JP2009238179A - ウェブを利用したバリアブルプリント方法、ウェブを利用したバリアブルプリントシステムおよび入稿データ加工装置 - Google Patents

ウェブを利用したバリアブルプリント方法、ウェブを利用したバリアブルプリントシステムおよび入稿データ加工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】テンプレートを用いたバリアブルプリントのウェブ発注システムにおいて、テキストのプロパティを発注者が選択でき、かつ、印刷会社では、発注者にテキストのプロパティを選択させるために、複数の汎用レイアウト定義データを作成することのないバリアブルプリント方法を提供する。
【解決手段】オーサリング装置1は、変数名と条件値が記述された条件文に従い、テキストのプロパティを変更する構造化テキストが記述された汎用レイアウト定義データである条件付レイアウト定義データを生成し(S1)、入稿データ加工装置2は、入稿データのカラム名として利用されていない変数名をカラム名とするカラムを入稿データに追加し、追加したカラムのカラム値を発注者によって選択された条件値に設定する処理を実行し(S3)、条件付きレイアウト定義データと処理後の入稿データを用いて、バリアブルプリントを実行する(S5)。
【選択図】図15

Description

本発明は、一枚ずつ内容の異なる印刷物を印刷するバリアブルプリントの技術分野に関する。
顧客のニーズに合わせてアプローチを行うOne to Oneマーケティングや、顧客に対するサポート業務においては、顧客毎に内容の異なるダイレクトメールを郵送することが必要になり、このような分野においては、顧客ごとに異なる内容を印刷できるバリアブルプリントシステムが利用されている。
バリアブルプリントシステムでは、DTP(Desktop publishing)ソフトウェアが実装されたオーサリング装置を用いて、ダイレクトメールなどの印刷物のレイアウトデータは生成され、このレイアウトデータに、顧客毎に異なるバリアブルデータを組み込んで、一枚ずつ内容の異なる印刷物をバリアブルプリンタで印刷する。
バリアブルプリンタが受付可能なプリンタ制御データの仕様が同一ならば、一つのレイアウトデータを作成するだけでこと足りるが、バリアブルプリンタが受付可能なレイアウトデータの仕様は、その機種(例えば、メーカ)毎には異なるため、実際は、バリアブルプリンタの仕様に適合したレイアウトデータの作成が必要になる。
機種の異なる複数のバリアブルプリンタを有している印刷会社では、バリアブルプリンタの機種ごとにレイアウトデータを生成するのは大変不効率であるため、本出願人はすでに特許文献1において、オーサリング装置で汎用的に利用できる汎用レイアウト定義データを生成し、汎用レイアウト定義データをバリアブルプリンタごとに個別なプリンタ制御コードに変換するバリアブルプリント割付データ変換装置を開示している。
特許文献1で開示されているバリアブルプリント割付データ変換装置を利用することで、機種の異なる複数のバリアブルプリンタを有している印刷会社では、バリアブルプリンタごとに個別のレイアウトデータを作成・管理する必要はなくなるし、一つの品目を複数台のバリアブルプリンタに分けて印刷することも可能になり、業務効率の向上を図ることができるようになる。
また、汎用レイアウト定義データは、WebtoPrintシステムのテンプレートとして利用すれば、実際に印刷に利用するバリアブルプリンタの仕様に依存せずに、発注者はオンラインで入稿することができるようになる。
特開2007−148845号公報
しかし、従来の技術では、テキストのプロパティは汎用レイアウト定義データで決定されてしまうため、印刷物の発注者がウェブ上で入稿するときにテキストのプロパティを選択できる余地はなかった。例えば、汎用レイアウト定義データでテキストのフォントがゴシックと決定されていれば、発注者は、同じレイアウトであっても、ゴシック以外のフォントで印刷を発注することはできなかった。確かに、テキストのプロパティ(例えば、フォント)のみを変更した汎用レイアウト定義データを複数用意すれば、この問題を解決することが可能になるが、印刷会社側からすると、印刷会社が管理する汎用レイアウト定義データの数が増えてしまう問題がある。
そこで、本発明は、WebtoPrintシステムで発注者が入稿するときに、印刷に利用するテキストのプロパティを発注者がウェブ上で容易に選択することができ、かつ、印刷会社では、発注者にテキストのプロパティを選択させるために、複数の汎用レイアウト定義データを作成することのないウェブを利用したバリアブルプリント方法、ウェブを利用したバリアブルプリントシステム等を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明は、バリアブルプリンタの仕様に依存しない汎用レイアウト定義データを生成するオーサリング装置と、カラムと行とから構成された入稿データを加工する入稿データ加工装置と、発注者が入稿するときに利用するウェブサーバを用いたバリアブルプリント方法であって、前記オーサリング装置は、テキストのプロパティの変更に利用される変数名とその条件値が記述された条件文によって、複数のプロパティが関連付けられているテキストフレームが、印刷物のレイアウト内にある場合、前記条件文に従い、テキストのプロパティを変更する構造化テキストが記述された汎用レイアウト定義データである条件付レイアウト定義データを生成し、前記入稿データ加工装置は、前記入稿データのカラム名として利用されていない前記変数名をカラム名とするカラムを入稿データに追加し、発注者が前記ウェブサーバで選択した前記条件値に、追加したカラムのカラム値を設定する処理を実行し、条件付きレイアウト定義データと、入稿データ加工装置が加工した入稿データを用いて、バリアブルプリントを実行することを特徴とするバリアブルプリント方法である。
更に、第2の発明は、バリアブルプリンタの仕様に依存しない汎用レイアウト定義データを生成するオーサリング装置と、カラムと行とから構成された入稿データを加工する入稿データ加工装置と、発注者が入稿するときに利用するウェブサーバを用いたバリアブルプリントシステムであって、オーサリング装置は、印刷物のレイアウトをデザインするためのレイアウトデザイン手段と、テキストのプロパティの変更に利用される変数名とその条件値が記述された条件文によって、複数のプロパティが関連付けられている条件付きテキストフレームが、印刷物のレイアウト内にある場合、条件文に従い、条件付きテキストフレームに対応するテキストのプロパティを変更する構造化テキストが記述された汎用レイアウト定義データである条件付レイアウト定義データを生成する汎用レイアウト定義データ生成手段を備え、入稿データ加工装置は、前記入稿データのカラム名として利用されていない前記変数名をカラム名とするカラムを入稿データに追加し、発注者が前記ウェブサーバで選択した前記条件値に、追加したカラムのカラム値を設定する処理を実行する手段を備え、条件付きレイアウト定義データと、入稿データ加工装置が加工した入稿データを用いて、バリアブルプリントが実行されることを特徴とするバリアブルプリントシステムである。
更に、第3の発明は、バリアブル印刷に利用され、カラムと行で構成される入稿データを加工する入稿データ加工装置であって、テキストのプロパティの変更に利用される変数名とその条件値が記述された条件文によって、テキストのプロパティを変更する構造化テキストが記述された汎用レイアウト定義データで、前記入稿データのカラム名として利用されていない前記変数名をカラム名とするカラムを入稿データに追加し、発注者がウェブサーバで選択した前記条件値に、追加したカラムのカラム値を設定する処理を実行する手段を備えていることを特徴とする。
上述した発明によれば、オーサリング装置が、テキストのプロパティの変更のみに利用される変数名と条件値が記述された条件文によって、複数のプロパティが関連付けられているテキストフレームが、印刷物のレイアウト内にある場合、条件文の内容に従い、テキストのプロパティを変更するスクリプトが記述された汎用レイアウト定義データである条件付きレイアウト定義データを生成することで、バリアブルプリントするときに、この変数の条件値に従い、テキストのプロパティを変更することができるようになる。
そして、入稿データ加工装置が、印刷に利用する条件付きレイアウト定義データに設定されている変数名が、入稿データのカラム名であるか確認し、変数名が入稿データのカラム名でなければ、この変数名をカラム名とするカラムを入稿データに追加し、追加したカラムのカラム値を発注者によって選択された条件値に設定する処理を実行することで、入稿データのカラム名でない変数名も入稿データのカラムと同様に扱うことができ、発注者が選択した条件値に対応するプロパティで印刷を行える。
ここから、本発明について、図を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に係わり、ウェブを利用したバリアブルプリントシステム8の構成を説明する図である。
図1で図示したバリアブルプリントシステム8は、バリアブルプリンタ5の仕様に依存しない汎用レイアウト定義データを生成するオーサリング装置1と、オーサリング装置1が生成した汎用レイアウト定義データを、印刷に利用するバリアブルプリンタ5の仕様に合わせたプリンタ制御データに変換するレイアウト変換装置4と、印刷に利用する入稿データを加工する入稿データ加工装置2と、ダイレクトメールなど、一枚ずつ内容の異なる印刷物を印刷するバリアブルプリンタ5と、発注者が入稿するときに利用するウェブサーバ3と、印刷物の発注者が操作するクライアント6とから少なくとも構成され、ウェブサーバ3とクライアント6はインターネット7を介して接続されている。
オーサリング装置1は、テキストのプロパティの変更に利用される変数名とその条件値が記述されている条件文によって、複数のプロパティが設定されているテキストフレームがレイアウトに含まれている場合、条件文の内容に従い、テキストのプロパティを変更するスクリプトが記述された汎用レイアウト定義データ(以下、「条件付きレイアウト定義データ」と記す。)を生成する機能を備え、生成した汎用レイアウト定義データを入稿データ加工装置2に送信する。
ウェブサーバ3は、オーサリング装置1で生成された様々な汎用レイアウト定義データに対応する印刷物のイメージ画像を、汎用レイアウト定義データのファイル名に関連付けて記憶し、インターネット7上でイメージ画像を公開している。なお、汎用レイアウト定義データが条件付きレイアウト定義データであるときは、入稿データのカラム名として利用されていない変数名が記述された条件文が設定されているテキストフレームの取り得る組み合わせ毎にイメージ画像が生成され、このイメージ画像には、条件付きレイアウト定義データのファイル名に加え、各テキストフレームの条件文に設定されている条件名称が関連付けられている。
例えば、テキストフレームAに、条件文A1から条件文A3の3つの条件文と、それぞれの条件文が成立したときのテキストのプロパティが設定され、テキストフレームBに、条件文B1および条件文B2の2つの条件文と、それぞれの条件文が成立したときのテキストプロパティが設定されている場合、条件文が設定されているテキストフレームの取り得る組み合わせの数は6通りになり、それぞれにケースに対応するイメージ画像には、テキストフレームAのいずれかの条件文の条件名称と、テキストフレームBのいずれかの条件文の条件名称が関連付けられている。
発注者は、印刷物を発注するとき、クライアント6を操作することでウェブサーバ3にアクセスし、ウェブサーバ3で公開されているイメージ画像の中から、発注する印刷物のイメージ画像を選択することで、入稿データのカラム名として利用されていない変数名の条件値が決定する。そして、発注者は、発注する印刷物のイメージ画像を選択した後に、カラムと行から構成され、印刷に利用される入稿データをウェブサーバ3に送信する。
ウェブサーバ3は、発注者が選択したイメージ画像を特定するデータと入稿データを受信すると、発注者が選択したイメージ画像に関連付けられているデータと入稿データを入稿データ加工装置2に送信する。発注者が選択したイメージ画像が条件付きレイアウト定義データのイメージ画像であるときは、ウェブサーバ3は、条件付きレイアウト定義データのファイル名、条件名称および入稿データを入稿データ加工装置2に送信する。
入稿データ加工装置2は、条件付きレイアウト定義データのファイル名、条件名称および入稿データを受信すると、ファイル名で特定される条件付きレイアウト定義データから、条件名称で特定される条件文に設定されている変数名と条件値を取得し、入稿データのカラム名として利用されていない変数名をカラム名とするカラムを入稿データに追加し、追加したカラムのカラム値を、発注者がイメージ画像を選択することで決定された条件値に設定する加工を入稿データに施す。
レイアウト変換装置4は、特許文献1で開示されているバリアブルプリンタ割付データ変換装置と同じ機能を備えた装置で、発注者が選択したイメージ画像に対応した汎用定義レイアウトデータを、バリアブルプリンタ5ごとに固有なプリンタ制御データに変換し、発注者が選択したイメージ画像に対応した汎用定義レイアウトデータが条件付き定義レイアウトデータであるときは、入稿データ加工装置2が処理した入稿データとプリンタ制御データが用いられて、バリアブルプリンタ5で印刷が実行される。
まず、オーサリング装置1が条件付きレイアウト定義データを生成する内容について説明する。図2は、オーサリング装置1のハードウェアブロック図で、図3は、オーサリング装置1の機能ブロック図である。
図2に図示した様に、オーサリング装置1は、汎用のコンピュータで実現される装置で、オーサリング装置1は、キーボード1e、マウス1f、ディスプレイ1gに加え、CPU(CPU: Central Processing Unit)1a、メインメモリであるRAM1b、BISOなどが記憶されるROM1c、ハードディスクなどの大容量のデータ記憶装置1dを備え、データ記憶装置1dには、例えば、アドビシステムズ社製の「Adobe InDesign(登録商標)」などの汎用的なDTPソフトウェアが記憶されている。
更に、図3に図示したように、オーサリング装置1は機能として、印刷物のレイアウトをデザインするときに起動するレイアウトデザイン手段11と、レイアウトデザイン手段11でデザインされたレイアウトの汎用レイアウト定義データを生成し、生成した汎用レイアウト定義データをデータ記憶装置1dに記憶する汎用レイアウト定義データ生成手段10を備え、レイアウトデザイン手段11には、レイアウトに含まれるテキストフレームに、条件文とプロパティの対を複数設定できる条件付きプロパティ設定部12を備えている。
オーサリング装置1に備えられたレイアウトデザイン手段11は、オーサリング装置1にインストールされたDTPソフトウェアの機能で実現され、また、汎用レイアウト定義データ生成手段10および条件付きプロパティ設定部12は、オーサリング装置1にインストールされたDTPソフトウェアのプラグインで実現される。
ここから、印刷物のレイアウト設計者が条件付きプロパティ設定部12を利用して、条件文とプロパティの対を一つのテキストフレームに複数設定する内容について詳細に説明する。なお、オーサリング装置1のレイアウトデザイン手段11は、汎用的なDTPソフトウェアの機能で実現されるため、詳細な説明を省き、更に、汎用レイアウト定義データ生成手段10は、特許文献1において、すでに詳細に説明しているため、本発明では、詳細な説明を省く。
図4は、オーサリング装置1に表示されるレイアウト画面110を説明する図である。印刷物のレイアウトをデザインするとき、オーサリング装置1のレイアウトデザイン手段11が起動し、レイアウトデザイン手段11が起動すると、オーサリング装置1のディスプレイ1gには、印刷物(図4では、郵便はがき)のレイアウトをデザインするためのレイアウト画面110が表示される。
図4に図示したように、レイアウト画面110には、ファイルメニュー111aなどの操作メニューが記述されたメニューバー111と、カットアンドペーストのツールなどのアイコンが表示されるツールボックス112と、印刷物のレイアウトがデザインされるレイアウト領域113が含まれ、図4においては、レイアウト領域113には郵便はがきのレイアウト114がデザインされている。
図4で図示した郵便はがきのレイアウト114には、郵便はがきごとで固定の画像として、料金が別納であることを示す料金別納画像114aと、郵便はがきの宛名面に印刷する宛名面画像114bが設定され、入稿データのカラム値を代入するバリアブルテキストを定義するテキストフレームとして、フレーム名が「郵便番号」のテキストフレーム114cと、フレーム名が「住所」のテキストフレーム114dと、フレーム名が「宛先」のテキストフレーム114eが設定されている。
郵便はがきのレイアウト114に設定されている一つのテキストフレームがクリックされると、DTPソフトウェアのプラグインで実現される条件付きプロパティ設定部12が起動し、条件付きプロパティ設定部12は、条件文とプロパティの対が複数設定可能なテキスト定義パレットをディスプレイ1gに表示する。
図5は、テキスト定義パレットを説明する第1図で、フレーム名が「宛名」のテキストフレームがクリックされたときに表示されるテキスト定義パレット120を説明する図である。図5で図示したテキスト定義パレット120には、テキスト本体を設定するコンポーネントして、フレーム名を表示・編集するための編集ボックス121aと、このテキストフレームで利用する入稿データのカラム名を選択するためのリストボックス121bと、リストボックスで選択されたカラム名を編集ボックスに追加するための追加ボタン121cと、テキストフレームに表示するテキストを編集するための編集ボックス121dが設けられている。
更に、テキスト定義パレット120には、テキストのプロパティを設定するコンポーネントして、テキストフレーム内に表示するテキストのフォントを選択するためのリストボックス122aと、フォントサイズを選択するためのリストボックス122bと、テキストのCMYKの網点パーセントを設定する編集ボックス群122eと、テキストの文字寄せを設定するチェックボタン群122fと、フォントの垂直方向倍率および横方向倍率をそれぞれ設定するためのリストボックス群122gを備え、加えて、テキスト定義パレット120には、テキストフレームに表示可能な文字数を表示する領域122cと、ツールで設定されたテキストの回転角度を表示する領域122dが設けられている。
更に、テキスト定義パレット120には、テキスト定義パレット120で設定された内容を確定するときにクリックされるOKボタン123aと、テキスト定義パレット120で設定された内容をキャンセルするときにクリックされるキャンセルボタン123bと、テキスト定義パレット120で設定された内容をリセットするときにクリックされるリセット123cが設けられている。
条件文とプロパティの対を複数設定するときにクリックするボタン124がクリックされると、図5で図示したテキスト定義パレット120の表示形態が変更され、条件文とプロパティの対を設定するための画面が表示される。印刷物のレイアウト設計者は、条件文とプロパティの対を設定しないときは、図5のテキスト定義パレット120を用いて、テキストのプロパティを設定してOKボタン123aをクリックし、条件文とプロパティの対を設定したいときのみ、ボタン124をクリックする。
図6は、テキスト定義パレットを説明する第2図で、条件文とプロパティの対を設定するテキスト定義パレット120aを説明する図である。図6で図示したテキスト定義パレット120aは、図5で図示したテキスト定義パレット120のコンポーネントに、条件文設定用のコンポーネントが加えられたパレットで、条件文設定用のコンポーネントとして、作成された条件文の条件名称などを表示する表示領域125と、条件文を設定するときにクリックされる条件文作成ボタン126a、条件文を追加するときにクリックされる条件文追加ボタン126b、作成した条件文を削除するときにクリックされる条件文削除ボタン126d、作成した条件文を再編集するときにクリックされる条件文編集ボタン126cが表示され、条件文を設定する前は、条件文削除ボタン126cおよび条件文編集ボタン126bは無効の状態である。
図7は、条件文を設定する条件文定義パレット130を説明するための図である。図6で図示したテキスト定義パレット120aの条件文作成ボタン126aがクリックされると、テキスト定義パレット120aとは別に、図7で図示した条件文定義パレット130が、オーサリング装置1のディスプレイ1gに表示される。
条件文定義パレット130には、条件文を定義するコンポーネントして、条件文の条件名称を入力するための編集ボックス131と、選択された変数の値の取り扱いを決定するためのリストボックス132と、条件文に利用する変数名を選択するためのリストボックス133と、条件文で利用する比較演算子を選択するためのリストボックス134と、選択されたカラム名と比較する条件値を入力するための編集ボックス135と、条件文の設定を終了するときにクリックするOKボタン136aと、条件文の設定をキャンセルするときにクリックするキャンセルボタン136bが含まれる。
入稿データの内容に関わらず、テキストのプロパティを変更したいとき、レイアウト設計者は、条件文定義パレット130のリストボックス133を用いて、入稿データとして利用されないカラム名(ここでは、「宛名フォント」)を変数名として選択し、更に、リストボックス132を用いて、変数名で特定される変数の値の取り扱いを「文字」に選択し、リストボックス134を用いて、条件文で利用する比較演算子を選択し(ここでは、「=」)、編集ボックス135に条件値を入力する(ここでは、「1」)。
図7で図示した条件文定義パレット130に従えば、条件名称は「宛名フォントが1のとき」で、関数は「文字」で、選択された変数名は「宛名フォント」で、比較演算子は「=」で、条件値は「1」であるため、変数名が「宛名フォント」である変数の値が「1」であるときに、条件文が成立することを意味している。
図8は、テキスト定義パレットを説明する第3図で、一つの条件文が設定された後のテキスト定義パレット120bを説明する図である。図7で図示した条件文定義パレット130のOKボタン136aがクリックされると、図7の条件文定義パレット130で設定された内容が登録され、テキスト定義パレット120bの表示領域125に、条件文の連番(ここでは、「条件文1」)と条件名称(ここでは、「宛名フォントが1のとき」)が表示され、条件文削除ボタン126c、条件文編集ボタン126bが有効になる。レイアウト設計者は、図8で図示した状態のテキスト定義パレット120bで、1つ目の条件文が成立したときに利用するテキストのプロパティを設定する。
図9には、テキスト定義パレットを説明する第4図で、条件文とプロパティの対を1つ設定した後のテキスト定義パレット120cを説明する図で、図9のテキスト定義パレット120cでは、条件文の連番が「条件文1」で、条件名称「宛名フォントが1のとき」である条件文が設定されており、この条件文と対になるプロパティとして、「ゴシック」のフォント、「20pt」のフォントサイズなどが設定されている。
条件文とプロパティの対を追加するとき、レイアウト設計者は、図9のテキスト定義パレット120cの条件文作成ボタン126aをクリックし、図7で図示した条件文定義パレット130を表示させ、上述した手順で、2つの目の条件文とテキストのプロパティを設定する。
ここでは、図7で図示した条件文定義パレット130を用いて、2つ目の条件文として、条件名称が「宛名フォントが2のとき」で、関数が「文字」で、選択された変数名が「宛名フォント」で、比較記号が「=」で、条件値が「2」である条件文が設定されたとする。
図7で図示した条件文定義パレット130のOKボタン136aをクリックすると、テキスト定義パレット120bの表示領域125に、条件文の連番(ここでは、「条件文2」)と条件名称(ここでは、「宛名フォントが2のとき」)が追加されて表示され、プロパティを設定するコンポーネントが初期化されたテキスト定義パレットが表示され、レイアウト設計者は、このテキスト定義パレットに、2つ目の条件文が成立したときに利用するプロパティを設定する。
図10には、テキスト定義パレットを説明する第5図で、条件文とプロパティの対を二つ設定した後のテキスト定義パレット120dを説明する図で、図10のテキスト定義パレット120dで設定されている条件文は、条件文の連番が「条件文1」で、条件名称「宛名フォントが1のとき」である条件文に加え、条件文の連番が「条件文2」で、条件名称「宛名フォントが2のとき」である条件文である。
また、テキスト定義パレット120dには、条件名称「宛名フォントが2のとき」である条件文と対になるプロパティとして、「明朝」のフォント、「18pt」のフォントサイズ、カラーが100%のシアンなどが設定されている。
上述した条件文に従えば、変数名が「宛名フォント」のカラム値が「1」であるときに、条件名称が「宛名フォントが1のとき」である条件文に関連付けられたプロパティ(例えば、ゴシックのフォント)が利用され、変数名が「宛名フォント」の変数値が「2」であるときに、条件名称が「宛名フォントが2のとき」である条件文に関連付けられたプロパティ(例えば、明朝のフォント)が利用される。
条件文とプロパティを更に設定したいときは、図9のテキスト定義パレット120dの条件文作成ボタン126aをクリックし、条件文とプロパティを設定する。このように、レイアウト設計者は、この作業を繰り返し行うことで、一つのテキストフレームに、条件文とプロパティの対を複数設定する。
なお、図7の条件文定義パレット130を用いて、入稿データに依存してテキストのプロパティを変更するための条件文を設定することもできる。
図7の条件文定義パレット130を利用して、入稿データに依存してテキストのプロパティを変更するための条件文を設定するとき、レイアウト設計者は、条件文定義パレット130のリストボックス133を用いて、テキストのプロパティを変更するときに利用する変数名として、入稿データのカラム名(例えば、「性別」)を選択し、更に、リストボックス132を用いて、発注者が選択したカラムのカラム値の取り扱いを選択し、リストボックス134を用いて、条件文で利用する比較演算子を選択し、編集ボックス135に条件文の条件値を入力した後、条件文が成立した時に利用するテキストのプロパティを設定する。
図10で図示されているOKボタン123aがクリックされると、これまでに設定された条件文とプロパティの対の内容が、オーサリング装置1のRAM1bやデータ記憶装置1dに記憶され、これらのデータは、オーサリング装置1が汎用レイアウト定義データを生成するときに利用される。
例えば、図4のレイアウト画面110において、ファイルメニュー111aの中から「汎用レイアウト定義データの生成」のメニューが選択されると、オーサリング装置1の汎用レイアウト定義データ生成手段10が作動し、汎用レイアウト定義データ生成手段10は、デザインされたレイアウトの汎用レイアウト定義データを生成する。
オーサリング装置1の汎用レイアウト定義データ生成手段10は、特許文献1で記述されているように、デザインされたレイアウトを定義する項目毎に対応するXMLタグと、汎用レイアウト定義データのスキームを記憶し、デザインされたレイアウトに従い、XMLタグに値を代入し、スキームに沿ってXMLタグを配置することで、デザインされたレイアウトの汎用レイアウト定義データを生成する。
なお、汎用レイアウト定義データ生成手段10は、デザインされたレイアウトの中に、条件文とプロパティの対が複数設定されているテキストフレームがある場合、汎用レイアウト定義データ生成手段10は条件付きレイアウト定義データを生成し、この条件付きレイアウト定義データには、条件文とプロパティの内容と、成立した条件文の内容に従い、印刷に利用するプロパティを分岐させるスクリプトが記述された条件分岐構造化テキストが含まれる。
図11は、条件付きレイアウト定義データに含まれる条件分岐構造化テキストを説明する図である。条件分岐構造化テキストの内容を記述するタグは<Case Priority>タグで、<Case Priority>タグは、テキストフレームを定義する<Filed>タグ間に記述される。
<Case Priority>タグ内の<Ifbolck>タグは条件分岐を示すタグで、条件文の内容は、<Condition>タグを用いて記述され、条件文が成立した時に利用するプロパティは<Property>タグを用いて記述される。
図11では、図7の条件文定義パレット130の編集ボックス131で設定された条件名称は、<Condition>タグのName属性の値に記述され、図7の条件文定義パレット130のリストボックス133で選択された変数名は、<Columnname>タグの値に記述され、リストボックス134で選択された比較演算子に対応する文字列が、<Operator>タグの値に記述され、編集ボックス135に入力された条件値は、<Vaule>タグの値として記述されている。なお、図7のリストボックス132で選択された内容は、<Usefunction>タグの値として記述され、図7のリストボックス132で「文字」が選択されたとき、<Usefunction>タグは空タグになる。
入稿データに依存せずテキストのプロパティを変更するときは、<Columnname>タグの値に、入稿データのカラムとして設定されていないカラム名(図11では、「宛名フォント」)が代入され、入稿データに依存してテキストのプロパティを変更するときは、<Columnname>タグの値に、入稿データのカラムとして設定されているカラム名が代入される。
また、条件文が成立した時に利用するプロパティは、プロパティに対応したタグを用いて<Property>タグ間に記述され、例えば、図11では、フォントは、<Font>タグを用いて記述され、フォントサイズは<Fontsize>タグを用いて記述される。
ここから、入稿データ加工装置2の機能について説明する。入稿データ加工装置2には、図12は、入稿データ加工装置2のハードウェアブロック図である。
図12に図示したように、入稿データ加工装置2は、汎用のサーバやコンピュータで実現される装置で、入稿データ加工装置2には、キーボード2e、マウス2f、ディスプレイ2gに加え、CPU(CPU: Central Processing Unit)2a、メインメモリであるRAM2b、BISOなどが記憶されるROM2c、ハードディスクなどの大容量のデータ記憶装置2dを備え、データ記憶装置2dには、本発明に係わる入稿データ加工装置2として必要な機能を実現するためのコンピュータプログラムが記憶されている。
上述しているように、入稿データ加工装置2は、ウェブサーバ3から受信したファイル名で特定される条件付きレイアウト定義データから、ウェブサーバ3から受信した条件名称で特定される条件文に設定されている変数名と条件値を取得し、入稿データにこの変数名をカラム名とするカラムを追加し、追加したカラムのカラム値を取得した条件値に設定する処理を実行する。
入稿データ加工装置2が入稿データを加工する例について説明する。図13は、ウェブサーバ3で公開されているイメージ画像の一例を示した図で、図13(a)のイメージ画像の宛名は、図9で設定されているプロパティに従ったイメージ画像で、図13(b)のイメージ画像の宛名は、図10で設定されているプロパティに従ったイメージ画像である。
ウェブサーバ3は、図13(a)のイメージ画像に関連付けて、条件付きレイアウト定義データのファイル名と、条件文の条件名称「宛名フォントが1のとき」を記憶し、図13(b)のイメージ画像に関連付けて、条件付きレイアウト定義データのファイル名と、条件文の条件名称「宛名フォントが2のとき」を記憶し、図13(b)のイメージ画像が選択されると、条件付きレイアウト定義データのファイル名と、条件文の条件名称「宛名フォントが2のとき」を入稿データ加工装置2に送信する。
入稿データ加工装置2は、条件付きレイアウト定義データを参照し、Name属性が「宛名フォントが2のとき」である<Condition>タグを検索し、<Columnname>タグの値を変数名(ここでは、「宛名フォント」)として取得し、<Vaule>タグの値を条件値(ここでは、「2」)として取得する。
入稿データ加工装置2は、条件付きレイアウト定義データを参照して、変数名と条件値を取得すると、取得した変数名が入稿データのカラムとして設定されている確認し、取得した変数名が入稿データのカラムとして設定されていないとき、取得した変数名(ここでは、「宛名フォント」)をカラム名とするカラムを入稿データに追加し、追加したカラムのカラム値を条件値(ここでは、「2」)に設定する加工を入稿データに施す。
図14は、入稿データ加工装置2が実行する処理を説明する図である。図14(a)は、入稿データ加工装置2が加工する前の入稿データで、図14(b)は、入稿データ加工装置2が加工した後の入稿データである。
例えば、図13(b)で図示しているイメージ画像が選択されると、変数名「宛名フォント」をカラム名とするカラムが入稿データに追加され、更に、追加したカラムのカラム値を条件値「2」に設定する加工が入稿データに施され、図14(a)で図示した入稿データは、図14(b)に図示した入稿データに加工される。
図15は、図1で図示したバリアブルプリントシステム8で実行される手順を示したフロー図である。図1で図示したバリアブルプリントシステム8で印刷が実行されるとき、印刷物のレイアウトをデザインするレイアウト設計者は、オーサリング装置1のレイアウトデザイン手段11を利用して、印刷物のレイアウトをデザインし、バリアブルプリンタ5の仕様に依存しない汎用レイアウト定義データを生成する。
レイアウト設計者は、テキストのプロパティを変更できるようにレイアウトをデザインするときは、オーサリング装置1の条件付きプロパティ設定部12を利用して、変数名と条件値が記述された条件文とプロパティの対をテキストフレームに複数設定し、条件文の内容に従い、テキストのプロパティを変更する条件分岐構造化テキストが記述された汎用レイアウト定義データである条件付きレイアウト定義データを生成する(S1)。
印刷に用いる条件付きレイアウト定義データに、入稿データのカラム名として利用されない変数名が含まれているときは、ウェブページを利用するなどして発注者に、一意に定まるようにこの変数名の条件値を選択させる(S2)。
入稿データのカラム名として利用されない変数名の条件値を選択させる手法は任意でよいが、例えば、上述したように、印刷物のイメージ画像を発注者に提示し、発注者にイメージ画像を選択させることで、入稿データのカラム名として利用されない変数名の条件値を選択させるとよい。
発注者が、入稿データのカラム名として利用されない変数名の条件値を選択した内容と、印刷に利用する入稿データが印刷会社に送信されると、印刷会社においては、入稿データ加工装置2を用い、入稿データを加工する処理を実行する(S3)。
入稿データ加工装置2は、入稿データを加工するとき、入稿データのカラムとして設定されていない変数名をカラム名とするカラムを入稿データに追加し、入稿データに追加したカラムのカラム値を、発注者が選択した条件値に設定する処理を実行する。
入稿データ加工装置2が入稿データを加工すると、印刷会社では、レイアウト変換装置4を用いて、条件付きレイアウト定義データを、印刷に利用するバリアブルプリンタ5の仕様に適合したプリンタ制御データに変換する(S4)。
そして、印刷会社では、入稿データ加工装置2が加工した後の入稿データと、レイアウト変換装置4が変換したプリンタ制御データとを用いて、バリアブルプリンタ5で印刷が実行される(S5)。
このように、本発明によれば、オーサリング装置1が、テキストのプロパティの変更のみに利用される変数名と条件値が記述された条件文によって、複数のプロパティが関連付けられているテキストフレームが、印刷物のレイアウト内にある場合、条件文の内容に従い、テキストのプロパティを変更するスクリプトが記述された汎用レイアウト定義データである条件付きレイアウト定義データを生成することで、バリアブルプリントするときに、この変数の条件値に従い、テキストのプロパティを変更することができるようになる。
そして、入稿データ加工装置2が、印刷に利用する条件付きレイアウト定義データに設定されている変数名が、入稿データのカラム名であるか確認し、変数名が入稿データのカラム名でなければ、この変数名をカラム名とするカラムを入稿データに追加し、追加したカラムのカラム値を発注者によって選択された条件値に設定する処理を実行することで、入稿データのカラム名でない変数名も入稿データのカラムと同様に扱うことができ、発注者が選択した条件値に対応するプロパティで印刷を行えるようになる。
本発明が適用されたバリアブルプリントシステムの構成を説明する図。 オーサリング装置のハードウェアブロック図。 オーサリング装置の機能ブロック図。 オーサリング装置に表示されるレイアウト画面を説明する図。 テキスト定義パレットを説明する第1図。 テキスト定義パレットを説明する第2図。 条件文定義パレットを説明するための図。 テキスト定義パレットを説明する第3図。 テキスト定義パレットを説明する第4図。 テキスト定義パレットを説明する第5図。 構造化テキストを説明する図。 入稿データ加工装置のハードウェアブロック図。 ウェブサーバで公開されているイメージ画像の一例を示した図。 入稿データ加工装置が実行する処理を説明する図。 バリアブルプリントシステムで実行される手順を示したフロー図。
符号の説明
1 オーサリング装置
10 汎用レイアウト定義データ生成手段
11 レイアウトデザイン手段
12 条件付きプロパティ設定部
2 入稿データ加工装置
3 ウェブサーバ
4 レイアウト変換装置
5 バリアブルプリンタ
6 クライアント
7 インターネット
8 バリアブルプリントシステム

Claims (3)

  1. バリアブルプリンタの仕様に依存しない汎用レイアウト定義データを生成するオーサリング装置と、カラムと行とから構成された入稿データを加工する入稿データ加工装置と、発注者が入稿するときに利用するウェブサーバを用いたバリアブルプリント方法であって、前記オーサリング装置は、テキストのプロパティの変更に利用される変数名とその条件値が記述された条件文によって、複数のプロパティが関連付けられているテキストフレームが、印刷物のレイアウト内にある場合、前記条件文に従い、テキストのプロパティを変更する構造化テキストが記述された汎用レイアウト定義データである条件付レイアウト定義データを生成し、前記入稿データ加工装置は、前記入稿データのカラム名として利用されていない前記変数名をカラム名とするカラムを入稿データに追加し、発注者が前記ウェブサーバで選択した前記条件値に、追加したカラムのカラム値を設定する処理を実行し、条件付きレイアウト定義データと、入稿データ加工装置が加工した入稿データを用いて、バリアブルプリントを実行することを特徴とするバリアブルプリント方法。
  2. バリアブルプリンタの仕様に依存しない汎用レイアウト定義データを生成するオーサリング装置と、カラムと行とから構成された入稿データを加工する入稿データ加工装置と、発注者が入稿するときに利用するウェブサーバを用いたバリアブルプリントシステムであって、オーサリング装置は、印刷物のレイアウトをデザインするためのレイアウトデザイン手段と、テキストのプロパティの変更に利用される変数名とその条件値が記述された条件文によって、複数のプロパティが関連付けられている条件付きテキストフレームが、印刷物のレイアウト内にある場合、条件文に従い、条件付きテキストフレームに対応するテキストのプロパティを変更する構造化テキストが記述された汎用レイアウト定義データである条件付レイアウト定義データを生成する汎用レイアウト定義データ生成手段を備え、入稿データ加工装置は、前記入稿データのカラム名として利用されていない前記変数名をカラム名とするカラムを入稿データに追加し、発注者が前記ウェブサーバで選択した前記条件値に、追加したカラムのカラム値を設定する処理を実行する手段を備え、条件付きレイアウト定義データと、入稿データ加工装置が加工した入稿データを用いて、バリアブルプリントが実行されることを特徴とするバリアブルプリントシステム。
  3. バリアブル印刷に利用され、カラムと行で構成される入稿データを加工する入稿データ加工装置であって、テキストのプロパティの変更に利用される変数名とその条件値が記述された条件文によって、テキストのプロパティを変更する構造化テキストが記述された汎用レイアウト定義データで、前記入稿データのカラム名として利用されていない前記変数名をカラム名とするカラムを入稿データに追加し、発注者がウェブサーバで選択した前記条件値に、追加したカラムのカラム値を設定する処理を実行する手段を備えていることを特徴とする入稿データ加工装置。
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