JP2009271582A - コンピュータシステム、プログラム、コンピュータシステムのシステム起動方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御マイコン21が、システム起動時にアナログマルチプレクサ15をE経路からB経路へ変更させてから、ハードディスク/CFカード13が正常に作動することを確認する。マスターとして機能するハードディスクが正常に作動していると確認されたときには、制御マイコン21が、そのままアナログマルチプレクサ15をB経路からE経路へ復帰させる。一方、ハードディスクが正常に作動すると確認されなかったときには、制御マイコン21が、ハードディスクをスレーブとして機能させるとともに、スレーブとして機能するCFカード13をマスターとして機能させるようにそれらの役割を切り替えてからアナログマルチプレクサ15をB経路からE経路へ復帰させる。
【選択図】図1
Description
ところで、上述の確認処理においては、補助記憶装置に送信したコマンドへの応答に基づき正常・異常を判断することが考えられる。具体的には、請求項2のように、複数の補助記憶装置それぞれは、外部からの要求に応じて自らが正常であるか否かを診断してその診断結果を示す信号を送信可能であり、確認切替回路が、確認処理を実行する際には、複数の補助記憶装置それぞれに対して正常に作動することを確認するための確認コマンドを送信し、確認コマンドに対する応答に基づき複数の補助記憶装置それぞれが正常に作動するか否かを判断することが考えられる。
ところで、上述の切替処理においては、マスターやスレーブといった役割を変更する指示信号を送信(又は、出力)することが考えられる。具体的には、請求項6のように、確認切替回路が、切替処理を実行する際には、マスターとして機能する補助記憶装置に対してスレーブとして機能するよう指示する第一指示信号を送信するとともに、スレーブとして機能する補助記憶装置の何れか一つに対してマスターとして機能するよう指示する第二指示信号を送信することが考えられる。
ところで、データ転送の遅延などが発生した場合、上述の確認処理や切換処理が終了する前に、システム起動時にCPUが複数の補助記憶装置それぞれが正常に作動することを確認しようとするおそれがある。このような場合に、マスターとして機能する補助記憶装置が正常に作動しないときには、CPUがそのマスターとして機能する補助記憶装置が正常に作動しないと認識するためにシステムの再起動が必要となる。
[第一実施形態]
図1は、コンピュータシステム1の構成を示すハードブロック図である。
図1に示すように、コンピュータシステム1は、パーソナルコンピュータ11(マザーボードに相当)と、ハードディスク/CFカード13と、アナログマルチプレクサ15と、アナログマルチプレクサ17と、Identify検知回路19と、制御マイコン21と、スイッチ回路23と、を備えている。なお、パーソナルコンピュータ11とアナログマルチプレクサ17とはA経路を介して電気的に接続され、アナログマルチプレクサ17とアナログマルチプレクサ15とはE経路を介して電気的に接続され、アナログマルチプレクサ15とハードディスク/CFカード13とはC経路を介して電気的に接続され、アナログマルチプレクサ15と制御マイコン21とはB経路を介して電気的に接続され、アナログマルチプレクサ17とIdentify検知回路19とはD経路を介して電気的に接続されている。また、これらA〜E経路すべてにはプルアップ抵抗が取り付けられている。
ハードディスク/CFカード13は、オペレーティングシステムプログラムおよびブートローダが格納され、それぞれがマスターまたはスレーブとして機能可能である。本実施形態では、初期状態として、ハードディスクがマスターに設定され、CFカード(コンパクトフラッシュ(登録商標))がスレーブに設定されている。なお、前記設定は、マスターとスレーブを自動設定するために、IDE装置におけるケーブルセレクト機能によって決められる。具体的には、ハードディスク/CFカード13は、入出力インターフェイスがIDE装置として機能し、ハードディスク側、及びCFカード側それぞれのCSEL(ケーブルセレクトとも言う)端子を約10KΩでプルアップし、パーソナルコンピュータ11又は制御マイコン21側で、前記ハードディスクのCSEL端子のレベルをローレベル(ショート)にすると、前記端子をローレベル(ショート)にされたハードディスクは、自身がマスターであると認識するので、前記ハードディスクがマスターとして設定され、一方、パーソナルコンピュータ11又は制御マイコン21側で、前記CFカードのCSEL端子のレベルをハイレベル(開放)にすると、前記端子をハイレベル(開放)にされたCFカードは、自身がスレーブであると認識するので、CFカードがスレーブとして設定される。
パーソナルコンピュータ11は、図示しないCPUやROM、RAM、バスラインなどで構成され、各種処理を実行する機能を有する。また、パーソナルコンピュータ11は、A経路、E経路およびC経路を介してハードディスク/CFカード13と電気的に接続され、システム起動時にハードディスク/CFカード13それぞれが正常に作動することを確認した後に、マスターとして機能するハードディスクからブートローダを読み出して実行することでオペレーティングシステムプログラムをハードディスクから読み出し、その読み出したオペレーティングシステムプログラムを実行する。
[アナログマルチプレクサ15の構成の説明]
アナログマルチプレクサ15は、C経路とE経路とを接続させてアナログマルチプレクサ17(パーソナルコンピュータ11)とハードディスク/CFカード13とを電気的に接続させる第一接続状態から、C経路とB経路とを接続させて制御マイコン21とハードディスク/CFカード13とを電気的に接続させる第二接続状態へ切り替え可能である。なお、アナログマルチプレクサ15は特許請求の範囲における第一アナログマルチプレクサに該当する。
アナログマルチプレクサ17は、A経路とE経路とを接続させてパーソナルコンピュータ11とアナログマルチプレクサ15(ハードディスク/CFカード13)を電気的に接続させる第一接続状態から、A経路とD経路とを接続させてパーソナルコンピュータ11とIdentify検知回路19とを電気的に接続させる第二接続状態へ切り替え可能である。なお、アナログマルチプレクサ17は特許請求の範囲における第二アナログマルチプレクサに該当する。
図2は、制御マイコン21の構成を示すハードブロック図である。また、本実施形態における制御マイコン21の各端子の接続状態を図5に示す。
図2に示すように、制御マイコン21は、ハードディスク/CFカード13と電気的に接続される際に、ハードディスク/CFカード13それぞれが正常に作動することを確認する確認処理を実行可能である。このとき、制御マイコン21は、ハードディスク/CFカード13に対して正常に作動することを確認するための確認コマンドを送信し、確認コマンドに対する応答に基づきハードディスク/CFカード13が正常に作動するか否かを判断する。より具体的には、制御マイコン21は、確認コマンドを送信してから所定時間が経過するまでに確認コマンドに対して正常である旨を示す応答を送信した補助記憶装置を正常であると判断し、確認コマンドを送信してから所定時間が経過するまでに確認コマンドに対して正常ではない旨を示す応答を送信した補助記憶装置を正常ではないと判断し、確認コマンドを送信してから所定時間が経過しても確認コマンドに対する応答を送信しなかった補助記憶装置を正常ではないと判断する。
[Identify検知回路19の構成の説明]
図3は、Identify検知回路19の構成を示すハードブロック図である。 Identify検知回路19は、パーソナルコンピュータ11と電気的に接続される際に、システム起動時にハードディスク/CFカード13それぞれが正常に作動することを確認するための確認コマンド(Iedentifyコマンド)をパーソナルコンピュータ11が送信したか否かを監視する監視処理を実行可能である。また、Identify検知回路19は、制御マイコン21に対して前記確認コマンドをCPUに代わって再度送信するよう要求する要求処理を実行可能である。
以下に、制御マイコン21により実行される確認切替処理の処理手順を図5のフローチャートおよび図4(a)に基づいて説明する。なお、図4(a)は確認切替処理を説明する説明図(1)である。
まず、S105では、制御マイコン21の初期設定を行う。具体的には、制御マイコン21の各ポートを目的に応じて入出力設定を行う。
続くS120では、Identifyコマンド送信サブルーチンを実行する。なお、Identifyコマンド送信サブルーチンについては後述する。
続くS130では、初期化完了フラグの値が数値「1」であるか否かを判断する。初期化完了フラグの値が数値「1」である場合には(S130:YES)、マスターが正常に作動すると判断して、後述するS145に移行する。一方、初期化完了フラグの値が数値「1」ではない場合には(S130:NO)、マスターが正常に作動しないと判断して、S135に移行する。
続くS140では、ハードディスク/CFカード13にリセットを指示する。このことにより、RESETが「L」から「H」となる。そして、S145に移行する。
S155では、「コントロール1」をC経路に設定するとともに、「コントロール2」をE経路に設定する。
以下に、制御マイコン21により実行されるIdentify送信サブルーチンの処理手順を図6のフローチャートおよび図4(b)に基づいて説明する。なお、図4(b)は確認切替処理を説明する説明図(2)である。
まず、S205では、デバイスヘッドレジスタにこれから送信するコマンドがマスターが対象であることを、通知するための値として「00」を書き込む。このとき、CS:10b、DA:110b、DD0−DD7:00hを出力する。なお、この「00h」によって、ハードディスクやCFカードなどの各IDE装置は、この後に続くコマンドはマスターが対象であることを認識することとなる。
続くS220では、Writeストローブ(DIOW−)に「L」を出力してから、Writeストローブパルス幅としての165nsが経過するまで待機し(S220:NO)、経過したら(S220:YES)、S225に移行する。
続くS230では、Identifyコマンド(ECh)を書き込む。このとき、CS:10b、DA:111b、DD0−DD7:EChを出力する。なお、00hに続くEChによって、マスターはIdentifyコマンドに対する応答を要求されていることを認識する。
続くS245では、Writeストローブ(DIOW−)に「L」を出力してから、Writeストローブパルス幅としての165nsが経過するまで待機し(S245:NO)、経過したら(S245:YES)、S250に移行する。
なお、上述のS205〜S240によって、マスターに対してIdetifyコマンドが、IDEバスC上に送信される。
そして、本サブルーチンを終了する。
以下に、制御マイコン21により実行される初期化完了検知サブルーチンの処理手順を図7のフローチャートに基づいて説明する。
まず、S305では、変数「L」の値を数値「0」に設定する。
続くS325では、IORDYが「L」になったか否かを判断する。IORDYが「L」になるまで待機し(S325:NO)、IORDYが「L」になったら(S325:YES)、S330に移行する。なお、IORDYが「L」になる前にタイムアウトした場合には後述するS335に移行する。なお、タイムアウト時間については、Identify検知回路19による処理時間よりも長く設定されている。
S335では、データをFFhとし、S340に移行する。なお、FFhとするのは、S345での数値を正常に読み取るため、論理を全てHレベルとするためである。
続くS345では、データ(RD0−7)の値が「5*h」(*は0か1)であるか否かを判断する。ここでは、データ(RD0−7)の値が「50h」である場合にはマスターが自身の初期化処理が終了したと判断して(S345:YES)、S350へ移行する。一方、データ(RD0−7)の値が「51h」である場合には、マスターが自身の初期化処理を終了しなかったとして(S345:NO)、後述するS360に移行する。
S360では、100ms経過するまで待機し(S360:NO)、100ms経過したら(S360:YES)、S365に移行する。
続くS370では、繰り返し回数「L」の値が数値「150」であるか否かを判断する。なお、繰り返し回数「L」の値がインクリメントされるごとに100msが経過するので、150回で15秒が経過することになる。繰り返し回数「L」の値が数値「150」ではない場合には(S370:NO)、上述のS320に移行する。一方、繰り返し回数「L」の値が数値「150」である場合には(S370:YES)、S375に移行する。
[3.効果]
(1)このように第一実施形態のコンピュータシステム1によれば、次のように作用する。すなわち、制御マイコン21が、システム起動時にアナログマルチプレクサ15を第一接続状態から第二接続状態へ変更させてから、ハードディスク/CFカード13が正常に作動することを確認する確認処理を実行する。マスターとして機能するハードディスクが正常に作動していると確認されたときには、制御マイコン21が、そのままアナログマルチプレクサ15を第二接続状態から第一接続状態へ復帰させる。一方、ハードディスクが正常に作動すると確認されなかったときには、制御マイコン21が、ハードディスクをスレーブとして機能させるとともに、スレーブとして機能するCFカード13をマスターとして機能させるようにそれらの役割を切り替える切替処理を実行してからアナログマルチプレクサ15を第二接続状態から前記第一接続状態へ復帰させる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
Claims (17)
- オペレーティングシステムプログラムおよび前記オペレーティングシステムプログラムをロードするためのブートローダがそれぞれ格納され、それぞれがマスターまたはスレーブとして機能可能な複数の補助記憶装置と、
前記複数の補助記憶装置と電気的に接続され、システム起動時に前記複数の補助記憶装置それぞれが正常に作動することを確認した後に、前記複数の補助記憶装置のうちのマスターとして機能する補助記憶装置から前記ブートローダを読み出して実行することで前記オペレーティングシステムプログラムを読み出し、その読み出したオペレーティングシステムプログラムを実行するCPUと、
前記複数の補助記憶装置と電気的に接続される際に、前記複数の補助記憶装置それぞれが正常に作動することを確認する確認処理、および前記複数の補助記憶装置のうちのマスターとして機能する補助記憶装置をスレーブとして機能させるとともに前記複数の補助記憶装置のうちスレーブとして機能する補助記憶装置のうちの何れかをマスターとして機能させるようにそれらの役割を切り替える切替処理を実行可能な確認切替回路と、
前記CPUと前記複数の補助記憶装置とを電気的に接続させる第一接続状態から前記確認切替回路と前記複数の補助記憶装置とを電気的に接続させる第二接続状態へ切り替え可能な第一アナログマルチプレクサと、
を備え、
前記確認切替回路は、システム起動時に前記第一アナログマルチプレクサを前記第一接続状態から前記第二接続状態へ変更させてから前記確認処理を実行し、前記複数の補助記憶装置のうち少なくともマスターとして機能する補助記憶装置が正常に作動していると確認されたときには前記切替処理を実行せずに前記第一アナログマルチプレクサを前記第二接続状態から前記第一接続状態へ復帰させ、一方、前記複数の補助記憶装置のうち少なくともマスターとして機能する補助記憶装置が正常に作動すると確認されなかったときには前記切替処理を実行してから前記第一アナログマルチプレクサを前記第二接続状態から前記第一接続状態へ復帰させること
を特徴とするコンピュータシステム。 - 請求項1に記載のコンピュータシステムにおいて、
前記複数の補助記憶装置それぞれは、外部からの要求に応じて自らが正常であるか否かを診断してその診断結果を示す信号を送信可能であり、
前記確認切替回路は、前記確認処理を実行する際には、前記複数の補助記憶装置それぞれに対して正常に作動することを確認するための確認コマンドを送信し、前記確認コマンドに対する応答に基づき前記複数の補助記憶装置それぞれが正常に作動するか否かを判断することを特徴とするコンピュータシステム。 - 請求項2に記載のコンピュータシステムにおいて、
前記確認切替回路は、前記確認コマンドを送信してから所定時間が経過するまでに前記確認コマンドに対して正常である旨を示す応答を送信した補助記憶装置を正常であると判断することを特徴とするコンピュータシステム。 - 請求項2または請求項3に記載のコンピュータシステムにおいて、
前記確認切替回路は、前記確認コマンドを送信してから所定時間が経過するまでに前記確認コマンドに対して正常ではない旨を示す応答を送信した補助記憶装置を正常ではないと判断することを特徴とするコンピュータシステム。 - 請求項2〜請求項4の何れかに記載のコンピュータシステムにおいて、
前記確認切替回路は、前記確認コマンドを送信してから所定時間が経過しても前記確認コマンドに対する応答を送信しなかった補助記憶装置を正常ではないと判断することを特徴とするコンピュータシステム。 - 請求項1〜請求項5の何れかに記載のコンピュータシステムにおいて、
前記確認切替回路は、前記切替処理を実行する際には、マスターとして機能する補助記憶装置に対してスレーブとして機能するよう指示する第一指示信号を送信するとともに、スレーブとして機能する補助記憶装置の何れか一つに対してマスターとして機能するよう指示する第二指示信号を送信することを特徴とするコンピュータシステム。 - 請求項6に記載のコンピュータシステムにおいて、
前記複数の補助記憶装置それぞれは、外部からの要求に応じて自らの役割を切り替えてリセットを実行したのちに役割の切り替えおよびリセットが終了したことを示す信号を送信可能であり、
前記確認切替回路は、前記第一指示信号および前記第二指示信号それぞれに対する応答を受信したら前記確認処理を再び実行すること
を特徴とするコンピュータシステム。 - 請求項1〜請求項7の何れかに記載のコンピュータシステムにおいて、
前記CPUは、システム起動時に前記複数の補助記憶装置それぞれが正常に作動することを確認するために前記確認コマンドを送信可能であり、
さらに、
前記CPUと電気的に接続される際に、システム起動時に前記複数の補助記憶装置それぞれが正常に作動することを確認するための確認コマンドを送信したか否かを監視する監視処理、および前記確認コマンドを送信したCPUに代わり、前記確認切替回路に対して前記確認コマンドを送信するよう要求する要求処理を実行可能な監視要求回路と、
前記CPUと前記第一アナログマルチプレクサとを電気的に接続させる第一接続状態から前記CPUと前記監視要求回路とを電気的に接続させる第二接続状態へ切り替え可能な第二アナログマルチプレクサと、を備え、
前記監視要求回路は、システム起動時に前記第二アナログマルチプレクサを前記第一接続状態から前記第二接続状態へ変更させてから前記監視処理を実行し、前記確認切替回路による前記切替処理の実行が終了するまでに前記CPUが前記確認コマンドを送信しなかった場合には前記要求処理を実行せずに前記第二アナログマルチプレクサを前記第二接続状態から前記第一接続状態へ復帰させ、一方、前記確認切替回路による前記切替処理の実行が終了するまでに前記CPUが前記確認コマンドを送信した場合には前記切替処理の実行が終了した後に前記要求処理を実行してから前記第二アナログマルチプレクサを前記第二接続状態から前記第一接続状態へ復帰させること
を特徴とするコンピュータシステム。 - 請求項1〜請求項8の何れかに記載のコンピュータシステムにおいて、
前記複数の補助記憶装置のうちの少なくとも何れか一つはハードディスクであり、当初はマスターとして機能するよう設定され、
前記複数の補助記憶装置のうちの少なくとも何れか一つはCFカードであり、当初はスレーブとして機能するよう設定され、前記切替処理時には前記確認切替回路によって優先的にマスターとして機能するように設定されること
を特徴とするコンピュータシステム。 - 請求項1〜請求項9の何れかに記載の確認切替回路として機能させるための各種処理手順、または請求項8または請求項9に記載の監視要求回路として機能させるための各種処理手順をコンピュータシステムに実行させるためのプログラム。
- システム起動時に、オペレーティングシステムプログラムおよび前記オペレーティングシステムプログラムをロードするためのブートローダがそれぞれ格納され、それぞれがマスターまたはスレーブとして機能可能な複数の補助記憶装置と、システム起動時に前記複数の補助記憶装置それぞれが正常に作動することを確認した後に、前記複数の補助記憶装置のうちのマスターとして機能する補助記憶装置から前記ブートローダを読み出して実行することで前記オペレーティングシステムプログラムを読み出し、その読み出したオペレーティングシステムプログラムを実行するCPUとが電気的に接続する第一接続状態から、前記複数の補助記憶装置と前記CPUとが電気的に接続しない第二接続状態へ変更させてから、前記複数の補助記憶装置それぞれが正常に作動することを確認する確認処理を実行し、
前記複数の補助記憶装置のうち少なくともマスターとして機能する補助記憶装置が正常に作動していると確認されたときには前記第二接続状態から前記第一接続状態へ復帰させ、一方、前記複数の補助記憶装置のうち少なくともマスターとして機能する補助記憶装置が正常に作動すると確認されなかったときには、前記複数の補助記憶装置のうちのマスターとして機能する補助記憶装置をスレーブとして機能させるとともに前記複数の補助記憶装置のうちスレーブとして機能する補助記憶装置のうちの何れかをマスターとして機能させるようにそれらの役割を切り替える切替処理を実行してから、前記第二接続状態から前記第一接続状態へ復帰させること
を特徴とするコンピュータシステムのシステム起動方法。 - 請求項11に記載のコンピュータシステムのシステム起動方法において、
前記確認処理を実行する際には、前記複数の補助記憶装置それぞれに対して正常に作動することを確認するための確認コマンドを送信し、前記確認コマンドに対する応答に基づき前記複数の補助記憶装置それぞれが正常に作動するか否かを判断することを特徴とするコンピュータシステムのシステム起動方法。 - 請求項12に記載のコンピュータシステムのシステム起動方法において、
前記確認コマンドを送信してから所定時間が経過するまでに前記確認コマンドに対して正常である旨を示す応答を送信した補助記憶装置を正常であると判断することを特徴とするコンピュータシステムのシステム起動方法。 - 請求項12または請求項13に記載のコンピュータシステムのシステム起動方法において、
前記確認コマンドを送信してから所定時間が経過するまでに前記確認コマンドに対して正常ではない旨を示す応答を送信した補助記憶装置を正常ではないと判断することを特徴とするコンピュータシステムのシステム起動方法。 - 請求項12〜請求項14の何れかに記載のコンピュータシステムのシステム起動方法において、
前記確認コマンドを送信してから所定時間が経過しても前記確認コマンドに対する応答を送信しなかった補助記憶装置を正常ではないと判断することを特徴とするコンピュータシステムのシステム起動方法。 - 請求項11〜請求項15の何れかに記載のコンピュータシステムのシステム起動方法において、
前記切替処理を実行する際には、マスターとして機能する補助記憶装置に対してスレーブとして機能するよう指示する第一指示信号を送信するとともに、スレーブとして機能する補助記憶装置の何れか一つに対してマスターとして機能するよう指示する第二指示信号を送信することを特徴とするコンピュータシステムのシステム起動方法。 - 請求項11〜請求項16の何れかに記載のコンピュータシステムのシステム起動方法において、
前記第一接続状態から前記第二接続状態に変更した際に、前記CPUが前記複数の補助記憶装置それぞれが正常に作動することを確認するための確認コマンドを送信したか否かを監視する監視処理を実行し、
前記切替処理の実行が終了するまでに前記CPUが前記確認コマンドを送信しなかった場合にはそのまま前記第二接続状態から前記第一接続状態へ復帰させ、一方、前記切替処理の実行が終了するまでに前記CPUが前記確認コマンドを送信した場合には、前記切替処理の実行が終了した後に、前記CPUに代わり、前記確認コマンドを送信するよう要求する要求処理を実行してから、前記第二接続状態から前記第一接続状態へ復帰させること
を特徴とするコンピュータシステムのシステム起動方法。
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