JP2009267261A - 薄膜製造装置、薄膜製造方法、薄膜太陽電池製造装置及び薄膜太陽電池製造方法 - Google Patents

薄膜製造装置、薄膜製造方法、薄膜太陽電池製造装置及び薄膜太陽電池製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009267261A
JP2009267261A JP2008117733A JP2008117733A JP2009267261A JP 2009267261 A JP2009267261 A JP 2009267261A JP 2008117733 A JP2008117733 A JP 2008117733A JP 2008117733 A JP2008117733 A JP 2008117733A JP 2009267261 A JP2009267261 A JP 2009267261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas supply
thin film
substrate
supply port
doping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008117733A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009267261A5 (ja
Inventor
Yuichi Setsuhara
裕一 節原
Eiji Ino
英二 井野
Shunichi Ishihara
俊一 石原
Akira Watanabe
亮 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebatekku Kk
Original Assignee
Ebatekku Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebatekku Kk filed Critical Ebatekku Kk
Priority to JP2008117733A priority Critical patent/JP2009267261A/ja
Publication of JP2009267261A publication Critical patent/JP2009267261A/ja
Publication of JP2009267261A5 publication Critical patent/JP2009267261A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

【課題】不所望の不純物の混入を抑制することができる薄膜製造装置を提供する。
【解決手段】本発明の薄膜製造装置は、真空容器11と、真空容器11内に設けられた高周波アンテナ13と、真空容器11内に高周波アンテナ13から離間して設けられた基板保持部19と、高周波アンテナ13の近傍に設けられたプラズマ生成ガス供給口14と、プラズマ生成ガス供給口14と基板Sの間に設けられた主原料ガス供給口15と、プラズマ生成ガス供給口14と基板Sの間であって主原料ガス供給口15と基板Sの間に設けられたドーピングガス供給口16、17とを備える。ドーピングガス供給口16、17が最も基板Sに近い位置にあることにより、ドーピングガスがアンテナ側に逆流することを防ぐことができるため、ドーピング原子がアンテナ等に付着することを防ぐことができる。そのため、不所望のドーピング材料が不純物として薄膜に混入することが抑えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドーピング原子がドープされた半導体の薄膜を含む薄膜を積層したものの製造装置及び製造方法、並びにそれらを用いた薄膜太陽電池の製造装置及び薄膜太陽電池の製造方法に関する。
太陽電池の1種として真性半導体層(i層)をp型半導体層(p層)とn型半導体層(n層)で挟んだpin型薄膜太陽電池がある。近年、太陽電池の需要の増加に伴いバルクのシリコン結晶を入手しにくくなってきたため、バルクシリコン結晶を使用する必要がないという点でpin型薄膜太陽電池の注目度が増している。
pin型薄膜太陽電池は、初期の頃にはp層、i層及びn層を同一のチャンバ内で順に成膜することにより作製されていた。特許文献1には、ホウ素原子がドープされたアモルファスシリコンカーバイドから成るp層と、アモルファスシリコンから成るi層と、リン原子がドープされたアモルファスシリコンから成るn層から成るpin型薄膜太陽電池の各層を同一のチャンバ内で成膜することが記載されている。各層は、薄膜の原料となる原料ガスとプラズマを生成するための水素ガスを混合してチャンバ内に供給し、グロー放電により水素ガスからプラズマを生成し、プラズマによって原料ガスを分解し、分解した原料を基板に堆積させることにより作製される。原料ガスは、p層の成膜時にはシラン(SiH4)ガス、メタン(CH4)ガス及びジボラン(B2H6)ガスの混合ガスが、i層の成膜時にはシランガスが、n層の成膜時にはシランガス、フォスフィン(PH3)ガスの混合ガスが、それぞれ用いられる。
しかし、この装置では1つの層を作製した後にチャンバ内に残った原料ガスを完全に除去することが難しいため、作製されたpin型薄膜太陽電池の各層に他の層の原料が混入するおそれがある。特に、p層にドープされるべきドーピング原子(ドナー原子)がi層やn層に混入したり、n層にドープされるべきドーピング原子(アクセプタ原子)がp層やi層に混入したりすると、各層は所定の電気的特性を持たなくなってしまう。
特許文献2及び3には、p層、i層及びn層を別々のチャンバ内で成膜する太陽電池の製造装置が記載されている。このうち特許文献2に記載の装置では、p層形成チャンバ、i層形成チャンバ及びn層形成チャンバが直線状に配置されている。一方、特許文献3に記載の装置では、内部に基板搬送装置が配置されたセンター真空チャンバの周囲に、p層形成チャンバ、i層形成チャンバ及びn層形成チャンバが配置されている。このようにp層、i層及びn層を別々のチャンバ内で成膜すれば、作製されたpin型薄膜太陽電池の各層に他の層の原料が混入することを防ぐことができる。
しかし、これら特許文献2及び3に記載の装置はチャンバが3室以上必要になるため、チャンバが1室のみの場合よりもコストが高くなる。また、チャンバ間で基板を搬送する際に一旦基板の温度を下げ、搬送後に再度基板の温度を上げるため、エネルギー及び時間のロスが大きくなる。更に、基板の移動中に不所望の不純物が各層に混入するおそれがある。そのうえ、搬送装置は機械的機構を有するため故障が生じやすい、という欠点もある。
このような問題は薄膜太陽電池を製造する際に限らず、トランジスタやダイオード等、ドーピング原子がドープされた薄膜を有する物を製造する際にも同様に生じる。
特開昭57-095677号公報(第3頁右上欄20行目〜左下欄13行目、図1) 特開2004-221427号公報([0039]、図1) 特開平08-236795号公報([0013]〜[0027]、図1)
本発明が解決しようとする課題は、pin型薄膜太陽電池のようにドーピング原子がドープされた薄膜を有する物を製造するための装置及び方法であって、不所望の不純物が薄膜に混入することなく所定の電気的特性を持つ薄膜を作製することができ、且つコストが低い薄膜製造装置及び方法を提供することである。
上記課題を解決するために成された本発明に係る薄膜製造装置は、薄膜を基板の表面に製造する装置であって、
a) 真空容器と、
b) 前記真空容器内に設けられた高周波アンテナと、
c) 前記真空容器内に前記高周波アンテナから離間して設けられた、前記基板を保持する基板保持部と、
d) 前記高周波アンテナの近傍に設けられたプラズマ生成ガス供給口と、
e) 前記プラズマ生成ガス供給口と同じ位置又は前記プラズマ生成ガス供給口と前記基板の間に設けられた主原料ガス供給口と、
f) 前記プラズマ生成ガス供給口と前記基板の間であって、前記主原料ガス供給口と同じ位置又は前記主原料ガス供給口と前記基板の間に設けられたドーピングガス供給口と、
を備えることを特徴とする。
この装置では、薄膜の電気的特性を最も左右するドーピング原子を有するガス(ドーピングガス)は、複数のガス供給口のうち最も基板に近いガス供給口から真空容器内に供給される。これにより、大流量のプラズマ生成ガスがアンテナ近傍から基板へ向かう流れが形成されるため、この装置では流れの下流域で導入したドーピングガスがアンテナ近傍に逆流することがほとんどない。そのため、ドーピングガスの成分が真空容器の内壁や高周波アンテナの表面などに付着したりすることがほとんどなく、また、複数の種類の薄膜を同一の真空容器内で作製しても、残留したドーピング原子が所定の薄膜以外の薄膜に混入することがほとんどない。また、ドーピングガスが基板近傍に導入されるため、プラズマで分解生成されたドーピング元素を含む活性種は2次反応を受けることなく基板に堆積する。そのため、2次反応による膜質の低下を防ぐことができる。未分解のドーピングガスは、プラズマ生成ガスの流れにより、基板近傍から反応室外へ排出される。更に、複数の種類の薄膜の積層体を同一の真空容器で作製することで、基板を真空容器間で搬送する必要がなくなるため、時間及びエネルギーのロスが生じず、また、故障の要因を少なくすることができる。
前記主原料ガス供給口と前記プラズマ生成ガス供給口は同一のガス供給口とすることができる。これにより、装置の構成を簡素化することができる。特に、作製する各薄膜の主原料が全て同じである場合には、主原料が他の薄膜の不純物にはならないため、このような構成をとることが有効である。
ドーピングガス供給口は主原料ガス供給口とは別に設けることが望ましい。この場合、ドーピングガスの拡散を防ぐために、ドーピングガス供給口は主原料ガス供給口よりも基板台寄りに設ける。なお、ドーピングガスの切り替え時に供給口付近に僅かに残るドーピングガスを十分にパージすることができる場合には、主原料ガスとドーピングガスを同一のガス供給口から供給することもできる。
また、前記ドーピングガス供給口は、異なる2種以上のドーピングガスに対してそれぞれ設けることができる。これにより、薄膜毎に異なるドーピングガスを使用する際に、不所望のドーピング材料が混入することをより防ぐことができる。
本発明の薄膜製造装置は、前記ドーピングガス供給口と前記基板保持部の間に、前記基板保持部に向かうプラズマを遮蔽した状態及び開放した状態を切り替え可能な遮蔽手段を備えることができる。この装置を用いて、まず遮蔽状態でプラズマの生成を開始し、その後、プラズマの状態が安定してから遮蔽手段を開放することにより、薄膜の品質を向上させることができる。
また、本発明の薄膜製造装置は、前記高周波アンテナを前記真空容器内で移動させるアンテナ移動手段を備えることができる。このアンテナ移動手段を用いて、前記高周波アンテナを前記真空容器内で移動させつつ前記高周波アンテナに高周波電流を流すことにより、プラズマの密度分布を制御することができる。
本発明により、ドーピングガスがアンテナ側に逆流することを防止し、ドーピングガスの分解物が基板以外の場所に付着するのを防止することができるため、薄膜の電気的特性を最も左右するドーピング原子がアンテナ等のプラズマ生成空間あるいはその近傍の真空容器内に付着することを防ぐことができる。そのため、複数の種類の薄膜を同一の真空容器内で作製しても、残留したドーピング原子が不所望の不純物として所定の薄膜以外の薄膜に混入することがほとんどなく、所定の電気的特性を持つ薄膜を作製することができる。更に、複数の種類の薄膜の積層体を同一の真空容器で作製することができることにより、基板を真空容器間で搬送する必要がなくなるため、時間及びエネルギーのロスを防ぐことができると共に、故障の要因を少なくすることができる。
以下、本発明に係る薄膜製造装置及び方法の実施例を、薄膜太陽電池の製造装置及び方法を例として説明する。
図1〜図3を用いて、本発明の第1実施例に係る太陽電池製造装置10及び太陽電池製造方法を説明する。図1は太陽電池の製造時にこの太陽電池製造装置10内に(後述のように起立した状態で)配置される基板Sに垂直な縦断面の図であり、図2は基板Sに平行な縦断面の図であり、図3は上面図である。
太陽電池製造装置10は、真空ポンプ(図示せず)により内部を真空にすることが可能な真空容器11と、真空容器11の上下から真空容器11内に突出するように設けられた4個のアンテナ支持部12と、各アンテナ支持部12に4個ずつ取り付けられた高周波アンテナ13を有する。アンテナ支持部12は薄い直方体形状をなしており、内部は空洞となっている。高周波アンテナ13は真空容器11内に16個、縦・横共にほぼ等間隔に配置される。各高周波アンテナ13は線状の導体を「コ」の字状に曲げた矩形の平面状アンテナであり、同一平面に配置されている。また、各アンテナ支持部12に対応して、インピーダンス整合器182を介して高周波電源181が1個ずつ設けられている。高周波アンテナ13は、それらが取り付けられているアンテナ支持部12に対応した高周波電源181に並列に接続されている。更に、高周波アンテナ13を挟んで、高周波アンテナ13の平面に平行に1対(2個)、基板Sを起立した状態で取り付ける基板台(基板保持部)19が設けられている。基板台19は、薄膜製造時の基板Sの温度を調節するためのヒータ(図示せず)を有する。
真空容器11内には、プラズマ生成ガス供給管141、主原料ガス供給管151、p型ドーピングガス供給管161、n型ドーピングガス供給管171の4種類のガス供給管が設けられている。このうちプラズマ生成ガス供給管141は、真空容器11の壁、アンテナ支持部12の内部及びアンテナ支持部12の壁を通って、真空容器11の内部の高周波アンテナ13付近に開口端が達するように設けられている。この開口端がプラズマ生成ガス供給口14となる。一方、主原料ガス供給管151、p型ドーピングガス供給管161、n型ドーピングガス供給管171はいずれも、真空容器11の壁を通って真空容器11内に延びており、真空容器11内では管壁に孔が多数設けられている。この孔が主原料ガス供給管151では主原料ガス供給口15、p型ドーピングガス供給管161ではp型ドーピングガス供給口16、n型ドーピングガス供給管171ではn型ドーピングガス供給口17となる。
主原料ガス供給口15はプラズマ生成ガス供給管141と基板Sの間に配置されており、p型ドーピングガス供給口16及びn型ドーピングガス供給管171はプラズマ生成ガス供給管141と基板Sの間、且つ主原料ガス供給口15と基板Sの間に配置されている。p型ドーピングガス供給口16はn型ドーピングガス供給口17よりも基板Sから遠い側に設けられている。
言い換えれば、ここまでに述べた4種類のガス供給口は、基板Sに近い方からn型ドーピングガス供給口17、p型ドーピングガス供給口16、主原料ガス供給口15、プラズマ生成ガス供給口14の順に配置されていることになる。
なお、図1にはp型ドーピングガス供給口16よりもn型ドーピングガス供給口17の方が基板Sに近くなるように設けられた例を示したが、n型ドーピングガス供給口17よりもp型ドーピングガス供給口16の方が基板Sに近くなるようにしてもよいし、p型ドーピングガス供給口16とn型ドーピングガス供給口17を基板Sから同じ距離だけ離れるように配置してもよい。更には、p型ドーピングガス供給口(管)とn型ドーピングガス供給口(管)を共用してもよい。
太陽電池製造装置10の動作を説明する。ここでは、図4(a)に示すように、シリコンに微量のホウ素がドープされたp型半導体から成るp層91、シリコンから成るi層92及びシリコンに微量のリンがドープされたn型半導体から成るn層93が積層され、この積層体を第1電極94及び透明電極95で挟んたpin型薄膜太陽電池を製造する場合を例として説明する。
まず、基板Sを2個の基板台19に1枚ずつ取り付けた後、真空容器11の内部を真空にする。なお、基板Sには、通常の蒸着法によって予め表面に第1電極94が形成されたものを用いる。次に、プラズマ生成ガス供給口14から水素ガスを、主原料ガス供給口15からシランガスを、p型ドーピングガス供給口16からジボランガスを、それぞれ真空容器11内に供給しつつ、高周波アンテナ13に周波数13.56MHzの高周波電流を流す。これにより、水素ガスがプラズマ化し、生成された水素プラズマが真空容器11内に拡散する。そして、水素プラズマによってシラン及びジボランが分解され、それによってシランから生成されたシリコン及びジボランから生成されたホウ素が基板Sの表面に堆積することにより、p層91が形成される。その際、この工程で使用された各ガス供給口のうちp型ドーピングガス供給口16が最も基板台19に近い位置にあることにより、ジボランが分解して生成されたホウ素がすぐに基板Sに到達するため、ホウ素が真空容器11内に拡散することを抑制することができる。
このようにp層91を作製した後、真空容器11内に残ったガスを真空ポンプによって排出する。それと共に、次の工程でジボランガスが真空容器11内に漏出しないように、p型ドーピングガス供給管161内に残ったジボランガスも管の外に排出することが望ましい。その際、p型ドーピングガス供給管161の内面に吸着したガスを真空容器11外へ排出するため、He, Ar等の不活性ガス、あるいはH2ガスをp型ドーピングガス供給管161内に一定時間流すことが望ましい。
次に、プラズマ生成ガス供給口14から水素ガスを、主原料ガス供給口15からシランガスを、それぞれ真空容器11内に供給しつつ、高周波アンテナ13に高周波電流を流す。これにより、p層91の作製時と同様にプラズマが作用し、p層91の表面にi層92が形成される。その後、真空容器11内に残ったガスを真空ポンプによって排出する。
次に、プラズマ生成ガス供給口14から水素ガスを、主原料ガス供給口15からシランガスを、n型ドーピングガス供給口17からフォスフィンガスを、それぞれ真空容器11内に供給しつつ、高周波アンテナ13に周波数13.56MHzの高周波電流を流す。これにより、p層91の作製時と同様にプラズマが作用し、i層92の表面にn層93が形成される。その際、この工程で使用された各ガス供給口のうちn型ドーピングガス供給口17が最も基板台19に近い位置にあるため、p層91の場合と同様の理由により、リンが真空容器11内に拡散することを抑制することができる。
n層92を作製した後、真空容器11内に残ったガスを真空ポンプによって排出する。それと共にn型ドーピングガス供給管171内に残ったジボランガスも管の外に排出することが望ましい。その際、n型ドーピングガス供給管171の内面に吸着したガスを真空容器11外へ排出するため、He, Ar等の不活性ガス、あるいはH2ガスをn型ドーピングガス供給管171内に一定時間流すことが望ましい。その後、n層93の表面に透明電極95を通常の方法で作製することにより、pin型薄膜太陽電池が完成する。
p層91、i層92、n層93を作製した後に更に、上記と同様の方法により第2のp層912、第2のi層922及び第2のn層932を積層させることにより、タンデム型の薄膜太陽電池を作製することもできる(図4(b))。このタンデム型の薄膜太陽電池では、第1のi層92にはアモルファスシリコンを形成し、第2のi層922には微結晶シリコンを形成することが望ましい。その理由は以下の通りである。アモルファスシリコンは可視光のうち短波長側の領域の光のエネルギーを吸収するのに対して、微結晶シリコンは可視光のうち長波長側の領域から赤外領域にかけての光のエネルギーを吸収する。従って、両者を組み合わせたタンデム型薄膜太陽電池は、アモルファス又は微結晶のいずれか一方のみを用いた場合よりも広い波長帯の光のエネルギーを吸収することができる。
本発明の太陽電池製造装置10では、プラズマ生成ガスとしてH2ガスを用い、H2ガスとシランガスの流量比を調節することにより、作製される薄膜の結晶性を制御することができる。特に、シリコン薄膜を作製する場合には、アモルファスから多結晶までの広い範囲に亘って結晶性を制御することができる。例えば図2に示された4個の高周波電源から投入される電力をいずれも2kWとし、シランガスの流量を400sccm、水素ガスの流量を600sccmとして成膜した場合には全面がアモルファスシリコンから成るSi膜が得られたのに対して、同じ投入電力でシランガスの流量を75sccm、水素ガスの流量を750sccmとして成膜した場合にはほとんどアモルファス相のない微結晶Siの膜が得られた。また結晶化の割合は、入力する高周波電力の大きさにも依存する。一般に入力する高周波電力が大きいほど結晶化しやすい。このように、同一の太陽電池製造装置10を用いて、アモルファスシリコンから成る第1のi層92と、微結晶シリコンから成る第2のi層922の双方を作製することができる。
なお、ここまではp層91、i層92、n層93の順に作製する場合を例に説明したが、n層93、i層92、p層91の順に作製することもできる。また、主原料及びドーピング材料は上記のものには限定されない。例えば主原料ガスとしてシランに加えてメタンを用いることにより、シリコンカーバイドから成るi層並びにそれにドーピング材料がドープされたp層及びn層を作製することができる。
図5に、本発明の第2実施例に係る太陽電池製造装置20の基板Sに垂直な縦断面図を示す。ここでは、第1実施例の太陽電池製造装置10と同じ構成要素については、第1実施例と同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施例の太陽電池製造装置20は、太陽電池製造装置10と同様の真空容器11、アンテナ支持部12及び高周波アンテナ13及び基板台19を有する。この太陽電池製造装置20は、第1ガス供給管241と第2ガス供給管251の2種類のガス供給管を有する。第1ガス供給口24は、真空容器11の外から真空容器11の壁及びアンテナ支持部12の内部を通過し、更にアンテナ支持部12の壁を通過して第1ガス供給口(開口端)24が真空容器11の内部に達するように設けられている。第2ガス供給管251は、真空容器11の外から真空容器11の壁を通過して真空容器11内に延びており、真空容器11内では第2ガス供給管251の壁に多数の第2ガス供給口(孔)27が設けられている。第2ガス供給口27は第1ガス供給口24よりも基板Sに近い位置、即ち第1ガス供給口24と基板Sの間に設けられている。
この太陽電池製造装置20では、プラズマ生成ガス及び主原料ガスは、両者が混合された状態で第1ガス供給口24から真空容器11内に供給される。一方、ドーピングガスは、その種類に関わらず第2ガス供給口27から真空容器11内に供給される。即ち、p層のドーピングガスもn層のドーピングガスも第2ガス供給口27から供給される。このようにプラズマ生成ガスと主原料ガスの供給口、及び複数のドーピングガスの供給口を共用することにより、装置の構成を単純化することができる。
本実施例の太陽電池製造装置20の動作は、上記のガス供給方法を除いて、基本的には第1実施例の太陽電池製造装置10の動作と同様である。
太陽電池製造装置20において、第1ガス供給口24からプラズマ生成ガスのみを、第2ガス供給口から主原料ガス(ドーピングを行わない時)又は主原料ガスとドーピングガスの混合ガス(ドーピングを行う時)を、それぞれ供給するようにしてもよい。
図6に、本発明の第3実施例に係る太陽電池製造装置30の基板Sに垂直な縦断面図を示す。第1実施例の太陽電池製造装置10と同じ構成要素については、第1実施例と同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施例の太陽電池製造装置30は、第1実施例の太陽電池製造装置10のn型ドーピングガス供給口17と基板台19の間に遮蔽手段31を設けたものである。遮蔽手段31は、図6に示すように遮蔽膜311を輪にして1対のローラ313に掛けたものである。基板台19及び基板Sは遮蔽膜311の輪の内側に配置される。遮蔽膜311の一部には、図7(a)に示すように窓312が設けられている。ローラ313を回転させることにより、遮蔽膜311の窓312が基板Sに向かい合う開放状態(図7(a))及び遮蔽膜311(窓312がない部分)が基板Sに向かい合う遮蔽状態(図7(b))を切り替えることができる。
本実施例の太陽電池製造装置30を用いてp層、i層及びn層を成膜する方法を説明する。まず、遮蔽手段31を遮蔽状態にしたうえで、プラズマ生成ガス供給口14、主原料ガス供給口及びp型ドーピングガス供給口16から所定のガス(例えば第1実施例で用いたガス)を供給し、高周波アンテナ13に高周波電流を流すことにより、真空容器11内にプラズマを生成する。この段階では基板Sの表面が遮蔽手段により遮蔽されているため、基板Sの表面には薄膜原料は堆積しない。所定の時間が経過してプラズマが安定化した後、遮蔽手段31を開放状態に切り替える。これにより、安定した状態で基板Sの表面にp層の薄膜原料が堆積する。p層が形成された後、真空容器11内に残ったガスを真空ポンプによって排出する。また、遮蔽手段31を遮蔽状態に戻す。その後、p層と同様の方法により、i層及びn層を作製する。
なお、遮蔽状態においては遮蔽膜311に薄膜原料の付着物が生成されるが、この付着物は開放状態では基板台19の裏側に位置するため成膜に影響を及ぼすことはほとんどない。
図8及び図9に、本発明の第4実施例に係る太陽電池製造装置40を示す。太陽電池製造装置40には、真空容器41内に、縦方向に長い四角柱状のアンテナ支持部42が1個設けられている。また、真空容器41内には、上から見て4個の基板Sが正方形状にアンテナ支持部42を取り囲んで配置されるように、基板台49が4個設けられている。
アンテナ支持部42は、縦方向に関しては真空容器41内のほぼ全体に亘って設けられており、横方向に関しては真空容器41内の中央付近に配置されている。アンテナ支持部42には四角柱の4つの側面にそれぞれ、高周波アンテナ43が複数個ずつ設けられていると共に、プラズマ生成ガス供給口44が複数個ずつ設けられている。プラズマ生成ガス供給口44には、真空容器41外部からアンテナ支持部42内を通っているプラズマ生成ガス供給管441が接続されている。また、アンテナ支持部42は、図示せぬ駆動手段により、四角柱の柱方向の軸の周りに±45°の範囲で回動させることができる。
高周波アンテナ43と各基板台49の間には、基板台1個あたり2本、合計8本の主原料ガス供給管451が設けられている。主原料ガス供給管451には第1〜第3実施例の主原料ガス供給管151と同様に管壁に孔、即ち主原料ガス供給口45が多数設けられている。同様に、高周波アンテナ43と各基板台49の間に、p型ドーピングガス供給口46が多数設けられたp型ドーピングガス供給管461が8本、及びn型ドーピングガス供給口47が多数設けられたn型ドーピングガス供給管471が8本、それぞれ配置されている。これらの管は、高周波アンテナ43から近い順に主原料ガス供給管451、p型ドーピングガス供給管461、n型ドーピングガス供給管471の順に配置されている。
本実施例の太陽電池製造装置40の動作は、基本的には第1実施例の太陽電池製造装置10と同様であるが、プラズマを生成している間に、アンテナ支持部42を上記軸の周りに±45°の範囲内で回動させる点が太陽電池製造装置10と異なる。プラズマの密度は高周波アンテナに近づくほど高くなるため、このようにアンテナ支持部42を回動させて高周波アンテナ43を移動させることにより、真空容器41内のプラズマの分布を均一に近づけることができる。
以上、第1〜第4の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。例えば、真空容器内に配置される基板台の数は第1〜第4実施例で例示した2個又は4個には限られない。例えば基板を六角形状や八角形状に配置するように基板台を6個あるいは8個用いることもできるし、基板台を1個のみ用いることもできる。基板台は基板を起立した状態で取り付けるものを例として説明したが、それ以外の向きで基板を取り付ける基板台を用いてもよい。高周波アンテナは第1〜第4実施例で例示した矩形の平面状アンテナには限られず、例えば半円形やU字形の平面状アンテナや、更には立体的な形状のアンテナであってもよい。また、第3及び第4の実施例において、第2の実施例と同様にプラズマ生成ガス供給口と主原料ガス供給口、あるいは主原料ガス供給口とドーピングガス供給口を共用してもよい。
本発明の第1実施例に係る太陽電池製造装置10の基板Sに垂直な縦断面図。 第1実施例の太陽電池製造装置10の基板Sに平行な縦断面図。 第1実施例の太陽電池製造装置10の上面図。 本発明により製造される薄膜太陽電池の例を示す断面図。 本発明の第2実施例に係る太陽電池製造装置20の基板Sに垂直な縦断面図。 本発明の第3実施例に係る太陽電池製造装置30の基板Sに垂直な縦断面図。 遮蔽手段31の一例を示す、基板Sに平行な側面の図。 本発明の第4実施例に係る太陽電池製造装置40の上面図。 本発明の第4実施例に係る太陽電池製造装置40の側面図。
符号の説明
10、20、30、40…太陽電池製造装置
11、41…真空容器
12、42…アンテナ支持部
13、43…高周波アンテナ
14、44…プラズマ生成ガス供給口
141、441…プラズマ生成ガス供給管
15、45…主原料ガス供給口
151、451…主原料ガス供給管
16、46…p型ドーピングガス供給口
161、461…p型ドーピングガス供給管
17、47…n型ドーピングガス供給口
171、471…n型ドーピングガス供給管
181…高周波電源
182…インピーダンス整合器
19、49…基板台
24…第1ガス供給口
241…第1ガス供給管
27…第2ガス供給口
271…第2ガス供給管
31…遮蔽手段
91、912…p層
92、922…i層
93、932…n層
94…第1電極
95…透明電極

Claims (18)

  1. 基板の表面に薄膜を製造する装置であって、
    a) 真空容器と、
    b) 前記真空容器内に設けられた高周波アンテナと、
    c) 前記真空容器内に前記高周波アンテナから離間して設けられた、前記基板を保持する基板保持部と、
    d) 前記高周波アンテナの近傍に設けられたプラズマ生成ガス供給口と、
    e) 前記プラズマ生成ガス供給口と同じ位置又は前記プラズマ生成ガス供給口と前記基板の間に設けられた主原料ガス供給口と、
    f) 前記プラズマ生成ガス供給口と前記基板の間であって、前記主原料ガス供給口と同じ位置又は前記主原料ガス供給口と前記基板の間に設けられたドーピングガス供給口と、
    を備えることを特徴とする薄膜製造装置。
  2. 前記主原料ガス供給口と前記プラズマ生成ガス供給口が同一のガス供給口から成ることを特徴とする請求項1に記載の薄膜製造装置。
  3. 前記ドーピングガス供給口が前記主原料ガス供給口と前記基板の間に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の薄膜製造装置。
  4. 前記ドーピングガス供給口が、異なる2種以上のドーピングガスに対してそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の薄膜製造装置。
  5. 前記ドーピングガス供給口と前記基板の間に、該基板の表面に向かうプラズマを遮蔽した状態及び開放した状態を切り替え可能な遮蔽手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の薄膜製造装置。
  6. 前記基板保持部が前記高周波アンテナを取り囲むように複数の基板を保持することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の薄膜製造装置。
  7. 前記高周波アンテナを前記真空容器内で移動させるアンテナ移動手段を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の薄膜製造装置。
  8. 前記主原料ガスが、薄膜太陽電池のp型半導体層、真性半導体層及びn型半導体層の主原料のガスであり、前記ドーピングガスが前記n型半導体層及び前記p型半導体層のドーピング原子を有するガスであることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の薄膜製造装置を用いた薄膜太陽電池製造装置。
  9. 前記p型半導体層、前記真性半導体層及び前記n型半導体層の全てを同一の真空容器内で製造することを特徴とする請求項8に記載の薄膜太陽電池製造装置。
  10. 真空容器の中に高周波アンテナを配置すると共に、前記高周波アンテナから離間して基板を配置し、
    前記高周波アンテナの近傍に前記プラズマ生成ガスを、前記プラズマ生成ガスの供給位置と同じ位置又は前記プラズマ生成ガスの供給位置と前記基板の間に主原料ガスを、前記プラズマ生成ガスの供給位置と前記基板の間であって前記主原料ガス供給位置と同じ位置又は前記主原料ガス供給位置と前記基板の間にドーピングガスを、それぞれ供給しつつ、前記高周波アンテナに高周波電流を流す、
    ことを特徴とする薄膜製造方法。
  11. 前記主原料ガスと前記プラズマ生成ガスを同一のガス供給口から供給することを特徴とする請求項10に記載の薄膜製造方法。
  12. 前記ドーピングガスを前記主原料ガス供給位置と前記基板の間に供給することを特徴とする請求項10又は11に記載の薄膜製造方法。
  13. 前記ドーピングガスを異なる2種以上のドーピングガスに対してそれぞれ設けられたドーピングガス供給口から供給することを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記載の薄膜製造方法。
  14. 前記ドーピングガスの供給位置と前記基板の間を遮蔽手段により遮蔽した状態で該遮蔽手段と前記高周波アンテナの間にプラズマを生成した後に前記遮蔽手段を開放することを特徴とする請求項10〜13のいずれかに記載の薄膜製造方法。
  15. 前記基板を、前記高周波アンテナを取り囲むように複数配置することを特徴とする請求項10〜14のいずれかに記載の薄膜製造方法。
  16. 前記高周波アンテナを前記真空容器内で移動させつつ前記高周波アンテナに高周波電流を流すことを特徴とする請求項10〜15のいずれかに記載の薄膜製造方法。
  17. 前記主原料ガスが、薄膜太陽電池のp型半導体層、真性半導体層及びn型半導体層の主原料のガスであり、前記ドーピングガスが前記n型半導体層及び前記p型半導体層のドーピング原子を有するガスであることを特徴とする、請求項10〜16のいずれかに記載の薄膜製造方法を用いた薄膜太陽電池製造方法。
  18. 前記p型半導体層、前記真性半導体層及び前記n型半導体層の全てを同一の真空容器内で製造することを特徴とする請求項17に記載の薄膜太陽電池製造方法。
JP2008117733A 2008-04-28 2008-04-28 薄膜製造装置、薄膜製造方法、薄膜太陽電池製造装置及び薄膜太陽電池製造方法 Pending JP2009267261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008117733A JP2009267261A (ja) 2008-04-28 2008-04-28 薄膜製造装置、薄膜製造方法、薄膜太陽電池製造装置及び薄膜太陽電池製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008117733A JP2009267261A (ja) 2008-04-28 2008-04-28 薄膜製造装置、薄膜製造方法、薄膜太陽電池製造装置及び薄膜太陽電池製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009267261A true JP2009267261A (ja) 2009-11-12
JP2009267261A5 JP2009267261A5 (ja) 2011-02-10

Family

ID=41392696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008117733A Pending JP2009267261A (ja) 2008-04-28 2008-04-28 薄膜製造装置、薄膜製造方法、薄膜太陽電池製造装置及び薄膜太陽電池製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009267261A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102312212A (zh) * 2010-06-30 2012-01-11 上方能源技术(杭州)有限公司 扫描镀膜装置及扫描镀膜组件
JP2013513238A (ja) * 2009-12-03 2013-04-18 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 高移動度のモノリシックpinダイオード

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6354934A (ja) * 1986-08-25 1988-03-09 Canon Inc 気相励起装置
JPH0324269A (ja) * 1989-06-21 1991-02-01 Canon Inc 堆積膜形成装置
JPH03197682A (ja) * 1989-09-27 1991-08-29 Ashida:Kk Ecrプラズマcvd装置
JPH09275222A (ja) * 1996-04-05 1997-10-21 Tokuyama Corp 非晶質半導体素子
JP2003142418A (ja) * 2002-07-22 2003-05-16 Mega Chips Corp 単結晶薄膜形成方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6354934A (ja) * 1986-08-25 1988-03-09 Canon Inc 気相励起装置
JPH0324269A (ja) * 1989-06-21 1991-02-01 Canon Inc 堆積膜形成装置
JPH03197682A (ja) * 1989-09-27 1991-08-29 Ashida:Kk Ecrプラズマcvd装置
JPH09275222A (ja) * 1996-04-05 1997-10-21 Tokuyama Corp 非晶質半導体素子
JP2003142418A (ja) * 2002-07-22 2003-05-16 Mega Chips Corp 単結晶薄膜形成方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013513238A (ja) * 2009-12-03 2013-04-18 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 高移動度のモノリシックpinダイオード
CN102312212A (zh) * 2010-06-30 2012-01-11 上方能源技术(杭州)有限公司 扫描镀膜装置及扫描镀膜组件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4771015A (en) Method for producing an electronic device having a multi-layer structure
Matsuda Thin-film silicon–growth process and solar cell application–
US8298887B2 (en) High mobility monolithic p-i-n diodes
US9441295B2 (en) Multi-channel gas-delivery system
US7741144B2 (en) Plasma treatment between deposition processes
US7919398B2 (en) Microcrystalline silicon deposition for thin film solar applications
US20130295709A1 (en) Method for manufacturing photoelectric conversion elements
US8968473B2 (en) Stackable multi-port gas nozzles
KR20170020254A (ko) 고도로 p형 도핑된 게르마늄 주석 막을 형성하는 방법 그리고 그 막을 포함하는 구조물 및 디바이스
KR20150020097A (ko) 게르마늄 주석을 포함하는 막의 형성 방법 그리고 그 막을 포함하는 구조물 및 디바이스
US20100144122A1 (en) Hybrid chemical vapor deposition process combining hot-wire cvd and plasma-enhanced cvd
JP2010067973A (ja) 薄膜の微結晶シリコン合金及びウエハベースのソーラー用途
US4735822A (en) Method for producing an electronic device having a multi-layer structure
JPH11246971A (ja) 微結晶シリコン系薄膜の作製方法及び作製装置
KR100299784B1 (ko) 요철상폴리실리콘층의형성방법및이방법의실시에사용되는기판처리장치와반도체메모리디바이스
US20090159432A1 (en) Thin-film deposition apparatus using discharge electrode and solar cell fabrication method
US20090130827A1 (en) Intrinsic amorphous silicon layer
KR101279495B1 (ko) 광전 변환 장치의 제조 방법, 광전 변환 장치, 광전 변환 장치의 제조 시스템 및 광전 변환 장치 제조 시스템의 사용 방법
JP2009267261A (ja) 薄膜製造装置、薄膜製造方法、薄膜太陽電池製造装置及び薄膜太陽電池製造方法
RU2258764C1 (ru) Способ и устройство для осаждения по меньшей мере частично кристаллического кремниевого слоя на подложку
US20060219170A1 (en) Pore cathode for the mass production of photovoltaic devices having increased conversion efficiency
JP2008045180A (ja) Dlc膜の形成方法及びdlc膜の製造装置
US4766091A (en) Method for producing an electronic device having a multi-layer structure
KR102602680B1 (ko) 저마늄-주석 막들을 포함하는 구조들과 소자들 및 이들의 제조 방법
KR101789512B1 (ko) 탄화규소 태양전지 제작방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101217

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120522