JP2009271522A - 楽器置き台 - Google Patents

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Abstract

【課題】楽器を壁面など室内の垂直部に展示しつつ保管することができると共に、地震の際など揺れが生じても楽器を落下させることなく保持することができる楽器置き台を提供する。
【解決手段】楽器2を支持する楽器受け部3と、楽器受け部3を固定するための固定部1を備え、ばね弾性を有する弾性部4を介して楽器受け部3を固定部1に連結、楽器置き台Aを形成する。固定部1を壁面などに固定して取り付けた状態で、楽器受け部3に楽器2を支持させることによって、楽器2を壁面等に展示しつつ保管することができる。また楽器受け部3は弾性部4を介して固定部1に連結されているため、地震の際など揺れが生じても弾性部4で吸収されて振動が楽器受け部3に伝わることを抑制することができ、楽器2が壁面等から落下することを防ぐことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ギターなどの楽器を壁面等に保持して、展示しつつ保管するために用いられる楽器置き台に関するものである。
ギターなどの楽器を室内外に保管するにあたって、一般的にはスタンドに楽器を立て掛けて、床の上に置くようにするのが一般的である(例えば特許文献1等参照)。
しかしこのように楽器をスタンドで床の上に立て掛けて保管する場合、室内であれば、室内スペースを狭めて邪魔になることがあり、また室内で活動する際に楽器やスタンドに不用意に接触し易く、このときには楽器を転倒させてしまい、楽器を損傷させるおそれがある。
一方、壁面などにホルダーを取り付け、このホルダーに例えばギターのネックのヘッドなどを引っ掛けることによって、壁面に楽器を保管することができるようにしたものもある(例えば特許文献2等参照)。
このように壁面に楽器を保持して保管するようにすれば、室内スペースを狭めるようなことがなくなり、また不用意に楽器に接触して転倒させてしまうようなこともなくなる。しかも、壁面に楽器を展示することができるものであり、愛用の楽器を室内のインテリアとして利用する効果も高くなるものである。
特開2002−91432号公報 特開2005−10782号公報
しかし上記のように壁面にホルダーで楽器を保持して保管する場合、地震の際など、大きな揺れが生じたときに、壁面からホルダーに振動が伝わって、ホルダーから楽器が外れるおそれがある。そしてこのようにホルダーから楽器が外れると、楽器は壁面の高所から床面に落下することになるので、大きな衝撃が楽器に加わって、致命的な破損が楽器に生じるおそれがあるという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、楽器を展示しつつ保管することができると共に、地震の際など揺れが生じても楽器を落下させることなく保持することができる楽器置き台を提供することを目的とするものである。
本発明に係る楽器置き台は、楽器2を支持する楽器受け部3と、楽器受け部3を固定するための固定部1を備え、ばね弾性を有する弾性部4を介して楽器受け部3を固定部1に連結して成ることを特徴とするものである。
この発明によれば、固定部1を壁面などに固定して取り付けた状態で、楽器受け部3に楽器2を支持させることによって、楽器2を壁面等に展示しつつ保管することができるものであり、また楽器受け部3は弾性部4を介して固定部1に連結されているため、地震の際など揺れが生じても弾性部4で吸収されて振動が楽器受け部3に伝わることを抑制することができ、楽器受け部3から楽器2が外れて落下することを防ぐことができるものである。
また本発明は、固定部1を固定するための固着具5を通す上部穴6と下部穴7を、固定部1に上下に対向する位置において設け、上部穴6と下部穴7を同一円周上に沿って配置して成ることを特徴とするものである。
この発明によれば、例えば、壁面などに上部穴6と下部穴7を通して固着具5を打入することによって固定部1を取り付けるにあたって、壁面などに固着具5を打入する位置を変更することなく、固着具5を通す上部穴6と下部穴7の位置を変更することによって、固定部1を壁面などに垂直姿勢で取り付けたり傾斜姿勢で取り付けたりすることができるものであり、楽器2を垂直姿勢や傾斜姿勢の好みの姿勢で壁面などに保管することができるものである。
また本発明は、上記の上部穴6と下部穴7を設けた固定部1の表面に対して垂直な回転軸8を中心にして、楽器受け部3を回動自在にして成ることを特徴とするものである。
この発明によれば、固定部1を傾斜姿勢で取り付けた状態においても、回動自在な楽器受け部3を水平にした状態で楽器2を支持することができるものであり、楽器2を安定して保持することができるものである。
また本発明は、上記の楽器受け部3を楽器2の下部を支持する下部受け部3aと、楽器2の上部を支持する上部受け部3bとから形成し、上部受け部3bを高さ調整自在に形成して成ることを特徴とするものである。
この発明によれば、下部受け部3aと上部受け部3bによって楽器2を上部と下部の2ヶ所で安定して支持することができると共に、上部受け部3bの高さを調整することによって、高さの異なる各種の楽器2を安定して支持することができるものである。
また本発明は、楽器受け部3を折畳み自在に形成して成ることを特徴とするものである。
この発明によれば、楽器2を保管しないときには、楽器受け部3を折畳んで壁面などからの突出寸法を小さくして、邪魔にならないようにすることができるものである。
また本発明は、楽器受け部3の下部受け部3aを二股に分岐する一対の受け片50で形成し、この一対の受け片50間に掛け渡して脱着自在に取り付けられる受けシート51を備えて成ることを特徴とするものである。
この発明によれば、ギターなど下部が比較的大きい楽器は、下部受け部3aを形成する一対の受け片50間に渡した状態で楽器の下部を載置して支持することができると共に、バイオリンなど下部が比較的小さい楽器は、一対の受け片50間に掛け渡して取り付けた受けシート51の上に楽器の下部を載置して支持することができ、大小各種の楽器を支持することが可能になるものである。
また本発明は、縦に張られたネット9と、天井と床との間に立てられたポール10の少なくとも一方に、固定部1を固定するための固定具11を備えて成ることを特徴とするものである。
この発明によれば、楽器置き台をネット9やポール10に取り付けて使用することが可能になるものである。
また本発明は、スピーカー52に脱着自在に取り付けられ、上記の固定部1を固定する取付具53を備えて成ることを特徴とするものである。
この発明によれば、楽器を演奏するライブハウスやスタジオなどにおいて、演奏のモニターなどのために置かれているスピーカー52に取付具53を取り付けることによって、スピーカー52に楽器置き台Aを取り付けることができるものであり、スピーカー52を利用して、楽器を保管することができるものである。
また本発明は、上記の取付具53に、マイクロフォン54を支持するマイクホルダー55を設けて成ることを特徴とするものである。
この発明によれば、スピーカー52の音を拾うマイクロフォン54を、楽器置き台の取付具53を利用して支持することができるものである。
本発明によれば、固定部1を壁面などに固定して取り付けた状態で、楽器受け部3に楽器2を支持させることによって、楽器2を壁面等に展示しつつ保管することができるものである。また楽器受け部3は弾性部4を介して固定部1に連結されているため、地震の際など揺れが生じても弾性部4で吸収されて振動が楽器受け部3に伝わることを抑制することができ、楽器2が壁面等から落下することを防ぐことができるものである。
本発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。 同上の一部を破断して示す側面図である。 同上の一部を拡大して示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 同上の一部の拡大した正面図である。 同上の一部を拡大して示すものであり、(a)(b)はそれぞれ正面図である。 同上の一部を拡大して示すものであり、(a)(b)はそれぞれ正面図である。 同上の一部を拡大して示すものであり、(a)は正面図、(b)は側面断面図、(c)は正面図である。 本発明の実施の形態の他の一例を示すものであり、(a)(b)はそれぞれ側面図である。 本発明の実施の形態の一例における使用の態様を示す正面図である。 本発明の実施の形態の一例における使用の態様を示す側面図である。 本発明の実施の形態の一例における使用の態様を示すものであり、(a)(b)はそれぞれ一部を破断して示す側面図である。 本発明の他の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は下部受け部の斜視図、(b)は下部受け部に受けシートを装着した斜視図である。 同上の受けシートの平面図である。 本発明の他の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 本発明の他の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は平断面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 本発明の他の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は斜視図、(b)はマイクホルダーにマイクロフォンを取り付けた状態の斜視図である。 同上に用いる取付具を示すものであり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。 同上の取付具に用いる締付具を示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 同上の取付具に用いるマイクホルダーを示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態の一例を示すものであり、固定部1はステンレス板など金属板で縦長矩形のプレートとして形成してある。この固定部1の下端には断面円弧状に屈曲すると共に屈曲先端を前方へ水平に突出させて支持部15が形成してある。このように支持部15の基部を円弧状に屈曲させることによって、円弧部4aにばね弾性が生起され、この円弧部4aで弾性部4が形成されるものであり、支持部15は弾性部4によって上下に撓むことができるものである。
支持部15の先端部の上面には上端が開口する円筒などで形成される下部筒体16が立設してあり、この下部筒体16の下端部において前方へ突出するように下部受け部3aが設けてある。下部筒体16には図2のように上端の開口から上部杆17が差し込んで取り付けてあり、上部杆17の上端に前方へ突出するように上部受け部3bが設けてある。図の実施の形態では楽器受け部3は、上下に対向して設けられるこの下部受け部3aと上部受け部3bとを備えて形成するようにしてある。下部受け部3aと上部受け部3bの形状は楽器2の種類に適応するように形成されるが、例えば楽器2としてギターなどの弦楽器を支持する場合、下部受け部3aと上部受け部3bはそれぞれ二股形状に形成されるものである。例えば、下部受け部3aは楽器2の下端部(ギターであればボディの下部)を載置して支持することができるように幅広い二股状に、上部受け部3bは楽器2の上部(ギターであればネック)を差し込んで保持することができるように幅狭い二股状に形成されるものである。
下部受け部3aの基部には回転軸8が設けてあり、図2のように下部筒体16の下端に形成した軸穴19にこの回転軸8を差し込むことによって、下部筒体16に回転軸8を回転自在に挿通してある。回転軸8に設けた一対のストッパー20を下部筒体16の前面側の外面と背面側の外面に当接させることによって、下部筒体16から回転軸8が抜けないようにしてある。回転軸8は固定部1の外面と垂直で且つ水平に配置されるものであり、回転軸8が回転することによって下部受け部3aは回転軸8を回動中心にして上下に揺動回動するものである。
また図3に示すように、回転軸8の先端には差込み突片22が突設してあり、下部受け部3aの基部に背方へ突設した連結軸23には受け凹所24が凹設してある。そして受け凹所24に差込み突片22を差し込んで、回転軸8と連結軸23とを軸ピン25で結合することによって、回転軸8に軸ピン25で連結軸23を回動自在に連結し、下部受け部3aを軸ピン25を中心として上下に回動できるようにしてある。このとき、回転軸8の差込み突片22の両側には、下面が前方へ向けて45°程度の角度で上り傾斜する下当接面26となり、上面が前方へ向けて45°程度の角度で下り傾斜する上当接面27となる当接部28が設けてあり、一方、連結軸23の受け凹所24の両側の後端面は、後方へ向けて45°程度の角度で下り傾斜する当接面29として形成してある。従って下部受け部3aは、当接面29が当接部28の下当接面26に当接する水平姿勢と、当接面29が当接部28の上当接面27に当接する垂直姿勢との間で上下に回動することができるものである。
上記の上部受け部3bを設けた上部杆17は、下部筒体16に上下動自在に差し込んであり、図4に示すように、上部杆17の下部筒体16に差し込んだ下部には所定間隔で上下複数個所に係合凹部31が凹設してある。また下部筒体16の背面側の上部には係合ねじ32が下部筒体16の外面から内周へとねじ込んで設けてあり、この係合ねじ32の先端を上部杆17の任意の係合凹部31に係合させることによって、上部杆17を下部筒体16に固定するようにしてある。
ここで、上部受け部3bも上部杆17に上下回動自在に取り付けてある。上部杆17への上部受け部3bの取付の構造は、回転軸8に下部受け部3aを取り付ける既述の図3の構造と同じに形成することができるものであり(図3において回動軸8を上部杆17と読み替える)、上部受け部3bは水平姿勢と垂直姿勢との間で上下に回動することができるものである。
上記の固定部1には上部穴6と下部穴7とがそれぞれ表裏に貫通して設けてある。図5に示す実施の形態では、上部穴6と下部穴7は固定部1の上部において、上下に対向する位置にそれぞれ同数の複数個ずつ設けてある。上部穴6と下部穴7はそれぞれ同じ円周上に沿って同じ一定間隔で設けられるものであり、固定部1の幅方向の中央に位置する上部穴6aと下部穴7aを中心にして左右同数に配列されるものである。図5の実施の形態では、上部穴6aの左と右にそれぞれ一つずつ上部穴6b,6cを配置し、下部穴7aの右と左にそれぞれ一つずつ下部穴7b,7cが配置されるようにしてあり、上部穴6aと下部穴7a、上部穴6bと下部穴7b、上部穴6cと下部穴7cが対となるものである。
上記のように形成される本発明の楽器置き台Aは、室内外の壁面や柱など、室内外の垂直部材に取り付けて使用されるものである。例えば室内の壁面12に楽器置き台Aを取り付けるにあたっては、壁面12に固定部1の背面を当接し、上部穴6と下部穴7の各一箇所に通してビスなどの固着具5を壁面12に打ち込み、固定部1を壁面12に固定することによって、図1(a)のように行なうことができるものである。このとき、固着具5は鉛直上下の二箇所において壁面12に打入されるものであり、上部穴6と下部穴7のうち、中央の上部穴6aと下部穴7aに固着具5を通して打入することによって、固定部1が鉛直縦方向を向くように固定することができ、図1のように楽器置き台Aを垂直姿勢で壁面12に取り付けることができるものである。
そしてこのように楽器置き台Aを壁面12に取り付けた状態で、楽器受け部3に楽器2を支持させることによって、楽器置き台Aで楽器2を室内などの壁面12に保管することができるものである。このとき、楽器受け部3を上記のように下部受け部3aと上部受け部3bで形成している場合には、楽器2の下部と上部の二箇所を保持することができ、楽器2を安定して支持することができるものである。例えば楽器2がギターなどの弦楽器の場合、ボディ2aの下端部を下部受け部3aの上に載置し、ネック2bを上部受け部3bで保持することができるものである。そして楽器2はその荷重を下部受け部3aで支えた状態で保持されるので、バイオリンや三味線などネックのヘッドを引っ掛けて吊り下げるようなことができない楽器でも保持することができ、各種の楽器を保持することが可能になるものである。
尚、図1(a)(d)に示すように、ゴムなどの弾性材で形成されるバンド43を用い、バンド43の両端のリング部44を上部受け部3bの両端部に設けた溝部45に嵌めて、バンド43を上部受け部3bの先端間に掛けるようにすれば、ネック2bが上部受け部3bから抜け外れるようなことを確実に防ぐことができるものである。
上記のように楽器置き台Aで楽器2を室内などの壁面12に保管するにあたって、地震の際など、大きな揺れが生じたときに、壁面12から楽器置き台Aの固定部1に振動が伝わるが、楽器受け部3は弾性部4を介して固定部1に連結されているので、この振動は弾性部4のばね弾性によって吸収され、振動が楽器受け部3の下部受け部3aや上部受け部3bに伝わることを抑制することができるものである。このため、下部受け部3aや上部受け部3bが大きく振動することで楽器2が跳ね上がったりすることがなくなり、下部受け部3aや上部受け部3bから楽器2が飛び出して、楽器2が壁面12の下方へ落下するようなことを防ぐことができるものである。従って、地震時などに際して楽器2が壁面12から落下して致命的な破損が楽器2に生じることを未然に防ぐことができるものである。また下部受け部3aに楽器2を置くときの衝撃は、弾性部4が弾性変形することによって緩和されるものであり、楽器2への負荷をより少なくすることができるものである。
ここで、上記の図1等の実施の形態では、固定部1の下端を円弧状に屈曲することによって、この円弧部4aにばね弾性を生起させて弾性部4を形成するようにしたが、これのみに限定されるものではなく、例えば図8(a)のように、コイルばねなどのばね体4bを弾性部4として用い、固定部1の支持部15にこのばね体4bを介して下部筒体16を立設するようにしてもよい。また図8(b)のように、ゴムなどの弾性を有する弾性樹脂材4cを弾性部4として用い、固定部1の支持部15にこの弾性樹脂材4cを介して下部筒体16を立設するようにしてもよい。さらにばね体4bと弾性樹脂材4cを複合したもので弾性部4を形成するようにしてもよい。
上記のように楽器置き台Aで楽器2を壁面12に保管する場合、壁面12に楽器2を展示することができるものであり、愛用の楽器2を室内のインテリアとして利用する効果を高く得ることができるものである。このとき、楽器置き台Aを上記の図1(b)のように垂直姿勢で壁面12に取り付けることによって、楽器2を垂直姿勢で展示することができるが、傾斜させた状態で展示するほうがインテリア効果が高い楽器2もある。例えばギターなどは斜めにした状態で抱えて演奏するので、このような楽器2は傾斜姿勢で展示することが望まれることがある。
この場合には、固定部1に設けた上部穴6と下部穴7のうち、中央の上部穴6aと下部穴7aではなく、端部側の上部穴6bと下部穴7b、あるいは上部穴6cと下部穴7cを選択して固着具5を打ち込むようにするものであり、上部穴6bと下部穴7b、あるいは上部穴6cと下部穴7cが鉛直上下となるように、図5(b)のように固定部1を傾斜させた状態で、固定部1を壁面12に固定し、楽器置き台Aを壁面12に傾斜姿勢で取り付けるようにするものである。このように楽器置き台Aを壁面12に傾斜姿勢で取り付けることによって、図9に示すように、楽器2を傾斜姿勢で壁面12に保管して展示することができるものである。
ここで、上記のように楽器置き台Aを壁面12に垂直姿勢で取り付けていた後、傾斜姿勢に取り付け直しをする場合、垂直姿勢にしていたときに図5(a)のように中央の上部穴6aと下部穴7aに打入した固着具5を抜き外し、傾斜姿勢にするときに図5(b)のように上部穴6bと下部穴7b、あるいは上部穴6cと下部穴7cに固着具5を打入する際には、先の垂直姿勢にしていたときに壁面12に固着具5を打入することによって形成されている穴に、傾斜姿勢にするときに固着具5を打入することができるものである。従って、楽器置き台Aを垂直姿勢から傾斜姿勢に、あるいはその逆に、付け替える際に、固着具5で新たな穴を壁面12に形成する必要がなくなり、壁面12に多くの穴をあけて壁面12にダメージを与えるようなことを防ぐことができるものである。
上記の図5の実施の形態では、上部穴6と下部穴7を同一円周上に複数個ずつ設けるようにしたが、図6の実施の形態のように、上部穴6と下部穴7を同一円周上に沿った円弧状の長孔として形成するようにしてもよい。この場合には、上部穴6と下部穴7に打入したビスなどの固着具5を緩めることによって、円弧状の長孔の上部穴6と下部穴7を固着具5に対してスライドさせるようにして、図6(a)(b)のように固定部1の取り付け角度を変えることができ、楽器置き台Aを垂直姿勢から傾斜姿勢に変更したり、傾斜姿勢から垂直姿勢に変更したりすることができるものである。この場合も、固着具5で壁面12に多くの穴をあけるような必要なく、楽器置き台Aの姿勢を変更することができるものである。
また図7の例では、固定部1に円形の開口部39を形成し、上部穴6と下部穴7を貫通して設けた円板40の背面に円形の凸部41を突設し、凸部41を開口部39にはめ込んだ状態で円板40の外周部を開口部39の周縁の外面に当接させるようにしてある。このものでは、上部穴6と下部穴7から固着具5を壁面12に打ち込んで、円板40の外周部を開口部39の周縁において固定部1の外面に圧接させることによって、円板40で固定部1を押えて固定することができるものである。そして上部穴6と下部穴7に打入した固着具5を緩めることによって、図7(a)(c)のように固定部1の取り付け角度を変えることができ、楽器置き台Aを垂直姿勢から傾斜姿勢に変更したり、傾斜姿勢から垂直姿勢に変更したりすることができるものである。
ここで上記のように、楽器置き台Aを傾斜姿勢で壁面12に取り付ける場合、楽器受け部3の下部受け部3aも同様に傾斜すると、楽器2の下部を下部受け部3aに安定して載置することができず、楽器2の支持が不安定になる。このため本発明では、上記のように下部受け部3aの基部に設けた回転軸8を下部筒体16に回転自在に挿通し、回転軸8を中心にして下部受け部3aが上下に揺動回動できるようにしてある。このように下部受け部3aが揺動回動自在であると楽器置き台Aが傾斜姿勢であっても、図9のように、楽器2の下部を下部受け部3aの上に載置するときに下部受け部3aは水平状態になり、水平状態の下部受け部3aで楽器2の下部を安定して載置することができ、楽器2の支持を安定して行なうことができるものである。
また、壁面12に取り付けた楽器置き台Aに楽器2を保管しないときには、楽器置き台Aの室内側へ突出する楽器受け部3の下部受け部3aや上部受け部3bが邪魔になることがある。このため本発明では上記のように、下部受け部3aや上部受け部3bを上下に回動させることができるようにしてあり、楽器置き台Aに楽器2を保管するときには、下部受け部3aや上部受け部3bを水平姿勢になるように室内側へ突出させるようにし、楽器置き台Aに楽器2を保管しないときには、図10に示すように、下部受け部3aや上部受け部3bを上方へ回動させて垂直姿勢になるように折り畳み、下部受け部3aや上部受け部3bの室内への突出寸法を小さくして邪魔にならないようにしてある。このとき、上記のように当接面29が当接部28の下当接面26に当接することで、下部受け部3aや上部受け部3bの水平姿勢が安定して保たれるようにしてあり、また当接面29が当接部28の上当接面27に当接することで、下部受け部3aや上部受け部3bの垂直姿勢が安定して保たれるようにしてある。
また上記のように楽器受け部3を下部受け部3aと上部受け部3bで形成して、楽器2の下部と上部を支持する場合、楽器2には大きなものと小さなもの、例えば弦楽器においてはギターのように大きなものとバイオリンやウクレレのように小さなものがあるので、楽器2の大きさに合わせて下部受け部3aと上部受け部3bの上下方向の間隔を調整する必要がある。このため本発明では上記のように、上部受け部3bを設けた上部杆17を下部筒体16に上下動自在に差し込んで取り付けるようにしてあり、上部杆17を上下させて上部受け部3bの高さを調整することによって、図11(a)のように下部受け部3aと上部受け部3bの間隔Hを大きくしたり、図11(b)のように下部受け部3aと上部受け部3bの間隔Hを小さくしたりして、下部受け部3aと上部受け部3bの間隔を楽器2の大きさに適合した寸法に調整できるようにしてある。このように上部杆17を上下させて調整した後、図4のように下部筒体16に設けた係合ねじ32をねじ込むことによって、係合ねじ32の先端を上部杆17に上下複数個所において設けた係合凹部31のうち、係合ねじ32に対応する位置の係合凹部31に係合ねじ32の先端を係合させることによって、上部杆17を下部筒体16に固定し、上部受け部3bを調整した高さに固定することができるものである。
ここで上記のように楽器受け部3を下部受け部3aと上部受け部3bで形成するにあたって、下部受け部3aは上記のように二股形状に形成してある。図12(a)は下部受け部3aの一例を示すものであり、上記の実施の形態では下部受け部3aを上方へ回動させて折り畳むことができるようにしたが、図12(a)の実施の形態では回転軸8の先端部から一対の受け片50を平面コ字形に分岐させて前方へ延出させることによって下部受け部3aを回転軸8と一体に形成してある。そしてこのように二股形状に形成される下部受け部3aに上記のように楽器2の下部を載置することによって、楽器2を支持するものであるが、図1(b)に示すように、楽器2の下部は二股状の一対の受け片50の間に掛け渡した状態で載置される。
このとき、ギターなどのように比較的大きい楽器2では、ボディ2aの下端部を下部受け部3aの二股状の受け片50の間に掛け渡した状態で載置することができるが、楽器2がバイオリンやウクレレなどのように小さく、ボディの幅が二股状の受け片50の間隔より小さい場合には、楽器2の下部を下部受け部3aに載置することができない。そこで、図12(b)のように受けシート51を下部受け部3aの二股状の受け片50の間に掛け渡して取り付けることによって、小さい楽器2を保持することができるようにしてある。
受けシート51はシリコン、ウレタン、ゴムなどの弾性を有する柔軟なシートで形成されるものであり、図13に示すように、全体形状を略楕円形に形成すると共に後縁の中央部に後取付片60を舌片状に延出し、さらに前面に亘って多数の通孔60aが穿設してある。この後取付片60には後挿通孔61が穿設してあり、また前後一対の側部挿通孔62a,62bが受けシート51の両側端部にそれぞれ穿設してある。そして下部受け部3bの一対の各受け片50を受けシート51の両側端部の各側部挿通孔62a,62bに差し込む。このとき、後側に位置する側部挿通孔62bに受けシート51の下側から受け片50を差し込んだ後に、前側に位置する側部挿通孔62aに受けシート51の上側から受け片50を差し込むようにするものであり、さらに後挿通孔61に受けシート51の上側から、回転軸8をその後端より差し込むことによって、図12(b)のように受けシート51を二股状の受け片50の間に掛け渡して取り付けるようにしてある。各受け片50に両側端部の側部挿通孔62a,62bを挿通するだけでなく、回転軸8を後挿通孔61に挿通することによって、側部挿通孔62a,62bから受け片50が抜けて受けシート51が下部受け部3aから脱落することを防ぐことができるものである。
このように下部受け部3aの受け片50の間に掛け渡して受けシート51を取り付けることによって、楽器2の下部の幅が二股状の受け片50の間隔より小さくても、受け片50の間においてこの受けシート51の上に楽器2の下部を載置することができるものである。従って、オプションとして受けシート51を用いることによって、バイオリンやウクレレなどのような小さい楽器2も楽器置き台Aに保持することができるものであり、楽器置き台Aをギターなどのような大きな楽器2でも、バイオリンやウクレレなどのような小さい楽器2でも、兼用して保持することが可能になるものである。
上記では、室内外の垂直部としての壁面12に楽器置き台Aを取り付けるようにした例を説明したが、室内外の垂直部は壁面12のみではなく、柱などもあり、柱などに楽器置き台Aを上記と同様にして取り付けることもできるものである。また、室内外には縦にネット9を張って、このネット9に種々のものを取り付けるようにしたものもあり、また天井と床との間にポール10を立てる場合もある。本発明では、このようなネット9やポール10を室内外の垂直部として楽器置き台Aを取り付けることができる。このときには、固定具11を用いてネット9やポール10に楽器置き台Aを取り付けるようにする。
まずネット9に楽器置き台Aを取り付ける場合を図14で説明する。この場合は固定具11として、ネット用の固定具11aを用いる。ネット用固定具11aは固定板34の前面側に上下一対の固着具5を突設して形成されるものであり、この固着具5はボルト35によって形成してある。
そして固定部1をネット9の前面側の片面に配置すると共にネット9の背面側の片面にネット用固定具11aを配置し、ネット9の網目を通してネット用固定具11aのボルト35を固定部1の上部穴6と下部穴7に挿通した後、上部穴6と下部穴7から突出するボルト35の先部にナット36を螺合して締め付けることによって、固定部1とネット用固定具11aの間にネット9を挟み込む。このようにしてネット固定具11aを用いてネット9に固定部1を固定することで、楽器置き台Aを図14(a)(b)のようにネット9に取り付けることができるものである。このとき、同一円周上に配置される上部穴6と下部穴7にネット用固定具11aのボルト35を差し込んで固定部1の固定を行なうので、上記と同様に、楽器置き台Aを垂直姿勢でも傾斜姿勢でも取り付けることができるものである。
次にポール10に楽器置き台Aを取り付ける場合を図15で説明する。ポール10としては、上下に伸縮すると共に伸張する方向にばね付勢されたものを用いることができるものであり、上端を天井に、下端を床に圧接させた状態で、天井と床との間に立てるようにしてある。このポール10はネジ止めなどの施工をする必要なく、室内の任意の箇所に立てることができるものである。
このポール10に楽器置き台Aを取り付ける場合は、固定具11としてポール用固定具11bを用いる。ポール用固定具11bは、固定板34の背面側に上下一対のU字ボルト37を取り付けると共に、固定板34の前面側に上下一対の固着具5を突設して形成されるものであり、この固着具5はボルト35によって形成してある。
そして図15(a)のようにU字ボルト37をポール10の外周に嵌めることによって固定板34をポール10に取り付け、ポール用固定具11bのボルト35を固定部1の上部穴6と下部穴7に挿通し、上部穴6と下部穴7から突出するボルト35の先部にナット36を螺合して締め付けることによって、ポール用固定具11bに固定部1を固定する。このようにして図15(b)(c)のようにポール用固定具11bを介して楽器置き台Aをポール10に取り付けることができるものである。このときも、同一円周上に配置される上部穴6と下部穴7にポール用固定具11bのボルト35を差し込んで固定部1の固定を行なうので、上記と同様に、楽器置き台Aを垂直姿勢でも傾斜姿勢でも取り付けることができるものである。
上記のように室内外の垂直部として、壁、ネット、ポールなどに楽器置き台Aを取り付ける他に、室内外に設置される器具の垂直面に楽器置き台Aを取り付けて使用することもできる。例えば、ライブハウスのステージやスタジオなどにおいて、楽器を演奏するフロアーには、アンプ付きのスピーカー52が設置されており、演奏者はこのスピーカー52の音をモニターしながら演奏を行なうことになる。そして楽器は演奏フロアー上のスタンドに立て掛けて、演奏フロアー上に置くようにしているが、楽器やスタンドに接触して転倒させる危険がある。そこで、スピーカー52の前面に楽器置き台Aを取り付け、スピーカー52の前面において楽器を保持することによって、楽器を転倒させる危険を回避することができるものである。
スピーカー52の前面に楽器置き台Aを取り付けるにあたっては、図17に示す取付具53を用いる。取付具53は受け金具65と、受け金具65に装着される取付ベルト66とを備えて形成されるものであり、受け金具65は前片67と前片67の上端から後方へ屈曲延出した上片68から倒L字形に形成されるものである。取付ベルト66は短い寸法の引張ベルト69と、長い寸法の締付ベルト70からなるものである。引張ベルト69の一端部は受け金具65の上片68の後端部に形成した通し孔71に通して固定してあり、引張ベルト69の他端部は締付具72に固定してある。また締付ベルト70の一端部は受け金具65の前片67の下端部に形成した通し孔73に通して固定してあり、締付ベルト70の他端部は締付具72に通してある。74はスピーカー52の前面下部の角部を保護するために締付ベルト70に通して設けたコーナーベルトである。
締付具72は図18に示すように、一対の側板76の一方の端部間にベルト挟み軸77を、他方の端部間にベルト通し軸78をそれぞれ設け、このベルト挟み軸77とベルト通し軸78の間の位置において側板76間に回動挟み具79を設けることによって形成されるものである。回動挟み具79は一端部に設けた回転軸80で回動自在に締付具72に設けられるものであり、回動挟み具79の他端の外面に滑り止め凹凸81が形成してある。そして図18(b)に鎖線で示すように、引張ベルト69の上記他端部は、ベルト挟み軸77の外周に巻き掛けて固定してあり、また締付ベルト70の上記他端部は、ベルト通し軸78と回動挟み具79の間に上側から差し込むと共に、回動挟み具79の下側を潜らせて、回動挟み具79とベルト挟み軸77の間を下側から上側へと通すようにしてある。
また受け金具65の前片67の上部には、ボルト35によって形成される上下一対の固着具5が前方へ突出して設けてあり、この前片67の下部の前面側にはマイクホルダー55が取り付けてある。マイクホルダー55は、前面側に開口する断面C字形に形成され左右に開口する差込筒部83と、平面形状がU字形に屈曲して形成されるダンパー部84とを備え、U字形のダンパー部84の一辺84aの外面に差込筒部83を固定して、図19のように形成されるものであり、U字形のダンパー部84の他辺84bを受け金具65の前片67の下部に固定することによって、前片67の前面側にマイクホルダー55を取り付けるようにしてある。
上記のように形成される取付具53をスピーカー52に取り付けるにあたっては、受け金具65の上片68をスピーカー52の上面に載置すると共に前片67をスピーカー52の前面に沿わせて配置し、また取付ベルト66をスピーカー52の前面下部、下面、背面、上面後部に掛け渡して配置することによって、取付具53でスピーカー52の全周を囲むようにする(図17(a)参照)。そしてこの状態で、取付ベルト66に設けた締付具72に通して上方へ突出している締付ベルト70の一端部を図17(a)のa矢印のように上方へ引き上げることによって、締付ベルト70をスピーカー52の下面や背面に締め付ける。ここで図18(a)にa矢印で示すように、締付ベルト70の一端部を締付具72の上方へ引き上げるときには、ベルト挟み具79もb矢印のように上方へ回動する。そして締付ベルト70を上方へ引き上げる力を解除すると、締付ベルト70の表面への滑り止め凹凸81の引掛かりでベルト挟み具79はc矢印のように下方へ回動し、締付ベルト70はベルト挟み具79とベルト挟み軸77の間に挟まれて固定され、締付ベルト70の締め付け力は緩まない。このようにして、取付ベルト66の締付ベルト70をスピーカー52の外面に締め付けることによって、取付具53の受け金具65をスピーカー52の前面部に取り付けることができるものである。
そしてこのようにスピーカー52に取付具53の受け金具65を取り付けた後、受け金具65の前片67に突設したボルト35に固定部1の上部穴6と下部穴7を被挿し、上部穴6と下部穴7から突出するボルト35の先部にナット36を螺合して締め付けることによって、受け金具65に固定部1を固定することができるものである。このようにして図16(a)のように、取付具53によって楽器置き台Aをスピーカー52の前面に取り付けることができるものであり、この楽器置き台Aに楽器2を保持させることによって、スピーカー52の前面に楽器2を保持することができるものである。このとき、同一円周上に配置される上部穴6と下部穴7に受け金具65のボルト35を差し込んで固定部1の固定を行なうので、上記と同様に、楽器置き台Aを垂直姿勢でも傾斜姿勢でも取り付けることができるものである。
また、スピーカー52の前面に取り付けた取付具53の受け金具65にはマイクホルダー55が設けてあり、このマイクホルダー55の差込筒部33にマイクロフォン54を差し込むことによって、図16(b)のように取付具53の受け金具65でマイクロフォン54を保持することができるようにしてある。このようにして、スピーカー52の前面に配置した状態でマイクロフォン54を保持することができるものであり、スピーカー52からの音をマイクロフォン54で拾って、チューニングなどをすることができるものである。また、マイクホルダー55にはダンパー部84が設けてあり、スピーカー52からマイクロフォン54に伝搬する振動を吸収して減少することができるものであり、スピーカー52の音をクリアーに拾うことができるものである。
ここで従来は、スピーカー52からの音を拾うマイクロフォン54は、スピーカー52の前方において床の上に置かれるのが一般的であるが、マイクロフォン54やそのコードに触れることによって、スピーカー52に対するマイクロフォン54の位置がずれてしまうことがある。これに対して上記のように、スピーカー52の前面に楽器置き台Aを取り付けるための取付具53を利用して、マイクロフォン54をスピーカー52の前面に保持することができるようにすることによって、マイクロフォン54が位置ずれしたりすることを防ぐことができるものである。
1 固定部
2 楽器
3 楽器受け部
4 弾性部
5 固着具
6 上部穴
7 下部穴
8 回転軸
9 ネット
10 ポール
11 固定具
50 受け片
51 受けシート
52 スピーカー
53 取付具
54 マイクロフォン
55 マイクホルダー

Claims (9)

  1. 楽器を支持する楽器受け部と、楽器受け部を固定するための固定部を備え、ばね弾性を有する弾性部を介して楽器受け部を固定部に連結して成ることを特徴とする楽器置き台。
  2. 固定部を固定するための固着具を通す上部穴と下部穴を、固定部に上下に対向する位置において設け、上部穴と下部穴を同一円周上に沿って配置して成ることを特徴とする請求項1に記載の楽器置き台。
  3. 上記の上部穴と下部穴を設けた固定部の表面に対して垂直な回転軸を中心にして、楽器受け部を回動自在にして成ることを特徴とする請求項2に記載の楽器置き台。
  4. 楽器受け部を楽器の下部を支持する下部受け部と、楽器の上部を支持する上部受け部とから形成し、上部受け部を高さ調整自在に形成して成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の楽器置き台。
  5. 楽器受け部を折畳み自在に形成して成ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の楽器置き台。
  6. 楽器受け部の下部受け部を二股に分岐する一対の受け片で形成し、この一対の受け片間に掛け渡して脱着自在に取り付けられる受けシートを備えて成ることを特徴とする請求項4又は5に記載の楽器置き台。
  7. 縦に張られたネットと、天井と床との間に立てられたポールの少なくとも一方に、上記の固定部を固定するための固定具を備えて成ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の楽器置き台。
  8. スピーカーに脱着自在に取り付けられ、上記の固定部を固定する取付具を備えて成る請求項1乃至6のいずれかに記載の楽器置き台。
  9. 上記の取付具に、マイクロフォンを支持するマイクホルダーを設けて成ることを特徴とする請求項8に記載の楽器置き台。
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