JP2009250016A - 融雪装置及びその取り付け方法 - Google Patents
融雪装置及びその取り付け方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009250016A JP2009250016A JP2008119250A JP2008119250A JP2009250016A JP 2009250016 A JP2009250016 A JP 2009250016A JP 2008119250 A JP2008119250 A JP 2008119250A JP 2008119250 A JP2008119250 A JP 2008119250A JP 2009250016 A JP2009250016 A JP 2009250016A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- snow melting
- staircase
- building
- back side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
【課題】 降雪地における建造物外部鋼製階段のステップに降着した氷雪等は、スリプや転倒等、人身事故の原因となっている。
【解決手段】 本発明は、これを防ぐ為にステップ裏面に階段融雪用発熱体を設置するものである。裏面に設置することから、直接踏まれることがなく、構造が簡易であることから、従来の製品と比較し安価かつ長寿命を特長とするものである。
【選択図】図3
【解決手段】 本発明は、これを防ぐ為にステップ裏面に階段融雪用発熱体を設置するものである。裏面に設置することから、直接踏まれることがなく、構造が簡易であることから、従来の製品と比較し安価かつ長寿命を特長とするものである。
【選択図】図3
Description
本発明は、降雪地における建造物の外部に設けられた、鋼製階段に用いられる融雪装置に関するものである。
降雪地に建設された建物の外部に設けられた鋼製階段のステップ部は、降雪時、あるいは結氷時に滑りやすくなり、踏み外しや転倒事故は後を断たない状況にある。
この問題を解決する方法として、特許文献1には、まずステップ上に、融雪効果を高める目的で断熱材を置き、その上に発熱素子の表裏前面を電気絶縁防水シートで覆った発熱体を重ねて置く構造で、融雪シートを階段に取り付けることが提案されている。
また特許文献2においては、発熱素子をゴム弾性体により被覆し、シート状に一体的に成形して階段融雪マットを作製し、これを階段の昇降方向に向けて設置するに際し、階段のステップ部に発熱素子を位置させ、階段の立ち上がり部には発熱素子を欠如させた形状になるよう、あらかじめ切り欠き部を設けたものとする考案が提案されている。
上記のこれら2考案にあっては、階段ステップ部の踏面部は、長期の歩行使用により磨耗した場合や亀裂その他の損傷を生じた場合の対応方法は何ら考慮されておらず、その様な時には発熱素子共に全交換するしかないことになる。
また特許文献3にあっては、発熱素子をL字形にし、その外側を保護層としてL字形に成形した硝子繊維で強化された熱硬化性樹脂で覆い、一体化する形状を提案している。この場合ステップ部の踏面に相当する該硝子繊維強化熱硬化性樹脂は、耐摩耗性に優れる故歩行による磨耗は一般的には少ないが、長期間の使用特には、やはり磨耗が生じ、その際には、やはり発熱素子と共に全交換する必要がある。また、表面硬度の高い材料は、一般的には滑りやすい欠点も合わせ有しているので使用し難い。
前記の如く、従来の階段ステップ部に設置する融雪用発熱体においては、その踏面の保護層は歩行により磨耗又は亀裂を生じ、発熱体として使用に耐えなくなった場合、発熱素子を含め、全体を交換せねばならない欠点を有している。従って本発明の課題は、使用による踏面の損傷が少なく、損傷による交換する場合、全体を交換しなくともよい構造を有する、建造物外部鋼製階段に用いられる融雪装置を提供することにある。
本発明は、前記欠点を一掃すべく検討された、建造物外部鋼製階段に用いられる融雪装置であって、前記階段のステップの裏側に螺子により取り付けられ、前記ステップより小さめに形成されてなる保護板と、前記ステップと前記被覆板との間に狭着され、絶縁被膜が施されてなる発熱素子を有することを特徴とする。
また、本発明の融雪装置の取り付け方法は、建造物外部鋼製階段のステップ裏側に、絶縁被膜が施されてなる発熱素子を配置し、前記発熱素子を覆う状態で、保護板を配置し、前記保護板を前記ステップの裏側に螺子を用いて固定することを特徴とするものである。
本発明の融雪装置は、熱源となる発熱体が階段のステップの裏側に取り付けられているので、使用による損傷が極めて少なく、交換が必要な場合においても、その構造的な特徴から、必ずしも全部品を交換する必要がなく、ランニングコストを低く抑えることができる。
次に図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態に関わる鋼製階段用融雪装置について詳細に説明する。
本融雪装置の発熱部を図1に示す、電気絶縁被膜を施した発熱素子1とその下面を被覆する保護板2からなり、螺子穴3により螺着するものである。
図2は、鋼製階段のステップに、螺子穴3に合致するよう開孔加工し、平
丸ボルト5とナット6により固着する。
丸ボルト5とナット6により固着する。
図3は、本発熱体を鋼製階段に装着した斜視図である。
図4は、本発熱体に関わるコントローラー、温度センサー、過昇防止センサーの結線図である。
1 発熱素子
2 保護板
3 螺子穴
4 リード線
5 平丸ボルト
6 ナット
7 鋼製階段
8 コントローラー
9 温度センサー
10 過昇防止センサー
2 保護板
3 螺子穴
4 リード線
5 平丸ボルト
6 ナット
7 鋼製階段
8 コントローラー
9 温度センサー
10 過昇防止センサー
Claims (2)
- 建造物外部鋼製階段に用いられる融雪装置であって、前記階段のステップの裏側に螺子により取り付けられてなる保護板と、前期ステップとの間に狭着され、絶縁被膜が施されてなる発熱素子を有することを特徴とする融雪装置。
- 建造物外部鋼製階段のステップの裏側に、絶縁皮膜が施されてなる発熱素子を配置し、前記発熱素子を覆う状態で、保護板を配置し、前期保護板を前記ステップの裏側に螺子を用いて固定することを特徴とする、請求項1に記載の融雪装置の取り付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008119250A JP2009250016A (ja) | 2008-04-02 | 2008-04-02 | 融雪装置及びその取り付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008119250A JP2009250016A (ja) | 2008-04-02 | 2008-04-02 | 融雪装置及びその取り付け方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009250016A true JP2009250016A (ja) | 2009-10-29 |
Family
ID=41310973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008119250A Pending JP2009250016A (ja) | 2008-04-02 | 2008-04-02 | 融雪装置及びその取り付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009250016A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101080464B1 (ko) * | 2011-01-31 | 2011-11-04 | 이강욱 | 융설 장치 |
KR101258178B1 (ko) * | 2011-07-21 | 2013-04-25 | (주)이테크 | 계단용 발열장치 |
US11155970B2 (en) | 2017-10-16 | 2021-10-26 | Nvent Services Gmbh | Suspension mounted heating system |
-
2008
- 2008-04-02 JP JP2008119250A patent/JP2009250016A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101080464B1 (ko) * | 2011-01-31 | 2011-11-04 | 이강욱 | 융설 장치 |
KR101258178B1 (ko) * | 2011-07-21 | 2013-04-25 | (주)이테크 | 계단용 발열장치 |
US11155970B2 (en) | 2017-10-16 | 2021-10-26 | Nvent Services Gmbh | Suspension mounted heating system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5550350A (en) | Heated ice-melting blocks for steps | |
EP2853478B1 (en) | Heating device for use below ship decks | |
US6438909B2 (en) | Heating method and assembly for staircase | |
KR102116479B1 (ko) | 보행로의 결빙을 방지하기 위한 결빙방지 시스템 및 그것의 제어방법 | |
JP2009250016A (ja) | 融雪装置及びその取り付け方法 | |
KR101101624B1 (ko) | 결빙방지용 융설매트 | |
US20150284031A1 (en) | Heated Fender Well Liner | |
WO2010081035A3 (en) | Self-adhesive radiant heating underlayment | |
KR20180082861A (ko) | 도로 결빙방지용 발열장치 및 이를 이용한 도로 결빙방지공법 | |
JP2017027235A (ja) | 交通信号灯器用電熱回路付き透光カバー | |
US20150283653A1 (en) | Method for repairing an electrical heating element of a wind turbine rotor blade | |
WO2010039946A3 (en) | Ovenized crystal oscillator assembly | |
KR200430457Y1 (ko) | 수도계량기 동파방지 장치 | |
KR101905577B1 (ko) | 탄소섬유발열선을 이용한 결빙방지 매트 | |
US11155970B2 (en) | Suspension mounted heating system | |
WO2005053361A3 (en) | Method for the attachment of an electrical lead wire on a surface element, as well as a heating element, especially for a plastic-spraying device | |
CN109698473A (zh) | 散热除湿效果好的电力柜 | |
KR20150022119A (ko) | 융설 점자블록 및 그의 설치방법 | |
KR20120006773U (ko) | 미끄럼 방지 플레이트 | |
KR100717584B1 (ko) | 공동주택용 계단의 슬립방지구조 | |
CN211923280U (zh) | 一种融雪台阶 | |
KR100883585B1 (ko) | 발열논슬립패드를 이용한 논슬립발판 및 계단논슬립판 | |
KR101258178B1 (ko) | 계단용 발열장치 | |
JP3049682U (ja) | 着雪・着氷防止型階段 | |
JP2004076410A (ja) | 仮設階段用融雪装置 |