JP2009251003A - 液晶装置、液晶装置の製造方法、液晶装置用基板 - Google Patents

液晶装置、液晶装置の製造方法、液晶装置用基板 Download PDF

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Abstract

【課題】無機配向膜を用いた場合であっても基板間の電気的導通を確保することが可能な
液晶装置、液晶装置の製造方法、液晶装置用基板を提供する。
【解決手段】TFTアレイ基板10と対向基板20との間に液晶層50を挟持する液晶装
置100であって、TFTアレイ基板10に設けられた導電端子207と対向基板20に
設けられた導電端子208とが基板間導通部材206を介して接続されており、基板間導
通部材206と導電端子207との接続部211では、導通端子207の液晶層50側に
設けられた多孔層207Bおよび、当該多孔層207Bの液晶層50側に設けられた無機
配向膜31が、基板間導通部材206によって部分的に変形されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、液晶装置、液晶装置の製造方法、液晶装置用基板に関するものである。
従来、液晶装置の配向膜としてポリイミドなどの有機材料からなる高分子膜をラビング
処理したものが使用されていた。近年では、表示特性やパネル寿命の向上を目指し、無機
材料による配向膜の開発が行われている。下記特許文献1には、無機配向膜を備えた液晶
装置に関する技術の一例が開示されている。
ところで、配向膜を形成する際には、液晶を挟持する第1の基板と第2の基板との導電
端子や、液晶パネルと外部との実装端子などについて、電気的導通が取れるように留意す
る必要がある。近年においては、各基板の四隅に形成された導電端子上に、例えば樹脂に
銀フィラーやグラスファイバーなどを含む導電ペースト(導通部材)を塗布し、この導電
ペーストが塗布された状態で両基板の貼り合わせがなされている。導電端子は、通常、配
向膜の下層に形成されるため、配向膜が有機膜であれば、導電ペーストに含有されている
フィラーやグラスファイバーなどが有機配向膜を突き破って、導電端子に到達することに
よって基板間の導通が得られる。ところが、配向膜が無機膜であった場合には、膜の硬度
が高いため、フィラーやグラスファイバーなどが無機配向膜を突き破ることができずに導
通不良となってしまう。そのため、無機配向膜を用いる場合には、導電端子上に無機配向
膜を形成しない手法が取られている(例えば特許文献2)。
特開2006−119401号公報 特開2005−17339号公報
しかしながら、無機配向膜をパターン形成する場合、成膜装置や形成方法(斜方蒸着法
)などによっては要件を満たすことができない場合がある。斜方蒸着によって成膜する場
合は、導電端子上にマスクを形成することになるが、蒸着角度によっては影が生じて良好
に成膜を行えないばかりか、マスクの剥離に手間がかかるなどして効率がよくない。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであって、無機配向膜を用いた場
合であっても基板間の電気的導通を確保することが可能な液晶装置、液晶装置の製造方法
、液晶装置用基板を提供することを目的としている。
本発明の液晶装置は、上記課題を解決するために、第1の基板と第2の基板との間に液
晶層を挟持する液晶装置であって、前記第1の基板に設けられた第1の端子と前記第2の
基板に設けられた第2の端子とが導通部材を介して接続されており、前記導通部材と前記
第1の端子との接続部では、前記第1の端子の前記液晶層側に設けられた多孔層および、
当該多孔層の前記液晶層側に設けられた無機材料からなる配向膜が、前記導通部材によっ
て部分的に変形されていることを特徴とする。
本発明によれば、無機材料からなる配向膜(以下、単に無機配向膜という)を用いた場
合であっても基板間の電気的導通を確保することが可能となる。すなわち、導通部材と第
1の端子との接続部では、第1の端子の液晶層側に設けられた多孔層および、多孔層の液
晶層側に設けられた無機材料からなる配向膜が、導通部材によって部分的に変形されてい
ることから、無機材料からなる配向膜を用いた場合であっても基板間の電気的導通を確保
することができる。
また、前記導通部材と前記第2の端子との接続部において、前記第2の端子の前記液晶
層側に設けられた多孔層および、当該多孔層の前記液晶層側に設けられた無機材料からな
る配向膜が、前記導通部材によって部分的に変形されていることが好ましい。
本発明によれば、第1の基板と第2の基板の内側にそれぞれ無機配向膜を設けた場合で
も、基板間の電気的導通を確保することができる。
また、多孔層が、前記第1の端子または前記第2の端子に一体に形成されていることが
好ましい。
本発明によれば、第1の端子または第2の端子と同時に多孔層を形成することができる
ため製造が容易となる。第1の端子あるいは第2の端子と多孔層とが一体なので、多孔層
と導通材が接触していれば導通をとることができる。これにより、接続部の信頼性向上お
よび歩留まりが向上する。
また、多孔層が、縞状あるいは格子状の構造物であることが好ましい。
本発明によれば、多孔層を縞状あるいは格子状とすることによって配向膜の下層に多数
の空間が形成されるので、製造時に多孔層が変形し易くなる。これにより、配向膜を確実
に破断させることができるので接続の確実性が得られる。
また、前記導通部材に含まれる導電性のフィラーあるいはファイバーが、前記多孔層ま
たは前記第1の端子に接触していることが好ましい。
本発明によれば、導通部材に含まれる導電性のフィラーあるいはファイバーを介して導
通部材と第1の端子とが確実に接続される。フィラーあるいはファイバーは、配向膜の破
断部の隙間に入り込み易いため基板間の導通不良が発生するのを防止することが可能であ
る。
また、多孔層が、前記第2の基板に設けられた前記液晶層に電圧を印加する電極と一体
に形成されていることが好ましい。
本発明によれば、第2の基板に設けられる電極と一体に形成することができるので、製
造が容易になる。
また、多孔層が、アルミニウム、クロム、ITOあるいは樹脂材料のいずれかから構成
されていることが好ましい。
本発明によれば、基板上に設けられる電極や、遮光部、配線などと同時に形成すること
ができる。
また、前記配向膜の膜厚が200nm以下であることが好ましい。
本発明によれば、基板同士の貼り合せ時の圧力によって配向膜を確実に破断させること
ができ、無機材料からなる配向膜を用いる構成において導通不良が発生することを回避す
ることができる。
また、構造物の凹部または凸部のピッチが400nm以下であることが好ましい。
本発明によれば、配向膜の形成材料が構造物(多孔層)の空隙に入り込むにくくなるた
め、配向膜の下層に多数の空間を有する構造物(多孔層)を容易に形成することができる
。これにより、基板同士の貼り合せ時の圧力によって変形しやすい多孔層が得られ、第1
の端子と第2の端子とを確実に接続できる構成となる。
本発明の液層装置の製造方法は、第1の基板および第2の基板との間に液晶層を挟持す
る液晶装置の製造方法であって、第1の基板本体上に、第1の端子、多孔層、および無機
材料からなる配向膜をこの順で形成して第1の基板を作製する工程と、第2の基板本体上
に、前記第1の端子と対向する第2の端子を形成して第2の基板を作製する工程と、前記
第1の基板と前記第2の基板との間に導通部材を配置して加圧し、前記多孔層および前記
配向膜を部分的に変形させて、前記第1の端子と前記第2の端子とを前記導通部材を介し
て接続させる工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、第1の基板と第2の基板とを導通部材を介して貼り合わせる際の圧力
によって、多孔層および配向膜を破損させることができる。すなわち、多孔層が変形する
ことで無機材料からなる配向膜が破断して、第1の端子と導通部材とを接続させることが
可能となる。このように、第1の端子と導通部材との接続部分において、有機膜よりも硬
質な無機配向膜を破損(破断)させることができることから、基板間の導通が確実に得ら
れる。
また、多孔層を、2光束干渉露光を用いて縞状あるいは格子状にパターン形成すること
が好ましい。
本発明によれば、微細なピッチで凹部あるいは凸部を形成することができるので、変形
しやすい多孔層が得られる。
また、第2の基板を作製する工程において、前記基板本体上に、前記第2の端子、多孔
層、および無機材料からなる配向膜をこの順で形成することが好ましい。
本発明によれば、第2の基板側に無機材料からなる配向膜を設けた場合にも多孔層およ
び配向膜を破損させることができるので、基板間の導通を確実に得ることができる。
本発明の液晶装置用基板は、他の基板との間に液晶層を挟持して液晶装置を構成する液
晶装置用基板であって、基板本体上に、前記他の基板との導通を得るための端子と、多孔
層と、無機材料からなる配向膜とがこの順で形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、無機材料からなる配向膜を備える液晶装置を構成する場合に、基板間
の導通不良を確実に防止することができる。
[第1実施形態]
図1は本発明の液晶装置の一実施形態たる液晶装置について、各構成要素とともに示す
対向基板側から見た平面図であり、図2は図1のH−H’線に沿う断面図である。図3は
液晶装置の画像表示領域においてマトリクス状に形成された複数の画素における各種素子
、配線等の等価回路図である。
なお、以下の説明に用いた各図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の
大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならせてある。
図1及び図2に示すように、本実施形態の液晶装置100は、TFTアレイ基板10(
第1の基板)と対向基板20(第2の基板)とがシール材52によって貼り合わされ、こ
のシール材52によって区画された領域内に液晶が封入、保持されている。シール材52
には、製造時においてTFTアレイ基板10と対向基板20とを貼り合わせた後に液晶を
注入するための液晶注入口55が形成されており、該液晶注入口55は液晶注入後に封止
材54により封止されている。対向基板20の内面側には対向電極23が形成され、TF
Tアレイ基板10の内面側には画素電極9が形成されている。
シール材52の内側の領域には、遮光性材料からなる周辺見切り(図示略)が形成され
る一方、シール材52の外側の領域には、データ線駆動回路201及び実装端子202が
TFTアレイ基板10の一辺に沿って形成されており、この一辺に隣接する2辺に沿って
走査線駆動回路204が形成されている。TFTアレイ基板10の残る一辺には、画像表
示領域の両側に設けられた走査線駆動回路204の間を接続するための複数の配線205
が設けられている。また、対向基板20のコーナー部の少なくとも1箇所においては、T
FTアレイ基板10と対向基板20との間で電気的導通をとるための基板間導通部材20
6が配設されている。
なお、液晶装置100においては、使用する液晶の種類、すなわちTN(Twisted Nema
tic)モード、STN(Super Twisted Nematic)モード、VAN(Vertical Alignment N
ematic)モード等の動作モードや、ノーマリホワイトモード/ノーマリブラックモードの
別に応じて、位相差板、偏光板等が所定の向きに配置されるが、ここでは図示を省略する
。さらに、液晶装置100をカラー表示用として構成する場合には、対向基板20におい
て、TFTアレイ基板10の各画素電極9に対向する領域に、例えば赤(R)、緑(G)
、青(B)のカラーフィルタをその保護膜とともに形成する。
このような構造を有する液晶装置100の画像表示領域においては、図3に示すように
、複数の画素100aがマトリクス状に配列されているとともに、これらの画素100a
の各々には、画素スイッチング用の半導体素子、ここではTFT(Thin Film Transistor
)30が形成されており、画素信号S1、S2、…、Snを供給するデータ線6aがTF
T30のソースに電気的に接続されている。データ線6aに書き込む画素信号S1、S2
、…、Snは、この順に線順次で供給してもよく、相隣接する複数のデータ線6a同士に
対して、グループ毎に供給するようにしてもよい。また、TFT30のゲートには走査線
3aが電気的に接続されており、所定のタイミングで、走査線3aにパルス的に走査信号
G1、G2、…、Gmをこの順に線順次で印加するように構成されている。
画素電極9は、TFT30のドレインに電気的に接続されており、スイッチング素子で
あるTFT30を一定期間だけオン状態とすることにより、データ線6aから供給される
画素信号S1、S2、…、Snを各画素に所定のタイミングで書き込む。このようにして
画素電極9を介して液晶に書き込まれた所定レベルの画素信号S1、S2、…、Snは、
図2に示す対向基板20の対向電極23との間で一定期間保持される。なお、保持された
画素信号S1、S2、…、Snがリークするのを防ぐために、画素電極9と対向電極との
間に形成される液晶容量と並列に保持容量60が付加されている。例えば、画素電極9の
電圧は、ソース電圧が印加された時間よりも3桁も長い時間だけ保持容量60により保持
される。これにより、電荷の保持特性は改善され、コントラスト比の高い液晶装置100
を実現することができる。
次に、液晶装置の要部構成について説明する。
図4は図1のG−G’断面を拡大して示す模式図であって、この図4を参照しつつ基板
間導通の構成について説明する。
TFTアレイ基板10は、厚さ約1.2mmのガラス基材からなる基板本体10aと、
TFT30が形成されてなる厚さ約0.3〜0.5μm程度の回路層10cを有して構成
されている。
表示領域内の各画素100a(図3参照)には、平面視矩形状の透光性の画素電極9が
形成され、画素電極9の縦横の境界に沿ってデータ線6a及び走査線3aが設けられてお
り、データ線6aと走査線3aとの交差部近傍にTFT30が形成されている。TFT3
0は、図4に示すように、半導体層62と、半導体層62とゲート絶縁膜(図示略)を介
して対向するゲート電極(走査線3a)と、半導体層62のソース領域62aとコンタク
トホール72を介して接続されたソース電極(データ線6a)と、半導体層62のドレイ
ン領域62bとコンタクトホール73を介して接続されたドレイン電極63と、を備えて
いる。ドレイン電極63は、コンタクトホール74を介して画素電極9と接続されている
。また、シール材52の外側の非表示領域には導電端子207(第1の端子)が形成され
ている。なお、これら配線および導電端子207は、例えばAl等の導電性金属材料にて
構成することができる。
対向基板20は、厚さ約1.2mmのガラス基材からなる基板本体20aと、その内側
に、画素間領域に対応する遮光部24と、表示領域全体に対応する対向電極23とを有し
て構成されている。また、対向電極23は、所定の配線を通じて非表示領域に形成された
導電端子208(第2の端子)に接続されている。対向基板20側の導電端子208は、
遮光部24と同じクロム(Cr)等の導電性材料にて構成することができる。
図4に示すように、対向基板20の液晶層50側には対向電極23を覆うようにして無
機配向膜21(第2の配向膜)がこの順で形成される一方、TFTアレイ基板10の液晶
層50側には画素電極9を覆うようにして無機配向膜31(第1の配向膜)が形成されて
いる。ここで、各基板20,10の液晶層50と接する面に形成された無機配向膜21,
31は、Al、SiO、SiO、MgF等の無機材料にて構成された配向膜で
あって、斜方蒸着法などにて形成された膜である。本実施形態において、無機配向膜21
,31の膜厚は200nm以下とする。
次に、基板間導通部材206と導電端子207との接続部211、および基板間導通部
材206と導電端子208との接続部212について説明する。図5は、図4の要部を拡
大して示す拡大図である。
本実施形態においては、図5に示すように、各接続部211,212における無機配向
膜21,31の一部が製造時における基板10,20同士の貼り合せ圧力によって破断さ
れており、このような破断部21A,31Aにて、各無機配向膜21,31の下層に位置
する導電端子207,208同士が基板間導通部材206を介して接続されている。
導電端子207は、端子部207Aと多孔層207B(第1の多孔層)とから構成され
、導電端子208は、端子部208Aと多孔層208B(第2の多孔層)とから構成され
ており、液晶装置100として完成した状態においては、多孔層207Bおよび多孔層2
08Bの形状が、TFTアレイ基板10と対向基板20とを貼り合わせる前の状態から変
形されている。
これら導電端子207(208)の原形について述べると、図6に示すように、端子部
207A(208A)上に形成された多孔層207B(208B)は、互いに平行な複数
の凸条部17(凸部)および溝部18(凹部)が所定の高さあるいは溝深さで交互に存在
するスリット状(縞状)を呈したものである。そして、凸条部17あるいは溝部18のピ
ッチが400nm以下で設定され、本実施形態では凸条部17の幅W1あるいは溝部18
の幅W2がともに70nmでそれぞれのピッチが140nmとされている。ここで、端子
部207Aの膜厚Tが数10nm、また凸条部17の高さH1(溝部の深さに相当)が3
0〜40nmで、全体的な高さHが40〜50nmとなるように形成されている。なお、
多孔層207B,208B形状はスリット状に限らずその他形状であってもよく、例えば
格子状も好適に採用することができる。
このような導電端子207、208は、上述したように液晶装置100として完成した
形状において、上記したような凸条部17が製造時の外部圧力によって様々な方向に傾倒
したりつぶれた状態となっている(図5)。
導電端子207,208に接続する基板間導通部材206は、シール材52の外側の非
表示領域に形成され、対向基板20とTFTアレイ基板10との電気的接続を担う導通部
材である。そして、対向基板20側では対向電極23に接続する導電端子208にされる
一方、TFTアレイ基板10側では導電端子207に接続されている。基板間導通部材2
06は、樹脂内に、銀フィラーや、円球形状もしくは円柱形状をなすグラスファイバーな
どの導通材19が含有された導電ペーストからなり、これら銀フィラーやグラスファイバ
ーなどの導通材19の一部が無機配向膜21,31の破断部21A,31Aから突き出し
て導電端子207,208に接触する。言い換えれば、導通材19(銀フィラーやグラス
ファイバー)が無機配向膜21,31を貫通した形態とされている。
[液晶装置の製造方法]
次に、第1実施形態の液晶装置100の製造方法について説明する。上記液晶装置10
0の製造プロセスの概略は、各基板10,20をそれぞれ製造した後に、両基板10,2
0を貼り合わせ、その後、液晶を注入する工程を含むものである。本実施形態の製造方法
を用いて形成したTFTアレイ基板10や対向基板20は、本発明に係る液晶装置用基板
の一例である。
(TFTアレイ基板)
まず、TFTアレイ基板10の製造工程について図7〜9を参照しつつ説明する。ただ
し、TFTアレイ基板10上に画素電極9を形成するまでの工程は従来の工程と全く変わ
るところはないため、説明を省略する。
まず、石英等からなる基板本体10a上に、図1および図4に示したTFT30を含む
回路層10cを形成し、かかる回路層10c上に画素電極9を形成する。回路層10cの
各構成要素(半導体層62や走査線3a、データ線6aなど)や画素電極9は、いずれも
従来公知の方法で形成することができる。
なお、本実施形態では、導電端子207,208を形成するための導電膜112aはデ
ータ線6aと同一工程により形成するものとしており(図7(a))、その後、導電膜1
12aに対して2光束露光を行い導電端子207(多孔層207Bおよび端子部207A
)を形成する(図7(b))。
具体的には、まず、図8(a)に示すように基板本体10aの回路層10c上の基板間
導通部材206が配置される領域に対応してスパッタ法等により厚さ120nmのアルミ
膜を導電膜112aとして所定の膜厚で形成し、その上に真空蒸着又はスパッタ等により
反射防止膜33を形成した。反射防止膜33としては、例えば、SiCやSiOxNy:
H(x、yは組成比)が適している。もしくは、ITO(Indium Tin Oxide)を用いても
良い。また、半導体分野で広く用いられている有機塗布材料を用いても良い。
その後、反射防止膜33上にスピンコート法などによってレジストReを形成する。続
けて、レジスト膜Reに対してレーザー干渉露光を用い(図8(b))、多孔層207B
の凸条部17(図6)の形成位置に相当する領域、すなわちピッチが140nmである微
細な線状の領域を選択的に露光して凸条部17の潜像を形成する。形成する凸条部17の
ピッチは、本実施形態では140nmであることから、微細な縞状パターンを形成可能な
干渉露光法(ここでは2光束干渉露光)を用いる。レーザー干渉露光に用いる光源として
は、波長266nmの連続発信DUV(Deep Ultra Violet)レーザーを用いることがで
きる。このとき、レジスト膜Reの下層に反射防止膜33が形成されていることにより、
レーザー光が導電膜112a(アルミ膜)によって反射され露光が不完全となる不具合を
防止することができる。
次に、レーザー干渉露光されたレジスト膜Reの現像を行うことにより、ピッチが14
0nmの微細な線状のレジストパターンRpが得られる(図8(c))。そして、上記レ
ジストパターンRpをマスクにしてドライエッチングを行うことにより、反射防止膜33
及び導電膜112a(アルミ膜)をパターニングする(図8(d))。続けて、レジスト
パターンRp及び反射防止膜33を除去し、基板本体10a上に、端子部207Aと多孔
層207Bとからなる導電端子207を出現させる(図8(e))。
このとき、導電端子207の端子部207Aの膜厚T(図6)が数10nm、多孔層2
07Bの凸条部17の高さH1(図6)が数40〜50nmとなるように形成する。
次に、このような導電端子207を含む基板本体10aの最表面に対して、所定の方向
から斜方蒸着法(例えば、IBS法)によりAl(アルミナ)などの無機材料を蒸
着して、導電端子207上に無機配向膜31を所定の膜厚で形成する(図8(f))。本
実施形態では、無機配向膜31を200nm以下の膜厚で形成し、後述する貼り合せ工程
において容易に破断可能なものとする。
この結果、図9に示すように、多孔層207Bの溝部18が無機配向膜31によって封
止されて、凸条部17同士の間に、端子部207A、凸条部17及び無機配向膜31によ
って囲まれた空間Kを形成することができる。
以上のような工程により、無機配向膜31を備えるTFTアレイ基板10を得ることが
できる。本実施形態では、凸条部17あるいは溝部18がピッチ140nmで形成されて
いる。そのため、斜め成膜法による成膜粒子が溝部18内に入り込むことがなく、図9に
示すように、溝部18の開口端はスパッタ粒子の堆積物により成膜の早い段階で閉塞され
、無機配向膜31の下層に多数の空間Kが形成される。
(対向基板)
次に、対向基板20の製造工程について図10を参照しつつ説明する。ただし、対向基
板20上に導電端子208を形成する工程は上記した導電端子207の製造工程と同じで
あることから、説明を省略する。
対向基板20については、まず、ガラス等からなる基板本体20aを用意し、遮光性材
料を成膜、パターニングすることにより画素間領域に対応する遮光部24を形成するとと
もに、上記導電端子207と同様の導電端子208を、基板間導通部材206(図示略)
が接続される領域に対応してクロム(Cr)などの導電性材料にて形成する(図10(a
))。本実施形態では、導電端子208を形成するための導電膜は、クロム(Cr)など
から構成される遮光部24と同一工程により形成するものとしており、その後、この導電
膜に対して2光束露光を行い多孔層208Bと端子部208Aとを有する導電端子208
を形成する(図10(b))。
そして、このような導電端子208を備える基板本体20a上の表示領域全面にスパッ
タリング法等によりITO等の透明導電性材料を堆積し、フォトリソグラフィー法を用い
てパターニングすることにより、基板本体20aの表示領域に対応する箇所に対向電極2
3を形成する(図10(b))。その後、TFTアレイ基板10の製造工程と同様、斜め
成膜法により無機配向膜21を形成し、対向基板20を得る(図10(c))。
(基板同士の貼り合せ)
次に、基板10,20同士の貼り合せ工程について図11を参照して説明する。
まず、上述したTFTアレイ基板10あるいは対向基板20のいずれか一方に基板間導
通部材206を形成するための導電ペースト206Aを塗布する(図11(a))。TF
Tアレイ基板10側に導電ペースト206Aを塗布する場合、無機配向膜31上の、導電
端子207と平面的に重なる領域に、ディスペンサやインクジェット法などを用いて選択
的に塗布する。
なお、導電ペースト206Aを塗布するのと同時に、表示領域を囲むようにしてシール
材52を描画する。シール材52の描画と導電ペースト206Aを塗布する順番は適宜選
択される。
その後、TFTアレイ基板10上に対向基板20を対向配置し、シール材52及び導電
ペースト206Aを介して貼り合わせ、所定の圧力で圧着を行う。TFTアレイ基板10
と対向基板20同士を所定の圧力で押圧すると、基板間導通部材206と導電端子207
,208との接続部211,212に圧力が加えられて、対応する箇所の無機配向膜21
,31や多孔層207B,208Bが破損する(図11(b))。
具体的には、各導電端子207,208の多孔層207B,208Bの凸条部17が様
々な方向に傾倒したり押しつぶされたりしながら変形することによって無機配向膜21,
31が部分的に破断して、その破断部21A,31Aから基板間導通部材206内に含ま
れる銀フィラーやグラスファイバー等の導通材19が差し込まれて導電端子207,20
8の端子部207A,208Aに接触する。このように、基板間導通部材206に含まれ
る銀フィラーやグラスファイバーが破断部21A,31Aから突き出してその端部が導電
端子207,208に達することで、導電端子207と導電端子208とが基板間導通部
材206を介して電気的に接続することになる。
その後、真空注入法により両基板10,20間のシール材52によって囲まれた空間に
液晶を注入し、液晶層50を形成する。このようにして、本実施形態の液晶装置100が
完成する。
このように、端子部207A,208Aおよび多孔層207B,208Bからなる導電
端子207,208を無機配向膜21,31の下層に配置することによって端子部207
A,208Aと無機配向膜21,31との間に多孔層207B,208Bが存在するため
、貼り合せ時の押圧によって多孔層207B,208Bが変形するのと同時に無機配向膜
21,31が破断する。そのため、従来、有機膜とは違って硬質なために銀フィラーやグ
ラスファイバーが突き破ることができなかった無機膜であっても容易に破断させることが
できるので、基板10,20間の導通を確実に確保することができる。また、本実施形態
によれば、導電端子207,208を露出させるために無機配向膜21,31をパターン
ニングする必要がなくなるので、手間が省けるとともに良好な成膜が可能となる。
以上述べたように、導電端子207,208の形状を変形させることによって、無機配
向膜21,31の成膜方法やその条件を選択することなく、貼り合せ時の圧着時に無機配
向膜21,31を破断させて導電ペースト中の銀フィラーやグラスファイバーなどを介し
て基板10,20間の導通が可能な製品を提供することができ、歩留まりが向上する。
以上述べたように、無機配向膜21,31を用いる場合であっても基板10,20間の
導通不良発生が解消されるため信頼性が向上し、例えばプロジェクタ等のライトバルブに
好適に用いることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発
明は係る例に限定されないことは言うまでもなく、上記各実施形態を組み合わせても良い
。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変
更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技
術的範囲に属するものと了解される。
先の実施形態では、端子部207A,208Aと多孔層207B,208Bとが同じ材
料からなる導電端子207,208の構成について述べたが、端子部207A,208A
と多孔層207B,208Bとを別々の材料から構成してもよい。例えば、TFTアレイ
基板10側の端子部207Aを他の配線と同じAlから構成し、その上に形成される多孔
層207Bを画素電極9と同じITOで構成してもよい。また、対向基板20側の端子部
208Aを遮光部24と同じCrから構成し、その上の多孔層208Bを対向電極23と
同じITOで構成してもよい。
また、上記したような導電材料からなる端子部207A,208A上に樹脂材料からな
る多孔層207B,208Bを形成してもよい。しかしながら、樹脂材料からなる多孔層
207B,208Bに基板間導通部材206(銀フィラー等)が接触しても導通を確保す
ることができないことから、導電性を有した多孔層207B,208Bの方が基板10,
20間の導通不良を解消するためには好ましい。
また、先の実施形態では、対向電極23とは別に多孔層208Bを設ける構成としたが
対向電極23に多孔層208Bを形成してもよい。例えば、遮光部24と同時に端子部2
08Aを所定の位置にパターン形成した後、これら遮光部24および端子部208Aを覆
うようにして対向電極23を表示領域だけでなく非表示領域にまで形成するようにする。
その後、端子部208A上の対向電極23に2光束干渉露光を施して、対向電極23の一
部に多孔層208Bを形成してもよい。ITOからなる多孔層208BはCrに比べて硬
度が低いため変形し易く、多孔層208B上の無機配向膜21を確実に破断させて基板1
0,20間の導通を確保することができる。また、端子部208Aを露出させるために対
向電極23をパターニングする必要がなくなる。
また、TFTアレイ基板10側の導電端子207においても同様にITOで形成しても
よい。これにより、画素電極9のパターニングと同時に導電端子207を形成することが
できる。
また、導電端子207,208の多孔層207B,208Bは、スリット状以外の形状
も適用できるとともにその形成方法も問わず、従来のフォトリソによるパターン形成やイ
オンビームエッチングなども有効である。
また、導電端子207,208だけでなく、液晶パネルを駆動させるための実装端子2
02(図1参照)にも適用することができる。
本実施形態の液晶装置の全体構成図。 本実施形態の液晶装置の断面構成図。 本実施形態の液晶装置の等価回路図。 図2の要部を拡大した拡大断面図。 図4の要部を拡大した拡大断面図。 導電端子の概略構成図。 本実施形態の液晶装置の製造工程における作用を示す図であって、TFTアレイ基板の製造工程を示す断面図。 TFTアレイ基板の製造工程を示す断面図。 TFTアレイ基板の要部を示す断面図。 対向基板の製造工程を示す断面図。 基板同士の貼り合せ工程を示す断面図。
符号の説明
100…液晶装置、10…TFTアレイ基板(第1の基板)、20…対向基板(第2の
基板)、10a…基板本体、20a…基板本体、17…凸条部(凸部)、18…溝部(凹
部)、19…導通材(フィラー、グラスファイバー)、21,31…無機配向膜、23…
対向電極、50…液晶層、206…基板間導通部材、207…導電端子(第1の端子)、
208…導電端子(第2の端子)、207B,208B…多孔層、211,212…接続

Claims (13)

  1. 第1の基板と第2の基板との間に液晶層を挟持する液晶装置であって、
    前記第1の基板に設けられた第1の端子と前記第2の基板に設けられた第2の端子とが
    導通部材を介して接続されており、
    前記導通部材と前記第1の端子との接続部では、
    前記第1の端子の前記液晶層側に設けられた多孔層および、当該多孔層の前記液晶層側
    に設けられた無機材料からなる配向膜が、前記導通部材によって部分的に変形されている
    ことを特徴とする液晶装置。
  2. 前記導通部材と前記第2の端子との接続部において、
    前記第2の端子の前記液晶層側に設けられた多孔層および、当該多孔層の前記液晶層側
    に設けられた無機材料からなる配向膜が、前記導通部材によって部分的に変形されている
    ことを特徴とする請求項1記載の液晶装置。
  3. 前記多孔層が、前記第1の端子または前記第2の端子に一体に形成されていることを特
    徴とする請求項1または2記載の液晶装置。
  4. 前記多孔層が、縞状あるいは格子状の構造物であることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか一項に記載の液晶装置。
  5. 前記導通部材に含まれる導電性のフィラーあるいはファイバーが、前記多孔層または前
    記第1の端子に接触していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の液
    晶装置。
  6. 前記多孔層が、前記第2の基板に設けられた前記液晶層に電圧を印加する電極と一体に
    形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液晶装置。
  7. 前記多孔層が、アルミニウム、クロム、ITOあるいは樹脂材料のいずれかから構成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の液晶装置。
  8. 前記配向膜の膜厚が200nm以下であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか
    一項に記載の液晶装置。
  9. 前記構造物の凹部または凸部のピッチが400nm以下であることを特徴とする請求項
    4記載の液晶装置。
  10. 第1の基板および第2の基板との間に液晶層を挟持する液晶装置の製造方法であって、
    第1の基板本体上に、第1の端子、多孔層、および無機材料からなる配向膜をこの順で
    形成して第1の基板を作製する工程と、
    第2の基板本体上に、前記第1の端子と対向する第2の端子を形成して第2の基板を作
    製する工程と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に導通部材を配置して加圧し、前記多孔層およ
    び前記配向膜を部分的に変形させて、前記第1の端子と前記第2の端子とを前記導通部材
    を介して接続させる工程と、を備えることを特徴とする液晶装置の製造方法。
  11. 前記多孔層を、2光束干渉露光を用いて縞状あるいは格子状にパターン形成することを
    特徴とする請求項10記載の液晶装置の製造方法。
  12. 前記第2の基板を作製する工程において、
    前記基板本体上に、前記第2の端子、多孔層、および無機材料からなる配向膜をこの順
    で形成することを特徴とする請求項10または11記載の液晶装置の製造方法。
  13. 他の基板との間に液晶層を挟持して液晶装置を構成する液晶装置用基板であって、
    基板本体上に、前記他の基板との導通を得るための端子と、多孔層と、無機材料からな
    る配向膜とがこの順で形成されていることを特徴とする液晶装置用基板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011209509A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Kyocera Corp 光伝送基板および光モジュール
CN113867054A (zh) * 2021-09-24 2021-12-31 惠科股份有限公司 阵列基板、显示面板和显示装置

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