JP2009254146A - 遠隔電源管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタル家電化に対応できる遠隔電源管理装置を提供する。
【解決手段】配電盤5、電力用コンセント8、電子スイッチ22、通信ケーブルコネクタ10、各電力用コンセントに接続されているデジタル家電機器を記憶する接続機器記憶部33、所望のデジタル家電機器が接続されている電力用コンセント8について電子スイッチ22のON/OFFを切り替える切り替え制御部34、初期設定手順記憶部35、当該デジタル家電機器用の初期設定手順の通信を行う屋内送受信部36、屋内通信配線11を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル家電化に対応できる遠隔電源管理装置に関する。
家内にある家電機器の電力ON/OFFあるいは動作の開始/停止・予約などの操作を家の外から遠隔操作で行うための装置が提案されている。
例えば、特許文献1の遠隔電源管理装置は、電話回線に接続された通信制御部と、商用電力線に接続されると共に複数の家電機器を接続した電源端子部と、通信内容に基づいて電源端子部を制御する制御演算部を備える。この遠隔電源管理装置に、電話回線経由で指令を与え、家電機器の電力を個別にON/OFFする。
また、特許文献2の遠隔電源管理装置は、商用電力線と電話回線に接続された宅内制御器と、宅内制御器に接続されると共に複数の家電機器を個別の接点を介して接続した電源タップとを備える。携帯端末から宅内制御器に指令を与え、宅内制御器が接点を開閉することで家電機器の電力を個別にON/OFFする。
なお、電話回線を介して遠隔電源管理装置に送り込まれる指令情報は、キャリア信号が直接的に変調されたものでもよいが、インターネットを介するものでもよい。インターネットを介する場合、通信制御部は、インターネットの通信プロトコルに従って通信パケットを送受信すると共に通信パケット内の符号化された指令情報を解釈するコンピュータで構成される。
家電機器を遠隔操作することにより、留守宅の様子をビデオカメラに収めたり、照明を適宜に点灯消灯させるなどして家庭のセキュリティを高めることができる。
特開2004−289915号公報 特開2002−305845号公報
家電機器には、その機器内部にコンピュータを備え、他の機器とデジタル通信により情報を交換する機能を備えるものがある。これをデジタル家電機器と呼び、デジタルムービーカメラ、地上デジタル波テレビ、HDD/DVD装置、デジタルビデオ/オーディオ装置、カラープリンタなどが含まれる。また、パソコン、IP電話などの情報機器も一種のデジタル家電機器と言える。さらに、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、照明器具などの家電機器も内部ではマイコン制御が行われていることから、他の機器とデジタル通信可能に構成すればデジタル家電機器となる。風呂沸かし器、カーテン開閉器、床暖房器なども同様にデジタル家電機器となる。近年は、多くの家電機器がデジタル家電化されるようになった。
しかし、デジタル家電機器は、ユーザが主電源の電力をONさせて使用しているとき以外にも内部コンピュータが動作している。これは、現在時刻を認識する時計機能、所定の予約時刻に動作を開始/停止するタイマ機能、諸設定値を記憶保持する記憶機能、リモコンによる電力ONを待ち受ける機能などのためである。デジタル家電機器は、内部コンピュータが動作するために電力を消費している。このようにユーザがデジタル家電機器を使用していないとき(主電源の電力はOFFさせているとき)に消費される電力を待機電力と言う。なお、待機電力は、内部コンピュータの動作に限らず、表示装置を急速に立ち上げるために予熱する場合などにも消費される。
このような待機電力の消費は、電気料金節約の観点からすると無駄であり、二酸化炭素排出を減らして地球環境を保全しようとする社会的な要請にも反する。
従来の遠隔電源管理装置の電源端子部又は電源タップにデジタル家電機器の電力コードを接続し、内部コンピュータも含めて電力がOFFされるようにすれば、遠隔操作でもって待機電力の消費を削減することが期待できる。
ところが、デジタル家電機器では、内部コンピュータも含めて電力がOFFされると、時計機能で管理している時刻がリセットされるなどの不都合が起きる。例えば、商用電力の波数を計数して時間を計る時計機能を用いている場合、待機電力を切ってしまうと、時間を計ることができず、時刻がリセットされる。仮に、予約内容が不揮発メモリに保持されていても、時刻がリセットされたのでは、予約動作を実行することができない。
このように従来の遠隔電源管理装置では、デジタル家電機器に対しては電力ON/OFFの制御ができない。
また、従来の遠隔電源管理装置は、対象となる家電機器の電力コードを電源端子部又は電源タップに接続しなければならない。しかし、家内には家電機器が多数ある。全ての家電機器の電力コードを電源端子部や電源タップに接続すると、電力コードが占めるスペースが大きくなると共に美観が悪くなり、さらに、接続される家電機器の消費電力の総和が電源タップに許容される電力容量を超えてしまう。従って、従来の遠隔電源管理装置は、制御対象となる家電機器の台数に制限がある。
また、特許文献2の遠隔電源管理装置は、電力ケーブルに操作信号を重畳して対象の家電機器に伝送しているが、その操作信号が他の家電機器にはノイズとなる。また、操作内容を多様化したり、複数の家電機器をアドレシングしたりするには、伝送する情報量を増さなければならないが、そうすると操作信号の周波数が高くなり、いっそうノイズが深刻になる。従って、特許文献2の遠隔電源管理装置は、複数の家電機器を制御対象とするのが困難である。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、デジタル家電化に対応できる遠隔電源管理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、屋外の商用電力線からの電力を屋内電力配線に分配する配電盤と、屋内の1以上の箇所に設置されたコンセントパネルと、各コンセントパネルに1つ以上ずつ設けられた電力用コンセントと、各電力用コンセントへの電力供給を個別にON/OFFする1つ以上の電子スイッチと、上記コンセントパネルに上記電力用コンセントごとに併設された対デジタル家電機器用の通信ケーブルコネクタと、電話回線を介して外部と電文を送受信する回線送受信部と、受信した電文に含まれている所望のデジタル家電機器に対する電力ON/OFF指令を認識する指令認識部と、各電力用コンセントに接続されているデジタル家電機器を記憶する接続機器記憶部と、所望のデジタル家電機器が接続されている電力用コンセントについて上記電子スイッチのON/OFFを切り替える切り替え制御部と、デジタル家電機器の通信による初期設定手順を機種ごとに記憶する初期設定手順記憶部と、デジタル家電機器への電力供給がONになるよう上記電子スイッチを切り替えたときに当該デジタル家電機器用の初期設定手順の通信を行う屋内送受信部と、該屋内送受信部から各通信ケーブルコネクタまで屋内配線された屋内通信配線とを備えたものである。
各電力用コンセントに接続されているデジタル家電機器について、月間の消費電力を積算し毎月の消費電力を統計する電力統計部、月間の目標となる消費電力を設定し記憶する目標消費電力設定部、月間消費電力が目標消費電力を超過したときにアラームを発生させるアラーム発生部、当日までの月間消費電力が目標消費電力を超過したときにあらかじめ設定してあるデジタル家電機器に対する電力供給を減少させるか停止する電力超過制限部、毎月の消費電力や目標消費電力を数値、グラフなどで表示する表示部を備えてもよい。
電話回線を介して外部と電文を送受信する回線送受信部と、受信した電文に含まれている所望のデジタル家電機器に対する電力ON/OFF指令を認識する指令認識部とを備え、上記切り替え制御部は、上記電力ON/OFF指令を受けたデジタル家電機器が接続されている電力用コンセントについて上記電子スイッチのON/OFFを切り替えてもよい。
上記コンセントパネルに、上記電力用コンセントごとに併設されて上記電子スイッチと直列接続され、上記電子スイッチによる電力ON/OFFを反転させる手動電力ON/OFFスイッチを備えてもよい。
上記電力用コンセントごとに設けられた電流センサと、各電流センサが測定した電流を電力値に換算する電力測定部と、該電力値を上記電力用コンセント別に表示する表示部とを備えてもよい。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)複数のデジタル家電機器を制御できるので、デジタル家電化に対応できる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1に示されるように、本発明に係る遠隔電源管理装置1は、電力会社2が提供する屋外の商用電力線3からの電力を屋内電力配線4に分配する配電盤5と、屋内の1以上の箇所に設置されたコンセントパネル6と、ルータ7とを備える。
配電盤5は、従来からあるものと同様に、屋外の電力量計(図示せず)を経て引き込み口(図示せず)から屋内に導入された商用電力線3に、電流ブレーカ、漏電ブレーカ等の安全器具(図示せず)が直列接続され、必要に応じ、その後段に複数の系統別ブレーカ(図示せず)が並列に設けられる。図1では、配電盤5から1つの部屋に対して1本の屋内電力配線4を布設してあるが、リビング、キッチン、寝室、脱衣室、階段等の複数の場所に対し複数本に分かれた屋内電力配線4を布設し、各屋内電力配線4を系統別ブレーカに接続するとよい。図1では、1本の屋内電力配線4に3つのコンセントパネル6が並列に設けられている。コンセントパネル6は、壁などに設置される。なお、3つのコンセントパネル6は全て同様か類似の構造であるが、1つのコンセントパネル6のみ正面外観を詳細に示してある。
1つのコンセントパネル6には、1つ以上の電力用コンセント8が設けられる。電力用コンセント8は、デジタル家電機器の電力ケーブルのプラグを挿入するものである。図中右端に大きく示したコンセントパネル6には1つしか電力用コンセント8が設けられていないが、2つ以上のデジタル家電機器が接続されているコンセントパネル6には2つ以上の電力用コンセント8が設けられる。
デジタル家電機器として、図1には、宅内セキュリティーカメラ、照明器具、パソコン、固定電話機が示されている。
コンセントパネル6には、電力用コンセント8への電力供給をON/OFFする電子スイッチ22(図2参照)と、その電子スイッチと直列接続され、電子スイッチによる電力ON/OFFを反転させる手動電力ON/OFFスイッチ9と、対デジタル家電機器用の通信ケーブルコネクタ10とが設けられる。
通信ケーブルコネクタ10は、同軸ケーブルコネクタ、LANケーブルコネクタなどがよい。言うまでもないが、通信ケーブルコネクタ10は、デジタル家電機器が備えている通信ポートと互換性を有する。
図2に示されるように、電力用コンセント8の電力回路21は、屋内電力配線4から電力用コンセント8に至る途中に、電子スイッチ22と手動電力ON/OFFスイッチ9とを直列に設けたものである。電子スイッチ22は、対応する電力用コンセント8への電力をON/OFFするもので、具体的には、半導体リレー、電磁リレーなどである。電子スイッチ22は、電力用コンセント8に繋がる配線の単極(課電側)に接点(半導体リレーの場合は仮想的な接点)が挿入される。接点は、配線の両極に挿入していわゆる両切りの回路を構成してもよい。手動電力ON/OFFスイッチ9も、同様に、配線の単極に接点が挿入される。
電子スイッチ22は、常に屋内電力配線4に導通している1つのコモン入力22cを接点の開閉により2つの出力22a,22bの一方に選択的に導通させるようになっている。電子スイッチ22は配電盤5内に設け、各電子スイッチ22から各電力用コンセント8まで個別に屋内電力配線4を布設してもよいが、ここではコンセントパネル6内に電子スイッチ22を設け、ルータ7から各電子スイッチ22まで接点駆動信号用の信号線(図示せず)を布設するものとする。
手動電力ON/OFFスイッチ9は、常に電力用コンセント8に導通している1つのコモン出力9cを接点の開閉により2つの入力9a,9bの一方に選択的に導通させるようになっている。
電子スイッチ22の出力22aと手動電力ON/OFFスイッチ9の入力9aとが接続されており、電子スイッチ22の出力22bと手動電力ON/OFFスイッチ9の入力9bとが接続されている。
手動電力ON/OFFスイッチ9は、コモン出力9cが2つの入力9a,9bのいずれかに導通する2つの状態のいずれかを機械的に保持するシーソースイッチ(オルタネーティブスイッチ)である。
図2の電力回路21は、電子スイッチ22の接点と手動電力ON/OFFスイッチ9の接点が図示の上側又は下側の同じ側に導通しているとき電力用コンセント8への電力供給がONされ、そうでないとき電力用コンセント8への電力供給がOFFされる回路である。手動電力ON/OFFスイッチ9には、電力用コンセント8への電力供給がONのとき点灯されるLED表示灯を設けてもよい。また、手動電力ON/OFFスイッチ9における接点が、コモン出力9cと入力9aが導通する状態か、コモン出力9cと入力9bが導通する状態かを検出するセンサを設け、そのセンサの出力をルータ7に接続してもよい。コモン出力9cと入力9aが導通する状態か、コモン出力9cと入力9bが導通する状態かを把握することで、外部からの切り替えが正確に、速く行うことができる。
この電力回路21には、屋内電力配線4から電力用コンセント8に流れる電流を測定する電流センサ23が設けられる。
図1、図3に示されるように、ルータ7は、モジュラーケーブル、LANケーブル、光ケーブルなどで電話回線に接続可能、かつ、電話回線を介してインターネットに接続可能な通信中継機器である。また、ルータ7は、CPU、メモリ、キーボード、表示器などを備えたコンピュータ装置であり、適宜なソフトウェアを搭載したり、適宜なI/Oを接続することで所望する機能が実現できる。
本発明では、ルータ7内のI/Oポート(図示せず)に、各電子スイッチ22への接点駆動信号用の信号線(図示せず)が接続され、ルータ7内の通信ポート(図示せず)に、各電力用コンセント8に付随する通信ケーブルコネクタ10からの屋内通信線11が接続される。これらの信号線や屋内通信線11は、ルータ7から各電力用コンセント8まで屋内電力配線4と同様に壁内に埋設配線される。屋内通信線11は、同軸ケーブル、LANケーブルなどを用いる。
本発明では、ルータ7は、電話回線を介して外部と電文を送受信する回線送受信部31と、受信した電文に含まれている所望のデジタル家電機器に対する電力ON/OFF指令を認識する指令認識部32と、各電力用コンセント8に接続されているデジタル家電機器の種類などを記憶する接続機器記憶部33と、上記電力ON/OFF指令を受けたデジタル家電機器が接続されている電力用コンセント8について上記電子スイッチ22のON/OFFを切り替える切り替え制御部34と、デジタル家電機器の通信による初期設定手順を機種ごとに記憶する初期設定手順記憶部35と、デジタル家電機器への電力供給がONになるよう上記電子スイッチ22を切り替えたときに当該デジタル家電機器用の初期設定手順の通信を行う屋内送受信部36とから構成され、主としてソフトウェアにより動作制御を行う。
さらに、ルータ7は、各電流センサ23が測定した電流を電力値に換算する電力測定部37と、該電力値を上記電力用コンセント8別に表示する表示部38とを主としてソフトウェアにより実現する。
また、ルータ7は、現在電力用コンセント8で消費されている電力が待機電力かどうかを検出する待機電力検出部(図示せず)と、その待機電力が不要な待機電力かどうかを判定して待機電力の消費を制限する待機電力制限部(図示せず)とを主としてソフトウェアにより実現する。
また、ルータ7は、所望のデジタル家電機器について電力をON/OFFする時刻を設定して記憶し、当該時刻になると当該デジタル家電機器が接続されている電力用コンセント8に対する電力ON/OFF指令を生成する電源タイマ部、所望のデジタル家電機器について動作を開始/停止する時刻を設定して記憶し、当該時刻になると当該デジタル家電機器に対して当該動作の開始/停止を指令するか又は、当該時刻になる前に当該デジタル家電機器に対して当該時刻における当該動作の開始/停止を予約する動作タイマ部を主としてソフトウェアにより実現する。
回線送受信部31は、物理的には電話回線に接続されており、ダイヤルアップにより適宜なノードまで回線接続されると共に、論理的には上記ノードを介しインターネット上のプロバイダ(サーバ)に接続されるようになっている。
一方、遠隔電源管理装置1のユーザは、携帯電話、ノートパソコン、デスクトップパソコンなどのモバイル機器から上記サーバを経由してルータ7にアクセス可能である。なお、アクセスに関して、ユーザが遠隔電源管理装置1の正当な管理者であることを認証するためにインターネットのアドレス、ユーザID、パスワード等を用いること、さらに、ユーザがデジタル家電機器の正当な管理者であることを認証するために機器ID、ユーザID、パスワード等を用いても良い。
また、携帯電話からは、遠隔電源管理装置1に電話でアクセスすることもできる。この場合、電話会社が提供する番号通知機能を利用し、電話を掛けてきた相手の電話番号がユーザの携帯電話の電話番号かどうかをルータ7で判定して認証を行うとよい。
回線送受信部31とモバイル機器との間で送受信される電文は、公知のインターネットのプロトコルに従って定型化される。本発明における電文は、こうした定型化された電文のユーザ欄に格納される。本発明における電文は、デジタル家電機器に対する種々の指令を含む。電力ON/OFF指令は、その一つである。電文は、カメラの視角を変更する指令、エアコンの設定温度を変更する指令、テレビ録画装置の予約をする指令なども含む。
指令認識部32は、種々のデジタル家電機器に対する種々の指令を電文中から抽出し、指令内容を解釈するようになっている。指令には、デジタル家電機器の種類、機器ID、指令コードなどが含まれる。指令コードは、デジタル家電機器が本来から使用しているコードでもよいし、外部からの通信には本発明の遠隔電源管理装置1に特有のコードを使用し、デジタル家電機器が本来から使用しているコードとの変換手段を指令認識部32に設けておいて、指令認識部32で変換するようにしてもよい。
接続機器記憶部33は、電力用コンセント8のID番号とデジタル家電機器のID番号とを対応付けて記憶することにより、各電力用コンセント8に接続されているデジタル家電機器を記憶するようになっている。対応付けは、ユーザがデジタル家電機器を部屋に設置するときに、遠隔電源管理装置1を操作して行う。
切り替え制御部34は、電力ON/OFF指令を受けたデジタル家電機器が接続されている電力用コンセント8について電子スイッチ22のON/OFFを切り替えるものである。
電力ON/OFF指令が単なるトグル(現状を反転させる)を目的とする指令である場合、切り替え制御部34は電子スイッチ22を単にトグル動作させればよい。つまり、図2の回路において、電子スイッチ22の接点が上側にあって、かつ、手動電力ON/OFFスイッチ9の接点が上側にあるとき、電力はONである。電子スイッチ22を一度トグル動作させると接点が下側に切り替わって電力はOFFとなる。電子スイッチ22をもう一度トグル動作させると接点が上側に切り替わって電力はONとなる。しかし、手動電力ON/OFFスイッチ9が下側に切り替えられると、電子スイッチ22の接点の上下と電力ON/OFFの関係は逆転する。
電力ON/OFF指令がデジタル家電機器に与える電力を明確にONにするための指令(又はOFFにするための指令)である場合、切り替え制御部34は手動電力ON/OFFスイッチ9と電子スイッチ22との接続状態を、内蔵するセンサを用いて検出した上で、電子スイッチ22を切り替えることになる。
初期設定手順記憶部35は、デジタル家電機器の通信による初期設定手順を機種ごとに記憶するものである。初期設定の例として、時計(カレンダ機能)の初期設定がある。時計の初期設定項目としては、年、月、日、持、分、秒などがある。初期設定手順記憶部35は、これらの項目を設定する順序、デジタル家電機器における初期のデフォルト値などを記憶する。記憶は、ユーザがデジタル家電機器を部屋に設置するときに、遠隔電源管理装置1を操作して行う。
屋内送受信部36は、デジタル家電機器への電力供給がONになるよう電子スイッチ22を切り替えたときに当該デジタル家電機器用の初期設定手順の通信を行うものである。電子スイッチ22を切り替えたときに、電力供給がONになったかOFFになったかの判定論理は、上記切り替え制御部34の説明に準じる。
電力測定部37は、各電力用コンセント8の電流センサ23が測定した電流をデジタル値に変換し、この電流値に商用電力の電圧値を掛けて電力値を求めるものである。
表示部38は、後述する表示器42に電力用コンセント8ごとの電力値を表示させるものである。
ルータ7は、配電盤5に内蔵されてもよいし、配電盤5とは別筐体に形成し、配電盤5の近傍に取り付けてもよい。また、ルータ7は、屋内の任意の場所に設置されてもよい。
図4に示した配電盤5は、ルータ7(図4には図示せず)を内蔵したものである。配電盤5の筐体の正面には、メインブレーカ41とルータ7の表示器42が配置される。さらに、この筐体の正面には、電力用コンセント8の手動電力ON/OFFスイッチ9と直列接続される配電盤側手動電力ON/OFFスイッチ43が設けられる。さらに、配電盤5の筐体の内部には、電子スイッチ22が設けられてもよい。表示器42は、液晶パネルで構成してもよい。また、表示器42は、ルータ7のキーボードを兼ねたタッチパネルで構成してもよい。
図5は、遠隔電源管理装置1において各種設定を行うときの表示器42の表示内容を示す図である。
図示のように、表示器42には、デジタル家電機器の名称表示枠51が表示され、名称表示枠51内に電力用コンセント8の番号「1」、「2」、「3」とその電力用コンセント8に接続されているデジタル家電機器の名称とが表示される。ここでは、単に「冷蔵庫」、「テレビ」と表示しているが、同種のデジタル家電機器が複数存在する場合には、個体が識別できる名称をユーザが任意に与えるものとする。
ユーザは、表示器42上の適宜な名称表示枠を選択した後、ルータ7の図示しないキーボード(又はタッチパネル)からデジタル家電機器の名称を入力する。その内容が接続機器記憶部33に設定される。このように、電力用コンセント8とデジタル家電機器の対応付けは簡単に入力操作でき、変更も簡単である。
ユーザは、表示器42に表示させた電力用コンセント8について、月間消費電力(又は毎日の消費電力)の管理や目標消費電力の設定を行うことができる。このために、ルータ7は、月間の消費電力を積算し毎月の消費電力を統計する電力統計部、月間の目標となる消費電力を設定し記憶する目標消費電力設定部、月間消費電力が目標消費電力を超過したときにアラームを発生させるアラーム発生部、当日までの月間消費電力が目標消費電力を超過したときにあらかじめ設定してあるデジタル家電機器に対する電力供給を減少させるか停止する電力超過制限部、毎月の消費電力や目標消費電力を数値、グラフなどで表示する表示部などを備える。さらに、ルータ7は、当月の途中において当月の初日から当日までの統計結果に基づいて当月の末日までの消費電力を予想する消費電力予想部、統計した消費電力や消費電力の予想に基づいて電力料金や予想電力料金を算出する電力料金算出部などを備える。
電力超過制限部において、当日までの月間消費電力が目標消費電力を超過したときにあらかじめ設定してあるデジタル家電機器に対する電力供給を減少させる方法として、例えば、夏期におけるエアコンの室内温度設定が18℃であるときに、当日までの月間消費電力が目標消費電力を超過すると、室内温度設定をそれ以前より高い温度、例えば、20℃に変更するという方法がある。
ユーザは、ルータ7内のタイマ(電源タイマ部、動作タイマ部)を設定することができる。タイマは、デジタル家電機器の電力ON/OFFの時刻(電力用コンセント8における電力ON/OFFの時刻)、デジタル家電機器の各種動作の開始/停止時刻などをメモリに記憶し、これらの設定時刻を内蔵時計が示す現在時刻と照合することによりデジタル家電機器の電力ON/OFFと動作を管理する。
ユーザは、モバイル機器からルータ7に指令を与えることができる項目をあらかじめ設定することができる。これにより、所望のデジタル家電機器あるいはルータ7自身に対してモバイル機器から指令を出そうとしたとき、その指令の項目があらかじめ設定されたものでなければ、指令を受け付けないようにできる。
以下、遠隔電源管理装置1の動作を説明する。
図6に示されるように、コンセントパネル6の電力用コンセント8にDVDレコーダ61の電力ケーブル62が接続されている。コンセントパネル6の通信ケーブルコネクタ10にDVDレコーダ61の通信ケーブル63が接続されている。手動電力ON/OFFスイッチ9は図示省略している。
今、図2に示した電力用コンセント8内の電力回路21において、電子スイッチ22と手動電力ON/OFFスイッチ9の接点の組み合わせにより、電力用コンセント8への電力供給がOFFされているものとする。このとき、図6のDVDレコーダ61は全く電力の供給を受けていないので、主電源の電力がOFFであることはもちろん、待機電力も停止されている。DVDレコーダ61の時計機能は、時刻がリセットされている。
一方、遠隔電源管理装置1には、電源タイマ部にDVDレコーダ61が接続されている電力用コンセント8への電力供給をONする時刻が記憶されていると共に、初期設定手順記憶部35にDVDレコーダ61の通信による初期設定手順が記憶されているものとする。
所定の時刻になると、遠隔電源管理装置1の電源タイマ部は、DVDレコーダ61が接続されている電力用コンセント8に対する電力ON/OFF指令を生成する。切り替え制御部34は、上記電力ON/OFF指令を受けたデジタル家電機器が接続されている電力用コンセント8について電子スイッチ22のON/OFFを切り替える。これにより、電力用コンセント8への電力供給がONになる。
このようにして、ルータ7が出した指令によってDVDレコーダ61の電力がONになる。続いて、ルータ7は、DVDレコーダ61の時刻を設定する。すなわち、初期設定手順記憶部35にDVDレコーダ61の初期設定手順が記憶されている。屋内送受信部36は、屋内通信線11、通信ケーブルコネクタ10、通信ケーブル63を介してDVDレコーダ61と通信を行い、年、月、日、持、分、秒などの設定の初期設定手順を実行する。
DVDレコーダ61は、通信によって初期設定が行われ、時刻が設定されるので、時計機能が動作を開始する。ここで、DVDレコーダ61が不揮発メモリに予約内容を保持している場合、その予約の実行が可能となる。
DVDレコーダ61が予約内容を保持していない場合(ユーザがDVDレコーダ61に予約をしていない場合も含む)であっても、ルータ7に設けられている接続機器記憶部33などDVDレコーダ61の予約が設定してあれば、その予約の実行が可能となる。すなわち、遠隔電源管理装置1の動作タイマ部は、DVDレコーダ61について録画などの動作を開始/停止する時刻を設定して記憶しており、当該時刻になるとDVDレコーダ61に対して当該動作の開始/停止を指令するか又は、当該時刻になる前(DVDレコーダ61の予約締め切り時刻前)にDVDレコーダ61に対して当該時刻での当該動作の開始/停止を予約する。
以上説明したように、本発明によれば、遠隔電源管理装置1が電源タイマ部に設定されている時刻に、所望のデジタル家電機器が接続されている電力用コンセント8に電力を供給すると共に、宅内での通信によりデジタル家電機器の初期設定を行うので、デジタル家電機器の待機電力が停止したとき、デジタル家電機器の時刻がリセットされても支障がない。
図6では、予約による電力ONの動作を説明したが、予約による電力OFFの動作については自明であるから、説明は省く。また、図6では、遠隔電源管理装置1が予約に基づいて電力ONの指令を生成したが、モバイル機器からの指令によって電力ONを行うことができる。
モバイル機器が電文に所望のデジタル家電機器に対する電力ONの指令を格納し、その電文を遠隔電源管理装置1宛てに送信すると、回線送受信部31はこの電文を受信し、指令認識部32は指令を電文中から抽出し、指令内容を解釈する。接続機器記憶部33により、当該デジタル家電機器が接続されている電力用コンセント8が判明し、切り替え制御部34がその電力用コンセント8の電子スイッチ22のON/OFFを切り替える。続いて、初期設定手順記憶部35と屋内送受信部36により、当該デジタル家電機器の初期設定が実行される。
その後、モバイル機器において当該デジタル家電機器の動作指令を電文で送信することにより、当該デジタル家電機器を遠隔操作することもできる。例えば、宅内セキュリティーカメラの視角を変更したりすることがこれまで説明した装置構成により実現可能となる。
次に、ユーザが手動電力ON/OFFスイッチ9を操作して電力用コンセント8への電力供給をONする態様を説明する。
今、図2に示した電力用コンセント8の電力回路21において、電子スイッチ22と手動電力ON/OFFスイッチ9の接点の組み合わせにより、電力用コンセント8への電力供給がOFFされているものとする。このとき、図6のDVDレコーダ61は全く電力の供給を受けていないので、主電源の電力がOFFであることはもちろん、待機電力も停止されている。DVDレコーダ61の時計機能は、時刻がリセットされている。
続いて、手動電力ON/OFFスイッチ9の接点が反対側に切り替わると、電力用コンセント8への電力供給がONされる。よって、DVDレコーダ61の電力がONになる。DVDレコーダ61の初期設定はユーザが手動で行うことができる。
ユーザは、DVDレコーダ61等のデジタル家電機器の電力を手動電力ON/OFFスイッチ9の操作でONした後に手動でOFFするとき、手動電力ON/OFFスイッチ9を操作するのが好ましい。デジタル家電機器の電源スイッチをOFFしたのでは待機電力は停止できないが、手動電力ON/OFFスイッチ9を切り替えれば電力用コンセント8への電力供給がOFFされるからである。
ユーザは、デジタル家電機器の電力を手動電力ON/OFFスイッチ9の操作でONした後には、手動電力ON/OFFスイッチ9の操作でOFFしておくのが好ましい。電力用コンセント8への電力供給がONの状態のまま放置しておくと、電力が消費されるのはもちろんのこと、その後、モバイル機器からの遠隔操作又は電源タイマ部によって電子スイッチ22が切り替えられたとき、電力用コンセント8への電力供給がOFFになるからである。ただし、サーバ7が手動電力ON/OFFスイッチ9の接点の状態を検出してから電子スイッチ22を切り替えるようにすれば、電力用コンセント8への電力供給を間違いなくON又はOFFさせることができる。
本発明の一実施形態を示す遠隔電源管理装置の構成図である。 図1の遠隔電源管理装置に用いられる電力用コンセントの電力回路の回路図である。 図1の遠隔電源管理装置に用いられるルータの構成図である。 図1の遠隔電源管理装置に用いられる配電盤の正面図である。 図1の遠隔電源管理装置に用いられる表示器の表示画像の図である。 図1の遠隔電源管理装置におけるDVDレコーダの予約による電力ONの動作を説明する図である。
符号の説明
1 遠隔電源管理装置
4 屋内電力配線
5 配電盤
6 コンセントパネル
7 ルータ
8 電力用コンセント
9 手動電力ON/OFFスイッチ
10 通信ケーブルコネクタ
11 屋内通信線
22 電子スイッチ
23 電流センサ
31 回線送受信部
32 指令認識部
33 接続機器記憶部
34 切り替え制御部
35 初期設定手順記憶部
36 屋内送受信部
37 電力測定部
38 表示部

Claims (5)

  1. 屋外の商用電力線からの電力を屋内電力配線に分配する配電盤と、屋内の1以上の箇所に設置されたコンセントパネルと、各コンセントパネルに1つ以上ずつ設けられた電力用コンセントと、各電力用コンセントへの電力供給を個別にON/OFFする1つ以上の電子スイッチと、上記コンセントパネルに上記電力用コンセントごとに併設された対デジタル家電機器用の通信ケーブルコネクタと、
    各電力用コンセントに接続されているデジタル家電機器を記憶する接続機器記憶部と、所望のデジタル家電機器が接続されている電力用コンセントについて上記電子スイッチのON/OFFを切り替える切り替え制御部と、
    デジタル家電機器の通信による初期設定手順を機種ごとに記憶する初期設定手順記憶部と、デジタル家電機器への電力供給がONになるよう上記電子スイッチを切り替えたときに当該デジタル家電機器用の初期設定手順の通信を行う屋内送受信部と、
    該屋内送受信部から各通信ケーブルコネクタまで屋内配線された屋内通信配線とを備えたことを特徴とする遠隔電源管理装置。
  2. 各電力用コンセントに接続されているデジタル家電機器について、月間の消費電力を積算し毎月の消費電力を統計する電力統計部、月間の目標となる消費電力を設定し記憶する目標消費電力設定部、月間消費電力が目標消費電力を超過したときにアラームを発生させるアラーム発生部、当日までの月間消費電力が目標消費電力を超過したときにあらかじめ設定してあるデジタル家電機器に対する電力供給を減少させるか停止する電力超過制限部、毎月の消費電力や目標消費電力を数値、グラフなどで表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項1記載の遠隔電源管理装置。
  3. 電話回線を介して外部と電文を送受信する回線送受信部と、受信した電文に含まれている所望のデジタル家電機器に対する電力ON/OFF指令を認識する指令認識部とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔電源管理装置。
  4. 上記コンセントパネルに、上記電力用コンセントごとに併設されて上記電子スイッチと直列接続され、上記電子スイッチによる電力ON/OFFを反転させる手動電力ON/OFFスイッチを備えたことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の遠隔電源管理装置。
  5. 上記電力用コンセントごとに設けられた電流センサと、各電流センサが測定した電流を電力値に換算する電力測定部と、該電力値を上記電力用コンセント別に表示する表示部とを備えたことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の遠隔電源管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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