JP2009244178A - Sensor structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、アクチュエータの作動量を検出するセンサー構造に関するものである。 The present invention relates to a sensor structure for detecting an operation amount of an actuator.
センサー構造には、例えば、開放型、密閉型があり、また、位置を検出するものがある。位置検出の一例を挙げると、検出するアクチュエータのハウジング内の空間部に配置されて、アクチュエータのストローク量を検出するとともに、雨水や粉塵から遮られているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
センサー構造がアクチュエータの外に取付けられるものでは、例えば、アクチュエータのハウジングの外面にシール材を挟むことで、漏れ止めを図っているものも知られている。
In the case where the sensor structure is attached to the outside of the actuator, for example, it is also known that a sealing material is sandwiched between the outer surface of the actuator housing to prevent leakage.
しかし、特許文献1の車輪操舵装置に採用されたセンサーのように、密閉された所や密閉型のセンサーでは、センサーの温度が上昇することがあり、熱対策を必要とする。
仮に、アクチュエータの外に出すことで、冷却し且つ雨水から遮ることもできるが、一般的に、雨水の漏れを防止するためのシール材を用いると、センサーが大きくなり、結果的に、アクチュエータの全長が長くなるという問題がある。
However, in a sealed place or a sealed sensor, such as the sensor employed in the wheel steering device of
Although it can be cooled and shielded from rainwater by taking it out of the actuator, in general, the use of a sealing material to prevent rainwater leakage increases the sensor, resulting in the actuator being There is a problem that the total length becomes long.
本発明は、センサーハウジングの小型化を図り、センサーハウジングを取付けるアクチュエータの全長を短くすることができ、アクチュエータのストッパの緩衝材をセンサーハウジングに一体に形成したセンサー構造を提供することを課題とする。 It is an object of the present invention to provide a sensor structure in which the sensor housing can be reduced in size, the overall length of the actuator to which the sensor housing is attached can be shortened, and a buffer material for the stopper of the actuator is formed integrally with the sensor housing. .
請求項1に係る発明は、検出部を保持するセンサーハウジングが、検出対象物の露出したアクチュエータの開口部を封じているセンサー構造において、開口部に連なるシート部にシール材を押圧し、且つ、センサーハウジングの外面より外方へ突出しないシート端部を備えていることを特徴とする。
The invention according to
請求項2に係る発明は、シート端部は、シート部と検出部の固定部との間にシール材を配置して保持しているシート溝を備えていることを特徴とする。 The invention according to claim 2 is characterized in that the sheet end portion includes a sheet groove in which a sealing material is disposed and held between the sheet portion and the fixing portion of the detection unit.
請求項3に係る発明は、シート端部は、シート部を押圧する押圧面に連ねて検出対象物へ向いて、開口部の開口内面より突出している内面が形成された内壁を備えていることを特徴とする。 In the invention according to claim 3, the sheet end includes an inner wall formed with an inner surface protruding from the inner surface of the opening toward the object to be detected and connected to the pressing surface that presses the sheet. It is characterized by.
請求項4に係る発明は、内壁は、内面とともにアクチュエータのロッドへ向かって、開口部の開口内面まで延びている位置決め凸部を備えていることを特徴とする。 The invention according to claim 4 is characterized in that the inner wall includes a positioning convex portion that extends to the inner surface of the opening together with the inner surface toward the rod of the actuator.
請求項1に係る発明では、センサー構造は、センサーハウジングが検出対象物の露出したアクチュエータの開口部を封じるために、開口部に連なるシート部にシール材を押圧し、且つ、センサーハウジングの外面より外方へ突出しないシート端部を備えているので、シート端部はセンサーハウジングの外面より外方へ突出しないでシール材を保持することができる。その結果、センサーハウジングの小型化を図ることができ、センサーハウジングを取付けるアクチュエータの全長を短くすることができるという利点がある。
In the invention according to
請求項2に係る発明では、シート端部は、シート部と検出部の固定部との間にシール材を配置して保持しているシート溝を備えているので、シール材が、例えば、リング状の場合、リングの内径を小さくすることができ、よりセンサーハウジングの小型化を図ることができ、センサーハウジングを取付けるアクチュエータの全長をより短くすることができるという利点がある。 In the invention according to claim 2, since the sheet end portion includes a sheet groove that holds and holds the seal material between the sheet portion and the fixing portion of the detection unit, the seal material is, for example, a ring. In the case of the shape, there is an advantage that the inner diameter of the ring can be reduced, the sensor housing can be further miniaturized, and the total length of the actuator for mounting the sensor housing can be further shortened.
請求項3に係る発明では、シート端部は、シート部を押圧する押圧面に連ねて検出対象物へ向いて、開口部の開口内面より突出している内面が形成された内壁を備えているので、例えば、検出対象物がアクチュエータの作動のストッパを兼ねている場合、開口部に向かって移動したときに、所望の前進限又は後退限で開口部より突出している内面に検出対象物が当接するので、内面が形成されている内壁が弾性変形して、衝撃を吸収する。つまり、ストッパの緩衝材をセンサーハウジングに一体に形成することができるという利点がある。 In the invention according to claim 3, the sheet end includes an inner wall formed with an inner surface protruding from the inner surface of the opening toward the object to be detected and connected to the pressing surface that presses the sheet. For example, when the detection object also serves as a stopper for operating the actuator, the detection object comes into contact with the inner surface protruding from the opening at a desired forward limit or backward limit when moving toward the opening. Therefore, the inner wall on which the inner surface is formed is elastically deformed to absorb the impact. That is, there is an advantage that the stopper cushioning material can be formed integrally with the sensor housing.
請求項4に係る発明では、内壁は、内面とともにアクチュエータのロッドへ向かって、開口部の開口内面まで延びている位置決め凸部を備えているので、アクチュエータにセンサー構造を組み付ける際に、開口部に位置決め凸部を嵌めると、アクチュエータに対するセンサー構造の位置決めは完了する。従って、検出対象物を止めるストッパの緩衝材とセンサーの位置決めとを兼ねることができるという利点がある。 In the invention according to claim 4, the inner wall is provided with a positioning convex portion extending to the opening inner surface of the opening portion toward the rod of the actuator together with the inner surface. Therefore, when assembling the sensor structure to the actuator, When the positioning protrusion is fitted, the positioning of the sensor structure with respect to the actuator is completed. Therefore, there is an advantage that the stopper cushioning material for stopping the detection target and the positioning of the sensor can be used.
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1(a)、(b)は、本発明のセンサー構造(第1実施の形態)の説明図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のb−b線断面図である。
センサー構造11は、非接触式のセンサーで、検出部12と、検出部12を固定しているセンサーハウジング14と、センサーハウジング14のシート端部15に取付けられているシール材16と、を備える。
The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
FIGS. 1A and 1B are explanatory views of a sensor structure (first embodiment) according to the present invention. FIG. 1A is a plan view, and FIG. 1B is a cross-sectional view taken along line bb in FIG. It is.
The
検出部12は、既存の構成で、例えば、コイルである。そして、検出範囲17内にある検出対象物18の位置を検出して、対象物検出情報を導線(図に示していない)を介して出力する。具体的な仕様は任意である。
また、検出部12は、検出対象物18を検出可能な使用領域部12aと、使用領域部12aに連ねて使用領域部12aの外方に設けた使用領域外固定部12bと、を備え、使用領域外固定部12bがセンサーハウジング14に固定部材12cで固定されている。
The
In addition, the
センサーハウジング14は、検出部12を固定している本体部14aが箱状に形成され、本体部14aに連続してシート端部15が形成され、シート端部15の端部外面15aに突起させて、アクチュエータ31(図2も参照)に取付けられる締結用突片15bが形成され、シート端部15にシート溝21が形成され、シート溝21にシール材16が嵌め込まれている。
The
また、センサーハウジング14は、矩形であり、センサーハウジング14の長さはLである。
なお、センサーハウジング14は、天部14bを一体に形成しているが、天部14bを取り外し可能な構成にしてもよい。
The
In addition, although the sensor housing 14 integrally forms the
シート端部15は、センサーハウジング14の外面14cに連なりセンサーハウジング14の外方へ突出していない端部外面15aと、端部外面15aに連なり、アクチュエータ31のシート部31aを押圧するとともにシート部31aに対向している押圧面22と、押圧面22に連なり、端部外面15aに対向している内面(端部内面)23と、押圧面22に彫り込んだシート溝21と、を備える。
The
押圧面22は、シート溝21の内方に形成した内壁押圧面22aと、シート溝21の外方に形成した外壁押圧面22bと、からなる。
The
シート溝21は、断面コ字形状で、検出範囲17外にシール材16が配置される位置に形成されているとともに、アクチュエータ31のシート部31aと検出部12の使用領域外固定部12bとの間にシール材16が配置される位置に形成されている。
言い換えると、シート溝21は、センサーハウジング14の底部14dの外面に立設した内壁24と、外壁25とで形成されている。
The
In other words, the
そして、内壁24が、内壁押圧面22aと、内壁押圧面22aに連なりシール材16へ向いている内シート壁面21aと、内シート壁面21aに対向して、検出対象物18へ向いている端部内面23と、を有する。
And the
端部内面23は、検出に影響しない検出範囲17の境界若しくは境界から離して形成され、高さをHとしシール材16の高さ又はシート溝21の深さとほぼ一致する高さに形成されている。
シール材16は、任意であるが、例えば、所定の太さ(高さ)で形成されている。
The end
Although the sealing
締結用突片15bは、平面視(図1(a))で、アクチュエータ31の軸線121の方向(X軸方向)に対して直交する方向(Y軸方向)に形成されている。
The
図2は、本発明のセンサー構造を採用したアクチュエータの一例を示す図であり、後輪独立操舵装置51を車両52の後方から見た状態で左の後輪53側を示している。
アクチュエータ31は、例えば、後輪独立操舵装置51を操舵するための駆動源で、センサー(構造)11によってストローク量を検出している。
FIG. 2 is a view showing an example of an actuator employing the sensor structure of the present invention, and shows the left
The
後輪独立操舵装置51は、車体55に上下動可能に連結されたアッパアーム56およびロアアーム57と、アッパアーム56およびロアアーム57に操舵自在に連結されたナックル58と、ナックル58を操舵するアクチュエータ31と、ナックル58の上下動を緩衝する懸架ばね付きダンパー61とを備えた四輪操舵車両用のダブルウイッシュボーン式のリヤサスペンションである。
ナックル58に後輪53が回転自在に支持されている。
The rear wheel
A
アッパアーム56は、基端部がゴムブッシュジョイント63で車体55に上下動可能に連結されている。
ロアアーム57は、基端部がゴムブッシュジョイント64で車体55に上下動可能に連結されている。
アッパアーム56の先端部およびロアアーム57の先端部にボールジョイント65、66を介してナックル58の上部および下部が連結されている。
The
The
The upper and lower portions of the
アクチュエータ31は、基端部がゴムブッシュジョイント67を介して車体55に連結され、先端部がゴムブッシュジョイント68を介してナックル58の後部位に連結されている。
懸架ばね付きダンパー61は、上端部71が車体55(具体的には、サスペンションタワーの上壁72)に締結され、下端部73がゴムブッシュジョイント74を介してナックル58の上部に連結されている。
The
The
後輪独立操舵装置51によれば、アクチュエータ31を伸長(ストローク)することで、ナックル58の後部が車幅方向外側に押圧されて後輪53のトー角をトーイン方向に制御させることができる。
一方、アクチュエータ31を収縮(ストローク)することで、ナックル58の後部が車幅方向内側に引っ張られて後輪53のトー角をトーアウト方向に制御させることができる。
すなわち、アクチュエータ31は、トー角をコントロールするトーコントロールアクチュエータである。
According to the rear wheel
On the other hand, by contracting (stroke) the
That is, the
よって、通常のステアリングホイール(不図示)の操作による前輪の操舵に加えて、後輪53のトー角を制御して車両52の直進安定性能や旋回性能を高めることができる。
後輪53のトー角は、例えば、車速やステアリングホイールの操舵角に応じて制御される。
Therefore, in addition to steering the front wheels by operating a normal steering wheel (not shown), the toe angle of the
The toe angle of the
次に、本発明のセンサー構造(第1実施の形態)の作用を説明する。
図3は、本発明のセンサー構造とアクチュエータとの関係を説明する断面図である。図1を併用して説明する。
Next, the operation of the sensor structure (first embodiment) of the present invention will be described.
FIG. 3 is a cross-sectional view illustrating the relationship between the sensor structure of the present invention and the actuator. This will be described with reference to FIG.
アクチュエータ31は、車体55(図2参照)側に連結されるゴムブッシュジョイント67が設けられた第1ハウジング81と、第1ハウジング81に複数のボルト82で一体に設けられた第2ハウジング83と、第2ハウジング83にスライド自在に支持された出力ロッド84とを備えている。
出力ロッド84は、ナックル58側に連結されるゴムブッシュジョイント68が設けられている。
アクチュエータ31の全長はLaである。
The
The
The total length of the
第1、第2のハウジング81、83は、複数のボルト82で締結されることで一体に連結され、第1、第2のハウジング81、83でアクチュエータハウジング80が形成されている。
第1ハウジング81は、内部に電動モータ86が収納されている。
第2ハウジング83は、内部に、電動モータ86に連結された減速機87と、減速機87に連結されたカップリング88と、カップリング88に連結された送りねじ機構91とが収納されている。
The first and
The
The
電動モータ86は、カップ状のヨーク92と、ヨーク92に締結されたベアリングホルダ93と、ヨーク92およびベアリングホルダ93を締結して、第1ハウジング81にねじ結合することで電動モータ86を第1ハウジング81に取り付けている複数のボルト94と、を備えている。
The
ヨーク92の内周面に環状のステータ96が支持され、ステータ96内にロータ97が配置されている。
ベアリングホルダ93は、内面に、コミュテータ98に摺接するブラシ101が支持されている。
ブラシ101から延びた導線102が、外部に引き出されている。
An
The bearing
A
減速機87は、第1遊星歯車減速機構104および第2遊星歯車減速機構105が直列に連結されている。
第1、第2の遊星歯車減速機構104、105を直列に連結することで、電動モータ86の回転を減速機87で大きく減速させてカップリング88に伝えることができる。
カップリング88に伝えられた回転は、送りねじ機構91の入力フランジ107に伝えられる。
The
By connecting the first and second planetary gear
The rotation transmitted to the
第2ハウジング83の軸方向中間部の内周面に第1スライドベアリング108が設けられ、第2ハウジング83の軸方向端部にエンド部材111がねじ結合されている。
エンド部材111の内周面に第2スライドベアリング112が設けられている。
第2ハウジング83と出力ロッド84との間をゴム製の防水カバー113で封じている。
第1、第2のスライドベアリング108、112に出力ロッド84が摺動自在に支持されている。
A
A second slide bearing 112 is provided on the inner peripheral surface of the
A space between the
An
出力ロッド84内に送りねじ機構91が収納されている。
送りねじ機構91は、入力フランジ107に同軸上に設けられた雄ねじ部材114と、雄ねじ部材114の外周にねじ結合された雌ねじ部材115とを備えている。
雄ねじ部材114は、一端側(右側)が入力フランジ107の中心を貫通してナット116で締結されている。
雌ねじ部材115は、中空の出力ロッド84の内周面に嵌合され、他端側(左側)の外周が出力ロッド84の内周にねじ結合部117でねじ結合されている。
A
The
One end side (right side) of the
The
この送りねじ機構91は、入力フランジ107の回転を雄ねじ部材114に伝えることで、雌ねじ部材115を軸線121方向に移動させることができる。
よって、雌ねじ部材115と一体に出力ロッド84を軸線121方向に移動させることができる。
The
Therefore, the
ここで、アクチュエータ31には、出力ロッド84の移動位置(ストローク量)を検出し、検出した移動位置を制御装置(図示せず)にフィードバックする位置検出手段123が設けられている。
位置検出手段123は、出力ロッド84の外周にボルト124で固定された検出対象物18に相当する被検出部125と、被検出部125を検出するセンサー11と、を備え、被検出部125の位置を磁気的に検出部12で検出する。
Here, the
The position detection means 123 includes a detected
被検出部125は、一例として、永久磁石が用いられている。
検出部12は、一例として、コイル等が用いられている。
第2ハウジング83には開口部131が形成されている。開口部131を形成することで、出力ロッド84の移動に伴って被検出部125が移動した際に、被検出部125が第2ハウジング83に干渉することを防止できる。
As an example, the detected
As an example, the
An
アクチュエータ31によれば、アクチュエータハウジング80内に備えた電動モータ86を回転させ、電動モータ86の回転を入力フランジ107を介して雄ねじ部材114に伝えることができる。
雄ねじ部材114が回転することで、雌ねじ部材115を軸線121方向(軸方向)に送り出すことができる。
雌ねじ部材115を送り出してアクチュエータ31を伸縮させることで、後輪53(図2参照)の舵角を制御することができる。
According to the
By rotating the
The steering angle of the rear wheel 53 (see FIG. 2) can be controlled by feeding the
防水カバー113は、アクチュエータハウジング80内の内圧上昇を抑制する機構であり、内圧が上昇するのに伴い、伸びるものであり、膨張代部132を有する。
防水カバー113は、一例であり、スクレーパでも可能であり、スクレーパでは、封じている機能並びに、付着物を掻き取る機能を損なわず伸びる膨張代部を設ける。
The
The
このようなアクチュエータ31に取付けられたセンサー構造11は、アクチュエータ31のストローク量Sを検出する。
The
アクチュエータ31は、取付け座134を有しているが、取付け座134の有無は適宜設定されるものである。
つまり、センサー構造11は、アクチュエータ31に取付けるために締結用突片15bを形成したが、締結用突片15b以外の部材、例えば、ブラケットやバンドを用いることも可能である。
The
That is, the
このようなアクチュエータ31に取付けたセンサー構造11は、アクチュエータ31の開口部131に連なるシート部31aにシール材16を押圧し、且つ、センサーハウジング14の外面14cより外方へ突出しないシート端部15を備えているので、アクチュエータ31の軸線方向(X軸方向)に平行なセンサーハウジング14の全長Lを短くすることができるとともに、センサーハウジング14の小型化を図ることができる。その結果、センサー11を配置するために必要なスペースが小さくなり、アクチュエータ31の全長Laを短くすることができる。
The
また、シート端部15は、シート部31aと検出部12の固定部(使用領域外固定部)12bとの間にシール材16を配置して保持しているシート溝21を備えているので、シール材16の大きさを小さくすることができる。その結果、センサーハウジング14の全長Lをより短くすることができ、センサーハウジング14を取付けるアクチュエータ31の全長Laをより短くすることができる。
Further, the
次に、本発明のセンサー構造の別の実施の形態を説明する。
図4(a)、(b)は、第2実施の形態を説明する図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のb−b線断面図である。上記図1〜図3に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
Next, another embodiment of the sensor structure of the present invention will be described.
FIGS. 4A and 4B are views for explaining the second embodiment, where FIG. 4A is a plan view and FIG. 4B is a cross-sectional view taken along the line bb in FIG. The same configurations as those in the embodiment shown in FIGS. 1 to 3 are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
第2実施の形態のセンサー構造11Bは、センサーハウジング14Bにシート端部15Bを備えていることを特徴とする。
シート端部15Bは、アクチュエータ31のシート部31aを押圧する押圧面22に連ねて検出対象物18へ向いて、開口部131より突出量Eだけ突出している端部内面23Bが形成された内壁24Bを備えている。
The
The
端部内面23Bは、検出に影響しない検出範囲17の境界に形成され、高さをHとした。
なお、端部内面23Bは、開口部131の全周に沿って形成しているが、検出対象物18に対向(X軸方向)している位置(0°及び180°)にのみ、検出対象物18と同様の大きさで形成することも可能である。
The end
The end
シート端部15Bでは、言い換えるとシート溝21を内壁24Bと、外壁25とで形成している。そして、内壁24Bに端部内面23Bが形成されている。
内壁24Bは、厚さtの半分(tの約50%)の外側を内壁押圧面22aBとし、残りの内側の部位(tの約50%)を端部内面23Bが形成された緩衝部26としている。その結果、センサーハウジング14Bに検出対象物18のストッパの緩衝部26を設けても、緩衝部26を設けていないセンサーハウジングとほぼ同じセンサーハウジング14Bの大きさを維持することができる。
In other words, in the
The
次に、第2実施の形態の作用を説明する。
図5は、第2実施の形態とアクチュエータとの関係を説明する断面図である。図4を併用して説明する。
第2実施の形態のセンサー構造11Bは、第1実施の形態のセンサー構造11と同様の作用、効果を発揮する。
Next, the operation of the second embodiment will be described.
FIG. 5 is a cross-sectional view illustrating the relationship between the second embodiment and the actuator. This will be described with reference to FIG.
The
また、第2実施の形態のセンサー構造11Bは、アクチュエータ31のロッド(出力ロッド84)が前進(矢印b1の方向)すると、被検出部125(検出対象物18)は同時に前進して前進限Fに設けた緩衝部26に当接するので、緩衝部26は弾性変形することで、衝撃を吸収する。逆に、ロッド(出力ロッド84)が後退(矢印b2の方向)すると、被検出部125(検出対象物18)は同時に後退して後退限Rに設けた緩衝部26に当接するので、緩衝部26は弾性変形することで、衝撃を吸収する。
Further, in the
このように、第2実施の形態のセンサー構造11Bでは、シート端部15Bは、アクチュエータ31のシート部31aを押圧する押圧面22に連ねて検出対象物18へ向いて、開口部131より突出量Eだけ突出している端部内面23Bが形成された内壁24Bを備えているので、例えば、検出対象物18(被検出部125)がアクチュエータ31の作動のストッパを兼ねている場合、検出対象物18が開口部131に向かって移動したときに、開口部131より突出しているセンサーハウジング14Bのシート端部15Bの端部内面23Bに検出対象物18が当接するので、内壁24Bが弾性変形して、衝撃を吸収する。つまり、ストッパの緩衝材をセンサーハウジング14Bに一体に形成することができる。
As described above, in the
次に、第3実施の形態を説明する。
図6(a)、(b)は、第3実施の形態を説明する図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のb−b線断面図である。上記図1〜図5に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
Next, a third embodiment will be described.
FIGS. 6A and 6B are views for explaining the third embodiment, where FIG. 6A is a plan view and FIG. 6B is a cross-sectional view taken along line bb in FIG. The same components as those in the embodiment shown in FIGS. 1 to 5 are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
第3実施の形態のセンサー構造11Cは、センサーハウジング14Cにシート端部15Cを備えていることを特徴とする。
シート端部15Cでは、アクチュエータ31のシート部31aを押圧する押圧面22に連ねて検出対象物18へ向いて、開口部131より突出量Eだけ突出している端部内面23Cが形成された内壁24Cを備えている。内壁24Cは、端部内面23Cが形成され、且つ、端部内面23Cとともにアクチュエータ31の軸線121へ向かって(矢印c1の方向)、開口部131の開口内面27まで延びている位置決め凸部28を備えている。
The
In the sheet end portion 15C, an
端部内面23Cは、検出に影響しない検出範囲17の境界に形成されている。
端部内面23Cの高さは、Hcで、第1・第2実施の形態に比べ、開口部131の開口内面27に重なる位置決め凸部28の高さH1だけ大きい。位置決め凸部28の高さH1はアクチュエータ31のシート部31aからの長さでもある。
The end
The height of the end
「開口部131の開口内面27まで延びている」とは、高さHに加えて高さH1だけ延ばして形成しているという意味で、また、高さH1はアクチュエータ31の肉厚とほぼ同じ寸法まで延ばしてもよいということである。
“Extending to the opening inner surface 27 of the
シート端部15Cは、言い換えるとシート溝21を内壁24Cと、外壁25とで形成している。内壁24Cに端部内面23Cが形成されている。
内壁24Cは、厚さtの半分(tの約50%)の外側を内壁押圧面22aCとし、残りの内側の部位(tの約50%)を端部内面23Cが形成された緩衝部26Cとしているとともに、緩衝部26Cに含まれる高さH1の部位を位置決め凸部28としている。
つまり、緩衝部26Cは、アクチュエータ31に対するセンサーハウジング14Cの位置決め凸部28を兼ねる。
In other words, the
The
That is, the
位置決め凸部28は、開口部131に対して所望の隙間を設定して形成したものである。
The
次に、第3実施の形態の作用を説明する。
図7は、第3実施の形態とアクチュエータとの関係を説明する断面図である。図6を併用して説明する。
第3実施の形態のセンサー構造11Cは、第1実施の形態のセンサー構造11と同様の作用、効果を発揮する。
Next, the operation of the third embodiment will be described.
FIG. 7 is a cross-sectional view illustrating the relationship between the third embodiment and the actuator. This will be described with reference to FIG.
The
また、第3実施の形態のセンサー構造11Cは、アクチュエータ31のロッド(出力ロッド84)が前進(矢印c2の方向)すると、被検出部125(検出対象物18)は同時に前進して前進限Fに設けた緩衝部26Cに当接するので、緩衝部26Cは弾性変形することで、衝撃を吸収する。逆に、ロッド(出力ロッド84)が後退(矢印c3の方向)すると、検出対象物18は同時に後退して後退限Rに設けた緩衝部26Cに当接するので、緩衝部26Cは弾性変形することで、衝撃を吸収する。
つまり、第3実施の形態のセンサー構造11Cは、より大きな衝撃を吸収することができる。
Further, in the
That is, the
さらに、第3実施の形態のセンサー構造11Cは、アクチュエータ31に取付けられる際に、アクチュエータ31の開口部131に位置決め凸部28を嵌めると、アクチュエータ31のX軸方向及びY軸方向に対するセンサー構造11Cの位置を自動的に決めることができる。従って、センサー構造11Cの取付け作業は容易になる。
Furthermore, when the
このように、第3実施の形態のセンサー構造11Cでは、アクチュエータ31の開口部131を貫通している検出対象物18に対向するように、シート端部15Cを介して端部内面23Cを形成するとともに、端部内面23Cを有する緩衝部26C兼位置決め凸部28をアクチュエータ31の開口部131の開口内面27を覆うように、形成しているので、緩衝部26Cは、検出対象物18がストッパを兼ねている場合、検出対象物18を止めるストッパの緩衝材とセンサーの位置決めとを兼ねることができる。
Thus, in the
本発明のセンサー構造は、検出対象物を露出させるために、アクチュエータのハウジングに開口部を開け、この開口部に取り付けるセンサーに好適である。 The sensor structure of the present invention is suitable for a sensor attached to the opening by opening an opening in the housing of the actuator in order to expose the detection target.
11…センサー構造、12…検出部、12b…検出部の固定部、14…センサーハウジング、14c…センサーハウジングの外面、15…シート端部、16…シール材、18…検出対象物、21…シート溝、22…押圧面、23…内面(端部内面)、24…内壁、27…開口内面、28…位置決め凸部、31…アクチュエータ、31a…シート部、84…ロッド(出力ロッド)、131…開口部、E…突出量。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記開口部に連なるシート部にシール材を押圧し、且つ、前記センサーハウジングの外面より外方へ突出しないシート端部を備えていることを特徴とするセンサー構造。 In the sensor structure in which the sensor housing holding the detection unit seals the opening of the actuator where the detection target is exposed,
A sensor structure, comprising: a sheet end that presses a sealing material against a sheet portion connected to the opening and does not protrude outward from the outer surface of the sensor housing.
Priority Applications (1)
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JP2008092746A JP2009244178A (en) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | Sensor structure |
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Publications (1)
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2008
- 2008-03-31 JP JP2008092746A patent/JP2009244178A/en active Pending
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