JP2009258931A - 情報提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の時間により正確に情報提供を可能とすること。
【解決手段】所定のデータを収集して記憶するデータ収集システムと、当該データ収集システムにて収集された収集データの提供を受ける利用者端末と、を備えている。そして、上記利用者端末が、データ収集システムから収集データを取得して当該収集データに対して所定の処理を行うデータ処理手段と、データ処理手段によって実行された過去のデータ処理の状況を表すデータ処理状況データに基づいてデータ処理性能を算出すると共に、この算出したデータ処理性能に基づいて後のデータ処理の予測時間を算出し、この予測時間に基づいてデータ処理手段を起動するデータ処理起動手段と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報提供システムにかかり、特に、ネットワークを介して接続された他の端末に所定の情報を提供する情報提供システムに関する。
様々なデータを収集し、要求元である端末に提供する情報提供システムとして、図1に示すようなものがある。この図1に示す情報提供システムは、集計対象元であるデータを収集する収集機能をもつ複数の収集サーバ111,112と、収集したファイルを保管する集計元データ保存DB120と、収集したファイルをあらかじめ設定した集計条件によりデータ加工/編集する集計機能をもつ複数の集計サーバ211,212と、当該集計サーバ211,212の集計機能から出力されるファイルを保管する集計結果保存ディスク220と、集計/分析結果参照者がPCから結果参照するために利用する利用者端末131,132及びアクセスするWebサーバ121,122と、から構成される。なお、収集サーバや集計サーバなどの数は、図示する数に限定されない。
上記システムでは、JOB管理部115から、収集サーバ111,112にデータの収集処理を実行するバッチ処理を割り当ており、また、収集したデータの集計処理を実行するバッチ処理を集計サーバ211,212に割り当てている。これにより、集計結果を集計結果保存ディスク220に出力する。そして、Webサーバ121,122に集計/分析者が利用者端末からアクセスし、集計結果のグラフ表示やファイルのダウンロードを行う。なお、利用者は、利用者端末131,132から集計条件を入力して集計バッチ処理を起動させ、バッチ処理完了後、当該利用者端末131,132から集計結果を参照する。
ところが、上記収集サーバ111等、集計サーバ211等には、異なる処理およびリソースが必要な複数のジョブが動作するため、ジョブの増減や負荷の高いジョブが1台の集計サーバ211等に集中すると、集計結果データ提供時間を正確に把握することが困難となる。そして、一定の集計結果提供時刻を満たすために、サーバやディスクなどのリソース設計が困難であり、適切なインフラが算出できないことから、オーバスペックにて設計することが多くなり、インフラコストが増大する、という問題がある。
また、集計ジョブが増加した場合や集計ジョブが集計サーバで同時に動作した場合には、かかる処理により集計結果提供時間が変動してしまう。さらに、新しい収集や集計ジョブ機能を追加する場合に本システム全体に影響があるため、全体のリソース設計を再度行う必要があり、収集サーバおよび集計サーバのリソースや集計結果提供時間を確認する作業が必要となり、手間が生じうる。
以上のように、利用者端末から利用時間や集計条件によって集計処理時間がかわるため、集計結果提供時間を正確に定義することができない、という問題があった。
また、特許文献1では、過去の履歴から処理時間を推測することで、処理完了の希望時刻までに処理の完了を行えるかどうか、つまり、事前に実現可能な処理要求であるか判断している。かかるシステムによると、要求が受け付けられた場合には、指定時間に要求した処理結果を取得できる。
特開2001−101211号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、処理要求したサーバによって情報処理が実行されているため、上述同様に、サーバで異なる処理およびリソースが必要な複数のジョブが動作することがあり、集計結果データ提供時間を正確に把握することが困難となる。すると、一定の集計結果提供時刻を満たすために、サーバやディスクなどのリソース設計が困難であり、適切なインフラが算出できず、オーバスペックになり、インフラコストが増大となる。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、所望の時間により正確に情報提供を可能とする、ことにある。
そこで、本発明の一形態である情報提供システムは、所定のデータを収集して記憶するデータ収集システムと、当該データ収集システムにて収集された収集データの提供を受ける利用者端末と、を備えている。そして、上記利用者端末が、データ収集システムから収集データを取得して当該収集データに対して所定の処理を行うデータ処理手段と、データ処理手段によって実行された過去のデータ処理の状況を表すデータ処理状況データに基づいてデータ処理性能を算出すると共に、この算出したデータ処理性能に基づいて後のデータ処理の予測時間を算出し、この予測時間に基づいてデータ処理手段を起動するデータ処理起動手段と、を備えている。
また、本発明の他の形態である、所定のデータを収集して記憶するデータ収集システムにて収集された収集データの提供を受ける利用者端末は、データ収集システムから収集データを取得して当該収集データに対して所定のデータ処理を行うデータ処理手段と、データ処理手段によって実行された過去のデータ処理の状況を表すデータ処理状況データに基づいてデータ処理性能を算出すると共に、この算出したデータ処理性能に基づいて後のデータ処理の予測時間を算出し、この予測時間に基づいてデータ処理手段を起動するデータ処理起動手段と、を備えている。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、所定のデータを収集して記憶するデータ収集システムにて収集された収集データの提供を受ける利用者端末に、データ収集システムから収集データを取得して当該収集データに対して所定のデータ処理を行うデータ処理手段と、データ処理手段によって実行された過去のデータ処理の状況を表すデータ処理状況データに基づいてデータ処理性能を算出すると共に、この算出したデータ処理性能に基づいて後のデータ処理の予測時間を算出し、この予測時間に基づいてデータ処理手段を起動するデータ処理起動手段と、を実現させる、という構成を採っている。
さらに、本発明の他の形態である、所定のデータを収集して記憶するデータ収集システムにて収集された収集データの提供を受ける情報提供方法は、データ収集システムから収集データを取得して当該収集データに対して所定のデータ処理を行うデータ処理工程を有すると共に、データ処理工程にて過去に実行されたデータ処理の状況を表すデータ処理状況データに基づいてデータ処理性能を算出すると共に、この算出したデータ処理性能に基づいて後のデータ処理の予測時間を算出し、この予測時間に基づいてデータ処理工程を開始するデータ処理起動工程を有する、という構成を採っている。
本発明は、以上のように構成されることにより、所望の時間に正確に情報提供が可能となる、という優れた効果を有する。
本発明は、例えば、バッチ処理にて作動し、収集したデータを所定のタイミングで利用者端末に提供する情報提供システムである。特に、本発明では、情報の提供時刻を正確に可能とするための構成を採っている。
そこで、本発明の一形態である情報提供システムは、所定のデータを収集して記憶するデータ収集システムと、当該データ収集システムにて収集された収集データの提供を受ける利用者端末と、を備えている。そして、上記利用者端末が、データ収集システムから収集データを取得して当該収集データに対して所定の処理を行うデータ処理手段と、データ処理手段によって実行された過去のデータ処理の状況を表すデータ処理状況データに基づいてデータ処理性能を算出すると共に、この算出したデータ処理性能に基づいて後のデータ処理の予測時間を算出し、この予測時間に基づいてデータ処理手段を起動するデータ処理起動手段と、を備えている。
また、上記データ処理起動手段は、後にデータ処理される収集データとデータ処理性能とに基づいて予測時間を算出する。また、上記データ処理起動手段は、後にデータ処理される収集データのデータサイズをデータ収集システムから取得して、当該取得したデータサイズとデータ処理性能とに基づいて予測時間を算出する、という構成を採る。また、上記データ処理起動手段は、指定されたデータ処理結果出力時刻から予測時間を差し引いてデータ処理起動時刻を算出し、このデータ処理起動時刻にデータ処理手段を起動する、という構成を採る。さらに、上記データ処理起動手段は、データ処理手段による過去にデータ処理した収集データのデータサイズとデータ処理にかかった時間であるデータ処理時間とに基づいてデータ処理性能を算出する、という構成を採る。
上記発明によると、まず、データ収集システムは、利用者端末に提供するデータを収集して、当該収集データを記憶しておく。そして、利用者端末は、過去のデータ処理状況に基づいてデータ処理性能を算出して、これに基づいて後のデータ処理の予測時間を算出する。その後、利用者端末は、算出した予測時間に基づいてデータ処理手段を起動する。このとき、データ処理起動手段は、例えば、後にデータ処理される収集データのデータサイズに基づいて上記予測時間を算出し、さらに、データ処理結果出力時刻から予測時間を差し引いてデータ処理起動時刻を算出し、このデータ処理起動時刻にデータ処理手段を起動する。すると、起動したデータ処理手段は、データ収集システムから収集データを取得して、データ処理を実行する。
これにより、データ処理結果の取得を希望する時刻よりもデータ処理の実行にかかると予測される予測時間分だけ早くデータ処理手段が起動して、データ処理が実行される。従って、データ取得を希望する時間にデータ処理結果を得ることができる。そして、特に、取得した収集データのデータ処理を利用者端末で実行するため、データ収集システムによる処理遅延が生じることなく、所望の時間に正確に情報提供が可能となる。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図2乃至図10を参照して説明する。図2乃至図3は、情報提供システムの全体構成を示すブロック図である。図4は、利用者端末の構成を示す機能ブロック図である。図5乃至図8は、システムの動作を示すフローチャートであり、図9乃至図10は、システムの動作を示す説明図である。
[構成]
図2乃至図3に示すように、本実施形態における情報提供システムは、ネットワークNを介して接続された、所定のデータを収集して記憶するよう作動する収集サーバ11,12,13及び集計元データ保存データベース(DB)20(データ収集システム)と、収集されたデータである集計元データの提供を受けて当該データを集計する利用者端末31,32と、これらの間におけるデータのやり取りを中継するウェブサーバ21,22と、を備えている。なお、収集サーバ11,12,13、集計元データ保存DB20、ウェブサーバ21,22、利用者端末31,32の数は、図示した数に限定されない。以下、各装置について詳述する。
まず、収集サーバ11,12,13について説明する。なお、収集サーバ11,12,13は、全てほぼ同様の構成を採っているため、符号11に示す収集サーバを一例に挙げて説明する。
収集サーバ11は、装備されている演算装置に所定のプログラムが組み込まれることによって構築された収集ジョブ11aを備えている。また、図示しない他の収集サーバには、この収集ジョブ11aの動作を制御するジョブ管理部15が装備されている。なお、ジョブ管理部15は、符号11の収集サーバが備えていてもよい。
そして、上記収集ジョブ11aは、ジョブ管理部15からの起動指令に応じて起動し、他のコンピュータなどに記憶されている集計元データ10(収集データ)を収集する。そして、収集した集計元データをファイルとして集計元データ保存DB20に送信する。なお、ジョブ管理部15による起動指令は、一定の周期にて出され、上述した集計元データの収集は、一定の周期にて収集ジョブ11aが起動する毎に実行される。但し、収集ジョブ11aによる集計元データの収集タイミングは、これに限定されない。
そして、上記集計元データ保存DB20は、収集サーバ11から送信された集計元データをファイルとして記憶する。また、集計元データ保存DB20は、後述するように、利用者端末31からウェブサーバ21を介して集計元データの有無の確認要求を受けると、該当する集計元データの有無を確認して、結果をウェブサーバ21に送信する。また、利用者端末31からウェブサーバ21を介して集計元データのデータサイズの要求を受けると、該当する集計元データのデータサイズをウェブサーバ21に送信する。さらに、利用者端末31からウェブサーバ21を介して集計元データの送信要求を受けると、該当する集計元データを抽出して、ウェブサーバ21に送信する。
次に、ウェブサーバ21,22の構成について説明する。なお、ウェブサーバ21,22は、全てほぼ同様の構成を採っているため、符号21に示すウェブサーバを一例に挙げて説明する。
ウェブサーバ21は、所定のプログラムが組み込まれることにより、利用者端末21と集計元データ保存DB20とのデータのやり取りを中継する機能を有する。具体的には、利用者端末31から集計元データ保存DB20に対する集計元データの有無の確認要求を受けると、当該集計元データ保存DB20に問合せる。そして、集計元データ保存DB20からの集計元データの有無の確認結果を受けて、利用者端末31に通知する。また、同様に、利用者端末31から集計元データ保存DB20に対する集計元データのデータサイズの要求を受けると、当該集計元データ保存DB20に問合せる。そして、集計元データ保存DB20からのデータサイズの通知を受けて、利用者端末31に通知する。さらに、利用者端末31から集計元データ保存DB20に対する集計元データの要求を受けると、当該集計元データ保存DB20に要求する。そして、集計元データ保存DB20から送信された該当する集計元データを、利用者端末31に送信する。
次に、利用者端末31,32について説明する。なお、利用者端末31,32は、全てほぼ同様の構成を採っているため、符号31に示す利用者端末を一例に挙げて説明する。
利用者端末31は、図4に示すように、装備されている演算装置に所定のプログラムが組み込まれることによって構築された、集計ジョブ31aと集計起動部31bとを備えている。また、装備されている記憶装置には、集計結果データ記憶部31cと起動時刻記憶部31dとが形成されている。
上記集計ジョブ31a(データ処理手段)は、後述する集計起動部31bからの起動指示を受けると、起動する。そして、起動すると、ウェブサーバ21に対して集計元データを要求する。また、ウェブサーバ21を介して集計元データ保存DB20から集計元データを取得すると、所定の集計処理を行って、集計処理結果を集計結果データ記憶部31cに記憶する。このとき、集計処理を施した集計元データのデータサイズと、集計処理にかかった時間である集計処理時間(データ処理時間)とを、集計処理結果と共に集計結果データ記憶部31cに記憶しておく。
また、集計起動部31b(データ処理起動手段)は、上述したように集計元データの集計処理が終了した段階で、利用者端末31つまり集計ジョブ31aによる集計処理性能を算出する。具体的には、過去に実際に行った集計処理時のデータ、つまり、集計処理を施した集計元データのデータサイズを集計処理時間で割ることで、集計処理性能を算出して記憶しておく。なお、集計処理性能の算出は、必ずしも上記方法やタイミングにて行われることに限定されず、他の方法や他のタイミングにて算出してもよい。例えば、集計元データのデータ構造や、データ数などに基づいて集計処理性能を算出してもよい。
また、集計起動部31bは、次の集計処理する集計元データの存在の有無を、ウェブサーバ21に問い合わせる。そして、次に集計処理する集計元データが存在する旨の通知をウェブサーバ21から受けると、当該集計元データのデータサイズをウェブサーバ21に要求する。その後、集計起動部31bは、ウェブサーバ21から集計元データのデータサイズを取得すると、当該データサイズを上記算出した集計性能で割り、次の集計処理にかかると予測される処理時間である予測時間を算出して記憶しておく。
そして、集計起動部31bは、上記算出した予測時間に基づくタイミングにて、集計ジョブ31aが集計元データを取得して集計処理を実行するよう、当該集計ジョブ31aを起動する。具体的には、利用者端末31には、利用者が集計処理の結果の出力を希望する時刻であるデータ処理結果出力時刻が入力され指定されるが、このデータ処理結果出力時刻から、上記算出した予測時間を差し引いて、データ処理起動時刻として算出し、起動時刻記憶部31dに記憶する。つまり、データ処理結果出力時刻よりも、予測時間分だけ前に、集計ジョブ31aを起動するよう指令を発する。
[動作]
次に、上記構成の情報提供システムの動作を、図5乃至図8のフローチャート、及び、図9乃至図10の説明図を参照して説明する。
まず、任意のタイミングで、所定の集計サーバに装備されたジョブ管理部15が、収集サーバ11等に装備されている各収集ジョブ11aを起動する(ステップS1、図9の矢印Y1)。すると、各収集ジョブ11aは、所定のコンピュータなどの装置から集計元データを取得し(ステップS2、図9の矢印Y2)、集計元データを集計元データ保存DB20に送信する(図9の矢印Y3)。そして、集計元データ保存DB20は、送信された各集計元データを各ファイルとして保存する(ステップS3)。以上の処理を、全ての収集ジョブ11aにて実行するまで繰り返す(ステップS4)。これにより、集計元データ保存DB20に、集計データが収集され記憶された状態となる。
続いて、利用者端末31の動作について説明する。なお、説明の都合上、図6のステップS17から説明する。利用者端末31は、後述するように、集計起動部31bの指示により集計ジョブ31aが起動すると(ステップS17)、当該集計ジョブ31aがウェブサーバ21に対して集計元データを要求する。すると、ウェブサーバ21は、要求された集計元データを集計元データ保存DB20に対して要求して取得し、これを利用者端末31に送信する。これにより、利用者端末31は、集計元データを取得する(ステップS18)。そして、集計ジョブ31aは、取得した集計元データに対して集計処理を実行し(ステップS19、データ処理工程)、その集計結果を出力したり記憶する。このとき、同時に、集計処理の対象となった集計元データのデータサイズと、集計処理にかかった時間である集計処理時間とを記憶しておく。
続いて、利用者端末31は、実行された集計処理(ステップS19)の性能を表す値である集計性能を算出する(ステップS20)。具体的には、図8のフローチャートに示すように、集計性能aを、ステップS18にて取得した集計元データのデータサイズX’(バイト)を、ステップS19の集計処理にかかった時間である集計時間b’(s)で割ることで、算出して記憶しておく(ステップS41)。これにより、利用者端末31による集計処理は、一旦は終了する。
その後、利用者端末31の集計起動部31bが起動すると(ステップS11)、当該集計起動部31bは、ウェブサーバ21に対して次に処理する集計元データの有無を確認する(ステップS12)。すると、ウェブサーバ21は、集計元データ保存DB20に対して該当する集計元データの有無を確認し、その結果を利用者端末31に通知する。そして、利用者端末31は、処理対象となる集計元データが集計元データ保存DB20に存在することの通知をウェブサーバ21から受けると(ステップS13でイエス)、この次の処理対象となる集計元データのデータサイズをウェブサーバ21に要求する。すると、ウェブサーバ21は、要求された集計元データのデータサイズを集計元データ保存DB20に対して要求して取得し、これを利用者端末31に送信する。これにより、利用者端末31は、次の処理対象である集計元データのデータサイズを取得する(ステップS14、図10の矢印Y4)。
続いて、集計起動部31bは、次の処理対象となる集計元データの集計処理にかかると予測される予測集計時間bを算出し、さらに、集計ジョブ31aの起動時間を算出する(ステップS15)。具体的には、図7に示すように、ステップS14で取得した集計元データのデータサイズXを、ステップS20で過去の集計処理内容に基づいて算出した集計性能aで割ることで、次の集計処理にかかる時間の予測値である集計予測時間bを算出する(ステップS31)。また、利用者が利用者端末31に対して入力した集計結果を得たい時刻である集計結果出力時刻dから、上記ステップS31で算出した集計予測時間bを差し引くことで、集計ジョブ31aを起動する時刻である集計起動時刻e(データ処理起動時刻)を算出する(ステップS32)。つまり、集計起動時刻eは、データ処理結果出力時刻よりも、予測時間分だけ前の時刻となる。
その後、集計起動部31bは、集計起動時刻eとなったかを監視し、当該集計起動時刻eになると(ステップS16でイエス)、集計ジョブ31aを起動するよう指令を発する(ステップS17、データ処理起動工程)。これにより、利用者がデータ処理結果の出力を希望しているデータ処理結果出力時刻よりも、予測時間分だけ前に、集計ジョブ31aが起動することとなる(図10の矢印Y5)。その後は、上述したように、集計ジョブ31aが集計元データを取得して(ステップS18、図10の矢印Y6)、集計処理を行う(ステップS19)。
以上により、本実施形態によると、利用者による集計結果の取得を希望する時刻よりも集計処理の実行にかかると予測される予測時間分だけ早く集計ジョブ31aが起動して、集計処理が実行されるため、データ取得を希望する時間に、確実に集計結果を得ることができる。特に、取得した収集データの集計処理を利用者端末31で実行するため、収集サーバ等による処理遅延が生じることなく、所望の時間に正確に情報提供が可能となり、集計結果提供の時間の安定化を図ることができる。また、システムに集計ジョブ31aを追加する時でも、その集計ジョブ31aは利用者端末31にて動作するため、システム全体のリソース性能への影響がないので、設計変更が不要になる。
なお、上記では、収集したデータを処理する一例として、集計処理を説明したが、これはいかなるデータ処理が実行されてもよい。例えば、収集されたデータに対する所定の分析処理や計算処理であってもよい。また、上記では、集計性能aとして直前に実行された集計処理時の集計性能を算出して、利用する場合を例示したが、過去に集計した際の複数の集計性能を平均して算出した値を集計性能aとしてもよい。また、利用者端末31にて予測時間を算出する際に、集計対象となる集計元データのデータサイズを取得する場合を例示したが(ステップS14)、この段階で集計元データそのものを取得してしまってもよい。そして、この集計元データを用いて集計性能aを算出してもよく、あるいは、利用者端末31側で、取得した集計元データからデータサイズを読み出して、予測時間の算出に利用してもよい。
本発明は、データを収集し、当該データに所定のデータ処理を施して利用する利用者に対して情報を提供する情報提供システムに適用可能である。
本発明に関連する情報提供システムの構成を示すブロック図である。 本発明における情報提供システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明における情報提供システムの構成を示すブロック図である。 本発明における利用者端末の構成を示す機能ブロック図である。 本発明における情報提供システムの動作を示すフローチャートである。 本発明における情報提供システムの動作を示すフローチャートである。 本発明における情報提供システムの動作を示すフローチャートである。 本発明における情報提供システムの動作を示すフローチャートである。 本発明における情報提供システムの動作を示す説明図である。 本発明における情報提供システムの動作を示す説明図である。
符号の説明
11,12,13 収集サーバ
15 ジョブ管理部
20 集計元データ保存DB
21,22 ウェブサーバ
31,32 利用者端末
11a 収集ジョブ
31a 集計ジョブ
31b 集計起動部
31c 集計結果データ記憶部
31d 起動時刻記憶部

Claims (11)

  1. 所定のデータを収集して記憶するデータ収集システムと、当該データ収集システムにて収集された収集データの提供を受ける利用者端末と、を備えた情報提供システムであって、
    前記利用者端末が、
    前記データ収集システムから前記収集データを取得して当該収集データに対して所定の処理を行うデータ処理手段と、
    前記データ処理手段によって実行された過去のデータ処理の状況を表すデータ処理状況データに基づいてデータ処理性能を算出すると共に、この算出したデータ処理性能に基づいて後のデータ処理の予測時間を算出し、この予測時間に基づいて前記データ処理手段を起動するデータ処理起動手段と、を備えた、
    ことを特徴とする情報提供システム。
  2. 前記データ処理起動手段は、後にデータ処理される前記収集データと前記データ処理性能とに基づいて前記予測時間を算出する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  3. 前記データ処理起動手段は、後にデータ処理される前記収集データのデータサイズを前記データ収集システムから取得して、当該取得したデータサイズと前記データ処理性能とに基づいて前記予測時間を算出する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報提供システム。
  4. 前記データ処理起動手段は、指定されたデータ処理結果出力時刻から前記予測時間を差し引いてデータ処理起動時刻を算出し、このデータ処理起動時刻に前記データ処理手段を起動する、
    ことを特徴とする請求項1,2又は3記載の情報提供システム。
  5. 前記データ処理起動手段は、前記データ処理手段による過去にデータ処理した前記収集データのデータサイズとデータ処理にかかった時間であるデータ処理時間とに基づいて前記データ処理性能を算出する、
    ことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の情報提供システム。
  6. 所定のデータを収集して記憶するデータ収集システムにて収集された収集データの提供を受ける利用者端末であって、
    前記データ収集システムから前記収集データを取得して当該収集データに対して所定のデータ処理を行うデータ処理手段と、
    前記データ処理手段によって実行された過去のデータ処理の状況を表すデータ処理状況データに基づいてデータ処理性能を算出すると共に、この算出したデータ処理性能に基づいて後のデータ処理の予測時間を算出し、この予測時間に基づいて前記データ処理手段を起動するデータ処理起動手段と、
    を備えたことを特徴とする利用者端末。
  7. 前記データ処理起動手段は、後にデータ処理される前記収集データと前記データ処理性能とに基づいて前記予測時間を算出する、
    ことを特徴とする請求項6記載の利用者端末。
  8. 所定のデータを収集して記憶するデータ収集システムにて収集された収集データの提供を受ける利用者端末に、
    前記データ収集システムから前記収集データを取得して当該収集データに対して所定のデータ処理を行うデータ処理手段と、
    前記データ処理手段によって実行された過去のデータ処理の状況を表すデータ処理状況データに基づいてデータ処理性能を算出すると共に、この算出したデータ処理性能に基づいて後のデータ処理の予測時間を算出し、この予測時間に基づいて前記データ処理手段を起動するデータ処理起動手段と、
    を実現させるためのプログラム。
  9. 前記データ処理起動手段は、後にデータ処理される前記収集データと前記データ処理性能とに基づいて前記予測時間を算出する、
    ことを特徴とする請求項8記載のプログラム。
  10. 所定のデータを収集して記憶するデータ収集システムにて収集された収集データの提供を受ける情報提供方法であって、
    前記データ収集システムから前記収集データを取得して当該収集データに対して所定のデータ処理を行うデータ処理工程を有すると共に、
    前記データ処理工程にて過去に実行されたデータ処理の状況を表すデータ処理状況データに基づいてデータ処理性能を算出すると共に、この算出したデータ処理性能に基づいて後のデータ処理の予測時間を算出し、この予測時間に基づいて前記データ処理工程を開始するデータ処理起動工程を有する、
    ことを特徴とする情報提供方法。
  11. 前記データ処理起動工程は、後にデータ処理される前記収集データと前記データ処理性能とに基づいて前記予測時間を算出する、
    ことを特徴とする請求項10記載の情報提供方法。
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