JP2009239753A - 割当方法およびそれを利用した基地局装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】任意のバーストにデータが割り当てられている場合においても、ハンドオーバに要する期間を短縮したい。
【解決手段】割当部40は、複数のチャネルが周波数多重されることによってタイムスロットが形成され、複数のタイムスロットが時間多重されることによってフレームが形成されており、フレーム内において、端末装置との間のデータと、データについての制御情報とのそれぞれに対して、別のチャネルを割り当てる。RF部20からIF部26は、チャネルを割り当てた制御情報およびデータとによって、端末装置との通信を実行する。割当部40は、制御情報が配置されたタイムスロットに含まれたデータを少なくとも確保しながら、確保していないデータのうちの少なくともひとつを解放することによって、データが配置されていないタイムスロットを使用しながらのハンドオーバ処理の実行を端末装置へ指示する。
【選択図】図7

Description

本発明は、割当技術に関し、特に端末装置に割り当てたチャネルにおいて端末装置と通信する割当方法およびそれを利用した基地局装置に関する。
無線通信システムにおいて、基地局装置が複数の端末装置を接続する場合がある。基地局装置が複数の端末装置と通信する際の形態のひとつが、TDMA(Time Division Multiple Access)/TDD(Time Division Duplex)である。TDMA/TDDでは、複数のタイムスロットによってフレームが形成されており、さらに複数のフレームが連続して配置される。また、ひとつのフレームに含まれた複数のタイムスロットの一部が上り回線のために使用され、残りのタイムスロットが下り回線のために使用される。このようなTDMA/TDDでは、例えば、ひとつのフレームのうちの上り回線のために使用されるタイムスロットの数と、下り回線のために使用されるタイムスロットの数とが、トラヒック量に応じて設定される(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−186533号公報
一般的に、無線通信において、限りある周波数資源の有効利用が望まれている。特に、通信速度の高速化に伴い、その要請はさらに高まっている。この要請に応えるための技術のひとつが、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式であり、これは、前述のTDMA/TDDと組合せ可能である。OFDMAとは、OFDMを利用しながら複数の端末装置を周波数多重する技術である。そのため、OFDMAとTDMAとの組合せ(以下、このような組合せも単に「OFDMA」といい、通常のOFDMAと区別せずに使用する)では、周波数軸方向に規定された複数のサブチャネルと、時間軸方向に規定された複数のタイムスロットとが存在する。また、通信には、サブチャネルとタイムスロットとの組合せ(以下、「バースト」という)が使用される。
このようなOFDMAにおいて、基地局装置は、データを通信するためのバーストを定期的に各端末装置に割り当てる。このようなバーストの割当は、「回線交換方式」と呼ばれ、音声通話のごとく、伝送遅延を小さくすべき通信に適している。一方、データ通信のごとく、伝送遅延の小ささは要求されないが、トラヒック量が大きく変動する場合もある。後者の場合、回線交換方式ではなく、トラヒック量に応じて、端末装置に割り当てられるバースト数をフレーム単位で変更する「ランダムアクセス方式」が適している。ランダムアクセス方式において、ひとつのフレームあたりに複数のバーストを端末装置に割り当てる場合がある。ここで、バーストには、データが含まれたチャネル(以下、「EDCH」という)が配置されている。また、EDCHに関する情報がECCHに含まれており、ECCHは、定期的に割り当てられる。
一方、端末装置のモビリティーを向上させるために、通信品質が悪化したときにハンドオーバが起動される。その結果、端末装置は、通信を実行した基地局装置(以下、「ハンドオーバ元基地局装置」という)から、新たな基地局装置(以下、「ハンドオーバ先基地局装置」という)へ移動する。また、端末装置のモビリティーをさらに向上させるために、ハンドオーバに要する期間は、短い方が好ましい。一般的に、端末装置は、ハンドオーバ元基地局装置との通信において使用しているタイムスロット以外のタイムスロットにて、ハンドオーバ先基地局装置を探索する。探索に使用するタイムスロットが多いほど、探索の期間が短くなり、ハンドオーバに要する期間が短縮される。しかしながら、ランダムアクセス方式では、任意のバーストにEDCHが割り当てられるので、探索に使用可能なタイムスロットの数が少なくなることもある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、任意のバーストにデータが割り当てられている場合においても、ハンドオーバに要する期間を短縮する通信技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の基地局装置は、複数のチャネルが周波数多重されることによってタイムスロットが形成され、複数のタイムスロットが時間多重されることによってフレームが形成されており、フレーム内において、端末装置との間のデータと、データについての制御情報とのそれぞれに対して、別のチャネルを割り当てる割当部と、割当部においてチャネルを割り当てた制御情報およびデータとによって、端末装置との通信を実行する通信部とを備える。割当部は、制御情報が配置されたタイムスロットに含まれたデータを少なくとも確保しながら、確保していないデータのうちの少なくともひとつを解放することによって、データが配置されていないタイムスロットを使用しながらのハンドオーバ処理の実行を端末装置へ指示する。
本発明の別の態様は、割当方法である。この方法は、複数のチャネルが周波数多重されることによってタイムスロットが形成され、複数のタイムスロットが時間多重されることによってフレームが形成されており、フレーム内において、端末装置との間のデータと、データについての制御情報とのそれぞれに対して、別のチャネルを割り当てる割当方法であって、制御情報が配置されたタイムスロットに含まれたデータを少なくとも確保しながら、確保していないデータのうちの少なくともひとつを解放することによって、データが配置されていないタイムスロットを使用しながらのハンドオーバ処理の実行を端末装置へ指示する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、任意のバーストにデータが割り当てられている場合においても、ハンドオーバに要する期間を短縮できる。
本発明を具体的に説明する前に、まず概要を述べる。本発明の実施例は、基地局装置と、少なくともひとつの端末装置によって構成される通信システムに関する。通信システムでは、複数のタイムスロットが時間分割多重されることによって、各フレームが形成され、複数のサブチャネルが周波数分割多重されることによって、各タイムスロットが形成されている。また、各サブチャネルは、マルチキャリア信号によって形成されている。ここで、マルチキャリア信号としてOFDM信号が使用されており、周波数分割多重としてOFDMAが使用されている。基地局装置は、各タイムスロットに含まれた複数のサブチャネルのそれぞれを端末装置に割り当てることによって、複数の端末装置との通信を実行する。
ここで、複数の端末装置との通信において対象とされるデータには、複数の種類が存在する。また、種類に応じて要求される通信速度や遅延時間が異なる。例えば、音声通信の場合、データ通信と比較して一般的に短い遅延時間が要求される。また、データ通信においては、データの内容に応じて通信速度が異なる。そのため、短い遅延時間が要求される場合、回線交換方式のごとく、定期的にバーストを割り当てることが好ましい。例えば、基地局装置が、各端末装置に対して、フレーム周期にてバーストを定期的に割り当てる。一方、短い遅延時間を要求しない端末装置に対して回線交換方式を適用すると、無駄な割当が発生するとともに、データ量の変動への追従が困難になる。
そのため、データ通信の場合では、ランダムアクセス方式のごとく、基地局装置が、各端末装置に対して、バーストを任意に割り当てる。以下では、ランダムアクセス方式において、バーストに割り当てるべきデータのチャネルを「EDCH」と呼ぶ。また、ランダムアクセス方式では、EDCHに関する制御情報(以下、「ECCH」という)がフレーム単位に生成される。ECCHには、EDCHが配置されたバーストに関する情報、EDCHの通信速度等が含まれる。基地局装置は、各端末装置との間で定期的にECCHによる通信を実行する。端末装置は、ECCHを受信すると、ECCHの内容を確認することによって、EDCHが割り当てられたバーストを認識する。
端末装置とハンドオーバ元基地局装置との通信品質が悪化したとき、端末装置は、既に通信に使用しているタイムスロット以外のタイムスロットにて、ハンドオーバ先基地局装置を探索する。つまり、端末装置は、基地局装置から報知される報知信号を受信することによって、基地局装置の存在を認識し、認識した基地局装置の中からハンドオーバ先基地局装置を選択する。端末装置とハンドオーバ元基地局装置とがランダムアクセス方式にて通信を実行している場合、複数のEDCHが割り当てられていることがある。さらに、その際、EDCHが配置されていないタイムスロットの数が少なくなることがある。その結果、ハンドオーバ先基地局装置の探索に要する期間が長くなってしまい、ハンドオーバに要する期間も長くなってしまう。
これに対応するために、本実施例に係る基地局装置、特にハンドオーバ元基地局装置は、ECCHが配置されたタイムスロットを特定し、特定したタイムスロット以外のタイムスロットに配置したEDCHを解放する。つまり、ハンドオーバ元基地局装置と端末装置との間において、特定したタイムスロットに配置されたEDCHだけが維持される。端末装置は、ハンドオーバ元基地局装置での決定にしたがって、EDCHを解放する。その結果、報知信号の受信に使用できるタイムスロットの数が増加する。これによって、ハンドオーバ先基地局装置の探索に要する期間が短くなり、ハンドオーバに要する期間も短くなる。
図1は、本発明の実施例に係る通信システム100の構成を示す。通信システム100は、基地局装置10と総称される第1基地局装置10a、第2基地局装置10b、端末装置12と総称される第1端末装置12a、第2端末装置12b、ネットワーク50、制御局52を含む。
基地局装置10は、一端に無線ネットワークを介して端末装置12を接続し、他端に有線ネットワークとしてネットワーク50を接続する。また、基地局装置10は、ネットワーク50を介して制御局52に接続する。端末装置12は、無線ネットワークを介して基地局装置10に接続する。基地局装置10は、複数のタイムスロットと、複数のサブチャネルを有しているので、複数のタイムスロットによってTDMAを実行しつつ、複数のサブチャネルによってOFDMAを実行する。前述のごとく、タイムスロットとサブチャネルとを組み合わせた単位がバーストとして規定されており、基地局装置10は、複数の端末装置12のそれぞれに対してバーストを割り当てることによって、複数の端末装置12との通信を実行する。具体的には、基地局装置10は、複数のサブチャネルのうちのいずれかを制御チャネルに規定する。基地局装置10は、制御チャネルにおいて、BCCHのような報知信号を定期的に送信する。
端末装置12は、BCCHを受信することによって基地局装置10の存在を認識するとともに、基地局装置10に対してレンジングを要求する。また、基地局装置10は、当該レンジングに応答する。レンジングとは、端末装置12の周波数オフセットおよびタイミングオフセットを補正するための処理であるが、レンジングには公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。その後、端末装置12は、基地局装置10に対してバースト割当の要求信号を送信し、基地局装置10は、受信した要求信号に応答して、端末装置12にバーストを割り当てる。ここで、通信システム100における割当規則は2種類存在し、それらは、回線交換方式とランダムアクセス方式である。
また、基地局装置10は、端末装置12に割り当てたバーストに関する情報を送信し、端末装置12は、割り当てられたバーストを使用しながら、基地局装置10との通信を実行する。その結果、端末装置12から送信されたデータは、基地局装置10を介して、有線ネットワークに出力され、最終的に有線ネットワークに接続された図示しない通信装置に受信される。また、通信装置から端末装置12への方向にもデータは伝送される。ここで、ランダムアクセス方式を実行している端末装置12に対して、基地局装置10は、ECCHをフレーム単位に割り当てる。また、基地局装置10は、当該端末装置12に対して、EDCHを割り当てる。フレーム内におけるEDCHの数は、フレーム単位に異なる。ここで、EDCHに関する制御情報は、ECCHに含まれる。例えば、EDCHを割り当てたフレーム内のバースト、EDCHに対する通信速度等が、ECCHに含まれる。これらの詳細は、後述する。
例えば、第1基地局装置10aがハンドオーバ元基地局装置に相当し、第2基地局装置10bがハンドオーバ先基地局装置に相当する。端末装置12と第1基地局装置10aとが通信中において、いずれか一方からハンドオーバの開始を通知する。端末装置12は、制御チャネルを監視することによって、ハンドオーバ先基地局装置として、第2基地局装置10bを特定する。なお、その際の処理は後述する。端末装置12と第1基地局装置10aとは通信を切断し、端末装置12は、第2基地局装置10bへ接続を要求する。その後、端末装置12と第2基地局装置10bとが通信を開始する。
制御局52は、ネットワーク50を介して、基地局装置10と接続する。制御局52は、基地局装置10を介して、端末装置12に対する位置登録を実行する。位置登録とは、端末装置12がどのページングエリアに含まれているかを管理することであるが、位置登録として公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。また、制御局52は、図示しない交換機等より、端末装置12に対する着信通知を受けつける。制御局52は、位置登録の結果をもとに、着信通知に対応する端末装置12がどのページングエリアに含まれるかを特定する。さらに、制御局52は、ページングエリアに属する基地局装置10に対して、着信通知を送信する。ネットワーク50は、制御局52と接続するとともに、基地局装置10とも接続する。例えば、ネットワーク50は、IP(Internet Protocol)ネットワークにて構成されるが、それに限定されるものではない。
図2は、通信システム100におけるTDMAフレームの構成を示す。通信システム100では、第二世代コードレス電話システムと同様、上り通信について4つのタイムスロット、下り通信について4つのタイムスロットによってフレームが構成される。ここで、上り通信についての4つのタイムスロットが上りサブフレームに相当し、下り通信についての4つのタイムスロットが下りサブフレームに相当する。さらにフレームが連続して配置されている。本実施例において、上り通信でのタイムスロットの割当と下り通信でのタイムスロットの割当は同一であるので、以下においては、説明の便宜上、下り通信のみを説明する場合もある。
図3は、通信システム100におけるOFDMAサブチャネルの構成を示す。基地局装置10は、これまで説明したTDMAに加えて、さらに図3に示すように、OFDMAも適用する。その結果、ひとつのタイムスロットに複数の端末装置が割り当てられる。図3は横軸の方向に時間軸上のタイムスロットの配置を示し、縦軸の方向に周波数軸上のサブチャネルの配置を示す。すなわち、横軸の多重化がTDMAに相当し、縦軸の多重化がOFDMAに相当する。ここでは、ひとつのフレームにおける第1タイムスロット(図中、「T1」と表示)から第4タイムスロット(図中、「T4」と表示)が含まれている。例えば、図3のT1からT4は、図2の第5タイムスロットから第8タイムスロットにそれぞれ相当する。
また、各タイムスロットには、第1サブチャネル(図中、「SC1」と表示)から第16サブチャネル(図中、「SC16」と表示)が含まれている。図3では、第1サブチャネルが、制御チャネルとして確保される。図中では、第1基地局装置10a(図中「CS1」と表示)が、第1タイムスロットの第1サブチャネルに制御信号を割り当てている。つまり、SC1だけに着目したときのフレームの構成、および複数のフレームの集合が、LCCHに相当する。また、図3では第1タイムスロットの第2サブチャネルに第1端末装置12aが、第2タイムスロットの第2サブチャネルから第4サブチャネルに第2端末装置12bが割り当てられる。また、第3タイムスロットの第16サブチャネルに第3端末装置12cが、第4タイムスロットの第13サブチャネルから第15サブチャネルに第4端末装置12dが割り当てられる。このうち、第1端末装置12aに割り当てたバーストおよび第3端末装置12cに割り当てたバーストが、ECCHに相当する。
図4は、通信システム100におけるサブチャネルブロックの構成を示す。なお、サブチャネルブロックとは、タイムスロットとサブチャネルにて特定される無線チャネルに相当する。図4の横方向は、時間軸であり、縦方向は、周波数軸を示している。「1」から「29」の番号は、サブキャリアの番号に相当する。このようにサブチャネルは、OFDMのマルチキャリア信号によって構成されている。図中、「TS」は、トレーニングシンボルに相当し、図示しない同期検出用のシンボル「STS」、伝送路特性の推定用シンボル「LTS」等の既知信号を含む。「GS」は、ガードシンボルに相当し、ここに実効的な信号は配置されない。「PS」はパイロットシンボルに相当し、既知信号によって構成される。「SS」はシグナルシンボルに相当し、制御用の信号が配置される。「DS」はデータシンボルに相当し、送信すべきデータである。「GT」はガードタイムに相当し、実効的な信号は配置されない。
図5は、通信システム100における制御チャネルの構成を示す。制御チャネルは、BCCH、PCH、PCH、SCCH、PCH、PCH、SCCH、PCH、PCH、SCCH、PCH、PCHによって構成される。BCCH、SCCH、PCHのそれぞれは、20のTDMAフレーム(以下、「フレーム」という)で構成される。なお、ひとつのフレームは、図2のように構成される。図5では、便宜上、PCH、BCCH、SCCHが配置されたフレームも「PCH」、「BCCH」、「SCCH」と示される。また、前述のごとく、フレームは複数のタイムスロットに分割されるが、ここでは、タイムスロットの単位、フレームの単位、20フレームの単位のそれぞれに対して区別せずに、「PCH」、「BCCH」、「SCCH」という用語を使用する。
図中、「SCCH」は個別セル用のチャネルである。なお、SCCHに対応した上りのタイムスロットには、「TCCH」が配置されている。「TCCH」は、端末装置12から基地局装置10へ送信される初期レンジングの要求に相当する。なお、端末装置からのTCCHを受信した基地局装置は、レンジングの処理を実行するが、レンジングの処理は公知の技術でよいので、ここでは、説明を省略する。
また、図の下段には、各フレームの構成を示しているが、これは図2と同様に示される。なお、これは、図4のSC1に対するフレーム構成に相当する。図1の第1基地局装置10aは、フレームを構成するタイムスロットのうち、LCCHを割り当てたタイムスロット(図中、「CS1」と表示)で、BCCH、SCCH、PCHを20フレーム間隔で間欠的に送信する。つまり、第1基地局装置10aは、SCCHを構成する20のフレームのうち、第1フレームの第5タイムスロットを使用し、PCHを構成する20のフレームのうち、第1フレームの第5タイムスロットを使用する。
図1に示された第2基地局装置10bは、第1基地局装置10aが送信した次のフレーム(図中、第2フレーム)のタイムスロットのうち、第1基地局装置10aが利用しているタイムスロットとフレーム先頭からの位置が同じタイムスロット(図中、「CS2」と表示)で、BCCH、SCCH、PCHを20フレーム間隔で間欠的に送信する。このような構成により、フレームを構成する下り4つのタイムスロットごとに、20の基地局装置、最大80基地局装置まで多重することができる。
図6は、通信システム100におけるTCH同期確立手順を示すシーケンス図である。これは、前述の回線交換方式を実行する場合のシーケンス図に相当する。また、ここでは、信号の名称にあわせて、チャネルの名称をかっこ書きで示す。端末装置12は、基地局装置10へLCH割当要求(TCCH)を送信する(S100)。基地局装置10は、端末装置12へLCH割当応答(SCCH)を送信する(S102)。端末装置12は、基地局装置10へ回線設定要求(ICCH)を送信する(S104)。なお、ICCHは、LCCHとは別のサブチャネルに割り当てられた制御用チャネルである。基地局装置10は、端末装置12へ回線設定応答(ICCH)を送信する(S106)。
端末装置12は、基地局装置10へ拡張機能要求(ICCH)を送信する(S108)。基地局装置10は、端末装置12へ拡張機能応答(ICCH)を送信する(S110)。端末装置12は、基地局装置10へ接続要求(ICCH)を送信する(S112)。基地局装置10は、端末装置12へ第1認証情報(ICCH)を送信する(S114)。端末装置12は、基地局装置10へ第2認証情報(ICCH)を送信する(S116)。基地局装置10は、端末装置12へ暗号鍵提示(ICCH)を送信する(S118)。基地局装置10は、端末装置12へ接続応答(ICCH)を送信する(S120)。端末装置12と基地局装置10とは、通信(TCH)を実行する(S122)。
図7は、基地局装置10の構成を示す。基地局装置10は、RF部20、変復調部22、ベースバンド処理部24、IF部26、制御部30を含む。また、制御部30は、割当部40、検出部42、生成部44を含む。なお、第1基地局装置10aと第2基地局装置10bとは、同様のタイプである。
RF部20は、受信処理として、図示しない端末装置12から受信した無線周波数のマルチキャリア信号に対して周波数変換を実行し、ベースバンドのマルチキャリア信号を生成する。ここで、マルチキャリア信号は、図3のごとく形成されており、また、図2の上りタイムスロットに相当する。さらに、RF部20は、ベースバンドのマルチキャリア信号を変復調部22に出力する。一般的に、ベースバンドのマルチキャリア信号は、同相成分と直交成分によって形成されるので、ふたつの信号線によって伝送されるべきであるが、ここでは、図を明瞭にするためにひとつの信号線だけを示すものとする。また、RF部20には、AGCやA/D変換部も含まれる。
RF部20は、送信処理として、変復調部22から入力したベースバンドのマルチキャリア信号に対して周波数変換を実行し、無線周波数のマルチキャリア信号を生成する。さらに、RF部20は、無線周波数のマルチキャリア信号を送信する。なお、RF部20は、受信したマルチキャリア信号と同一の無線周波数帯を使用しながら、マルチキャリア信号を送信する。つまり、図2のごとく、TDDが使用されているものとする。また、RF部20には、PA(Power Amplifier)、D/A変換部も含まれる。
変復調部22は、受信処理として、RF部20から入力したベースバンドのマルチキャリア信号に対して、FFTを実行することによって、時間領域から周波数領域への変換を実行する。周波数領域に変換したマルチキャリア信号は、図3や図4のごとく、複数のサブキャリアのそれぞれに対応した成分を有する。なお、変復調部22は、タイミング同期、つまりFFTのウインドウの設定を実行し、ガードインターバルの削除も実行する。タイミング同期等には、公知の技術が使用されればよいので、ここでは、説明を省略する。また、変復調部22は、周波数領域に変換したマルチキャリア信号を復調する。なお、復調のために伝送路特性が推定されるが、伝送路特性は、サブキャリア単位に推定される。変復調部22は、復調した結果をベースバンド処理部24に出力する。
変復調部22は、送信処理として、ベースバンド処理部24から受けつけたマルチキャリア信号に対して、変調を実行する。また、変復調部22は、変調したマルチキャリア信号に対して、IFFTを実行することによって、周波数領域から時間領域への変換を実行する。変復調部22は、時間領域に変換したマルチキャリア信号をベースバンドのマルチキャリア信号としてRF部20に出力する。なお、変復調部22は、ガードインターバルの付加も実行するが、ここでは説明を省略する。
ベースバンド処理部24は、受信処理として、変復調部22から復調結果を受けつけ、復調結果を端末装置12単位に分離する。つまり、復調結果は、図3のごとく、複数のサブチャネルによって構成されている。そのため、ひとつのサブチャネルがひとつの端末装置12に割り当てられている場合、復調結果には、複数の端末装置12からの信号が含まれている。ベースバンド処理部24は、このような復調結果を端末装置12単位に分離する。ベースバンド処理部24は、分離した復調結果に対して、送信元の端末装置12を識別するための情報と宛先を識別するための情報とを付加して、IF部26に出力する。
ベースバンド処理部24は、送信処理として、IF部26から、複数の端末装置12へのデータを受けつけ、データをサブチャネルに割り当て、複数のサブチャネルからマルチキャリア信号を形成する。つまり、ベースバンド処理部24は、図3のごとく、複数のサブチャネルによって構成されるマルチキャリア信号を形成する。なお、データが割り当てられるべきサブチャネルは、図3のごとく決められており、それに関する指示は、制御部30から受けつけるものとする。ベースバンド処理部24は、マルチキャリア信号を変復調部22に出力する。
IF部26は、受信処理として、ベースバンド処理部24から受けつけた復調結果を図示しない有線ネットワークに出力する。復調結果の宛先は、復調結果に付加された情報であって、かつ宛先を識別するための情報をもとに設定される。ここで、宛先を識別するための情報は、例えば、IP(Internet Protocol)アドレスによって示される。また、IF部26は、送信処理として、図示しない有線ネットワークから複数の端末装置12に対するデータを入力する。制御部30は、入力したデータをベースバンド処理部24に出力する。
制御部30は、端末装置12に対するバーストの割当、基地局装置10全体のタイミング制御等を実行する。制御部30は、バーストの割当として、回線交換方式とランダムアクセス方式とを実行する。制御部30は、例えば、端末装置12からの要求に応じて、回線交換方式を実行する。つまり、当該端末装置12に対して、制御部30は、定期的にバーストを端末装置12に割り当てる。例えば、フレーム周期のタイムスロットに含まれたバーストが、第1端末装置12aに割り当てられる。なお、バーストの割当は、定期的になるようになされればよく、フレーム周期だけに限らず、フレーム周期よりも長い周期にてなされてもよく、フレーム周期よりも短い周期にてなされてもよい。
また、制御部30は、別の端末装置12からの要求に応じて、ランダムアクセス方式を実行する。つまり、制御部30は、当該端末装置12に対して、バーストの割当をフレーム単位に変更する。例えば、制御部30は、端末装置12との通信量を反映させながら、割り当てるべきバーストの数を決定する。制御部30は、端末装置12に対して、定期的にECCHを割り当て、当該ECCHの中に、割り当てたバーストに関する情報を含める。ここで、制御部30は、SCCHを送信する際にECCHの割当を通知する。そのため、ECCHは、回線交換方式におけるTCHのごとく、定期的に割り当てられている。
制御部30における動作をより詳細に説明するが、ここでは、特に本実施例と関連の深いものとして、(1)新規接続時の動作、(2)ランダムアクセス方式での基本動作、(3)ハンドオーバ時の動作を順に説明する。なお、ここでは、説明を明瞭にするために、ひとつの端末装置12に対する処理を説明する。
(1)新規接続時の動作
割当部40は、レンジング処理の終了後、RF部20からIF部26を介して、図示しない端末装置12であって、かつ接続していない端末装置12から、LCH割当要求を受信する。割当部40は、LCH割当要求をもとに、当該端末装置12に対して、バーストを割り当てる。なお、同期確立時のいずれかの信号に、回線交換方式による割当を希望するか、あるいはランダムアクセス方式による割当を希望するかが示された情報が含まれていてもよい。割当部40は、その情報をもとに、回線交換方式による割当あるいはランダムアクセス方式による割当を決定する。なお、いずれの場合においても、上りサブフレームと下りサブフレームとに対して、対称的なバーストの割当がなされる。割当部40は、回線交換方式を実行する場合、端末装置12に対してTCH、つまりデータを含めるべきバーストを直接割り当てる。
一方、割当部40は、ランダムアクセス方式を実行する場合、端末装置12に対してECCH、つまりEDCHに関する情報が含まれたバーストを直接割り当てる。そのため、EDCHに対するバーストの割当は、ECCHを介して、端末装置12に伝えられる。つまり、割当部40は、フレーム内において、EDCHと、ECCHとのそれぞれに対して、別のバーストを割り当てる。割当部40は、回線交換方式でのTCHの割当の結果あるいはランダムアクセス方式でのECCHの割当の結果を無線リソース割当SCCHとして、IF部26からRF部20より図示しない端末装置12へ送信する。図示しない端末装置12は、無線リソース割当SCCHの内容をもとに通信を実行する。
(2)ランダムアクセス方式での基本動作
割当部40は、フレーム単位に、EDCHに割り当てるバースト決定する。EDCHに対するバーストの割当は、上りEDCHと下りEDCHのそれぞれに対してなされる。生成部44は、上りEDCHと下りEDCHのそれぞれに対するバーストの割当結果をECCHに格納する。また、ECCHには、EDCHに対する通信速度等の情報も含まれる。通信速度は、変調方式、誤り訂正の符号化率によって定められる。
さらに、ECCHには、過去のEDCHに対するACK/NACKの情報も含まれる。このようなACK/NACKの情報は、ARQ(Automatic Repeat Request)やHARQに使用されるが、ここでは説明を省略する。このようなECCHは、下りECCHに相当するが、ECCHには、上りECCHも存在する。上りECCHは、図示しない端末装置12から送信されており、EDCHでの通信速度の情報やACK/NACKの情報を含んでいる。また、ECCHの通知後、ECCHに含まれた情報にしたがって、基地局装置10と端末装置12との間でEDCHによる通信が実行される。つまり、ランダムアクセス方式の場合、RF部20からIF部26は、割当部40においてバーストを割り当てたECCHおよびEDCHとによって、端末装置12との通信を実行する。
(3)ハンドオーバ時の動作
ハンドオーバは、回線交換方式とランダムアクセス方式にかかわらずなされるが、ここでは、ランダムアクセス方式の場合におけるハンドオーバを説明する。まず、ハンドオーバ元基地局装置、つまり第1基地局装置10aにおける処理を説明する。検出部42は、端末装置12との通信中に、ハンドオーバの開始トリガーを検出する。ハンドオーバの開始トリガーは、公知の技術によって検出されればよい。例えば、検出部42は、RF部20からIF部26を介して、端末装置12との通信品質を測定し、通信品質がしきい値よりも悪化した場合に、ハンドオーバの開始トリガーを検出したとする。ここでは、通信品質として、誤り率、受信電力等が測定される。また、検出部42は、RF部20からIF部26を介して、端末装置12からハンドオーバの要求を受けつけた場合に、ハンドオーバの開始トリガーを検出したとしてもよい。検出部42は、ハンドオーバの開始トリガーを検出した場合に、割当部40および生成部44へその旨を通知する。
割当部40は、検出部42から、検出した旨を受けつけると、ECCHを割り当てているバーストと、EDCHを割り当てているバーストとを確認する。なお、前述のごとく、EDCHに対するバーストの割当は、フレーム単位に異なっているが、ここでは、処理を簡易にするために、隣接したフレーム間において、バースト割当の相違は小さいものとする。また、割当部40は、ECCHを割り当てているバーストが含まれたタイムスロットを特定する。割当部40は、特定したタイムスロットに含まれたEDCHを少なくとも確保しながら、特定したタイムスロット以外のタイムスロットに含まれたEDCHを解放する。割当部40は、解放の対象となるEDCHに関する情報、あるいは確保するEDCHに関する情報を生成部44へ通知する。
生成部44は、検出部42から、検出した旨を受けつけるとともに、割当部40から、前述の情報を受けつける。生成部44は、確保したEDCHに関する情報を含めることによって、下りECCHを生成する。また、生成部44は、端末装置12へ、ハンドオーバの実行を開始する旨の指示信号を生成する。生成部44は、IF部26からRF部20を介して、下りECCHおよび指示信号を端末装置12へ送信する。以上の処理によって、制御部30は、EDCHが配置されていないタイムスロットを使用しながらのハンドオーバ処理の実行を端末装置12へ指示する。
図8(a)−(b)は、第1基地局装置10aにおける割当状況を示す。図8(a)−(b)の表記は、図3と同様である。図8(a)は、ハンドオーバ実行前のバーストの割当状況を示す。第1基地局装置10aは、SC1のT3に制御チャネル(「CCH」ともいう)を割り当て、SC3のT2に、第1端末装置12aに対するECCHを割り当てる。また、第1基地局装置10aは、SC4のT1等に、第1端末装置12aに対するEDCHを割り当てる。図示のごとく、EDCHの割当は、T1からT4にわたる。
図8(b)は、ハンドオーバ実行時の割り当て状況を示す。前述のごとく、割当部40は、ECCHが配置されたタイムスロット「T2」を特定する。また、割当部40は、タイムスロット「T2」に配置されたEDCHを維持する。そのため、図8(b)におけるT2でのEDCHの配置は、図8(a)でのEDCHの配置と同様である。一方、割当部40は、特定したタイムスロット以外のタイムスロット「T1」、「T3」、「T4」におけるEDCHをすべて解放する。また、生成部44は、このようなEDCHの配置をECCHにて端末装置12へ通知する。図7に戻る。
次に、ハンドオーバ先基地局装置、つまり第2基地局装置10bにおける処理を説明する。なお、ハンドオーバ先基地局装置におけるハンドオーバ処理は、(1)に説明した新規接続時の動作と同様であるので、ここでは差異を中心に説明する。第2基地局装置10bの割当部40は、端末装置12からハンドオーバ処理の要求を受けつけると、制御チャネルを配置したタイムスロットに、当該端末装置12に対するECCHを配置する。これは、ハンドオーバ元基地局装置においてECCHの割当がなされたタイムスロットと、ハンドオーバ先基地局装置においてECCHの割当がなされたタイムスロットとが、重複しないようにするためである。さらに、割当部40は、ECCHを配置したタイムスロットにEDCHを配置する。生成部44は、以上の配置をECCHに含め、ECCHを端末装置12へ通知する。なお、端末装置12と第1基地局装置10aとの通信が切断された後、割当部40は、ECCHの割当を別のタイムスロットに変更してもよいし、EDCHを別のタイムスロットに割り当ててもよい。
図9(a)−(b)は、第2基地局装置10bにおける割当状況を示す。図9(a)−(b)の表記は、図3と同様である。図9(a)は、ハンドオーバ実行前のバーストの割当状況を示す。第2基地局装置10bは、SC1のT4に制御チャネル(「CCH」ともいう)を割り当てる。図9(b)は、ハンドオーバ実行時の割り当て状況を示す。前述のごとく、割当部40は、CCHが配置されたタイムスロット「T4」に、ECCHを配置する。ここで、ECCHは、SC4のT4に割り当てられる。また、割当部40は、T4の複数のバーストにEDCHを割り当てる。また、生成部44は、このようなEDCHの配置をECCHにて端末装置12へ通知する。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされた通信機能のあるプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図1に示した端末装置12は、図7に示した基地局装置10と同様に構成される。なお、端末装置12と基地局装置10との機能の違いは、レンジング処理、チャネルの割当、ECCHの生成等に存在するが、それらは既に説明したので、ここでは説明を省略する。端末装置12は、第1基地局装置10aと通信を実行している場合に、通信品質の悪化を検出する。端末装置12は、第1基地局装置10aに対して、通信品質の悪化を通知する。その後、端末装置12は、第1基地局装置10aから下りECCHを受けつけ、下りECCHに含まれた指示にしたがって、ECCHが配置されたタイムスロット以外のタイムスロットに配置されたEDCHを解放する。また、端末装置12は、ECCHが配置されたタイムスロット以外のタイムスロットにおいて、ハンドオーバ先基地局装置を探索する。
端末装置12は、ハンドオーバ先基地局装置である第2基地局装置10bに対して、ハンドオーバの実行を要求する。端末装置12は、第2基地局装置10bからCCHと同一のタイムスロットに、ECCHを割り当てられる。端末装置12は、ECCHにて示されたEDCHによって、第2基地局装置10bとの通信を実行する。ここで、EDCHが配置されたタイムスロットは、ECCHが配置されたタイムスロットと同一である。その後、端末装置12は、第1基地局装置10aとの接続を切断する。また、端末装置12は、ECCHが配置されたタイムスロット以外のタイムスロットにも配置されたEDCHを使用しながら、第2基地局装置10bと通信する。
以上の構成による通信システム100の動作を説明する。図10は、通信システム100におけるハンドオーバ処理の手順を示すシーケンス図である。第1端末装置12aと第1基地局装置10aとは、通信中である(S150)。第1基地局装置10aは、第1端末装置12aへ、EDCHの一部解放を通知する(S152)。第1端末装置12aと第2基地局装置10bとは、ハンドオーバ処理を実行する(S154)。第1端末装置12aと第2基地局装置10bとは、通信を実行する(S156)。その後、第1端末装置12aは、第1基地局装置10aへ切断を要求する(S158)。
図11は、第1基地局装置10aにおけるハンドオーバ処理の手順を示すフローチャートである。検出部42は、ハンドオーバの起動を検出する(S200)。割当部40は、ECCHが配置されたタイムスロットを特定する(S202)。割当部40は、特定したタイムスロット以外のタイムスロットに配置されたEDCHを解放する(S204)。生成部44は、IF部26からRF部20を介して、第1端末装置12aへハンドオーバの実行を指示する(S206)。ハンドオーバ処理が終了しなければ(S208のN)、待機する。一方、ハンドオーバ処理が終了すれば(S208のY)、割当部40は、ECCH、EDCHを解放する(S210)。
図12は、第1端末装置12aにおけるハンドオーバ処理の手順を示すフローチャートである。第1端末装置12aは、ハンドオーバ元基地局装置と通信する(S250)。第1端末装置12aは、ハンドオーバ元基地局装置から、EDCHの解放の指示と、ハンドオーバの指示を受けつける(S252)と、ハンドオーバ先基地局装置を探索する(S254)。検出できなければ(S256のN)、ステップ254に戻る。検出できれば(S256のY)、第1端末装置12aは、ハンドオーバ先基地局装置との間でハンドオーバ処理を実行する(S258)。ハンドオーバ処理が完了しなければ(S260のN)、ステップ258に戻る。ハンドオーバ処理が完了すれば(S260のY)、第1端末装置12aは、ハンドオーバ先基地局装置からECCHとEDCHとを割り当てられる(S262)。第1端末装置12aは、ハンドオーバ元基地局装置とのECCHとEDCHとを解放する(S264)。
図13は、第2基地局装置10bにおけるハンドオーバ処理の手順を示すフローチャートである。割当部40は、ハンドオーバの要求を受けつける(S300)と、ハンドオーバ処理を実行する(S302)。ハンドオーバ処理が完了しなければ(S304のN)、ステップ302に戻る。ハンドオーバ処理が完了すれば(S304のY)、割当部40は、CCHと同じタイムスロットにECCHを配置する(S306)。RF部20からIF部26は、EDCHにて第1端末装置12aと通信する(S308)。
以下では、変形例を説明する。変形例に係るハンドオーバ元基地局装置は、実施例に係るハンドオーバ元基地局装置と同様に、ハンドオーバ処理を実行する際に、端末装置12に割り当てたEDCHを解放する。実施例に係るハンドオーバ元基地局装置は、ECCHを配置したタイムスロット以外のタイムスロットのEDCHをすべて解放する。一方、変形例に係るハンドオーバ元基地局装置は、周囲に設置された基地局装置のCCHが配置されたタイミングを予め取得する。前述のごとく、制御チャネルは、スーパーフレームに対して配置されているので、タイミングは、フレームとタイムスロットの組合せによって特定される。ハンドオーバ元基地局装置は、取得したタイミングに配置されたEDCHを解放する。その結果、変形例では、実施例よりも、解放すべきEDCHの数を少なくできる。
変形例に係る通信システム100は、図1に示された通信システム100と同様のタイプである。また、変形例に係る基地局装置10は、図7に示された基地局装置10と同様のタイプである。検出部42は、RF部20からIF部26を介して、周囲に配置された他の基地局装置10からのCCHが配置されたタイムロットに関する情報を取得する。このようなCCHは、端末装置12が他の基地局装置10の存在を確認するために使用される信号であるといえる。また、情報の取得には、公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。例えば、検出部42は、一日に一度、基地局装置10がフレーム同期を確立するタイミングにて情報を取得し、テーブルを生成する。図14は、本発明の変形例に係る検出部42に記憶されたテーブルのデータ構造を示す。図示のごとく、基地局名欄200、割当スロット欄202が含まれる。基地局名欄200では、周囲に配置された通信システム100を識別するための番号が示されており、割当スロット欄202では、CCHを配置したタイミングが示されている。図7に戻る。
割当部40は、検出部42において記憶されたテーブルを参照しながら、ECCHが配置されたタイムスロット以外のタイムスロットのうち、他の通信システム100によるCCHに対応したタイムスロットを特定する。割当部40は、特定したタイムスロットに含まれたEDCHを解放する。これ以降の処理は、実施例と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図15(a)−(b)は、本発明の変形例に係る第1基地局装置10aにおける割当状況を示す。図15(a)−(b)の表記は、図3と同様である。図15(a)は、ハンドオーバ実行前のバーストの割当状況を示しており、図8(a)と同様であるので、ここでは説明を省略する。図15(b)は、ハンドオーバ実行時の割り当て状況を示す。前述のごとく、割当部40は、ECCHが配置されたタイムスロット以外のタイムスロットのうち、他の通信システム100によるCCHに対応したタイムスロット「T1」を特定する。また、割当部40は、タイムスロット「T2」、「T3」、「T4」に配置されたEDCHを維持する。そのため、図15(b)におけるT2、T3、T4でのEDCHの配置は、図15(a)でのEDCHの配置と同様である。一方、割当部40は、特定したタイムスロット「T1」におけるEDCHをすべて解放する。また、生成部44は、このようなEDCHの配置をECCHにて端末装置12へ通知する。
本発明の実施例によれば、ECCHが配置されたタイムスロットのEDCHを確保しながら、他のタイムスロットのEDCHを解放するので、通信に使用しないタイムスロットを増加できる。また、通信に使用しないタイムスロットが増加するので、ハンドオーバ先基地局装置を探索するためのタイムスロットを増加できる。また、ハンドオーバ先基地局装置を探索するためのタイムスロットが増加されるので、探索期間を短縮できる。また、探索期間が短縮されるので、任意のバーストにEDCHが割り当てられている場合においても、ハンドオーバ処理に要する期間を短縮できる。また、ECCHが配置されたタイムスロット以外のタイムスロットに含まれたEDCHを解放するので、通信に使用しないタイムスロットを増加できる。また、他の基地局装置が制御チャネルを配置しているタイムスロットに配置されたEDCHだけを解放するので、維持するEDCHの数を増加できる。また、一次するEDCHの数が増加されるので、通信速度の低下を抑制できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施例に係る通信システムの構成を示す図である。 図1の通信システムにおけるTDMAフレームの構成を示す図である。 図1の通信システムにおけるOFDMAサブチャネルの構成を示す図である。 図1の通信システムにおけるサブチャネルブロックの構成を示す図である。 図1の通信システムにおける制御チャネルの構成を示す図である。 図1の通信システムにおけるTCH同期確立手順を示すシーケンス図である。 図1の基地局装置の構成を示す図である。 図8(a)−(b)は、図1の第1基地局装置における割当状況を示す図である。 図9(a)−(b)は、図1の第2基地局装置における割当状況を示す図である。 図1の通信システムにおけるハンドオーバ処理の手順を示すシーケンス図である。 図1の第1基地局装置におけるハンドオーバ処理の手順を示すフローチャートである。 図1の第1端末装置におけるハンドオーバ処理の手順を示すフローチャートである。 図1の第2基地局装置におけるハンドオーバ処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の変形例に係る検出部に記憶されたテーブルのデータ構造を示す図である。 図15(a)−(b)は、本発明の変形例に係る第1基地局装置における割当状況を示す図である。
符号の説明
10 基地局装置、 12 端末装置、 20 RF部、 22 変復調部、 24 ベースバンド処理部、 26 IF部、 30 制御部、 40 割当部、 42 検出部、 44 生成部、 50 ネットワーク、 52 制御局、 100 通信システム。

Claims (4)

  1. 複数のチャネルが周波数多重されることによってタイムスロットが形成され、複数のタイムスロットが時間多重されることによってフレームが形成されており、フレーム内において、端末装置との間のデータと、データについての制御情報とのそれぞれに対して、別のチャネルを割り当てる割当部と、
    前記割当部においてチャネルを割り当てた制御情報およびデータとによって、前記端末装置との通信を実行する通信部とを備え、
    前記割当部は、制御情報が配置されたタイムスロットに含まれたデータを少なくとも確保しながら、確保していないデータのうちの少なくともひとつを解放することによって、データが配置されていないタイムスロットを使用しながらのハンドオーバ処理の実行を前記端末装置へ指示することを特徴とする基地局装置。
  2. 前記割当部は、制御信号が配置されたタイムスロット以外のタイムスロットに含まれたデータを解放することを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  3. 端末装置が他の基地局装置の存在を確認するために使用される報知信号であって、かつ他の基地局装置からの報知信号が割り当てられたチャネルに関する情報を取得する取得部をさらに備え、
    前記割当部は、制御情報が配置されたタイムスロット以外のタイムスロットのうち、前記取得部において取得した情報に含まれたチャネルに対応したタイムスロットを特定する手段と、特定したタイムスロットに含まれたデータを解放する手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  4. 複数のチャネルが周波数多重されることによってタイムスロットが形成され、複数のタイムスロットが時間多重されることによってフレームが形成されており、フレーム内において、端末装置との間のデータと、データについての制御情報とのそれぞれに対して、別のチャネルを割り当てる割当方法であって、
    制御情報が配置されたタイムスロットに含まれたデータを少なくとも確保しながら、確保していないデータのうちの少なくともひとつを解放することによって、データが配置されていないタイムスロットを使用しながらのハンドオーバ処理の実行を前記端末装置へ指示することを特徴とする割当方法。
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