JP2009268896A - トレーニング器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 持ち手を変えることなく両手あるいは両脚で保持したままの状態で、同一直線方向上に力を加えて押圧運動あるいは引っ張り運動を行うことができ、安全で使いやすく、かつ健康の維持を図れるトレーニング器具を提供する。
【解決手段】 トレーニング器具10を、互いにスライド自在の外筒部材11と内筒部材15と、外筒部材11を押える外筒押え部材12と、内筒部材15を押える内筒押え部材16と、両筒部材11,15の内部に収容され両押え部材12,16をそれぞれ外側に付勢する圧縮コイルバネ20と、外筒押え部材12と内筒押え部材16とをそれぞれ内側に付勢するゴムチューブ25と、外筒押え部材12および内筒押え部材16のそれぞれに作業者が保持する外筒側装着部材30および内筒側装着部材35を備えた構成とする。
【選択図】 図2

Description

本発明はトレーニング器具に係り、より詳しくは、両手で把持し、あるいは両脚に装着して、持ち手を変えることなく保持したままの状態で押したり引っ張ったりして、主に手足の筋肉を鍛え、健康の維持を図るためのトレーニング器具に関する。
周知のように、人間の体は適宜な負荷を与え、つまり運動をすることで健康を維持することができる。そして、健康の大切さ、運動の必要性が叫ばれ、スポーツジム等を利用する人が増えている。特に、人間の体の老化は脚の衰えが大いに影響しているとされ、そのため、スポーツジム等では、脚力を鍛えるバイク器具等のトレーニング器具が揃えられ、さらに、体の各部位を鍛える器具が各種揃えられている。
一方で、スポーツジム等でなく、家庭で手軽に利用することができる簡易なトレーニング器具、例えば腹筋、背筋を鍛える器具、脚や腕を鍛える器具等が多数販売されている。これらのトレーニング器具のうち、バネを利用した器具として、よく知られ、かつ多く普及しているものでエキスパンダー(商品名)が知られている。
このエキスパンダーは、複数本の長いバネの両端に把持部が設けられ、これらの把持部をそれぞれ右手と左手とで把持して両手を開くことで、手や腕の筋肉に負荷を与え、それらの筋肉を鍛えるものである。
また、バネを利用した他の器具として、筋力トレーニング用具が知られている(例えば特許文献1参照)。
この特許文献1に開示された筋力トレーニング用具は、外筒部材と、その外筒部材の内部に挿通された内筒部材とを備えて構成され、外筒部材と内筒部材との内部に圧縮コイルバネが収容されている。また、外筒部材と内筒部材との両端部に把持部が設けられ、また、把持部間に紐部材が架けわたされた構造となっている。
そして、把持部を握って圧縮コイルバネを圧縮する方向に押すことで押圧運動ができる。あるいは、持ち手を替えて紐部材を掴んで両手を開くことで、引っ張り運動ができ、これにより、一つの器具で二種類の運動を行えるようになっている。
特開昭54−42222号公報
しかし、前記エキスパンダーでは、前述のように、把持部をそれぞれ右手と左手とで把持して両手を開く引っ張り運動ができるだけであり、把持部を把持した状態でバネを圧縮する方向の運動、つまり押圧運動はすることができない。
さらに、エキスパンダーは両脚で挟んで押したり引いたりすることはできず、したがって、脚の筋肉を鍛えるために使用することはできない。
また、前記特許文献1に開示された筋力トレーニング用具では、把持部を握って、外筒部材と内筒部材とを縮小する方向に押圧する押圧運動はすることができるが、把持部を握った状態のまま引っ張り運動を行うことはできない。
この筋力トレーニング用具で引っ張り運動を行うには、把持部を握っていた両手を離して、今度は紐部材を掴んで両手を広げることで行うしかなく、持ち手を変えずに同一直線方向上で力を加えて押圧運動と引っ張り運動との二つの運動を行うことはできない。押圧運動と引っ張り運動とを行うには、その都度、持ち手を変えなくてはならず、使い勝手が悪いという問題がある。
さらに、特許文献1に開示された筋力トレーニング用具では、例えば脚の筋肉を鍛えようとする場合、上記押圧運動を行なうには、両端の把持部をそれぞれ左右の脚の足裏、あるいは足首等で押えておいて押圧しなければならず、ほとんど不可能である。
これに対して、両脚で引っ張り運動を行なおうとする場合、それぞれの紐部材を両足首等に引っ掛けて両脚を拡げなければならない。筋力トレーニング用具は全長が約90cmもあり、紐部材が外筒部材と内筒部材とに沿っていることから、この運動を行なう際は、椅子等に座って行なうか、仰向けに寝て、脚を所定角度持ち上げて行なうしかない。
椅子等に座って行なう場合、常に両脚を開いていなければ筋力トレーニング用具が落ちてしまうため、運動を続けるには、その都度、手で把持して紐部材を両脚にセットし直さなくてはならず、面倒であり、やりにくい。
また、仰向けに寝て行う運動の場合、筋力トレーニング用具をセットしてから脚を持ち上げ、かつ両脚を開くことになるが、上述のように、常に両脚を開いていなければ筋力トレーニング用具が脚に沿って上体側にずり落ちてくるので危険である。
以上のようなことから、特許文献1に開示された筋力トレーニング用具を用いて脚を鍛えるための運動を行うことは困難である。
上記筋力トレーニング用具の場合、全体の長さが90cm以下で多少短くても、上記と同じような問題が生じる。
本発明は、前記問題点を解決するために提案されたものであり、持ち手を変えることなく両手あるいは両脚で保持したままの状態で、同一直線方向上に力を加えて押圧運動あるいは引っ張り運動を行うことができ、安全で使いやすく、かつ健康の維持を図れるトレーニング器具を提供することを目的とする。
本発明のトレーニング器具は、外筒部材と、この外筒部材内にスライド自在に挿入される内筒部材と、前記外筒部材の一端部に固着されると共に当該外筒部材を前記内筒部材側に押圧する外筒押え部材と、前記内筒部材の一端部に固着されると共に当該内筒部材を前記外筒部材側に押圧する内筒押え部材と、前記外筒部材と内筒部材との内部に収容されると共に両端が前記外筒押え部材および内筒押え部材にそれぞれ当接しかつその外筒押え部材および内筒押え部材をそれぞれ外側に付勢する第1の付勢部材と、前記外筒部材と内筒部材との外方において前記外筒押え部材と内筒押え部材とにわたって架けわたされると共に当該外筒押え部材と内筒押え部材とをそれぞれ内側に付勢する第2の付勢部材と、前記外筒押え部材および内筒押え部材のそれぞれに設けられ使用者により保持可能な保持部と、を備えていることを特徴とする。
本発明のトレーニング器具は、以上のように構成されているので、外筒押え部材および内筒押え部材を押圧することで、第1の付勢部材の付勢力に抗する負荷が手や脚に掛かり押圧運動となる。また、外筒押え部材および内筒押え部材を引っ張ることで、第2の付勢部材の付勢力に抗する負荷が手や脚に掛かり引っ張り運動となる。
これらの運動は、外筒押え部材および内筒押え部材の保持部で保持したままの状態で、同一直線方向上に力を加えて行うことができる。例えば脚に装着してその脚を所定角度上げて運動する場合、途中で運動を休止しても、トレーニング器具が保持部で両脚に保持されているので、落ちてくることもなく安全である。
その結果、持ち手を変えることなく両手あるいは両脚で保持したままの状態で、同一直線方向上に力を加えて安全に押圧運動あるいは引っ張り運動を行うことができ、これにより、安全で使いやすくなり、かつ健康の維持を図れるようになる。
本発明に係るトレーニング器具の第1実施形態を示す全体斜視図である。 前記実施形態のトレーニング器具を示す縦断面図である。 前記実施形態のトレーニング器具の一部を示す斜視図である。 前記実施形態のトレーニング器具の一使用状態を示す斜視図である。 前記実施形態のトレーニング器具の他の使用状態を示す斜視図である。 本発明に係るトレーニング器具の第2実施形態を示す縦断面図である。 図6におけるVII−VII線に沿った断面図である。 前記第2実施形態のトレーニング器具の一使用状態を示す斜視図である。 本発明の変形形態を示す部分拡大縦断面図である。 本発明の他の変形形態を示す部分拡大縦断面図である。 本発明のさらに他の変形形態を示す部分拡大縦断面図である。 本発明の別の変形形態を示す部分拡大縦断面図である。
以下、本発明に係るトレーニング器具の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜3には、本実施形態のトレーニング器具10が示されている。
図1はトレーニング器具10を示す全体斜視図であり、図2はトレーニング器具10の長手方向に沿った縦断面図であり、図3はトレーニング器具10の部分詳細の斜視図である。
図1、図2に示すように、トレーニング器具10は、外筒部材11と、この外筒部材11内にスライド自在に挿入される内筒部材15と、前記外筒部材11の一端部、つまり内筒部材15とは反対側端部に固着された外筒押え部材12と、前記内筒部材15の一端部、つまり外筒部材11とは反対側端部に固着された内筒押え部材16とを備えて構成されている。
本実施形態では、外筒部材11と内筒部材15とがアルミ製パイプで形成されており、鋼管製に比べて軽くなっている。そして、外筒部材11の大きさは、外径寸法が、例えば30mm〜40mmに形成されており、内筒部材15の外径は、当該内筒部材15が外筒部材11内をがたつくことなく、かつスムーズにスライドできる寸法に設定されている。
ただし、外筒部材11の大きさは上記寸法に限定されない。
外筒部材11と内筒部材15との内部には、第1の付勢部材を構成する圧縮コイルバネ20が収容されている。この圧縮コイルバネ20はその両端が上記外筒押え部材12および内筒押え部材16の端部に当接し、かつ外筒押え部材12および内筒押え部材16を外側に付勢している。
圧縮コイルバネ20は、その両端部が外筒押え部材12および内筒押え部材16に当接しているのみで、固定されてはいない。そのため、外筒押え部材12および内筒押え部材16を押圧したときは反発力が発生するが、両部材12,16を引張ったときは圧縮コイルバネ20の両端部は外筒押え部材12および内筒押え部材16の端部から離れる。これにより、圧縮コイルバネ20は外筒押え部材12および内筒押え部材16を引張る運動の妨げとならない。
なお、外筒部材11と内筒部材15とをアルミ製パイプに限らず、アクリル等の樹脂製としてもよい。
ここで、外筒部材11と内筒部材15とを樹脂製の、例えば透明なアクリル製のパイプで形成した場合、見た目に綺麗でおしゃれな感じがし、しかも両部材11,15の内部に収容されている圧縮コイルバネ20が見えるので、その伸び縮みの様子をトレーニングしながら見ることができ、違う楽しみを味わうことができる。また、圧縮コイルバネ20を赤や青等に着色しておけばカラフルなトレーニング器具となり、女性等が思わず手に持ちたくなり、すすんで、かつ楽しくトレーニングできるようになる。
そして、アクリル製のパイプとして、薄青等の半透明のものがある場合、外筒部材11と内筒部材15とを上記半透明のパイプで形成することで、カラフルな、また、ファッショナブルなトレーニング器具10とすることができる。
圧縮コイルバネ20の強さは、例えば、平均的な力を持つ平均的な大人の男性が、図2に矢印Aで示すように、同一直線方向上に力を加えて外筒押え部材12および内筒押え部材16を押圧したとき、外筒部材11と内筒部材15とが相対的に5cm〜10cmスライドする程度のバネの強さに形成すると好適である。
ただし、このバネの強さは、上記に限らず、中高年、女性、子供達でも楽しく使えるような強さにしてもよい。この場合、バネの強さが異なるものを組み込んだトレーニング器具10を各種揃えておくことができ、その結果、各人の体力に応じたトレーニング器具10を選択することができる。
外筒押え部材12および内筒押え部材16は例えば合成樹脂製とされ、図2に示すように、それぞれの外筒部材11および内筒部材15側の中央部が膨らみ、両端側が外側に緩やかに延出した湾曲形状に形成されている。
そして、この湾曲形状は、トレーニング器具10を例えば脚に装着した際、足首や膝部に略フィットするような形状になっている。また、外筒押え部材12および内筒押え部材16の中央部には突起部12A,16Aがそれぞれ形成され、これらの突起部12A,16Aは、それぞれ外筒部材11と内筒部材15との内径部に嵌合され、かつ止めビス18により外筒押え部材12および内筒押え部材16にそれぞれ固定されている。
外筒押え部材12および内筒押え部材16間には、外筒部材11と内筒部材15との外方において当該外筒部材11と内筒部材15と平行に、第2の付勢部材を構成する紐状のゴムチューブ25が架けわたされている。
このゴムチューブ25は、外筒部材11および内筒部材15を挟んで互いに反対側に配置された例えば2本で構成され、各ゴムチューブ25は、外筒押え部材12および内筒押え部材16にあけられた挿通穴にそれぞれ挿通されている。そして、ゴムチューブ25の端部は例えば結ばれる等して形成された抜止め部25Aとされ、この抜止め部25Aにより、ゴムチューブ25が上記挿通穴から抜けないようになっている。
また、ゴムチューブ25の引っ張り強さは、例えば、平均的な力を持つ平均的な大人の男性が、図2に矢印Aで示すように、同一直線方向上で力を加え外筒押え部材12および内筒押え部材16を引っ張ったとき、外筒部材11と内筒部材15とが相対的に5cm〜10cmスライドするような引っ張り強さに設定されている。そして、外筒部材11と内筒部材15との重なり部は、10cm以上、例えば20cmスライドしても抜けないような寸法に設定されている。
ただし、このゴムチューブ25の引っ張り強さは、上記に限らず、中高年、女性、子供達でも楽しく使えるような強さのゴムチューブであってもよい。この場合、ゴムチューブ25の強さが異なるものを組み込んだトレーニング器具10を各種揃えておくことができ、その結果、各人の体力に応じたトレーニング器具10を選択することができる。
さらに、ゴムチューブ25が外筒押え部材12および内筒押え部材16間に架けわたされ、負荷を加えない状態のとき、前記外筒部材11および内筒部材15内に収容された圧縮コイルバネ20にも負荷が加えられておらず、両者の釣り合いがとれている。そして、この状態のときがトレーニング器具10の未使用時である。
ここで、外筒部材11と内筒部材15内部に圧縮コイルバネ20が収容されると共に、外筒押え部材12と内筒押え部材16とに2本のゴムチューブ25が架けわたされたときの未使用時の全長、つまり、外筒押え部材12と内筒押え部材16との外側間の寸法は、40cm〜50cmに設定されている。そのため、トレーニング器具10を、例えば脚の膝で挟み込んで使用したり、両足首に装着したりしてのトレーニングもできるようになっている。
ただし、トレーニング器具10の長さは、上記寸法に限定されない。
外筒押え部材12と内筒押え部材16との表面には、シート状部材を構成する外筒側装着部材30と内筒側装着部材35とがそれぞれ設けられており、これらの各装着部材30,35により保持部が構成されている。また、これらの外筒側装着部材30と内筒側装着部材35とはビニール等の合成樹脂製とされている。ただし、布製あるいは皮製としてもよい。
外筒側装着部材30は、外筒押え部材12の一方側端部から外側に延びた外筒側第1シート部31と、他方側端部から外側に延びた外筒側第2シート部32とを有している。
また、内筒側装着部材35も、外筒側装着部材30と同様に、内筒押え部材16の一方側端部から外側に延びた内筒側第1シート部36と、他方側端部から外側に延びた内筒側第2シート部37とを有している。
以上のような外筒側装着部材30および内筒側装着部材35には、それぞれの長さ方向途中に、外筒部材11および内筒部材15が挿通する穴があけられている。また、各装着部材30,35は例えば接着剤によって外筒押え部材12と内筒押え部材16との表面にそれぞれ固着されている。
さらに、図3に詳細を示すように、各装着部材30,35の、例えば外筒側第2シート部32および内筒側第2シート部37の表面には面ファスナー40を構成する第1ファスナーである雌型ファスナー部40Aが設けられている。この雌型ファスナー部40Aの先端部には、雌型ファスナー部40Aと係合して係止する第2ファスナーである雄型ファスナー部40Bが接続されている。
また、外筒側装着部材30および内筒側装着部材35の、例えば外筒側第1シート部31および内筒側第1シート部36の先端には、四角形リング状の係止環41がそれぞれ取り付けられている。これらの係止環41には、各装着部材30,35の雄型ファスナー部40Bが通され、その雄型ファスナー部40Bを折り返して雌型ファスナー部40Aと係合させて係止させることができる。
なお、外筒側装着部材30および内筒側装着部材35の外筒側第1シート部31および内筒側第1シート部36と、外筒側第2シート部32および内筒側第2シート部37とでは、外筒側第1シート部31および内筒側第1シート部36の長さが短く形成されている。
次に、以上のようなトレーニング器具10の使用方法を説明する。
まず、図4に基づいて脚のトレーニングについて述べる。
最初に、トレーニング器具10をトレーニングする人50の足首51に装着してトレーニングの準備をする。
この際、外筒側装着部材30および内筒側装着部材35の外筒側第1シート部31および内筒側第1シート部36の端部と、外筒側第2シート部32および内筒側第2シート部37の端部とを係止環41から外しておいて、外筒押え部材12と内筒押え部材16とのいずれか一方を左右のいずれかの足首51に押し当てる。
次に、外筒側第2シート部32および内筒側第2シート部37の先端部、つまり雄型ファスナー部40Bを外筒側第1シート部31および内筒側第1シート部36の端部の係止環41に挿通させると共に、その雄型ファスナー部40Bを引っ張って足首51に合わせた後、折り返し、雌型ファスナー部40Aに押し付け、両ファスナー部40A,40B同士を係合させてトレーニング器具10を保持する。
同様にして、他方の足首51にも両ファスナー部40A,40B同士を係合させてトレーニング器具10を保持する。
その後、仰向けになり、さらに、脚を例えば30度〜60度に上げておいて、トレーニング器具10を左右の脚で保持したままの状態で、持ち手を変えることなく、矢印Aで示すように、同一直線方向上に力を加え、押したり引っ張ったりして運動を行う。この運動を行なうことで、腹筋の他、大腿筋も鍛えることができる。
この際、左右の脚で保持したまま力を緩めても、保持状態に変化はないので、トレーニング器具10が脚を伝って落ちてくることはなく、安全である。
また、図示はしないが、図4と逆の状態、つまりうつ伏せの状態で、足首にトレーニング器具10を装着した状態で運動を行なうこともできる。この場合、脚を例えば5度〜15度に上げておいて、トレーニング器具10を左右の脚で保持したままの状態で、持ち手を変えることなく、押したり引っ張ったりして運動を行う。
この運動の場合、腹筋の他、大腿筋、背筋も鍛えることができる。
さらに、椅子等に腰掛け、左右の脚にトレーニング器具10を装着し、両脚を前に出した状態で、あるいは下げた状態で行うこともできる。
また、図示しないが、トレーニング器具10を膝部に装着して、仰向けあるいはうつ伏せの状態で運動することもできる。
この場合も、前記足首への装着と同様にして両膝部にトレーニング器具10を装着した後、持ち手を変えることなく、同一直線上で力を加え、両膝部を開いたり閉じたりする運動を行える。そして、この運動により、大腿筋を鍛えることができると共に、脚を例えば30度〜60度あげて行った場合、足首に装着した場合と同様、腹筋、背筋をも鍛えることができる。
特に、両膝部を大きく開くと大腿部の動脈が引き伸ばされるので、その引き伸ばされて細くなった血管を拡げようと下半身への血流が増加することに伴い、陰茎海綿体への血流も増加することになり、結果的にED(勃起障害)の治療効果をも得ることができる。
なお、この運動も、椅子等に腰掛けて行うことができる。
さらに、トレーニング器具10を、図5に示すように両手首52に装着しての運動も行え、これにより、手の各部の筋肉や大胸筋等を鍛えることができる。また、トレーニング器具10を、図示しないが、肘部や、上腕部に装着しての運動も行える。特に、上腕部に装着して、トレーニング器具10を圧縮したり引っ張ったりする運動を行なうと、肩甲骨部が垂直面内で両肩を結ぶ線に対して前後方向に往復回動することになり、肩関節の可動域が拡がり、その結果、肩凝り等の改善に役立てることができる。
また、両手を後ろに回した状態でトレーニング器具10を手首や、肘部や、上腕部に装着しての運動も行える等、保持した状態のまま、体のいろいろな部位の運動を行なうことができ、その結果、筋肉が鍛えられ、健康の維持を図ることができる。
なお、手首等、自分で装着、取り外しできない場合は、仲間に手伝ってもらって装着したり、取り外したりすればよい。
また、前記実施形態のトレーニング器具10の外筒側装着部材30および内筒側装着部材35を使用せずに、両手で外筒押え部材12と内筒押え部材16とのそれぞれを掴んで、持ち手を変えることなく、押したり引っ張ったりすることもできる。この場合、持ち手を替えることなく、腕を伸ばした状態で押したり引っ張ったりする運動と肘を曲げた状態で胸の前で押したり引っ張ったりする運動等ができ、両者では明らかに違う部位の筋肉の運動ができ、トレーニング器具10の運動の応用範囲が広がる。
以上のような本第1実施形態によれば、次のような効果がある。
(1)外筒押え部材12および内筒押え部材16を押圧することで、圧縮コイルバネ20の付勢力に抗する負荷が手や脚に掛かるので押圧運動ができる。また、外筒押え部材12および内筒押え部材16を引っ張ることで、ゴムチューブ25の付勢力に抗する負荷が手や脚に掛かり引っ張り運動ができる。これらの運動は、外筒側装着部材30および内筒側装着部材35で保持したままの状態で、同一直線方向上に力を加えて行うことができる。その結果、持ち手を変えることなく両手あるいは両脚で保持したままの状態で、同一直線方向上に力を加えて押圧運動あるいは引っ張り運動を行うことができ、使いやすくなり、これにより、健康の維持を図れるようになる。
(2)外筒側装着部材30および内筒側装着部材35で外筒押え部材12および内筒押え部材16を保持したままの状態で、押圧運動あるいは引っ張り運動を行うことができる。例えば両足首51にトレーニング器具10を装着し、仰向けになって脚を例えば30度〜60度上げて運動する場合、途中で運動を休止しても、両脚で保持されているので、落ちてくることもない。その結果、仰向けあるいはうつ伏せの状態で脚の筋肉を鍛える運動を行なう場合でも、安全に行うことができる。
(3)トレーニング器具10の全長が40cm〜50cm程度に形成されているので、両足首や両膝に装着して保持することができ、また、両手首、両肘や両上腕に装着して保持することができる。そして、その状態で、持ち手を変えることなく両手あるいは両脚で保持したままの状態で、かつ同一直線方向上に力を加える運動を行なうことができるので、特許文献1等に開示されたトレーニング用具、あるいは一般的に知られたエキスパンダー等ではできないような各種の運動でもできる。
(4)外筒押え部材12および内筒押え部材16間に架けわたされた第2付勢部材がゴムチューブ25で形成されているので、そのゴムチューブ25が伸縮するとき、例えばバネの伸縮時に挟まれたりするおそれがあるが、その心配がまったくなくなり、女性や子供が使用しても安全である。
(5)外筒部材11および内筒部材15がアルミ製パイプで形成されているので、トレーニング器具10の全体重量を軽くすることができ、また、美感にも優れ、これにより、中高年の人や女性でも使いやすくなるという効果がある。
(6)外筒部材11と内筒部材15とを、例えば透明、あるいは半透明のアクリル製のパイプで形成した場合、両部材11,15の内部に収容されている圧縮コイルバネ20が見えるので、その伸び縮みの様子をトレーニングしながら見ることができ、外筒部材11と内筒部材15とが金属製の場合と違う楽しみを味わうことができる。また、両部材11,15を透明、あるいは半透明のアクリル製とすると共に、圧縮コイルバネ20を赤や青等に着色しておけば見た目に美しくなり、女性等が思わず手に持ちたくなり、すすんで、かつ楽しくトレーニングできるようになる。
(7)外筒側装着部材30および内筒側装着部材35の外筒側第1シート部31および内筒側第1シート部36と、外筒側第2シート部32および内筒側第2シート部37とでは、外筒側第1シート部31および内筒側第1シート部36の長さが短く形成されているので、足首51等に装着する際、外筒側第2シート部32および内筒側第2シート部37の雄型ファスナー部40Bを引張って雌型ファスナー部40Aに係合させればよく、装着具合を調整することができる。その結果、使用する人の体格に個人差があっても、あるいは使用する部位に大きさの差があっても、柔軟にかつ容易に対応することができる。
(8)外筒押え部材12および内筒押え部材16は湾曲形状に形成されているので、トレーニング器具10を手首や足首51に装着する際、当該足首51等にフィットする。その結果、装着しても痛くなく、長時間にわたる運動でも快適に続けることができる。
次に、図6に基づいて、本発明のトレーニング器具の第2実施形態を説明する。
本第2実施形態のトレーニング器具60はその保持部の構成を、前記第1実施形態のトレーニング器具10の保持部の構成と異なる構成としたものである。
そのため、保持部のみを詳細に説明し、その他の同一部材および同一構成部位には同一符号を付して簡単に説明する。
トレーニング器具60は、前記外筒部材11と内筒部材15とのそれぞれ一端部に設けられる外筒押え部材62と内筒押え部材66とを備えて構成されている。
なお、第2実施形態でも、外筒部材11と内筒部材15とを、アルミ製パイプ部材に限らず、例えば透明なアクリル製のパイプで形成してもよい。
外筒押え部材62と内筒押え部材66とは、それぞれ、全体外形形状が略台形形状の環状に形成されている。
外筒押え部材62と内筒押え部材66との略台形形状の短辺中央には突起部62A,66Aが形成され、これらの突起部62A,66Aは、前記外筒部材11と内筒部材15とのそれぞれの内径部に嵌合するようになっている。
また、外筒押え部材62と内筒押え部材66との内部空間Sは、右手あるいは左手を差し込める大きさに形成され、台形形状の長辺部が右手あるいは左手で把持できる把持部62B,66Bとされている。そして、これらの把持部62B,66Bにより保持部が構成されている。
さらに、外筒押え部材62と内筒押え部材66との間には、前記ゴムチューブ25が架けわたされている。そして、ゴムチューブ25は、その結び目25Aが前記台形の空間S内に収められている。
以上のようなトレーニング器具20は、全体の長さが、例えば60cm〜70cmに形成されている。ただし、トレーニング器具20の長さは、60cm〜70cmに限定されず、例えば、第1実施形態のトレーニング器具10の長さと同様に40cm〜50cmに形成してもよい。
次に、以上のようなトレーニング器具60の使用方法を説明する。
まず、図8に示すように、外筒押え部材62と内筒押え部材66との空間Sに右手あるいは左手を差し込んで把持部62B,66Bを掴み、そのままの状態で、持ち手を変えることなく、かつ同一直線方向上に力を加えて押したり引っ張ったりする運動を行うことができる。
以上のような本第2実施形態によれば、前記(4)〜(6)と略同様の効果を得ることができる他、次のような効果を得ることができる。
(9)外筒押え部材62と内筒押え部材66との空間Sに右手あるいは左手を差し込んで把持部62B,66Bを掴み、そのままの状態で同一直線方向上に力を加えて押したり引っ張ったりする運動を行うことができる。したがって、持ち手を変えることなく2種類の運動を行うことができる。
以上、上記各実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細については、当業者が理解し得るさまざまな変更を加えることができる。また、本発明には、上記各実施形態の構成の一部又は全部を相互に適宜組み合わせたものも含まれる。
例えば、前記第1実施形態および第2実施形態では、第2付勢部材として紐状のゴムチューブ25が使用されているが、これに限らない。図9に示すように、紐状のゴムチューブ25と略同じ引っ張り強さを有する引っ張りコイルバネ71を使用したトレーニング器具70としてもよい。なお、引っ張りコイルバネ71の端部には、抜止め部71Aが形成されている。
そして、この場合、引っ張りコイルバネ71の方が上記ゴムチューブ25より経年劣化が少なく、その結果、寿命が長くなるという効果が得られる。
なお、図9では第1実施形態のゴムチューブ25に換えて引っ張りコイルバネ71を設けた例が示されているが、図6に示す第2実施形態のゴムチューブ25に換えて上記引っ張りコイルバネ71を設けてもよい。
また、前記第1実施形態における外筒押え部材12と内筒押え部材16の人体に直接当接する裏面に、図2(図9も参照)に仮想線で示すように、ゴムやウレタン等の緩衝部材22を接着等により固着してもよい。
このようにすれば、足首等に装着して押圧運動を行なうとき、足首等が痛くならないので、長時間の運動でも快適に行なうことができる。
また、前記第1実施形態および第2実施形態では、外筒部材11と内筒部材15とがスライド自在となるように係合させると共に、両部材11,15の重なり部を互いが抜けない寸法に設定していたが、これに限らない。例えば、図10に示すように、外筒部材11と内筒部材15との係合端部に、それぞれ抜止め部11A,15Aを設けてもよい。
すなわち、外筒部材11の抜止め部11Aは、当該外筒部材11における内筒部材15側の先端部を内径側に向けて折曲げて形成され、内筒部材15の抜止め部15Aは、当該内筒部材15における外筒部材11側の先端部を拡径して形成されている。
そして、外筒部材11の上記抜止め部11Aの内径寸法D2は内筒部材15の外形寸法d1よりわずかに大きく、内筒部材15の上記抜止め部15Aの外形寸法d2は外筒部材11の内径寸法D1よりわずかに小さく設定されている。また、内筒部材15の抜止め部15Aの外形寸法d2は外筒部材11の抜止め部11Aの内径寸法D2より大きく設定されている。
したがって、外筒部材11と内筒部材15とが矢印A方向にスライドし、互いの抜止め部11Aと抜止め部15Aとが係合する位置まで移動したとき、両抜止め部11A,15Aとが係合し合うので、外筒部材11と内筒部材15とをそれ以上引張ることができない。その結果、外筒部材11と内筒部材15とを大きな力で引張っても両抜止め部11A,15Aとでストップされるので、両部材11,15が抜けることがない。
また、前記第1実施形態および第2実施形態において外筒部材11と内筒部材15とを例えば透明アクリル樹脂等の樹脂製とした場合に、両部材11,15が抜けないように、当該両部材11,15の係合端部に図11に示すような抜止め機構85を設けてもよい。
すなわち、抜止め機構85は、例えば外筒部材11の内筒部材15側の先端内径部に外筒用リング部材86を固着させると共に、内筒部材15の外筒部材11側の先端外径部に内筒用リング部材87を固着させた構成とされている。
ここで、外筒用リング部材86の内径寸法D2は内筒部材15の外形寸法d1よりわずかに大きく、内筒用リング部材87の外形寸法d2は外筒部材11の内径寸法D1よりわずかに小さく設定されている。また、内筒用リング部材87の外形寸法d2は外筒用リング部材86の内径寸法D2より大きく設定されている。
したがって、外筒部材11と内筒部材15とは矢印A方向にスライドし、互いのリング部材86,87同士が係合する位置まで移動したとき、リング部材86,87同士が係合し合うので、外筒部材11と内筒部材15とをそれ以上引張ることができない。これにより、外筒部材11と内筒部材15とを大きな力で引張ってもリング部材86,87でストップされるので、外筒部材11と内筒部材15とが抜けることがない。
また、前記第1実施形態では、保持部として各装着部材30,35に、面ファスナー40を構成する雌型ファスナー部40Aと雄型ファスナー部40Bを設けると共に、雄型ファスナー部40Bを挿通させる係止環41を設けた構成としたが、保持部はこのような構成に限らず、例えば図12に示すような構成としてもよい。
すなわち、図12には、トレーニング器具90における外筒部材11の一端部の保持部Hが示されており、この保持部Hは、装着部材91を含み構成されている。
装着部材91の外筒側第1シート部92に例えばプラスチック製の係止部材94が装着されると共に、外筒側第2シート部93に例えばプラスチック製の挿入部材95が装着されており、挿入部材95と係止部材94とが挿脱可能とされ、挿入部材95を係止部材94に挿入することで保持できるようになっている。
挿入部材95は、外筒側第2シート部93を折り返し可能な支持部95Aと、幅方向中央部に形成されたガイド部95Bを挟んで設けられた先端係合部95Cとを有して構成され、この先端係合部95Cはそのバネ性により、互いに対向する方向に縮小、拡開できるようになっている。
そして、外筒側第2シート部93の先端部93Aを挿入部材95の支持部95Aに巻き付けると共に折り返し、これにより、長さの調整ができるようになっている。
係止部材94は、外筒側第1シート部92を折り返し可能な支持部94Aと、上記先端係合部95Cを係止可能な先端係止部94Bと、上記ガイド部95Bをガイド可能な溝部(図略)を有して形成されている。
また、係止部材94の隣接位置には、外筒側第1シート部92の長さを調節自在な係止環96が設けられている。この係止環96にも支持部96Aが設けられている。
そして、外筒側第1シート部92の先端部92Aを係止環96の支持部96Aを通してから係止環96の外側に折り返し、これにより、外筒側第1シート部92の長さの調整ができるようになっている。
なお、トレーニング器具90において内筒側第1シート部および内筒側第2シート部は図示されていないが、その構成も図12に示す構成と同じである。
このようにしても、前記(1)〜(8)と略同様の効果を得ることができる。
また、前記第1実施形態では、保持部として各装着部材30,35に、面ファスナー40を構成する雌型ファスナー部40Aと雄型ファスナー部40Bを設けると共に、雄型ファスナー部40Bを挿通させる係止環41を設けた構成としたが、保持部Hはこのような構成に限らない。
外筒側装着部材30の外筒側第1シート部31および外筒側第2シート部32のいずれか一方の表面を雌型ファスナー部40Aとすると共に、いずれか他方の裏面を雄型ファスナー部40Bとし、また、内筒側装着部材35の内筒側第1シート部36および内筒側第2シート部37のいずれか一方の表面を雌型ファスナー部40Aとすると共に、いずれか他方の裏面を雄型ファスナー部40Bとし、裏面の雄型ファスナー部40Bを雌型ファスナー部40Aとなった表面に覆い被せて保持する構成としてもよい。
また、前記第1実施形態では、係止環41に雄型ファスナー部40Bを挿通させた後折り返し、その雄型ファスナー部40Bを雌型ファスナー部40Aに係合させる構成としたが、これに限らず、外筒側装着部材30および内筒側装着部材35のそれぞれの一方側にバックルを有する一方のベルト状部材を設け、他方側にバックルの止めピンを差し込むベルト穴が開けられた他方のベルト状部材を設け、ベルト穴の位置を調整することで、最適状態に取り付けられるようにする構成としてもよい。
さらに、前記各実施形態では、外筒部材11と外筒押え部材12との固定を、外筒押え部材12の突起部12Aを外筒部材11の内径部に挿入し、両者を止めビス18で止めて固定し、また、内筒部材15と内筒押え部材16との固定を、内筒押え部材16の突起部16Aを内筒部材15の内径部に挿入し、両者を止めビス18で止めて固定する構成としたが、これに限らない。
例えば、各突起部12A,16Aの外周にそれぞれ雄ネジを形成すると共に、外筒部材11の内径部および内筒部材15の内径部にそれぞれ雌ネジを形成し、両者を螺合することで固定するようにしてもよい。
また、前記各実施形態では、外筒部材11と内筒部材15とをアルミ製パイプ等で形成し、軽量化を図っているが、これに限らず、外筒部材11と内筒部材15とを、例えば鋼製パイプあるいは銅製パイプとすると共に、その板厚を積極的に厚くして、全体の重量を重くしたトレーニング器具としてもよい。このようにすれば、より各部の筋力を鍛えることができるので、例えば、格闘技系のアスリート等の専用トレーニング器具とすることもできる。
本発明は、手で握ったままあるいは脚に装着したままの状態で、押圧したり引っ張ったりする運動をして手脚の筋肉、特に脚の筋肉を鍛え、これにより、健康を維持したい場合に利用できる。
10 第1実施形態のトレーニング器具
11 外筒部材
12 外筒押え部材
15 内筒部材
16 内筒押え部材
20 第1付勢部材を構成する圧縮コイルバネ
25 第2付勢部材を構成するゴムチューブ
30 保持部を構成する外筒側装着部材
31 外筒側第1シート部
32 外筒側第2シート部
35 保持部を構成する内筒側装着部材
36 内筒側第1シート部
37 内筒側第2シート部
40 面ファスナー
40A 第1ファスナーを構成する雌型ファスナー
40B 第2ファスナーを構成する雄型ファスナー
60 第2実施形態のトレーニング器具
62 外筒押え部材
62B 保持部を構成する把持部
66 内筒押え部材
66B 保持部を構成する把持部
H 保持部






































Claims (6)

  1. 外筒部材と、
    この外筒部材内にスライド自在に挿入される内筒部材と、
    前記外筒部材の一端部に固着されると共に当該外筒部材を前記内筒部材側に押圧する外筒押え部材と、
    前記内筒部材の一端部に固着されると共に当該内筒部材を前記外筒部材側に押圧する内筒押え部材と、
    前記外筒部材と内筒部材との内部に収容されると共に両端が前記外筒押え部材および内筒押え部材にそれぞれ当接しかつその外筒押え部材および内筒押え部材をそれぞれ外側に付勢する第1の付勢部材と、
    前記外筒部材と内筒部材との外方において前記外筒押え部材と内筒押え部材とにわたって架けわたされると共に当該外筒押え部材と内筒押え部材とをそれぞれ内側に付勢する第2の付勢部材と、
    前記外筒押え部材および内筒押え部材のそれぞれに設けられ使用者により保持可能な保持部と、を備えていることを特徴とするトレーニング器具。
  2. 前記請求項1に記載のトレーニング器具において、
    前記保持部は、前記外筒押え部材に設けられ左右いずれか一方の手足に装脱可能な外筒側装着部材と、前記内筒押え部材に設けられ左右いずれか他方の手足に装脱可能な内筒側装着部材とで構成されていることを特徴とするトレーニング器具。
  3. 前記請求項1に記載のトレーニング器具において、
    前記保持部は、前記外筒押え部材および内筒押え部材に設けられ当該外筒押え部材および内筒押え部材をそれぞれ右手と左手とのいずれかで把持する把持部で構成されていることを特徴とするトレーニング器具。
  4. 前記請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載のトレーニング器具において、
    前記第1の付勢部材が圧縮コイルバネで構成されると共に、第2の付勢部材がゴムチューブチューブで構成されていることを特徴とするトレーニング器具。
  5. 前記請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載のトレーニング器具において、
    前記第1の付勢部材が圧縮コイルバネで構成されると共に、第2の付勢部材が引っ張りコイルバネで構成されていることを特徴とするトレーニング器具。
  6. 前記請求項1ないし請求項5のいずれか一つに記載のトレーニング器具において、
    前記外筒部材および内筒部材を透明樹脂部材で形成したことを特徴とするトレーニング器具。











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