JP2009246892A - サーバ輻輳制御方法およびシステム - Google Patents

サーバ輻輳制御方法およびシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2009246892A
JP2009246892A JP2008094207A JP2008094207A JP2009246892A JP 2009246892 A JP2009246892 A JP 2009246892A JP 2008094207 A JP2008094207 A JP 2008094207A JP 2008094207 A JP2008094207 A JP 2008094207A JP 2009246892 A JP2009246892 A JP 2009246892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
server
reception
service time
user terminal
reception server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008094207A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5217573B2 (ja
Inventor
Hideyuki Kogashira
秀行 小頭
Satoshi Kamimura
郷志 上村
Yasuhiko Hiehata
泰彦 稗圃
Hajime Nakamura
中村  元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2008094207A priority Critical patent/JP5217573B2/ja
Publication of JP2009246892A publication Critical patent/JP2009246892A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5217573B2 publication Critical patent/JP5217573B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】各ユーザ端末から受付サーバへの個々の発信を厳密に解析することなく、受付サーバの輻輳を適正に制御できるサーバ輻輳制御方法およびシステムを提供する。
【解決手段】収集サーバ3は、ステップS41で受信したサービス時間TserviceをステップS42で蓄積する。ステップS43で所定の集計期間tが完了したと判定されるとステップS44へ進み、今回の集計期間tのサービス時間Tserviceに基づいてサーバ負荷代表値Tが算出される。ステップS45では、サーバ負荷代表値Tに基づいてサーバ輻輳中であるか否かが判定される。平常時であればステップS46へ進み、今回のサーバ負荷代表値Tを正常時サンプルとしてデータベースが更新される。サーバ輻輳中と判定されればステップS48へ進み、今回のサーバ負荷代表値Tを輻輳時サンプルとしてデータベースが更新される。ステップS47では、前記サーバ輻輳中か否かの判定結果が制御サーバ4へ通知される。
【選択図】図4

Description

本発明は、ユーザ端末から受付サーバへの発信を規制してサーバの輻輳を制御するサーバ輻輳制御方法およびシステムに係り、特に、各ユーザ端末から発信されたサービス要求の処理に受付サーバが要したサービス時間を計測し、このサービス時間をサーバの負荷と見なしてサーバの輻輳を制御するサーバ輻輳制御方法およびシステムに関する。
通信回線としてインターネットが普及し、TV番組やラジオ番組でヒットチャートを発表した直後に人気曲の配信を要求するダウンロードのリクエストや、視聴者参加番組において視聴者が自身のメッセージを投稿するアップロードのリクエストなど、特定のイベントを契機とするリクエストメッセージは短時間に集中する傾向がある。しかしながら、これらの宛先でリクエストを受け付けるサーバでは、リクエスト数が急増すると輻輳負荷状態が急激に悪化し、最悪の場合にはサーバの運用停止に追い込まれてしまう。
このような技術課題に対して、コンテンツ配信や投稿のリクエストを受け付ける本サーバ(受付サーバ)とは別に、リクエストの受付専用にアクセスパスサーバを設け、このアクセスパスサーバが、リクエストに応答して本サーバへのアクセス順序やアクセスタイミングを決定すると共に、これをアクセスパスとして各ユーザ端末へ通知し、各ユーザ端末では、このアクセスパスにしたがって本サーバへアクセスする技術が開示されている。
一方、上記した従来技術では、本サーバの能力限界までリクエストを受け付ければ効率の良い処理が可能になるものの、サーバの余剰能力を正確に見極めることは難しいので、本サーバは能力限界を下回る状態で運用されていた。
このような技術課題に対して、特許文献1には、本サーバの容量を超過するアクセスが集中発生する際、全部または一部のユーザ端末からのアクセスを当該ユーザ端末側で一旦保留し、その後、放送波などを用いてユーザ端末へ制御情報を送信し、アクセスが本サーバの容量以下となるよう保留を解除することにより、本サーバのシステム容量を超過するようなアクセス集中を防ぐ順次受付型の発信規制技術が開示されている。
特開2007−48808号
上記した従来技術では、受付サーバの負荷が主にユーザ端末から受付サーバへの発信数に基づいて判定され、ユーザ端末からの発信数が増すほどサーバの負荷も増すものとして発信規制が行われる。しかしながら、受付サーバの負荷はユーザ端末からの発信数のみならず、ユーザ端末から発信されたサービス要求の処理に受付サーバが要した時間やデータ転送に要した時間(以下、合わせてサービス時間と表現する)にも依存する。
例えば、ユーザ端末から受付サーバへ発信されたサービス要求がコンテンツのダウンロードであると、コンテンツのデータサイズが大きいほど、受付サーバではダウンロード時間、すなわち処理時間が長くなって負荷が大きくなる。しかしながら、従来技術ではサーバ負荷が発信数に基づいて求められていたので、コンテンツのデータサイズ(ダウンロード時間)を考慮することなくサーバ負荷が見積もられてしまう。
また、コンテンツのデータサイズが同一であっても、これを要求するユーザ端末が光ファイバーによるブロードバンド回線のような高速網に接続されている場合と、携帯電話網のような低速網に接続されている場合とではサーバ負荷が大きく異なる。具体的には、低速網経由の配信では高速網経由の配信よりも配信時間が長くなるので、受付サーバでも、その処理時間が長くなって負荷が大きくなる。したがって、低速網経由の発信については負荷が小さく見積もられてしまう。
このように、受付サーバの負荷は、ユーザ端末が接続されている網や送受信データのサイズ、さらにはサーバアクセスが与える処理負荷やアクセス回線の速度等にも依存する。しかしながら、上記した従来技術では、受付サーバへの発信数のみに基づいてサーバ輻輳が判定されていたので、受付サーバの輻輳を正確に検知することが難しかった。
一方、上記した技術課題は、各ユーザ端末から受付サーバへの発信を全てタップして厳密に解析し、各ユーザ端末の接続網の速度、送受信するデータサイズ、アクセス回線の速度等を見極めれば解決できるものの、全ての発信やアクセス回線の詳細を厳密に解析することは実質的に不可能である。
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、各ユーザ端末から受付サーバへの個々の発信を厳密に解析することなく、受付サーバの輻輳を適正に制御できるサーバ輻輳制御方法およびシステムを提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明は、ユーザ端末から受付サーバへの発信を規制して当該受付サーバの輻輳を制御するサーバ輻輳制御システムにおいて、以下のような手段を講じた点に特徴がある。
(1)各ユーザ端末から発信されたサービス要求の処理に前記受付サーバが要したサービス時間を計測する手段と、所定の期間内に計測されたサービス時間を集計して、当該期間内のサーバ負荷を代表するサーバ負荷代表値を算出する手段と、前記サーバ負荷代表値を、前記受付サーバが輻輳していない平常時におけるサーバ負荷と比較して当該受付サーバが輻輳中であるか否かを判定する手段と、前記受付サーバが輻輳中と判定されると、各ユーザ端末から受付サーバへの発信を規制する手段とを含むことを特徴とする。
(2)受付サーバが輻輳中ではないと判定された際のサーバ負荷代表値を平常時におけるサーバ負荷に反映させて当該平常時におけるサーバ負荷を更新する手段を含む。
本発明によれば、以下のような効果が達成される。
(1)各ユーザ端末から受付サーバへの個々の発信を厳密に解析することなく、各ユーザ端末から発信されたサービス要求の処理に受付サーバが要したサービス時間を計測するだけで、受付サーバの輻輳状態を正確に判定できるようになり、その結果、受付サーバに輻輳を生じさせることなく、かつ受付サーバの能力を最大限に生かした発信規制が可能になる。
(2)受付サーバが輻輳していないと判定された際のサーバ負荷代表値に基づいて、平常時におけるサーバ負荷の指標が更新されるようにしたので、受付サーバが輻輳中であるか否かを常に正確に判定できるようになる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態について説明する。図1は、本発明に係るサーバ輻輳制御方法が適用されるネットワークの構成を示したブロック図である。
ユーザ端末1は、投稿などのアップロードあるいはコンテンツ配信などのダウンロードを要求するメッセージ(要求メッセージ)を受付サーバ2へ発信し、受付サーバ2が当該要求の処理に要する時間(サービス時間)を計測する。収集サーバ3は、各ユーザ端末1で計測されたサービス時間を集計すると共に、この集計結果に基づいて受付サーバ2の輻輳状態を判定し、この判定結果を制御サーバ4へ通知する。
制御サーバ4は、収集サーバ3から通知された輻輳判定結果を参照し、受付サーバ2が輻輳中であれば各ユーザ端末1の発信を一時的に規制し、その後、受付サーバ2が輻輳しないように、各ユーザ端末1の発信規制を発生順に解除する。受付サーバ2は、ユーザ端末1からアップロードされたメッセージやファイルを自身のデータベースに蓄積し、あるいはダウンロードするコンテンツをデータベースから取り込んで要求元のユーザ端末1へ配信する。
図2は、前記制御サーバ4による発信規制の実行方法および解除方法の概念を模式的に表現した図であり、ここでは、ユーザ端末1からの総発信数Nが、受付サーバ2において輻輳が生じていると判断できる上限値Nmaxを超えないように、各ユーザ端末1からの発信を規制する場合について説明する。
単位期間T1に発生した発信数N1は上限値Nmax以下なので、当該N1回の発信については、直ぐに発信規制を解除されて次の単位期間T2で発信される。これに対して、単位期間T2では上限値Nmaxを上回るN2回の発信が発生しているので、そのうちN2(1)回分の発信については、次の単位期間T3で規制解除されて発信されるものの、残りのN2(2)回分の発信については、単位期間T4まで発信を規制され続ける。
さらに、単位期間T3でも上限値Nmaxを上回るN3回の発信が発生しているので、そのうち上限値Nmax−N2(2)回分に相当するN3(1)回の発信は単位期間T4で規制解除されて発信されるものの、残りのN3(2)回分の発信は単位期間T5を待って規制解除される。なお、このような発信規制方法は、本発明の発明者等による特許出願(特願2007−48808号)に開示されている。
次いで、フローチャートを参照して本発明のサーバ輻輳制御方法について詳細に説明する。図3は、前記ユーザ端末1の動作を示したフローチャートであり、図4は、前記収集サーバ3の動作を示したフローチャートであり、図5は、前記制御サーバ4の動作を示したフローチャートである。ここでは、ユーザ端末1が受付サーバ2に発信してコンテンツをダウンロードする場合を例にして説明する。
ユーザ端末1では、図3のステップS1において、ユーザによるコンテンツのダウンロード(DL)要求が検知されると、ステップS2では、自端末が発信規制中であるか否かが判定される。発信規制中でなければステップS5へ進み、受付サーバ2への発信が直ちに行われる。
これに対して、前記ステップS2で発信規制中と判定されると、発信を一時保留してステップS3へ進み、制御サーバ4からの制御情報の受信に備えて待機する。その後、規制解除の制御情報が受信されるとステップS4へ進み、現在保留中の発信が規制解除対象であるか否かが判定される。規制解除の対象であればステップS5へ進み、前記受付サーバ2への発信が行われる。
ステップS6では、受付サーバ2へダウンロード要求のメッセージが送信され、これと同時に、ステップS7では、受付サーバ2が当該要求の処理に要する時間を計測するタイマがスタートする。ステップS8では、受付サーバ2からの応答を待ってダウンロードが開始される。ステップS9では、ダウンロードが完了したか否かが判定され、完了するとステップS10へ進む。ステップS10では、前記タイマの計測値が、ダウンロード時間を含む今回のサービス時間Tserviceとして求められる。ステップS11では、前記サービス時間Tserviceが、受付サーバ2の現在の負荷を代表する定量値として収集サーバ3へ通知される。ステップS12では、所定の終了処理が実行される。
収集サーバ3では、図4のステップS41において、前記サービス時間Tserviceの通知を収集サーバ3から受信すると、ステップS42でこれを一時的に蓄積する。ステップS43では、所定の集計期間(タイムウインドウ)tが完了したか否かが判定され、完了していなければステップS41へ戻り、他のユーザ端末1から通知されるサービス時間Tserviceの収集および蓄積が継続される。
集計期間tが完了するとステップS44へ進み、今回の集計期間tのサービス時間Tserviceに基づいて、当該期間t内の受付サーバ2の負荷を代表するサーバ負荷代表値Tが算出される。本実施形態では、当該集計期間t内に収集された全てのサービス時間Tserviceの平均値がサーバ負荷代表値Tとされる。ステップS45では、当該サーバ負荷代表値Tに基づいて、前記受付サーバ2が輻輳中であるか否かが判定される。
すなわち、前記サービス時間Tserviceは、ユーザ端末1からの個々の要求を処理するため受付サーバ2が要した時間なので、前記サーバ負荷代表値Tは、集計期間t内に受付サーバ2にアクセスした各ユーザ端末からの個々の要求を処理するために受付サーバ2が要した平均時間となる。
ここで、受付サーバ2へのアクセス数が増加したり、あるいは各要求の処理に要する時間が長くなれば、受付サーバ2の処理負荷が増加して各ユーザ端末1へのサービス時間Tserviceが長くなる。また、集計期間t内に受付サーバ2へアクセスするユーザ端末数が十分に多ければ、大数の法則により、各要求の内容(例えば、ダウンロードするコンテンツのサイズ)や通信網の速度にかかわらず、前記サーバ負荷代表値Tで受付サーバ2の負荷を代表できる。
本実施形態では、図7に一例を示したように、サーバ負荷代表値Tが平常時のサービス時間Tserviceの平均値Taveのn倍値(n・Tave)と比較され、期間t2のようにT≦n・Taveであれば、平常時と判定されてステップS46へ進む。ステップS46では、今回のサーバ負荷代表値T(または、通知された全てのサービス時間Tservice)を正常時サンプルとしてデータベースが更新され、次回以降の平均値Taveの算出に用いられる。本実施形態では、当該集計期間t2内に収集された全てのサービス時間Tservice、あるいはサーバ負荷代表値Tを用いて、平常時のサービス時間の平均値Taveが算術平均値または移動平均値として更新される。
これに対して、期間t1のようにT>n・Taveであれば、サーバ輻輳中と判定されてステップS48へ進む。ステップS48では、今回のサーバ負荷代表値T(または、通知された全てのサービス時間Tservice)を輻輳時サンプルとしてデータベースが更新される。このデータベースの更新方法は前記正常時と同様である。ステップS47では、前記サーバ輻輳中か否かの判定結果が制御サーバ4へ通知される。
なお、サーバ負荷代表値Tに基づいてサーバ輻輳中であるか否かを判定する方法は上記に限定されず、図8に一例を示したように、平常時のサービス時間Tの標準偏差σのk倍値(k・σ)を求め、期間t2のようにサーバ負荷代表値TがTave+k・σ以内であれば平常時と判定するようにしても良いし、あるいは図9に一例を示したように、予め閾値Trefを固定的に設定しておき、期間t2のようにサーバ負荷代表値Tが閾値Tref以下であれば平常時と判定するようにしても良い。
また、上記した実施形態では、集計期間t内のサーバ負荷代表値TやTaveが平均値として求められるものとして説明したが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、単純移動平均値や指数平滑化移動平均値として求められるようにしても良い。さらに、サービス時間Tが輻輳と正常との境界部分にあるときに判定結果が頻繁に反転するのを防止するためにヒステリシスを設定しても良い。
制御サーバ4では、図5のステップS51で前記輻輳判定結果の通知が受信されるとステップS52へ進み、この通知結果に基づいて、受付サーバ2が輻輳中であるか否かが判定される。輻輳中と判定されればステップS53へ進み、図6に一例を示したように、前記上限値Nmaxが下方修正される。
すなわち、当該期間中のアクセスに対するサービス時間Tが平常時のサービス時間よりも長いと言うことは、受付サーバ2が輻輳しているということであり、受付サーバ2の過負荷によりサービス時間Tが増大している可能性があるので、上限値Nmaxを引き下げて受付サーバ2へ到着するアクセス数を減じることで受付サーバ2の輻輳を回避する。
これに対して、正常時と判定されればステップS54へ進み、より多くの発信を受け付けられるようにすべく、上限値Nmaxがその標準値Nmax(0)を限度に引き上げられる。すなわち、当該期間中のアクセスのサービス時間Tが平常時の平均値とほぼ同じであれば、受付サーバ2が正常に動作しており、過負荷によるサービス時間の増加などが発生していないと想定できるので、より多くのアクセスを処理できるように上限値Nmaxが引き上げられる。
なお、上記した実施形態では、ユーザ端末1がサービス時間Tserviceを自身で測定し、この測定結果を収集サーバ3へ報告するものとして説明したが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、収集サーバ3がネットワーク上で同一コネクションのパケットを監視し、ユーザ端末1から受付サーバ2へ送信されたTCP SYNパケットが検知され、その後、受付サーバ2からユーザ端末1へ送信されるTCP FINパケットが検知されるまでの時間に基づいてサービス時間Tserviceを算出するようにしても良い。
あるいは、アプリケーションデータ部に明示的に記述されている内容(例えば、startおよびend)を収集サーバ3が監視し、「start」の記述されたデータが送信されてから「end」の記述されたデータが送信されるまでの時間に基づいてサービス時間Tserviceを算出するようにしても良い。
なお、ユーザ端末1のサービス時間を測定する方法としては、全てのユーザ端末のサービス時間を測定する必要はなく、事前に設定・通知した比率に基づきランダムに決定した一部のユーザ端末のサービス時間のみを測定することも可能である。これにより、データ収集による収集負荷を抑えられるようになる。サービス時間Tをユーザ端末1が通知する場合も同様に、一部のユーザ端末のみを測定対象とすることが可能になる。
さらに、上記した実施形態では、サービス時間Tserviceに基づいて受付サーバ2の輻輳状態が判定されるものとして説明したが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、ユーザ端末1から受付サーバ2へ適宜のメッセージやコマンドを送信し、これに対して受付サーバ2から返信される応答メッセージや応答コマンドが受信されるまでの応答時間を計測し、この応答時間が前記サービス時間Tserviceと同様に平常時の範囲内であるか否かに基づいて受付サーバ2の輻輳状態を判定するようにしても良い。
さらに、上記した実施形態では、受付サーバ2からユーザ端末1へのダウンロード時のサービス時間Tに基づいて受付サーバ2の輻輳状態が判定されるものとして説明したが、ユーザ端末1から受付サーバ2へのアップロード時のサービス時間Tに基づいて受付サーバ2の輻輳状態が判定されるようにしても良い。
本発明に係るサーバ輻輳制御方法が適用されるネットワークのブロック図である。 発信規制の実行方法および解除方法の概念を模式的に表現した図である。 ユーザ端末の動作を示したフローチャートである。 収集サーバの動作を示したフローチャートである。 制御サーバの動作を示したフローチャートである。 受付サーバが受付可能な発信数の上限値Nmaxの制御方法を示した図である。 サービス時間に基づいてサーバ輻輳中か否かを判定する方法(その1)を示した図である。 サービス時間に基づいてサーバ輻輳中か否かを判定する方法(その2)を示した図である。 サービス時間に基づいてサーバ輻輳中か否かを判定する方法(その3)を示した図である。
符号の説明
1…ユーザ端末,2…受付サーバ,3…収集サーバ,4…制御サーバ

Claims (9)

  1. ユーザ端末から受付サーバへの発信を規制して当該受付サーバの輻輳を制御するサーバ輻輳制御システムにおいて、
    各ユーザ端末から発信されたサービス要求の処理に前記受付サーバが要したサービス時間を計測する手段と、
    所定の期間内に計測されたサービス時間を集計して、当該期間内のサーバ負荷を代表するサーバ負荷代表値を算出する手段と、
    前記サーバ負荷代表値を、前記受付サーバが輻輳していない平常時におけるサーバ負荷と比較して当該受付サーバが輻輳中であるか否かを判定する手段と、
    前記受付サーバが輻輳中と判定されると、各ユーザ端末から受付サーバへの発信を規制する手段とを含むことを特徴とするサーバ輻輳制御システム。
  2. 前記受付サーバが輻輳中ではないと判定された際のサーバ負荷代表値を前記平常時におけるサーバ負荷に反映させて当該平常時におけるサーバ負荷を更新する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のサーバ輻輳制御システム。
  3. 前記サービス要求がダウンロード要求であり、
    前記計測手段は、サービス要求からダウンロード完了までをサービス時間として計測することを特徴とする請求項1または2に記載のサーバ輻輳制御システム。
  4. 前記サービス要求がアップロード要求であり、
    前記計測手段は、サービス要求からアップロード完了までをサービス時間として計測することを特徴とする請求項1または2に記載のサーバ輻輳制御システム。
  5. 前記サービス時間を計測する手段が、前記ユーザ端末に設けられたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のサーバ輻輳制御システム。
  6. 前記サービス時間を計測する手段を備えた収集サーバを含むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のサーバ輻輳制御システム。
  7. 前記サービス時間を計測する手段は、一部のユーザ端末から発信されたサービス要求の処理に前記受付サーバが要したサービス時間を計測することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のサーバ輻輳制御システム。
  8. 前記発信を規制する手段は、全ユーザ端末の少なくとも一部について、その発信を保留させ、前記受付サーバが輻輳しないように、前記保留させた発信を当該発信順で順次に解除することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のサーバ輻輳制御システム。
  9. ユーザ端末から受付サーバへの発信を規制して当該受付サーバの輻輳を制御するサーバ輻輳制御方法において、
    各ユーザ端末から発信されたサービス要求の処理に前記受付サーバが要したサービス時間を計測する手順と、
    所定の期間内に計測されたサービス時間を集計して、当該期間内のサーバ負荷を代表するサーバ負荷代表値を算出する手順と、
    前記サーバ負荷代表値を、前記受付サーバが輻輳していない平常時におけるサーバ負荷と比較して当該受付サーバが輻輳中であるか否かを判定する手順と、
    前記受付サーバが輻輳中と判定されると、各ユーザ端末から受付サーバへの発信を規制する手順とを含むことを特徴とするサーバ輻輳制御方法。
JP2008094207A 2008-03-31 2008-03-31 サーバ輻輳制御方法およびシステム Active JP5217573B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008094207A JP5217573B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 サーバ輻輳制御方法およびシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008094207A JP5217573B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 サーバ輻輳制御方法およびシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009246892A true JP2009246892A (ja) 2009-10-22
JP5217573B2 JP5217573B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=41308289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008094207A Active JP5217573B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 サーバ輻輳制御方法およびシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5217573B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013211640A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Kaisen Baitai Kenkyusho:Kk 集中式自動ダイヤリング装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1196128A (ja) * 1997-09-22 1999-04-09 Fujitsu Ltd ネットワークサービスサーバ負荷調整装置、方法および記録媒体
JP2003298647A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Nec Corp Webサービスの応答時間計測システムおよび計測サーバ
JP2005122756A (ja) * 2004-11-22 2005-05-12 Hitachi Ltd 輻輳制御方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1196128A (ja) * 1997-09-22 1999-04-09 Fujitsu Ltd ネットワークサービスサーバ負荷調整装置、方法および記録媒体
JP2003298647A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Nec Corp Webサービスの応答時間計測システムおよび計測サーバ
JP2005122756A (ja) * 2004-11-22 2005-05-12 Hitachi Ltd 輻輳制御方法

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSNG200700774043; 小頭 秀行、星野 春男、竹原 啓五、岡本 泉、河野 進、古屋 裕規、中村 元: '通信放送連携サービスにおける予約型受付制御方式の検討' 電子情報通信学会技術研究報告 Vol.106 No.578 , 20070301, p.291-296, 社団法人電子情報通信学会 *
JPN6011009480; 小頭 秀行、星野 春男、竹原 啓五、岡本 泉、河野 進、古屋 裕規、中村 元: '通信放送連携サービスにおける予約型受付制御方式の検討' 電子情報通信学会技術研究報告 Vol.106 No.578 , 20070301, p.291-296, 社団法人電子情報通信学会 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013211640A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Kaisen Baitai Kenkyusho:Kk 集中式自動ダイヤリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5217573B2 (ja) 2013-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10880226B2 (en) Scheduled transmission of data
US12035211B2 (en) Communication method and apparatus, computer-readable medium, and electronic device
US11317456B2 (en) Method and system for handling data path creation in wireless network system
US9596281B2 (en) Transport accelerator implementing request manager and connection manager functionality
US9930097B2 (en) Transport accelerator systems and methods
US10645145B2 (en) Method and apparatus for accelerating data transmission in a network communication system
US20110302234A1 (en) Method and system for detecting slow page load
GB2494245A (en) Multi-stream communication
CN111314237A (zh) 数据包传输速率的调整方法、装置、设备及可读存储介质
US20140258415A1 (en) Network communications via peer network connections
JP4915622B2 (ja) サーバ輻輳制御方法およびシステム
CN114466177B (zh) 基于http传输视频流的质量评估方法及电子设备
JP5217573B2 (ja) サーバ輻輳制御方法およびシステム
US20160381177A1 (en) Managing data requests
US20150288734A1 (en) Adaptive leveraging of network information
CN111130923B (zh) 网络带宽确定方法、装置、电子设备及存储介质
US8699347B2 (en) Communication apparatus, communication system, communication method, and a computer-readable medium
WO2021073000A1 (zh) 一种数据调度方法、插件及装置和调度服务器
WO2011054224A1 (zh) 客户端接口机、服务端接口机及其消息处理方法、系统
JP5080408B2 (ja) 発信規制方法およびシステム
JP5142293B2 (ja) 通信セッション規制装置
US20130051257A1 (en) Scheduling of Packets at Cellular Base Stations
JP5344626B2 (ja) 発信規制方法およびシステム
CN113114606B (zh) 配送数据采集的方法和装置
JP5366256B2 (ja) 発信規制方法およびシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100715

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5217573

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150