JP2009250603A - 加熱ユニットを管理する方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】少なくとも2つの加熱ユニットを有したヒータの各加熱ユニットの特性を活用する管理方法を提供する。
【解決手段】加熱装置1は、少なくとも一つのヒータ2に接続しているか、又は組み込まれている室温8を調節する装置12を具備している。上記したヒータは少なくとも2つの加熱ユニット5を有している。上記した調節装置は、熱に関する要件を計算する。その計算の結果はヒータに送られ、そのヒータは更にその加熱ユニットに印加して、各加熱ユニットを同じように動作させる。しかし、1つの同一ヒータ内の複数の加熱ユニットが、異なる性質乃至形式である場合、及び/又は異なる出力値を有する場合がある。従って、前記加熱ユニットの使用を最適化することができるパラメータ30の関数として、複数の加熱ユニット間に熱放出を割当てることを行う。
【選択図】図1
【解決手段】加熱装置1は、少なくとも一つのヒータ2に接続しているか、又は組み込まれている室温8を調節する装置12を具備している。上記したヒータは少なくとも2つの加熱ユニット5を有している。上記した調節装置は、熱に関する要件を計算する。その計算の結果はヒータに送られ、そのヒータは更にその加熱ユニットに印加して、各加熱ユニットを同じように動作させる。しかし、1つの同一ヒータ内の複数の加熱ユニットが、異なる性質乃至形式である場合、及び/又は異なる出力値を有する場合がある。従って、前記加熱ユニットの使用を最適化することができるパラメータ30の関数として、複数の加熱ユニット間に熱放出を割当てることを行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、加熱ユニットを管理する方法に関するものである。更に具体的には、本発明は、少なくとも2つの加熱ユニットを有する加熱装置又はヒータに関するものである。
従来の加熱装置は一般に、実質的に一定なレベルに建造物内の環境温度(以下「室温」という)を維持する機能を有している。加熱装置が室温を維持しなければならない温度は、設定温度と呼ばれている。この設定温度は、前記加熱装置のユーザによって設定される。
室温は、調節装置によって設定温度に実質的に維持される。このような調節装置の機能は、所望の設定温度に室温を維持するために必要とされる加熱要件を計算することである。具体的には、調節装置は、加熱装置又はヒータに対する加熱命令を生成して送る。
実質的に一定な室温を維持するために、調節装置は、室温を知らなければならない。それ故、調節装置は、センサを有するか又はセンサに接続している。この種のセンサは、外部センサ、雰囲気センサ、又は熱要件を決定するための基準として使用される温度を調節装置に通知する機能を有するどのような形式のセンサであってもよい。同様に、ユーザが設定温度を設定することができるように、調節装置は、ユーザが設定温度を設定することができるサーモスタット又は他の任意の装置を具備していなければならない。このようなサーモスタットは、指で回すボタンのような機械的な手段又は、一組の押しボタンが付属するLCD型スクリーンのような電子的な手段によって、設定温度を調節するために用いられる。
加熱装置は、一つ以上のヒータを具備している。一つ以上のヒータに対して命令を与えるために調節装置を設けることができる。調節装置が単一のヒータに命令を与えている場合、調節装置は、その単一のヒータと直接一体化することもできる。更に、同一ヒータが、複数の加熱ユニットを具備することもできる。そして、それら加熱ユニットは、異なる出力値を有することもできる。同様に、それら加熱ユニットが、異なる性質乃至形式のものであってもよい。従って、加熱ユニットは、フィン付きヒータ、平面型抵抗ヒータ、アキュムレータユニット、対流型ファンヒータ、熱力学式加熱ユニット、電磁弁を有する流体熱交換器、又は放熱源を構成することができる他のどのような装置とすることもできる。ヒータは、このような加熱ユニットのいくつかの組合せから構成することもできる。これらの組合せは、ヒータ内の加熱ユニットの位置、加熱ユニットの数、各加熱ユニットの性質乃至形式又は、更には加熱ユニットの出力等を関数として、変えることができる。
しかし、従来の調節装置は、ヒータによって発される熱の全体的な要件を決定するように構成されている。具体的には、ヒータ内の複数の加熱ユニットは、加熱を均一に分担するように構成されている。調節装置が、或る利用率乃至稼働率(utilization rate)に従って動作するようにヒータに指示するようにヒータに命令を与えるとき、すなわち調節装置が、発生すべき或る熱量を決定するとき、ヒータは、指示された稼働率で全加熱ユニットを稼働させる。
同一稼働率での同一ヒータの全加熱ユニットの稼動は、同一ヒータ内の加熱ユニット間の違いを考慮しているというわけではない。従って、ヒータ内の複数の加熱ユニットに固有のそれぞれ異なる特性は活用されていない。同様に、これらの特性に照らしたヒータの動作に対するユーザの好みも考慮されていない。
それ故、ユーザが、複数の異なる加熱ユニットを有する同一ヒータにおいて、考えられる可能な組合せによって得られる変幻自在性を享受する方法が全くない。
この問題を解決するために考えられる1つの解決法は、ヒータの各加熱ユニット毎に調節装置を一体化することかも知れない。しかし、この解決法は実施が困難である。更に、この解決法は、相当数の必要以上の部品を必要とする。加えて、この解決法は、ユーザが調節装置を互いに独立して調節することを必要とする。それ故、この方策は、この種類の加熱装置のユーザにとって煩瑣で面倒である。
この問題を解決するために、本発明は、ヒータ内にある複数の異なる加熱ユニットの関数として、ヒータを多様な態様で使用することができる調節装置を提供するものである。従って、本発明によれば、ユーザは、ヒータ内の複数の加熱ユニットの異なる使用方法を定めることができる。更に詳述するならば、特に、本発明の方法は、調節装置によって計算された必要な熱量を出力するために、複数の異なる加熱ユニット間において熱放出を割当てることからなる。
本発明の好ましい実施例において、異なる加熱ユニット間の熱放出の割当てが、調節装置によって特別なパラメータの関数として計算されることが提案される。このようなパラメータは、調節装置のメモリに記憶することができる。そして、異なる加熱ユニット間の熱放出の割当ては、これらのパラメータの関数として、異なる加熱ユニットによって実現される。
本発明の特定の実施例において、熱放出の割当てを計算するために使用されるパラメータが、優先順位に基づく分類に従って順位付けされる。この優先順位に基づく順位付けは、好ましい方法において所定のパラメータを使用することができる機能を有している。本発明によれば、優先順位のこの順位付けは、ユーザ自身によって定めることができる。
従って、本発明によるならば、
(1)公称稼働率(nomimal utilization rate)のための公称流量(nomimal flow rate)で熱を発生することが各々できる2つの加熱ユニットを具備するヒータにエネルギーを供給するステップと、
(2)調節装置に接続しているセンサから前記調節装置に室温を通知させるステップと、
(3)前記調節装置によって前記ヒータの作動率(operating rate)を決定させるステップと、
(4)前記調節装置に加熱命令を生成させて前記ヒータに送らせるステップと、
(5)前記ヒータによって前記加熱命令を前記加熱ユニットに印加させるステップと
を具備している、ヒータの複数の加熱ユニットを管理する方法において、
前記調節装置に、異なる加熱ユニットごとに、異なる稼働率(utilization rate)を計算させるステップを有することを特徴とする方法。
(1)公称稼働率(nomimal utilization rate)のための公称流量(nomimal flow rate)で熱を発生することが各々できる2つの加熱ユニットを具備するヒータにエネルギーを供給するステップと、
(2)調節装置に接続しているセンサから前記調節装置に室温を通知させるステップと、
(3)前記調節装置によって前記ヒータの作動率(operating rate)を決定させるステップと、
(4)前記調節装置に加熱命令を生成させて前記ヒータに送らせるステップと、
(5)前記ヒータによって前記加熱命令を前記加熱ユニットに印加させるステップと
を具備している、ヒータの複数の加熱ユニットを管理する方法において、
前記調節装置に、異なる加熱ユニットごとに、異なる稼働率(utilization rate)を計算させるステップを有することを特徴とする方法。
本発明は、以下の説明及び添付図面からより良く理解されるであろう。ここで、添付図面は、例示のために示すものであり、本発明の範囲を限定するものではないことは理解されたい。
図1は本発明による加熱装置の概略図である。
本発明による加熱装置1は、一つ以上のヒータ2を具備している。熱を放出するために、本発明の方法は、加熱装置1にエネルギー供給するステップ3を有する。加熱装置に供給されるエネルギーは、例えば、電気コネクタ4を介して得られる。
本発明によれば、ヒータ2は、少なくとも2つの加熱ユニット5を有する。加熱ユニット5は、例えば、フィン付きヒータ6、平面型抵抗ヒータ、アキュムレータユニット、対流型ファンヒータ7、熱力学式加熱ユニット、又は電磁弁を有する流体熱交換器であってもよい。
加熱装置1は特に、実質的に一定なレベルに建造物内の環境温度すなわち室温8を維持する機能を一般に有している。加熱装置1が室温8を維持しなければならない温度は、前記加熱装置1のユーザによって設定することができる。前記ユーザによって設定されるこの温度は、設定温度9と称する。
設定温度9のレベルに室温8を維持するように正確に建造物の加熱要件を定めるために、加熱装置1が前記建造物の室温9を知っていることが必要である。室温8は、設定温度9と室温8との間の差を知るために必要である。それ故、室温を検知するステップ10が必要である。プローブすなわちセンサ11が、この検知ステップ10のために使用される。
検知ステップ10で検出された室温8は、調節装置12に送られる。このセンサ11は、調節装置12内に直接組み込むこともできる。又、調節装置12は、ヒータ2内に直接組み込むこともできる。一般に、ヒータ2に組み込まれる調節装置12は、当該ヒータ2についてだけ応答し、すなわち該当建造物にあるかも知れない他のヒータとは独立している。
又は、調節装置12は、ヒータ2と独立していても、すなわち、ヒータ2内に組み込まなくともいい。このような独立した調節装置12は、一つ以上のヒータ2と相互作用することができる。
調節装置12は、設定温度9のレベルに室温8を維持するために必要とされる熱放出要件を計算する機能を有する。このために、本発明の方法のステップ13において、調節装置12は、ヒータ2の使用率乃至は稼働率(utilization rate)14を決定する。
更に、設定温度9を設定するために、サーモスタット15は調節装置12に組み込まれている。サーモスタット15は、例えば電子的なサーモスタット15の場合、バックライト付のLCDスクリーン16を具備している。LCDスクリーン16は、ユーザにとって必要な全ての情報を表示する。その必要な全ての情報の中には、室温8及び設定温度9がある。設定温度9は、調整装置17によって調節される。具体的には、調整装置17は「+」押しボタン18及び「−」押しボタン49を有する。押しボタン18は、設定温度9を上げるために使用され、押しボタン49は、設定温度9を下げるために使用される。
稼働率14を決定した後に、調節装置12は、本発明の方法のステップ20において、加熱命令19を生成してヒータ2に送る。ヒータ2は、制御ボックス21を有する。この制御ボックス21は、本発明の方法のステップ22において、加熱命令19を受ける。制御ボックス21によって、加熱命令19がヒータ2の加熱ユニット5に印加させられる。
従来の加熱装置において、加熱命令19を印加するステップ22において、ヒータ2は、加熱命令19に従って、その複数の加熱ユニット5を同じようにすなわち同一稼働率で動作させる。具体的には、ヒータ2は、ヒータ2の複数の加熱ユニット5に対して、それら複数の加熱ユニット5の特性に係わりなく、同一稼働率14を適用する。
本発明の方法は更に、複数の加熱ユニット5間で熱放出を割当てるステップ23を有する。このステップ23において、各加熱ユニット5の稼働率の割当てが計算される。この割当ては、ヒータ2の稼働率14を決定するステップ13において計算された全体の加熱要件の関数としてなされる。
調節装置12は、データメモリ24と、プログラムメモリ25と、マイクロプロセッサ26と、入力インターフェース27と、出力インターフェース28と、少なくとも一つの通信バス29とを有する。センサ11によって検出された室温8に関する情報は、入力インターフェース27を介して調節装置12に送られる。この情報が、マイクロプロセッサ26によって直接使用されるか、又は、後での使用のためのデータメモリ24に記憶される。通信バス29は、調節装置12の異なる構成要素を少なくとも部分的に相互接続している。具体的には、通信バス29は、調節装置12内において情報が循環することを可能にしている。本方法の内の異なるステップにおいて必要とされる情報は、バス29、メモリ24及び25及び/又は入力インターフェース27を介してマイクロプロセッサ26まで送られる。データ及びマイクロプロセッサ26による計算の結果として発せられる命令は、マイクロプロセッサ26のバス29を介して出力インターフェース28まで送られる。このデータは、出力インターフェース28からヒータ2へ送られ、具体的には、ヒータ2の制御ボックス21に送信される。
本発明の方法によれば、加熱要件の計算は、ヒータ2の複数の加熱ユニット5の関数として、熱放出の割当てを決定するようになされる。加熱ユニット5が異なる性質乃至形式であるときに、このような割当ての利点が全て享受される。加熱ユニット5が異なる出力値を有しているときに、本発明の方法はまた価値がある。
本発明の方法によれば、複数の加熱ユニット3間の熱放出の割当ては、調節装置12のデータメモリ24に記憶されているパラメータ30の関数として計算される。それ故、本発明の方法は、適用するパラメータを選択するステップ31を有する。
このようなパラメータ30により、ヒータ5の使用の優先順位の管理が可能となる。従って、調節装置12は、これらパラメータ30の関数として、加熱装置1の稼動を最適化する。これらパラメータ30は、例えば快適さパラメータ32、安全パラメータ33、効率パラメータ34、出力要求パラメータ35、料金関連パラメータ36又は生態環境保護基準のパラメータ37であってもよい。但し、ここに例示したパラメータ30は、非限定的な例として挙げたものである。
快適さパラメータ32によれば、最優先に正面加熱ユニット5を選択する可能性がある。このような選択は、一定したホットスポットをつくり、放射熱が発せられる。室温8を速やかに上昇させるためには、例えば、設定温度9を変えるときに、快適さパラメータ32は、最優先として対流型ファンヒータユニットの選択となる可能性がある。
安全パラメータ33によれば、最優先に対流型加熱ユニット5を選択する可能性がある。このような対流型加熱ユニット5は、ヒータ2を低温に維持することが可能である。
効率パラメータ34によれば、最優先に熱力学式加熱ユニット5を選択する可能性がある。この選択は、COP値(性能係数)に従って行うことができる。更に、この種の効率パラメータ34は、最優先として流体熱交換器型流体式加熱ユニットの選択となる可能性もある。1つの好ましい実施例において、最優先としての流体熱交換器型流体式加熱ユニット5の選択は、前記流体の温度の関数としてなされる。
出力要求の管理35に関連するパラメータによれば、最優先に、最大定格出力が建造物の加熱要件に対応する加熱ユニット5を選択する可能性がある。
料金関連パラメータ36によれば、最優先に、継続運転期間中のエネルギーコストが最も優れている加熱ユニット5を選択することになる。必要な場合、このエネルギーを蓄積するためにアキュムレータ装置を使用することもできる。
生態環境保護パラメータ37によれば、最優先に、リサイクルエネルギーを使用している加熱ユニット5を選択することが可能である。生態環境保護パラメータによって規定される優先順位は更に、例えば加熱ユニット5が温室効果ガスを発生するかどうかを考慮することができる。
調節装置12によって規定された選択したパラメータ30の関数として熱放出が割り当てられた(ステップ23)ならば、上記した計算から得られた命令19がヒータ2によって加熱ユニット5に印加される。具体的には、制御ボックス21は、上記した命令19に従って、上記した命令19に対応する異なる稼働率14を、それぞれ加熱ユニット5に印加する。
本発明の方法の1つの特定の実施例において、ユーザは、割当てパラメータ30の中から優先順位41を定めることができる。このために、本発明の方法は、優先順位を確認するためのステップ38を有する。このステップ38において、本発明の方法は、パラメータ30の中に優先順位があるかどうかどうか判定する動作を含む。
優先順位がない場合、本発明の方法はパラメータ選択ステップ31に直接進む。優先順位が定められている場合、最も高い優先順位を有するパラメータ30が、ステップ39において選択される。ステップ40において、未だ選択されておらず且つ残っている中で最も高い優先順位を有するパラメータ30が、既に選択されているパラメータと一致するかどうかを確認する。具体的には、このステップは、パラメータが、既に選択されているパラメータ30によって既に除外されている加熱ユニット5を、優先順位によって、選択することにならないかどうかを確認するものである。最も高い優先順位を有する残っているパラメータ30が既に選択されているパラメータと一致しない場合、本発明の方法は、優先順位パラメータとして残っている前記パラメータ30を選択するためのステップ39の実行することを含んでいる。選択するパラメータ30が最早残っていない状態になるまで、又は、残っているパラメータ30が既に選択されているパラメータと一致するまで、このステップ39とステップ40とが繰り返される。残っている優先順位パラメータ30が既に選択されているパラメータ30と一致する場合、又は、選択するパラメータ30が最早残っていない場合、本発明の方法は、ステップ23を実行して、選択したパラメータ30の関数としての命令19を生成して送る。
優先順位の順位41は、調節装置12のデータメモリに記憶されている。優先順位のこの順位41は、優先順位プログラム42によって、ユーザが定めることができる。優先順位プログラム42は、調節装置12のプログラムメモリ25に含めることができる。この優先順位プログラム42に基づいて、本発明の方法の優先順位表作成ステップ38、選択ステップ39及び不一致検索ステップ40のそれぞれのステップが実施されるようにしておもよい。
図2は、本発明の方法のステップのフローチャートである。上述した従来の加熱装置は、加熱装置1にエネルギー供給するステップ3と、室温8を検出するステップ10と、ヒータ2の稼働率14を決定するステップ13と、調節装置12によって加熱命令19を生成して送るステップ20と、ヒータ2によって加熱命令19を印加するステップ22だけしか有していない。
上述した従来の方法のステップに加えて、本発明の方法は、ヒータ2内の異なる加熱ユニット5に稼働率を割り当てるステップ23を更に有する。加熱命令19を生成して送る上記したステップ20は、稼働率を割り当てるこのステップ23の後に実行する。具体的には、加熱命令19は、稼働率の割当ての関数として定められる。
本発明の方法の好ましい別の実施例において、本発明の方法は、割当てパラメータ30を選ぶためのステップ31を更に有する。この選択ステップ31は、ユーザによって直接実行することができる。稼働率を割り当てるステップ23は、選択パラメータの関数として実行される。
本発明の方法の好ましい他の実施例は、優先順位の順位表を作成するためのステップ38を更に有する。具体的には、割当てパラメータ30は、優先順位の順位表41に従って格付けされる。優先順位の順位表41が定められていない場合、本発明の方法は、パラメータ30を選択するステップ31を直ぐに実行する。優先順位の順位表41が存在する場合、本発明の方法は、最も高い優先順位を有するパラメータ30が選択するステップ39を有する。本発明の方法のステップ40は、未だ選択されておらず且つ最も高い優先順位を有するパラメータ30が、既に選択されているパラメータ30と一致しないかどうか確認するために行われる。既に選択されているパラメータ30と一致している場合、本発明の方法は、稼働率を割当てるためのステップ23に直ちに進む。一方、既に選択されているパラメータ30と一致しない場合、本発明の方法は、優先順位パラメータを選択するためのステップ39をもう一度実行する。
1 加熱装置
2 ヒータ
4 電気コネクタ
5 加熱ユニット
6 フィン付きヒータ
11 温度センサ
12 調節装置
15 サーモスタット
16 LCDスクリーン
17 調節装置
21 制御ボックス
24 データメモリ
25 プログラムメモリ
26 マイクロプロセッサ
27 入力インターフェース
28 出力インターフェース
29 通信バス
2 ヒータ
4 電気コネクタ
5 加熱ユニット
6 フィン付きヒータ
11 温度センサ
12 調節装置
15 サーモスタット
16 LCDスクリーン
17 調節装置
21 制御ボックス
24 データメモリ
25 プログラムメモリ
26 マイクロプロセッサ
27 入力インターフェース
28 出力インターフェース
29 通信バス
Claims (8)
- 公称稼働率(14)のための公称流量で熱を発生することが各々できる2つの加熱ユニット(5)を有するヒータ(2)にエネルギー(4)を供給するステップ(3)と、
調節装置(12)に接続しているセンサ(11)から室温(8)を前記調節装置に通知させるステップ(10)と、
前記調節装置によって前記ヒータの作動率を決定させるステップ(13)と、
前記調節装置に加熱命令(19)を生成させて前記ヒータに送らせるステップ(20)と、
前記ヒータによって前記加熱命令を前記加熱ユニットに印加させるステップ(22)と
を具備する、加熱装置の加熱ユニットを管理する方法において、
前記調節装置に、異なる加熱ユニットごとに、異なる稼働率を計算させるステップ(23)を更に有することを特徴とする方法。 - 割当てパラメータ(30)の関数として、前記加熱ユニットの前記稼働率を割当てるステップを実行し、加熱命令(19)を生成する前記ステップは、前記割当てパラメータの関数として前記稼働率の割当てを考慮して実行することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 印加する熱放出割当てパラメータを、前記調節装置のデータメモリ(24)に記憶されている一組の考えられるパラメータの中から選択するステップ(31)を更に有していることを特徴とする請求項2に記載の方法。
- 前記加熱ユニットの前記熱放出割当てパラメータの印加優先順位(41)を、前記割当てを計算するために使用するステップ(38、39、40)を更に有していることを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。
- 前記加熱ユニット(6、7)は異なる性質乃至形式であることを特徴とする請求項1〜4の内の何れか一項に記載の方法。
- 前記加熱ユニットが異なる出力値を有することを特徴とする請求項1〜5の内の何れか一項に記載の方法。
- 印加する前記熱放出割当てパラメータを、快適さパラメータ(32)、安全パラメータ(33)、効率パラメータ(34)、出力要求管理パラメータ(35)、料金関連パラメータ(36)及び生態環境保護基準のパラメータ(37)の中から選択する少なくとも一つのステップを更に有することを特徴とする請求項2〜6の内の何れか一項に記載の方法。
- 請求項1〜7の内の何れか一項に記載の方法を実行する装置。
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