JP2009268110A - 無線装置での一時的なアプリケーション・コンポーネントの削除および再ロードのためのシステムと方法 - Google Patents

Abstract

【課題】セルラ電話機のような無線装置のソフトウェア・アプリケーション・コンポーネントの削除およびリローディングを管理するためのシステムと方法を提供する。
【解決手段】無線装置は１つまたはそれ以上の常駐の実行可能なソフトウェア・アプリケーションを有し、各アプリケーションは１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントと、ソフトウェア・ライセンスおよびユーザ特定データのようなアプリケーション関連データとを有する。無線装置は装置上の資源をクリアするために常駐のソフトウェア・アプリケーションの１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントをアプリケーション関連データの損失無しに選択的に削除し、そのアプリケーションを実行するために無線装置に再インストールされる必要がある削除されたアプリケーション・コンポーネントを送信するように、アプリケーション・ダウンロード・サーバに指示する。
【選択図】図４

Description

本発明は一般にデータ・ネットワークおよびこのデータ・ネットワークを通したコンピュータ通信に関する。より詳しくは、この発明は無線データ・ネットワークを通して１つまたはそれ以上のアプリケーション・ダウンロード・サーバと選択的に(selective)通信中の無線装置でのソフトウェア・アプリケーションおよびそれらのコンポーネントのインストールと削除に関する。

セルラ電話機のような無線装置は、無線ネットワークを介して音声およびデータを含むパケットを伝える。セルラ電話機自身は増加する計算能力をもって製造されており、そしてパーソナル・コンピュータおよび手持ち式パーソナル・ディジタル・アシスタント（ＰＤＡ）と同等になっている。これらの“スマートな”セルラ電話機は、ソフトウェア開発者がセルラ電話機上で完全に実行できるソフトウェア・アプリケーション（一般に“プログラム”と呼ばれる）を作り出すことを可能とするアプリケーション・プログラミング・インターフェイス（ＡＰＩ）をそれらのローカル・コンピュータ・プラットフォーム上にインストールした。ＡＰＩは、無線装置システム・ソフトウェアと、ソフトウェア開発者が特定のセルラ電話システム・ソース・コードを持つことを必要とせずにそのアプリケーションに使用可能なセルラ電話機の計算機能性を作成するソフトウェア・アプリケーションとの間に位置する。

ソフトウェア・アプリケーションは無線電話機が製造されると同時にプリロードされた状態になることができるか、あるいはユーザは追加のプログラムがセルラ電気通信キャリア・ネットワークを介してダウンロードされることを後で要求してもよい。ここにおいてダウンロードされたアプリケーションは無線電話機上で実行可能である。その結果、無線電話機のユーザは、ゲーム、印刷媒体、株式最新情報、ニュース、あるいは無線ネットワークを介してダウンロードが可能ないずれか他のタイプの情報またはアプリケーションのようなアプリケーションの選択的なダウンローディングにより彼等の無線電話機をカスタマイズすることができる。無線電話機のユーザは、セルラ電話資源を管理するために、新しいアプリケーションがクリアされた記憶装置上にロードされ得るよう記憶スペースをクリアするために、無線電話機のプラットフォームからアプリケーションおよびデータを意図的に削除する。

パーソナル・コンピュータおよびＰＤＡのより大型のコンピュータ・プラットフォームと対比して、無線装置は非本質的なアプリケーションに当てるために、記憶や処理のような限られた資源を有する。典型的に、電気通信アプリケーションは、使用可能として資源を割り当てられた他のアプリケーションとともに、システム資源の使用の優先権を有する。このように無線装置はアプリケーション用のすべてのファイルを保持するための限られた容量のみを有し、そして資源の管理は、無線装置にダウンロードされることが望ましい新しいアプリケーションのための余裕を作るべくアプリケーションを削除するための電話機のユーザの裁量に一任される。そうでなければ無線装置は、それが保持して実行するための資源を持たないアプリケーションをダウンロードしないであろう。

無線装置で空いている資源を探索する際に、ユーザは通常、全常駐アプリケーションをディスエーブルにせずに１つの常駐のアプリケーションのあるコンポーネントを取り除くことはできない。もしもユーザが特定のコンポーネントを削除しようと努めるならば、そのようなアクションは、ディスエーブルにされた常駐のアプリケーションがそのアプリケーションの完全なリインストレーション無しには蓄積されることができないとして、資源の予定された解放を否定するであろう。たとえ主要なアプリケーションが実行できないとしても、無用な削除されないアプリケーション・コンポーネントはなお不必要に記憶スペースをふさぐ。無線装置に常駐のソフトウェア・アプリケーションについてのこのオール・オア・ナッシング削除の条件は、無線装置に常駐してユーザにとって使用可能なアプリケーションの数を大いに制限する。

よって、無線装置上のコンピュータ資源の活用を最大化するために、ライセンスやユーザ特定データのようなアプリケーションについての重要データを維持している一方で、アプリケーションのあるコンポーネントを取り除くことができる無線装置を提供することは有利となるであろう。アプリケーションを再実行するために削除されたソフトウェア・コンポーネントを必要とする無線装置では、その無線装置は無線ネットワークを介してそのソフトウェア・コンポーネントを得ることが可能である。従って、本発明が主として振り向けられるところは、無線装置において、選択されたソフトウェア・アプリケーション・コンポーネントの削除および再ローディングを制御できるようなシステムおよび方法の提供することにある。

本発明は、セルラ電話機、パーソナル・ディジタル・アシスタント、ページャ、または他のコンピュータ・プラットフォームのような、無線装置上のソフトウェア・アプリケーション・コンポーネントのローディングおよび削除を管理するためのシステムおよび方法である。無線装置は１つまたはそれ以上の常駐の実行可能なソフトウェア・アプリケーションを有し、ここにおいて各アプリケーションは１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントとソフトウェア・ライセンスおよびユーザ特定データのようなアプリケーション関連データとを含み、そして無線装置は無線ネットワークと選択的な通信中である。無線装置と選択的に通信し、そしてソフトウェア・アプリケーションとアプリケーション・コンポーネントとをこの無線装置にダウンロードする無線ネットワーク上の少なくとも１つのアプリケーション・ダウンロード・サーバが存在する。

システム資源、そして特に記憶スペースを管理するために、無線装置は１つまたはそれ以上の常駐のソフトウェア・アプリケーションの１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントをアプリケーション関連データの損失無しに選択的に削除し、そしてその後そのアプリケーションが無線装置で実行されることが再び望まれる時には、無線ネットワークを通して、アプリケーション・ダウンロード・サーバに対して１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを送信するよう選択的に指示する。一度１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントがアプリケーション・ダウンロード・サーバから受信されると、無線装置は常駐のアプリケーションがこの無線装置で再実行されるように、常駐のアプリケーションのための１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを以前に削除されたコンポーネントとともにインストールする。

アプリケーション関連データは、典型的にそれが削除されると回復できないデータである。アプリケーション関連データの例は、ライセンスのようなソフトウェア・アプリケーションを実行するために必要とされるデータであり得るし、あるいは個人識別データ、ゲームの高得点、住所録、あるいはライセンス付きもしくはライセンス無しの同類のもののようなユーザ特定データであるかもしれない。アプリケーション関連データはまた、特定のドライバやアプリケーション・クリティカル・モジュールのような無線装置上でアプリケーションを実行するのに必要なアプリケーション・コンポーネントを含むこともできる
。

よって、無線装置に常駐の１つまたはそれ以上のソフトウェア・アプリケーションのコンポーネントのローディングおよび除去を管理するための方法は、無線装置で１つまたはそれ以上の常駐のソフトウェア・アプリケーションの１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントをアプリケーション関連データの損失無しに選択的に削除し、無線装置からアプリケーション・ダウンロード・サーバへの通信リンクを選択的に確立する工程を含み、ここにおいて無線装置は１つまたはそれ以上の削除されたアプリケーション・コンポーネントの送信をアプリケーション・ダウンロード・サーバに指示し、そしてインストールされたアプリケーション・コンポーネントを含む１つまたはそれ以上の常駐のアプリケーションがこの無線装置上で実行可能であるように、送信された１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントをインストールする。

通信リンクを確立する工程は、特にもしも無線装置がセルラ電話機かページャであるならば、セルラ電気通信ネットワークを介して通信リンクを確立することが好ましい。通信リンクを確立することは典型的に１つまたはそれ以上の関連コンポーネントが削除された常駐のソフトウェア・アプリケーションを実行する予定の無線装置上で行われ、そしてもし必要ならば、無線装置は削除されたコンポーネントのコピーを回復するためにアプリケーション・ダウンロード・サーバへの通信リンクを作成するようユーザに指示することができる。

無線装置で１つまたはそれ以上の常駐のソフトウェア・アプリケーションの１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを選択的に削除する工程は、ユーザが資源を必要とするであろう新しいソフトウェア・アプリケーションをダウンロードするために資源をクリアすることを望む時には、その無線装置のユーザの指示で行われることが好ましい。しかしながらこの削除は、システム資源を空きにする必要があるアプリケーションをダウンロードすることを求めているユーザのアクションに従って、その資源を管理している無線装置により決定されるように行われることができる。

本発明はまたこの発明のシステム内で機能できる無線装置自身、およびこの発明の方法の工程を実行するようにコンピュータ・プラットフォームを有する無線装置に指示するコンピュータ可読媒体内のプログラムを含む。

よって、本発明の第１の目的は、無線装置が、記憶装置のようなコンピュータ資源の利用を最大化するために、ライセンスおよびユーザ特定データのようなアプリケーション用の重要データを保持している一方で、それの常駐するソフトウェア・アプリケーションのあるコンポーネントを削除することを可能とするシステムおよび方法を提供することである。無線装置はなお、コンポーネントがアプリケーション・ダウンロード・サーバから無線ネットワークを介して削除されたソフトウェア・コンポーネントのコピーを回復することにより、削除されたソフトウェア・アプリケーションを実行することができる。このようにこの発明は、ユーザが無線装置に完全に保存され得るよりも大量の実行可能なソフトウェア・アプリケーションへのアクセスをいつでも持つことができるように、無線装置システム資源の効率的な使用により無線装置のユーザに利点を提供する。コンポーネントの削除およびローディング処理はユーザの指示でなされる一方で、その処理はユーザにとって非常に明白であるので、この処理は完全に自動化されることも可能である。

本発明の他の目的、利点、および特徴は下に述べる図面の簡単な説明、発明の詳細な説明、およびクレームのレビューの後に明白になるであろう。

図１は、無線ネットワークを介して１つまたはそれ以上のアプリケーション・ダウンロード・サーバと選択的な通信中の無線装置上のソフトウェア・アプリケーション・コンポーネントの一時的な削除およびリローディングを管理することに関する本発明のシステムを表示する図である。 図２は、種々の無線装置と１個のアプリケーション・ダウンロード・サーバおよびデータベースとの間の通信を提供する例示的な無線ネットワークのハードウェア構成要素のブロック図である。 図３は、その構成要素とともにアプリケーションを特別に図示する無線装置プラットフォーム上に常駐のファイル・テーブルである。 図４は、無線装置上のアプリケーション・コンポーネントの選択的な削除を図示するフローチャートである。 図５は、アプリケーションが再実行されるように無線装置にアプリケーションを記憶するためにアプリケーション・ダウンロード・サーバからの無線装置のアプリケーション・コンポーネントの回復を図示するフローチャートである。

発明の詳細な説明

図１を参照して、そこには無線ネットワーク１４を通して少なくとも１つのアプリケーション・ダウンロード・サーバ１６と通信中のセルラ電話機１２のような無線装置上のソフトウェア・アプリケーション・コンポーネントの削除およびリローディングのための本発明のシステム１０が示されており、このサーバは無線通信の入口を通して無線装置にソフトウェア・アプリケーションおよびコンポーネントを、または無線ネットワーク１４にアクセスする他のデータを選択的に送信する。ここに示されるように、無線装置はセルラ電話機１２、パーソナル・ディジタル・アシスタント１８、ここでは双方向テキスト・ページャとして示されるページャ２０、あるいは無線通信の入口を有する別のコンピュータ・プラットフォーム２２でさえあることができ、そしてそうではなくネットワークまたはインターネットへの有線接続２４を有してもよい。このようにこの発明のシステムは、無線通信の入口を含み、制限無しに無線モデム、ＰＣＭＣＩＡカード、アクセス端末、パーソナル・コンピュータ、アクセス端末、ディスプレイやキーボードの無い電話機、あるいはそれのいずれかのコンビネーションまたはサブコンビネーションを含む、いずれかの形式の遠隔モジュール上でも動作することができる。

アプリケーション・ダウンロード・サーバ１６はここでは無線ネットワーク１４と通信中の他のコンピュータ素子とともにネットワーク２６上に示される。第２のサーバ３０と独立しているサーバ３２とがあり、そして各サーバは無線ネットワーク１４を通して無線装置１２，１８，２０，２２に別々のサービスと処理とを提供することができる。好ましくは無線装置１２，１８，２０，２２によってダウンロードが可能なアプリケーションを保持する少なくとも１つのストアード・アプリケーション・データベース２８もある。

図２には、無線ネットワーク１４の構成部分と本発明の素子の相互関係とをより完全に図示するブロック図が示されている。無線ネットワーク１４は例示的に過ぎず、そしてそれによって無線装置１２，１８，２０，２２のような遠隔モジュールが相互間および相互中で、および／または制限無しに無線ネットワーク・キャリアおよび／またはサーバを含む無線ネットワーク１４の構成部分の間および中で大気を介して通信するいずれのシステムをも含むことができる。セルラ電気通信サービスを提供するのに必要とされるサーバ３０のようないずれか他のサーバに加えて、アプリケーション・ダウンロード・サーバ１６とストアード・アプリケーション・データベース２８とは、インターネット、セキュアＬＡＮ、ＷＡＮ、または他のネットワークのようなデータ・リンクを介して、キャリア・ネットワーク４０と通信する。キャリア・ネットワーク４０はメッセージング・サービス・コントローラ（“ＭＳＣ”）４２に送られた（データ・パケットとして送られた）メッセージを制御する。キャリア・ネットワーク４０は１ネットワーク、インターネットおよび／またはＰＯＴＳ（“プレイン・オーディナリ・テレフォン・システム”）によってＭＳＣ４２と通信する。典型的に、キャリア・ネットワーク４０とＭＳＣ４２との間のネットワークまたはインターネット接続はデータを転送し、そしてＰＯＴＳは音声情報を転送する。ＭＳＣ４２は複数の基地局（“ＢＴＳ”）４４に接続される。キャリア・ネットワークと同様な方法で、ＭＳＣ４２は典型的にデータ転送用のネットワークおよび／またはインターネットと音声情報用のＰＯＴＳとの両者によってＢＴＳ４４に接続される。ＢＴＳ４４は結局、ショート・メッセージング・サービス（“ＳＭＳ”）、または当技術分野で知られる他の大気中送信法によって、セルラ電話機１２のような無線装置にメッセージを無線的に放送する。

セルラ電話機１２のような無線装置は、アプリケーション・ダウンロード・サーバ１６から送信されたソフトウェア・アプリケーションを受信して実行することができるコンピュータ・プラットフォーム５０を有する。コンピュータ・プラットフォーム５０は特定用途向け集積回路（“ＡＳＩＣ”５２）、あるいは他のプロセッサ、マイクロプロセッサ、論理回路、または他のデータ処理装置を含む。ＡＳＩＣ５２は無線装置の製造と同時にインストールされて、普通はアップグレードできない。ＡＳＩＣ５２または他のプロセッサは無線装置のメモリ５６内のいずれかの常駐のプログラムとインターフェイスするアプリケーション・プログラミング・インターフェイス（“ＡＰＩ”）レイヤを実行する。メモリは読出し専用またはランダム・アクセス・メモリ（ＲＡＭおよびＲＯＭ）、ＥＰＲＯＭ、フラッシュ・カード、あるいはコンピュータ・プラットフォームに共通のいずれかのメモリから成ることができる。コンピュータ・プラットフォーム５０はまたメモリ５６内で積極的には使用されないアプリケーションを保持できるローカル・データベース５８をも含む。ローカル・データベース５８は典型的にフラッシュ・メモリ・セルであるが、しかし磁気媒体、ＥＰＲＯＭ、光学媒体、テープ、またはソフトかハード・ディスクのような、当技術分野で知られるようないずれかの二次記憶装置であることができる。

よって、セルラ電話機１２のような無線装置は、ゲーム、ニュース、株式モニタ、および同様のもののような１つまたはそれ以上のソフトウェア・アプリケーションをダウンロードし、そして使用されていない時にはローカル・データベース５８上にそのアプリケーションを保持し、そしてユーザによってそう望まれた時にはローカル・データベース５８上に記憶された常駐のアプリケーションをＡＰＩ５４上の実行用のメモリ５６にアップロードする。しかしながら、無線装置にはローカル・データベース５８およびメモリ５６内で使用できるインストールされた記憶能力を制限するという重大なコストおよびサイズの制約があり、無線装置に保持されることができる常駐のソフトウェア・アプリケーションの量は制限される。この中にさらに記述されるように、本発明のシステムおよび方法は個
々のソフトウェア・アプリケーション・コンポーネントの削除およびリローディングにより記憶容量のこの制限を管理する。

図３を参照して、そこには実例となるファイル構造、またはＡＰＩ５４内に保持されたデータ管理構造が示されている。トップレベルの領域はコンピュータ・プラットフォーム５０上のすべてのディスクリート・ソフトウェア・ファイルを含む“ファイル”６０である。図３のファイル構造は例示的に過ぎず、コンピュータ・プラットフォーム５０上にこの形式で現れないかもしれず、そして識別できるファイル構造を全然持たない無線装置１２，１８，２０，２２上の機械符号内にさえ純粋に現れるかもしれない。ファイル６０内にはＡＰＩがあり、それはここではウィンドウズ（登録商標）（“ＢＲＥＷ”）６２のためのバイナリ・ランタイム環境として示され、それは無線装置コンピュータ・プラットフォーム５０上のソフトウェア・アプリケーションと相互作用するためにＱＵＡＬＣＯＭＭにより使用されるＡＰＩである。ＢＲＥＷ６２ファイルはアプリケーション・ファイル６４を含み、そして１ファイルがアプリケーション・ダウンロード・サーバ１６からダウンロードされて、現在無線装置のコンピュータ・プラットフォーム５０のローカル・データベース５８に常駐するチェス６６のゲームである。説明の都合上、チェス６６アプリケーションはこの無線装置に常駐のソフトウェア・アプリケーションである。

チェス６６アプリケーションはファイル・チェス．モドおよびチェス．バーのようないくつかのソフトウェア・コンポーネント６８を含む。アプリケーション・コンポーネント６８はコンピュータ・プラットフォーム５０でチェス・アプリケーションを実行するのに必要なモジュールである。チェス６６はまた、ここではスコア．シグ７０として示される特定のアプリケーション関連データを含み、それはコンピュータ・プラットフォーム５０上でチェスのゲームをプレイしているユーザのために保存されたスコアである。そこにはまたチェス６６アプリケーション内に隠されたファイルとして含まれたライセンスもあり得る。このように、チェスのゲームの実行を可能とするアプリケーション・コンポーネント６８はアプリケーション・ダウンロード・サーバ１６から送信されたコピーで容易に複製され、一方スコア７０やライセンスのような関連アプリケーション・データは、もしそれらのファイルやモジュールが削除されれば失われるであろう。従って本発明は、ライセンスのような回復できないアプリケーション関連データ、あるいは個人情報およびアドレスのようなユーザ特定データ、もしくはチェス・ゲームについての以前のスコア７０のような純粋に娯楽関係のデータまでも保持している一方で、アプリケーション・ダウンロード・サーバ１６から非本質的なアプリケーション・コンポーネントのもう１つのコピーを得る能力を利用する。

ユーザがもう１つのソフトウェア・アプリケーションをコンピュータ・プラットフォーム５０にダウンロードすることを望み、そして特にローカル・データベース５８上の蓄積の点から資源が不十分である時には、ＢＲＥＷ ＡＰＩ６２または他のスペース管理コンポーネントは、ダウンロードされる必要なアプリケーションがコンピュータ・プラットフォーム５０上に配置されるよう、チェスのためのアプリケーション・コンポーネントを取り除くことが可能かどうかをユーザに尋ねることができる。あるいは、ＢＲＥＷ ＡＰＩ６２はどのコンポーネントを削除すべきかを決定して、システム資源を自動管理することができる。チェス．モドおよびチェス．バー・ファイルがチェス６６ファイルから削除される間、チェス・ゲームはコンピュータ・プラットフォーム５０上で実行されないであろう。コンピュータ・プラットフォーム５０上の本質的なファイルと非本質的なファイルとの分離により、無線装置は、スコア・ファイル７０のようなアプリケーション関連データの損失無しに１つまたはそれ以上の常駐のソフトウェア・アプリケーションの１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネント６８を選択的に削除することができる。

削除されたチェス．モドおよびチェス．バー・アプリケーション・コンポーネント６８付きのチェス・ゲーム６６のような１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを有していたアプリケーションをユーザが再び使用することを望む時には、無線装置は、無線ネットワーク１４を通して、１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネント６８を送信するよう、アプリケーション・ダウンロード・サーバ１６に選択的に指示するであろう。一度無線装置がアプリケーション・コンポーネント６８を受信すると、無線装置は、常駐のアプリケーション、つまりここではチェス６６が再実行できるように、送信された１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネント６８をコンピュータ・プラットフォーム５０上にインストールバックする。すべてのアプリケーション・コンポーネント６８が削除される必要はないことに注意されねばならず、アプリケーションのサイズまたは他の基準に基づいて削除されることが可能である。さらに、スコア．シグ７０のようなアプリケーション関連データを含むファイルは、そのアプリケーションを実行するのに必要なアプリケーション・コンポーネントをも含み、そして必ずしも純粋なデータ・コンテナである必要はない。

図４および図５は無線装置１２，１８，２０，２２のコンピュータ・プラットフォーム５０に常駐の１つまたはそれ以上のソフトウェア・アプリケーションのアプリケーション・コンポーネント６８のローディングおよび除去を管理するためのこの発明の方法を図示するフローチャートである。図４に示されるように、コンピュータ・プラットフォーム５０は、ステップ８０で示されるソフトウェア・アプリケーションをダウンロードするための命令を受信し、そしてその後、決定８２で示されるように、アプリケーションをダウンロードするために使用できる十分な資源があるかどうかについてＡＳＩＣ５２または無線装置の他のプロセッサで決定が行われる。もしも使用できる十分な資源があれば、その時アプリケーションは、ステップ８４で示されるようにダウンロードされて記憶され、そしてダウンロード処理は終結される。もしも決定８２で十分な資源が無ければ、その時ユーザは、ステップ８６で示されるように、アプリケーションをダウンロードするために、あるアプリケーション・コンポーネントの削除を伴うシステム資源をクリアするよう指示される。決定はその後、決定８８で示されるように、ユーザが資源をクリアすることに同意するかどうかについて行われ、そしてもしも同意しなければ、ステップ９０で示されるように、ユーザはダウンロードのために使用するには不十分な資源について通知され、そしてダウンロード処理は終結される。もしもユーザが決定８８で資源をクリアすることに同意すれば、その時コンポーネント６８のような１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントは必要な資源をクリアするために選択的に削除され、そしてそのような削除は、スコア．シグ・ファイル７０またはそのアプリケーションを使用するためのいずれかのライセンスのような、アプリケーション関連データの重要な損失無しに行われる。その後アプリケーションは、ステップ９４で示されるように、コンピュータ・プラットフォーム５０にダウンロードされて記憶され、そしてダウンロード処理は終結される。

削除されたコンポーネントを再インストールするための処理は図５で示され、ステップ１００で示されるように、１つまたはそれ以上の削除されたコンポーネント６８を有するアプリケーションを実行するための要求が受信される。これは、例えばチェス・ゲームを再度プレイすることを要求しているユーザである。ユーザはその後、ステップ１０２によって示されるように、アプリケーション・ダウンロード・サーバ１６への通信リンクを作成するよう指示されることが好ましい。しかしながら、それに代わり、無線装置はこの実行要求の受信で自動的に通信リンクを確立することができる。もしもアプリケーションを実行する要求がユーザに頼まれると、その時決定は、決定１０４で示されるように、ユーザがそのリンクを認定したかどうかについて行われる。もしもユーザがそのリンクを確立することを辞退すると、ステップ１０６で示されるように、ユーザは要求アプリケーションを実行するために必要なアプリケーション・コンポーネントがダウンロードされねばならないことを通知され、その後その実行要求は終結される。もしもユーザが決定１０４でその通信リンクを認定すると、その時通信リンクは、ステップ１０８で示されるように、アプリケーション・ダウンロード・サーバ１６と確立される。

一度通信リンクがアプリケーション・ダウンロード・サーバ１６と確立されると、アプリケーション・ダウンロード・サーバ１６は、ステップ１１０で示されるように、要求されたアプリケーションを実行するのに無線装置によって必要とされる１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを送信するように無線装置によって指示される。ステップ１１２で示されるように、その後サーバが必要なアプリケーション・コンポーネントを送信したかどうかが決定され、そしてもしも送信しなかったならば、ステップ１１４で示されるように、ユーザは必要なコンポーネントを得ることの失敗について通知されて、実行要求は終結される。そうでなければ、もしもサーバが決定１１２で必要なコンポーネントを送信したのであれば、ステップ１１６で示されるように、無線装置はアプリケーション・ダウンロード・サーバからコンポーネントを受信し、そしてステップ１１８で示されるように、そのアプリケーションが実行されるように受信されたコンポーネントをそのアプリケーション内にインストールする。ステップ１２０で示されるように、アプリケーションはその後終結されるまで無線装置上で実行される。

もしもアプリケーション・コンポーネント６８のような削除されたアプリケーション・コンポーネントの再ローディングが自動的であったならば、図５の処理はステップ１００でのアプリケーションを実行するための要求の受信からステップ１１０でのアプリケーション・ダウンロード・サーバ１６に指示するまで直進するであろう。ステップ１１４で示されるように、無線装置はユーザにアプリケーションがコンポーネントをダウンロードすることに失敗したかどうかを通知するのみである。

通信リンクを確立する工程は典型的に図２に示されるようにディジタルまたはアナログ・セルラ電気通信ネットワークを介して通信リンクを確立しているが、しかし無線ＬＡＮ、またはマイクロウェーブや赤外線ネットワークのような他の無線ネットワークがそれに代わって使用されることが可能である。さらに、通信リンクの確立は、１つまたはそれ以上の関連コンポーネントが削除された常駐のソフトウェア・アプリケーションを実行することを意図している無線装置１２，１８，２０，２２に基づいて自動的に発生することができる。つまり、そのような無線装置が無線ネットワーク１４を介してアプリケーション・ダウンロード・サーバ１６への通信をブリッジすることが可能である。さもなければ、通信リンクを確立する工程は、１つまたはそれ以上の関連コンポーネントが削除された常駐のソフトウェア・アプリケーションについての１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを無線ネットワーク１４を介して送信するために、通信リンクをアプリケーション・ダウンロード・サーバ１６にブリッジするための無線装置１２，１８，２０，２２のユーザの特別の指示によって発生することが可能である。もしも無線装置のユーザが、無線装置に送信された新しいアプリケーション・コンポーネントを持つために、セルラ電話呼のような通信リンクについて請求書を送られるようならば、その時ユーザは、コンポーネントの削除に先立って、必然的にコンポーネントを再ロードすることになるであろう通信リンクを認定するように指示されるべきである。通信リンクがアプリケーションを実行可能にするためにそのアプリケーションのコンポーネントを復活することを必要とする時には、ユーザは再び指示されることができる。しかしながら、もしも無線装置が完全に自動化されて、通信リンクがユーザにチャージする必要がないならば、その後いかなる指示もユーザに行われる必要はなく、そしてステップ１１４でのように、問題に遭遇してエラー・メッセージが発生されない限り、コンポーネントの再ローディングはトランスペアレントである。

この発明の方法を考慮すると、本発明はコンピュータ可読媒体内に常駐のプログラムを含み、ここにおいてプログラムはコンピュータ・プラットフォームを有する無線装置に本発明の方法のステップを実行するように命令する。コンピュータ可読媒体はセルラ電話機１２、または他の無線装置のコンピュータ・プラットフォーム５０のメモリ５６であることができ、あるいはセルラ電話機１２のローカル・データベース５８のような、ローカル・データベース内にあることができる。さらに、コンピュータ可読媒体は無線装置コンピュータ・プラットフォーム上にロードできる磁気ディスクまたはテープ、光学ディスク、ハード・ディスク、フラッシュ・メモリ、または当技術分野で知られるような他の記憶媒体のような、二次記憶媒体内にあることができる。図４および図５の文脈では、本発明の方法は、例えば、機械可読命令のシーケンスを実行するために無線ネットワーク１４の運用部によって実施されてもよい。これらの命令は種々のタイプの信号支持媒体内に常駐してもよい。この信号支持媒体は、例えば、無線ネットワーク１４の構成要素によってアクセス可能な、またはその中に常駐する、ＲＡＭ（図示せず）から成ってもよい。ＲＡＭ、ディスケット、または他の二次記憶媒体内に含まれようとなかろうと、命令はＤＡＳＤ蓄積（例えば、従来の“ハード・ドライブ”またはＲＡＩＤアレイ）、磁気テープ、電子読出し専用メモリ（例えば、ＲＯＭ、ＥＰＲＯＭ、またはＥＥＰＲＯＭ）、光学記憶装置（例えば、ＣＤＲＯＭ、ＷＯＲＭ、ＤＶＤ、ディジタル光学テープ）、紙“パンチ”カード、またはディジタルおよびアナログのような伝送媒体を含む他の適当なデータ記憶媒体のような種々の機械可読データ記憶媒体であってもよい。

上述の開示はこの発明の実例となる実施形態を示す一方で、種々の変更および修正が、添付のクレームにより定義されるようにこの発明の範囲から逸脱すること無くこの中で行われ得ることは注目されねばならない。更に、この発明の素子は単数で記述またはクレームされてもよいが、単数への限定が明確に述べられていない限り複数が考慮される。

Claims (20)

1. 下記を具備する、無線ネットワークと選択的な通信中の無線装置上のソフトウェア・アプリケーション・コンポーネントのローディングおよび削除を管理するためのシステム：
   １つまたはそれ以上の常駐の実行可能なソフトウェア・アプリケーションを有する少なくとも１つの無線装置、ここで、各ソフトウェア・アプリケーションは１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントおよびアプリケーション関連データを含む；
   該無線ネットワーク上の少なくとも１つのアプリケーション・ダウンロード・サーバ、該アプリケーション・サーバは該少なくとも１つの無線装置と選択的に通信し、およびソフトウェア・アプリケーションとアプリケーション・コンポーネントとを該無線ネットワークを通して該１つまたはそれ以上の無線装置にダウンロードする；および
   ここにおいて、該少なくとも１つの無線装置は、該１つまたはそれ以上の常駐のソフトウェア・アプリケーションの１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを該アプリケーション関連データの損失無しに選択的に削除し、１つまたはそれ以上のアプリーション・コンポーネントを送信するよう、該無線ネットワークを通して該アプリケーション・サーバに選択的に指示し、およびインストールされたアプリケーション・コンポーネントを含む該１つまたはそれ以上の常駐のアプリケーションが該無線装置上で実行可能であるように、該送信された１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントをインストールする。
2. 該アプリケーション関連データは該ソフトウェア・アプリケーションの使用のためのライセンスを含む、請求項１記載のシステム。
3. 該アプリケーション関連データはユーザ特定データを含む、請求項１記載のシステム。
4. 該アプリケーション関連データは該無線装置上で該アプリケーションを実行するのに必要なアプリケーション・コンポーネントを含む、請求項１記載のシステム。
5. 該無線装置はセルラ電話機である、請求項１記載のシステム。
6. 該無線装置はパーソナル・ディジタル・アシスタントである、請求項１記載のシステム。
7. 該無線装置はページャである、請求項１記載１のシステム。
8. 下記を具備する、無線通信手段でソフトウェア・アプリケーション・コンポーネントのローディングおよび削除を管理するためのシステム：
   無線ネットワークを介して選択的に通信するための無線通信手段、該無線通信手段は１つまたはそれ以上の常駐の実行可能なソフトウェア・アプリケーションを有し、ここで各ソフトウェア・アプリケーションは１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントおよびアプリケーション関連データを含む；
   ソフトウェア・アプリケーションとアプリケーション・コンポーネントとを該無線ネットワークを通して該無線通信手段に選択的にダウンロードするためのアプリケーション・ダウンロード手段；および
   ここにおいて、該無線通信手段は該１つまたはそれ以上の常駐のソフトウェア・アプリケーションの１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを該アプリケーション関連データの損失無しに選択的に削除し、１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを送信するよう、該無線ネットワークを通して該アプリケーション・ダウンロード手段に選択的に指示し、および該インストールされたアプリケーション・コンポーネントを含む該１つまたはそれ以上の常駐のアプリケーションが該無線通信手段で実行可能であるように、該送信された１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントをインストールする。
9. 無線装置に常駐の１つまたはそれ以上のソフトウェア・アプリケーションのコンポーネントのローディングおよび削除を管理するための方法、各ソフトウェア・アプリケーションは１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントおよびアプリケーション関連データを含み、および該無線装置は、無線ネットワークを介して１つまたはそれ以上のアプリケーション・ダウンロード・サーバと選択的に通信する、該方法は下記工程を具備する：
   該無線装置で１つまたはそれ以上の常駐のソフトウェア・アプリケーションの１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを該アプリケーション関連データの損失無しに選択的に削除する；
   該無線装置からアプリケーション・ダウンロード・サーバへの通信リンクを選択的に確立する、ここで無線装置は、１つまたはそれ以上の削除されたアプリケーション・コンポーネントを送信するよう該アプリケーション・ダウンロード・サーバに指示する；
   該１つまたはそれ以上の削除されたアプリケーション・コンポーネントを該アプリケーション・ダウンロード・サーバから該無線装置に送信する；および
   インストールされたアプリケーション・コンポーネントを含む該１つまたはそれ以上の常駐のアプリケーションが該無線装置上で実行可能であるように、該送信された１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを該無線装置でインストールする。
10. 該通信リンクを確立する工程は、セルラ電気通信ネットワークを介して通信リンクを確立する、請求項９記載の方法。
11. 該通信リンクを確立する工程は、１つまたはそれ以上の関連コンポーネントが削除された常駐のソフトウェア・アプリケーションを実行する予定の該無線装置で行われる、請求項９記載の方法。
12. 該無線装置で該１つまたはそれ以上の常駐のソフトウェア・アプリケーションの１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを選択的に削除する工程は、該無線装置の該ユーザの該命令で該１つまたはそれ以上の常駐のソフトウェア・アプリケーションの該１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを選択的に削除する、請求項９記載の方法。
13. 該通信リンクを確立する工程は、１つまたはそれ以上の関連コンポーネントが削除された常駐のソフトウェア・アプリケーションのための１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを送信するよう、該無線ネットワークを介して該アプリケーション・ダウンロード・サーバに指示する、該無線装置のユーザにおいて行われる、請求項１２記載の方法。
14. 該無線装置で該１つまたはそれ以上の常駐のソフトウェア・アプリケーションの１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを選択的に削除する工程は、該無線装置により決定されるように該１つまたはそれ以上の常駐のソフトウェア・アプリケーションの該１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを選択的に削除する、請求項９記載の方法。
15. 無線装置に常駐の１つまたはそれ以上のソフトウェア・アプリケーションのコンポーネントのローディングおよび削除を管理するための方法、ソフトウェア・アプリケーションは１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントおよびアプリケーション関連データを含み、および該無線装置は、無線ネットワークを介して１つまたはそれ以上のアプリケーション・ダウンロード・サーバと選択的に通信する、該方法は下記工程を具備する：
    該無線装置で１つまたはそれ以上の常駐のソフトウェア・アプリケーションの１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを該アプリケーション関連データの損失無しに選択的に削除するための削除工程；
    該無線装置からアプリケーション・ダウンロード・サーバへの通信リンクを選択的に確立するための通信工程、ここで無線装置は１つまたはそれ以上の削除されたアプリケーション・コンポーネントを送信するよう該アプリケーション・ダウンロード・サーバに指示する；
    該１つまたはそれ以上の削除されたアプリケーション・コンポーネントを該アプリケーション・ダウンロード・サーバから該無線装置に送信するための送信工程；および
    該インストールされたアプリケーション・コンポーネントを含む該１つまたはそれ以上の常駐のアプリケーションが、該無線装置で実行可能であるように、該送信された１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを該無線装置でインストールするためのインストール工程。
16. １つまたはそれ以上の常駐のソフトウェア・アプリケーションを有する無線装置、ここで各アプリケーションは１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントおよびアプリケーション関連データ、該無線装置にソフトウェア・アプリケーションおよびアプリケーション・コンポーネントを選択的にダウンロードする少なくとも１つのアプリケーション・サーバと無線ネットワークを介して選択的な通信中の該無線装置を含む、該無線装置は該１つまたはそれ以上の常駐のソフトウェア・アプリケーションの１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを該アプリケーション関連データの損失無しにさらに選択的に削除する、１つまたはそれ以上の削除されたアプリケーション・コンポーネントを送信するよう、該無線ネットワークの全域を通して該アプリケーション・ダウンロード・サーバに選択的に指示する、およびインストールされたコンポーネントを含む該１つまたはそれ以上の常駐のアプリケーションが該無線装置で実行可能であるように該送信された１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントをインストールする。
17. 該無線装置は、セルラ電話機である、請求項１６記載の無線装置。
18. 該無線装置は、パーソナル・ディジタル・アシスタントである、請求項１６記載の無線装置。
19. 該無線装置は、ページャである、請求項１６記載１の無線装置。
20. コンピュータ可読媒体において、コンピュータ・プラットフォームおよび１つまたはそれ以上の常駐のソフトウェア・アプリケーションを有する無線装置を指示するプログラム、ここで各ソフトウェア・アプリケーションは、１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントおよびアプリケーション関連データを含み、該プログラムは下記の工程を実行する：
    該無線装置上に常駐の１つまたはそれ以上のソフトウェア・アプリケーションの１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを選択的に削除する、該削除は該アプリケーション関連データの損失無しに行われる；
    無線ネットワークを介してアプリケーション・ダウンロード・サーバへの通信リンクを選択的に確立する、ここで、該無線装置は、１つの常駐のアプリケーションから削除された１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを送信するよう該アプリケーション・ダウンロード・サーバに指示する；および
    インストールされたアプリケーション・コンポーネントを含む該１つまたはそれ以上の常駐のアプリケーションが該無線装置で実行可能であるように、該送信された１つまたはそれ以上のアプリケーション・コンポーネントを該無線装置でインストールする。

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