JP2009271319A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示エリアの外側に形成される非表示エリアの幅を縮小可能な液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 基板110,120に狭持された液晶層150と、基板110に形成された駆動電極210及び端子電極211と、基板120に形成された駆動電極220及び端子電極221と、端子電極211,221に接続された接続部材510とを備える。接続部材510は、端子形成部211を覆う基体部511と、端子形成部221を覆う基体部512と、基体部511,512を連結する連結部513と、基体部511に設けられ、端子電極211を積層体の上側面に引き出す引き出し配線514と、基体部512に設けられ、端子電極221を積層体の右側面に引き出す引き出し配線515とを有する。これにより、基板の表面に形成されている端子電極が接続部材によって積層体の側面に引き出される。
【選択図】図6

Description

本発明は液晶表示装置に関し、特に、端子電極への信号供給を行うための接続部材を備える液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は、CRTなどの表示装置と比べて薄型化が容易であるとともに消費電力が比較的小さいという特徴を有している。このため、近年においては、コンピュータのモニタやテレビの他、携帯電話機のディスプレイ、公共施設の案内板などに広く利用されている。中でも、全反射型の液晶表示装置は、表示画像を維持するためにほとんど電力を消費しないことから、電子ペーパーとしての応用が期待されている。
図17は、パッシブマトリクス型の液晶表示装置の構造を説明するための模式図であり、(a)は略斜視図、(b)は略分解斜視図である。
図17に示す液晶表示装置10は、一対の基板11,12と、これら基板11,12に狭持された液晶層13とを有している。基板11,12の材料としては、ガラスなどの透明材料が用いられる。基板11の表面には、図17に示すX方向に延在する複数の駆動電極14が形成されている。一方、基板12の表面には、図17に示すY方向に延在する複数の駆動電極15が形成されている。かかる構成により、駆動電極14,15の交点が1つの画素となり、印加される電圧に応じて、各交点に位置する液晶の配向を制御することができる。
駆動電極14へ供給する信号は、駆動電極14に接続された端子電極14aを介して与えられる。端子電極14aは、基板11の表面のうち、基板12から露出した端子形成部11aに配置されている。同様に、駆動電極15へ供給する信号は、駆動電極15に接続された端子電極15aを介して与えられる。端子電極15aは、基板12の表面のうち、基板11から露出した端子形成部12aに配置されている。
図18は、端子形成部11a,12aの位置を説明するための模式図であり、(a)は略平面図、(b)は(a)に示すB−B線に沿った略断面図、(c)は(a)に示すC−C線に沿った略断面図である。図18においては、図面の見やすさを考慮して、駆動電極14,15及び端子電極14a,15aの表示を省略している。
図18に示すように、基板11,12はいずれも四角形であるが、基板12よりも基板11の方がX方向に長く、基板11よりも基板12の方がY方向に長くなっている。このため、基板11,12を積層すると、図18(a)に示す上辺側において基板11が基板12から露出し、この露出部分が端子形成部11aとなる。同様に、図18(a)に示す右辺側において基板12が基板11から露出し、この露出部分が端子形成部12aとなる。
端子形成部11a,12aには、図17に示したように端子電極14a,15aが配置される。端子電極14a,15aは、フレキシブル基板などを介して外部の駆動回路に接続され、これによって、駆動電極14,15には表示すべき内容に応じた信号が与えられることになる。
しかしながら、端子電極14a,15aはいずれも基板と平行な面、すなわちXY平面に形成されていることから、端子電極14a,15aと基板の背面に配置された駆動回路とを接続するためには、フレキシブル基板をXY平面から基板の厚み方向に90°折り曲げる必要が生じる。ところが、フレキシブル基板に許容される折り曲げ半径には限界があることから、表示エリアの外側に形成される非表示エリアの幅は、フレキシブル基板に許容される折り曲げ半径以上に狭くすることができなかった。このような問題は、カラー表示を行うために複数の液晶表示装置10を積層した場合により顕著となる(特許文献1〜3参照)。
図19は、3つの液晶パネル20,30,40からなる液晶表示装置50の構造を説明するための模式図であり、(a)は略平面図、(b)は(a)に示すB−B線に沿った略断面図、(c)は(a)に示すC−C線に沿った略断面図である。図19においても、図面の見やすさを考慮して、図18と同様、駆動電極や端子電極の表示を省略している。
図19に示すように、液晶パネル20,30,40のそれぞれは、図17及び図18に示した液晶表示装置10と同じ構造を有しており、これらが積層された構成を有している。具体的には、液晶パネル20は、基板21,22及びこれらに狭持された液晶層23を有し、液晶パネル30は、基板31,32及びこれらに狭持された液晶層33を有し、液晶パネル40は、基板41,42及びこれらに狭持された液晶層43を有している。
そして、液晶パネル20に対する信号の供給は、端子形成部21a,22aに配置された端子電極を介して行われ、液晶パネル30に対する信号の供給は、端子形成部31a,32aに配置された端子電極を介して行われ、液晶パネル40に対する信号の供給は、端子形成部41a,42aに配置された端子電極を介して行われる。上述の通り、図19においては端子電極の表示は省略されている。
図19に示す液晶表示装置50においては、端子形成部21aに基板31が覆い被さる状態となるが、端子形成部21aと基板31との間には、基板22の厚み分の隙間22cが形成される。このため、端子形成部21aに接続するフレキシブル基板等の端部をこの隙間22cに収めることが可能である。端子形成部31a,32a,42aについても同様であり、それぞれ基板41,22,32が覆い被さる状態となるが、基板32,31,41の厚み分の隙間32c,31c,41cに、端子形成部31a,32a,42aに接続するフレキシブル基板等の端部を収めることができる。
特開平11−64878号公報 特開2002−72243号公報 特開2004−117405号公報
しかしながら、図19に示す液晶表示装置50においては、図19(a)の上側面及び右側面にそれぞれ3枚のフレキシブル基板を配置しなければならない。このため、フレキシブル基板同士の干渉が生じ、表示エリアの外側に形成される非表示エリアの幅がよりいっそう拡大するという問題があった。
このような問題を解決する方法として、基板の側面に端子電極を引き回し、基板の側面から信号を供給するなど方法が考えられる。しかしながら、端子電極を基板の側面に形成するためには、基板の側面に対して電極形成プロセスを施す必要があり、製造コストが著しく増大してしまう。
また、特許文献2には、基板の端部を階段状に露出させた例が記載されている。しかしながら、この方法では、基板の一辺に端子電極が集中することから、表示エリアに大きな偏りが生じる。このため、例えば複数の液晶表示装置をマトリクス状に配置することによって、より大きなディスプレイを構成しようとすると、隣接する2つの液晶表示装置間に太い非表示エリアが形成されてしまい、全体的な画像の連続性が損なわれてしまう。
したがって、本発明の目的は、表示エリアの外側に形成される非表示エリアの幅を縮小可能な液晶表示装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、基板の側面などに端子電極を形成することなく、信号の供給を行うことが可能な液晶表示装置を提供することである。
また、本発明のさらに他の目的は、非表示エリアの偏りや非表示エリアの幅が低減された液晶表示装置を提供することである。
本発明による液晶表示装置は、第1及び第2の基板を含む積層体と、第1の基板の一方の主面に形成された第1の駆動電極及びこれに接続された第1の端子電極と、第1の基板の一方の主面と対向する第2の基板の一方の主面に形成された第2の駆動電極及びこれに接続された第2の端子電極と、第1の基板の一方の主面と第2の基板の一方の主面との間に狭持され、第1及び第2の駆動電極によって制御される第1の液晶層と、第1及び第2の端子電極に接続された第1の接続部材とを備え、第1の端子電極は、第1の基板の一方の主面のうち、第2の基板から露出した第1の端子形成部に配置され、第2の端子電極は、第2の基板の一方の主面のうち、第1の基板から露出した第2の端子形成部に配置され、第1の接続部材は、第1の端子形成部を覆う第1の基体部と、第2の端子形成部を覆う第2の基体部と、第1及び第2の基体部を連結する連結部と、第1の基体部に設けられ、第1の端子電極を積層体の第1の側面に引き出す第1の引き出し配線と、第2の基体部に設けられ、第2の端子電極を積層体の第2の側面に引き出す第2の引き出し配線とを有することを特徴とする。
本発明によれば、基板の表面に形成されている端子電極が接続部材によって積層体の側面に引き出されることから、フレキシブル基板などを用いて外部の駆動回路に接続する場合、フレキシブル基板を積層体の表面ではなく、積層体の側面に接続することができる。その結果、フレキシブル基板を直角に折り曲げる必要がなくなるため、非表示エリアを非常に狭くすることが可能となる。また、基板の側面などに端子電極を形成する必要もない。
本発明において、第1の接続部材に含まれる第1の基体部は、第1の端子形成部と第2の基板の側面によって構成される段差部に嵌合し、第1の接続部材に含まれる第2の基体部は、第2の端子形成部と第1の基板の側面によって構成される段差部に嵌合することが好ましい。これによれば、積層体の側面に形成される段差が接続部材によって埋められることから、接続部材がパネルの補強材としても機能することになる。
本発明における液晶表示装置は、第3の基板と、第2の基板の他方の主面に形成された第3の駆動電極及びこれに接続された第3の端子電極と、第2の基板の他方の主面と対向する第3の基板の一方の主面に形成された第4の駆動電極及びこれに接続された第4の端子電極と、第2の基板の他方の主面と第3の基板の一方の主面との間に狭持され、第3及び第4の駆動電極によって制御される第2の液晶層とをさらに備え、第3の端子電極は、第2の基板の他方の主面のうち、第3の基板から露出した第3の端子形成部に配置され、第4の端子電極は、第3の基板の一方の主面のうち、第2の基板から露出した第4の端子形成部に配置されていることが好ましい。これによれば、2つの液晶層が積層された状態となることから、これら2つの液晶層にそれぞれ異なる色相の表示を割り当てればカラー表示を行うことが可能となる。
さらに、本発明による液晶表示装置は、第4の基板と、第3の基板の他方の主面に形成された第5の駆動電極及びこれに接続された第5の端子電極と、第3の基板の他方の主面と対向する第4の基板の一方の主面に形成された第6の駆動電極及びこれに接続された第6の端子電極と、第3の基板の他方の主面と第4の基板の一方の主面との間に狭持され、第5及び第6の駆動電極によって制御される第3の液晶層とをさらに備え、第5の端子電極は、第3の基板の他方の主面のうち、第4の基板から露出した第5の端子形成部に配置され、第6の端子電極は、第4の基板の一方の主面のうち、第3の基板から露出した第6の端子形成部に配置されていることがより好ましい。これによれば、3つの液晶層が積層された状態となることから、これら3つの液晶層にそれぞれ三原色の一つの表示を割り当てれば、例えば8色以上のカラー表示を行うことが可能となる。
この場合、第3及び第4の端子電極に接続され、第3の端子形成部を覆う第1の基体部と、第4の端子形成部を覆う第2の基体部と、第1及び第2の基体部を連結する連結部と、第1の基体部に設けられ、第3の端子電極を積層体の第2の側面に引き出す第1の引き出し配線と、第2の基体部に設けられ、第4の端子電極を積層体の第3の側面に引き出す第2の引き出し配線とを有する第2の接続部材を用いることが好ましい。さらに、第5及び第6の端子電極に接続され、第5の端子形成部を覆う第1の基体部と、第6の端子形成部を覆う第2の基体部と、第1及び第2の基体部を連結する連結部と、第1の基体部に設けられ、第5の端子電極を積層体の第3の側面に引き出す第1の引き出し配線と、第2の基体部に設けられ、第6の端子電極を積層体の第4の側面に引き出す第2の引き出し配線とを有する第3の接続部材を用いることが好ましい。
或いは、第1の接続部材は、第3の端子形成部を覆う第3の基体部と、第3の基体部に設けられ、第3の端子電極を積層体の第2の側面に引き出す第3の引き出し配線とをさらに備え、第1及び第3の基体部によって形成される隙間に第2の基板の一部が嵌合することもまた好ましい。さらに、第4乃至第6の端子電極に接続され、第4の端子形成部を覆う第1の基体部と、第5の端子形成部を覆う第2の基体部と、第6の端子形成部を覆う第3の基体部と、第1乃至第3の基体部を連結する連結部と、第1の基体部に設けられ、第4の端子電極を積層体の第3の側面に引き出す第1の引き出し配線と、第2の基体部に設けられ、第5の端子電極を積層体の第4の側面に引き出す第2の引き出し配線と、第3の基体部に設けられ、第6の端子電極を積層体の第3の側面に引き出す第3の引き出し配線とを有し、第4及び第6の基体部によって形成される隙間に第3の基板の一部が嵌合する第2の接続部材を用いることが好ましい。
本発明における液晶表示装置は、積層体がマトリクス状に配置されていることが好ましい。これによれば、マトリクス配置により大きなディスプレイが構成されるとともに、隣接する2つの積層体間に形成される非表示エリアの幅を細くすることが可能となる。これにより、全体的な画像の連続性が損なわれることなく、自然な表示を行うことが可能となる。
このように、本発明によれば、基板の表面に形成されている端子電極が接続部材によって積層体の側面に引き出されることから、フレキシブル基板などを直角に折り曲げる必要がなくなる。このため、従来に比べて、非表示エリアを非常に狭くすることが可能となる。また、基板の側面などに端子電極を形成する必要もないため、大幅な製造コストの増大をもたらすこともない。さらに、複数の液晶層を積層する場合、端子電極の位置を分散配置すれば、非表示エリアの偏りや非表示エリアの幅を低減することも可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい第1の実施形態による液晶表示装置100の構造を示す略斜視図である。また、図2は、液晶表示装置100の分解斜視図である。後述するように、液晶表示装置100への信号供給には3つの接続部材(510,520,530)が用いられるが、まずパネル本体(積層体)の構造について説明し、その後、接続部材について説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態による液晶表示装置100は、Z方向に積層された4つの基板110,120,130,140と、これら基板に狭持された3つの液晶層150,160,170とを有している。より具体的に説明すると、液晶層150は、基板110の一方の主面110bと基板120の一方の主面120aとの間に狭持されており、液晶層160は、基板120の他方の主面120bと基板130の一方の主面130aとの間に狭持されており、液晶層170は、基板130の他方の主面130bと基板140の表面140aとの間に狭持されている。
視認方向Aから見て最前列に位置する基板110の他方の主面110aは、液晶表示装置100の表示面である。したがって、ユーザは基板110の他方の主面110a側から、液晶表示装置100に映し出される画像を視認することができる。一方、最後尾に位置する基板140の他方の主面140bには、光吸収層180が設けられている。
基板110,120,130,140の材料としては、ガラスなどの透明材料が用いられる。特に限定されるものではないが、最外層に位置する基板110,140よりも、内層に位置する基板120,130の厚さを薄く設定することが好ましい。これは、最外層に位置する基板110,140には機械的強度が求められるため、ある程度の厚みが必要である一方、内層に位置する基板120,130には基板110,140ほどの機械的強度が必要ではないからである。これによれば、全体の厚さを薄くし、総重量を軽減することが可能となる。但し、光吸収層180が十分な機械的強度を有している場合には、基板140を基板120,130と同等の薄さに設定することが可能である。
液晶層150,160,170は、それぞれR(レッド)、G(グリーン)及びB(ブルー)のいずれかの表示を受け持つ。液晶層150,160,170は反射型の液晶層であり、基板110の他方の主面110aから入射された自然光に対し、それぞれR(レッド)、G(グリーン)及びB(ブルー)の反射光を生成する。したがって、全反射させると白色表示となり、全透過させると光吸収層180によって黒色表示となる。
特に限定されるものではないが、液晶層150,160,170に用いられる液晶の種類としては、室温でコレステリック相を示す液晶を用いることが好ましい。この種の液晶は、電界の印加を中止しても直前の表示内容がそのまま保持されることから、極めて少ない消費電力を実現することが可能となる。したがって、電子ペーパーや壁面広告用ディスプレイのように、静止画を一定時間表示するような用途に最適である。
以下、本実施形態による液晶表示装置100の構造についてより詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、基板110の一方の主面110bには、複数の駆動電極210がX方向に形成されている。駆動電極210の端部は、基板110の一方の主面110bのうち、端子形成部110cに配置された端子電極211に接続されている。端子形成部110cは、視認方向Aから見て基板110の一方の主面110bの上端に位置しており、基板120,130,140に覆われることなく露出している。
基板120の一方の主面120aには、複数の駆動電極220がY方向に形成されている。駆動電極220の端部は、基板120の一方の主面120aのうち、端子形成部120cに配置された端子電極221に接続されている。端子形成部120cは、視認方向Aから見て基板120の一方の主面120aの右端に位置しており、基板110に覆われることなく露出している。
基板120の他方の主面120bには、複数の駆動電極230がY方向に形成されている。駆動電極230の端部は、基板120の他方の主面120bのうち、端子形成部120dに配置された端子電極231に接続されている。端子形成部120dは、視認方向Aから見て基板120の他方の主面120bの右端に位置しており、基板130,140に覆われることなく露出している。
基板130の一方の主面130aには、複数の駆動電極240がX方向に形成されている。駆動電極240の端部は、基板130の一方の主面130aのうち、端子形成部130cに配置された端子電極241に接続されている。端子形成部130cは、視認方向Aから見て基板130の一方の主面130aの下端に位置しており、基板110,120に覆われることなく露出している。
基板130の他方の主面130bには、複数の駆動電極250がX方向に形成されている。駆動電極250の端部は、基板130の他方の主面130bのうち、端子形成部130dに配置された端子電極251に接続されている。端子形成部130dは、視認方向Aから見て基板130の他方の主面130bの下端に位置しており、基板140に覆われることなく露出している。
基板140の表面140aには、複数の駆動電極260がY方向に形成されている。駆動電極260の端部は、基板140の表面140aのうち、端子形成部140cに配置された端子電極261に接続されている。端子形成部140cは、視認方向Aから見て基板140の表面140aの左端に位置しており、基板110,120,130に覆われることなく露出している。
かかる構成により、液晶層150においては駆動電極210,220の交点が例えばR(レッド)色の1画素となり、液晶層160においては駆動電極230,240の交点が例えばG(グリーン)色の1画素となり、液晶層170においては駆動電極250,260の交点が例えばB(ブルー)色の1画素となる。すなわち、本実施形態による液晶表示装置100は、単純マトリクス構造を有するパッシブ型の液晶パネルがZ方向に3層積層された構成を有している。各画素における液晶の配向は、対応する一対の駆動電極間に印加される電圧に応じて制御される。
図3は、液晶表示装置100における端子形成部の位置を説明するための模式図であり、(a)は略平面図、(b)は(a)に示すB−B線に沿った略断面図、(c)は(a)に示すC−C線に沿った略断面図である。図3においては、図面の見やすさを考慮して、駆動電極及び端子電極の表示を省略している。また、光吸収層180についても省略してある。
図3に示すように、基板110,120,130,140はいずれも四角形であるが、基板120,140よりも基板110,130の方がX方向に長く、基板110,130よりも基板120,140の方がY方向に長くなっている。さらに、基板110と基板130は互いにX方向にずれて積層されており、基板120と基板140は互いにY方向にずれて積層されている。
このため、これら4枚の基板を積層すると、視認方向Aからみて積層体の上側面の近傍において基板110が他の基板から突出し、その一方の表面が端子形成部110cとなる。また、視認方向Aからみて右側面の近傍において基板120が他の基板から突出し、その両面が端子形成部120c,120dとなる。さらに、視認方向Aからみて下側面の近傍において基板130が他の基板から突出し、その両面が端子形成部130c,130dとなる。さらにまた、視認方向Aからみて左側面の近傍において基板140が他の基板から突出し、その一方の表面が端子形成部140cとなる。
このように、本実施形態による液晶表示装置100においては、基板が4枚に削減されていることから、図19に示した液晶表示装置50と比べて、全体的な厚みや重量を削減することが可能となる。また、基板の光吸収又は光反射による損失が低減することから透明度が向上し、より高い明度を得ることも可能となる。
しかも、本実施形態による液晶表示装置100においては、対向する基板から露出した部分に端子形成部が設けられていることから、対向する基板の干渉を受けることなく信号の供給を行うことが可能となる。このため、基板の側面などに端子電極を引き回す必要がなくなる。つまり、図19に示した液晶表示装置50において単純に基板を4枚に削減すると、外部からの信号供給が著しく困難となるが、本実施形態による液晶表示装置100においてはこのような問題が生じない。ここで、図19に示した液晶表示装置50において単純に基板を4枚に削減した例について説明する。
図20は、図19に示した液晶表示装置50において単純に基板を4枚に削減した液晶表示装置60の構造を説明するための模式図であり、(a)は略平面図、(b)は(a)に示すB−B線に沿った略断面図、(c)は(a)に示すC−C線に沿った略断面図である。図20においても、図面の見やすさを考慮して、駆動電極や端子電極の表示を省略している。
図20に示す液晶表示装置60においては、基板61が基板22,31の役割を兼用し、基板62が基板32,41の役割を兼用している。しかしながら、このような液晶表示装置60においては、図20(b)に示すように、端子形成部21a,61bの直上がそれぞれ基板61,62によって覆われてしまう。同様に、図20(c)に示すように、端子形成部62a,42aの直上がそれぞれ基板61,62によって覆われてしまう。ここで、隣接する2枚の基板の間には、液晶層23,33,43の厚み分の隙間が形成されるが、液晶層23,33,43の厚みは極めて薄いため、この隙間にフレキシブル基板などの端部を介在させることは不可能である。
このため、液晶表示装置60に信号を供給するためには、基板の側面(例えば基板21の側面21d)に端子電極を引き回し、基板の側面から信号を供給するなどの工夫が必要となる。しかしながら、端子電極を基板の側面に形成するためには、基板の側面に対して電極形成プロセスを施す必要があり、製造コストが著しく増大してしまう。
これに対し、本実施形態においては基板を4枚に削減しつつ、信号の供給を容易に行うことが可能である。しかも、本実施形態による液晶表示装置100においては、駆動電極210への信号供給は積層体の上側面方向から行い、駆動電極220,230への信号供給は積層体の右側面方向から行い、駆動電極240,250への信号供給は積層体の下側面方向から行い、駆動電極260への信号供給は積層体の左側面方向から行うことができる。このように、本実施形態では、端子形成部の位置を四辺に分散させていることから、各非表示エリアの幅が十分に狭くなるとともに、その幅をほぼ一定とすることができる。
これにより、非表示エリアの偏りが低減されることから、図4に示すように、複数の液晶表示装置100をマトリクス状に配置することによって、より大きなディスプレイ600を構成した場合であっても、全体的な画像の連続性が損なわれることがなく、より自然な表示を実現することが可能となる。図4においては、ハッチングされた領域620が非表示エリアであり、表示エリア610に対して偏りがないことが分かる。
また、端子形成部を四辺に分散させていることから、特許文献2のように端子形成部を一辺に集中させた場合と比べ、液晶表示装置100に信号を供給するための配線の接続や保守が容易となる。
次に、液晶表示装置100に用いる接続部材について説明する。
図5は、接続部材510の構造を示す略斜視図である。
図5に示すように、接続部材510は略L字型の部材である。詳細については後述するが、液晶表示装置100を構成する積層体の2側面を覆うことにより、液晶表示装置100に設けられた2つの端子電極と外部回路とを接続する役割を果たす。したがって、1つの液晶表示装置100につき、3つの接続部材510(520,530)が用いられる。以下、接続部材510の構造について、詳細に説明する。
接続部材510は、Y方向に延在する基体部511と、X方向に延在する基体部512と、これら2つの基体部511,512を連結する連結部513とを備えており、これら基体部511,512の位置はZ方向にずれている。
基体部511は、略直方体形状を有しており、Y方向に延在する4つの主面511a〜511dを有している。主面511a,511dはいずれもXY平面を構成しており、そのZ方向における位置は、主面511aの方が内側、すなわち基体部512が設けられている側に位置している。一方、主面511b,511cはいずれもYZ平面を構成しており、そのX方向における位置は、主面511cの方が内側、すなわち基体部512が設けられている側に位置している。
基体部511には、複数の引き出し配線514が設けられている。これら引き出し配線514は、液晶表示装置100の端子電極を側面方向に引き出すための配線であり、いずれも、主面511aに設けられた配線部514aと、主面511bに設けられた配線部514bによって構成されている。これにより、各引き出し配線514は、XY平面形成された配線部514aと、YZ平面に形成された配線部514bからなる略L字型の形状となる。
基体部512も略直方体形状を有しており、X方向に延在する4つの主面512a〜512dを有している。主面512a,512dはいずれもXY平面を構成しており、そのZ方向における位置は、主面512aの方が内側、すなわち基体部511が設けられている側に位置している。一方、主面512b,512cはいずれもXZ平面を構成しており、そのY方向における位置は、主面512cの方が内側、すなわち基体部511が設けられている側に位置している。
基体部512には、複数の引き出し配線515が設けられている。これら引き出し配線515は、主面512aに設けられた配線部515aと、主面512bに設けられた配線部515bによって構成されている。これにより、各引き出し配線515は、XY平面形成された配線部515aと、XZ平面に形成された配線部515bからなる略L字型の形状となる。
以上が接続部材510の構造である。このような構造を有する接続部材510は、液晶表示装置100を構成する積層体の側面に取り付けられる。
図6は、液晶表示装置100と3つの接続部材510,520,530との組み合わせ方法を説明するための略分解斜視図である。また、図7は、3つの接続部材510,520,530を液晶表示装置100に取り付けた状態を示す略斜視図である。尚、3つの接続部材510,520,530は互いに同一構造を有しているため、接続部材520,530についての重複する説明は省略する。
図6及び図7に示すように、接続部材510は、液晶表示装置100を構成する積層体の上側面及び右側面に配置される。より具体的に説明すると、接続部材510を構成する基体部511,512のうち、基体部511については、基板110の端子形成部110cと基板120の上側面120pによって構成される段差部に嵌合し、基体部512については、基板120の端子形成部120cと基板110の右側面110pによって構成される段差部に嵌合するよう配置される。これにより、基体部511の主面511aは基板110の端子形成部110cと対向し、基体部511の主面511cは基板120の上側面120pと対向する。同様に、基体部512の主面512aは基板120の端子形成部120cと対向し、基体部512の主面512cは基板110の右側面110pと対向する。
その結果、端子形成部110cに設けられた端子電極211は、基体部511に設けられた配線部514aと電気的に接続され、配線部514bに引き出されることになる。すなわち、基板110の表面に形成されていた端子電極211が積層体の側面(上側面)に引き出されることになる。同様に、端子形成部120cに設けられた端子電極221は、基体部512に設けられた配線部515a(図5参照)と電気的に接続され、配線部515bに引き出されることになる。すなわち、基板120の表面に形成されていた端子電極221が積層体の側面(右側面)に引き出されることになる。
他の接続部材520,530についても同様である。
すなわち、接続部材520については、基板120の端子形成部120dと基板130の右側面によって構成される段差部と、基板130の端子形成部130cと基板120の下側面によって構成される段差部に嵌合するよう配置される。これにより、端子形成部120dに設けられた端子電極231は積層体の側面(右側面)に引き出され、端子形成部130cに設けられた端子電極241は積層体の側面(下側面)に引き出されることになる。
また、接続部材530については、基板130の端子形成部130dと基板140の下側面によって構成される段差部と、基板140の端子形成部140cと基板130の左側面によって構成される段差部に嵌合するよう配置される。これにより、端子形成部130dに設けられた端子電極251は積層体の側面(下側面)に引き出され、端子形成部140cに設けられた端子電極261は積層体の側面(左側面)に引き出されることになる。
以上により、基板110,120,130,140の表面に形成されている端子電極は、3つの接続部材510,520,530によって全て積層体の側面に引き出されることになる。換言すれば、XY平面に形成されている端子電極がYZ平面(積層体の上側面又は下側面)或いはXZ平面(積層体の右側面又は左側面)に引き出されることになる。
このため、フレキシブル基板などを用いて液晶表示装置100と外部の駆動回路とを接続する場合、フレキシブル基板を基板110,120,130,140の表面(すなわちXY平面)ではなく、積層体の側面(すなわちYZ平面又はXZ平面)に接続することができる。これにより、図4を用いて説明したように、複数の液晶表示装置100をマトリクス状に配置することによって大型のディスプレイ600を構成する場合、フレキシブル基板をXY平面からZ方向に90°折り曲げる必要がなくなり、非表示エリアを非常に狭くすることが可能となる。
図8は、液晶表示装置100にフレキシブル基板190を取り付けた状態を示す略断面図であって、(a)は接続部材を用いない場合、(b)は接続部材を用いた場合をそれぞれ示している。
図8(a)に示すように、接続部材を用いない場合には、フレキシブル基板190を積層体の主面(すなわちXY平面)に取り付ける必要がある。しかしながら、フレキシブル基板190を直角に折り曲げることはできないので、フレキシブル基板190をZ方向に引き出すためには、緩やかに撓ませる必要がある。そうすると、液晶表示装置100を近接配置させる際にフレキシブル基板190が干渉し合うので、干渉しない程度まで液晶表示装置100を互いに引き離して配置せざるを得ない。つまり、フレキシブル基板190の占有領域の分だけ余白191を確保しなければならず、複数の液晶表示装置100をマトリクス状に配置しようとしても、フレキシブル基板の存在によって液晶表示装置100を十分に近接させることができない。
しかし、図8(b)に示すように、接続部材510,520,530を使用すれば、フレキシブル基板190を積層体の側面(すなわちYZ平面又はXZ平面)に取り付けることができることから、フレキシブル基板190をXY平面からZ方向に90°折り曲げる必要がない。したがって、フレキシブル基板190を折り曲げて撓ませることによる占有領域を無くすことができる。これにより、複数の液晶表示装置100をマトリクス状に近接配置させることができ、非表示エリアを非常に狭くすることが可能となる。
また、接続部材510,520,530は、それぞれ積層体の2側面に沿って配置されることから、フレキシブル基板などを積層体に直接接続する場合と比べて、より強い固定強度を得ることができる。また、固定強度が高いことから、衝撃などが加わっても断線が生じにくい。さらに、接続部材510,520,530によって段差部が埋められることから、接続部材510,520,530がパネルの補強材としても機能する。これらにより、製品の信頼性を高めることも可能となる。
しかも、表示エリアが正方形である場合、接続部材510,520,530を互いに同じ形状とすることができ、3種類の接続部材を作り分ける必要はなくなる。この場合、設計コストや製造コストを削減することが可能となる。尚、表示エリアが長方形であれば、接続部材510,520,530の形状は2種類となるが、これら2種類の接続部材の違いは僅かであることから、大幅なコスト増をもたらすことはない。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態において用いる基板310の構造を示す略平面図である。
図9に示す基板310は、第1の実施形態において用いた基板110の代わりに使用される基板である。基板310の表面310bには、X方向に延在する複数の駆動電極410が形成されている。また、図9に示すように、基板310の上側の一部はX方向に突出した突出部310xを構成しており、その表面は端子形成部310cを構成している。このように、上述した基板110とは異なり、端子形成部310cが表面310bの上辺側全体に設けられているのではなく、上辺側の左半分にだけ設けられている。端子形成部310cには、複数の端子電極411が形成されている。端子電極411と駆動電極410は、配線412によって相互に接続されている。
図10は、本発明の好ましい第2の実施形態による液晶表示装置300の主要部の構造を示す分解斜視図である。図面の見やすさを考慮して、図10においては液晶層などの表示を省略してある。後述するように、液晶表示装置300への信号供給には2つの接続部材(540,550)が用いられるが、まずパネル本体(積層体)の構造について説明し、その後、接続部材について説明する。
図10に示すように、本実施形態による液晶表示装置300は、Z方向に積層された4つの基板310,320,330,340を備えており、これら基板間には図示しない液晶層がそれぞれ狭持される。すなわち、基本的な構成は、第1の実施形態による液晶表示装置100と同様である。
視認方向Aから見て最前列に位置する基板310の構造は、図9を用いて説明したとおりである。基板310は、液晶表示装置100における基板110に対応する基板であり、その表面310aは、液晶表示装置300の表示面となる。基板320,330,340は、それぞれ液晶表示装置300における基板120,130,140に対応する基板であり、したがって、その表面には駆動電極が形成されている。
基板320,330,340は、基板310と同様、突出部320x,330x,340xをそれぞれ有している。突出部320xの両面は、それぞれ端子形成部320c,320dを構成しており、端子形成部320c,320dにはそれぞれ対応する端子電極が形成されている。同様に、突出部330xの両面は、それぞれ端子形成部330c,330dを構成しており、端子形成部330c,330dにはそれぞれ対応する端子電極が形成されている。さらに、突出部340xの一方の面は、端子形成部340cを構成しており、端子形成部340cには対応する端子電極が形成されている。
図11は、液晶表示装置300の主要部の構造を示す斜視図である。また、図12は、液晶表示装置300における端子形成部の位置を説明するための模式図であり、(a)は略平面図、(b)は(a)に示すB−B線に沿った略断面図、(c)は(a)に示すC−C線に沿った略断面図である。図11及び図12においても、図面の見やすさを考慮して、一部の要素を省略してある。
図11及び図12に示すように、4枚の基板310,320,330,340を積層すると、突出部310x,320x,330x,340xは、視認方向Aからみて積層体の上側面の右側、右側面の上側、下側面の左側、左側面近傍の下側に位置する。これら突出部310x,320x,330x,340xは、どの基板にも覆われず露出した状態となっており、その表面が端子形成部310c,320c,320d,330c,330d,340cとなる。このため、第1の実施形態による液晶表示装置100と同様、対向する基板の干渉を受けることなく信号の供給を行うことが可能となる。
しかも、本実施形態による液晶表示装置300においては、突出部310x,320x,330x,340xの長さが基板の一辺の約半分に設定されていることから、図13に示すように、複数の液晶表示装置300をマトリクス状に配置することによって、より大きなディスプレイ700を構成した場合、非表示エリアの幅をよりいっそう狭くすることができる。図13においては、ハッチングされていない領域710が表示エリア、ハッチングされた領域720が非表示エリアである。図13に示すように、複数の液晶表示装置300をマトリクス状に配置しても、隣接する表示エリア710間には、一方の表示エリア710に対応する非表示エリア720しか存在しない。このため、第1の実施形態による液晶表示装置100を用いて大型のディスプレイを構成した場合よりも、さらに自然な表示を実現することが可能となる。
次に、液晶表示装置300に用いる接続部材について説明する。
図14は、接続部材540の構造を示す略斜視図である。
図14に示すように、接続部材540は略L字型の部材である。詳細については後述するが、液晶表示装置300を構成する積層体の2側面を覆うことにより、3つの端子電極を外部に引き出す役割を果たす。したがって、1つの液晶表示装置300につき、2つの接続部材540(550)が用いられる。以下、接続部材540の構造について、詳細に説明する。
接続部材540は、Y方向に延在する1つの基体部541と、X方向に延在する2つの基体部542,543と、これら3つの基体部541〜543を連結する連結部544とを備えている。基体部541〜543の位置は互いにZ方向にずれている。また、基体部542,543間に形成される隙間545のZ方向における幅は、液晶表示装置300に含まれる基板320の厚みとほぼ一致している。
基体部541は、図5に示した基体部511に相当する部分であり、基体部511に設けられた引き出し配線514と同様の引き出し配線546が設けられている。また、基体部542は、図5に示した基体部512に相当する部分であり、基体部512に設けられた引き出し配線515と同様の引き出し配線547が設けられている。さらに、基体部543は、基体部542と鏡像対称な部分であり、引き出し配線548が設けられている。
このような構造を有する接続部材540は、液晶表示装置300を構成する積層体の側面に取り付けられる。
図15は、液晶表示装置300と2つの接続部材540,550との組み合わせ方法を説明するための略分解斜視図である。また、図16は、2つの接続部材540,550を液晶表示装置300に取り付けた状態を示す略斜視図である。図15及び図16においても、液晶層などの表示を省略してある。
図15及び図16に示すように、接続部材540は、基板320の突起部320xに隙間545が嵌合するよう、液晶表示装置300を構成する積層体の右上側面に配置される。その結果、端子形成部310c,320c,320dに設けられた端子電極は、いずれも積層体の側面(上側面又は右側面)に引き出されることになる。
他の接続部材550も同様であり、基板330の突起部330xに隙間555が嵌合するよう、液晶表示装置300を構成する積層体の左下側面に配置される。その結果、端子形成部330c,330d,340cに設けられた端子電極は、いずれも積層体の側面(下側面又は左側面)に引き出されることになる。接続部材540,550は互いに同一構造を有している。
以上により、基板310,320,330,340の表面に形成されている端子電極は、2つの接続部材540,550によって全て積層体の側面に引き出されることになる。このため、第1の実施形態による液晶表示装置100と同様の効果を得ることが可能となる。これに加え、本実施形態においては、接続部材の数が2個で済むことから、部品点数を削減することも可能となる。また、表示エリアが正方形ではなくても、接続部材540,550を互いに同じ形状とすることができ、設計コストや製造コストを削減することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記第1及び第2実施形態においては、単純マトリクス構造を有するパッシブ型の液晶パネルを3層積層した構造を例に説明したが、本発明がこれに限定されるものではない。したがって、本発明をアクティブマトリクス型の液晶表示装置に適用することも可能である。また、複数の液晶層を積層することも必須ではなく、2枚の基板間に1つの液晶層が狭持された構造を有する単色タイプ(例えばモノクロタイプ)の液晶表示装置であっても構わない。複数の液晶層を積層する場合も、その積層数については特に限定されない。液晶層を1層とする場合には、例えば図1及び図2に示す基板130,140と液晶層160,170を省略すればよい。また、液晶層を2層とする場合には、例えば図1及び図2に示す基板140と液晶層170を省略すればよい。さらには、本発明の対象が全反射型の液晶表示装置に限定されるものではなく、透過型の液晶表示装置や、半反射型(半透過型)の液晶表示装置に適用することも可能である。
また、第1の実施形態においては、端子形成部110cが基板120,130,140に覆われることなく露出しているが、端子形成部110cについては、少なくとも基板120に対して露出していれば足りる。したがって、基板130,140によって覆われていても構わない。これは、少なくとも隣接する基板120に対して端子形成部110cが露出していれば、接続部材510を介して、端子電極211への信号供給を行うことができるからである。
同様に、端子形成部120dについても、少なくとも基板130に対して露出していれば足り、したがって基板140によって覆われていても構わない。また、端子形成部130cについても、少なくとも基板120に対して露出していれば足り、したがって基板110によって覆われていても構わない。さらに、端子形成部140cについても、少なくとも基板130に対して露出していれば足り、したがって基板110,120によって覆われていても構わない。
このように、各端子形成部は、少なくとも隣接する基板に対して露出していれば足りるが、第1の実施形態のように、隣接しない基板に対しても露出するよう構成した方が、接続部材の配置が容易となるため好ましい。
また、第1の実施形態においては、6つの端子形成部110c,120c,120d,130c,130d,140cが積層体の4つの側面方向に分散されているが、上述の通り、隣接する基板によって端子形成部が覆われない限り、端子形成部の配置は任意である。したがって、端子形成部110c,130c,130dを積層体の同一側面方向に配置しても構わない。同様に、端子形成部120c,120d,140cを積層体の同一側面方向に配置しても構わない。但し、端子形成部を第1の実施形態のように分散配置する方が、非表示エリアの偏りが低減されるため好ましい。
また、第1及び第2の実施形態においては、基板120,130,320,330の両面に形成された駆動電極(例えば駆動電極220と230)が互いに平行であるが、本発明がこれに限定されるものではない。したがって、例えば、駆動電極220と230が互いに直交していても構わない。但し、第1及び第2の実施形態のように、基板の両面に形成された駆動電極を平行とすれば、これら駆動電極に対応する端子形成部を一方向にまとめることができるため好ましい。
本発明の好ましい第1の実施形態による液晶表示装置100の構造を示す略斜視図である。 液晶表示装置100の分解斜視図である。 液晶表示装置100の構造を説明するための模式図であり、(a)は略平面図、(b)は(a)に示すB−B線に沿った略断面図、(c)は(a)に示すC−C線に沿った略断面図である。 複数の液晶表示装置100をマトリクス状に配置してなるディスプレイ600の構造を示す平面図である。 接続部材510の構造を示す略斜視図である。 液晶表示装置100と接続部材510,520,530との組み合わせ方法を説明するための略分解斜視図である。 接続部材510,520,530を液晶表示装置100に組み合わせた状態を示す略斜視図である。 液晶表示装置100にフレキシブル基板190を取り付けた状態を示す略断面図であって、(a)は接続部材を用いない場合、(b)は接続部材を用いた場合をそれぞれ示している。 本発明の好ましい第2の実施形態において用いる基板310の構造を示す略平面図である。 本発明の好ましい第2の実施形態による液晶表示装置300の主要部の構造を示す分解斜視図である。 液晶表示装置300の主要部の構造を示す斜視図である。 液晶表示装置300の構造を説明するための模式図であり、(a)は略平面図、(b)は(a)に示すB−B線に沿った略断面図、(c)は(a)に示すC−C線に沿った略断面図である。 複数の液晶表示装置300をマトリクス状に配置してなるディスプレイ700の構造を示す平面図である。 接続部材540の構造を示す略斜視図である。 液晶表示装置300と接続部材540,550との組み合わせ方法を説明するための略分解斜視図である。 接続部材540,550を液晶表示装置300に組み合わせた状態を示す略斜視図である。 パッシブマトリクス型の液晶表示装置10の構造を説明するための模式図であり、(a)は略斜視図、(b)は略分解斜視図である。 液晶表示装置10の構造を説明するための模式図であり、(a)は略平面図、(b)は(a)に示すB−B線に沿った略断面図、(c)は(a)に示すC−C線に沿った略断面図である。 液晶表示装置50の構造を説明するための模式図であり、(a)は略平面図、(b)は(a)に示すB−B線に沿った略断面図、(c)は(a)に示すC−C線に沿った略断面図である。 液晶表示装置60の構造を説明するための模式図であり、(a)は略平面図、(b)は(a)に示すB−B線に沿った略断面図、(c)は(a)に示すC−C線に沿った略断面図である。
符号の説明
100 液晶表示装置
110,120,130,140 基板
110c,120c,120d,130c,130d,140c 端子形成部
150,160,170 液晶層
180 光吸収層
190 フレキシブル基板
191 余白
210,220,230,240,250,260 駆動電極
211,221,231,241,251,261 端子電極
300 液晶表示装置
310,320,330,340 基板
310c,320c,320d,330c,330d,340c 端子形成部
310x,320x,330x,340x 突出部
410 駆動電極
411 端子電極
412 配線
510,520,530,540,550 接続部材
511,512,541〜543 基体部
513,544 連結部
514,515,546,547,548 引き出し配線
514a,514b,515a,515b 配線部
545,555 隙間
600,700 ディスプレイ
610,710 表示エリア
620,720 非表示エリア

Claims (12)

  1. 第1及び第2の基板を含む積層体と、
    前記第1の基板の一方の主面に形成された第1の駆動電極及びこれに接続された第1の端子電極と、
    前記第1の基板の前記一方の主面と対向する前記第2の基板の一方の主面に形成された第2の駆動電極及びこれに接続された第2の端子電極と、
    前記第1の基板の前記一方の主面と前記第2の基板の前記一方の主面との間に狭持され、前記第1及び第2の駆動電極によって制御される第1の液晶層と、
    前記第1及び第2の端子電極に接続された第1の接続部材と、を備え、
    前記第1の端子電極は、前記第1の基板の前記一方の主面のうち、前記第2の基板から露出した第1の端子形成部に配置され、
    前記第2の端子電極は、前記第2の基板の前記一方の主面のうち、前記第1の基板から露出した第2の端子形成部に配置され、
    前記第1の接続部材は、前記第1の端子形成部を覆う第1の基体部と、前記第2の端子形成部を覆う第2の基体部と、前記第1及び第2の基体部を連結する連結部と、前記第1の基体部に設けられ、前記第1の端子電極を前記積層体の第1の側面に引き出す第1の引き出し配線と、前記第2の基体部に設けられ、前記第2の端子電極を前記積層体の第2の側面に引き出す第2の引き出し配線と、を有する
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記第1の接続部材に含まれる前記第1の基体部は、前記第1の端子形成部と前記第2の基板の側面によって構成される段差部に嵌合し、
    前記第1の接続部材に含まれる前記第2の基体部は、前記第2の端子形成部と前記第1の基板の側面によって構成される段差部に嵌合する
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 第3の基板と、
    前記第2の基板の他方の主面に形成された第3の駆動電極及びこれに接続された第3の端子電極と、
    前記第2の基板の前記他方の主面と対向する前記第3の基板の一方の主面に形成された第4の駆動電極及びこれに接続された第4の端子電極と、
    前記第2の基板の前記他方の主面と前記第3の基板の前記一方の主面との間に狭持され、前記第3及び第4の駆動電極によって制御される第2の液晶層と、
    前記第3及び第4の端子電極に接続された第2の接続部材と、をさらに備え、
    前記第3の端子電極は、前記第2の基板の前記他方の主面のうち、前記第3の基板から露出した第3の端子形成部に配置され、
    前記第4の端子電極は、前記第3の基板の前記一方の主面のうち、前記第2の基板から露出した第4の端子形成部に配置され、
    前記第2の接続部材は、前記第3の端子形成部を覆う第1の基体部と、前記第4の端子形成部を覆う第2の基体部と、前記第1及び第2の基体部を連結する連結部と、前記第1の基体部に設けられ、前記第3の端子電極を前記積層体の前記第2の側面に引き出す第1の引き出し配線と、前記第2の基体部に設けられ、前記第4の端子電極を前記積層体の第3の側面に引き出す第2の引き出し配線と、を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記第2の接続部材に含まれる前記第1の基体部は、前記第3の端子形成部と前記第3の基板の側面によって構成される段差部に嵌合し、
    前記第2の接続部材に含まれる前記第2の基体部は、前記第4の端子形成部と前記第2の基板の側面によって構成される段差部に嵌合する
    ことを特徴とする請求項3に記載の液晶表示装置。
  5. 前記第1及び第2の接続部材は、互いに同一形状を有していることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 第4の基板と、
    前記第3の基板の他方の主面に形成された第5の駆動電極及びこれに接続された第5の端子電極と、
    前記第3の基板の前記他方の主面と対向する前記第4の基板の一方の主面に形成された第6の駆動電極及びこれに接続された第6の端子電極と、
    前記第3の基板の前記他方の主面と前記第4の基板の前記一方の主面との間に狭持され、前記第5及び第6の駆動電極によって制御される第3の液晶層と、
    前記第5及び第6の端子電極に接続された第3の接続部材と、をさらに備え、
    前記第5の端子電極は、前記第3の基板の前記他方の主面のうち、前記第4の基板から露出した第5の端子形成部に配置され、
    前記第6の端子電極は、前記第4の基板の前記一方の主面のうち、前記第3の基板から露出した第6の端子形成部に配置され、
    前記第3の接続部材は、前記第5の端子形成部を覆う第1の基体部と、前記第6の端子形成部を覆う第2の基体部と、前記第1及び第2の基体部を連結する連結部と、前記第1の基体部に設けられ、前記第5の端子電極を前記積層体の前記第3の側面に引き出す第1の引き出し配線と、前記第2の基体部に設けられ、前記第6の端子電極を前記積層体の第4の側面に引き出す第2の引き出し配線と、を有する
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  7. 前記第3の接続部材に含まれる前記第1の基体部は、前記第5の端子形成部と前記第4の基板の側面によって構成される段差部に嵌合し、
    前記第3の接続部材に含まれる前記第2の基体部は、前記第6の端子形成部と前記第3の基板の側面によって構成される段差部に嵌合する
    ことを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置。
  8. 前記第1乃至第3の接続部材は、互いに同一形状を有していることを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置。
  9. 第3の基板と、
    前記第2の基板の他方の主面に形成された第3の駆動電極及びこれに接続された第3の端子電極と、
    前記第2の基板の前記他方の主面と対向する前記第3の基板の一方の主面に形成された第4の駆動電極及びこれに接続された第4の端子電極と、
    前記第2の基板の前記他方の主面と前記第3の基板の前記一方の主面との間に狭持され、前記第3及び第4の駆動電極によって制御される第2の液晶層と、をさらに備え、
    前記第3の端子電極は、前記第2の基板の前記他方の主面のうち、前記第3の基板から露出した第3の端子形成部に配置され、
    前記第1の接続部材は、前記第3の端子形成部を覆う第3の基体部と、前記第3の基体部に設けられ、前記第3の端子電極を前記積層体の前記第2の側面に引き出す第3の引き出し配線とをさらに備え、前記第1及び第3の基体部によって形成される隙間に前記第2の基板の一部が嵌合する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶表示装置。
  10. 第4の基板と、
    前記第3の基板の他方の主面に形成された第5の駆動電極及びこれに接続された第5の端子電極と、
    前記第3の基板の前記他方の主面と対向する前記第4の基板の一方の主面に形成された第6の駆動電極及びこれに接続された第6の端子電極と、
    前記第3の基板の前記他方の主面と前記第4の基板の前記一方の主面との間に狭持され、前記第5及び第6の駆動電極によって制御される第3の液晶層と、
    前記第4乃至第6の端子電極に接続された第2の接続部材と、をさらに備え、
    前記第4の端子電極は、前記第3の基板の前記一方の主面のうち、前記第2の基板から露出した第4の端子形成部に配置され、
    前記第5の端子電極は、前記第3の基板の前記他方の主面のうち、前記第4の基板から露出した第5の端子形成部に配置され、
    前記第6の端子電極は、前記第4の基板の前記一方の主面のうち、前記第3の基板から露出した第6の端子形成部に配置され、
    前記第2の接続部材は、前記第4の端子形成部を覆う第1の基体部と、前記第5の端子形成部を覆う第2の基体部と、前記第6の端子形成部を覆う第3の基体部と、前記第1乃至第3の基体部を連結する連結部と、前記第1の基体部に設けられ、前記第4の端子電極を前記積層体の第3の側面に引き出す第1の引き出し配線と、前記第2の基体部に設けられ、前記第5の端子電極を前記積層体の第4の側面に引き出す第2の引き出し配線と、前記第3の基体部に設けられ、前記第6の端子電極を前記積層体の第3の側面に引き出す第3の引き出し配線と、を有し、前記第4及び第6の基体部によって形成される隙間に前記第3の基板の一部が嵌合する
    ことを特徴とする請求項9に記載の液晶表示装置。
  11. 前記第1及び第2の接続部材は、互いに同一形状を有していることを特徴とする請求項10に記載の液晶表示装置。
  12. 前記積層体がマトリクス状に配置されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
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