JP2009243240A - 薬液供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吊掛部材をリムにバランスよく取り付けることができ、傾かないようにリムに吊り掛けることができる、薬液供給装置を提供する。
【解決手段】本発明は、便器のリムの内側に取り付けられる薬液供給装置であって、薬液を収容し、当該薬液の排出口を有する薬液容器と、排出口に接続され、薬液容器内の薬液を外部へと導く薬液排出機構と、排出された薬液を、便器内を流れる流水と接触可能に支持する支持部材と、薬液容器、薬剤排出機構、及び前記支持部材を支持する装置本体と、装置本体を便器のリムに吊り掛けるための吊掛部材と、を備え、吊掛部材は、弾性変形可能な2つの屈曲部を有し、リムを上方から狭持可能なU字形に弾性変形可能となっており、支持部材がリムの内壁面に向くように、装置本体は、前記吊掛部材の一端部に連結され、2つの屈曲部のうち、装置本体に近い側の第1の屈曲部を広げるのに要する力は、遠い側の第2の屈曲部を広げる力よりも小さい。
【選択図】図2

Description

本発明は、便器のリムに取り付けられ、便器に薬液を供給する薬液供給装置に関する。
便器を洗浄したり、芳香効果を得るための薬液供給装置は、取付対象となる便器のタイプによって種々のものが提案されている。例えば、貯水タンクを有するタイプに対しては、タンク上部の手洗い部に配置される薬液供給装置が提案されており、この装置は、手洗い部に供給される水とともに、貯水タンク内に薬液を供給するように構成されている。
一方、タンク上部に手洗い部がないものや、貯水タンク自体を設けないタイプの便器も販売されており、これに対しては、便器のリムに直接取り付ける薬液供給装置が提案されている。例えば、特許文献1に記載の薬液供給装置は、装置本体に薬液ボトル、及びその下方で薬液を受けるプレートを設け、装置本体を吊掛部材によって便器のリムに吊り掛けている。そして、薬液ボトルからプレート上に供給される薬液を流水によってさらうことで、便器の内壁面に薬液を供給している。これによって、便器が洗浄されるとともに、薬液に含まれる芳香剤により、芳香効果も得ることができる。
特表2003−517124号公報
ところで、上記薬液供給装置では、吊掛部材をU字形となるように弾性変形させた後、これでリムの外面及び内面を狭持している。しかしながら、吊掛部材におけるリムの内面側には、薬液ボトルが取り付けられているため、その重量によって、吊掛部材がリムの内側に引っ張られるという問題があった。そのため、吊掛部材がリムの内面側に傾き、これによって、装置本体、薬液ボトル、及びプレートは、傾斜して吊り掛けられていた。その結果、薬液がプレート全体に均一に広がらず、偏った位置に流れ出るため、流水によって薬液をうまくさらえないという問題が生じていた。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、吊掛部材をリムにバランスよく取り付けることができ、傾かないようにリムに吊り掛けることができる、薬液供給装置を提供することを目的とする。
第1の本発明は、便器のリムの内側に取り付けられる薬液供給装置であって、上記問題を解決するためになされたものであり、薬液を収容し、当該薬液の排出口を有する薬液容器と、前記排出口に接続され、前記薬液容器内の薬液を外部へと導く薬液排出機構と、排出された薬液を、便器内を流れる流水と接触可能に支持する支持部材と、前記薬液容器、薬剤排出機構、及び前記支持部材を支持する装置本体と、前記装置本体を便器のリムに吊り掛けるための吊掛部材と、を備え、前記吊掛部材は、弾性変形可能な2つの屈曲部を有し、リムを上方から狭持可能なU字形に弾性変形可能となっており、前記支持部材がリムの内壁面に向くように、前記装置本体は、前記吊掛部材の一端部に連結され、前記2つの屈曲部のうち、前記装置本体に近い側の第1の屈曲部を広げるのに要する力は、遠い側の第2の屈曲部を広げる力よりも小さい。
この構成によれば、吊掛部材において装置本体に近い第1の屈曲部を広げるのに必要な力が、これより遠い位置にある第2屈曲部を広げるのに必要な力よりも小さくなっている。このように、第1の屈曲部は屈曲する力が小さく広がりやすいので、これに薬液容器等の重量が加わって引っ張られると、吊掛部材において装置本体と第1の屈曲部との間の部分はリムの内壁面に沿ってほぼ垂直に延びるようになる。一方、第2屈曲部は、屈曲しようとする力が大きいので、第1の屈曲部が屈曲しようとする力及び装置本体等の重量に抗して屈曲しリムを押圧する。したがって、リムの内側と外側で吊掛部材の両端部に作用する力のバランスが均衡し、装置本体は傾かずに吊り掛けられる。その結果、薬液が支持部材上で均等に広がり、流水によってさらいやすくすることができる。なお、本発明でいう第1及び第2の屈曲部とは、便器のリムの2つの角部、つまり、リムのほぼ水平な天面とほぼ垂直な内壁面との間の角部、及びリムの天面とほぼ垂直な外壁面との間の角部に対応する部分をいう。特に、これらの部分のうち、断面が円弧状に形成されている部分をいい、直線状に延びる部分は除かれる。但し、各角部に対応している部分に2つ以上の円弧状部分が隣接して形成される場合であっても、それらはまとめて1つの屈曲部とし、その場合には、円弧状部分の間の直線部分は屈曲部に含まれる。そして、後述するように、屈曲部の幅、肉厚などの調整は、主として円弧状に形成されている部分において行われる。
上述した第1及び第2の屈曲部を広げるために必要な力は、例えば、5〜80gfとすることが好ましく、10〜60gfとすることがより好ましい。これは、5gfより小さいとリムを狭持する力が弱すぎ、容器本体の重量に屈して装置がリムから離脱するおそれがあり、80gfより大きくすると屈曲部が硬すぎて取り付けの簡便性を損なう可能性があることによる。
この場合、第1の屈曲部を広げるために必要な力と、第2の屈曲部を広げるために必要な力との差を6〜75gfとすることが好ましく、6〜50gfとすることがさらに好ましい。これは、6gfより小さいと装置がリムの内側に傾いたり、落下するおそれがあり、75gfより大きいと装置がリムの外側に傾いたり、落下するおそれがあるとともに、取り付けの簡便性を損なう可能性もあることによる。
上述した第1の屈曲部及び第2の屈曲部を広げる力に差を設けるには、例えば、第1の屈曲部の肉厚を、第2の屈曲部の肉厚よりも小さくすることができる。このとき、第1及び第2の屈曲部の肉厚を、0.5〜5mmとすることが好ましく、0.8〜3mmとすることがさらに好ましい。これは、肉厚が0.5mmより小さいと成型が困難であり、さらに繰り返し使用するためには、強度の観点から0.8mmより大きいことが好ましい。一方、5mmより大きいと硬すぎて取り付けの簡便性を損なう可能性がある。また、リムの天面と便座底面の間の空間スペースが狭い便器などには取り付け状態において便座を下げることが困難となり、汎用性が損なわれる可能性がある。この観点から、屈曲部の肉厚は、3mm以下であることがさらに好ましい。また、力の差を設ける場合、第1及び第2の屈曲部の肉厚の差を、0.3〜4.5mmとすることが好ましい。これは、肉厚の差がこの範囲外である場合、リムの幅によっては、上述した屈曲部を広げる力の差を設けることができない可能性があることによる。
上述した第1の屈曲部及び第2の屈曲部を広げる力に差を設けるには、例えば、第1の屈曲部の幅を、第2の屈曲部の幅よりも小さくすることができる。このとき、第1及び第2の屈曲部の幅を、5〜20mmとすれば、吊掛部材によってリムを適切な力で狭持することができる。これは、幅が5mmより小さいと幅方向にバランスが悪くなり、取り付け状態の安定性が損なわれ、また、耐久性も悪く、繰り返しの使用が困難になる可能性が生じることによる。また、20mmより大きいものは、屈曲部が硬すぎて取り付けの簡便性を失ったり、見た目にも優れず、また無駄に樹脂量が必要となり経済的にも優れないという可能性が生じることによる。また、力の差を設ける場合、第1及び第2の屈曲部の幅の差を、3〜15mmとすることが好ましく、7〜10mmであることがさらに好ましい。これは、幅の差が3mmより小さいもしくは15mmより大きいと、リムの幅によっては屈曲部の力の差6〜75gfを達成できない可能性があることによる。
上述した第1の屈曲部及び第2の屈曲部を広げる力に差を設けるには、例えば、第1の屈曲部の曲率半径を、第2の屈曲部の曲率半径より大きくすることができる。このとき、第1及び第2の屈曲部の曲率半径の差を、3〜12mmとすることが好ましい。これは、リムの幅によっては屈曲部の力の差が6〜75gfとすることができない可能性があることによる。また、第1及び第2の屈曲部の曲率半径は、3〜15mmとすることができる。曲率半径が3mmより小さいと弾力性(バネ性)を失い、屈曲部が折れる可能性があり、また、耐久性にも優れず、さらに狭持力も弱くなるなどの問題が生じる。一方、15mmより大きいと、リムの角部形状が鋭角なタイプの便器にはフィットしづらいなどの汎用性が損なわれる可能性がある。なお、曲率半径とは、屈曲部を押し広げる前の初期状態での曲率半径を指す。
以上のように、吊掛部材の肉厚、幅において両屈曲部に差を設ければ、どのような幅のリムに装置を接した場合でも、常に、第1の屈曲部を広げる力が、第2の屈曲部を広げる力よりも6〜75gf小さくなる。したがって、どのような幅のリムにもバランスよく設置できるため、汎用性にも優れている。なお、リムの幅には様々なものが存在するが、特に普及している一般的なものは30〜60mmである。本発明によれば、少なくとも30〜60mmの幅のリムであれば、いずれにおいてもバランスよく設置でき、第一の屈曲部を広げるために必要な力と、第二の屈曲部を広げるために必要な力との差が6〜75gfとなるようにすることができる。
また、第1の屈曲部の曲率半径と、第2の屈曲部の曲率半径とを同等にすることもできる。このようにすると、吊掛部材がリムに、よりフィットしやすくなり、装置をバランスよく吊り掛けることができる。このとき、第1及び第2の屈曲部の曲率半径は、上記のように3〜15mmとすることが好ましい。なお、両屈曲部の曲率半径が同等である場合、第1及び第2の屈曲部を広げる力に差を設けるには、上記のように、屈曲部の肉厚や幅を調整する必要がある。
上記第1及び第2の薬液供給装置においては、装置本体と前記第1の屈曲部とが近接離間可能となるように、前記装置本体が前記吊掛部材に連結されていることが好ましい。こうすることで、リムの上端部に対する装置本体の高さを調整することができ、種々のリムに対応して装置を取り付けることができる。例えば、リムの上端部から便器の内面までの距離が浅い場合には、装置本体と第1の屈曲部までの距離を短くすれば、このような便器にも対応することができる。
また、上記装置において、支持部材を、薬液排出機構を経た薬液を受ける基部と、当該基部においてリム側に連結され、前記基部に対して傾斜可能となっており、しかも当該傾斜角度を変更可能となっている可動部と、で構成することかできる。この構成によれば、薬液容器から排出された薬液を受ける支持部材が、基部と、これに対して角度を変更可能な可動部とで構成されている。そのため、取り付け状況によって、仮に基部が水平より下方に傾斜したとしても、可動部を基部に対して上方を向くように傾斜させれば、上方から流れてくる流水を基部に対して導くことができる。また、基部と可動部との連結部分に薬液をためることも可能である。したがって、基部に流れ出た薬液を効率よくさらって、便器へ流すことができるため、便器の形状にかかわらず、安定して薬液を供給できる。
そして、支持部材が上記のように構成される場合、吊掛部材を、初期状態において、第1の屈曲部より先端側が斜め下方へ延びるように構成し、第2の屈曲部を可動部に当接可能とすることができる。この構成によれば、初期状態において、第2の屈曲部が可動部に当接することで、可動部の上方への屈曲を制限することができる。初期状態とは、例えば、使用前のケースに収納されている場合などを意味するが、この場合に、可動部が上方へ屈曲しすぎると、その状態で可動部の屈曲に癖がついてしまい、反対側へ屈曲しづらくなるため、種々の便器に対応できなくなるおそれがある。これに対して、上記のように構成すると、可動部の屈曲が制限されるため、屈曲の癖がつくのを防止することができる。
本発明に係る薬液供給装置によれば、吊掛部材をリムにバランスよく取り付けることができ、傾かないようにリムに吊り掛けることができる。
以下、本発明に係る薬液供給装置の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は本実施形態に係る薬液供給装置の斜視図、図2は図1の断面図、図3は図2のA−A線における図1の断面図、図4は図1の平面図、図5は図1の分解斜視図である。
この薬液供給装置は、便器のリムに吊り掛けて使用されるものであり、図1〜図5に示すように、薬液が収容された薬液容器1と、これを下方から支持する装置本体2と、装置をリムに吊り掛けるための吊掛部材3とを有している。また、装置本体2の内部には、薬液容器1から流れ出た薬液を装置本体2の底面へと供給する薬液供給機構4が配置されている。以下、上述した各部材をさらに詳細に説明する。
図5に示すように、薬液容器1は、透明のドーム状に形成され、下面に排出口11を有している。そして、この排出口11には、キャップ13が取り付けられている。このキャップ13は、環状の本体部131と、その中央の穴を塞ぐ薄膜部132とで構成されており、使用に際しては、薄膜部132を破断させて薬液を排出させる。
図4及び図5に示すように、装置本体2は、底面を構成する支持プレート(支持部材)21と、その周囲を囲む壁体22とを有している。支持プレート21は、平面視略矩形状の基部211と、その一辺に揺動自在に連結された可動部212とで構成されており、可動部212が設けられている辺以外の3辺に、上述した壁体22がコ字状に設けられている。したがって、装置本体2は、一辺の壁が切り欠かれて開放するカップ状に形成されており、この開放部分23から基部211の一部及び可動部212が突出するように構成されている。そして、後述するように、この開放部分23から装置本体2内に流水が流れ込むようになっている。
また、基部211の中央には、上方へ延びる支柱24が取り付けられており、この支柱24と後述するカバー部材411との間の空間に、吊掛部材3が上下動可能に取り付けられている。吊掛部材3は、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル樹脂などのプラスチックなどで弾性変形可能に2箇所で折り曲げられた帯状に形成されており、初期状態では、図1のように折り畳まれている。ここで、装置本体に近い側から第1屈曲部31、第2屈曲部32と称することとする。また、吊掛部材3は、上下動可能に構成されているため、装置とリムとが干渉しないように、リムに対する薬液容器1及び装置本体2の高さを調整することができる。
吊掛部材3について更に詳細に説明すると、第1屈曲部31の肉厚が、第2屈曲部32の肉厚よりも薄くなっている。そして、初期状態では、第1屈曲部31の屈曲角度がやや大きく、第2屈曲部32の屈曲角度が小さくほぼ完全に折り畳まれている。これにより、吊掛部材3は、図1に示すように、初期状態では斜め下方に延びており、後述するように、支持プレート21の可動部212が当接している。これにより、可動部212が上方に跳ね上がりすぎないように、可動部212の傾斜角度を制限している。このようにすることで、初期状態において、可動部212に傾斜の癖がつかないようにしている。
また、吊掛部材3は、両屈曲部31,32で弾性変形可能に屈曲しているが、これを広げることで、U字形に変形することができる。このようにU字形に変形することで、後述するように、便器のリムMに吊掛部材3を嵌め込むことができる。このとき、第1屈曲部31の肉厚T1が、第2屈曲部32の肉厚T2よりも薄くなっているため、第1屈曲部31を広げる力は、第2屈曲部32を広げる力よりも小さくなっている。第1屈曲部31の肉厚T1は、例えば、0.5〜1.6mm,第2屈曲部32の肉厚T2は、1.9〜5mmとすることができる。また、吊掛部材3の幅Dは、約5〜20mmとすることができる(図3参照)。
また、本実施形態では、屈曲部を広げる力を設定するのであるが、それは、次のように測定される。第1屈曲部31の測定は、図6(a)に示すように、まず、第2屈曲部32にプッシュプルゲージ(例えば、IMADA製)100を取り付ける。続いて、吊掛部材3において第1屈曲部31を挟む部分の角度が90°になるまで、第1屈曲部31を支点にしてプッシュプルゲージ100を引っ張り、90°になったところでゲージを読み取る。そして、この測定値を第1屈曲部31を広げるための力とする。一方、第2屈曲部32についての測定は、図6(b)に示すように、まず、吊掛部材3の先端にプッシュプルゲージ100を取り付ける。次に、吊掛部材3において第2屈曲部32を挟む部分の角度がθとなるまで、第2屈曲部32を支点にしてプッシュプルゲージ100を引っ張り、そのときの力を測定する。この角度θとは、後述する図9に示すように、吊掛部材3をリムMに取り付けたときの第2屈曲部32を挟む部分がなす角度である。例えば、図9(a)はリムの幅Wが約30mmの場合を示し、図9(b)はリムの幅Wが約60mmの場合を示しており、約30〜60mmが一般的なリムの幅Wである。そして、これらの図に示すように、角度θはリムの幅Wによって変化している。したがって、ここでいう角度θとは、図9(a)から図9(b)へリムの幅Wが変化したときの、第2屈曲部32の屈曲の角度の変化をすべて含むような値である。以上のような測定により、各屈曲部を広げるための力は、例えば、第1屈曲部31で5〜20gfとすることが好ましく、10〜20gfであることがさらに好ましい。また、第2屈曲部32では26〜80gfとすることが好ましく、26〜60gfにすることがさらに好ましい。
次に、支持プレート21についてさらに詳細に説明する。図2に示すように、本実施形態の支持プレート21においては、基部211と可動部212とが樹脂などで一体的に形成されており、基部211が可動部212側に向かって約6度で下方に傾斜している。これにより、後述するように、排出された薬液がリム側に流れやすいようにしている。基部211の傾斜角度αは、これ以外に設定することも可能であり、例えば、0〜45度にすることができ、3〜30度であることが好ましい。
そして、支持プレート21の裏面には、基部211と可動部212との境界線に沿って溝213が形成されている。したがって、この溝213によって基部211と可動部212との境界が薄膜状になるため、可動部212が基部211に対して揺動可能となっている。また、溝213は支持プレート21の裏面に形成されているため、可動部212を下方に傾斜させようとすると、溝213において対向する側壁面同士が当接し、これによって下方への傾斜が規制される(図2(a))。
一方、上方への傾斜も可能であり、力を付与すれば、可動部212を上方へ揺動させることができる。但し、上方への傾斜も次のように規制されている。図1及び図2に示すように、基部211の両側には、略矩形状の側板214が取り付けられており、この側板214において、可動部212側を向く垂直に延びる端面が、可動部212と当接可能となっている。すなわち、可動部212を、傾斜角βが90度以上に傾斜させようとすると、側板214の端面と可動部212とが接触し、可動部212がそれ以上傾斜しないようになっている(図2(b))。なお、初期状態では、可動部212は基部211に対して、約30°の傾斜角度βで上方に傾斜しており、この状態から境界部分の弾性変形によって、基部211に対し約0〜90°程度の範囲で傾斜が可能となっている。ここで、上記溝213が本発明の第1の規制手段を構成するとともに、側板214が第2の規制手段を構成する。以上のように構成された装置本体2には、基部211の周縁、壁体22に複数の流水孔25が形成されており、開放部分23から流入した流水がこれら流水孔25を介して、装置本体2から排出されるようになっている(図1及び図5参照)。
続いて、薬液供給機構4について説明する。図2〜図5に示すように、薬液供給機構4は、薬液容器1と支持プレート21との間に配置されており、上側に配置される上部材41と、下側に配置される下部材42とで構成されている。上部材41は、平面視楕円型の筒状に形成されており、下方が開放している。一方、下部材42は、平面視楕円状の板状部421と、その周囲に上下方向に延びるように形成された低い壁部材423とで構成されており、上部材41の下部開口を塞ぐように配置される。そして、上部材41と下部材42とが組み合わされることで、両者の間には、薬液を保持する緩衝空間43が形成される。以下、上部材41及び下部材42についてさらに詳細に説明する。
図2及び図5に示すように、上部材41の側面には、上方に延びるレール状のカバー部材411が取り付けられており、このカバー部材411は、上述した通り、支柱24に当接し、吊掛部材3を収容する空間を形成する。また、上部材41の上面中央部には、先端が斜めに切りかかれて鋭利な円筒状の連通管412が設けられるとともに、上面の端部には合計4つの空気流通孔413が形成されている。連通管412は、上述した薬液容器1のキャップ13に突き刺され、薄膜部132を破断させる役割を果たす。また、連通管412の周縁には、環状の溝417が形成されており、この溝417にキャップ13の本体部131が嵌るようになっている。一方、図2に示すように、連通管412の内部底面には、下部材42側へ延びる円筒状の固定管414と、その近傍に配置された複数の薬液連通孔415とが形成されている。そして、これら薬液連通孔415と、上述した空気流通孔413とは、緩衝空間43と連通している。
続いて、下部材42について図7及び図8も合わせて説明する。図7は下部材の下面からの見た斜視図(a)、平面図(b)、正面図(c)、及び底面図(d)、図8は下部材の一部斜視図(a)及びそのB−B線断面図(b)である。まず、図5に示すように、下部材42の中央には、上部材41の固定管414に嵌合する円筒状の案内管424と、その周囲を囲むように設けられた円形の固定壁425とが設けられている。そして、案内管424と固定壁425との間の隙間には、上述した固定管414が嵌るようになっている。案内管424の上部開口は、斜めに切り取られた形状となっており、その開口の低い側から案内管424の外周面に沿って上下方向に延びる案内溝426が形成されている。ここで、図7及び図8に示すように、案内管424は固定管414の内部に嵌っているため、固定管414の内壁面と、案内溝426とで薬液の通路(案内路)が形成される。また、案内管424と固定壁425との隙間の底面と、固定管414の下端部との隙間にも薬液が通過する空間が形成される。より詳細に説明すると、上記隙間の底面においては、案内溝426の両側の各約90度が薬液の延長路427を構成するとともに、案内溝426とは反対側には、約180度に亘る半円形の流出孔428が形成されている。そして、延長路427を通過した薬液が流出孔428から支持プレート21側へ流れ出るようになっている。
図7に示すように、下部材42における壁部材423の下面の両端には、一対の脚部429が取り付けられており、この脚部429によって下部材42の下面と、支持プレート21との間に空間が形成される。この空間が後述するように、薬液及び流水の通路となる。また、下部材42の下面には、上述した流出孔428の両端を結ぶ突片431と、この突片431の両端から延びる一対の突条部432とが形成されている。そして、各突条部432は、互いに離間するように、可動部212側へ斜め方向に延びるとともに、図7(c)に示すように、先端にいくにしたがって、下部材42下面からの突出高さが大きくなっている。すなわち、図2に示すように、各突条部432は、先端にいくにしたがって、支持プレート21との隙間が小さくなっていき、最も先端では、支持プレート21と接触している。
次に、上記のように構成された薬液供給装置の使用方法について図9も参照しつつ説明する。図9は薬液供給装置の取り付け状態を示す側面図である。まず、薬液容器1を上部材41上に配置する。これにより、薬液容器1のキャップ13に連通管412が突き刺さり、薬液容器1が固定される。続いて、この装置を便器のリムに取り付ける際には、吊掛部材3を、支柱24から引き出して高さを調整しつつ、図1の状態からU字状に押し広げる。そして、図9(a)に示すように、リムMを挟むように配置する。ここでは、リムMの幅をWとしており、一般的には30〜60mmである。上述したように、第2屈曲部32は、第1屈曲部31よりも屈曲する力が大きいので、第2屈曲部32はやや屈曲した状態となり、リムMの外側の面を押圧する。このとき、第2屈曲部32は角度θで屈曲することになる。一方、第1屈曲部31は屈曲する力が小さいので、リムMに沿って押し広げられ、第1屈曲部31から装置本体2に亘っては、リムMの内面に沿ってほぼ垂直に下方へ延びている。すなわち、第1屈曲部31は、リムMの角部に沿って約90°の角度に広げられることになる。こうして、装置本体2は水平状態で吊り掛けられる。
また、このとき、可動部212は、便器の内壁面に当接するのであるが、基部211に対して揺動可能となっているため、基部211と便器内壁面Sとの距離に応じて、傾斜する。すなわち、図9(a)に示すように基部211と便器内壁面Sとの距離が小さい場合、可動部212は、便器内壁面Sに押しつけられながら、大きく傾斜し、便器内壁面Sとの隙間を埋める。一方、距離が大きい場合には、図9(b)に示すように、傾斜角βは小さくなるが、いずれの場合でも、基部211と便器内壁面Sとの隙間は埋められる。その結果、基部211に流れ出た薬液を効率よくさらって、便器へ流すことができるため、便器の形状にかかわらず、安定して薬液を供給することができる。
続いて、薬液の流れについて説明する。連通管412によりキャップ13の薄膜部132が破断されると、薬液は、薬液容器1から薬液供給機構4へと流れ出て、一部は連通管412及び薬液連通孔415を介して緩衝空間43内に流れ込む。一方、残りの薬液は、図7及び図8に示すように、案内溝426を通過して下方へ流れた後、延長路427及び流出孔428を介して下部材42の下面側に流れ出る。そして、この薬液は、突片431及び突条部432を伝って、可動部212側へ移動し、支持プレート21と突条部432との接触部分において、支持プレート21上へ移る。支持プレート21の基部211は、やや下方に傾斜しているので、薬液は下方へ流れ、可動部212との境界部分に蓄積される。このとき、薬液に含まれる芳香剤が揮散し、芳香効果が得られる。
ここで、上述した緩衝空間43の機能について説明する。この緩衝空間43は、温度変化によって薬液容器1内に圧力変化が生じた場合の緩衝作用をなす。例えば、温度が上昇して薬液容器1が暖められた場合には、容器1内の空気が膨張し容器1内部は正圧になる。この場合、薬液容器1内の薬液は押し出されて排出されるが、この薬液は案内溝426のほか、薬液連通孔415を介して緩衝空間43内にも流れ込むため、薬液が案内溝426から過剰に流出されるのが防止される。一方、流水によって冷やされるなどして薬液容器1の温度が低下し、薬液容器1内の空気が収縮して負圧になると、薬液は、空気流通孔413を介して空気の圧力が作用している緩衝空間43から薬液連通孔415を介して薬液容器1内に吸い込まれる。その結果、装置本体側に流入してきた水の薬液容器への吸い上げや薬液の排出が制限されるのを防止することができる。このように、緩衝空間43は、温度変化によって薬液容器1内に圧力変化が生じた場合であっても、ほとんどの薬液が薬液容器1と緩衝空間43との間で流通するため、容器1内の薬液が過剰に流出したり、或いは流出が制限されるのを防止することができる。
上記のように装置が設置された後、便器内に水が流されると、流された水は、図9に示すように、リムMの内側から便器内壁面Sを伝い、可動部212によって基部211側へ案内される(矢印X)。そして、基部211と可動部212との境界部分に貯まった薬液をさらいつつ、流水孔25から外部へ流れ出したり、或いは、装置内で壁体22などにぶつかりながら跳ね返り、開放部分23から装置の外部へ流れ出す。こうして、薬液は流水とともに、便器内壁面Sに供給され、便器の清浄が行われる。なお、支持プレート21上に流れ込む水が薬液供給機構4を逆流して薬液容器1内に入り込むおそれもあるが、これについては次のように対処される。すなわち、本実施形態に係る装置では、薬液は、案内溝426及び延長路427を介して支持プレート21上に流れ出る。特に、延長路427は水平に延びているため、突片431及び突条部432を介して上方に流れた水は、一旦水平に延びる延長路427を通過した後、さらに垂直に延びる案内溝426を通過しなければ、薬液容器1には到達しない。このように、この装置では、支持プレート21から薬液容器1に至る垂直方向の経路の中に水平に延びる経路を配置しているので、水の進入を防止することができる。
以上のように、本実施形態によれば、吊掛部材3の第1屈曲部31の肉厚が、第2屈曲部32の肉厚よりも薄く形成されているため、第2屈曲部32が屈曲しようとする力を、第1屈曲部31が屈曲しようとする力よりも大きくすることができる。このように、第1屈曲部31は屈曲する力が小さく広がりやすいので、これに薬液容器1等の重量が加わって引っ張られると、吊掛部材3において装置本体2と第1屈曲部31との間の部分はリムMの内壁面に沿ってほぼ垂直に延びるようになる。一方、第2屈曲部32が屈曲しようとする力が大きいので、第1屈曲部31が屈曲しようとする力及び装置本体2等の重量に抗して屈曲しリムMを押圧する。したがって、リムMの内側と外側で吊掛部材3の両端部に作用する力のバランスが均衡し、装置本体2は傾かずに吊り掛けられる。その結果、薬液1が支持プレート21上で均等に広がり、流水によってさらいやすくすることができる。
また、薬液容器1から排出された薬液を受ける支持プレート21が、基部211と、これに対して角度を変更可能な可動部212とで構成されているため、次の効果を得ることができる。すなわち、取り付け状況によって、仮に基部211が水平より下方に傾斜したとしても、可動部212を基部211に対して上方を向くように傾斜させれば、上方から流れてくる流水を基部211に対して導くことができる。その結果、基部211に流れ出た薬液を効率よくさらって、便器へ流すことができるため、便器の形状にかかわらず、安定して薬液を供給することができる。
さらに、可動部212の角度が変更可能であることから、便器の形状に関わらず、基部211と便器内壁面Sと間に隙間を形成することなく、可動部212を便器と接触させることができる。その結果、便器内壁面を伝う流水を確実に基部211側へ導くことができる。また、可動部212は、この薬液供給装置のリムへの取り付け作業中に自動的に傾斜するため、装置の取り付け後に、便器内に手を入れて可動部の角度を調整する必要はなく、衛生的にも有利である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、吊掛部材3における第1及び第2屈曲部31,32の肉厚を異ならせることで、屈曲部を広げる力を調整しているが、その他の方法でもよい。例えば、吊掛部材3の幅D、屈曲部31,32の曲率半径R(図2参照)を調節することができる。例えば、幅を調節する場合には、第1及び第2屈曲部31,32の幅を5〜20mmとし、第1屈曲部31の幅を3〜15mm狭くする。また、曲率半径を調整する場合には、両屈曲部31,32の曲率半径を3〜15mmとし、第1屈曲部31の曲率半径を第2屈曲部32より大きい曲率半径、特に、3〜12mm大きくすることが好ましい。両屈曲部31,32の曲率半径を同等にすると、吊掛部材3のリムMに対するフィット性が向上するが、これでは両屈曲部31,32を広げる力の差をつけにくいので、上記のように、肉厚、幅を調整することが好ましい。
以下、本発明の実施例について説明する。但し、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
本発明の実施例として図1〜図9に示す薬液供給装置を用いた。特に、吊掛部材の硬さが異なる2種類の装置を準備した。これら吊掛部材を構成する材料は、ポリプロピレンである。そして、両装置に共通する吊掛部材の寸法は、以下の通りである。また、装置の重量は、52gfであった。
Figure 2009243240
そして、30mmと60mmの幅のリムに各装置を取り付けたときの、屈曲部を広げるための力を、上述したようにIMADA製プッシュプルゲージで測定した。
Figure 2009243240
以上のような測定結果が得られているとき、柔らかい吊掛部材、硬い吊掛部材にかかわらず、薬液供給装置は、傾かず、バランスよくリムに吊り掛けられていた。
本発明に係る薬液供給装置の一実施形態を示す斜視図である。 図1の断面図である。 図2のA−A線における図1の断面図である。 図1の平面図である。 図1の分解斜視図である。 屈曲部を広げる力の測定方法を示す図である。 下部材の斜視図、平面図、正面図及び底面図である。 下部材の一部斜視図、及びそのB−B線断面図である。 図1の薬液供給装置の使用状態を示す側面図である。
符号の説明
1 薬液容器
21 支持プレート
211 基部
212 可動部
3 吊掛部材
31 第1屈曲部
32 第2屈曲部
4 薬液供給機構

Claims (16)

  1. 便器のリムの内側に取り付けられる薬液供給装置であって、
    薬液を収容し、当該薬液の排出口を有する薬液容器と、
    前記排出口に接続され、前記薬液容器内の薬液を外部へと導く薬液排出機構と、
    排出された薬液を、便器内を流れる流水と接触可能に支持する支持部材と、
    前記薬液容器、薬剤排出機構、及び前記支持部材を支持する装置本体と、
    前記装置本体を便器のリムに吊り掛けるための吊掛部材と、を備え、
    前記吊掛部材は、弾性変形可能な2つの屈曲部を有し、リムを上方から狭持可能なU字形に弾性変形可能となっており、
    前記支持部材がリムの内壁面に向くように、前記装置本体は、前記吊掛部材の一端部に連結され、
    前記2つの屈曲部のうち、前記装置本体に近い側の第1の屈曲部を広げるのに要する力は、遠い側の第2の屈曲部を広げる力よりも小さい、薬液供給装置。
  2. 前記第1及び第2の屈曲部を広げるために必要な力は、5〜80gfである、請求項1に記載の薬液供給装置。
  3. 第1の屈曲部を広げるために必要な力と、第2の屈曲部を広げるために必要な力との差が6〜75gfである、請求項2に記載の薬液供給具。
  4. リムの幅が30〜60mmのリムに設置した場合に、第一の屈曲部を広げるために必要な力と、第二の屈曲部を広げるために要な力との差が6〜75gfとなる、請求項2に記載の薬液供給装置。
  5. 前記第1の屈曲部の肉厚が、前記第2の屈曲部の肉厚よりも小さい、請求項1から4のいずれかに記載の薬液供給装置。
  6. 前記第1及び第2の屈曲部の肉厚が、0.5〜5mmである、請求項5に記載の薬液供給装置。
  7. 前記第1及び第2の屈曲部の肉厚の差が、0.3〜4.5mmである、請求項6に記載の薬液供給装置。
  8. 前記第1の屈曲部の幅が、前記第2の屈曲部の幅よりも小さい、請求項1から7のいずれかに記載の薬液供給装置。
  9. 前記第1及び第2の屈曲部の幅が、5〜20mmである、請求項8に記載の薬液供給装置。
  10. 前記第1及び第2の屈曲部の幅の差が、3〜15mmである、請求項9に記載の薬液供給装置。
  11. 前記第1の屈曲部の曲率半径が、前記第2の屈曲部の曲率半径と同等である、請求項1から10のいずれかに記載の薬液供給装置。
  12. 前記第1の屈曲部の曲率半径が、前記第2の屈曲部の曲率半径より大きい、請求項1から10のいずれかに記載の薬液供給装置。
  13. 前記第1及び第2の屈曲部の曲率半径の差が、3〜12mmである、請求項12に記載の薬液供給装置。
  14. 前記第1及び第2の屈曲部の曲率半径が、3〜15mmである、請求項11から13のいずれかに記載の薬液供給装置。
  15. 前記装置本体と前記第1の屈曲部とが近接離間可能となるように、前記装置本体が前記吊掛部材に連結されている、請求項1から14のいずれかに記載の薬液供給装置。
  16. 前記支持部材は、前記薬液排出機構を経た薬液を受ける基部と、当該基部においてリム側に連結され、前記基部に対して傾斜可能となっており、しかも当該傾斜角度を変更可能となっている可動部と、を有しており、
    前記吊掛部材は、初期状態において、前記第1の屈曲部より先端側が斜め下方へ延びるように構成され、前記第2の屈曲部が前記可動部に当接可能となっている、請求項1から15のいずれかに記載の薬液供給装置。
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