JP2009232920A - Fryer - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、天ぷら、フライ等の揚げ物を揚げ調理するのに用いるフライヤーに関するものである。 The present invention relates to a fryer used for deep-fried food such as tempura and fried food.
フライヤーは、図5、図6に示すように、器体1と、器体1内に収容される加熱ユニットと、油槽2とで主体が構成される(例えば特許文献1参照)。加熱ユニットは、燃焼器と熱交換器4とで主体が構成されるもので、器体1内の前部に配設される燃焼室内に、バーナを備えた燃焼器が配置される。燃焼室は、下方に開口する箱体内の空間で、燃焼室の上部は熱交換器4と連通される。熱交換器4は、油槽2の揚げ油20が貯留される空間内に配設され、熱交換器4内を流れる高温の燃焼排ガスG1により油槽2内の揚げ油20を加熱する。
As shown in FIGS. 5 and 6, the fryer is mainly composed of a
ところで、熱交換器4の下端よりも上側は揚げ油20が高温に加熱されて対流のあるホットゾーンHZとなるため、熱交換器4の上面に揚げかすが溜まると、揚げ油20が劣化してしまう。そこで、熱交換器4の上面に揚げかす等が溜まらないようにするため、熱交換器4の断面形状を円形状に形成している(例えば特許文献1、特許文献2参照)。これにより、円管を用いて容易に熱交換器4を構成することができ、揚げかすは熱交換器4の上面に殆ど溜まらず、油槽2の底に落下する。油槽2の揚げ油20の熱交換器4の下端よりも下側の部分は、対流のないクールゾーンCZとなっていて、揚げかすがクールゾーンCZ中のある場合は、揚げかすがホットゾーンHZ中にある場合と比べて揚げ油20の劣化が抑制されるものである。また、油槽2中のクールゾーンCZの割合が大きいと、揚げ油20の劣化が抑制されるものである。
上記のようなフライヤーは、主に熱交換器4よりも上側の部分に揚げ物を浸漬して揚げ調理を行っていて、熱交換器4の上端から下端までの間の部分はデッドスペースDSとなっていて、しかもこの部分は熱交換器4の下端よりも上側に位置していてホットゾーンHZとなるため、無駄に油の劣化が促進されていた。
The fryer as described above mainly performs frying cooking by immersing fried food in a portion above the
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、熱交換器の上端と下端の間のホットゾーンとなるデッドスペースを小さくすると共に、熱交換器の上面に揚げかすが溜まり難いフライヤーを提供することを課題とするものである。 The present invention was invented in view of the above-described conventional problems, and the object of the present invention is to reduce the dead space that becomes a hot zone between the upper end and the lower end of the heat exchanger, and An object of the present invention is to provide a flyer in which fried residue does not easily accumulate on the upper surface.
上記課題を解決するために請求項1に係る発明にあっては、器体1の上端部に油槽2を設け、器体1内に燃焼器30を設けると共に、油槽2内に前記燃焼器30で発生する高温の燃焼排ガスG1が内部を流れて油槽2の揚げ油20と熱交換を行う熱交換器4を挿通させ、熱交換器4の燃焼排ガスG1の流れに垂直な断面において、熱交換器4の上側の表面を両側の端部から中央側へ行く程上方に位置する凸形状とすると共に、下側の表面を両側の端部を結ぶ線と略同レベルに形成して成ることを特徴とするものである。
In order to solve the above problems, in the invention according to
このような構成とすることで、熱交換器4上に揚げかすが溜まらないようにしつつ、熱交換器4の上端と下端との間のホットゾーンHZとなるデッドスペースDSを小さくすることができる。
By setting it as such a structure, the dead space DS used as the hot zone HZ between the upper end of a
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、熱交換器の燃焼排ガスの流れに垂直な断面において、上側に凸となる略半円状に形成して成ることを特徴とするものである。
The invention according to
このような構成とすることで、略半円状という簡単な形状で熱交換器4を構成することが可能となる。
By setting it as such a structure, it becomes possible to comprise the
本発明においては、熱交換器の上側の表面を両側の端部から中央側へ行く程上方に位置する凸形状とすることで、熱交換器上に揚げかすが溜まらないようにしつつ、下側の表面を両側の端部を結ぶ線と略同レベルに形成することで、熱交換器の下端と上端との間のホットゾーンとなるデッドスペースを小さくすることができて、無駄に油の劣化が促進されるのを抑制することが可能となる。 In the present invention, the upper surface of the heat exchanger has a convex shape that is located upward as it goes from the end portions on both sides to the center side, so that fried debris does not accumulate on the heat exchanger, By forming the surface at approximately the same level as the line connecting the ends on both sides, it is possible to reduce the dead space that becomes the hot zone between the lower end and the upper end of the heat exchanger, and wastefully deteriorate the oil. It is possible to suppress the promotion.
以下、本発明の一実施形態について図1乃至図3に基づいて説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 3.
本実施形態におけるフライヤーはガス加熱式であって、フライヤー本体としての器体1と、燃焼器30を備えた燃焼室3及び熱交換器4からなる加熱ユニットと、油槽2とで主体が構成される。
The fryer in the present embodiment is a gas heating type, and the main body is composed of a
フライヤー本体である器体1は、前板部11と、後板部12と、左右の側板部13とで主体が構成される平面視略矩形状の外殻をなすもので、寸法の一例として本実施形態では、左右幅が300〜400mm、奥行きが500〜700mm、高さが600〜900mmとなっているが、限定されないのは勿論である。この器体1の上端部の開口には油槽2が設けられて閉塞されると共に、下方の開口は油槽2からの廃油を取り出すために特に閉塞していない。器体1の上端部には上方に向けて凹となる油槽2のフランジ部21を取り付けるのであるが、本実施形態では、器体1の左右の側板部13の上端部に、油槽2の左右のフランジ部21の端縁を取り付けて固定し、前板部11の上端部とフライヤーの前側のフランジ部21との間には、器体1の前方の空間10と器体1の内部とを連通する通気隙間11aが形成されている。このように設置された油槽2内には、食用油のような揚げ油20を貯留できるようになっている。油槽2の底部の下方には排油バルブ22が設けてあり、油槽2の下方に油受け(図示せず)を配置して、排油バルブ22を開放することで油槽2内の揚げ油20を排出することができるようになっている。また、器体1の後部には器体1の後板部12と油槽2の後端部との間の部分より上方に立ち上がるバックガード14が立設してある。バックガード14は、器体1の後端部の左右方向全幅に亘って上方に突設する略角筒状をして、内部の空間が器体1内に連通するもので、本実施形態では、バックガード14の後壁が器体1の後板部12と連続し、前壁が油槽2の後側の内壁と連続し、側壁が器体1の側板部13と連続し、上端部の床からの高さは1000〜1200mmとなっており、内部には排気筒5(後述する)が挿通される。器体1を壁際に設置する際には、バックガード14を壁に沿わせて設置して、油の壁への飛散を防止することができる。
The
またフライヤーにあっては、側板部13の上端部に油切り板(図示せず)を設けて使用する形態が多い。本実施形態では、側板部13の上端部に、油切り板の係止部を引っ掛け係止して油切り板を設けるものである。油切り板は、上方に開口する浅い箱状をして、その底面から隙間を介して上方に網を設置したもので、網の上に揚げ物を載置して、滴る油を受けることができる。油切り板の係止部は、図示しないが、側板部13の上端部に引っ掛けられるフックが好適に用いられるが、特に限定されない。
In the flyer, an oil drain plate (not shown) is provided at the upper end portion of the
加熱ユニットは、図1に示すように、燃焼器30と熱交換器4とで主体が構成される。燃焼器30は、燃焼室3内に都市ガス、LPガス等の燃料ガスと空気を混合して燃焼させるバーナを備えており、バーナに接続され側板部13を介して導出されている燃料ガス管(図示せず)により燃料ガスが供給される。燃焼室3は、二次空気が流入可能なように下方に開口する略箱状をした箱体31の内部の空間であり、器体1内の前部に配設され、燃焼室3の上部は熱交換器4と連通している。
As shown in FIG. 1, the heating unit mainly includes a combustor 30 and a
熱交換器4は、油槽2の揚げ油20が貯留される空間内を横切るように配設され、バーナの燃焼により発生した高温の燃焼排ガスG1が熱交換器4内を通る際に、油槽2内に貯留される揚げ油20との間で熱交換を行わせて、揚げ油20を加熱するものである。熱交換器4内の流路41は、上流側の端部となる前端部において燃焼室3と連通すると共に、下流側の端部となる後端部において排気筒5内の空間と連通している。
The
本発明では熱交換器4は、燃焼排ガスの流れに垂直な断面において、熱交換器4の上側の表面を両側の端部から中央側へ行く程上方に位置する凸形状とすると共に、下側の表面を両側の端部を結ぶ線と略同レベルに形成するものである。図に示す例では、上側に凸となる略半円状に形成してある。
In the present invention, in the cross section perpendicular to the flow of the combustion exhaust gas, the
油槽2中の揚げ油20は、熱交換器4の下端よりも上側の部分は加熱されて対流のあるホットゾーンHZとなると共に、熱交換器4の下端よりも下側の部分は、対流がなく前記ホットゾーンHZよりも温度の低いクールゾーンCZとなる。また、油槽2中の揚げ油20は、主に熱交換器4の上端よりも上側の部分が、揚げ物が浸漬される有効作業領域となり、熱交換器4の上端と下端の間の部分はホットゾーンHZであっても揚げ調理に寄与しないデッドスペースDSとなるものである。
The
揚げ油20は、ホットゾーンHZの割合が大きい程、劣化が促進されるものであり、また、ホットゾーンHZに揚げかすが溜まっていると、更に劣化が促進される。このため、ホットゾーンHZを小さくすれば揚げ油20の劣化を抑制することができるが、有効作業領域を小さくすると作業性が悪くなるため、デッドスペースDSとなっているホットゾーンHZを削減するに至った。すなわち、従来は、熱交換器4の上面に揚げかすが溜まらないように、かつ、熱交換器4を容易に構成できるように、また更に、伝熱面積を少しでも大きくするために円管にて熱交換器4を構成していたが、円管の下半部は、ホットゾーンHZとなるデッドスペースDSを大きくするのみで、熱効率に寄与する割合は上半部に対して小さいため、このような部分を削減すべく上記本発明に至った。
The
熱交換器4の断面形状は、半円状の他に、全体の半分以下の円弧や、三角形状や、三日月型のように下面が上方に凹んだ形状等が挙げられるが、特に限定されない。これにより、ホットゾーンHZとなるデッドスペースDSを従来よりも小さくすることができ、クールゾーンCZを大きくして、揚げ油20の劣化を抑制することができる。
The cross-sectional shape of the
排気筒5は、バックガード14内に配設される上下方向を長手方向とすると共に左右に長い略角筒状をしたもので、排気筒5内の流路は上流側の端部となる下端部において熱交換器4の後端部と連通すると共に、下流側の端部となる上端部は開口している。また、バックガード14の上端部には開口14aが形成されていて、前記排気筒5の上端部から排出される燃焼排ガスG1は、バックガード14の上方の大気へと排出される。また、油槽2及び燃焼室3の前面には断熱材(図示せず)が設けてあり、油槽2及び燃焼室3から前方の前板部11に向けて輻射熱Fが輻射されるのを抑えている。
The
燃焼室3のバーナの燃焼により発生した燃焼排ガスは、大部分が上記G1のように熱交換器4及び排気筒5を通って排出されるが、一部は矢印G2のように、、燃焼室3の下方への開口を通って燃焼室3の前方へ流出すると共に、燃焼ドラフトによって器体1の下方の開口部から取り込まれて上昇する空気G3と混合して上昇気体G4となり、油槽2の前面と燃焼室3の前面からの輻射熱Fにより温度を上げながら、燃焼室3の前側で且つ器体1の前板部11の後側の空間10を上方へ向けて流れ、器体1の前板部11の上端部に形成される通気隙間11aから前方の器体1外へと排出される。
Most of the combustion exhaust gas generated by the combustion of the burner in the
本発明においては、熱交換器4の上側の表面を両側の端部から中央側へ行く程上方に位置する凸形状とすることで、熱交換器4上に揚げかすが溜まらないようにしつつ、下側の表面を両側の端部を結ぶ線と略同レベルに形成することで、熱交換器4の上端から下端までの間のデッドスペースDSとなり且つホットゾーンHZとなる部分を小さくすることができ、無駄に油の劣化が促進されるのを抑制することができるものである。
In the present invention, the upper surface of the
また、図4に示すようにクールゾーンCZを従来と同じとする場合、すなわち、熱交換器4の下端から油槽2の底面までの距離を同じにする場合には、熱交換器4の上下長さが短くなる分、油槽2の上下長さを短くして、器体1のコンパクト化を図ることができるものである。
In addition, when the cool zone CZ is the same as the conventional one as shown in FIG. 4, that is, when the distance from the lower end of the
1 器体
10 空間
11 前板部
12 後板部
13 側板部
14 バックガード
2 油槽
20 揚げ油
21 フランジ部
3 燃焼室
4 熱交換器
HZ ホットゾーン
CZ クールゾーン
DS デッドスペース
DESCRIPTION OF
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008079481A JP2009232920A (en) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | Fryer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008079481A JP2009232920A (en) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | Fryer |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009232920A true JP2009232920A (en) | 2009-10-15 |
Family
ID=41247640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008079481A Withdrawn JP2009232920A (en) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | Fryer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009232920A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015216963A (en) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | 株式会社コメットカトウ | Fryer |
-
2008
- 2008-03-26 JP JP2008079481A patent/JP2009232920A/en not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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