突隆部と突隆部の間の溝に沿って、取り付けられて、衝突したボールに巻き付いてその回転を止める回転規制シートと、
を備えた捕手用胸部プロテクター。
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