JP2009247863A - マイクロモーター用スタンド - Google Patents

Abstract

【課題】マイクロモーターをペンシルハンドで持ったり置いたりする作業を、円滑に行うためのマイクロモーター用スタンドを提供する。
【解決手段】台６の上部にＵ字形状の支持板５を設け、この支持板５の上部に、一対の半円筒体１ａ、１ｂの一端同士をヒンジ２により組み合わせ、ヒンジ２の逆側の端部同士が開口した保持部１にマイクロモーター通し、ヒンジを押し、保持部が閉じた状態にすることによりマイクロモーターを保持する構成とする。
【選択図】図１

Description

本発明は、マイクロモーターをペンシルハンドで持ったり置いたりする作業を、円滑に行うためのマイクロモーター用スタンドである。

従来、ペンシルハンド用のスタンドとしては、Ｕ字形の保持部にはめ込む型があった（実公、昭５０−５６７５）。また、保持部の一端が延設されている型もあった（実開、昭５６−１５２６１２）。

従来のペンシルハンド用のスタンドは、適応するマイクロモーターがその太さ（直径）で限定されていて、マイクロモーターが太くても細くてもうまく納まらなかった。また、スタンドに納める時の動線も限られていて、自由度が少なかった。
更に、樋状（Ｕ字形）で挟む形では、保持されていない部分に上方から力が加わった時に安定性に問題があった。

台の上部にＵ字形状の支持板を設け、この支持板の上部にヒンジを介して半円筒状の保持部を開閉自在に設けたことを特徴とするマイクロモーター用スタンドである。

本発明は、マイクロモーターをペンシルハンドで使用する際に筒状の保持部が上方に開き、内径も変えられるため、置くだけでマイクロモーターが固定される。従って、マイクロモーターの種類に関係なく使用できる。また、作業時の動線の制約も少ない。

以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）マイクロモーターを挟持するための一対の半円筒体（１ａ）（１ｂ）を筒状に組み合わせ、保持部（１）を形成、一端同士をヒンジ（２）で連結する。
（ロ）保持部（１）のヒンジ（２）と逆側の端部同士を上方開口し、一本のマイクロモーターが通る程度の幅を保った状態で、可動性のある略Ｕ字状の板から成る支持板（５）の両端部にヒンジ（３）を連結する。
（ハ）支持板（５）の下部を台（６）に固定する。
（ニ）マイクロモーターの胴体部の直径が、保持部（１）が閉じて筒状となったときの内径よりも大幅に小さくなったときには保持補助具（８）を用いる。保持補助具（８）は筒状の保持部（１）の内径を小さくするために用い、保持部（１）に接している面は保持部内面の湾曲に一致させる。保持部（１）に係合孔（４）を、保持補助具（８）には係合突起（９）を設け、嵌合させて固定する。保持補助具（８）を保持部（１）の内面に装着することで内径は約３０％減少する。
本発明は以上の構成よりなっている。
本発明を使用するときはマイクロモーター（１０）をスタンドに置くときは、開口した保持部（１）を通し、ヒンジ（３）を下方へ押す。するとヒンジ（３）は、支持板（５）を押し広げながらヒンジ（２ａ）とヒンジ（２ｂ）よりも下方に位置し、保持部（１）は閉じた状態となりマイクロモーター（１０）を保持する。マイクロモーター（１０）をスタンドから取り上げるときは、まず、マイクロモーター（１０）を持ち上げていく。すると、マイクロモーター（１０）が保持部（１）の上端部を押し広げ、ヒンジ（３）は上方へ向い、ヒンジ（２ａ）とヒンジ（２ｂ）よりも上方に位置すると保持部（１）は開いた状態となる。

本発明の斜視図 本発明の断面図 本発明の使用状態を示す斜視図 本発明の使用状態を示す断面図

符号の説明

１ 保持部
２ ヒンジ
３ ヒンジ
４ 係合孔
５ 支持板
６ 台
７ 固定ネジ
８ 保持補助具
９ 係合突起
１０ マイクロモーター

Claims (1)

1. 台の上部にＵ字形状の支持板を設け、この支持板の上部にヒンジを介して半円筒状の保持部を開閉自在に設けたことを特徴とするマイクロモーター用スタンド。

Images