JP2009253772A - 入力装置、入力方法、携帯端末装置の入力制御プログラム、及び携帯端末装置 - Google Patents

入力装置、入力方法、携帯端末装置の入力制御プログラム、及び携帯端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 専用の設置領域を必要とすることなく静電容量センサを設けることを可能とし、静電容量センサの設置領域のために携帯電話機の筐体が大型化する不都合を防止する。
【解決手段】 互いにスライド移動可能に接続された第1の筐体1及び第2の筐体2の接続面部である、第1の筐体1の背面部側(表示部3が設けられている面部に対して反対側となる面部)に静電容量センサ13を設ける。これにより、専用の設置領域を必要としないため、静電容量センサを設けることで携帯電話機の筐体が大型化する不都合を防止することができる。また、第2の筐体2に、常時、静電容量センサ13と接触する導電部材15を設ける。そして、静電容量センサ13に対する導電部材の接触位置に基づいて、各筐体1,2のスライド位置を検出し、この検出したスライド位置に対応するアプリケーションプログラムを自動的に起動制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、上筐体及び下筐体が相互にスライド移動可能とされた、例えば携帯電話機、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、携帯ゲーム機等の携帯端末機器に適用して好適な入力装置、入力方法、入力制御プログラム、及び携帯端末装置に関し、特に、静電容量センサを設けることで機器が大型化する不都合を防止すると共に、筐体やニューメリックキー等のデザインが制約される不都合を防止した入力装置、入力方法、携帯端末装置の入力制御プログラム、及び携帯端末装置に関する。
今日において、静電容量センサを用いた入力装置が知られている。例えば、特開2007−164470号の公開特許公報(特許文献1)に開示されている入力装置の場合、表示パネルが設けられた筐体に、それぞれ静電容量センサを設けた第1の操作領域及び第2の操作領域を設けている。このうち、第2の操作領域は、ニューメリックキー上に設けられており、絶対座標出力を得るための領域となっている。また、第1の操作領域は、表示パネルとニューメリックキーとの間の領域に設けられており、相対座標出力を得るための領域となっている。
ユーザは、第1の操作領域に指を触れてスライドさせることにより、メニュー選択操作等を行い、第2の操作領域に指を触れてスライドさせることにより、文字入力操作を行うようになっている。これにより、静電容量センサを用いて、相対座標による入力、及び絶対座標による入力の双方を可能としている。
特開2007−164470号公報(第4頁〜第5頁、図1)
ここで、特許文献1に開示されている入力装置の場合、ニューメリックキーの押圧操作と、静電容量センサの接触操作との両方の入力操作を用いるアプリケーションプログラムに対しては、ニューメリックキーで押圧操作を行い、上記表示パネルとニューメリックキーとの間に設けられた第1の操作領域の静電容量センサで接触操作を行うことで、該アプリケーションプログラムに対応することとなる。
しかし、表示パネルとニューメリックキーとの間に静電容量センサを設けると、この静電容量センサの分(=第1の操作領域の分)、この入力装置を設けた機器が大型化するうえ、機器のデザインも制約される問題を生ずる。
また、特許文献1に開示されている入力装置の場合、ニューメリックキー上に設けられた静電容量センサの操作性を確保するためには、ニューメリックキーを平坦なキーとする必要があり(=凹凸の無いニューメリックキーを設ける必要があり)、このようなキーデザイン上の制約も受ける問題がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、静電容量センサを設けることで機器が大型化する不都合を防止すると共に、筐体やニューメリックキー等のデザインが制約される不都合を防止した入力装置、入力方法、携帯端末装置の入力制御プログラム、及び携帯端末装置の提供を目的とする。
本発明に係る入力装置は、上述の課題を解決するために、
互いにスライド移動可能に接続された第1の筐体及び第2の筐体のうち、該第1の筐体の、上記各筐体の接続面部に設けられた静電容量センサと、
上記第1の筐体の接続面部に設けられた静電容量センサに対して接触するように、上記第2の筐体に固定して設けられた導電部材と、
複数のアプリケーションプログラムが記憶された記憶部と、
上記第1の筐体及び上記第2の筐体をスライド操作することで変化する、上記静電容量センサ上における上記導電部材の位置を検出する位置検出部と、
上記記憶部に記憶されている各アプリケーションプログラムのうち、上記位置検出部で検出された上記静電容量センサ上における上記導電部材の位置に対応するアプリケーションプログラムを起動制御する制御部と
を有する。
また、本発明に係る入力方法は、上述の課題を解決するために、
互いにスライド移動可能に接続された第1の筐体及び第2の筐体のうち、該第1の筐体の、上記各筐体の接続面部に静電容量センサを設け、
上記第1の筐体の接続面部に設けられた静電容量センサに対して接触するように、上記第2の筐体に固定して導電部材を設け、
位置検出部により、上記第1の筐体及び上記第2の筐体をスライド操作することで変化する、上記静電容量センサ上における上記導電部材の位置を検出し、
制御部が、記憶部に記憶されている各アプリケーションプログラムのうち、上記位置検出部で検出された上記静電容量センサ上における上記導電部材の位置に対応するアプリケーションプログラムを起動制御する。
また、本発明に係る携帯端末装置の入力制御プログラムは、互いにスライド移動可能に接続された第1の筐体及び第2の筐体のうち、該第1の筐体の、上記各筐体の接続面部に静電容量センサを設けると共に、上記第1の筐体の接続面部に設けられた静電容量センサに対して接触するように、上記第2の筐体に固定して導電部材が設けられた携帯端末装置の入力制御プログラムであって、上述の課題を解決するために、
上記第1の筐体及び上記第2の筐体をスライド操作することで変化する、上記静電容量センサ上における上記導電部材の位置を検出する位置検出部としてコンピュータを機能させ、
記憶部に記憶されている各アプリケーションプログラムのうち、コンピュータを上記位置検出部として機能させることで検出された上記静電容量センサ上における上記導電部材の位置に対応するアプリケーションプログラムを起動制御する制御部としてコンピュータを機能させる。
また、本発明に係る携帯端末装置は、上述の課題を解決するために、
互いにスライド移動可能に接続された第1の筐体及び第2の筐体のうち、該第1の筐体の、上記各筐体の接続面部に設けられた静電容量センサと、
上記第1の筐体の接続面部に設けられた静電容量センサに対して接触するように、上記第2の筐体に固定して設けられた導電部材と、
複数のアプリケーションプログラムが記憶された記憶部と、
上記第1の筐体及び上記第2の筐体をスライド操作することで変化する、上記静電容量センサ上における上記導電部材の位置を検出する位置検出部と、
上記記憶部に記憶されている各アプリケーションプログラムのうち、上記位置検出部で検出された上記静電容量センサ上における上記導電部材の位置に対応するアプリケーションプログラムを起動制御する制御部と
を有する。
このような本発明は、互いにスライド移動可能に接続された第1の筐体及び第2の筐体のうち、該第1の筐体の、上記各筐体の接続面部に静電容量センサを設けている。このため、静電容量センサを設置するための専用の設置領域を必要としないため、筐体を大型化することなく静電容量センサを設けることができる。
また、上記各筐体の接続面部に静電容量センサを設けているため、筐体や本発明が適用される機器のデザインを制約することを防止することができる。また、ニューメリックキー等のキー操作部が設けられる面部に対して反対側の面部となる、上記各筐体の接続面部に静電容量センサを設けているため、当該静電容量センサを設けることでキーデザインが制約される不都合も防止することができる。
さらに、第1の筐体及び第2の筐体をスライド操作することで変化する、静電容量センサ上における導電部材の位置を検出し、この導電部材の位置に対応するアプリケーションプログラムを起動するようになっているため、第1の筐体及び第2の筐体のスライド位置を調整するだけで、所望のアプリケーションプログラムを起動可能とすることができる。
本発明は、第1の筐体及び第2の筐体の接続面部に静電容量センサを設けているため、静電容量センサを設置するための専用の設置領域を必要とせず、当該静電容量センサを設けたことで機器が大型化する不都合を防止することができる。
また、第1の筐体及び第2の筐体の接続面部に静電容量センサを設けているため、この静電容量センサを設けたことで、本発明が適用される機器のデザインが制約される不都合を防止することができる。
また、第1の筐体及び第2の筐体の接続面部に静電容量センサを設けているため、上記接続面部に対して反対側となる面部に設けられるニューメリックキー等のキー操作部のデザインが制約される不都合を防止することができる。
本発明は、筐体のスライド開閉操作が可能な携帯電話機に適用することができる。
[携帯電話機の外観構成]
図1(a)に、当該実施の形態の携帯電話機の開状態時における正面図を、図1(b)に、当該実施の形態の携帯電話機の開状態時における背面図をそれぞれ示す。図1(a)及び図1(b)からわかるように、この実施の形態の携帯電話機は、略長方形状の第1の筐体1、及び同じく略長方形状の第2の筐体2を、該各筐体1,2の長手方向に沿ってスライド移動可能に接続することで形成されている。
第1の筐体1の正面部側には、液晶表示部や有機EL表示部(EL:Electro Luminescence)等の表示部3が設けられている。また、この第1の筐体1には、表示部3の下端部3aと当該第1の筐体1の下端部1aとの間に、第1の操作部4が設けられている。この第1の操作部4は、中心に設けられた決定キー5と、その周囲に設けられた十字キー6とを備えた複合キー7と、この複合キー7を挟んでそれぞれ設けられた複数のソフトキー8とを有している。
また、第1の筐体1の正面部側には、表示部3の上端部3bと当該第1の筐体1の上端部1bとの間に、受話音声等を出力するためのスピーカ部9と、例えばテレビ電話による通話時に当該携帯電話機のユーザを撮像する、いわゆる自分撮り用のカメラ部10とが設けられている。
第2の筐体2の正面部側には、1〜0の数字キー、♯キー、*キー、オンフックキー、オフフックキー等のニューメリックキーで形成された第2の操作部11が設けられている。また、この第2の筐体2の正面部側には、上記第2の操作部11と当該第2の筐体2の下端部2aとの間に、送話音声等を集音するためのマイクロホン部12が設けられている。
一方、図1(b)において、第1の筐体1の背面部側(=反表示部側=第2の筐体2との接続面側)には、略長方形のシート状の静電容量センサ13が設けられている。また、図1(b)において、第2の筐体2の背面部側には、所望の被写体を撮像するためのメインカメラ部14が設けられている。
また、この第2の筐体2の背面部側の上端部2b近傍には、当該第2の筐体2の短手方向に沿って固定された導電部材15が設けられている。この導電部材15は、当該第2の筐体2内に設けられた回路基板の接地ポイントに接続されている。また、この導電部材15は、上記第1の筐体1側に設けられた静電容量センサ13と常時、接触するように設けられている。従って、各筐体1,2をスライド操作すると、静電容量センサ13に対する導電部材15の接触位置が変化するようになっている。そして、静電容量センサ13は、この導電部材15の接触位置の変化を、当該静電容量センサ13上における静電容量の変化として検出するようになっている。
なお、この例では、第1の筐体1に静電容量センサ13を設け、第2の筐体2に導電部材15を設けることとしたが、これとは反対に、第2の筐体2に静電容量センサ13を設け、第1の筐体1に導電部材15を設けるようにしてもよい。
[携帯電話機の電気構成]
次に、図2に、この実施の形態の携帯電話機のブロック図を示す。この図2に示すように、この実施の形態の携帯電話機は、基地局との間で音声通話、テレビ電話通話、電子メール、Webデータ(Web:World Wide Web)等の無線通信を行うアンテナ21及び通信回路22と、受話音声等を出力するための上記スピーカ部9と、送話音声等を集音するための上記マイクロホン部12と、操作メニュー、電子メール、画像(静止画像及び動画像)等を表示するための上記表示部3と、上記第1及び上記第2の操作部4,11と、発着信等をユーザに光で通知するための発光部23(LED)とを有している。
また、この携帯電話機は、所望の被写体の静止画像或いは動画像を撮像するための上記カメラ部10,14と、当該携帯電話機の筐体を振動させて発着信等をユーザに通知するためのバイブレーションユニット24と、時刻をカウントするタイマ25と、第1の筐体1の上記接続面側に設けられた静電容量センサ13と、この静電容量センサ13に常時接触するように第2の筐体2に固定して設けられた導電部材15と、上記基地局を介した無線通信処理を行うためのコミュニケーションプログラムや各種アプリケーションプログラムの他、これら各アプリケーションプログラムで取り扱われる各種データ等が記憶されたメモリ26と、当該携帯電話機全体の動作を制御する制御部27とを有している。
メモリ26には、上記コミュニケーションプログラムの他、各筐体1,2のスライド位置に対応するアプリケーションプログラムを起動制御するためのアプリケーション制御プログラムと、カメラ部10,14の撮像制御を行うためのカメラ制御プログラムと、電子メールの作成や送受信を制御するための電子メール管理プログラムと、ユーザのスケジュールが登録されたスケジュール帳の管理を行うためのスケジュール帳管理プログラムと、コミュニケーションネットワークやインターネット等の所定のネットワーク上に設けられたサーバ装置上で公開されているWebページを閲覧するためのWebブラウジングプログラムと、電話帳の管理を行うための電話帳管理プログラムと、音楽データの再生を行うための音楽プレーヤプログラムと、所定のゲームプログラム等が記憶されている。
また、メモリ26には、ユーザの所望のスケジュールが登録されるスケジュール帳と、ユーザの知人や友人等のユーザ名、静止画像(顔写真等)、住所、電話番号、電子メールアドレス、生年月日等が登録された電話帳と、音楽プレーヤプログラムに基づいて再生される音楽データと、カメラ制御プログラムのビューワ機能に基づいて再生される静止画像データ及び動画像データと、送受信された電子メールデータと、電話及び電子メールの発着信履歴等が記憶されている。
[スライド位置に対応したアプリケーションプログラムの自動起動]
このような実施の形態の携帯電話機は、各筐体1,2のスライド位置に対応したアプリケーションプログラムが自動的に起動されるようになっている。
〔アプリケーションプログラムの登録動作〕
まず、このようなスライド位置に対応したアプリケーションプログラムの自動起動を可能とするためには、各筐体1,2のスライド位置と、該各スライド位置に対応するアプリケーションプログラムとを関連付けて登録する必要がある。なお、この例では、以下に説明するように、ユーザが各筐体1,2のスライド位置と、該各スライド位置に対応するアプリケーションプログラムとを予め関連付ける操作を行うこととして説明を進めるが、当該携帯電話機の製造者等が、各筐体1,2のスライド位置と、該各スライド位置に対応するアプリケーションプログラムとの関連付けを行ったうえで、当該携帯電話機を出荷するようにしてもよい。この場合は、以下に説明するユーザにより関連付け操作は不要となる。
この関連付け操作を行う場合、ユーザは、当該携帯電話機の設定メニューの中からスライド位置とアプリケーションプログラムとの関連付けのメニュー項目を選択する。このメニュー項目の選択がなされると、制御部27は、例えば図3に示すような各筐体1,2のスライド位置に対応する静電容量センサ13上の導電部材15の位置を示す模式図を表示部3に表示制御する。そして、制御部27は、各導電部材15の位置毎にアプリケーションプログラムの一覧を表示し、ユーザにより、この一覧の中から、その導電部材15の位置(=各筐体1,2のスライド位置)に対応するアプリケーションプログラムが選択されると、当該導電部材15の位置とユーザにより選択されたアプリケーションプログラムを示す情報とを関連付けてメモリ26に登録するようになっている。
この図3に示す例は、各筐体1,2のスライド位置として、静電容量センサ13上に第1の位置(=第1のポジション)〜第4の位置(=第4のポジション)が形成されている例であり、このうち、第1のポジションにはカメラ機能がユーザにより割り当てられ、第2のポジションにはWebブラウザ機能がユーザにより割り当てられ、第3のポジションには音楽プレーヤ機能がユーザにより割り当てられ、第4のポジションにはゲーム機能がユーザにより割り当てられたことを意味している。このような各筐体1,2のスライド位置と、該各スライド位置に対応するアプリケーションプログラムを関連付けて登録すると、制御部27は、以下に説明するように各筐体1,2のスライド位置に応じて、当該スライド位置に対応するアプリケーションプログラムを自動的に起動制御する。
〔スライド位置に対応したアプリケーションプログラムの自動起動動作〕
図4のフローチャートに、各スライド位置に対応するアプリケーションプログラムの自動起動動作の流れを示す。制御部27は、上述のアプリケーションプログラムの登録後に、図1に示す決定キー5の押圧操作を検出すると、メモリ26に記憶されているアプリケーション制御プログラムに基づいて、この図4のフローチャートに示し処理を開示する。なお、この例では、制御部27は、決定キー5の押圧操作を検出したタイミングで処理を開始することとしたが、静電容量センサ13上の導電部材15の位置の変化(=各筐体1,2のスライド操作)を検出したタイミングで、この図4のフローチャートに示す処理を開始してもよい。
ステップS1では、制御部27が、静電容量センサ13から位置検出出力を取り込むことで、静電容量センサ13上における導電部材15の位置を介して、各筐体1,2のスライド位置を検出する。具体的には、各筐体1,2をスライド操作すると、導電部材15が位置している静電容量センサ13上の部分的な静電容量が変化する。このため、静電容量センサ13は、この部分的に静電容量が変化した位置を、導電部材15の現在の位置として検出し、この位置検出出力を制御部27に供給する。制御部27は、この静電容量センサ13からの位置検出出力に基づいて、各筐体1,2のスライド位置を検出する。
ステップS2では、制御部27が、上記静電容量センサ13からの位置検出出力に基づいて検出した各筐体1,2のスライド位置は、例えば図3を用いて説明した第1のポジションであるか否かを判別する。
すなわち、この各筐体1,2のスライド位置が第1のポジションである状態は、図5(a)及び図5(b)に示すように各筐体1,2が完全に重なっている状態(=当該携帯電話機の閉状態)を意味している。この場合、図5(b)に示すように導電部材15は、静電容量センサ13の上端部近辺に位置することとなる。このため、この場合、制御部27は、静電容量センサ13から、上記上端部近辺に導電部材15が位置していることを示す位置検出出力を取り込むこととなる。そして、制御部27は、この上端部近辺に導電部材15が位置していることを示す位置検出出力を静電容量センサ13から取り込んだ場合には、ステップS2において、各筐体1,2のスライド位置は第1のポジションであると判別し、処理をステップS7に進める。
図3を用いて説明したように、この例の場合、各筐体1,2の第1のポジションには、カメラ機能が関連付けられて登録されている。このため、制御部27は、各筐体1,2のスライド位置は第1のポジションであると判別することで処理をステップS7に進めると、メモリ26に記憶されている各アプリケーションプログラムのうち、カメラ制御プログラムを起動して、この図4のフローチャートに示す全処理を終了する。
これにより、ユーザは、以後、第1の操作部4に設けられている各キーを操作して所望の被写体等を撮像することとなる。そして、制御部27は、このユーザの撮像操作に対応する撮像制御を、上記カメラ制御プログラムに基づいて実行することとなる。
次に、ステップS2において、各筐体1,2のスライド位置は第1のポジションではないものと判別することで処理をステップS3に進めると、制御部27は、各筐体1,2のスライド位置は、図3を用いて説明した上記第1のポジションの一段階下の第2のポジションであるか否かを判別する。
この各筐体1,2のスライド位置が第2のポジションである状態は、図6(a)に示すように第2の操作部11の各キーのうち、一番下の行のキーが露出した状態で、図6(b)に示すように第2の筐体2の上端部2bから多少、静電容量センサ13が露出した状態を意味している。制御部27は、上述のように、導電部材15が位置している静電容量センサ13上の位置検出出力に基づいて、各筐体1,2のスライド位置を判別する。そして、ステップS3において、各筐体1,2のスライド位置が第2のポジションであると判別すると、処理をステップS8に進める。
図3を用いて説明したように、この例の場合、各筐体1,2の第2のポジションには、Webブラウザ機能が関連付けられて登録されている。このため、制御部27は、各筐体1,2のスライド位置は第2のポジションであると判別すると、ステップS8において、メモリ26に記憶されている各アプリケーションプログラムのうち、Webブラウジングプログラムを起動して、この図4のフローチャートに示す全処理を終了する。
(補助機能の割り当て動作)
ここで、制御部27は、各筐体1,2のスライド位置に応じて、下筐体2に設けられている第2の操作部11の各キーのうち、露出するキーが存在する場合、第1の筐体1の第1操作部4に対して、この起動したアプリケーションプログラムに対応するメイン操作機能を割り当てると共に、上記露出した第2の操作部11のキーに対して、起動したアプリケーションプログラムの補助機能を割り当てるようになっている。
すなわち、この例の場合、各筐体1,2のスライド位置が第2のポジションであり、第2の操作部11の各キーのうち、一番下の行のキーが露出した状態となる。このため、制御部27は、図6(a)に示すように第1の筐体1の第1操作部4に対して、この起動したアプリケーションプログラムに対応するメイン操作機能を割り当てると共に、上記露出した第2の操作部11のキーに対して、起動したアプリケーションプログラムの補助機能を割り当てるようになっている。
一例ではあるが、この場合、制御部27は、図6(a)に示すように露出した第2の操作部11の3つのキーのうち、左側のキーにWebページの次ページの表示を指定するための「進む」の補助機能を割り当て、真ん中のキーにWebページの前ページの表示を指定するための「戻る」の補助機能を割り当て、右側のキーに登録済みのWebページのURLの表示を指定するための「ブックマークを開く」の補助機能を割り当てる。
これにより、ユーザは、以後、第1の操作部4に設けられている各キーや、上記補助機能が割り当てられた第2の操作部11の各キー、及び図6(b)に示すように露出している静電容量センサ13を接触操作して、所望のWebページの閲覧等を行うこととなる。そして、制御部27は、このユーザのキー操作に対応するWebページの閲覧制御を、上記Webブラウジングプログラムに基づいて実行することとなる。
図1に示すように第2の操作部11の全てのキーが露出している状態であると、キーの数が多いことからユーザが操作を理解し難くなり、また、キーの押し間違え等の誤操作も多くなる恐れがある。これに対して、図6(a)に示すように露出するキーが少なくなり、操作可能なキーが制限されるため、ユーザが操作を理解し易くなり、また、キーの押し間違え等の誤操作も極力防止可能とすることができる。
また、各筐体1,2のスライド位置を第2のポジションとした場合、図6(b)に示すように静電容量センサ13の露出する面積は、図6(b)中、矢印で示すように当該携帯電話機の短手方向のスライド接触操作のみが可能な面積となる。このため、ユーザは、この短手方向のスライド接触操作により、表示部3に表示されている表示画面を直感的に左右にスクロール操作しながら閲覧することも可能となる。従って、第1の操作部4、第2の操作部11のうち、露出しているキー、及び静電容量センサ13のうち、露出している部分を操作して、Webページの快適な閲覧操作を可能とすることができる。
次に、ステップS3において、各筐体1,2のスライド位置は第2のポジションではないものと判別することで処理をステップS4に進めると、制御部27は、各筐体1,2のスライド位置は、図3を用いて説明した上記第2のポジションの一段階下の第3のポジションであるか否かを判別する。
この各筐体1,2のスライド位置が第3のポジションである状態は、図7(a)に示すように第2の操作部11の各キーのうち、一番下の行の各キー、及びこの一番下の行から数えて2つ目の行の各キーがそれぞれ露出した状態で、図7(b)に示すように第2の筐体2の上端部2bから静電容量センサ13の略半分程度が露出した状態を意味している。制御部27は、上述のように、導電部材15が位置している静電容量センサ13上の位置検出出力に基づいて、各筐体1,2のスライド位置を判別する。そして、ステップS4において、各筐体1,2のスライド位置が第3のポジションであると判別すると、処理をステップS9に進める。
図3を用いて説明したように、この例の場合、各筐体1,2の第3のポジションには、音楽プレーヤ機能が関連付けられて登録されている。このため、制御部27は、各筐体1,2のスライド位置は第3のポジションであると判別すると、ステップS9において、メモリ26に記憶されている各アプリケーションプログラムのうち、音楽プレーヤプログラムを起動して、この図4のフローチャートに示す全処理を終了する。
この場合も制御部27は、下筐体2に設けられている第2の操作部11の各キーのうち、露出するキーが存在するため、第1の筐体1の第1操作部4に対して、この起動した音楽プレーヤプログラムに対応するメイン操作機能を割り当てると共に、上記露出した第2の操作部11の各キーに対して、例えばノーマル再生及びシャッフル再生のいずれかの再生モードを選択するための補助機能(再生モード選択機能)、全曲繰り返し再生及び1曲繰り返し再生のうち、いずれかの繰り返し再生モードを選択するための補助機能(リピート再生選択機能)、サラウンド再生のオン/オフを選択するための補助機能(サラウンド選択機能)、ヘッドホン装置やイヤホン装置の出力音量の上限を設定するための補助機能(AVLS機能(AVLS:Automatic Volume Limiter System))等の各種補助機能を割り当てる。
これにより、ユーザは、以後、第1の操作部4に設けられている各キーや、上記補助機能が割り当てられた第2の操作部11の各キー、及び図7(b)に示すように露出している静電容量センサ13を接触操作して、所望の音楽データを再生操作することとなる。そして、制御部27は、このユーザのキー操作に対応する音楽データの再生制御を、上記音楽プレーヤプログラムに基づいて実行することとなる。
次に、ステップS4において、各筐体1,2のスライド位置は第3のポジションではないものと判別することで処理をステップS5に進めると、制御部27は、各筐体1,2のスライド位置は、図3を用いて説明した上記第3のポジションの一段階下の第4のポジションであるか否かを判別する。
この各筐体1,2のスライド位置が第4のポジションである状態は、図8(a)に示すように第2の操作部11の各キーのうち、一番下の行の各キー、この一番下の行から数えて2つ目の行の各キー、及び一番下の行から数えて3つ目の行の各キーがそれぞれ露出した状態で、図8(b)に示すように第2の筐体2の上端部2bから静電容量センサ13の略4/5程度が露出した状態を意味している。制御部27は、上述のように、導電部材15が位置している静電容量センサ13上の位置検出出力に基づいて、各筐体1,2のスライド位置を判別する。そして、ステップS5において、各筐体1,2のスライド位置が第4のポジションであると判別すると、処理をステップS6に進める。
図3を用いて説明したように、この例の場合、各筐体1,2の第4のポジションには、ゲーム機能が関連付けられて登録されている。このため、制御部27は、各筐体1,2のスライド位置は第4のポジションであると判別すると、ステップS6において、メモリ26に記憶されている各アプリケーションプログラムのうち、ゲームプログラムを起動して、この図4のフローチャートに示す全処理を終了する。
また、この場合も制御部27は、下筐体2に設けられている第2の操作部11の各キーのうち、露出するキーが存在するため、第1の筐体1の第1操作部4に対して、この起動したゲームプログラムに対応するメイン操作機能を割り当てると共に、上記露出した第2の操作部11の各キーに対して、例えばそのゲームプログラムのBGM設定(BGM:BackGround Music)や、キャラクタ設定等の各種補助機能を割り当てる。
これにより、ユーザは、以後、第1の操作部4に設けられている各キーや、上記補助機能が割り当てられた第2の操作部11の各キー、及び図8(b)に示すように露出している静電容量センサ13を接触操作して、ゲーム操作を行うこととなる。そして、制御部27は、このユーザのキー操作に対応するゲームの実行制御を、上記ゲームプログラムに基づいて実行することとなる。
なお、制御部27は、上記ステップS5において、各筐体1,2のスライド位置が第4のポジションではないものと判別した場合、処理をステップS1に戻し、再度、静電容量センサ13に対する導電部材15の接触位置に基づいて、各筐体1,2のスライド位置を検出する処理を行う。
また、図1に示すように各筐体1,2が全開状態となった際のポジションを第5のポジションとして検出し、この第5のポジションを検出した際に、制御部27は、例えば電子メールアプリケーションプログラムを起動制御してもよい。
〔連続スライド操作による表示画面のスクロール動作〕
次に、制御部27は、各筐体1,2のスライド位置に対応するアプリケーションプログラムを起動制御すると、当該アプリケーションプログラムを実行制御している間、ユーザによる各筐体1,2の上下の連続的なスライド操作(各筐体1,2を短時間の間に複数回上下にスライド移動させる操作)の有無を監視する。そして、この連続的なスライド操作を検出した場合、該連続的なスライド操作を検出している間、制御部27は、表示部3に表示している、当該実行中のアプリケーションプログラムに対応する表示画面をスクロール制御する。
スクロールの方向は十字キー6の上下左右の各キーを押圧操作して指定するようになっており、例えば十字キー6の右キーを押圧操作しながら(或いは押圧操作した後に)、各筐体1,2が連続的にスライド操作された場合、制御部27は、このスライド操作がなされている間、右方向に表示画面をスクロール表示制御する。また、十字キー6の左キーを押圧操作しながら各筐体1,2を連続的にスライド操作すると、制御部27は、このスライド操作がなされている間、左方向に表示画面をスクロール表示制御する。
同様に、十字キー6の下キーを押圧操作しながら各筐体1,2を連続的にスライド操作すると、制御部27は、このスライド操作がなされている間、下方向に表示画面をスクロール表示制御する。また、十字キー6の上キーを押圧操作しながら各筐体1,2を連続的にスライド操作すると、制御部27は、このスライド操作がなされている間、上方向に表示画面をスクロール表示制御する。
これにより、ユーザは、例えばWebページの閲覧中に表示画面をスクロール操作したい場合には、各筐体1,2を連続的に上下にスライド操作することで、制御部27のスクロール表示制御により、表示画面のスクロール表示を得ることができる。
[実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この実施の形態の携帯電話機は、以下の効果を得ることができる。
1.第1の筐体1及び第2の筐体2の接続面部に静電容量センサ13を設けているため、静電容量センサ13を設置するための専用の設置領域を必要とせず、当該携帯電話機の各筐体1,2を大型化することなく静電容量センサ13を設けることを可能とすることができる。
2.第1の筐体1及び第2の筐体2の接続面部に静電容量センサ13を設けているため、この静電容量センサ13により当該携帯電話機のデザインが制約されることがなく、該携帯電話機を自由にデザインすることを可能とすることができる。
3.第1の筐体1及び第2の筐体2の接続面部に静電容量センサ13を設けているため、上記接続面部に対して反対側となる面部に設けられるニューメリックキー等の第2のキー操作部11のキーデザインが制約される不都合を防止することができる。
4.静電容量センサ13を各筐体1,2の開閉検出(=スライド位置検出)に用いているため、この開閉検出に従来用いられていたMRセンサ(MR:MagnetoResistance=磁気センサ)を省略することができ、当該携帯電話機の部品点数の削減を通じて低コスト化を図ることができる。
5.第1及び第2の操作部4,11と静電容量センサ13とが物理的に分離されて設けられているため、各操作部4,11のキー入力、及び静電容量センサ13のスライド接触入力の、両方の入力を用いるアプリケーションプログラムに当該携帯電話機を対応可能とすることができる。
6.第1の筐体1及び第2の筐体2のスライド位置によっては(例えば、図6に示した第2のポジションのスライド位置)、該第2の筐体2に設けられている第2の操作部11の各キーのうち、露出するキーが少なくなるうえ、第1の筐体1の第1の操作部4には、起動したアプリケーションプログラムのメイン操作機能を割り当て、第2の筐体2の第2の操作部11の露出しているキーには、起動したアプリケーションプログラムの補助操作機能を割り当てているため、ユーザが操作可能なキーを容易に認識することができるうえ、該キー操作の容易化を図ることができ、キーの押し間違い等の誤入力も極力防止可能とすることができる。
7.アプリケーションプログラムの実行中に各筐体1,2の連続的なスライド操作を検出した場合、制御部27は、当該アプリケーションプログラムの表示画面をスクロール表示制御する。これにより、ユーザは、各筐体1,2を連続的にスライド操作するだけで、制御部27のスクロール表示制御により、簡単に表示画面のスクロール表示を得ることができる。
[変形例]
上述の実施の形態は、本発明を携帯電話機に適用した例であったが、本発明は、この他、スライド開閉操作を行う筐体を備えた機器であれば、例えばPHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、携帯ゲーム機、デジタルカメラ装置等の携帯機器に適用してもよい。いずれの場合も、上述と同じ効果を得ることができる。
最後に、本発明は、一例として説明した上述の実施の形態に限定されることはなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した実施の形態となる携帯電話機の外観を示す図である。 実施の形態の携帯電話機のブロック図である。 実施の形態の携帯電話機における、筐体のスライド位置と、該各スライド位置に割り当てられているアプリケーションプログラムの一例を示す図である。 実施の形態の携帯電話機における筐体のスライド位置検出と、この検出したスライド位置に対応するアプリケーションプログラムの自動起動制御を説明するためのフローチャートである。 第1のポジションにおける当該実施の形態の携帯電話機の外観を示す図である。 第2のポジションにおける当該実施の形態の携帯電話機の外観を示す図である。 第3のポジションにおける当該実施の形態の携帯電話機の外観を示す図である。 第4のポジションにおける当該実施の形態の携帯電話機の外観を示す図である。
符号の説明
1 第1の筐体、2 第2の筐体、3 表示部、4 第1の操作部、5 決定キー、6 十字キー、7 複合キー、8 ソフトキー、9 スピーカ部、10 自分撮り用のカメラ部、11 第2の操作部、12 マイクロホン部、13 静電容量センサ、14 メインカメラ部、15 導電部材、21 アンテナ、22 通信回路、23 発光部(LED)、24 バイブレーションユニット、25 タイマ、26 メモリ、27 制御部

Claims (6)

  1. 互いにスライド移動可能に接続された第1の筐体及び第2の筐体のうち、該第1の筐体の、上記各筐体の接続面部に設けられた静電容量センサと、
    上記第1の筐体の接続面部に設けられた静電容量センサに対して接触するように、上記第2の筐体に固定して設けられた導電部材と、
    複数のアプリケーションプログラムが記憶された記憶部と、
    上記第1の筐体及び上記第2の筐体をスライド操作することで変化する、上記静電容量センサ上における上記導電部材の位置を検出する位置検出部と、
    上記記憶部に記憶されている各アプリケーションプログラムのうち、上記位置検出部で検出された上記静電容量センサ上における上記導電部材の位置に対応するアプリケーションプログラムを起動制御する制御部と
    を有する入力装置。
  2. 上記第1の筐体の上記接続面部に対して反対側となる面部には、表示部及び第1の操作部が設けられており、
    上記第1の筐体及び上記第2の筐体を開操作することで露出する、該第2の筐体の面部には第2の操作部が設けられており、
    上記制御部は、上記導電部材の位置に対応するアプリケーションプログラムを起動制御した際に、上記第1の筐体の第1の操作部に対して、当該起動制御したアプリケーションプログラムに対応するメイン操作機能を割り当て、上記第2の筐体の露出している第2の操作部に対して、当該起動制御したアプリケーションプログラムに対応する補助操作機能を割り当てる
    請求項1に記載の入力装置。
  3. 上記制御部は、上記第1の筐体及び上記第2の筐体が連続的にスライド操作されることで、上記位置検出部により、上記静電容量センサ上における上記導電部材の連続的な位置の変化が検出された場合、上記起動制御したアプリケーションプログラムに基づいて上記表示部に表示している表示画面を、上記位置検出部により上記連続的な位置の変化が検出されている間、スクロール表示制御する
    請求項1又は請求項2に記載の入力装置。
  4. 互いにスライド移動可能に接続された第1の筐体及び第2の筐体のうち、該第1の筐体の、上記各筐体の接続面部に静電容量センサを設け、
    上記第1の筐体の接続面部に設けられた静電容量センサに対して接触するように、上記第2の筐体に固定して導電部材を設け、
    位置検出部により、上記第1の筐体及び上記第2の筐体をスライド操作することで変化する、上記静電容量センサ上における上記導電部材の位置を検出し、
    制御部が、記憶部に記憶されている各アプリケーションプログラムのうち、上記位置検出部で検出された上記静電容量センサ上における上記導電部材の位置に対応するアプリケーションプログラムを起動制御する
    入力方法。
  5. 互いにスライド移動可能に接続された第1の筐体及び第2の筐体のうち、該第1の筐体の、上記各筐体の接続面部に静電容量センサを設けると共に、上記第1の筐体の接続面部に設けられた静電容量センサに対して接触するように、上記第2の筐体に固定して導電部材が設けられた携帯端末装置の入力制御プログラムであって、
    上記第1の筐体及び上記第2の筐体をスライド操作することで変化する、上記静電容量センサ上における上記導電部材の位置を検出する位置検出部としてコンピュータを機能させ、
    記憶部に記憶されている各アプリケーションプログラムのうち、コンピュータを上記位置検出部として機能させることで検出された上記静電容量センサ上における上記導電部材の位置に対応するアプリケーションプログラムを起動制御する制御部としてコンピュータを機能させる
    携帯端末装置の入力制御プログラム。
  6. 互いにスライド移動可能に接続された第1の筐体及び第2の筐体のうち、該第1の筐体の、上記各筐体の接続面部に設けられた静電容量センサと、
    上記第1の筐体の接続面部に設けられた静電容量センサに対して接触するように、上記第2の筐体に固定して設けられた導電部材と、
    複数のアプリケーションプログラムが記憶された記憶部と、
    上記第1の筐体及び上記第2の筐体をスライド操作することで変化する、上記静電容量センサ上における上記導電部材の位置を検出する位置検出部と、
    上記記憶部に記憶されている各アプリケーションプログラムのうち、上記位置検出部で検出された上記静電容量センサ上における上記導電部材の位置に対応するアプリケーションプログラムを起動制御する制御部と
    を有する携帯端末装置。
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