JP2009234841A - コンクリート用石灰石細骨材及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】打ち込み後のコンクリートのブリーディングを有効に低減できるコンクリート用石灰石細骨材の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る製造方法Aは破砕工程ST1、粉砕・造粒工程ST2に加えて、分級機Bによって石灰石砂100を分離する石灰石砂・濁水分離工程ST3と、分離された微粒分10を選別する微粒分選別工程ST4と、第1微粒分濁水21を石灰石砂100と混合する微粒分混合工程ST5を有しているものである。
【選択図】図3
【解決手段】本発明に係る製造方法Aは破砕工程ST1、粉砕・造粒工程ST2に加えて、分級機Bによって石灰石砂100を分離する石灰石砂・濁水分離工程ST3と、分離された微粒分10を選別する微粒分選別工程ST4と、第1微粒分濁水21を石灰石砂100と混合する微粒分混合工程ST5を有しているものである。
【選択図】図3
Description
本発明は湿式製造によるコンクリート用石灰石細骨材及びその製造方法に関するものである。
従来、コンクリートを製造する際に用いられる骨材のひとつとして、石灰石から製造する骨材、すなわちコンクリート用石灰石骨材が古くから広く用いられており、さらに近年は需要が増加する傾向にあるとされている。
コンクリート用石灰石骨材は、砕石、砕砂でありJIS A 5005の規定を満たす物理的性能を有する他、一般にアルカリ骨材反応が起こらない骨材とされており、高強度のコンクリートの製造にも対応し得るものである。
そして斯かるコンクリート用石灰石骨材のなかでもコンクリート石灰石細骨材は、一般に製造プラントにて湿式製造によって製造されている。
コンクリート石灰石細骨材湿式製造とは、一般に、石灰石を最大粒径5mm以下へと破砕した破砕物に凝集剤と水とを入れて、さらにロッドミルにより粉砕・造粒した後、粒径0.15mm以下の微粒分を含む分離濁水と粒径0.15mmを超える石灰石砂すなわち石灰石細骨材とに分離することによりコンクリート用石灰石細骨材を製造するというものである。
そしてこのような細骨材の製造方法に関しては上述の石灰石細骨材の湿式製造方法に限らずその製造工程において、所要の粒度分布を得るための技術や、効率よく不純物を除去するための技術、さらにはより確実に洗浄された細骨材を得るための技術などが種々提案されている(例えば、特許文献1乃至3参照)。
特開2000−290049号公報
特開2001−48612号公報
特開2002−128551号公報
しかしながら、湿式粉砕、分級を行なう湿式製造で製造されたコンクリート用細骨材を使用したコンクリートは、微粒分が不足して打ち込み後のコンクリートが沈降し、水が表面に浮いてくるブリーディングが発生し易いものとなっている。特に湿式製造された石灰石細骨材を使用すると、斯かる石灰石細骨材はSiO2を主成分とする砕砂に比べて比重が大きいことから、ブリーディングの発生する可能性が高いことが知られている。
そしてブリーディングが発生したコンクリートは沈降ひび割れが発生し、耐久性に劣るコンクリート構造物となってしまう。
本発明は、このような不具合に着目したものであり、打ち込み後のコンクリートのブリーディングを有効に低減できるコンクリート用石灰石細骨材の製造方法を提供する。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。すなわち、本発明に係るコンクリート用石灰石細骨材の製造方法は、湿式製造によるコンクリート用石灰石細骨材の製造方法であって、当該石灰石細骨材の製造工程から発生した粒径0.15mm超5mm以下の石灰石砂と、その石灰石砂を洗浄した濁水に含まれる石灰石微粒分とを、次の(a)および(b)の条件を満たす範囲で、混合する微粒分混合工程を有していることを特徴とするものである。
(a)粒径0.15mm超5mm以下の石灰石砂に含まれる粒径0.04mm以下の石 灰石微粒分と濁水に含まれる粒径0.04mm以下の石灰石微粒分との合計量が製 造される石灰石細骨材の1重量%以上。
(b)粒径0.15mm超5mm以下の石灰石砂に含まれる粒径0.075mm以下の 石灰石微粒分と濁水に含まれる粒径0.075mm以下の石灰石微粒分との合計量 が製造される石灰石細骨材の7重量%以下。
(a)粒径0.15mm超5mm以下の石灰石砂に含まれる粒径0.04mm以下の石 灰石微粒分と濁水に含まれる粒径0.04mm以下の石灰石微粒分との合計量が製 造される石灰石細骨材の1重量%以上。
(b)粒径0.15mm超5mm以下の石灰石砂に含まれる粒径0.075mm以下の 石灰石微粒分と濁水に含まれる粒径0.075mm以下の石灰石微粒分との合計量 が製造される石灰石細骨材の7重量%以下。
また本発明に係るコンクリート用石灰石細骨材の製造方法は、当該石灰石細骨材の製造工程から発生した粒径0.15mm超5mm以下の石灰石砂と製造工程から発生した粒径0.04mm以下の第1微粒分とを混合する微粒分混合工程を有していることを特徴とする。また本発明に係るコンクリート用石灰石細骨材は、上述した製造方法によって製造されたことを特徴とするものである。
すなわち、これまでの骨材に関する知識では、骨材粒度分布のどの範囲がブリーディング量低減に寄与するか解明されていなかったが、発明者らは石灰石細骨材を使用したコンクリートのブリーディングは、一般に湿式製造において洗浄されてしまう粒径0.15mm未満の微粒分のなかで、粒径0.04mm以下の微粒分を石灰石細骨材に含ませればブリーディングを有効に低減できることを見出した。そして本発明にて、石灰石細骨材の製造の段階での簡便な工程でコンクリートのブリーディングを有効に低減し得る石灰石細骨材の製造方法を提案しているものである。
このようなものであれば、これまでの懸案であった石灰石細骨材の使用に起因するブリーディングを有効に低減することによって、ブリーディングに起因する沈降ひび割れを有効に回避した、耐久性の高いコンクリートを製造することが可能となる。
また、本発明は第1微粒分のみを混合する態様に限られることはなく、微粒分混合工程を、製造工程から発生した粒径0.04mm超0.075mm以下の第2微粒分及び/又は粒径0.075mm超0.15mm以下の第3微粒分をさらに混合するものとして、より実施し易いものとしてもよい。
特に粒径0.075mm以下の石灰石微粒分量が製造される石灰石細骨材の7重量%以下となるように、粒径0.15mm超5mm以下の石灰石砂に含まれる粒径0.04mm以下の石灰石微粒分と濁水に含まれる粒径0.04mm以下の石灰石微粒分との合計量が、製造される石灰石細骨材の1重量%以上7重量%以下としたもの、より好ましくは2〜6重量%、さらに好ましくは3〜5重量%とすることが好ましい。斯かる粒径0.04mm以下の石灰石微粒分の含量が少なすぎるとブリーディング抑制効果が得られず、7重量%よりも多すぎると、JIS A 5005の規定からはずれることになり、フレッシュコンクリートの性状として粘性が高くなってしまうものとなる。
そして、湿式製造による製造工程においてより好適に発明を実施し得る態様として、微粒分混合工程を、第1微粒分を含む第1微粒分濁水を石灰石砂に散布することによって混合する微粒分濁水散布工程を有するものを挙げることができる。
また上述した第1微粒分を有効に保管し得るとともに所要時に所要量の第1微粒分を混合し得るようにするためには、微粒分混合工程を、第1微粒分を含む第1微粒分濁水を脱水することにより得た第1脱水ケーキを石灰石砂と混合する第1脱水ケーキ混合工程を有するものとすることが好ましい。
さらに、より均一に第1微粒分を混合させるための具体的な態様として、微粒分混合工程を、第1微粒分を含む第1微粒分濁水から得た第1微粒分スラリーを石灰石砂と混合する第1微粒分スラリー混合工程を有することが好ましい。
石灰石細骨材を使用したコンクリートでは、一般に湿式製造において洗浄されてしまう粒径0.075mm未満の微粒分のなかで、粒径0.04mm以下の微粒分を石灰石細骨材に含ませればブリーディングを有効に低減できることを見出したことにより提案された本発明によれば、湿式製造された石灰石細骨材の使用によるブリーディングを有効に低減することによって、ブリーディングに起因する沈降ひび割れを有効に回避した、耐久性の高いコンクリートを製造することが可能となる。
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、本発明に係るコンクリート用石灰石細骨材の製造方法(以下、製造方法と記す)Aは、図1に示すような現在一般に行なわれている石灰石細骨材の湿式製造に対して好適に適用され得るものである。この湿式製造は、石灰石Cを破砕する図示しない設備と、破砕された破砕物1を粉砕・造粒し得る装置であるロッドミルRMと、粉砕・造粒されたものを粒径0.15mm超の石灰石砂100と、後述する種々の粒径の微粒分10へ分級し得る分級機Bや、石灰石砂100を運搬し得るベルトコンベアBC(図2、図3及び図4)等を具備している通常の細骨材製造プラントで行なわれているものである。
この石灰石細骨材の湿式製造とは、図1に示すように、石灰石Cを粒径5mm以下の破砕物1へと破砕する破砕工程ST1と、破砕物1に対して凝集剤gと水Wとを加えて混合し、ロッドミルRM内で粉砕・造粒する粉砕・造粒工程ST2と、粉砕・造粒されたものを分級機Bによって粒径0.15mmを超える石灰石砂100と粒径0.15mm以下の微粒分10を含む分離濁水2とに分離する石灰石砂・濁水分離工程ST3とを有しているものである。そしてこの分離された石灰石砂100を、JIS A 5005を満たす細骨材として利用するものである。
ここで、本実施形態に係る製造方法は、上述した製造工程から発生した粒径0.15mm超5mm以下の石灰石砂100と、具体的には分離濁水2から発生した粒径0.04mm以下の第1微粒分11とを混合する微粒分混合工程ST5を有していることを特徴とするものである。
以下、本発明の各実施形態について詳述する。
<第一実施形態>
本発明の第一実施形態に係る製造方法Aは図1に示した破砕工程ST1、粉砕・造粒工程ST2に加えて、分級機Bによって石灰石砂100を分離する石灰石砂・濁水分離工程ST3と、分離された微粒分10を選別する微粒分選別工程ST4と、第1微粒分濁水21を石灰石砂100と混合する微粒分混合工程ST5を有している。
本発明の第一実施形態に係る製造方法Aは図1に示した破砕工程ST1、粉砕・造粒工程ST2に加えて、分級機Bによって石灰石砂100を分離する石灰石砂・濁水分離工程ST3と、分離された微粒分10を選別する微粒分選別工程ST4と、第1微粒分濁水21を石灰石砂100と混合する微粒分混合工程ST5を有している。
そして図2に示すように本実施形態では、分級機Bが上述同様の石灰石砂100と、粒径0.15mm以下の微粒分10を含む分離濁水2と石灰石砂100とを分級する機能を有するものとしている。そしてさらに、同図に示す分離濁水2に含まれる微粒分10を粒径0.04mm以下の第1微粒分11を含む第1微粒分濁水21を分級し得るサイクロン分級機SSと、微粒分10を粒径0.075mm以下の微粒分を分級し得る模式的に図示する篩Fとをさらに製造プラント内に備えているものとする。
ここで、本実施形態に係る製造方法Aは、この微粒分混合工程ST5を、製造工程から発生した第1微粒分11を含む第1微粒分濁水21を石灰石砂100に散布することによって混合する微粒分濁水散布工程ST50とすることを特徴としている。以下、図2を参照しながら本実施形態について説明する。
石灰石砂・濁水分離工程ST3は、本実施形態では上述の分級機Bによって石灰石砂100と、微粒分10を含む分離濁水2とに分離する工程としている。
微粒分選別工程ST4は、同図に示すように、本実施形態ではサイクロン分級機SSによって同図に示す分離濁水2に含まれる微粒分10を粒径0.04mm超の微粒分10を含む分離濁水2と、粒径0.04mm以下の第1微粒分11を含む第1微粒分濁水21とに分級するサイクロン分別工程ST41としている。なお本実施形態では、斯かる微粒分選別工程ST4で得られる分離濁水2を更に篩Fに掛けることによって、第2微粒分濁水22及び第3微粒分濁水23を得るものとしている。
微粒分濁水散布工程ST50は、同図に示すように、本実施形態ではサイクロン分別工程ST41によって分別された第1微粒分濁水21をベルトコンベアBC上に運搬されてくる石灰石砂100へ散布する微粒分濁水散布工程ST50としている。
そしてベルトコンベアBC上で当該微粒分濁水散布工程ST50を経ることにより石灰石砂100と第1微粒分11とが混合されることによって製造された本発明に係る石灰石細骨材111は、そのままベルトコンベアBCによって貯蔵ヤードへと運搬される。
そして、この石灰石細骨材111は、微粒分10濁水散布工程ST50すなわち微粒分混合工程ST5によって、粒径0.075mm以下の石灰石微粒分量が製造される石灰石細骨材の7重量%以下となるように、粒径0.15mm超5mm以下の石灰石砂に含まれる粒径0.04mm以下の石灰石微粒分と濁水に含まれる粒径0.04mm以下の石灰石微粒分との合計量が、製造される石灰石細骨材の1重量%以上7重量%以下に調整されたものとなっている。
以上のような構成とすることにより、本実施形態に係る微粒分混合工程ST5を有することにより、これまでの懸案であったブリーディングを有効に低減することによって、ブリーディングに起因する沈降ひび割れを有効に回避した、耐久性の高いコンクリートを製造することができる石灰石細骨材111を提供し得るものとなっている。
また、本実施形態では第1微粒分11のみを混合する態様としたが当該態様に限られることはない。すなわち、微粒分混合工程ST5を、製造工程から発生した粒径0.04mm超0.075mm以下の第2微粒分12及び/又は粒径0.075mm超0.15mm以下の第3微粒分13をさらに混合するものとして、例えば微粒分10の分離の手間を適宜簡略化するなど、より簡便に実施し得るものとしてもよい。
<第二実施形態>
本発明の第二実施形態に係る製造方法Aは図1に示した破砕工程ST1、粉砕・造粒工程ST2に加えて、図3に示すように、分級機Bによって石灰石砂100を分離する石灰石砂・濁水分離工程ST3と、分離された微粒分10を選別する微粒分選別工程ST4と、第1微粒分濁水21を石灰石砂100と混合する微粒分混合工程ST5を有しているものである。
本発明の第二実施形態に係る製造方法Aは図1に示した破砕工程ST1、粉砕・造粒工程ST2に加えて、図3に示すように、分級機Bによって石灰石砂100を分離する石灰石砂・濁水分離工程ST3と、分離された微粒分10を選別する微粒分選別工程ST4と、第1微粒分濁水21を石灰石砂100と混合する微粒分混合工程ST5を有しているものである。
そして図3に示すように本実施形態では、製造プラント内に上記第一実施形態同様の分級機B並びにサイクロン分級機SS並びに篩Fを備えていることに加え、微粒分10を含む分離濁水2を貯留し得る貯水槽P1と、微粒分10を含む分離濁水2を脱水し微粒分10を後述する第1脱水ケーキ31等の脱水ケーキとすることができる脱水機Dと、後述する図示しない混合機等を製造プラント内に備えているものであるが、このような貯水槽P1並びに脱水機D等は既存の製造プラントが具備しているものを使用しているため、詳細な説明を省略するものとする。
ここで、本実施形態に係る製造方法Aは、この微粒分混合工程ST5が、製造工程から発生した第1微粒分11を含む第1微粒分濁水21を脱水することにより得た第1脱水ケーキ31を石灰石砂100と混合する第1脱水ケーキ混合工程ST51cを有していることを特徴としている。以下、図3を参照しながら本実施形態について説明する。
微粒分混合工程ST5は、本実施形態では第1微粒分濁水21を貯水槽に入れて沈降させる第1微粒分沈降工程ST51aと、沈降させた第1微粒分11を脱水して第1脱水ケーキ31を得る第1脱水工程ST51bと、第1脱水ケーキ31と石灰石砂100とを、図示しない混合機によって混合する第1脱水ケーキ混合工程ST51cとを有している脱水ケーキ混合工程ST51としているものである。
そしてベルトコンベアBC上で第1脱水ケーキ混合工程ST51cを経ることにより石灰石砂100と第1微粒分11とが、粒径0.075mm以下の石灰石微粒分量が製造される石灰石細骨材の7重量%以下となるように、粒径0.15mm超5mm以下の石灰石砂に含まれる粒径0.04mm以下の石灰石微粒分と濁水に含まれる粒径0.04mm以下の石灰石微粒分との合計量が、製造される石灰石細骨材の1重量%以上7重量%以下となるように混合されることによって製造された本発明に係る石灰石細骨材111は、そのままベルトコンベアBCによって貯蔵ヤードへと運搬される。
以上のような構成とすることにより、本実施形態に係る製造方法Aは、第1脱水ケーキ混合工程ST51cを有することにより、第1微粒分11を有効に保管し得るとともに所要時に所要量の第1微粒分11を混合し得るものとなっている。
<第三実施形態>
本発明の第二実施形態に係る製造方法Aは図1に示した破砕工程ST1、粉砕・造粒工程ST2に加えて、図4に示すように、分級機Bによって石灰石砂100を分離する石灰石砂・濁水分離工程ST3と、分離された微粒分10を選別する微粒分選別工程ST4と、第1微粒分濁水21を石灰石砂100と混合する微粒分混合工程ST5を有しているものである。
本発明の第二実施形態に係る製造方法Aは図1に示した破砕工程ST1、粉砕・造粒工程ST2に加えて、図4に示すように、分級機Bによって石灰石砂100を分離する石灰石砂・濁水分離工程ST3と、分離された微粒分10を選別する微粒分選別工程ST4と、第1微粒分濁水21を石灰石砂100と混合する微粒分混合工程ST5を有しているものである。
そして図4に示すように本実施形態では、製造プラント内に上記第一実施形態同様の図示しない分級機Bを備えていることに加え、微粒分10を含む分離濁水2を貯留し得る貯水槽P1と、撹拌装置P21を有している貯水槽P2と、微粒分10を含む分離濁水2を脱水ことができる上述同様の脱水機Dと、後述する同図に模式的に図示している混合機K等を製造プラント内に備えているものであるが、このような貯水槽P1、P2並びに脱水機D等は既存の製造プラントが具備しているものを使用しているため、詳細な説明を省略するものとする。
石灰石砂・濁水分離工程ST3は、分級機Bによって石灰石砂100と分離濁水2とを分離する工程であるが、上記各実施形態と同様の態様であるために同図での図示を省略するものとする。
微粒分選別工程ST4は、上記実施形態と同じくサイクロン分級機SSによって第1微粒分濁水21を得るサイクロン分別工程ST41を経た後、分離濁水2を篩に掛けることによって第2微粒分濁水22及び第3微粒分濁水23とを得るという上記実施形態と同様の工程を含んでいるものであるが、図4での図示を省略するものとしている。
微粒分選別工程ST4は、図4に示すように、本実施形態では第1微粒分濁水21を採取するとともに、脱水機Dによって粒径0.04mm超0.075mm以下の第2微粒分12を含む第2脱水ケーキ32と粒径0.075mm超0.15mm以下の第3微粒分13を含む第3脱水ケーキ33とに選別する脱水ケーキ選別工程ST42をさらに有するものとしている。
ここで、本実施形態に係る製造方法Aは、この微粒分混合工程ST5が、製造工程から発生した第1微粒分11を含む第1微粒分濁水21から得た第1微粒分スラリー41を石灰石砂100と混合する第1微粒分スラリー混合工程ST52dを有することを特徴としている。
微粒分混合工程ST5は、本実施形態では同図に示すように、第1微粒分濁水21を貯水槽P1に入れて第1微粒分11を沈降させる第1微粒分沈降工程ST52aと、貯水槽P1に沈降した第1微粒分11と上澄水とを自動計量して別の貯水槽P2へ投入する第1微粒分計量工程ST52bと、計量した第1微粒分11と上澄水とを第1微粒分11濃度が一定となるように貯水槽P2内の撹拌装置P21で撹拌して槽内水の微粒分10濃度を一定にした第1微粒分スラリー41を得る第1微粒分スラリー41調整工程ST52cと、石灰石砂100と第1微粒分スラリー41とを模式的に図示する混合機Kによって混合する第1微粒分スラリー混合工程ST52dとを有する微粒分スラリー混合工程ST52としている。
そして混合機K内で第1微粒分スラリー混合工程ST52dを経ることにより石灰石砂100と第1微粒分11とが、粒径0.075mm以下の石灰石微粒分量が製造される石灰石細骨材の7重量%以下となるように、粒径0.15mm超5mm以下の石灰石砂に含まれる粒径0.04mm以下の石灰石微粒分と濁水に含まれる粒径0.04mm以下の石灰石微粒分との合計量が、製造される石灰石細骨材の1重量%以上7重量%以下の何れかの重量%となるように均一に混合されることによって製造された本発明に係る石灰石細骨材111は、ベルトコンベアBCによって貯蔵ヤードへと運搬される。
以上のような構成とすることにより、本実施形態に係る製造方法Aは、第1微粒分11濁水から得た第1微粒分スラリー41を石灰石砂100と混合する第1微粒分スラリー混合工程ST52dを有することにより、より均一に第1微粒分11を石灰石砂100に混合することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
例えば、上記実施形態ではスラリーを、微粒分を分離した分離濁水から製造したが、脱水ケーキに再び水を混ぜることによってスラリーを製造するものとしてもよい。また所望の微粒分濃度を得るために、分離濁水に脱水ケーキを混ぜることも可能である。さらに、石灰石砂に適宜上述した濁水、脱水ケーキ或いはスラリーの状態となっている第2微粒子及び第3微粒子を適宜含ませるものであってもよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
以下、本発明の実施例について記すが、本発明は当該実施例に限定されるものではない。
以下に本発明に係る実施例を示すが、本発明は斯かる実施例に何ら限定されるものではない。
本実施例では、以下に示す5種類の石灰石細骨材を含むモルタルを丸囲み数字で示す試験区1乃至5として作成し、これら各試験区における砕砂の粒度とブリーディングとを測定した。<各試験区並びに試験方法>
建築用コンクリートの配合例を表1に、このコンクリートの配合からモルタル分の配合を算出したものを表2に示す。
建築用コンクリートの配合例を表1に、このコンクリートの配合からモルタル分の配合を算出したものを表2に示す。
そして本実施例では、この表2に示したモルタルの配合に基づいて丸囲み文字で表わす各試験区を、JSCE―F 522−2007の試験方法に基づきブリーディング率の測定試験を実施した。そして斯かる測定試験に用いる各試験区をとともに、各試験区における細骨材すなわち砕砂の種類を表3に示す。また、試験区3乃至5に用いる微粒分の粒度分布を図5に示す。なお今回の各試験区の設定は、JIS A 5005には、総細骨材量に対して粒径0.075mmの微粒分は7重量%を超えてはならないとされている点を踏まえ設定されたものである。
試験区1は、一般に製造・販売されている細骨材であり、石灰石細骨材の製造工程から発生した粒径0.15mm超5mm以下の石灰石砂(試験区2)に、図5に示す粒度分布を示す微粒分(粗)を石灰石細骨材の製造工程で添加され、総細骨材量に対する粒径0.075mm以下の微粒分質量%が3.5重量%である、今回対照区として用いる試験区である。
試験区2は、試験区1の細骨材製造工程において、微粒分を添加されていない細骨材であり、総細骨材量に対する粒径0.075mmの微粒分質量が2.2重量%である、同じく対照区としてもちいる試験区である。
試験区3は、図5に示す粒度分布を示す石灰石細骨材の製造工程で添加されている微粒分(粗)のみをを添加することにより総細骨材量に対する粒径0.075mm以下の微粒分質量を5.0重量%に設定した、今回比較例1として用いる試験区である。すなわち同試験区は、図5に示すグラフにより、粒径0.075mm以下の微粒分を相対量で約30、すなわち総細骨材量に対する微粒分の質量を約1.5重量%含むとともに、粒径0.04mm以下の微粒分を相対量で約10、すなわち総細骨材量に対する微粒分の質量を約0.5重量%含んだ試験区となっている。
試験区4は、図5に示す粒度分布を示す微粒分(粗)と、石灰石細骨材の製造工程で発生した微粒分(粗)よりも微細な微粒分(細)を相対量50:50で添加することにより、骨材量に対する微粒分の質量を5.0重量%とした、今回実施例1として用いる試験区である。すなわち同試験区は、図5に示すグラフにより、粒径0.075mm以下の微粒分を相対量で約50、すなわち総細骨材量に対する微粒分の質量を約2.5重量%含むとともに、粒径0.04mm以下の微粒分を相対量で約30、すなわち総細骨材量に対する微粒分の質量を約1.5重量%含んだ試験区となっている。
試験区5は、図5に示す粒度分布を示す微粒分(細)のみを添加することにより総細骨材量に対する微粒分の質量を5.0重量%とした、今回実施例2として用いる試験区である。すなわち同試験区は、図5に示すグラフにより、粒径0.075mm以下の微粒分を相対量で約90、すなわち総細骨材量に対する微粒分の質量を約4.5重量%含むとともに、粒径0.04mm以下の微粒分を相対量で約80、すなわち総細骨材量に対する微粒分の質量を約4.0重量%含んだ試験区となっている。
試験区2は、試験区1の細骨材製造工程において、微粒分を添加されていない細骨材であり、総細骨材量に対する粒径0.075mmの微粒分質量が2.2重量%である、同じく対照区としてもちいる試験区である。
試験区3は、図5に示す粒度分布を示す石灰石細骨材の製造工程で添加されている微粒分(粗)のみをを添加することにより総細骨材量に対する粒径0.075mm以下の微粒分質量を5.0重量%に設定した、今回比較例1として用いる試験区である。すなわち同試験区は、図5に示すグラフにより、粒径0.075mm以下の微粒分を相対量で約30、すなわち総細骨材量に対する微粒分の質量を約1.5重量%含むとともに、粒径0.04mm以下の微粒分を相対量で約10、すなわち総細骨材量に対する微粒分の質量を約0.5重量%含んだ試験区となっている。
試験区4は、図5に示す粒度分布を示す微粒分(粗)と、石灰石細骨材の製造工程で発生した微粒分(粗)よりも微細な微粒分(細)を相対量50:50で添加することにより、骨材量に対する微粒分の質量を5.0重量%とした、今回実施例1として用いる試験区である。すなわち同試験区は、図5に示すグラフにより、粒径0.075mm以下の微粒分を相対量で約50、すなわち総細骨材量に対する微粒分の質量を約2.5重量%含むとともに、粒径0.04mm以下の微粒分を相対量で約30、すなわち総細骨材量に対する微粒分の質量を約1.5重量%含んだ試験区となっている。
試験区5は、図5に示す粒度分布を示す微粒分(細)のみを添加することにより総細骨材量に対する微粒分の質量を5.0重量%とした、今回実施例2として用いる試験区である。すなわち同試験区は、図5に示すグラフにより、粒径0.075mm以下の微粒分を相対量で約90、すなわち総細骨材量に対する微粒分の質量を約4.5重量%含むとともに、粒径0.04mm以下の微粒分を相対量で約80、すなわち総細骨材量に対する微粒分の質量を約4.0重量%含んだ試験区となっている。
<試験結果>
ブリーディング率の測定結果を図6に示す。
微粒分(細)を添加した試験区4及び試験区5については、他の試験区と比較して明らかにブリーディング率が低くなるという結果を得た。
他方、比較例として挙げた試験区3は、今回対照区として挙げた試験区1及び試験区2と比較しても差が現れないという結果を得た。すなわち、今回の試験では、微粒分(粗)を増加させてもブリーディング低減に効果が認められないことが明らかとなった。
そして、微粒分(細)を添加すれば、微粒分の割合を50%置換させただけでも効果が認められた。すなわち上述した試験区4及び試験区5の粒度分布から、粒径0.075mm以下の微粒分を総細骨材量のうち1.5重量%よりも多く含んでいる場合、或いは粒径0.04mm以下の微粒分を総細骨材量のうち0.5重量%よりも多く含んでいる場合にはブリーディング率を有効に下げ得ることが明らかとなった。具体的には、粒径0.075mm以下の微粒分を総細骨材量に対して約2.5重量%よりも多く、又は粒径0.04mm以下の微粒分を総細骨材量のうち1.5重量%よりも多く含んでいれば確実にブリーディング率を下げることが出来る点が明らかとなった。
ブリーディング率の測定結果を図6に示す。
微粒分(細)を添加した試験区4及び試験区5については、他の試験区と比較して明らかにブリーディング率が低くなるという結果を得た。
他方、比較例として挙げた試験区3は、今回対照区として挙げた試験区1及び試験区2と比較しても差が現れないという結果を得た。すなわち、今回の試験では、微粒分(粗)を増加させてもブリーディング低減に効果が認められないことが明らかとなった。
そして、微粒分(細)を添加すれば、微粒分の割合を50%置換させただけでも効果が認められた。すなわち上述した試験区4及び試験区5の粒度分布から、粒径0.075mm以下の微粒分を総細骨材量のうち1.5重量%よりも多く含んでいる場合、或いは粒径0.04mm以下の微粒分を総細骨材量のうち0.5重量%よりも多く含んでいる場合にはブリーディング率を有効に下げ得ることが明らかとなった。具体的には、粒径0.075mm以下の微粒分を総細骨材量に対して約2.5重量%よりも多く、又は粒径0.04mm以下の微粒分を総細骨材量のうち1.5重量%よりも多く含んでいれば確実にブリーディング率を下げることが出来る点が明らかとなった。
100…石灰石砂
11…第1微粒分
111…コンクリート用石灰石細骨材
12…第2微粒分
13…第3微粒分
21…第1微粒分濁水
ST5…微粒分混合工程
ST50…微粒分濁水散布工程
ST51c…第1脱水ケーキ混合工程
ST52d…第1微粒分スラリー混合工程
A…コンクリート用石灰石細骨材の製造方法(製造方法)
C…石灰石
11…第1微粒分
111…コンクリート用石灰石細骨材
12…第2微粒分
13…第3微粒分
21…第1微粒分濁水
ST5…微粒分混合工程
ST50…微粒分濁水散布工程
ST51c…第1脱水ケーキ混合工程
ST52d…第1微粒分スラリー混合工程
A…コンクリート用石灰石細骨材の製造方法(製造方法)
C…石灰石
Claims (8)
- 湿式製造によるコンクリート用石灰石細骨材の製造方法であって、
当該石灰石細骨材の製造工程から発生した粒径0.15mm超5mm以下の石灰石砂と、その石灰石砂を洗浄した濁水に含まれる石灰石微粒分とを、次の(a)および(b)の条件を満たす範囲で、混合する微粒分混合工程を有していることを特徴とするコンクリート用石灰石細骨材の製造方法。
(a)粒径0.15mm超5mm以下の石灰石砂に含まれる粒径0.04mm以下の石 灰石微粒分と濁水に含まれる粒径0.04mm以下の石灰石微粒分との合計量が製 造される石灰石細骨材の1重量%以上。
(b)粒径0.15mm超5mm以下の石灰石砂に含まれる粒径0.075mm以下の 石灰石微粒分と濁水に含まれる粒径0.075mm以下の石灰石微粒分との合計量 が製造される石灰石細骨材の7重量%以下。 - 湿式製造によるコンクリート用石灰石細骨材の製造方法であって、
当該石灰石細骨材の製造工程から発生した粒径0.15mm超5mm以下の石灰石砂と製造工程から発生した粒径0.04mm以下の第1微粒分とを混合する微粒分混合工程を有していることを特徴とする請求項1記載のコンクリート用石灰石細骨材の製造方法。 - 前記微粒分混合工程を、前記製造工程から発生した粒径0.04mm超0.075mm以下の第2微粒分及び/又は粒径0.075mm超0.15mm以下の第3微粒分をさらに混合するものとしている請求項1又は2記載のコンクリート用石灰石細骨材の製造方法。
- 粒径0.15mm超5mm以下の石灰石砂に含まれる粒径0.04mm以下の石灰石微粒分と濁水に含まれる粒径0.04mm以下の石灰石微粒分との合計量が、製造される石灰石細骨材の3重量%以上5重量%以下としたものとしている請求項1、2又は3記載のコンクリート用石灰石細骨材の製造方法。
- 前記微粒分混合工程を、前記製造工程から発生した前記第1微粒分を含む第1微粒分濁水を前記石灰石砂に散布することによって混合する微粒分濁水散布工程を有するものとしている請求項1、2、3又は4記載のコンクリート用石灰石細骨材の製造方法。
- 前記微粒分混合工程を、前記製造工程から発生した前記第1微粒分を含む第1微粒分濁水を脱水することにより得た第1脱水ケーキを前記石灰石砂と混合する第1脱水ケーキ混合工程を有するものとしている請求項1、2、3、4又は5記載のコンクリート用石灰石細骨材の製造方法。
- 前記微粒分混合工程を、前記製造工程から発生した前記第1微粒分を含む第1微粒分濁水から得た第1微粒分スラリーを前記石灰石砂と混合する第1微粒分スラリー混合工程を有するものとしている請求項1、2、3、4、5又は6記載のコンクリート用石灰石細骨材の製造方法。
- 請求項1乃至7のうち何れかに記載のコンクリート用石灰石細骨材の製造方法によって製造されたことを特徴とするコンクリート用石灰石細骨材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008082001A JP2009234841A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | コンクリート用石灰石細骨材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008082001A JP2009234841A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | コンクリート用石灰石細骨材及びその製造方法 |
Publications (1)
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JP2009234841A true JP2009234841A (ja) | 2009-10-15 |
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ID=41249279
Family Applications (1)
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JP2008082001A Pending JP2009234841A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | コンクリート用石灰石細骨材及びその製造方法 |
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JP (1) | JP2009234841A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015163589A (ja) * | 2015-06-16 | 2015-09-10 | 株式会社大林組 | 高強度モルタル組成物 |
-
2008
- 2008-03-26 JP JP2008082001A patent/JP2009234841A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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