JP2009236225A - Dynamic damper device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、弾性体を介して質量部材が取り付けられるダイナミックダンパ本体を備えるダイナミックダンパ装置に関するものである。 The present invention relates to a dynamic damper device including a dynamic damper main body to which a mass member is attached via an elastic body.
ダイナミックダンパの共振周波数は、質量部材の形状や質量、ならびに、弾性体の形状やばね定数によって一義的に決定される。このダイナミックダンパの特性として、ダイナミックダンパの共振周波数における振動に対しては高い防振性能を発揮するが、当該共振周波数からずれた周波数帯においては却って振動を悪化させることがある。従って、ダイナミックダンパの共振周波数を取付部位に応じた防振対象の周波数に確実に適応するように、質量部材の形状などの決定は重要である。 The resonance frequency of the dynamic damper is uniquely determined by the shape and mass of the mass member, the shape of the elastic body, and the spring constant. As a characteristic of the dynamic damper, high vibration proof performance is exhibited against vibration at the resonance frequency of the dynamic damper, but vibration may be worsened in a frequency band deviated from the resonance frequency. Accordingly, it is important to determine the shape of the mass member so that the resonance frequency of the dynamic damper is surely adapted to the frequency of the vibration isolation target corresponding to the attachment site.
しかし、これまでの多くのダイナミックダンパは、共振周波数を変更することができなかった。従って、一度決定すると、設計変更に対応できなかった。この問題に対して、共振周波数を変更できるようにしたダイナミックダンパが、特許第2662108号公報(特許文献1)に記載されている。
しかし、特許文献1に記載のダイナミックダンパは、初期設定時においてのみ、共振周波数を変更することができるに止まる。従って、防振対象部材における防振したい周波数が常に一定であれば効果があるが、振動周波数が変化する部材に対しては適用できない。つまり、防振対象部材の振動周波数が、設定されたダイナミックダンパの共振周波数からずれた場合には、やはり振動を悪化させるおそれがある。
However, the dynamic damper described in
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、振動周波数が変化する部材に対して適切に防振効果を発揮できるダイナミックダンパ装置を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of such a situation, and it aims at providing the dynamic damper apparatus which can exhibit the vibration isolating effect appropriately with respect to the member from which a vibration frequency changes.
以下、上記課題を解決するのに適した各手段につき、必要に応じて作用効果等を付記しつつ説明する。 Hereinafter, each means suitable for solving the above-described problems will be described with additional effects and the like as necessary.
(手段1)手段1に係るダイナミックダンパ装置は、
振動周波数が変化する防振対象部材に取り付けられる取付部材と、
前記取付部材から離隔して配置された質量部材と、
前記取付部材と前記質量部材とを弾性連結する弾性体と、
前記質量部材の重心を変化させる重心可変用アクチュエータと、
前記防振対象部材の振動周波数または前記防振対象部材に振動を付与する振動発生源の振動周波数に基づいて、前記重心可変用アクチュエータを制御する制御部と、
を備えることを特徴とする。
(Means 1) A dynamic damper device according to
An attachment member attached to a vibration isolation target member whose vibration frequency changes;
A mass member spaced apart from the mounting member;
An elastic body for elastically connecting the mounting member and the mass member;
An actuator for changing the center of gravity of the mass member;
A control unit that controls the actuator for varying the center of gravity based on a vibration frequency of the vibration isolation target member or a vibration frequency of a vibration generation source that applies vibration to the vibration isolation target member;
It is characterized by providing.
ここで、質量部材の重心が変化すると、質量部材と弾性体とにより構成されるダイナミックダンパ本体の共振周波数が変化する。つまり、本手段によれば、制御部により、ダイナミックダンパ本体の共振周波数を自由に変更できる。従って、防振対象部材の振動周波数が変化した場合に、当該振動周波数にダイナミックダンパ本体の共振周波数を合わせることが可能となる。その結果、防振対象部材の振動周波数が変化したとしても、確実に防振対象部材の振動を抑制できる。 Here, when the center of gravity of the mass member changes, the resonance frequency of the dynamic damper main body constituted by the mass member and the elastic body changes. That is, according to this means, the resonance frequency of the dynamic damper main body can be freely changed by the control unit. Therefore, when the vibration frequency of the vibration isolation target member changes, the resonance frequency of the dynamic damper main body can be matched with the vibration frequency. As a result, even if the vibration frequency of the vibration isolation target member changes, the vibration of the vibration isolation target member can be reliably suppressed.
(手段2)手段1のダイナミックダンパ装置において、前記弾性体は、前記防振対象部材が振動する場合にせん断変形するとよい。
手段2によれば、質量部材の重心を変化させることにより、ダイナミックダンパ本体の共振周波数を確実に可変にできる。
(Means 2) In the dynamic damper device of
According to the means 2, the resonance frequency of the dynamic damper main body can be reliably varied by changing the center of gravity of the mass member.
(手段3)手段1または2のダイナミックダンパ装置において、前記質量部材の重心と前記弾性体の弾性中心とを結ぶ方向が、前記防振対象部材の振動方向に対して異なるように設定されているとよい。
手段3によれば、ダイナミックダンパ本体の共振周波数を確実に可変にできる。
(Means 3) In the dynamic damper device of
According to the means 3, the resonance frequency of the dynamic damper main body can be reliably varied.
(手段4)手段1〜3の何れかのダイナミックダンパ装置において、前記重心可変用アクチュエータは、前記質量部材の一部を構成するとよい。
手段4によれば、重心可変用アクチュエータそのものの質量を有効利用できる。
(Means 4) In the dynamic damper device according to any one of the
According to the
(手段5)手段1〜4の何れかのダイナミックダンパ装置において、前記質量部材は、前記弾性体に取り付けられる固定部材と、前記固定部材に対して相対移動可能な可動部材とを備えるとよい。
手段5によれば、固定部材に対する可動部材の相対位置の変化によって、質量部材の重心を確実に可変にできる。
(Means 5) In the dynamic damper device according to any one of
According to the
(手段6)手段5のダイナミックダンパ装置において、前記質量部材は、前記固定部材に設けられ、前記固定部材に対する前記可動部材の移動をガイドするガイド部材を備えるとよい。
手段6によれば、可動部材の移動をガイド部材によってガイドされる方向のみに規制できる。従って、質量部材の重心を目標位置に移動させることが可能となる。
(Means 6) In the dynamic damper device of
According to the means 6, the movement of the movable member can be restricted only in the direction guided by the guide member. Accordingly, the center of gravity of the mass member can be moved to the target position.
(手段7)手段5または6のダイナミックダンパ装置において、前記質量部材は、前記固定部材に設けられ、前記可動部材を被覆する保護カバーを備えるとよい。
手段7によれば、可動部材が固定部材に対して可動する部位に異物および水が侵入することを防止できる。さらに、保護カバーは質量部材としても機能する。つまり、保護カバーそのものの質量を有効利用できる。
(Means 7) In the dynamic damper device of
According to the means 7, it can prevent that a foreign material and water penetrate | invade into the site | part which a movable member moves with respect to a fixed member. Furthermore, the protective cover also functions as a mass member. That is, the mass of the protective cover itself can be used effectively.
(手段8)手段1〜7の何れかのダイナミックダンパ装置において、前記重心可変用アクチュエータは、位置決め可能なモータであるとよい。
手段8によれば、確実に且つ容易に実行できる。なお、このモータとしては、軸部材を軸方向に移動可能なリニアステッピングモータなどが好適である。
(Means 8) In the dynamic damper device of any one of
According to the means 8, it can be performed reliably and easily. In addition, as this motor, the linear stepping motor etc. which can move a shaft member to an axial direction are suitable.
以下、本発明のダイナミックダンパ装置を具体化した実施形態について図面を参照しつつ説明する。 DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments of a dynamic damper device according to the invention will be described with reference to the drawings.
<第一実施形態>
第一実施形態のダイナミックダンパ装置1について、図1〜図3を参照して説明する。図1は、第一実施形態のダイナミックダンパ装置1の構成図である。図2は、図1のA−A断面図である。図3(a)〜図3(c)は、それぞれ図2のB−B断面図であって、質量部材20の可動部材23の位置を変化させた状態図である。
<First embodiment>
A
ここで、本実施形態においては、防振対象部材4が図1の上下方向に振動する場合を考える。この防振対象部材4は、振動周波数が変化する部材である。防振対象部材4は、例えば、車両エンジンと車両ボディとを連結するトルクロッド、エンジンを支持するサブフレーム、排気管、トランスミッションなどである。これらは、主として、エンジンの振動に起因して振動する部材である。つまり、防振対象部材に振動を付与する振動発生源は、エンジンなどとなる。
Here, in the present embodiment, consider a case where the vibration-
図1に示すように、ダイナミックダンパ装置1は、ダイナミックダンパ本体100と、振動センサ2と、制御部3とを備える。ダイナミックダンパ本体100は、取付部材10と、質量部材20と、弾性体30とを備える。
As shown in FIG. 1, the
取付部材10は、矩形の平板により形成されており、防振対象部材4に複数のボルト5により取り付けられている。質量部材20は、取付部材10の法線方向(図1の左右方向)に離隔して配置されている。弾性体30は、取付部材10と質量部材20との弾性連結している。つまり、防振対象部材4が図1の上下方向に振動した場合には、弾性体30がせん断変形する。
The
以下に、質量部材20の詳細について説明する。質量部材20は、固定部材21と、重心可変用アクチュエータ22と、可変部材23と、ガイド部材24と、保護カバー25とを備える。
Details of the
固定部材21と、凹部を備える有底矩形枠状に形成されている。そして、固定部材21の底部の外側面が弾性体30に接着されている。つまり、固定部材21の開口部が、取付部材10の法線方向に開口している。
It is formed in the bottomed rectangular frame shape provided with the
重心可変用アクチュエータ22は、質量部材20の重心G1を変化させるアクチュエータである。この重心可変アクチュエータ22は、リニアステッピングモータであって、固定部材21の凹部に収容されて、固定部材21に固定されている。リニアステッピングモータとは、コイルが巻回されて貫通孔を有するステータ22aと、ステータ22aの貫通孔に配置されており、コイルに電流を供給することでステータ22aに対して軸方向に移動可能なロッド22bとを備えるモータである。詳細には、コイルに供給する電流に基づいて、ステータ22aに対するロッド22bの軸方向の位置決めが可能となる。そして、リニアステッピングモータのロッド22bがステータ22aに対して取付部材10の法線方向(図1の左右方向)に移動可能となるように、ステータ22aが固定部材21に固定されている。
The center-of-
可動部材23は、直方体状からなり、ロッド22bに連結されている。つまり、可動部材23は、固定部材21に対して、取付部材10の法線方向に相対移動可能に設けられている。つまり、可動部材23が固定部材21に対して移動することにより、質量部材20全体の重心G1が変化する。本実施形態においては、図3(a)〜図3(c)に示すように、質量部材20の重心G1は、取付部材10の法線方向に変化する。つまり、可動部材23がどの位置にあっても、質量部材20の重心G1と弾性体30の弾性中心G2とを結ぶ方向が、防振対象部材4の振動方向に対して異なるように設定されている。さらに、可動部材23には、2つのガイド孔が形成されている。
The
ガイド部材24は、平板状または棒状からなる。それぞれのガイド部材24が取付部材10の法線方向に延在するように、2つのガイド部材24が固定部材21に固定的に設けられている。具体的には、2つのガイド部材24の一端が重心可変用アクチュエータ22のステータ22aの図1の右端面に固定されている。本実施形態においては、平板状の2つのガイド部材24が、ロッド22bが中間に位置するように、ほぼ平行に設けられている。このガイド部材24は、可動部材23のガイド孔に摺動可能となるように挿入されている。つまり、ガイド部材24は、固定部材21に対する可動部材23の移動をガイドしている。従って、可動部材23は、固定部材21に対して一定方向に確実に移動可能となる。
The
保護カバー25は、固定部材21の開口側のうち外周面に取り付けられ、可動部材23およびガイド部材24を被覆している。この保護カバー25は、樹脂やゴムなどにより形成されている。この保護カバー25により、内部に異物および水が侵入することを防止できる。
The
振動センサ2は、防振対象部材4に取り付けられており、防振対象部材4の振動周波数を検出する。ここでは、振動センサ2は、防振対象部材4そのものに取り付けているが、防振対象部材4に振動を付与する振動発生源の振動周波数を検出できる位置に取り付けても良い。
The vibration sensor 2 is attached to the vibration
制御部3は、振動センサ2により検出された振動周波数に基づいて、重心可変用アクチュエータ22であるリニアステッピングモータを制御する。具体的には、ダイナミックダンパ本体100の共振周波数を防振対象部材4の振動周波数に合わせるように、質量部材20の重心G1を変化させる。
Based on the vibration frequency detected by the vibration sensor 2, the control unit 3 controls the linear stepping motor that is the center-of-
ここで、質量部材20の重心G1を変化させる場合に、ダイナミックダンパ本体100の共振周波数の変化について、図3(a)〜図3(c)および図4を参照して説明する。図4は、ダイナミックダンパ本体100の周波数特性を示し、(a)(b)(c)は、それぞれ図3(a)(b)(c)に対応する。
Here, when the center of gravity G1 of the
図3(a)に示すように、可動部材23が固定部材21の底面に最も近い位置にある場合、すなわち、質量部材20の重心G1が弾性体30の弾性中心G2に最も近い場合には、ダイナミックダンパ本体100の共振周波数は大きくなる。図3(b)に示すように、図3(a)の状態に比べて、可動部材23を固定部材21の底面から遠ざかる位置に移動させた場合、すなわち、質量部材20の重心G1が弾性体30の弾性中心G2から遠ざかる位置に移動した場合には、ダイナミックダンパ本体100の共振周波数は小さくなる。さらに、図3(c)に示すように、図3(b)の状態に比べて、可動部材23を固定部材21の底面からさらに遠ざかる位置に移動させた場合、すなわち、質量部材20の重心G1が弾性体30の弾性中心G2からさらに遠ざかる位置に移動した場合には、ダイナミックダンパ本体100の共振周波数はさらに小さくなる。
As shown in FIG. 3A, when the
このように、可動部材23の固定部材21に対する相対位置に応じて、ダイナミックダンパ本体100の共振周波数が変化する。そして、可動部材23の相対位置は、重心可変用アクチュエータ22のステータ22aに巻回されたコイルへ供給する電流を制御することにより決定される。つまり、制御部3により、コイルへの供給電流を制御することにより、ダイナミックダンパ本体100の共振周波数を変化させることができる。そして、ダイナミックダンパ本体100の共振周波数を防振対象部材4の振動周波数に一致させることで、振動周波数が変化する防振対象部材4に対して常に高い防振効果を発揮できる。
Thus, the resonance frequency of the dynamic damper
また、固定部材21および可動部材23の他、重心可変用アクチュエータ22、ガイド部材24および保護カバー25も質量部材20を構成している。従って、重心可変用アクチュエータ22、ガイド部材24および保護カバー25の質量を有効利用できる。
In addition to the fixed
<第二実施形態>
第二実施形態のダイナミックダンパ本体200について図5を参照して説明する。図5は、第二実施形態のダイナミックダンパ本体200を示す断面図である。第二実施形態のダイナミックダンパ本体200において、上述した第一実施形態のダイナミックダンパ本体100と同一構成については同一符号を付して説明を省略する。
<Second embodiment>
A dynamic damper
ダイナミックダンパ本体200は、取付部材10と、質量部材220と、弾性体30とを備える。質量部材220は、固定部材221と、重心可変用アクチュエータ222と、可変部材23と、ガイド部材24と、保護カバー225とから構成される。
The dynamic damper
固定部材221は、矩形板状に形成されており、固定部材221の一方面が弾性体30に接着されている。重心可変用アクチュエータ222は、第一実施形態と同様に、リニアステッピングモータからなる。この重心可変用アクチュエータ222のステータは、固定部材221の多方面にボルトにより固定されている。保護カバー225は、第一実施形態の保護カバー25と同じ形状からなり、重心可変用アクチュエータ222の外周面に取り付けられている。
The fixing
このように構成されるダイナミックダンパ本体200を適用した場合にも、第一実施形態と同様の効果を奏する。
Even when the dynamic damper
<第三実施形態>
第三実施形態のダイナミックダンパ本体300について、図6を参照して説明する。図6は、第三実施形態のダイナミックダンパ本体300を示す断面図である。第三実施形態のダイナミックダンパ本体300において、上述した第一実施形態のダイナミックダンパ本体100と同一構成については同一符号を付して説明を省略する。
<Third embodiment>
A dynamic damper
ダイナミックダンパ本体300は、取付部材10と、質量部材320と、弾性体30とを備える。質量部材320は、固定部材321と、重心可変用アクチュエータ22と、可変部材23とから構成される。つまり、第三実施形態のダイナミックダンパ本体300は、第一実施形態のダイナミックダンパ本体100に対して、固定部材321の形状が異なり、且つ、ガイド部材24および保護カバー25を有しない点が相違する。
The dynamic damper
固定部材321と、凹部を備える有底矩形枠状に形成されている。そして、固定部材321の底部の外側面が弾性体30に接着されている。つまり、固定部材321の開口部が、取付部材10の法線方向に開口している。さらに、可動部材23が固定部材321に対して移動する際に、可動部材23の外側面が固定部材321の内周面を摺動する。つまり、固定部材321の内周面が、可動部材23のガイド機能を発揮する。また、可動部材23が固定部材321の底面から最も離れた位置にある場合にも、可動部材23は固定部材321の内周面に当接している。従って、常に、固定部材321の内部は、固定部材321から隔離されている。つまり、ステータ22aおよびロッド22bが配置されている領域に異物および水が侵入することを防止できる。
The fixing
また、その他の構成は第一実施形態と同様であるため、本実施形態のダイナミックダンパ本体300を適用した場合にも、第一実施形態と同様の効果を奏する。
Moreover, since the other structure is the same as that of 1st embodiment, when the dynamic damper
<第四実施形態>
第四実施形態のダイナミックダンパ本体400について、図7を参照して説明する。図7は、第四実施形態のダイナミックダンパ本体400を示す断面図である。第四実施形態のダイナミックダンパ本体400は、第三実施形態のダイナミックダンパ本体300に対して、質量部材420の重心G1が変化する方向を異ならせている。具体的には、質量部材420の構成は、第三実施形態の質量部材320と同一構成からなるが、質量部材420を構成する固定部材321のうち底面ではなく側面の外側が弾性体30に接着されている。従って、防振対象部材4が振動していない状態において、可動部材23は、固定部材321に対して取付部材10に平行な方向に移動する。
<Fourth embodiment>
A dynamic damper
ここで、本実施形態においては、可動部材23を固定部材321に対して移動させた全ての状態において、質量部材420の重心G1と弾性体30の弾性中心G2とを結ぶ方向が、図7の左右方向に対しても、図7の上下方向に対しても異なるように設定されている。従って、防振対象部材4が、図7の上下方向に振動する場合であっても、図7の左右方向に振動する場合であっても、防振対象部材4の振動周波数が変化したとしても適切に防振効果を発揮できる。
Here, in this embodiment, in all the states in which the
<その他>
上記実施形態においては、振動センサ2を用いて制御部3が重心可変用アクチュエータを制御したが、これに限られるものではない。例えば、振動発生源がエンジンなど場合に、エンジンを制御するコントローラからの情報に基づいて制御部3が重心可変用アクチュエータを制御することもできる。
<Others>
In the above embodiment, the control unit 3 controls the center-of-gravity variable actuator using the vibration sensor 2, but the present invention is not limited to this. For example, when the vibration source is an engine or the like, the control unit 3 can control the actuator for varying the center of gravity based on information from a controller that controls the engine.
1:ダイナミックダンパ装置、 2:振動センサ、 3:制御部、 4:防振対象部材
100、200、300、400:ダイナミックダンパ本体
10:取付部材
20、220、320、420:質量部材
21、221、321:固定部材、 22、222:重心可変用アクチュエータ
22a:ステータ、 22b:ロッド
23:可動部材、 24:ガイド部材、 25、225:保護カバー
30:弾性体
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1: Dynamic damper apparatus, 2: Vibration sensor, 3: Control part, 4: Anti-vibration object member 100,200,300,400: Dynamic damper main body 10: Mounting member 20,220,320,420: Mass member 21,221 , 321: fixed member, 22 and 222: actuator for changing center of
Claims (8)
前記取付部材から離隔して配置された質量部材と、
前記取付部材と前記質量部材とを弾性連結する弾性体と、
前記質量部材の重心を変化させる重心可変用アクチュエータと、
前記防振対象部材の振動周波数または前記防振対象部材に振動を付与する振動発生源の振動周波数に基づいて、前記重心可変用アクチュエータを制御する制御部と、
を備えることを特徴とするダイナミックダンパ装置。 An attachment member attached to a vibration isolation target member whose vibration frequency changes;
A mass member spaced apart from the mounting member;
An elastic body for elastically connecting the mounting member and the mass member;
An actuator for changing the center of gravity of the mass member;
A control unit that controls the actuator for varying the center of gravity based on a vibration frequency of the vibration isolation target member or a vibration frequency of a vibration generation source that applies vibration to the vibration isolation target member;
A dynamic damper device comprising:
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