JP2009260467A - 無線通信システム、端末、基地局、無線通信方法 - Google Patents

無線通信システム、端末、基地局、無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】周波数帯域をより有効に利用すること。
【解決手段】本発明の無線通信システムは、互いに隣接する第1の基地局および第2の基地局を備える。前記第1の基地局および前記第2の基地局は、互いに異なる周波数帯域が割り当てられており、前記第1の基地局および前記第2の基地局のセル境界に位置する端末から上りリンクの帯域要求を受けた場合、自局の周波数帯域内の周波数を割り当てる。前記端末は、前記第1の基地局および前記第2の基地局のそれぞれから割り当てられた周波数を使用して、前記第1の基地局および前記第2の基地局のうち通信中の基地局に対して上りリンクのデータを送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信システム、端末、基地局、無線通信方法に関する。
近年、無線通信システムの多元接続方式として、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:直交周波数分割多元接続)方式が注目を集めている。
OFDMA方式は、上りリンクまたは下りリンクでデータを送信する際に、データの送信元に対して、ある周波数帯域内の周波数とその周波数を使用可能な時間とを割り当てる方式であり、例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)で採用されている。
WiMAXでは、例えば、上りリンクの場合、端末(Mobile Station)は、上りデータを送信する際に、基地局(Base Station)に対して帯域要求を行う。すると、基地局は、自局に割り当てられた周波数帯域内の周波数とその周波数を使用可能な時間帯とを端末に割り当てる。そして、端末は、基地局から割り当てられた時間帯に割り当てられた周波数を使用して、上りデータを送信する(例えば、特許文献1参照)。
特表2008−503935号公報
ところで、WiMAXでは、5MHz/7MHz/10MHz/20MHzといった複数の周波数帯域が使用可能であるが、通常、1つの周波数帯域でセルを構成するため、各基地局には、いずれか1つの周波数帯域が割り当てられる。
そのため、上りリンクの場合、端末に割り当てられる周波数は、WiMAXで使用可能な複数の周波数帯域のうち、帯域要求を行った基地局に割り当てられている1つの周波数帯域内の周波数のみである。
また、下りリンクの場合も、基地局に割り当てられる周波数は、その基地局に割り当てられている1つの周波数帯域内の周波数のみである。
このように、WiMAXでは、上りリンクおよび下りリンクの双方において、使用可能な周波数帯域を有効に利用できていない。
以上のことから、WiMAX方式に代表される、複数の周波数帯域が使用可能な通信方式の無線通信システムでは、上りリンクまたは下りリンクにおいて、使用可能な周波数帯域をより有効に利用することが重要な課題になっている。
そこで、本発明の目的は、上述した課題を解決する無線通信システム、端末、基地局、無線通信方法を提供することにある。
本発明の第1の無線通信システムは、
端末と基地局間で無線通信を行う無線通信システムであって、
互いに隣接する第1の基地局および第2の基地局を備え、
前記第1の基地局および前記第2の基地局は、互いに異なる周波数帯域が割り当てられており、前記第1の基地局および前記第2の基地局のセル境界に位置する端末から上りリンクの帯域要求を受けた場合、自局の周波数帯域内の周波数を割り当て、
前記端末は、前記第1の基地局および前記第2の基地局のそれぞれから割り当てられた周波数を使用して、前記第1の基地局および前記第2の基地局のうち通信中の基地局に対して上りリンクのデータを送信する。
本発明の第2の無線通信システムは、
端末と基地局間で無線通信を行う無線通信システムであって、
互いに隣接する第1の基地局および第2の基地局を備え、
前記第1の基地局および前記第2の基地局は、互いに異なる周波数帯域が割り当てられており、
前記第1の基地局は、前記第2の基地局とのセル境界に位置する端末を介して、前記第2の基地局に対して、下りリンクの帯域要求を行い、
前記第2の基地局は、前記第1の基地局から下りリンクの帯域要求を受けた場合、自局の周波数帯域内の周波数を割り当て、
前記第1の基地局は、自局の周波数帯域内の周波数と前記第2の基地局から割り当てられた周波数とを使用して、前記端末に下りリンクのデータを送信する。
本発明の端末は、
自端末が、通信中の基地局と該基地局とは異なる周波数帯域が割り当てられた隣接基地局とのセル境界に位置する場合、通信中の基地局と隣接基地局に対し、上りリンクの帯域要求を行う帯域要求部と、
通信中の基地局から割り当てられた周波数と隣接基地局から割り当てられた周波数とを使用して、通信中の基地局に上りリンクのデータを送信するデータ送信部と、を有する。
本発明の第1の基地局は、
自局と通信中および非通信中の端末からの帯域要求に対し、自局の周波数帯域内の周波数を割り当てる帯域割当部を有する。
本発明の第2の基地局は、
自局と通信中の端末が、自局と自局とは異なる周波数帯域が割り当てられた隣接基地局とのセル境界に位置する場合、通信中の端末を経由して隣接基地局に対し、下りリンクの帯域要求を行う帯域要求部と、
隣接基地局からの端末を経由した帯域要求に対し、自局の周波数帯域内の周波数を割り当てる帯域割当部と、
自局の周波数帯域内の周波数と隣接基地局から割り当てられた周波数とを使用して、通信中の端末に下りリンクのデータを送信するデータ送信部と、を有する。
本発明の第1の無線通信方法は、
端末による無線通信方法であって、
自端末が、通信中の基地局と該基地局とは異なる周波数帯域が割り当てられた隣接基地局とのセル境界に位置する場合、通信中の基地局と隣接基地局に対し、上りリンクの帯域要求を行う帯域要求ステップと、
通信中の基地局から割り当てられた周波数と隣接基地局から割り当てられた周波数とを使用して、通信中の基地局に上りリンクのデータを送信するデータ送信ステップと、を有する。
本発明の第2の無線通信方法は、
基地局による無線通信方法であって、
自局と通信中の端末と非通信中の端末からの帯域要求に対し、自局の周波数帯域内の周波数を割り当てる帯域割当ステップを有する。
本発明の第3の無線通信方法は、
基地局による無線通信方法であって、
自局と通信中の端末が、自局と自局とは異なる周波数帯域が割り当てられた隣接基地局とのセル境界に位置する場合、通信中の端末を経由して隣接基地局に対し、下りリンクの帯域要求を行う帯域要求ステップと、
自局の周波数帯域内の周波数と隣接基地局から割り当てられた周波数とを使用して、通信中の端末に下りリンクのデータを送信するデータ送信ステップと、を有する。
本発明の第4の無線通信方法は、
基地局による無線通信方法であって、
隣接基地局からの端末を経由した帯域要求に対し、自局の周波数帯域内の周波数を割り当てる帯域割当ステップを有する。
本発明の第1の無線通信システムによれば、第1の基地局および第2の基地局は、互いに隣接しかつ互いに異なる周波数帯域が割り当てられており、セル境界に位置する端末から上りリンクの帯域要求を受けた場合、自局の周波数帯域内の周波数を割り当て、端末は、第1の基地局および第2の基地局のそれぞれから割り当てられた周波数を使用して、上りリンクのデータを送信する。
そのため、上りリンクにおいては、端末に対し、第1の基地局および第2の基地局から周波数を割り当てることが可能となるため、無線通信システムにおいて使用可能な周波数帯域を、より有効に利用することができるという効果が得られる。
本発明の第2の無線通信システムによれば、第1の基地局および第2の基地局は、互いに隣接しかつ互いに異なる周波数帯域が割り当てられており、第2の基地局は、第1の基地局から下りリンクの帯域要求を受けた場合、自局の周波数帯域内の周波数を割り当て、第1の基地局は、自局の周波数帯域内の周波数と第2の基地局から割り当てられた周波数とを使用して、下りリンクのデータを送信する。
そのため、下りリンクにおいては、第1の基地局に対し、第1の基地局の周波数帯域内の周波数を割り当てるだけでなく、第2の基地局からも周波数を割り当てることが可能となるため、無線通信システムにおいて使用可能な周波数帯域を、より有効に利用することができるという効果が得られる。
例えば、WiMAXでは、5MHz/7MHz/10MHz/20MHzといった複数の周波数帯域が使用可能であり、各基地局にはいずれか1つの周波数帯域が割り当てられるため、隣接基地局間で、異なる周波数帯域が割り当てられている場合がある。
本実施形態は、隣接基地局間で異なる周波数帯域が割り当てられている場合において、隣接基地局に空きのある周波数があれば、その周波数をもデータの送信に使用しようとするものである。
なお、以下で説明する実施形態では、WiMAX方式の無線通信システムを例に挙げて説明するが、本発明はWiMAX方式に限らず、複数の周波数帯域が使用可能な通信方式であれば適用可能である。
図1は、本発明の一実施形態の無線通信システムの構成を示す図である。
図1を参照すると、本実施形態の無線通信システムは、端末MSと、基地局BS1,BS2と、を有している。
なお、図1においては、基地局BS1は、周波数帯域f1(例えば、10MHz)が割り当てられており、基地局BS2は、基地局BS1と隣接し、基地局BS1とは異なる周波数帯域f2(例えば、20MHz)が割り当てられているものとする。また、端末MSは、基地局BS1が無線通信サービスを提供する領域であるセルC1と基地局BS2が無線通信サービスを提供する領域であるセルC2とのセル境界に位置しているものとする。
また、図1においては、説明を簡単にするために、1つの端末MSおよび2つの基地局BS1,BS2のみを示しているが、実際には、その他の端末および基地局も設けられているものとする。また、端末MSは、2つの基地局BS1,BS2のセル境界に位置するものとしているが、本発明はこれに限定されず、3つ以上の基地局のセル境界に位置している場合も適用可能である。
ここで、端末MSおよび基地局BS1,BS2の内部構成について説明する。
図2は、端末MSおよび基地局BS1,BS2の内部構成を示すブロック図である。
なお、図2においては、端末MSおよび基地局BS1,BS2の構成要素のうち、本発明の本質的部分の構成要素のみを示し、その他の構成要素は省略している。
図2を参照すると、端末MSは、通信部101と、帯域要求部102と、データ送信部103と、拡大帯域通知部104と、帯域要求転送部105と、を有している。ここでは、端末MSの構成要素の動作について、基地局BS1と通信中である場合を想定して説明するが、基地局BS2と通信中である場合の動作も同様である。
通信部101は、基地局BS1,BS2の各々と無線通信を行う。
帯域要求部102は、基地局BS1と端末MSとの通信中に、基地局BS1に送信すべき上りデータが生じた場合、基地局BS1と基地局BS2に対し、上りリンクの帯域要求を行う。
データ送信部103は、基地局BS2から周波数が割り当てられた場合、基地局BS1から割り当てられた周波数帯域f1内の周波数と基地局BS2から割り当てられた周波数帯域f2内の周波数とを使用して、基地局BS1に上りデータを送信する。
一方、データ送信部103は、基地局BS2から周波数が割り当てられなかった場合、基地局BS1から割り当てられた周波数帯域f1内の周波数のみを使用して、基地局BS1に上りデータを送信する。
拡大帯域通知部104は、基地局BS2から周波数が割り当てられた場合、その周波数とその周波数が割り当てられた時間帯とを、基地局BS1に通知する。
帯域要求転送部105は、基地局BS1と端末MSとの通信中に、基地局BS1から下りリンクの帯域要求を受信した場合、その帯域要求を基地局BS2に転送する。
また、基地局BS1,BS2の各々は、通信部201と、帯域割当部202と、帯域要求部203と、データ送信部204と、を有している。ここでは、基地局BS1の構成要素の動作について説明するが、基地局BS2の構成要素の動作も同様である。
通信部201は、端末MSと無線通信を行う。
帯域割当部202は、基地局BS1と端末MSとの通信中に、端末MSから上りリンクの帯域要求を受信した場合、周波数帯域f1内の周波数を割り当てる。
一方、帯域割当部202は、基地局BS1と端末MSとの非通信中に、端末MSから上りリンクの帯域要求を受信した場合、基地局BS1と通信中の他の端末のいずれにも周波数を割り当てていない時間帯がある場合にのみ、その時間帯において、周波数帯域f1内の周波数を割り当てる。
また、帯域割当部202は、基地局BS2と端末MSとの通信中に、基地局BS2から端末MSを経由して下りリンクの帯域要求を受信した場合、基地局BS1に周波数を割り当てていない時間帯がある場合にのみ、その時間帯において、周波数帯域f1内の周波数を割り当てる。
帯域要求部203は、基地局BS1と端末MSとの通信中に、端末MSに送信すべき下りデータが生じた場合、端末MSを経由して基地局BS2に対し、下りリンクの帯域要求を行う。
データ送信部204は、基地局BS2から周波数が割り当てられた場合、基地局BS1に割り当てられた周波数帯域f1内の周波数と基地局BS2から割り当てられた周波数帯域f2内の周波数とを使用して、端末MSに下りデータを送信する。
一方、データ送信部204は、基地局BS2から周波数が割り当てられなかった場合、基地局BS1に割り当てられた周波数帯域f1内の周波数のみを使用して、端末MSに下りデータを送信する。
以下、本実施形態の無線通信システムのデータ送信時の動作について、上りリンクの場合と下りリンクの場合とに分けて説明する。なお、以下では、端末MSは、基地局BS1と通信中であるものとする。
[上りリンクの場合]
図3は、本実施形態の無線通信システムの上りリンクにおけるデータ送信時の動作を説明するフローチャートである。
図3を参照すると、端末MSの帯域要求部102は、基地局BS1との通信中に、基地局BS1に送信すべき上りデータが生じた場合(ステップ301)、基地局BS1と基地局BS2に対し、上りリンクの帯域要求を行う(ステップ302,303)。
次に、基地局BS1の帯域割当部202は、端末MSに対し、周波数帯域f1内の周波数とその周波数を使用可能な時間帯とを割り当て、割り当てた周波数と時間帯を端末MSに通知する(ステップ304)。
次に、基地局BS2の帯域割当部202は、端末MSからの上りリンクの帯域要求に対し、上りリンクの帯域に空きがあるか、具体的には、基地局BS2と通信中の他の端末のいずれにも周波数を割り当てていない時間帯があるかを確認する(ステップ305)。
ステップ305において、基地局BS2と通信中の他の端末のいずれにも周波数を割り当てていない時間帯がない場合、基地局BS2の帯域割当部202は、端末MSへの周波数の割り当てが失敗した旨を端末MSに通知する(ステップ306)。
その後、端末MSのデータ送信部103は、基地局BS1から割り当てられた周波数帯域f1内の周波数のみを使用して、基地局BS1に上りデータを送信する(ステップ307)。
一方、ステップ305において、基地局BS2と通信中の他の端末のいずれにも周波数を割り当てていない時間帯がある場合、基地局BS2の帯域割当部202は、その時間帯において、端末MSに対し、周波数帯域f2内の周波数を割り当て、割り当てた周波数と時間帯を端末MSに通知する(ステップ308)。これにより、端末MSにおいて、上りデータの送信に使用する周波数は、基地局BS2から割り当てられた周波数まで拡大される。
次に、端末MSの拡大帯域通知部104は、基地局BS2から割り当てられた周波数と時間帯とを、基地局BS1に通知する(ステップ309)。
その後、端末MSのデータ送信部103は、ステップ309の通知に対する応答としてACKメッセージを受信すると(ステップ310)、基地局BS1から割り当てられた周波数帯域f1内の周波数と基地局BS2から割り当てられた周波数帯域f2内の周波数とを使用して、基地局BS1に上りデータを送信する(ステップ311)。
上述したように本実施形態においては、端末MSと基地局BS1とが通信中である場合、端末MSは、通信中の基地局BS1だけでなく、基地局BS1と隣接し基地局BS1とは異なる周波数帯域が割り当てられた基地局BS2に対しても、上りリンクの帯域要求を行い、基地局BS1から割り当てられた周波数帯域f1内の周波数と基地局BS2から割り当てられた周波数帯域f2内の周波数とを使用して、基地局BS1に上りデータを送信する。
そのため、図4に示すように、上りリンクにおいては、端末MSに対し、基地局BS1から周波数帯域f1内の周波数を割り当てるだけでなく、基地局BS2から周波数帯域f2内の周波数を割り当てることが可能となるため、無線通信システムにおいて使用可能な周波数帯域を、より有効に利用することができるという効果が得られる。
[下りリンクの場合]
図5は、本実施形態の無線通信システムの下りリンクの場合におけるデータ送信時の動作を説明するフローチャートである。
図5を参照すると、基地局BS1の帯域要求部203は、端末MSとの通信中に、端末MSに送信すべき下りデータが生じた場合(ステップ501)、端末MSに対し、基地局BS2への下りリンクの帯域要求を行う(ステップ502)。
次に、端末MSの帯域要求転送部105は、基地局BS1からの、基地局BS2への下りリンクの帯域要求を基地局BS2に転送する(ステップ503)。
次に、基地局BS2の帯域割当部202は、下りリンクの帯域に空きがあるか、具体的には、基地局BS2に周波数を割り当てていない時間帯があるかを確認する(ステップ504)。
ステップ504において、基地局BS2に周波数を割り当てていない時間帯がない場合、基地局BS2の帯域割当部202は、基地局BS1への周波数の割り当てが失敗した旨を端末MSに通知する(ステップ505)。
次に、端末MSの帯域要求転送部105は、基地局BS1への周波数の割り当てが失敗した旨の通知を、基地局BS1に転送する(ステップ506)。
その後、基地局BS1のデータ送信部204は、基地局BS1に割り当てられた周波数帯域f1内の周波数のみを使用して、端末MSに下りデータを送信する(ステップ507)。
一方、ステップ504において、基地局BS2に周波数を割り当てていない時間帯がある場合、基地局BS2の帯域割当部202は、その時間帯において、基地局BS1に対し、周波数帯域f2内の周波数を割り当て、割り当てた周波数と時間帯を端末MSに通知する(ステップ508)。これにより、基地局BS1において、下りデータの送信に使用する周波数は、基地局BS2から割り当てられた周波数まで拡大される。
次に、端末MSの帯域要求転送部105は、基地局BS2から基地局BS1へ割り当てられた周波数と時間帯とを、基地局BS1に通知する(ステップ509)。
その後、基地局BS1のデータ送信部204は、基地局BS1に割り当てられた周波数帯域f1内の周波数と基地局BS2から割り当てられた周波数帯域f2内の周波数とを使用して、端末MSに下りデータを送信する(ステップ510)。
上述したように本実施形態においては、端末MSと基地局BS1とが通信中である場合、基地局BS1は、基地局BS1と隣接し基地局BS1とは異なる周波数帯域が割り当てられた基地局BS2に対して、端末MSを経由して、下りリンクの帯域要求を行い、基地局BS1に割り当てられた周波数帯域f1内の周波数と基地局BS2から割り当てられた周波数帯域f2内の周波数とを使用して、端末MSに下りデータを送信する。
そのため、図6に示すように、下りリンクにおいては、基地局BS1に対し、周波数帯域f1内の周波数を割り当てるだけでなく、基地局BS2から周波数帯域f2内の周波数を割り当てることが可能となるため、無線通信システムにおいて使用可能な周波数帯域を、より有効に利用することができるという効果が得られる。
本発明の一実施形態の無線通信システムの構成を示すブロック図である。 図1に示した端末および基地局の内部構成を示すブロック図である。 図1に示した無線通信システムの上りリンクにおけるデータ送信時の動作を説明するフローチャートである。 図1に示した無線通信システムの上りリンクにおける効果を説明する図である。 図1に示した無線通信システムの下りリンクにおけるデータ送信時の動作を説明するフローチャートである。 図1に示した無線通信システムの下りリンクにおける効果を説明する図である。
符号の説明
MS 端末
BS1,BS2 基地局
101 通信部
102 帯域要求部
103 データ送信部
104 拡大帯域通知部
105 帯域要求転送部
201 通信部
202 帯域割当部
203 帯域要求部
204 データ送信部

Claims (21)

  1. 端末と基地局間で無線通信を行う無線通信システムであって、
    互いに隣接する第1の基地局および第2の基地局を備え、
    前記第1の基地局および前記第2の基地局は、互いに異なる周波数帯域が割り当てられており、前記第1の基地局および前記第2の基地局のセル境界に位置する端末から上りリンクの帯域要求を受けた場合、自局の周波数帯域内の周波数を割り当て、
    前記端末は、前記第1の基地局および前記第2の基地局のそれぞれから割り当てられた周波数を使用して、前記第1の基地局および前記第2の基地局のうち通信中の基地局に対して上りリンクのデータを送信する、
    無線通信システム。
  2. 前記第1の基地局および前記第2の基地局は、
    自局と非通信中の端末からの帯域要求に対しては、自局と通信中の端末のいずれにも周波数を割り当てていない時間帯がある場合にのみ、該時間帯において、自局の周波数帯域内の周波数を割り当て、
    前記端末は、
    非通信中の基地局から周波数が割り当てられなかった場合、通信中の基地局から割り当てられた周波数のみを使用して、通信中の基地局に対して上りリンクのデータを送信する、請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記端末は、
    非通信中の基地局から周波数が割り当てられた場合、該周波数と該周波数が割り当てられた時間帯とを、通信中の基地局に通知する、請求項1または2に記載の無線通信システム。
  4. 端末と基地局間で無線通信を行う無線通信システムであって、
    互いに隣接する第1の基地局および第2の基地局を備え、
    前記第1の基地局および前記第2の基地局は、互いに異なる周波数帯域が割り当てられており、
    前記第1の基地局は、前記第2の基地局とのセル境界に位置する端末を介して、前記第2の基地局に対して、下りリンクの帯域要求を行い、
    前記第2の基地局は、前記第1の基地局から下りリンクの帯域要求を受けた場合、自局の周波数帯域内の周波数を割り当て、
    前記第1の基地局は、自局の周波数帯域内の周波数と前記第2の基地局から割り当てられた周波数とを使用して、前記端末に下りリンクのデータを送信する、
    無線通信システム。
  5. 前記第2の基地局は、
    前記第1の基地局からの帯域要求に対し、自局に周波数を割り当てていない時間帯がある場合にのみ、該時間帯において、自局の周波数帯域内の周波数を割り当て、
    前記第1の基地局は、
    前記第2の基地局から周波数が割り当てられなかった場合、自局の周波数帯域内の周波数のみを使用して、前記端末に下りリンクのデータを送信する、請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 自端末が、通信中の基地局と該基地局とは異なる周波数帯域が割り当てられた隣接基地局とのセル境界に位置する場合、通信中の基地局と隣接基地局に対し、上りリンクの帯域要求を行う帯域要求部と、
    通信中の基地局から割り当てられた周波数と隣接基地局から割り当てられた周波数とを使用して、通信中の基地局に上りリンクのデータを送信するデータ送信部と、を有する、端末。
  7. 前記データ送信部は、
    隣接基地局から周波数が割り当てられなかった場合、通信中の基地局から割り当てられた周波数のみを使用して、通信中の基地局に上りリンクのデータを送信する、請求項6に記載の端末。
  8. 隣接基地局から周波数が割り当てられた場合、該周波数と該周波数が割り当てられた時間帯とを、通信中の基地局に通知する拡大帯域通知部をさらに有する、請求項6または7に記載の端末。
  9. 自局と通信中および非通信中の端末からの帯域要求に対し、自局の周波数帯域内の周波数を割り当てる帯域割当部を有する、基地局。
  10. 前記帯域割当部は、
    自局と非通信中の端末からの帯域要求に対しては、自局と通信中の端末のいずれにも周波数を割り当てていない時間帯がある場合にのみ、該時間帯において、自局の周波数帯域内の周波数を割り当てる、請求項9に記載の基地局。
  11. 自局と通信中の端末が、自局と自局とは異なる周波数帯域が割り当てられた隣接基地局とのセル境界に位置する場合、通信中の端末を経由して隣接基地局に対し、下りリンクの帯域要求を行う帯域要求部と、
    隣接基地局からの端末を経由した帯域要求に対し、自局の周波数帯域内の周波数を割り当てる帯域割当部と、
    自局の周波数帯域内の周波数と隣接基地局から割り当てられた周波数とを使用して、通信中の端末に下りリンクのデータを送信するデータ送信部と、を有する、基地局。
  12. 前記帯域割当部は、
    隣接基地局からの端末を経由した帯域要求に対し、自局に周波数を割り当てていない時間帯がある場合にのみ、該時間帯において、自局の周波数帯域内の周波数を割り当て、
    前記データ送信部は、
    隣接基地局から周波数が割り当てられなかった場合、自局の周波数帯域内の周波数のみを使用して、通信中の端末に下りリンクのデータを送信する、請求項11に記載の基地局。
  13. 端末による無線通信方法であって、
    自端末が、通信中の基地局と該基地局とは異なる周波数帯域が割り当てられた隣接基地局とのセル境界に位置する場合、通信中の基地局と隣接基地局に対し、上りリンクの帯域要求を行う帯域要求ステップと、
    通信中の基地局から割り当てられた周波数と隣接基地局から割り当てられた周波数とを使用して、通信中の基地局に上りリンクのデータを送信するデータ送信ステップと、を有する、無線通信方法。
  14. 前記データ送信ステップでは、
    隣接基地局から周波数が割り当てられなかった場合、通信中の基地局から割り当てられた周波数のみを使用して、通信中の基地局に上りリンクのデータを送信する、請求項13に記載の無線通信方法。
  15. 隣接基地局から周波数が割り当てられた場合、該周波数と該周波数が割り当てられた時間帯とを、通信中の基地局に通知する拡大帯域通知ステップをさらに有する、請求項13または14に記載の無線通信方法。
  16. 基地局による無線通信方法であって、
    自局と通信中の端末と非通信中の端末からの帯域要求に対し、自局の周波数帯域内の周波数を割り当てる帯域割当ステップを有する、無線通信方法。
  17. 前記帯域割当ステップでは、
    自局と非通信中の端末からの帯域要求に対しては、自局と通信中の端末のいずれにも周波数を割り当てていない時間帯がある場合にのみ、該時間帯において、自局の周波数帯域内の周波数を割り当てる、請求項16に記載の無線通信方法。
  18. 基地局による無線通信方法であって、
    自局と通信中の端末が、自局と自局とは異なる周波数帯域が割り当てられた隣接基地局とのセル境界に位置する場合、通信中の端末を経由して隣接基地局に対し、下りリンクの帯域要求を行う帯域要求ステップと、
    自局の周波数帯域内の周波数と隣接基地局から割り当てられた周波数とを使用して、通信中の端末に下りリンクのデータを送信するデータ送信ステップと、を有する、無線通信方法。
  19. 前記データ送信ステップでは、
    隣接基地局から周波数が割り当てられなかった場合、自局の周波数帯域内の周波数のみを使用して、通信中の端末に下りリンクのデータを送信する、請求項18に記載の無線通信方法。
  20. 基地局による無線通信方法であって、
    隣接基地局からの端末を経由した帯域要求に対し、自局の周波数帯域内の周波数を割り当てる帯域割当ステップを有する、無線通信方法。
  21. 前記帯域割当ステップでは、
    隣接基地局からの端末を経由した帯域要求に対し、自局に周波数を割り当てていない時間帯がある場合にのみ、該時間帯において、自局の周波数帯域内の周波数を割り当てる、請求項20に記載の無線通信方法。
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