JP2009245197A - 圧力調整器 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁本体から流体圧が抜けた場合であっても支持部材と受皿部材との間に配設されたパッキンがコールドフローによって永久変形することがなく、流体の漏れを確実に防止することが可能な圧力調整器を提供する。
【解決手段】流入路と流出路との間に凹部13が形成された弁本体と、ダイヤフラム2と、付勢する付勢手段とを備えた圧力調整器であって、凹部13にダイヤフラム2の変形を規制するストッパ部5が形成され、付勢手段は、支持部材50とこの支持部材50とともにダイヤフラム2を挟持する受皿部材60とを備えており、支持部材50と受皿部材60との間にパッキン70が配設され、受皿部材60は、パッキン押圧部材61と、支持部材50を押圧するスプリング受け部材62とを有し、パッキン押圧部材61は、支持部材50がストッパ部5に当接した際に、パッキン70に密着した状態で前記スプリングによる付勢力を受けない構成とされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体の圧力をダイヤフラムで検出し、ダイヤフラムに連結された弁体で、1次側流体と2次側流体との接続部を開閉することにより流体圧力を調整する圧力調整器に関する。
従来、1次側流体の流入路と2次側流体の流出路との間に形成された凹部の開口部を覆うようにダイヤフラムを設け、凹部内の流体圧力に応じてダイヤフラムを変形させ、ダイヤフラムに連結された弁体によって1次側流体と2次側流体との接続部に形成された弁座を開閉して、流体圧力を調整する圧力調整器として、1次側流体の圧力を調整する背圧弁や2次側流体の圧力を調整する減圧弁が用いられている。(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
従来の圧力調整器の一例を図3及び図4に示す。この圧力調整器101は、1次側流体の流入路111及び2次側流体の流出路112を有するとともに流入路111と流出路112との間に凹部113が形成された弁本体110と、1次側流体と2次側流体との接続部125を構成する弁座120と、弁本体110に形成された凹部113の開口部を覆うように取付けられたダイヤフラム102と、このダイヤフラム102に連結されて弁座120の接続部125を開閉する弁体130と、ダイヤフラム102を凹部113側に付勢する付勢手段140とを備えている。
なお、この圧力調整器101は、2次側流体の圧力を調整する減圧弁とされ、凹部113は2次側流体の流出路112に連通されている。
付勢手段140は、ダイヤフラム102を凹部113側から支持する支持部材150と、この支持部材150とともにダイヤフラム102を挟持する受皿部材160と、この受皿部材160を凹部113側へと付勢するコイルスプリング141と、このコイルスプリング141による付勢力を調整する調整部142と、を備えている。また、受皿部材160は、支持部材150に設けられた軸部152に螺着されており、支持部材150と受皿部材160との間には、凹部113からの流体の漏れを防止するためのパッキン170が配設されている。
また、凹部113には、付勢手段140によるダイヤフラム102の変形を規制するためのストッパ部105が形成されている。
この圧力調整器101においては、調整部142によってコイルスプリング141を圧縮し、支持部材150及び受皿部材160とを押圧してダイヤフラム102を凹部113側へと付勢し、2次側流体の圧力を調整する。
ここで、2次側流体が凹部113から抜かれて凹部113内の流体圧が下がった場合には、支持部材150及び受皿部材160が付勢手段140によって凹部113側に移動することになるが、支持部材150がストッパ部105に当接することによってダイヤフラム102の必要以上の変形が防止される。
特開2003−042291号公報 特開平7−12245号公報
ところで、前述の圧力調整器においては、支持部材150がストッパ部105に当接すると、支持部材150の移動が規制されているにもかかわらず付勢手段140によって受皿部材160は凹部113側へと強く押圧されることになる。これにより、支持部材150と受皿部材160との間に配設されたパッキン170は、コイルスプリング141による付勢力とストッパ部105からの反力によって受皿部材160と支持部材150の軸部152との螺合部分に存在するバックラッシュ分だけ潰されることになり、パッキン170がコールドフローによって永久変形してしまうことがあった。受皿部材160と支持部材150の軸部152との螺合部分に存在するバックラッシュは、パッキン170を押圧するためには存在しないことが望ましいが、螺合によって部品を組み込む場合には、不可避的に形成されてしまうものであり、このバックラッシュの影響を如何に無くすことができるかが課題であった。
前述のようにパッキン170がバックラッシュ分だけ潰されて永久変形した場合、再度、流体が凹部113内に導入されてストッパ部105から支持部材150が離間されるようにダイヤフラム102が変形した際に、バックラッシュ分だけ隙間が生じることになって支持部材150と受皿部材160とがパッキン170によって密閉されなくなり、支持部材150と受皿部材160との間から流体が漏れ出してしまうことになる。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、弁本体から流体圧が抜けた場合であっても支持部材と受皿部材との間に配設されたパッキンがコールドフローによって永久変形することがなく、流体の漏れを確実に防止することが可能な圧力調整器を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の圧力調整器は、1次側流体の流入路及び2次側流体の流出路を有するとともに前記流入路と前記流出路との間に凹部が形成された弁本体と、前記1次側流体と前記2次側流体との接続部を構成する弁座と、前記凹部の開口部を覆うように取り付けられたダイヤフラムと、前記ダイヤフラムに連動して作動する弁体と、前記ダイヤフラムを前記凹部側に付勢する付勢手段とを備えた圧力調整器であって、前記凹部には、前記付勢手段による前記ダイヤフラムの変形を規制するストッパ部が形成されており、前記付勢手段は、前記ダイヤフラムを前記凹部側から支持する支持部材と、この支持部材とともに前記ダイヤフラムを挟持する受皿部材と、この受皿部材を前記凹部側へと付勢するスプリングと、このスプリングによる付勢力を調整する調整部と、を備えており、前記支持部材と前記受皿部材との間には、前記凹部からの流体の漏れを防止するためのパッキンが配設されており、前記受皿部材は、前記パッキンを押圧するパッキン押圧部材と、前記スプリングによる付勢力によって前記支持部材を押圧するスプリング受け部材とを有し、前記パッキン押圧部材は、前記支持部材が前記ストッパ部に当接した際に、前記パッキンに密着した状態で前記スプリングによる付勢力を受けない構成とされていることを特徴としている。
この構成の圧力調整器によれば、ダイヤフラムを挟持する支持部材と受皿部材との間にパッキンが配設され、受皿部材が、パッキンに当接されるパッキン押圧部材と支持部材に当接されるスプリング受け部材とを有しており、前記パッキン押圧部材は、前記支持部材が前記ストッパ部に当接した際に前記スプリング受け部材に対して前記スプリングによる付勢力を受けない構成とされているので、パッキンに対して、前記付勢手段による付勢力とストッパ部からの反力とが作用せず、パッキンのコールドフローによる永久変形を防止することができる。また、前記パッキン押圧部材は、前記パッキンに密着した状態を維持するので、パッキンとパッキン押圧部材との間に間隙が形成されることがなく、流体の漏れを防止することができる。
詳述すると、前記受皿部材が、前記パッキンを押圧するパッキン押圧部材と、前記スプリングによる付勢力によって前記支持部材を押圧するスプリング受け部材とに分けられ、これらが別々に前記支持部材に密着して組み込まれているので、前記支持部材が前記ストッパ部に当接した際に、スプリングによる付勢力がスプリング受け部材と支持部材とに直接作用し、前記パッキン押圧部材にはスプリングによる付勢力が作用しない構造となっているのである。
ここで、前記スプリング受け部材に、凹部側に開口する摺動孔部を形成し、この摺動孔部に前記パッキン押圧部材を配設した構成とすることが好ましい。
この発明に係る圧力調整器材によれば、弁本体から流体圧が抜けた場合であっても支持部材と受皿部材との間に配設されたパッキンがコールドフローによって永久変形することがなく、流体の漏れを確実に防止することが可能な圧力調整器を提供することができる。
以下に、本発明の実施の形態について添付した図面を参照して説明する。
減圧弁1は、図1に示すように、弁本体10と、1次側流体と2次側流体との接続部25を構成する弁座20と、軸線O方向に撓み変形可能なダイヤフラム2と、ダイヤフラム2の変形に連動して軸線O方向に上下動する弁体30と、ダイヤフラム2を凹部13側に付勢する付勢手段40とを備えている。
弁本体10は、流路部材16とキャップ部17とを備えており、これら流路部材16とキャップ部17とが複数の固定ボルト19によって連結されている。なお、キャップ部17には、上方に向けて開口した装着孔部18が設けられている。
流路部材16は、1次側流体の流入路11及び2次側流体の流出路12を有するとともに流入路11と流出路12との間に凹部13を備えている。
流入路11は、一端が流路部材16の外部に連通されるとともに他端が接続孔14を介して凹部13に連通されている。流入路11と凹部13とを連通する接続孔14は軸線Oに沿って延びるように設けられている。また、接続孔14の軸線O方向下方には接続孔14と同軸上(軸線O上)に配置されるとともに接続孔14よりも大径とされた取付孔15が形成されている。
流出路12は、一端が凹部13に連通されるとともに他端が流路部材16の外部に連通されている。
また、凹部13には、付勢手段40によるダイヤフラム2の変形を規制するためのストッパ部5が形成されている。
弁座20は、概略円筒状をなし、シール部21と、流入路11と凹部13とを連通する接続流路22とを備えており、外周面に形成されたネジによって接続孔14の内周面に密封状態にて螺着されている。これにより、流入路11と凹部13とは、接続流路22のみによって連通され、シール部21には、1次側流体と2次側流体との接続部25が形成されている。なお、本実施形態では、シール部21は軸線O方向下側を向くように設けられている。
ダイヤフラム2は、弾力性のある円形平板状の金属板で、平板状の面に垂直な方向に移動自在とされており、その外周縁部が流路部材16及びキャップ部17によって挟持されて、流路部材16の凹部13の開口部を覆うように配設されている。
弁座20の接続部25を開閉する弁体30は、軸線O方向に上下動可能に構成されており、本実施形態では、弁座20の軸線O方向下方に配設され、前述のシール部21を開閉するものである。詳述すると、この弁体30は、図1に示すように、軸線Oに沿って延びる多段円柱状をなしており、本体部31と、この本体部31の軸線O方向上端面に配設され、シール部21に当接されるシール部材32と、本体部31の軸線O方向上端面から上方に向けて延設されたステム33と、を備えている。ここで、弁体30の本体部31は、取付孔15に螺着されたキャップ体35の有底筒部36内に、軸線O方向に摺動可能に収容されている。また、ステム33は、ストッパ部5に設けられた透孔6に挿入されており、軸線O方向に移動可能な構成とされている。
ダイヤフラム2を凹部13側に付勢する付勢手段40は、ダイヤフラム2を凹部13側から支持する支持部材50と、この支持部材50とともにダイヤフラム2を挟持する受皿部材60と、この受皿部材60を凹部13側へと付勢するコイルスプリング41と、このコイルスプリング41による付勢力を調整する調整部42と、を備えている。
コイルスプリング41は、キャップ部17の装着孔部18に装着された収容筒部43の内部に収容されており、軸線O方向上端面に押さえプレート45が配設されている。また、収容筒部43の天面に開口した貫通孔44には押圧軸部47を備えた調整ハンドル46が螺着されており、押圧軸部47の先端が押さえプレート45に当接されている。つまり、この調整ハンドル46を回動させることによって押圧軸部47によるコイルスプリング41への押圧力が調整できるように構成されているのである。
ダイヤフラム2を凹部13側から支持する支持部材50は、軸線Oに直交する方向に延在する台座部51と、この台座部51から軸線Oに沿って上方に向けて延設された軸部52とを備えており、軸部52の外周面には雄ネジ部52Aが形成されている。台座部51の下面には、前述した弁体30のステム33の先端が当接されている。
そして、この支持部材50の台座部51のうち軸部52の周縁部には、凹部113内の流体の漏れを防止するための環状のパッキン70が配設されている。このパッキン70は、弾性力を有する樹脂等で構成されており、本実施形態では、フッ素樹脂によって構成されている。
この支持部材50とともにダイヤフラム2を挟持する受皿部材60は、軸線Oの近傍に配置されてパッキン70を押圧するパッキン押圧部材61と、支持部材50を押圧するスプリング受け部材62と、を備えている。スプリング受け部材62は、支持部材50の軸部52に螺着される雌ネジ部63Aを備えた円筒軸部63と、この円筒軸部63から径方向外方に向けて延在する円板部64と、を備えている。
この円板部64の上面にコイルスプリング41が載置されており、コイルスプリング41からの付勢力がこの円板部64に作用する構成とされている。また、円板部64の下面は、下方に向かって突出した凸曲面をなしている。
円筒軸部63には、凹部13側(図1、図2において下側)に開口するとともに軸線Oに沿って延びる摺動孔部65が穿設されている。
パッキン押圧部材61は、凹部13側が一段大径とされた概略多段円筒状をなしており、その内周面のうち軸線O方向上方部分には、支持部材50の軸部52の雄ネジ部52Aに螺合する雌ネジ部61Aが形成されている。このパッキン押圧部材61は、スプリング受け部材62に形成された摺動孔部65内に収容されている。
支持部材50と受皿部材60とは、支持部材50の軸部52の雄ネジ部52Aに、スプリング受け部材62の雌ネジ部63Aが螺合されるとともに、パッキン押圧部材61の雌ネジ部61Aが螺合されることによって固定されている。ここで、スプリング受け部材62のねじ込み量を調整することでダイヤフラム2を確実に挟持することが可能となる。なお、本実施形態では、受皿部材60の上に止めナット67が螺着されており、受皿部材60の緩みを防止している。
また、パッキン押圧部材61は、その下面と円筒軸部63の下面とが軸線O方向の同一位置となるように、かつ、パッキン押圧部材61の上面と摺動孔部65の天面との間に空間が確保されるように、軸線O方向位置が調整される。
次に、本実施形態である圧力調整器1の作用について説明する。
まず、調整ハンドル46を回動することによって押圧軸部47が軸線O方向に移動し、コイルスプリング41による凹部13側に向けての付勢力が設定され、これにより、2次側流体の設定圧力が決まる。この付勢力が受皿部材60の円板部64を介してダイヤフラム2に作用する。
この状態で、流出路12側の2次側流体の圧力が設定圧力よりも低くなると、凹部13内の2次側流体によるダイヤフラム2を凹部2とは反対側に押圧する力(圧力)がコイルスプリング41による付勢力よりも低くなり、この付勢力によってダイヤフラム2が軸線O方向下方へと撓むように変形する。すると、支持部材50も軸線O方向下方へと移動し、支持部材50に押圧されたステム33を介して弁体30が軸線O方向下方へと移動する。これにより、弁体30のシール部材32が弁座20のシール部21より離間することになり、接続部25が開放される。そして、この接続部25を通じて流入路11から凹部13内に1次側流体が流入することになる。
1次側流体が流入路11から凹部13を通じて流出路12に流通し、凹部13内の2次側流体の圧力が所定の圧力まで上昇すると、ダイヤフラム2がコイルスプリング41の付勢力に抗して元の形状に復元し、コイルスプリング41が圧縮される。これにより、ステム33が軸線O方向上方に移動し、弁体30のシール部材32が弁座20のシール部21に密着して接続部25が閉塞され、1次側流体の流入が停止される。このようにして、2次側流体が設定圧力に調整される。
ここで、凹部13から2次側流体が抜けて凹部13内の圧力が低くなってダイヤフラム2が軸線O方向下方へと大きく撓むように変形した場合には、凹部13に設けられたストッパ部5に支持部材50の下面が当接することでダイヤフラム2が必要以上に変形することが防止される。つまり、ダイヤフラム2、これを挟持する支持部材50及び受皿部材60の軸線O方向下方への移動が、ストッパ部5によって規定されているのである。
また、支持部材50と受皿部材60との間に配設されたパッキン70によって、凹部13の開口部からの流体の漏れが防止される。
本実施形態である圧力調整器1によれば、ダイヤフラム2を挟持する支持部材50と受皿部材60との間にパッキン70が配設され、受皿部材60が、パッキン70に当接されるパッキン押圧部材61と支持部材50に当接されるスプリング受け部材62とを有し、これらパッキン押圧部材61とスプリング受け部材62とが別々に支持部材50の軸部52に螺着されているので、支持部材60がストッパ部5に当接した際に、コイルスプリング41による付勢力がスプリング受け部材62と支持部材50とに直接作用し、パッキン押圧部材61にはコイルスプリング41による付勢力が作用しない構造となり、パッキン70に対して、コイルスプリング41による付勢力とストッパ部5からの反力とが作用せず、パッキン70のコールドフローによる永久変形を防止することができる。
また、支持部材50の軸部52の周縁部にパッキン70が配設されているので、軸部52周りからの流体の漏れを確実に防止することができる。
以上、本発明の一実施形態である圧力調整器について説明したが、本発明の技術的範囲はこれに限定されることはなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、2次側流体の圧力を調整する減圧弁として機能する圧力調整器として説明したが、これに限定されることはなく、1次側流体の圧力を調整する背圧弁として機能する圧力調整器であってもよい。
また、パッキン押圧部材の凹部とは反対側(軸線O方向上側)のスプリング受け部材との間の空隙に、パッキンよりも変形しやすいスプリングやゴム等の弾性部材を配設してもよい。この場合、コイルスプリングからの付勢力とストッパ部からの反力とによって、弾性部材が収縮するように変形するので、パッキンに大きな圧縮力が作用することがなく、コールドフローによる永久変形を防止することができる。
さらに、ダイヤフラムについては、金属製の円板で構成された場合について説明したが、材質に関して、ステンレス鋼をはじめとする金属の他、ゴム膜や、合成樹脂膜等の弾力性を有する他の材質を用いることが可能である。
本発明の一実施形態である圧力調整器を示す縦断面図である。 図1に示す圧力調整器の部分拡大図である。 従来の圧力調整器を示す縦断面図である。 図3に示す圧力調整器の部分拡大図である。
符号の説明
1 圧力調整器
2 ダイヤフラム
5 ストッパ部
10 弁本体
11 流入路
12 流出路
13 凹部
20 弁座
25 接続部
30 弁体
40 付勢手段
50 支持部材
52A 雄ネジ部
60 受皿部材
61 パッキン押圧部材
61A 雌ネジ部
62 スプリング受け部材
70 パッキン

Claims (2)

  1. 1次側流体の流入路及び2次側流体の流出路を有するとともに前記流入路と前記流出路との間に凹部が形成された弁本体と、前記1次側流体と前記2次側流体との接続部を構成する弁座と、前記凹部の開口部を覆うように取り付けられたダイヤフラムと、前記ダイヤフラムに連動して作動する弁体と、前記ダイヤフラムを前記凹部側に付勢する付勢手段とを備えた圧力調整器であって、
    前記凹部には、前記付勢手段による前記ダイヤフラムの変形を規制するストッパ部が形成されており、
    前記付勢手段は、前記ダイヤフラムを前記凹部側から支持する支持部材と、この支持部材とともに前記ダイヤフラムを挟持する受皿部材と、この受皿部材を前記凹部側へと付勢するスプリングと、このスプリングによる付勢力を調整する調整部と、を備えており、
    前記支持部材と前記受皿部材との間には、前記凹部からの流体の漏れを防止するためのパッキンが配設されており、
    前記受皿部材は、前記パッキンを押圧するパッキン押圧部材と、前記スプリングによる付勢力によって前記支持部材を押圧するスプリング受け部材とを有し、
    前記パッキン押圧部材は、前記支持部材が前記ストッパ部に当接した際に、前記パッキンに密着した状態で前記スプリングによる付勢力を受けない構成とされていることを特徴とする圧力調整器。
  2. 前記スプリング受け部材には、凹部側に開口する摺動孔部が形成されており、この摺動孔部に前記パッキン押圧部材が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力調整器。
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