JP2009239808A - 画像投影装置 - Google Patents

画像投影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009239808A
JP2009239808A JP2008085708A JP2008085708A JP2009239808A JP 2009239808 A JP2009239808 A JP 2009239808A JP 2008085708 A JP2008085708 A JP 2008085708A JP 2008085708 A JP2008085708 A JP 2008085708A JP 2009239808 A JP2009239808 A JP 2009239808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image projection
projection unit
screen
projection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008085708A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Hori
祐二 堀
Koji Takifuji
浩治 滝藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2008085708A priority Critical patent/JP2009239808A/ja
Publication of JP2009239808A publication Critical patent/JP2009239808A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Abstract

【課題】スクリーンの任意の傾き角度において画像をスクリーン上に適切に表示可能な、スクリーン及び画像投影ユニットをケース内に内蔵した画像投影装置を提供すること。
【解決手段】スクリーンを備えるケース蓋22が、ケース本体21に対して1軸を中心とした回動が可能であるとともに任意の回動角度で保持可能に構成される。また、ケース蓋22の回動角度に応じて、前方脚部11、後方脚部12及び台座シャフト252を上下方向に変位させることで、画像投影ユニット10の画像を投影する投影姿勢を調整する。従って、任意の傾き角度で保持されたスクリーンに対して、常に適切な画像を表示することが可能になる
【選択図】 図5

Description

本発明は、スクリーン及び画像投影ユニットをケース内に内蔵した画像投影装置に関する。
従来、画像をスクリーン等に投影して表示するプロジェクタが知られている。従来のプロジェクタは、大画面に画像を投影できるため、例えば会議におけるプレゼンテーション等、広い場所において大勢で画像を見る用途において頻繁に用いられる。しかし一方で、少人数での会議や商談等の狭い場所における用途については、その持ち運びが不便であることとプロジェクタやスクリーン等のセッティングに時間がかかることとが原因で、気軽に利用ができなかった。
そこで、特許文献1に記載されているように、携帯が可能で簡単にセッティングを行えるプロジェクタ収納アタッシュケースが提案されている。このプロジェクタ収納アタッシュケースは、持ち運び可能なケースにプロジェクタを内蔵し、そのケース内側の蓋がスクリーンを有することで、携帯性と簡単なセッティングとを達成している。
実用新案3005246号公報
しかしながら、特許文献1に記載の考案では、ケース内側の蓋に設けられたスクリーンは、本体に対して略90度の位置に固定された状態でのみ用いることが可能であった。そのため、特許文献1に記載の考案では、投影画像を見る人数や位置に応じた最適なスクリーンの傾き角度を取ることができなかった。
本発明は、スクリーン支持部の任意の傾き角度において画像をスクリーン上に適切に表示可能な、スクリーン及び画像投影ユニットをケース内に内蔵した画像投影装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ケース本体部と、そのケース本体部に開閉可能に取り付けられたケース蓋部と、を有するケース体と、そのケース体に内蔵され、前記ケース本体部に対して移動が可能なように構成された画像投影ユニットと、前記ケース体に内蔵され、前記画像投影ユニットからの画像が投影されるスクリーンと、そのスクリーンを支持するために前記ケース体に内蔵され、前記ケース本体部に対して1軸を中心とした回動が可能であるとともに前記ケース本体部に対する任意の回動角度を保持可能に構成されたスクリーン支持部と、前記スクリーンに前記画像投影ユニットからの画像が投影されるように、前記回動角度に応じて前記画像投影ユニットを移動させ、前記投影ユニットの投影姿勢を調整する調整機構と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記調整機構は、前記回動角度を検知する検知手段と、その検知手段の検知結果に応じて、前記画像投影ユニットを移動させる移動手段と、を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記移動手段は、前記画像投影ユニットの重心位置よりも前記スクリーン支持部の近くに位置するように前記画像投影ユニットに設けられ、前記画像投影ユニットの底面から突出して上下方向に変位可能なように構成される前方脚部を有し、前記前方脚部を変位させることで前記投影姿勢を変化させる、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記移動手段は、前記画像投影ユニットの重心位置よりも前記スクリーン支持部から遠くに位置するように前記画像投影ユニットに設けられ、前記画像投影ユニットの底面から突出して上下方向に変位可能なように構成される後方脚部と、画像投影ユニットが載置されるように前記ケース本体部に設けられ、鉛直方向に変位可能なように構成される載置部と、を有し、前記前方脚部、前記後方脚部及び前記載置部の変位によって前記投影姿勢を変化させる、ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記移動手段は、前記投影姿勢を変化させるために、前記回動角度が90度よりも小さい場合には、前記前方脚部を直動させることで、前記画像投影ユニットを前記後方脚部を支点として回動させ、前記回動角度が90度よりも大きい場合には、前記載置部及び前記後方脚部を直動させることで、前記画像投影ユニットを鉛直方向に移動させ且つ前記前方脚部を支点として回動させる、ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の発明において、前記画像投影ユニット及び前記スクリーン支持部は、前記ケース蓋部を閉じたときに前記ケース体の内部に収納される収納位置に配置され、前記ケース蓋部を開ける動作に連動して、前記スクリーンに前記画像投影ユニットからの画像が投影される所定の位置まで前記収納位置から移動するように構成される、ことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の発明において、前記スクリーン支持部は、前記ケース蓋部と一体に構成される、ことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記スクリーンは、前記スクリーン支持部と一体に構成される、ことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1から8のいずれか1項に記載の発明において、前記スクリーンは、画像光の入射する側と反対側から画像の観賞が可能なように構成される第1の被投影面と、その第1の被投影面よりも前期投影ユニットの近くに位置するように前記第1の被投影面と一体に構成され、透明状態と非透明状態とのいずれかに設定可能に構成される第2の被投影面と、を有し、前記第2の被投影面を透明状態に設定することで前記画像投影ユニットからの画像が前記第1の被投影面に結像し、前記第2の被投影面を非透明状態に設定することで前記画像投影ユニットからの画像が前記第2の被投影面に結像するように構成される、ことを特徴とする。
スクリーンを支持するスクリーン支持部が、ケース本体部に対して1軸を中心とした回動が可能であるとともに前記ケース本体部に対する任意の回動角度を保持可能であるため、回動角度が90度以外の状態でもスクリーンの使用が可能になる。また、回動角度が変化した場合、画像投影ユニットから画像を投影する方向が固定されたままであると、一部のピントのずれや投影される画像が台形に変形する等の問題を生じる。請求項1に記載の発明では、前記ケース本体部に対するスクリーン支持部の回動角度に応じて画像投影ユニットの画像を投影する方向を調整する調整機構が備えられているため、任意の角度で保持されたスクリーンに対して、常に適切な画像を表示することが可能になる。
請求項2に記載の発明では、スクリーン支持部の回動角度を検知する検知手段と、検知手段の検知結果に応じて画像投影ユニットを移動させる移動手段とが設けられる。従って、スクリーン支持部と画像投影ユニットとの間に複雑な連結機構を設ける必要がなく、画像を投影する方向の調整が簡易な構成で行われる。
請求項3に記載の発明では、画像投影ユニットの重心位置よりもスクリーン支持部に近い位置に、投影ユニットに対して上下方向に変位可能な前方脚部が設けられる。この前方脚部を上下方向に変位させることで、画像投影ユニットは1軸を中心とした回動を行い、画像投影ユニットの画像が投影される方向の水平面に対する角度(以下、アオリ角)を正方向、即ち水平面に対して上向きに変化させることができる。
請求項4に記載の発明では、画像投影ユニットの重心位置よりもスクリーン支持部に遠い位置に、投影ユニットに対して上下方向に変位可能な後方脚部が設けられる。この後方脚部を上下方向に変位させることで、画像投影ユニットのアオリ角を負方向にも変化させることができる。さらに、鉛直方向に変位可能な載置部に投影ユニットが載置されることにより、投影ユニットの鉛直方向の位置も変化させることができる。
スクリーンに対して画像が投影されるとき、ピントのずれや投影される画像が台形に変形する等の問題を回避して適切に画像を表示するためには、画像光の光軸とスクリーンとが直交するようにして投影されるのが望ましい。請求項5に記載の発明では、回動角度が90度よりも小さい場合には、前方脚部の変位により画像投影ユニットのアオリ角を正方向に変化させ、回動角度が90度よりも大きい場合には、後方脚部の変位により画像投影ユニットのアオリ角を負方向に変化させ、載置部の変位により画像投影ユニットの鉛直方向位置を変化させる。従って、回動角度に応じて適切に画像が表示できる。
請求項6に記載の発明では、画像投影ユニット及びスクリーン支持部は、ケース蓋部の開放動作に連動して、所定の位置まで移動する。即ち、ケース蓋部が閉まった状態において内部に収納されている画像投影ユニット及びスクリーン支持部は、ケース蓋部を開けることによって画像の投影が可能な所定の位置に設定される。従って、ケース蓋部を開けてすぐに画像の投影が可能となるため、セットアップの時間が短縮できて便利である。
請求項7に記載の発明では、スクリーン支持部がケース体の蓋部と一体に構成される。そのため、部品点数を抑えることが可能で、持ち運びに便利である。
請求項8に記載の発明では、スクリーンがスクリーン支持部と一体に構成される。スクリーン支持部はケース体の蓋部と一体に構成されるので、スクリーン、スクリーン支持部及びケース体の蓋部が一体の構成となる。従って、部品点数をさらに抑えることが可能で、持ち運びに便利である。
請求項9に記載の発明では、スクリーンが、画像が投影される側と反対側から画像の観賞が可能なように構成される第1の被投影面と、その第1の被投影面よりも投影ユニットの近くに位置するように第1の被投影面と一体に構成され、透明状態と非透明状態とのいずれかに設定可能に構成される第2の被投影面とで構成される。従って、第2の被投影面が透明状態に設定されることで、第1の投影面を用いたリアプロジェクションが可能になり、第2の被投影面が非透明状態に設定されることで、第2の投影面を用いたフロントプロジェクションが可能になる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について詳述する。
<第1の実施形態>
[全体の構成]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像投影装置1の外観構成を示す斜視図である。ケース2は、ケース本体21、ケース蓋22及びスクリーン23で構成される。ケース本体21の内部には、投影ユニット10を置くための台座25が設けられ、その台座25の上には、画像を投影する投影ユニット10が設置される。画像投影装置1の各部へ電力を供給するバッテリー26は、ケース本体21に固定される。バッテリー26は、例えばニッケル水素電池やリチウムイオン電池等の、充電可能な二次電池である。ケース本体21の外壁には、入出力コネクタ部30が設けられる。外部からの画像入力は、この入出力コネクタ30を介して投影ユニット10に伝達される。バッテリー26の充電も、この入出力コネクタ部30を介して行われる。ケース蓋22は、ヒンジ24a及びヒンジ24bによって本体21に回動可能に取り付けられる。使用者は、ケース蓋22を手動で開閉する。ヒンジ24a及びヒンジ24bは、ケース蓋22をケース本体21に対して任意の開き角αで保持可能なフリーストップヒンジである。フリーストップヒンジは、例えばコイルばねが回動軸に巻着され、コイルばねが回動軸を締めつけることにより生じる摩擦力でヒンジの開き角を保持する様な構成である(例えば、特開平1−190887号広報、特開2000−45614号広報を参照)。ヒンジ24aには、ケース蓋22のケース本体21に対する開き角αを検知するために、光電方式のロータリーエンコーダー104が設けられる。スクリーン23は、投影ユニット10からの画像が投影されるようにケース蓋22に固定される。尚、前記したケース2、ケース本体21、ケース蓋22、スクリーン23、投影ユニット10及びロータリーエンコーダー104が、本発明のケース体、ケース本体部、ケース蓋部及びスクリーン支持部、スクリーン、画像投影ユニット並びに検知手段の一例である。
図2は、本実施形態で使用されるスクリーン23の説明図である。スクリーン23は、ポリマーネットワーク型液晶(Polymer Network Liquid Crystal;以下PNLCと省略する)パネル23aによって構成される。PNLCパネル23aの表面のうち一方は、画像光の入射方向と反対方向からの画像観察が可能な拡散面23bとして構成される。スクリーン23は、拡散面23bが投影ユニット10から遠い側に位置するようにケース蓋22に固定される。PNLCパネル23aは、電圧が印加されない状態では白濁した不透明な状態であり、投影ユニット10からの画像光はその表面に映し出される。また、PNLCパネル23aは、電圧が印加されることで透明になり、画像光が透過するようになる。即ち、スクリーン23は、PNLCパネル23aに電圧が印加されない場合、画像投影ユニット10と同じ側から画像観察が可能なフロントプロジェクション用のスクリーンとして働く。一方、PNLCパネル23aに電圧が印加された場合、投影ユニット10からの画像光は、PNLCパネル23aを透過し、拡散面23bによって透過、拡散される。この場合、スクリーン23は、画像投影ユニット10と反対側から画像観察が可能なリアプロジェクション用のスクリーンとして働く。尚、前記したPNLCパネル23a及び拡散面23bが、本発明の第2の及び第1の被投影面の一例である。
[投影ユニット付近の構成]
図3は、投影ユニット10及び台座25の拡大図である。台座ベース251は、ケース本体21に固定される。台座シャフト252は、台座ベース251に対して上下方向に変位可能なように、台座ベース251に係合する。台座ステージ253は、台座シャフト252に固定される。前方脚部11及び後方脚部12は、投影ユニット10の底面から突出し、その端面が台座ステージ253に固定される。尚、前記した前方脚部11、後方脚部12及び台座25が、本発明の前方脚部、後方脚部及び載置部の一例である。
図4を用いて台座シャフト252の駆動機構を説明する。図4(a)は台座シャフト252の駆動機構を正面から、図4(b)は台座シャフト252の駆動機構を側面から見た図である。モーター252cは、台座ベース251の内壁に固定される。ピニオン252bはモーター252cの回動軸に設けられ、ラック252aは台座シャフト252に設けられる。ピニオン252bとラック252aとが噛み合うことで、モーター252cの回動軸の回動は、台座シャフト252の上下方向の変位に変換される。台座ベース251はケース本体21に固定されているので、台座シャフト252、台座ステージ253及び投影ユニット10は、モーター252cが回動することによってケース本体21に対して一体として上下方向に変位する。前方脚部11及び後方脚部12も、前記したラック・ピニオンと同様の機構によって上下方向に変位する。即ち、モーターが投影ユニット10の内壁に固定され、ピニオンがそのモーターの回動軸に設けられる。そのピニオンと噛み合うラックが前方脚部11に設けられ、モーターの回動は前方脚部11を上下方向に変位させる。後方脚部12も、前方脚部11と同様の機構を有し、上下方向に変位可能である。即ち、前方脚部11及び後方脚部12は、投影ユニット10の底面から突出する長さが調整できるように構成される。また、台座シャフト252、前方脚部11及び後方脚部12には、上下方向の位置を検出するために光学式リニアエンコーダーが設けられる。尚、前記したモーターが、本発明の移動手段の一例である。
図5は、ケース蓋22のケース本体21に対する開き角αに応じた、投影ユニット10の投影姿勢の例を示した図である。投影姿勢は、投影光軸の水平面に対する角度であるアオリ角と、鉛直方向の位置とによって表現される。図5(a)の様に開き角αが略90度に設定される場合、アオリ角が略0度になるように、前方脚部11及び後方脚部12が投影ユニット10の底面から突出する長さはどちらも最少に設定される。そして、台座シャフト252が鉛直上方向に変位することで、投影ユニット10の鉛直方向の位置が調節される。図5(b)の様に開き角αが90度よりも小さな角度に設定される場合、台座シャフト252の鉛直方向の位置は、最小に設定される。そして、後方脚部12が投影ユニット10の底面から突出する長さは最少に設定される。前方脚部11が投影ユニット10の底面から突出する長さが調整されることで、投影ユニット10は後方脚部12を支点としてアオリ角が正になるように回動する。図5(c)の様に開き角αが90度よりも大きな角度に設定される場合、前方脚部11が投影ユニット10の底面から突出する長さは最少に設定される。そして、後方脚部11が投影ユニット10の底面から突出する長さが調整されることで、投影ユニット10は前方脚部11を支点としてアオリ角が負になるように回動する。さらに、台座シャフト252が鉛直上方向に変位することで、投影ユニット10の鉛直方向の位置が調節される。以上説明したように、投影ユニット10は、台座シャフト252、前方脚部11及び後方脚部12の変位によって、開き角αに応じたアオリ角及び鉛直方向の位置を調整する。
[制御回路構成]
図6は、本発明の第1の実施形態に係る回路構成を示すブロック図である。画像投影装置1は、入出力バス100を備える。ROM及びRAMを含むCPU101(以下、単にCPU101と記載する)、フレームメモリ102、入力パネル103、ロータリーエンコーダー104、投影姿勢制御手段105、PNLCパネル電圧印加回路106、画像処理回路108及び光源制御回路110は、入出力バス100に接続される。
CPU101は、入出力バス100を介してフレームメモリ102、入力パネル103、ロータリーエンコーダー104、投影姿勢制御手段105、PNLCパネル電圧印加回路106、画像処理回路108及び光源制御回路110との間で信号の送受信を行い、画像投影装置1の全般的な制御及び操作に関する処理を実行する。例えば、CPU101は、画像投影装置1の電源投入後に、ROMに記憶された所定の起動処理を実行し、その起動処理の終了後、入力パネル103からの操作信号に基づいて投影画像の調整や設定等を制御する。ROMは、例えば電源投入後の一連の起動処理や図7に示される投影姿勢の調節のためにCPU101が行う一連の処理等のプログラムを記憶する。
入力パネル103は、使用者が画像投影装置1への操作を行うためのパネルである。入力パネル103は、例えば画像投影装置1の電源オン/オフの制御や、投影画像の調整を行うための操作部を有する。入力パネル103から発せられた操作信号は、入出力バス100を介してCPU101に送信される。
ヒンジ24aに設けられるロータリーエンコーダー104は、ケース蓋22の開き角αを検知する。ロータリーエンコーダー104から発せられた角度信号は、入出力バス100を介してCPU101に送信される。
投影姿勢制御手段105は、前記した台座シャフト252、前方脚部11及び後方脚部12を上下方向に変位させるための3つのモーターと、台座シャフト252、前方脚部11及び後方脚部12の上下方向の位置を検出するための3つの光学式リニアエンコーダーとで構成される。投影姿勢制御手段105を構成する3つのモーターは、CPU101からの制御信号に応じて回動し、投影ユニット10の投影姿勢を制御する。投影姿勢制御手段105を構成する3つの光学式リニアエンコーダーは、投影ユニット10の投影姿勢を検出し、その検出結果を姿勢信号として入出力バス100を介してCPU101に送信する。
PNLCパネル電圧印加回路106は、CPU101からの制御信号に応じてPNLCパネル23aに電圧を印加する。スクリーン23は、PNLCパネル23aに電圧が印加されることでリアプロジェクション用のスクリーンとして、電圧が印加されないことでフロントプロジェクション用のスクリーンとして利用できる。
画像信号入力回路107は、入出力コネクタ30を介して外部から入力された入力信号を、画像処理回路108に送信する。画像処理回路108は、その画像信号をCPU101からの制御信号に応じて投影用データに変換し、その投影用データをフレームメモリ102に記憶する。画像処理回路108は、CPU101からの制御信号に応じて、フレームメモリ102に記憶された投影用データから画像信号を作成し、光変調素子ドライブ回路109にその画像信号を送信する。光変調素子ドライブ回路109は、後述する光変調素子113に変調信号を送信する。本実施形態では、スクリーン23がリアプロジェクション用とフロントプロジェクション用とのいずれかに設定可能である。そのため、例えばフロントプロジェクション用の投影用データがそのままリアプロジェクションで用いられると、使用者は左右が反転した投影画像を視聴することになる。そこで、リアプロジェクションが行われる場合には、CPU101は投影用データを左右反転させる旨の制御信号を画像処理回路108に送信する。この制御信号を受けた画像処理回路108は、入力信号を投影用データに変換する際に、投影用データの左右反転処理を行う。リアプロジェクションが行われるか否かの判断は、RAMに記憶される変数である左右反転フラグの値がONかOFFかをCPU101が判断することで行われる。この左右反転フラグは、後述する投影姿勢の調整を行うための一連の処理(図7)において設定される。
[光学系構成]
光源制御回路110は、CPU101からの制御信号に応じて、光源111の点灯、消灯、発光強度等を制御する。光源111は、画像を投影するための光を生成する光源であり、本実施形態では超高圧水銀灯が用いられる。但し、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、LED等、他の種類の光源を用いる構成でも良い。以下、光源111から出射されスクリーン23に至るまでの光の経路(図6の破線矢印)に従って説明する。
光源111からの光は、照明光学系112に入射する。照明光学系112は、例えば、反射鏡、カラーホイール、レンズ等を含む。これらの光学要素は、画像投影装置1内部の所定の位置に設けられる。反射鏡は、例えば反射面が球面,放物面,楕円面,双曲面等の凹面鏡である。光源111が反射鏡の焦点位置に設置されることによって、光源111から放射された光は集光し、カラーホイールに入射する。カラーホイールは、赤,緑,青に対応する波長の光を透過する3種類のフィルタを備える。回転するカラーホイールに入射する光は、入射する前は白色光であるが、カラーホイールを通過することで赤,緑,青の光に時分割で変換される。このカラーホイールを通過した光は、レンズによって集光された後に光変調素子113に入射する。
光変調素子113は、Digital Micro−mirror Device(DMD)素子を用いて構成される。DMD素子は、マトリクス状に配置された微細なミラーを有し、この微細なミラーが各画素に相当する。DMD素子の各ミラーの傾きは二値化されており、DMD素子に入射した光のオン/オフ切り替え制御が可能である。即ち、DMD素子は、入射光が結像光学系114へ反射するようにミラーを傾けたオンの状態と、入射光が結像光学系114へ反射しないようにミラーを傾けたオフの状態との、2つの状態を取ることが可能である。また、オン/オフの時間の比率によって、結像光学系114に入射する光の階調を変化させることができるので、画像データに基づいた階調表示が可能になる。光変調素子113によって変調された光は、画像光として結像光学系114に入射する。
結像光学系114は、画像光を所定の方向に向かって拡げるとともに、スクリーン23に画像光を結像させる。即ち、光変調素子113上に形成された画像は、結像光学系114によってスクリーン23に拡大投影される。結像光学系113は可動レンズ群を有し、投影画像を所望する大きさに拡大又は縮小することとともにフォーカス調整が可能である。
[投影姿勢の調整方法]
CPU101は、投影ユニット10のアオリ角及び鉛直方向の位置を開き角αに応じて調整するために、一連の処理を実行する。以下、図6から図9を用いてこの一連の処理を説明する。
CPU101は、図7のステップS101及びS102において、開き角αと、投影ユニット10の現在のアオリ角及び鉛直方向の位置とを取得する。まず、CPU101は、ロータリーエンコーダー104からの角度信号を受信する。CPU101は、受信した角度信号から開き角αを算出し、その開き角αをRAMに記憶する(ステップS101)。次に、CPU101は、台座シャフト252、前方脚部11及び後方脚部12に設けられた光学式リニアエンコーダーからの姿勢信号を受信する。CPU101は、受信した姿勢信号から投影ユニット10の現在のアオリ角及び鉛直方向の位置を算出し、そのアオリ角及び鉛直方向の位置をRAMに記憶する(ステップS102)。
CPU101は、図7のステップS103からS106において、フロントプロジェクションを行うかリアプロジェクションを行うかの設定を行う。CPU101は、RAMに記憶された開き角αが90度よりも大きいか否かの判断を行う(ステップS103)。開き角αが90度よりも小さな場合(ステップS103がY)、PNLCパネル電圧印加回路106は、CPU101からの制御信号に応じてPNLCパネル23aに電圧を印加する。これにより、PNLCパネル23aは透明になり、スクリーン23はリアプロジェクション用のスクリーンとして設定される。(ステップS104)。CPU101は、RAMに記憶されている変数である左右反転フラグの値をONにセットする。これによって、画像投影が行われる際に、入力された画像が左右反転した状態で投影される(ステップS105)。一方、開き角αが90度以上の場合(ステップS103がN)、PNLCパネル23aは電圧が印加されないために白濁した状態に保たれ、スクリーン23はフロントプロジェクション用のスクリーンとして設定される。CPU101は、RAMに記憶されている変数である左右反転フラグの値をOFFにセットする。これによって、画像投影が行われる際に、入力された画像が左右そのままの状態で投影される(ステップS106)。
CPU101は、ROMに記憶される調整テーブルを用いて、RAMに記憶された開き角αから投影ユニット10のアオリ角及び鉛直方向の位置の調整量を決定し、その調整量をRAMに記憶する(ステップS107)。図8は、その調整テーブルを示した図である。以下、投影ユニット10のアオリ角及び鉛直方向の位置の調整量が、どのように決定されるかを説明する。開き角αが30度よりも小さな場合、前方脚部11が投影ユニット10の底面から突出する長さは最大値である「3」に決定され、後方脚部12が投影ユニット10の底面から突出する長さは最小値である「0」に決定される。このとき、台座ステージ253の鉛直方向の位置は、最小値である「0」に決定される。この投影姿勢は、投影ユニット10のアオリ角が略60度となる姿勢で、開き角αが30度のときに投影画像の光軸である投影光軸とスクリーン23とが略直交するように定められる。開き角αが120度以上の場合、前方脚部11が投影ユニット10の底面から突出する長さは最小値である「0」に決定され、後方脚部12が投影ユニット10の底面から突出する長さは最大値である「2」に決定される。このとき、台座ステージ253の鉛直方向の位置は、最大値である「2」に決定される。この投影姿勢は、投影ユニット10のアオリ角が略−45度となる姿勢で、開き角αが135度のときに投影光軸とスクリーン23とが略直交する位置関係になるように定められる。尚、ケース蓋22を閉めて投影ユニット10をケース2に収納する場合は、前方脚部11、後方脚部12及び台座ステージ253の調整量はすべて最小値である「0」に設定される。
CPU101は、図7のステップS108からステップS111において、投影姿勢の調整を行う。CPU101は、現在のアオリ角及び鉛直方向の位置とアオリ角及び鉛直方向の位置の調整量との差分を算出する。CPU101は、その差分から、台座シャフト252、前方脚部11及び後方脚部12の上下方向の変位量を算出する(ステップS108)。その後CPU101は、変位量が「0」か否か、即ち現在のアオリ角及び鉛直方向の位置とアオリ角及び鉛直方向の位置の調整量とが一致しているか否かを判断する(ステップS109)。変位量が「0」でない場合(ステップS109がN)、CPU101は、投影姿勢制御手段105に制御信号を送信することで、台座シャフト252、前方脚部11及び後方脚部12を上下方向に変位させるための3つのモーターを駆動し、アオリ角及び鉛直方向の位置を調整する(ステップS110)。その後、CPU101は、ステップS102と同様の方法で投影ユニット10の現在のアオリ角及び鉛直方向の位置を算出し、そのアオリ角及び鉛直方向の位置をRAMに記憶する(ステップS111)。ステップS108からステップS111までの一連のループは、変位量が「0」(ステップS109がY)になるまで繰り返される。
投影光軸とスクリーン23とが略直交する位置関係の場合、投影画像の形状は略矩形になる。しかし、前記した投影ユニット10のアオリ角及び鉛直方向の位置の調整方法では、投影光軸とスクリーン23とが完全に直交しないことがあるため、投影画像の形状が台形状に変形する場合がある。そこで、CPU101は、ステップS112において図9に示される一連の処理を実行することによって、投影画像の台形補正を行う。台形補正を行うために、CPU101は、画像の投影光軸とスクリーン23とのなす角θを算出する。θは、開き角αとアオリ角βとの和で与えられる(ステップS1101)。CPU101は、θが90度よりも小さいか否かの判断を行う(ステップS1102)。図10(a)に示される様にθが90度よりも小さい場合(ステップS1102がY)、投影画像の形状は、図10(b)に示される様に画像下部の幅が画像上部よりも広い台形状になる。そこで、CPU101は、画像処理回路108に制御信号を送信することで、投影画像の下部を縮小する(ステップS1103)。これによって、投影画像の形状は略矩形に補正される。θが90度以上の場合(ステップS1102がN)、CPU101は、θが90度よりも大きいか否かの判断を行う(ステップS1104)。図10(c)に示される様にθが90度よりも大きい場合(ステップS1104がY)、投影画像の形状は、図10(d)に示される様に、画像上部の幅が画像下部よりも広い台形状になる。そこで、CPU101は、画像処理回路108に制御信号を送信することで、投影画像の上部を縮小する(ステップS1105)。これによって、投影画像の形状は略矩形に補正される。θが90度以下の場合、即ちθが90度に等しい場合(ステップS1104がN)、投影画像の形状は矩形なので、何ら補正を行う必要はない。
<第2の実施形態>
前記した第1の実施形態では、本発明の調整機構の一例として、モーターやロータリーエンコーダー等を用いた電気的な機構が示された。しかし、本発明の調整機構は、これに限定されず、他の機構によって実現されても良い。本実施形態では、本発明の調整機構の他の例として、機械的なリンク機構が採用される。尚、第1の実施形態において、スクリーン23はケース蓋22に設けられたが、本実施形態において、スクリーン23はケース蓋22と別体に構成されたスクリーン支持部40によって支持される。
[リンク機構の全体構成]
図11(a)は、本実施形態における画像投影装置3の要部を示す斜視図である。図11(b)は、その要部を側面から見た図である。ベースバー35は、ケース本体21に固定される。スクリーン支持部係合部62はそのベースバー35の一端に設けられ、投影ユニット係合部61はベースバー35の他端に設けられる。スクリーン23を支持するスクリーン支持部40は、スクリーン支持部係合部62に回動可能に係合される。スクリーン支持部係合部62に設けられた係止突起62aは、スクリーン支持部40を係止する。係止突起62aは複数設けられるので、スクリーン支持部40は、所定の角度ピッチ、例えば10度毎に係止される回動位置を変えることができる。上方支持部41及び下方係合部42は、スクリーン支持部40に一体として設けられる。下方係合部42は、上方係合部41よりもスクリーン支持部係合部62の近くに設けられる。投影ユニット10は、台座75に固定される。台座75は、後述する第1のリンク51及び第2のリンク52によって、ケース本体21の上方に保持される。後方係合部31及び前方係合部32は、台座75に一体として設けられる。前方係合部32は、後方係合部31よりもスクリーン支持部40の近くに設けられる。第3のリンク53は、その一端が投影ユニット係合部61に回動可能に接続され、その他端が前方係合部32に回動可能に接続される。即ち、第3のリンク53は、投影ユニット係合部61と前方係合部32とを連結する。第3のリンク53は、ベースバー35に設けられたリンク受け35aに係止されることで、前方係合部32の鉛直方向の位置を投影ユニット係合部61よりも高い位置に維持する。第2のリンク52は、その一端が前方係合部32に回動可能に接続される。第2のリンク52の他端には、係合溝52aが長手方向に沿って設けられる。この係合溝52aが下方係合部42と係合することで、第2のリンク52は、下方係合部42に対して摺動及び回動が可能になる。第1のリンク51は、その一端が後方係合部31に回動可能に接続される。第1のリンク51の他端には、係合溝51aが長手方向に沿って設けられる。この係合溝51aが上方係合部41と係合することで、第1のリンク51は、上方係合部41に対して摺動及び回動が可能になる。第1のリンク51に設けられたストッパー51bは、ケース本体21とスクリーン支持部40とのなす角度が、90度よりも小さい所定の角度以下の場合に、図13に示すように前方係合部32に係合する。尚、スクリーン支持部40の回動は手動で行われる。
[リンク機構の動き]
図12(a)は、画像投影装置3の要部を示す斜視図であり、図12(b)は、その要部を側面から見た図である。図12(a),(b)に示されるように、ケース本体21とスクリーン支持部40とのなす角度が90度よりも大きい場合に、どのようにスクリーン支持部40の回動位置と投影ユニット10の投影姿勢とが連動するかを説明する。スクリーン支持部40が投影ユニット10から遠ざかる方向に回動することにより、下方係合部42は、第2のリンク52を介して前方係合部32をスクリーン支持部40に向かって引っ張る。前方係合部32は第3のリンク53を介して投影ユニット係合部61に連結されるので、前方係合部32、台座75及び投影ユニット10は、スクリーン支持部40の回動に連動し、投影ユニット係合部61を中心としてスクリーン支持部40に近づく方向に回動する。これによって、投影ユニット10の鉛直方向の位置が変化する。上方係合部41は、スクリーン支持部40の回動により、第1のリンク51を介して後方係合部31をスクリーン支持部40に向かって引っ張る。上方係合部41は下方係合部42よりもスクリーン支持部係合部62からの距離が遠いため、スクリーン支持部40の回動による上方係合部41の変位量は、下方係合部42の変位量よりも大きい。そのため、第1のリンク51によって上方係合部41と連結される後方係合部31は、スクリーン支持部40の回動によって、前方係合部32を中心としてスクリーン支持部40に近づく方向に回動する。これによって、投影ユニット10のアオリ角が負方向に変化する。前方係合部32の投影ユニット係合部61を中心とした回動と、後方係合部31の前方係合部32を中心とした回動とを組み合わせることで、投影ユニット10のアオリ角及び鉛直方向の位置が調整される。
図13(a)は、画像投影装置3の要部を示す斜視図であり、図13(b)は、その要部を側面から見た図である。図13(a),(b)に示されるように、ケース本体21とスクリーン支持部40とのなす角度が90度よりも小さい場合に、どのようにスクリーン支持部40の回動位置と投影ユニット10の投影姿勢とが連動するかを説明する。スクリーン支持部40が、図11のようにケース本体21とスクリーン支持部40とのなす角度が略90度の状態から投影ユニット10に近づく方向に回動すると、第3のリンク53がリンク受け35aによって係止されるので、前方係合部32は投影ユニット係合部61を中心として回動できない。従って、下方係合部42は、係合溝52aに沿って投影ユニット10に近づく方向に変位する。一方、後方係合部31は、前方係合部32を中心とした回動が可能である。そのため、スクリーン支持部40が投影ユニット10に近づく方向に回動すると、後方係合部31は、投影ユニット10に働く重力によって、アオリ角を正方向に変化させる方向に回動する。
スクリーン支持部40が投影ユニット10に近づく方向に回動し、ケース本体21とスクリーン支持部40とのなす角度が所定の角度になると、ストッパー51bは、前方係合部32に係合する。これによって、後方係合部31は、前方係合部32を中心としたアオリ角を正方向に変化させる回動が不可能になる。ストッパー51bが前方係合部32に係合した状態で、スクリーン支持部40が投影ユニット10に近づく方向にさらに回動すると、上方係合部41及び下方係合部42が係合溝51a及び52aに沿って投影ユニット10に近づく方向に変位する。その結果、スクリーン支持部40のみが回動し、スクリーン支持部40の回動位置と投影ユニットの投影姿勢とは、もはや連動しない。スクリーン支持部40は、上方係合部41及び下方係合部32が係合溝51a及び52aの投影ユニット10に近い側の長手方向端部に接触するまで、即ち図13に示す状態まで回動が可能である。このスクリーン支持部40と投影ユニット10との位置は、ケース蓋を閉じればケースに収納される収納位置である。
[制御回路構成]
本実施形態においては機械的なリンク機構を採用したので、第1の実施形態のように投影姿勢の調整のためにCPU101が特別に処理を行う必要がない。そのため、本実施形態における回路構成は、図6に示される第1の実施形態の回路構成と比較して、投影姿勢調整手段105が不要になる。一方、ロータリーエンコーダーは、本実施形態においても用いられる。これは、CPU101がPNLCパネル23aに電圧を印加するか否かを判断するために、ケース本体21とスクリーン支持部40とのなす角度を検知する必要があるためである。ロータリーエンコーダーは、スクリーン支持部40の回動軸であるスクリーン支持部係合部62に設けられるのが望ましい。
<変形例>
本発明は、今までに述べた実施形態に限定されることは無く、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形・変更が可能である。以下にその変形の一例を述べる。
第1の実施形態において、投影ユニット10の投影姿勢は、台座シャフト252、前方脚部11及び後方脚部12の変位によって調整される。しかし、前方脚部11のみが投影ユニット10の底面から突出し、上下方向に変位可能な構成であっても良い。この場合、投影ユニット10は、アオリ角を正方向にのみ変化させることが可能になり、台座シャフト252及び後方脚部12にモーター及び光学式リニアエンコーダーを設ける必要がなくなる。
第1の実施形態において、投影ユニット10の鉛直方向の位置は、台座シャフト252の鉛直方向の変位によって調整される。しかし、投影ユニット10の鉛直方向の位置は、前方脚部11及び後方脚部12の変位によって調整されても良い。この場合、台座シャフト252にモーター及び光学式リニアエンコーダーを設ける必要がなくなる。
第1の実施形態において、前方脚部11及び後方脚部12は、投影ユニット10の底面から突出する。これは、投影ユニット10の底面に設けられた前方脚部11及び後方脚部12が下方向に突出するという意味ではなく、前方脚部11及び後方脚部12が投影ユニット10の底面よりも下に突出するというより広い意味である。即ち、上下方向に変位可能な前方脚部11及び後方脚部12が、投影ユニット10の側面に設けられ、投影ユニット10の底面よりも下に突出する様な構成も含む。
前記した第1の実施形態において、ケース蓋22が閉じられて投影ユニット10がケース2内部に収納される場合には、前方脚部11、後方脚部12及び台座ステージ253の調整量はすべて最小値である「0」に設定される。そして、ケース蓋22が開いて投影ユニットが使用される場合は、ケース蓋22が開いた直後は開き角αが小さいため、前方脚部の調整量が「3」に設定される。このとき、前方脚部11にバネ等を設け、前方脚部11がバネ等の付勢力によって調整量「3」の位置まで飛び出すような構成にしても良い。さらに、前方脚部11が、調整量「0」の位置でロックされ、ケース蓋22を開けることによりこのロックが解除されるような構成にすれば、ケース蓋22を開ける動作に連動して前方脚部11が調整量「3」の位置まで飛び出し、投影ユニット10の投影姿勢が調整される。この構成の場合、前方脚部11の調整量を「3」よりも小さくする、即ち前方脚部11の突出量を小さくするためには、バネ等の付勢力に逆らう必要がある。そのため、前方脚部11を上下方向に変位させるためのモーターに大きなトルクを発生する能力が求められるという欠点がある。しかし、ケース蓋部を開けてすぐに画像の投影が可能になるので、セットアップの時間が短縮できるという利点がある。
図8に示される、第1の実施形態で用いられる調整テーブルは、あくまで一例である。図8では前方脚部11、後方脚部12及び台座ステージ253の調整量は、30度ピッチの開き角αに対応付けられる。しかし、開き角αのピッチをもっと細かく設定しても良い。あるいは、調整テーブルを用いずに、前方脚部11、後方脚部12及び台座ステージ253の調整量を、開き角αのみを変数とする数式を用いて求める様な構成であっても良い。
第1の実施形態において、投影ユニット10のアオリ角は、前方脚部11及び後方脚部12の上下方向の変移によって調整される。しかし、アオリ角の調整方法はこの方法に限定されず、例えば図14の様な構成で調整されても良い。図14(a)は投影ユニット10及び台座85を側面から見た図であり、図14(b)は投影ユニット10及び台座85を正面から見た図である。台座ベース351は、ケース本体21に固定される。台座シャフト352は、台座ベース351に係合し、第1の実施形態と同様の駆動機構を用いて鉛直方向に変位可能である。台座ステージ353の上面には、投影ユニット10が固定される。台座ステージ353の底面には、2つの台座支持部353a,353bが設けられる。台座支持部353aの半円部分には、ギア歯が設けられる。台座シャフト352には、シャフト354が貫通する貫通孔が設けられる。シャフト354は、台座支持部353a,353bに固定されるとともにこの貫通孔に回動可能に係合される。従って、台座353及び投影ユニット10は、シャフト354を中心とした回動が可能である。モーター352aは、台座シャフト352の外壁に固定される。モーター352aの回動軸に設けられたギア352bは、台座支持部353aの半円部分に設けられたギア歯と噛み合う。モーター352aから発生したトルクは、ギア352bを介して台座支持部353aの半円部分に設けられたギア歯に伝達され、シャフト354を中心に台座ステージ353と投影ユニット10とを一体として回動させる。シャフト354には、投影ユニット10のアオリ角を検知するために、ロータリーエンコーダーが設けられる。本変形例の場合、投影姿勢を調整するために、第1の実施形態においてCPU101が行う図7に示される一連の処理が適用できる。但し、本変形例においてROMは、図8の調整テーブルの代わりに、開き角αに応じて投影ユニット10のアオリ角調整量と台座ステージ335の上下変位調整量とを与える調整テーブルを記憶する。本変形例は、投影ユニット10の投影姿勢を調整するために用いるモーターの数が2個で済むという点において、モーター3個を用いる第1の実施形態に比べて簡易な構成となる。
第1の実施形態において、ケース蓋22の回動角度を検知するために、ロータリーエンコーダー104が用いられる。しかし、回動角度の検知手段はこの方法に限定されず、例えば回動角度を検知するために、ロータリーエンコーダー104の代わりに加速度センサが利用されても良い。具体的には、ケース蓋22の回動軸に直交する方向であって互いに直交する2方向の加速度を検知可能なように、2軸の加速度センサが設けられる。回動角度が変化すれば、加速度センサが加速度を検知可能な方向に作用する重力加速度の量が変化するため、回動角度の検出が可能になる。
第2の実施形態において、第2のリンク52及び第3のリンク53が存在しない構成もあり得る。この場合、前方係合部32と投影ユニット係合部61とを回動可能に連結する部材が設けられれば、投影ユニット10は、投影ユニット係合部61を中心とした回動のみが可能になる。
第1の実施形態において、スクリーン23は、ケース蓋22に固定される。即ち、ケース蓋22はスクリーン23を支持するスクリーン支持部としての機能を有するとともに、スクリーン23と一体に構成される。しかし、第2の実施形態の様に、ケース蓋22とスクリーン支持部とが別体に構成されても良い。あるいは、ケース蓋22がスクリーン支持部の機能を有するが、スクリーンが別体に設けられる、即ちスクリーン23がケース蓋22に対して着脱可能な構成であっても良い。第2の実施形態においては、第1の実施形態の様に、スクリーン支持部40とケース蓋22とが一体に構成されても良い。
前記した実施形態において、スクリーン23は、開き角αが90度よりも小さい場合には、PNLCパネル23aに電圧が印加されることで、リアプロジェクション用のスクリーンとして用いられる。しかし、スクリーン23は、開き角αが90度よりも小さい場合であっても、PNLCパネル23aに電圧が印加されず、フロントプロジェクション用のスクリーンとして用いられても良い。また、スクリーン23が用いられずに、投影ユニット10からの画像光が、外部のスクリーンに直接投影されても良い。
前記した実施形態においては、DMD素子が光変調素子113として用いられる。しかし、例えば反射型液晶表示素子や透過型液晶表示素子等が、DMD素子の代わりに用いられてもよい。光変調素子の枚数も1枚に限定されず、3枚の光変調素子を用いて赤,緑,青の3色に対応させる、所謂3板方式であってもよい。
前記した実施形態において、スクリーン23は、PNLCパネル23aが透明と非透明とのいずれか一方に設定されることによって、リアプロジェクション用とフロントプロジェクション用とのいずれかのスクリーンとして設定される。しかし、他の方法でリア・フロントの設定が行われても良い。以下にその一例を示す。光変調素子として液晶表示素子が用いられる場合、投影ユニット10から出射する画像光は直線偏光を示す。スクリーンは、投影ユニット10に近い側から、液晶シャッターと拡散面との2層で構成される。液晶シャッターは、液晶配向がスクリーンに平行な所定の方向に整列され、電圧が印加されることで液晶配向をこの所定の方向からスクリーンに平行な面内において90度回転させることが可能なように構成される。従って、液晶シャッターは、電圧の印加と非印加とを設定することにより、所定の偏光方向の光に対して透過と反射とを設定することができる。また、拡散面は、前記した実施形態における拡散面23bに同じである。ここで、液晶シャッターに電圧が印加されない状態においては、投影ユニット10からの画像光が透過し、液晶シャッターに電圧が印加された状態においては、画像光が反射するように構成される。従って、液晶シャッターに電圧が印加されていない状態においては、リアプロジェクションが可能であり、電圧が印加された状態においては、フロントプロジェクションが可能となる。さらに他のスクリーンの例として、スクリーンは、投影ユニット10に近い側から、透明電極に挟まれたTwisted Nematic(TN)型液晶、偏光スクリーン、拡散面の3層で構成される。透明電極間に電圧が印加されない状態において、TN型液晶は、ネマティック液晶の配向が透明電極間で90度ねじれた状態にあるため、透過する光の偏光方向を90度回転させる。透明電極間に電圧が印加されると、液晶配向が電場方向に平行になり、透過する光の偏光方向をそのままに保つ。偏光スクリーンは、所定の偏光方向の光を反射し、その所定の偏光方向に直交する偏光方向の光を透過するように構成されており、例えば偏光板等が用いられる。ここで、偏光スクリーンは、画像光の偏光方向に直交する偏光方向の光を反射する様に設置される。拡散面は、前記した実施形態における拡散面23bに同じである。透明電極間に電圧が印加されない状態では、画像光の偏光方向はTN型液晶によって90度回転され、画像光は偏光スクリーンによって反射される。従って、フロントプロジェクションが可能になる。一方、透明電極間に電圧が印加された状態では、画像光の偏光方向は変化せず、画像光は偏光スクリーンを透過する。従って、画像光は拡散板で拡散され、リアプロジェクションが可能になる。
第1の実施形態に係る画像投影装置1の外観構成を示す斜視図。 スクリーン23の構成を示した断面図。 第1の実施形態に係る投影ユニット10の周辺を拡大した図。 台座シャフト252が上下方向に直動するための機構を示した図。 ケース本体21に対するケース蓋22の開き角αに応じた、投影ユニット10の投影姿勢の例を示した図。 画像投影装置1の機能の概略を示すブロック図。 CPU101が投影ユニット10の投影姿勢を調整するために実行する一連の処理を示すフローチャート。 ケース蓋22のケース本体21に対する開き角αと、台座ステージ253、前方脚部11及び後方脚部12の調整量とを対応付けるテーブルを示した図。 投影画像の台形補正の処理を示すフローチャート。 開き角α及びアオリ角βと投影画像の形状との関係を示す図。 第2の実施形態に係る、スクリーン支持部40の回動角度と投影ユニット10の投影姿勢とを連動させる機構を示した図。 第2の実施形態において、ケース本体21とスクリーン支持部40とのなす角度が90度よりも大きい状態を示す図。 第2の実施形態において、ケース本体21とスクリーン支持部40とのなす角度が90度よりも小さい状態を示す図。 投影ユニット10のアオリ角を調整するための機構の変形例を示した図。
符号の説明
1,3 画像投影装置
2 ケース
10 投影ユニット
11 前方脚部
12 後方脚部
21 ケース本体
22 ケース蓋
23 スクリーン
23a PNLCパネル
23b 拡散面
24a,b ヒンジ
25,75,85 台座
26 バッテリー
30 入出力コネクタ
31 後方係合部
32 前方係合部
35 ベースバー
35a リンク受け
40 スクリーン支持部
41 上方係合部
42 下方係合部
51 第1のリンク
51a,52a 係合溝
51b ストッパー
52 第2のリンク
53 第3のリンク
61 投影ユニット係合部
62 スクリーン支持部係合部
62a 係止突起
100 入出力バス
101 ROM及びRAMを含むCPU
102 フレームメモリ
103 入力パネル
104 ロータリーエンコーダー
105 投影姿勢調整手段
106 PNLCパネル電圧印加回路
107 画像信号入力回路
108 画像処理回路
109 光変調素子ドライブ回路
110 光源制御回路
111 光源
112 照明光学系
113 光変調素子
114 結像光学系
231,232 投影画像の形状
251,351 台座ベース
252,352 台座シャフト
252a ラック
252b ピニオン
252c,352a モーター
253,353 台座ステージ
352b ギア
353a 台座支持部
354 シャフト

Claims (9)

  1. ケース本体部と、そのケース本体部に開閉可能に取り付けられたケース蓋部と、を有するケース体と、
    そのケース体に内蔵され、前記ケース本体部に対して移動が可能なように構成された画像投影ユニットと、
    前記ケース体に内蔵され、前記画像投影ユニットからの画像が投影されるスクリーンと、
    そのスクリーンを支持するために前記ケース体に内蔵され、前記ケース本体部に対して1軸を中心とした回動が可能であるとともに前記ケース本体部に対する任意の回動角度を保持可能に構成されたスクリーン支持部と、
    前記スクリーンに前記画像投影ユニットからの画像が投影されるように、前記回動角度に応じて前記画像投影ユニットを移動させ、前記投影ユニットの投影姿勢を調整する調整機構と、
    を備えることを特徴とする画像投影装置。
  2. 前記調整機構は、
    前記回動角度を検知する検知手段と、
    その検知手段の検知結果に応じて、前記画像投影ユニットを移動させる移動手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。
  3. 前記移動手段は、
    前記画像投影ユニットの重心位置よりも前記スクリーン支持部の近くに位置するように前記画像投影ユニットに設けられ、前記画像投影ユニットの底面から突出して上下方向に変位可能なように構成される前方脚部を有し、
    前記前方脚部を変位させることで前記投影姿勢を変化させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像投影装置。
  4. 前記移動手段は、
    前記画像投影ユニットの重心位置よりも前記スクリーン支持部から遠くに位置するように前記画像投影ユニットに設けられ、前記画像投影ユニットの底面から突出して上下方向に変位可能なように構成される後方脚部と、
    画像投影ユニットが載置されるように前記ケース本体部に設けられ、鉛直方向に変位可能なように構成される載置部と、
    を有し、
    前記前方脚部、前記後方脚部及び前記載置部の変位によって前記投影姿勢を変化させる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像投影装置。
  5. 前記移動手段は、前記投影姿勢を変化させるために、
    前記回動角度が90度よりも小さい場合には、前記前方脚部を変位させることで、前記画像投影ユニットを前記後方脚部を支点として回動させ、
    前記回動角度が90度よりも大きい場合には、前記載置部及び前記後方脚部を変位させることで、前記画像投影ユニットを鉛直方向に移動させ且つ前記前方脚部を支点として回動させる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像投影装置。
  6. 前記画像投影ユニット及び前記スクリーン支持部は、
    前記ケース蓋部を閉じたときに前記ケース体の内部に収納される収納位置に配置され、
    前記ケース蓋部を開ける動作に連動して、前記スクリーンに前記画像投影ユニットからの画像が投影される所定の位置まで前記収納位置から移動するように構成される、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像投影装置。
  7. 前記スクリーン支持部は、前記ケース蓋部と一体に構成される、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像投影装置。
  8. 前記スクリーンは、前記スクリーン支持部と一体に構成される、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像投影装置。
  9. 前記スクリーンは、
    画像光の入射する側と反対側から画像の観賞が可能なように構成される第1の被投影面と、
    その第1の被投影面よりも前記画像投影ユニットの近くに位置するように前記第1の被投影面と一体に構成され、透明状態と非透明状態とのいずれかに設定可能に構成される第2の被投影面と、
    を有し、
    前記第2の被投影面を透明状態に設定することで前記画像投影ユニットからの画像が前記第1の被投影面に結像し、前記第2の被投影面を非透明状態に設定することで前記画像投影ユニットからの画像が前記第2の被投影面に結像するように構成される、
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像投影装置。
JP2008085708A 2008-03-28 2008-03-28 画像投影装置 Pending JP2009239808A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008085708A JP2009239808A (ja) 2008-03-28 2008-03-28 画像投影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008085708A JP2009239808A (ja) 2008-03-28 2008-03-28 画像投影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009239808A true JP2009239808A (ja) 2009-10-15

Family

ID=41253185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008085708A Pending JP2009239808A (ja) 2008-03-28 2008-03-28 画像投影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009239808A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4891443B1 (ja) * 2011-03-11 2012-03-07 パナソニック株式会社 画像表示装置
JP2012209927A (ja) * 2011-03-15 2012-10-25 Ricoh Co Ltd 画像投影装置
WO2014076882A1 (ja) * 2012-11-13 2014-05-22 パナソニック 株式会社 非接触アダプタ
JP2014164255A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Ricoh Co Ltd 収納ケース
JP2014238559A (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 株式会社リコー 設置装置
WO2015076118A1 (ja) * 2013-11-22 2015-05-28 株式会社リコー 収納ケース
WO2015151893A1 (ja) * 2014-03-31 2015-10-08 山田 稔 ディスプレイ装置
JP2017142460A (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 株式会社オーエスエム 映像表示装置
GB2588245A (en) * 2019-10-14 2021-04-21 Oxti Corp Carrying bag with a power reservoir

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4891443B1 (ja) * 2011-03-11 2012-03-07 パナソニック株式会社 画像表示装置
JP2012209927A (ja) * 2011-03-15 2012-10-25 Ricoh Co Ltd 画像投影装置
WO2014076882A1 (ja) * 2012-11-13 2014-05-22 パナソニック 株式会社 非接触アダプタ
JP2014099953A (ja) * 2012-11-13 2014-05-29 Panasonic Corp 非接触アダプタ
JP2014164255A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Ricoh Co Ltd 収納ケース
JP2014238559A (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 株式会社リコー 設置装置
WO2015076118A1 (ja) * 2013-11-22 2015-05-28 株式会社リコー 収納ケース
JPWO2015076118A1 (ja) * 2013-11-22 2017-03-16 株式会社リコー 収納ケース
US9921460B2 (en) 2013-11-22 2018-03-20 Ricoh Company, Ltd. Storage case to accommodate a projector and to move the projector up and down
WO2015151893A1 (ja) * 2014-03-31 2015-10-08 山田 稔 ディスプレイ装置
JP2017142460A (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 株式会社オーエスエム 映像表示装置
GB2588245A (en) * 2019-10-14 2021-04-21 Oxti Corp Carrying bag with a power reservoir

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009239808A (ja) 画像投影装置
US9664376B2 (en) Projection-type image display apparatus
JPWO2004111724A1 (ja) 投射型表示装置
WO2009119808A1 (ja) 投写型映像表示装置
US8690334B2 (en) Projector, projection system, and control method of projector
WO2009119719A1 (ja) 投写型映像表示装置
JP2010008767A (ja) 光学ユニット及び投射型映像表示装置
US20140218702A1 (en) Image projection apparatus and image projection method
CN106796386A (zh) 投影型显示装置
JPH03130756A (ja) カメラ
JP5446753B2 (ja) 投影装置
JP2005227480A5 (ja)
US20080266531A1 (en) Display apparatus, electronic apparatus, and reflective mirror module
JP2005024737A (ja) 液晶表示装置およびその表示方法
JP2004361856A (ja) 投射型表示装置
JP2001092002A (ja) 位置決め保持機構を有する画像投影装置
WO2015080234A1 (ja) 投影装置
JP5515907B2 (ja) 画像表示装置
JPH11327048A (ja) 背面投写型表示装置
JP2001174912A (ja) 投射型表示装置
JP4208318B2 (ja) 背面投写型表示装置
JP4595961B2 (ja) 投射型表示装置
JP2012078641A (ja) プロジェクタ
JP2010217489A (ja) プロジェクター
KR0176433B1 (ko) 액정 프로젝터