JP2009233289A - Vacuum cleaner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電動送風部をケース体に収容した電気掃除機に関する。 The present invention relates to a vacuum cleaner having an electric blower housed in a case body.
従来、この種の電気掃除機は、内部に電動送風機を収容する送風室と、この送風室の上流側に連通する集塵室とを内部に備え、合成樹脂などにより形成されたケース体を有している。このケース体には、送風室の下流側に連通する排気口が形成されており、電動送風機からの排気風が、送風室から排気口へと排気可能となっている。この電動送風機からの排気風は、この電動送風機の排気孔から送風室内へと排気されて排気口へと移動する際に、この送風室内に突出した補強用あるいは各種機能用のリブなどに当たって乱流などが発生し、この乱流などに伴って風切り音が発生する。このため、吸音部材をケース体の送風室内などに貼り付けることで、この風切り音を低減する構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、上述の電気掃除機では、吸音部材をリブ間に配置しているに過ぎず、リブの先端などは吸音部材から突出しているため、このリブの先端に電動送風機からの排気風が当たると風切り音が発生するという問題点を有している。 However, in the above vacuum cleaner, the sound absorbing member is merely disposed between the ribs, and the tip of the rib protrudes from the sound absorbing member, so that the exhaust air from the electric blower hits the tip of the rib. There is a problem that wind noise is generated.
また、電動送風機からの排気風は、排気口だけでなく、ケース体に必然的に形成された様々な隙間などからもケース体の外部へと漏れ、このような隙間から漏れる際に、同様に風切り音が発生するという問題もある。 In addition, the exhaust air from the electric blower leaks not only from the exhaust port but also from various gaps inevitably formed in the case body to the outside of the case body. There is also a problem that wind noise is generated.
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、電動送風部からの排気風に起因する風切り音を抑制した電気掃除機を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of such a point, and it aims at providing the vacuum cleaner which suppressed the wind noise caused by the exhaust wind from an electric ventilation part.
本発明は、ケース体に収容され、吸込側が吸気口に連通する電動送風部と、軟質の部材により筒状に形成され、電動送風部の排気側とケース体の排気口とを接続する導風手段とを具備したものである。 The present invention provides a wind guide that is housed in a case body and that is formed in a cylindrical shape by a soft member that has a suction side communicating with an intake port, and that connects the exhaust side of the electric blower unit and the exhaust port of the case body Means.
また、本発明は、電動送風部を収容する収容室、排気室およびこれら収容室と排気室とを連通しこの排気室よりも風路断面が小さい連通路とを備えたケース体と、軟質の部材により筒状に形成され、電動送風部の排気側と排気室とを接続する導風手段とを具備したものである。 In addition, the present invention provides a case body including a storage chamber that houses the electric blower, an exhaust chamber, and a communication passage that communicates with the storage chamber and the exhaust chamber and has a smaller air passage cross section than the exhaust chamber. It is formed in a cylindrical shape by a member, and has an air guide means for connecting the exhaust side of the electric blower and the exhaust chamber.
本発明によれば、電動送風部の排気側とケース体の排気口とを、軟質の部材により筒状に形成した導風手段により接続することで、電動送風部からの排気風が、ケース体内の各部に当たって乱流などが発生することを防止でき、電動送風部からの排気風に起因する風切り音を抑制できる。 According to the present invention, the exhaust side of the electric blower is connected to the exhaust port of the case body by the air guide means formed in a cylindrical shape by a soft member, so that the exhaust wind from the electric blower is It is possible to prevent the occurrence of turbulent flow and the like by hitting each of the parts, and it is possible to suppress wind noise caused by exhaust air from the electric blower.
また、本発明によれば、電動送風部の排気側と、連通路によって収容室と連通した排気室とを、軟質の部材により筒状に形成した導風手段により接続することで、電動送風部からの排気風が、排気室よりも断面積が小さい連通路を通過する際に乱流などが発生することを防止でき、電動送風部からの排気風に起因する風切り音を抑制できる。 Further, according to the present invention, the electric blower is connected by connecting the exhaust side of the electric blower to the exhaust chamber communicated with the storage chamber through the communication passage by the air guide means formed in a cylindrical shape by the soft member. When the exhaust air from the air passes through the communication passage having a smaller cross-sectional area than the exhaust chamber, turbulence can be prevented, and wind noise caused by the exhaust air from the electric blower can be suppressed.
以下、本発明の第1の実施の形態の電気掃除機の構成を図1および図2を参照して説明する。 Hereinafter, the structure of the vacuum cleaner of the 1st Embodiment of this invention is demonstrated with reference to FIG. 1 and FIG.
図1および図2において、11はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機であり、この電気掃除機11は、管部12と、この管部12が着脱可能に接続される掃除機本体13とを有している。
1 and 2, reference numeral 11 denotes a so-called canister-type vacuum cleaner. The vacuum cleaner 11 has a
管部12は、掃除機本体13に接続される接続管部15と、この接続管部15の先端側に連通する可撓性を有するホース体16と、このホース体16の先端側に設けられた手元操作部17と、この手元操作部17の先端側に着脱可能に接続される延長管18と、この延長管18の先端側に着脱可能に接続される吸込口体としての床ブラシ19とを備えている。
The
手元操作部17には、把持部21がホース体16側へと突出し、この把持部21には、操作用の設定ボタン22が複数設けられている。
On the
また、掃除機本体13は、ケース体25を備え、このケース体25の内部には、隔壁26が設けられ、この隔壁26の後側(下流側)に、電動送風部としての電動送風機27を収容する送風室28と、電源コード31を巻回したコードリール32を収容するコードリール室33とが区画されているとともに、隔壁26の前側(上流側)に、この隔壁26に設けられた連通口34を介して電動送風機27の吸込側に連通する本体集塵室35が区画されている。
The
ケース体25は、例えば剛性を有する合成樹脂などにより形成され、上側が開口した下ケース41と、この下ケース41の上側後部である送風室28およびコードリール室33を覆う上ケース42と、この上ケース42あるいは下ケース41に対して上下方向に回動可能に軸支され本体集塵室35の上方を開閉可能とする蓋体43とを備えている。また、このケース体25には、図示しないが、把持用のハンドルが設けられている。
The
下ケース41は、後側寄りの両側部に、それぞれ送風室28およびコードリール室33に連通する走行輪軸支孔46,47が穿設されており、これら走行輪軸支孔46,47に掃除機本体13の走行用の大径の走行輪51,51が回転自在に軸支されている。また、この下ケース41の前部には、管部12の接続管部15が着脱可能に接続される吸気口としての本体吸込口52が開口形成され、本体集塵室35と連通している。また、この下ケース41の後部には、送風室28の下流側に連通する複数の排気口55が開口形成されているとともに、コードリール室33の後部に連通し電源コード31をケース体25の外部に導出するためのコード導出口56が開口形成されている。
In the
走行輪軸支孔46,47のそれぞれは、走行輪51,51の回転軸51a,51aの径寸法よりも大きい内径寸法を有している。このため、これら走行輪軸支孔46,47と回転軸51a,51aとの間には、それぞれ隙間G1,G2が形成されている。
Each of the traveling wheel shaft support
また、上ケース42の上部には、コードリール32を回転させて電源コード31をコード導出口56から巻き取り可能にする作動部であるコード巻取ボタン58が設けられている。
A
隔壁26は、ケース体25の左右幅方向に沿う第1隔壁61と、この第1隔壁61の一側寄りの後部からケース体25の前後方向に沿って略直線状に形成された第2隔壁62とを有し、平面視で略T字状に形成されている。
The
第1隔壁61は、送風室28およびコードリール室33と本体集塵室35とを区画するもので、この第1隔壁61には、上記連通口34が開口形成されている。また、第2隔壁62は、送風室28とコードリール室33とを区画するもので、この第2隔壁62には、コードリール32を回動可能に軸支する軸支孔63が開口形成されている。
The
電動送風機27は、電源コード31を介して電源から給電されることにより、設定ボタン22で設定された所定の動作モードで動作して管部12を介して空気とともに塵埃を吸い込むもので、前側を吸込側、後側を排気側として送風室28内に配置されている。また、この電動送風機27の吸込側(前側)は、防振用の防振部材である前部モータクッション64を介して隔壁26の第1隔壁61の後面に取り付けられ、吸込側が連通口34と気密に接続されている。したがって、電動送風機27の吸込側は、連通口34および本体集塵室35を介して本体吸込口52に連通している。また、この電動送風機27の後部には、防振用の防振部材である後部モータクッション65が取り付けられ、この後部モータクッション65に対応する位置でケース体25から突出した支持部である支持用リブ66,66により支持されている。さらに、この電動送風機27には、電動送風部排気口としての送風機排気口67が後側の位置にて周方向に複数開口形成されている。そして、これら送風機排気口67には、掃除機本体13の排気口55に亘って導風手段としての吸音部材68が取り付けられている。
The
支持用リブ66,66は、吸音部材68の外部(下部)で後部モータクッション65の両側を支持することで電動送風機27の後部を支持している。
The support ribs 66 and 66 support the rear part of the
吸音部材68は、軟質の部材、例えばケース体25を構成する部材よりも軟質で、かつ、例えば起毛68aを内部に備えた起毛布などによって筒状に縫製されて形成され、一端側が全ての送風機排気口67を覆うように電動送風機27に取り付けられ、他端側が全ての排気口55を覆うようにケース体25(下ケース41)に、排気口55の周囲に突出された保持部としての取付リブ69に取り付けられて、送風機排気口67と排気口55とを接続し、電動送風機27からの排気を排気口55へと導くように構成されている。さらに、この吸音部材68は、接着剤を介することなく例えばタイバンド(図示せず)などにより電動送風機27および排気口55に取り付けられている。このため、吸音部材68は、電動送風機27および排気口55に対して容易に取り外し可能となっている。
The
送風室28の内部には、ケース体25(下ケース41)の補強用のリブ71が突出している。また、この送風室28には、電動送風機27の駆動制御用の制御部72(図2)が配置されている。
A
この制御部72は、電源コード31を介して電源から給電され、例えば位相導通角を制御することにより、設定ボタン22によって設定された動作モードで電動送風機27を動作させるものである。
The
コードリール32は、コイルボビン状のコードリール本体75の周囲に電源コード31が巻回されて構成されている。コードリール本体75の中心部には、コードリール32を回動可能に軸支するための軸受75aが突出して設けられ、この軸受75aが、第2隔壁62の軸支孔63に挿入されて送風室28内に突出している。ここで、この軸受75aは、軸支孔63に軸支される部分が、この軸支孔63よりも径小に形成されている。換言すれば、軸支孔63は、軸受75aの径寸法よりも大きい内径寸法を有している。このため、軸支孔63と軸受75aとの間には、隙間G3が形成されている。したがって、コードリール室33は、この隙間G3を介して送風機室28と連通している。
The
また、コードリール室33の後部には、上記コード導出口56が開口されている。
Further, the
そして、本体集塵室35は、例えば紙パックなどの使い捨て用の集塵袋を着脱させる構成、サイクロン分離装置(遠心分離装置)や慣性分離装置などの集塵装置を着脱させる構成、あるいは、内部に連通口34を覆ってフィルタを取り付け、本体集塵室35自体を本体吸込口52に連通させた集塵部として用いる構成など、塵埃を捕集するための様々な構成とすることが可能である。
And, the main body
次に、上記第1の実施の形態の動作を説明する。 Next, the operation of the first embodiment will be described.
掃除の際には、まず、作業者は、本体吸込口52に、接続管部15を介してホース体16を連通接続し、このホース体16の先端側に、延長管18および床ブラシ19を順次連通接続する。
When cleaning, first, the operator communicates and connects the
さらに、作業者は、掃除機本体13から電源コード31を引き出して図示しないコンセントに接続し、把持部21を把持して所定の設定ボタン22を操作すると、この設定ボタン22により設定された動作モードに応じて制御部72によって電動送風機27が駆動される。
Further, when the operator pulls out the
次いで、作業者は、把持部21を把持して床面上で床ブラシ19を前後に走行させることで、電動送風機27による負圧によって、床ブラシ19の先端側から塵埃を空気とともに吸い込む。
Next, the operator grips the
床ブラシ19から塵埃とともに吸い込まれた空気は吸込風となり、延長管18およびホース体16(接続管部15)を介して、塵埃を本体吸込口52から本体集塵室35へと運び、この塵埃が、本体集塵室35に設けられた集塵袋、集塵装置、あるいはフィルタなどにより捕集される。
The air sucked together with the dust from the
この後、吸込風は、隔壁26の連通口34を介して電動送風機27へと吸い込まれ、この電動送風機27を通過して排気風となり、電動送風機27の送風機排気口67から吸音部材68内へと吹き出される。
Thereafter, the suction air is sucked into the
この排気風は、吸音部材68によって排気口55へと導かれ、この排気口55からケース体25の外部へと排気される。
The exhaust air is guided to the
掃除が終了すると、作業者は、設定ボタン22を操作して電動送風機27を停止させる。
When cleaning is completed, the operator operates the
上述したように、上記第1の実施の形態では、電動送風機27の排気側とケース体25の排気口55とを、軟質の部材により筒状に形成した吸音部材68により接続する構成とした。
As described above, in the first embodiment, the exhaust side of the
電気掃除機11のケース体25には、走行輪51との間の隙間G1,G2、コードリール32との隙間G3、コード巻取ボタン58あるいはハンドルなどの作動部との隙間などの比較的狭い隙間、あるいはリブ66,71などが構造上必然的に形成されるため、電動送風機27から排気風が送風室28に吹き出されると、この排気風の一部が隙間G1〜G3を通過したり、リブ66,71の先端部と接触したりすることで、電動送風機27内で生じた回転音などが乗った状態で多量の風切り音が発生しやすい。したがって、本実施の形態のように、吸音部材68によって電動送風機27の排気側と排気口55とを接続することで、電動送風機27からの排気を、各隙間G1〜G3に入り込んだりリブ66,71の先端部などに当たったりしないように排気口55へと滑らかに導き、電動送風機27からの排気風が、ケース体25内のリブ66,71などの各部に当たって乱流などが発生することを防止でき、電動送風機27からの排気風に起因する風切り音を抑制できる。
The
また、筒状に縫製した吸音部材68を電動送風機27と排気口55とに亘って取り付けるだけで構成できるため、例えばシート状の吸音手段をケース体25の内面に貼り付ける従来の場合と比較して、組み立て工数の増加や貼り方のむらなどが生じることがなく、製造性を向上できるとともに、品質を安定させることができる。
Further, since the
さらに、吸音部材68の内部に起毛68aを備えることにより、この起毛68aによって排気風を吸音部材68内で効果的に吸音でき、排気口55から排気される排気風を、より静音化できる。
Further, by providing the raised
そして、吸音部材68は、接着剤を用いることなく電動送風機27および排気口55に取り付けることで、リサイクルなども容易となり、環境負荷を低減することも可能になる。
The
次に、第2の実施の形態を図3を参照して説明する。なお、上記第1の実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。 Next, a second embodiment will be described with reference to FIG. In addition, about the structure and effect | action similar to the said 1st Embodiment, the same code | symbol is attached | subjected and the description is abbreviate | omitted.
この第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態の電動送風機27に代えて、電動送風部81が送風室28に収容され、この電動送風部81の排気側とケース体25の排気口55とが、吸音部材68により接続されているものである。
In the second embodiment, instead of the
電動送風部81は、電動送風部本体である電動送風機84と、この電動送風機84の少なくとも一部、本実施の形態では全体を覆う整流手段としてのカバー85とを備え、防振用の防振部材である前部モータクッション86を介して隔壁26の第1隔壁61の後面に取り付けられ、吸込側が連通口34と気密に接続されている。したがって、電動送風部81の吸込側は、連通口34および本体集塵室35を介して本体吸込口52に連通している。
The
電動送風機84は、電動送風機27と同様に、電源コード31を介して電源から給電されることにより、設定ボタン22で設定された所定の動作モードで動作して管部12を介して空気とともに塵埃を吸い込むものである。また、この電動送風機84の後部には、防振用の防振部材である後部モータクッション87が取り付けられ、この後部モータクッション87が、カバー85内に突出した支持部である支持リブ88によりカバー85に対して支持されている。さらに、この電動送風機84には、電動送風部本体排気口としての送風機排気口89が後側の位置にて周方向に複数開口形成されている。
Similarly to the
カバー85は、電動送風機84からの排気風を整流するもので、例えば合成樹脂などの部材により略円筒状に形成され、図示しないが、電動送風部吸気口としてのカバー吸気口が前部に開口形成されているとともに、電動送風部排気口としてのカバー排気口90が後部に開口形成されている。
The
カバー吸気口は、図示しないシール部材であるパッキンなどを介して電動送風機84の吸込側と気密に接続されているとともに、前部モータクッション86を介して連通口34と気密に接続されている。
The cover air inlet is airtightly connected to the suction side of the
カバー排気口90は、電動送風機84の各送風機排気口89から排気されカバー85内で整流された排気を纏めて排気するもので、カバー85の中心軸の位置に穿設されている。
The
また、吸音部材68は、一端側がカバー排気口90を覆うように電動送風部81に取り付けられ、他端側が全ての排気口55を覆うようにケース体25(下ケース41)に取り付けられて、カバー排気口90と排気口55とを接続し、電動送風機84(電動送風部81)からの排気を排気口55へと導くように構成され、リブ71間を縫って配置されている。さらに、この吸音部材68は、図示しないが、タイバンドなどにより電動送風部81のカバー85および排気口55に取り付けられている。このため、吸音部材68は、電動送風部81および排気口55に対して容易に取り外し可能となっている。
The
そして、掃除の際には、電動送風部81の電動送風機84の駆動により吸込風が形成されて、床ブラシ19などの管部12を介して塵埃が吸い込まれ、本体集塵室35に捕集されるとともに、電動送風機84を通過した排気風が送風機排気口89から排気された後、カバー排気口90から纏めて吸音部材68内に排気され、この吸音部材68により、排気風が各隙間G1〜G3に入り込んだりリブ71の先端部などに当たったりしないように排気口55へと滑らかに導かれて排気されるなど、上記第1の実施の形態と同様の構成を有することにより、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
During cleaning, suction air is formed by driving the
また、電動送風機84をカバー85により覆って電動送風部81を構成することにより、電動送風部81からの排気をカバー85で整流してカバー排気口90に纏めることができるので、吸音部材68を、より取り付けやすくなり、風切り音を抑制した電気掃除機11を構成しやすくなる。
Further, by covering the
次に、第3の実施の形態を図4を参照して説明する。なお、上記各実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。 Next, a third embodiment will be described with reference to FIG. In addition, about the structure and effect | action similar to said each embodiment, the same code | symbol is attached | subjected and the description is abbreviate | omitted.
この第3の実施の形態は、上記第1の実施の形態において、送風室28が、電動送風機27を収容する前側の収容室91と、排気口55に連通する排気室92と、これら収容室91と排気室92とを連通する連通路93とを備え、電動送風機27の排気側と排気室92とが導風手段としての吸音部材94により接続されているものである。
In the third embodiment, in the first embodiment, the
収容室91は、連通口34を介して本体集塵室35と連通する空間部である。
The
排気室92は、排気口55の前部に区画され電動送風機27からの排気風を一様に排気するための減圧空間部であり、内面がリブなどを有さない、比較的平坦な面状に形成されている。
The
連通路93は、ケース体25から幅方向に向けて互いに対向して突出した突出部95,95間に形成される幅狭の風路部であり、風路断面積が収容室91および排気室92よりも小さく構成されている。
The
吸音部材94は、軟質の部材、例えばケース体25を構成する部材よりも軟質で、かつ、例えば起毛94aを内部に備えた起毛布などによって筒状に縫製されて形成され、一端側が全ての送風機排気口67を覆うように電動送風機27に取り付けられ、他端側が連通路93の排気側の縁部である突出部95,95の後側の縁部に取り付けられて、送風機排気口67と排気室92とを接続し、電動送風機27からの排気を排気室92へと導くように構成されている。さらに、この吸音部材94は、接着剤を介することなく例えばタイバンド(図示せず)などにより電動送風機27および突出部95,95に取り付けられている。このため、吸音部材94は、電動送風機27および突出部95,95に対して容易に取り外し可能となっている。
The
そして、掃除の際には、電動送風機27の駆動により吸込風が形成されて、床ブラシ19などの管部12を介して塵埃が吸い込まれ、本体集塵室35に捕集されるとともに、電動送風機27を通過した排気風が送風機排気口67から吸音部材68内に排気され、この吸音部材68により、排気風が各隙間G1〜G3に入り込んだりリブ66,71および突出部95の先端部などに当たったりしないように排気室92へと滑らかに導かれて排気口55から排気されることで、電動送風機27からの排気風が、排気室92よりも風路断面積が小さい連通路93を通過する際に乱流などが発生することを防止でき、電動送風機27からの排気風に起因する風切り音を抑制できる。
During cleaning, a suction wind is formed by driving the
また、筒状に縫製した吸音部材94を電動送風機27と排気室92とに亘って取り付けるだけで構成できるため、例えばシート状の吸音手段をケース体25の内面に貼り付ける従来の場合と比較して、組み立て工数の増加や貼り方のむらなどが生じることがなく、製造性を向上できるとともに、品質を安定させることができる。
Further, since the
さらに、吸音部材94の内部に起毛94aを備えることにより、この起毛94aによって排気風を吸音部材94内で効果的に吸音でき、排気口55から排気される排気風を、より静音化できる。
Further, by providing the raised
そして、吸音部材94は、接着剤を用いることなく電動送風機27および突起部95,95(排気室92)に取り付けることで、リサイクルなども容易となり、環境負荷を低減することも可能になる。
The
また、吸音部材94からの排気を、この吸音部材94の排気部分となる連通路93よりも風路断面積が大きい排気室92を介して排気口55から排気するので、吸音部材94からの排気を排気室92によって消音でき、より静音化できる。
Further, since the exhaust from the
次に、第4の実施の形態を図5を参照して説明する。なお、上記各実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。 Next, a fourth embodiment will be described with reference to FIG. In addition, about the structure and effect | action similar to said each embodiment, the same code | symbol is attached | subjected and the description is abbreviate | omitted.
この第4の実施の形態は、上記第3の実施の形態において、電動送風機27に代えて、上記第2の実施の形態の電動送風部81を用いるものである。
In the fourth embodiment, the
すなわち、電動送風部81は、収容室91に収容され、吸音部材94が、電動送風部81のカバー排気口90と排気室92との間を接続するように構成されている。
That is, the
そして、掃除の際には、電動送風部81の電動送風機84の駆動により吸込風が形成されて、床ブラシ19などの管部12を介して塵埃が吸い込まれ、本体集塵室35に捕集されるとともに、電動送風機84を通過した排気風が送風機排気口89から排気された後、カバー排気口90から纏めて吸音部材94内に排気され、この吸音部材94により、排気風が各隙間G1〜G3に入り込んだりリブ66,71および突出部95の先端部などに当たったりしないように排気室92へと滑らかに導かれて排気口55から排気されるなど、上記第3の実施の形態と同様の構成を有することにより、上記第3の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
During cleaning, suction air is formed by driving the
また、電動送風機84をカバー85により覆って電動送風部81を構成することにより、電動送風部81からの排気をカバー85で整流してカバー排気口90に纏めることができるので、吸音部材94を、より取り付けやすくなり、風切り音を抑制した電気掃除機11を構成しやすくなる。
Further, by covering the
次に、第5の実施の形態を図6を参照して説明する。なお、上記各実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。 Next, a fifth embodiment will be described with reference to FIG. In addition, about the structure and effect | action similar to said each embodiment, the same code | symbol is attached | subjected and the description is abbreviate | omitted.
図6において、101はいわゆるハンディ型の電気掃除機を示し、この電気掃除機101は、把持可能な小型の掃除機本体102を有している。
In FIG. 6, reference numeral 101 denotes a so-called handy type vacuum cleaner, which has a small
この掃除機本体102は、ケース体104を備え、このケース体104は、互いに着脱可能な第1ケースとしての前部ケース105と第2ケースとしての後部ケース106とを有し、前部ケース105の内部に本体集塵室107が区画され、後部ケース106の内部に電動送風機27を収容した送風室108が区画されている。また、ケース体104の上部には、図示しない把持用のハンドルが設けられているとともに、このハンドルに、電動送風機27の動作を設定するための設定ボタンが設けられている。
The vacuum cleaner
前部ケース105は、前端に吸気口としての本体吸込口111が開口形成されているとともに、後端側が開口している。なお、本体吸込口111には、吸込口体としての床ブラシあるいはノズルなどを接続してもよい。
The
後部ケース106は、前部ケース105に対向する前側が隔壁113により閉塞されており、この隔壁113には、本体集塵室107および電動送風機27の吸込側に連通する連通口114が開口形成されている。したがって、電動送風機27の吸込側は、連通口114および本体集塵室107を介して本体吸込口111に連通している。また、この後部ケース106の上部には、送風室108と連通する排気口115が複数開口形成されている。
The
本体集塵室107は、例えば紙パックなどの使い捨て用の集塵袋を着脱させる構成、サイクロン分離装置(遠心分離装置)や慣性分離装置などの集塵装置を着脱させる構成、あるいは、内部に連通口114を覆ってフィルタを取り付け、本体集塵室107自体を本体吸込口111に連通させた集塵部として用いる構成など、塵埃を捕集するための様々な構成とすることが可能である。
The main
電動送風機27は、前部モータクッション64を介して前側が隔壁113の後面に取り付けられ、吸込側が連通口114に気密に接続されているとともに、送風室108内に突出した固定部としての固定リブ117,117間に、送風機排気口67よりも前方の位置が挟持されて固定されている。
The
吸音部材68は、送風室108の内部に突出したケース体104(後部ケース106)の補強用のリブ118の間を縫って送風機排気口67と排気口115とを接続している。
The
送風室108内には、制御部72が電動送風機27の後方に取り付けられている。また、この送風室108の側方には、図示しないが、コードリールを収容したコードリール室が形成されている。
A
そして、掃除の際には、作業者は、掃除機本体102から電源コードを引き出して図示しないコンセントに接続し、掃除機本体102を把持して、所定の設定ボタンを操作すると、この設定ボタンにより設定された動作モードに応じて制御部72によって電動送風機27が駆動される。
When cleaning, the operator pulls the power cord from the
次いで、作業者は、掃除機本体102を被掃除面上で前後に走行させることで、電動送風機27による負圧によって、本体吸込口111から塵埃を空気とともに吸い込む。
Next, the operator causes the vacuum cleaner
本体吸込口111から塵埃とともに吸い込まれた空気は吸込風となり、塵埃を本体集塵室107へと運び、この本体集塵室107に設けられた集塵袋、集塵装置、あるいはフィルタなどにより塵埃が捕集される。
The air sucked together with the dust from the main body suction port 111 becomes a suction air, carries the dust to the main body
この後、吸込風は、隔壁113の連通口114を介して電動送風機27へと吸い込まれ、この電動送風機27を通過して排気風となり、電動送風機27の送風機排気口67から吸音部材68内へと吹き出される。
Thereafter, the suction air is sucked into the
この排気風は、吸音部材68によって排気口115へと導かれ、この排気口115からケース体104の外部へと排気される。
The exhaust air is guided to the exhaust port 115 by the
掃除が終了すると、作業者は、所定の設定ボタンを操作して電動送風機27を停止させる。
When the cleaning is completed, the operator operates the predetermined setting button to stop the
このように、電動送風機27の排気側とケース体104の排気口115とを、軟質の部材により筒状に形成した吸音部材68により接続することで、電動送風機27からの排気を、リブ118の先端部などに当たったりしないように排気口115へと滑らかに導き、電動送風機27からの排気風が、ケース体25内のリブ118などの各部に当たって乱流などが発生することを防止でき、電動送風機27からの排気風に起因する風切り音を抑制できるなど、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
In this way, the exhaust side of the
なお、上記第5の実施の形態において、電動送風機27に代えて、上記第2の実施の形態、あるいは上記第4の実施の形態の電動送風部81のように、電動送風機を整流手段であるカバーによって覆う構成と、この電動送風部の排気側であるカバー排気口を吸音部材94により排気口115と接続してもよい。
In the fifth embodiment, instead of the
また、上記各実施の形態において、吸音部材68,94は、排気風を導くことができる軟質の部材であれば、起毛を有さない任意の材質としてもよい。
In each of the above embodiments, the
さらに、電気掃除機11,101の細部は、上記構成に限定されるものではなく、例えば充電可能な二次電池によって動作する電気掃除機、アップライト型の電気掃除機、あるいは自律走行式の電気掃除機などであっても、対応させて用いることが可能である。 Further, the details of the vacuum cleaners 11 and 101 are not limited to the above-described configuration. For example, a vacuum cleaner that operates by a rechargeable secondary battery, an upright type vacuum cleaner, or an autonomously traveling electric appliance. Even a vacuum cleaner or the like can be used correspondingly.
11,101 電気掃除機
25 ケース体
27 電動送風部としての電動送風機
52,111 吸気口としての本体吸込口
55,115 排気口
68,94 導風手段としての吸音部材
68a,94a 起毛
81 電動送風部
91 収容室
92 排気室
93 連通路
11, 101 vacuum cleaner
25 Case body
27 Electric blower as electric blower
52, 111 Main unit inlet as inlet
55,115 Exhaust port
68,94 Sound-absorbing member as a wind guide
68a, 94a brushed
81 Electric blower
91 containment room
92 Exhaust chamber
93 Communication passage
Claims (3)
このケース体に収容され、吸込側が前記吸気口に連通する電動送風部と、
軟質の部材により筒状に形成され、前記電動送風部の排気側と前記ケース体の排気口とを接続する導風手段と
を具備したことを特徴とした電気掃除機。 A case body provided with an intake port and an exhaust port;
An electric blower housed in the case body, the suction side communicating with the intake port;
An electric vacuum cleaner comprising: a wind guide means formed in a cylindrical shape by a soft member and connecting an exhaust side of the electric blower and an exhaust port of the case body.
この電動送風部を収容する収容室、排気室およびこれら収容室と排気室とを連通しこの排気室よりも風路断面が小さい連通路とを備えたケース体と、
軟質の部材により筒状に形成され、前記電動送風部の排気側と前記排気室とを接続する導風手段と
を具備したことを特徴とした電気掃除機。 An electric blower,
A housing body that houses the electric blower unit, an exhaust chamber, and a casing body that communicates with the housing chamber and the exhaust chamber and has a communication passage having a smaller air passage cross section than the exhaust chamber;
An electric vacuum cleaner comprising a soft member and formed into a cylindrical shape, and has an air guide means for connecting the exhaust side of the electric blower and the exhaust chamber.
ことを特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機。 The electric vacuum cleaner according to claim 1 or 2, wherein the air guide means includes a raised portion inside.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008086906A JP2009233289A (en) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | Vacuum cleaner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008086906A JP2009233289A (en) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | Vacuum cleaner |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009233289A true JP2009233289A (en) | 2009-10-15 |
Family
ID=41247980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008086906A Pending JP2009233289A (en) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | Vacuum cleaner |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009233289A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012056760A1 (en) * | 2010-10-25 | 2012-05-03 | 株式会社 マキタ | Cleaner |
-
2008
- 2008-03-28 JP JP2008086906A patent/JP2009233289A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012056760A1 (en) * | 2010-10-25 | 2012-05-03 | 株式会社 マキタ | Cleaner |
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