JP2009269148A - 携帯用電動工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業中、被加工物に衝突したり、作業者の手から誤って落下し、床面などに衝突した場合でも、操作パネルを傷つけたり、操作パネルとともに制御部材を破損させたりすることのない携帯用電動工具を提供することを目的とする。
【解決手段】把持部7を備えモータ2を収容するハウジング10と、該ハウジング10の前方にあって伝動装置36を収容し、被加工材を加工する加工部4を備えるヘッド部5とからなる携帯用電動工具において、前記ハウジング10に、制御部材50を備えた操作パネル51を保護する保護部材17cを設けたことを特徴とする携帯用電動工具。
【選択図】図1
【解決手段】把持部7を備えモータ2を収容するハウジング10と、該ハウジング10の前方にあって伝動装置36を収容し、被加工材を加工する加工部4を備えるヘッド部5とからなる携帯用電動工具において、前記ハウジング10に、制御部材50を備えた操作パネル51を保護する保護部材17cを設けたことを特徴とする携帯用電動工具。
【選択図】図1
Description
本発明は、作業者が手に持って作業をする携帯用電動工具に関し、特に、この種工具を制御するための操作パネルを設けた携帯用電動工具に関するものである。
従来、この種工具を制御するための操作パネルを設けた携帯用電動工具としては、下記特許文献1に記載のように、ハウジング、特に、モータおよび駆動機構を収容する本体部の上面に操作パネル(制御パネル)を設けた技術が知られている。
特開2006−281430号公報
しかし、上記特許文献1の技術では、操作パネルがハウジングのモータおよび駆動機構を収容する本体部の上面に設けられているので、作業中、この工具の上面が被加工物に衝突した場合や、作業者の手からこの工具が誤って落下し、床面などに衝突した場合に、操作パネルを傷つけたり、操作パネルとともに制御スイッチなどの制御部材を損傷するという問題がある。
そこで、本発明は、この種工具が、作業中、被加工物に衝突したり、作業者の手から誤って落下し、床面などに衝突した場合、操作パネルを傷つけたり、操作パネルとともに制御部材を破損させたりすることのない携帯用電動工具を提供することを目的とする。
本発明の携帯用電動工具は、把持部を備えモータを収容するハウジングと、該ハウジングの前方にあって伝動装置を収容し、被加工材を加工する加工部を備えるヘッド部とからなる携帯用電動工具において、前記ハウジングに、制御部材を備えた操作パネルを保護する保護部材を設けたことを特徴とする。
上記構成において、ハウジングに、制御部材を備えた操作パネルを保護する保護部材を設けたことにより、工具が、作業中、被加工物に衝突したり、作業者の手から誤って落下し、床面などに衝突した場合、まず先に保護部材が被加工物や床面などに衝突し、操作パネルが直接被加工物や床面などに衝突しにくくなるとともに、保護部材で衝撃が吸収されるので、操作パネルを傷つけたり、操作パネルとともに制御部材を破損させることがなくなる。
本発明の携帯用電動工具は、前記ハウジングの後方端面に、制御部材を備えた操作パネルを保護する保護部材を設けたことを特徴とする。
上記構成において、ハウジングの後方端面に、制御部材を備えた操作パネルを保護する保護部材を設けたことにより、特に、作業者の手から誤って落下した場合、保護部材が他の部分に先駆けて床面などに衝突することとなり、より一層、操作パネルを傷つけたり、操作パネルとともに制御部材を破損させることがなくなる。
本発明の帯用電動工具では、後方にあってモータを収容する駆動部と、前方にあって伝動装置を収容し、被加工材を加工する加工部を備えるヘッド部と、該駆動部と前記ヘッド部との間にあって前記モータの駆動力を前記加工部に伝動するための伝動軸を収容する把持部とからなる携帯用電動工具において、前記モータが収容される駆動部の後方端面に、制御部材を備えた操作パネルを保護する保護部材を設けたことをことを特徴とする。
上記構成において、後方にあってモータを収容する駆動部の後方端面に、制御部材を備えた操作パネルを保護する保護部材を設けたことにより、後方が重い工具が、作業者の手から誤って落下した場合、保護部材が他の部分に先駆けて床面などに衝突することとなり、より一層、操作パネルを傷つけたり、操作パネルとともに制御部材を破損させることがなくなる。
本発明の携帯用電動工具は、ハウジングに、制御部材を備えた操作パネルを保護する保護部材を設けたことにより、工具が、作業中、被加工物に衝突したり、作業者の手から誤って落下し、床面などに衝突した場合、まず先に保護部材が被加工物や床面などに衝突し、操作パネルが直接被加工物や床面などに衝突しにくくなるとともに、保護部材で衝撃が吸収されるので、操作パネルを傷つけたり、操作パネルとともに制御部材を破損させることがなくなる。
以下本発明の実施形態に係る携帯用電動工具を図面にもとづいて説明する。図1は本発明の携帯用電動工具の一種であるバッテリー式のレシプロソーの正面断面図、図2は図1の左側面図である。
図1に示すように、携帯用電動工具の一種であるレシプロソー1は、後方においてモータ2を収容する駆動部3と、前方において被加工材(図示せず)を加工する加工部4を備えるヘッド部5と、駆動部3とヘッド部5との間に配置され、モータ2の駆動力を加工部4に伝動するための伝動軸6を収容した把持部7とを備えている。
図2に示すように、前記レシプロソー1は、2つ割りのハウジング10を備える。すなわち、一方の半割部材の端面と他方の半割部材の端面とを突き合わせて図示していない止ネジによって締め付けて一体化している。
前記駆動部3は、ハウジング10の後方側である後方本体部17と、この後方本体部17に収容される前記モータ2などを備えている。図1に示すように、モータ2は後方本体部17の上下方向略中心に配置され、且つ図2に示す左右方向の幅の中心に配置されている。モータ2のモータ軸20は、前後の軸受21、22を介して後方本体部17に回転自在に支持されている。
前記把持部7は、後方本体部17の前方側に形成されたハウジング10の把持体部25と、この把持体部25に収容され前記モータ2のモータ軸20と同軸に配置された前記伝動軸6と、モータ2の駆動をオン・オフ操作するためのトリガー式のスイッチ26とを備えている。
前記伝動軸6は、把持体部25の図2中、左右方向中心線上に配置され、モータ2の主軸20と連結スリーブ27を介して同一軸心上で連結されている。伝動軸6の先端部は前記ヘッド部5に備えられた軸受24を介して回転自在に支持されている。さらに、伝動軸6の先端部には、ベベルギアからなる駆動ギア60が設けられ、この駆動ギア60によりヘッド部5内に収容された従動ギア61にモータ2の駆動力を伝達している。
前記把持体部25は後方本体部17に連続する連続曲面部29を有し、この連続曲面部29は、図1に示すように、前方に向けて後方本体部17から順次縮小する曲面で形成されている。さらに、把持体部25は、後方本体部17の先端部から前方に向けて下方に傾斜している。一方伝動軸6は把持体部25内に水平に支持されている。この把持体部25の前部の下方には、前記スイッチ26が収容されている。
前記ヘッド部5は、ハウジング10の把持体部25のさらに前方に図示していないネジで固定された前方本体部33と、この前方本体部33の下部に配置され、さらに前方に突出するように設けられ鋸刃を形成した加工具35からなる加工部4とから構成されている。さらに、前記前方本体部33には、前記伝動軸6の先端に設けられた駆動ギヤ60を介して回転駆動力を伝達するための従動ギア61などからなる伝動装置36と、回転運動を水平往復運動に変える往復動機構37とを備えている。この往復動機構37には、加工具35を水平往復動自在に案内する往復動軸38を備えている。この往復動軸38の先端には加工具35の基部35aが連結され、前記モータ2の駆動により、加工具35が伝動装置36および往復動機構37を介して水平方向に往復運動する構成になっている。
前記駆動部3を構成する後方本体部17の下方には、バッテリー装着部17aが設けられている。このバッテリー装着部17aは、後方本体部17内に収容されたモータ2に可能な限り隣接し、さらに、その先端位置は、把持部7を構成する前記把持体部25の後端に形成された連続曲面部29の曲面に接して設けられている。このバッテリー装着部17aには内部に複数の図示していない蓄電池を備えたバッテリー18が着脱可能に装着されている。なお、本実施形態では、上記バッテリー装着部17aの先端位置を連続曲面部29の曲面にほぼ接して設けたが、多少は前後に離れた位置であってもよい。
このような位置にバッテリー18を備えたので、バッテリー18の重心位置が、図1中、前後方向、および上下方向において作業者が把持する把持体部25からなる把持部7により近い位置となり、把持部7の前方に配置されたヘッド5に対し、後方に駆動部3とバッテリー18とを配置しても、把持部7を中心とする前後の重量バランスをとることが可能となった。そのため重量物であるバッテリー18を把持部7の後方に配置したにもかかわらず、把持体部25を把持した時の把持部7を中心(支点)とする、この種工具を、図1中、上下方向に回転させようとするモーメントがなくなるか、少なくとも減少する。
このため、一般的に作業者がこの種工具を把持したときに重量バランスを取るための力、例えば、工具の後部の重量が前部の重量に比べ重い場合、工具を水平にするために工具の前部を下方に押える力を掛ける必要があるが、こうした重量バランスを取るための力が必要なくなる。従って、加工具35を被加工材に押し付ける力が小さくてすみ、操作性がよくなり、長時間使用しても手や腕の疲労が減少する。
さらに、上記位置にバッテリー18を備えたので、この種工具の全長が短くなり、狭い場所での作業が容易となるし、バッテリー18が作業者の体に当たりにくくなり、より操作性がよくなる。
上記バッテリー装着部17aは、上記加工具35を往復動自在に案内する往復動軸38に対し前方を下方に傾斜させて設けられている。本実施形態では把持体部25の傾斜とほぼ等しい角度である10度に傾斜している。このため、このバッテリー装着部17aに装着された上記バッテリー18の底面18aも、上記往復動軸38に対し前方を下方に傾斜している。
上記バッテリー18の底面18aが上記往復動軸38に対し前方を下方に傾斜することで、この種工具のバッテリー18の底面18aを床面に載せたとき、加工具35がより床面から離れることになり、誤って加工具35が床面に接し、床面を傷つけるという恐れが少なくなる。なお、本実施形態では、バッテリー装着部17aを傾斜させてバッテリー18の底面18aを傾斜させたが、バッテリー装着部17aは上記往復動軸38と平行とし、バッテリー18の底面18a自体を傾斜させてもよい。
さらに本実施形態では、図1、図2に示すように、上記駆動部3を構成する後方本体部17の後端面17bの上側を、前方に向けて傾斜させ、この傾斜した後端面17bに制御部材としての制御基板50を裏側に備えた操作パネル51をほぼ同一面上に設けている。この操作パネル51には、照明装置をオン・オフするためのスイッチとバッテリー18の電池の残量を表示する表示部が設けられている。なお、操作パネル51は、前方に向けて傾斜して設けられているので、この種工具を作業者が把持した状態で見易く、操作し易くなっている。また、操作パネル51は、後方本体部17の傾斜した後端面17bに設けられているので、操作パネル51自体、作業中、作業者の手や腕で保護され被加工物に衝突しにくくなっているとともに、作業者の手から誤って後方から床面に落下などした場合でも、床面などに衝突しにくくなっている。
また、上記操作パネル51の下方にあって後方本体部17の後端面17bの下端には、この後端面17bからさらに後方に突出するバンパー17cを一体に形成している。このバンパー17cは、本発明の保護部材に相当するものである。このバンパー17cの長さは、図2に示すように、上記操作パネル51の左右方向の幅より長く後方本体部17の後端面17bの左右方向の幅にほぼ一杯に形成されている。
このため、この種工具が、作業中、被加工物に衝突したり、作業者の手から誤って後方から床面に落下などした場合、まず先にバンパー17cが被加工物や床面などに衝突し、操作パネルが直接被加工物や床面などに衝突しにくくなるとともに、バンパー17cで衝撃が吸収されるので、後方本体部17の後端面17bに設けられた操作パネル51や制御基板50などを破損から防ぐことができる。
上記実施形態では、操作パネル51をハウジング10の後方本体部17の後端面17bに設けたが、後方本体部17の側面部に設けてもよいし、把持部7の前部にあって把持する手に覆われない位置など、操作しやすい位置に設ければよい。そして、バンパー17cは前記操作パネル51の位置に応じた位置に、適度な高さ、大きさで設ければよい。
また、保護部材としてのバンパー17cを操作パネル51の下方に設けたが、上方に設けてもよいし、操作パネル51をU字状、コの字状に囲むように、さらに全周を囲むように設けてもよい。
さらに、バンパー17cを後方本体部17に一体に形成したが、鋼材などからなる別部材のバンパーをネジ等で固定してもよく、さらにバンパーの一部或いは全部をゴムや軟質樹脂などの衝撃吸収材で覆ってもよい。
上記実施形態では、本発明を鋸刃により被加工材を切削するレシプロソーに採用したが、これに限定されるものでなく、携帯用グラインダ、携帯用サンダ、インパクトドライバ、アングルドリルなどにも適用できる。また、バッテリー式の携帯用電動工具でなくてもコード付きの携帯用電動工具にも適用できる。
2 モータ
3 駆動部
4 加工部
5 ヘッド部
7 把持部
10 ハウジング
17 後方本体部
17c バンパー
25 把持体部
35 加工具
36 伝動装置
50 制御基板
51 操作パネル
3 駆動部
4 加工部
5 ヘッド部
7 把持部
10 ハウジング
17 後方本体部
17c バンパー
25 把持体部
35 加工具
36 伝動装置
50 制御基板
51 操作パネル
Claims (3)
- 把持部を備えモータを収容するハウジングと、該ハウジングの前方にあって伝動装置を収容し、被加工材を加工する加工部を備えるヘッド部とからなる携帯用電動工具において、前記ハウジングに、制御部材を備えた操作パネルを保護する保護部材を設けたことを特徴とする携帯用電動工具。
- 前記ハウジングの後方端面に、制御部材を備えた操作パネルを保護する保護部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の携帯用電動工具。
- 後方にあってモータを収容する駆動部と、前方にあって伝動装置を収容し、被加工材を加工する加工部を備えるヘッド部と、該駆動部と前記ヘッド部との間にあって前記モータの駆動力を前記加工部に伝動するための伝動軸を収容する把持部とからなる携帯用電動工具において、前記モータが収容される駆動部の後方端面に、制御部材を備えた操作パネルを保護する保護部材を設けたことを特徴とする携帯用電動工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008123383A JP2009269148A (ja) | 2008-05-09 | 2008-05-09 | 携帯用電動工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008123383A JP2009269148A (ja) | 2008-05-09 | 2008-05-09 | 携帯用電動工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009269148A true JP2009269148A (ja) | 2009-11-19 |
Family
ID=41436144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008123383A Pending JP2009269148A (ja) | 2008-05-09 | 2008-05-09 | 携帯用電動工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009269148A (ja) |
-
2008
- 2008-05-09 JP JP2008123383A patent/JP2009269148A/ja active Pending
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