JP2009232201A - マイクアンプ回路 - Google Patents

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Takahiro Notake
恭弘 野竹
Yasuaki Hayashi
安昭 林
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Abstract

【課題】マイクロフォンを備えた装置において、内部のモーターなどの振動ノイズを音声信号から除去することができる小型化されたマイクアンプ回路を提供する。
【解決手段】マイクアンプ回路2は、圧電効果により起電圧を生じるコンデンサCを有する。コンデンサCは、モーターなどに起因する機械的振動に応じた振動検出信号を生成する。振動検出信号はバッファ回路6に入力され、ゲインや周波数特性を調整され得る。プリアンプ4は、コンデンサマイクECMが出力する音声検出信号から、バッファ回路6を介した振動検出信号を差し引いて、機械的振動によって音声検出信号に生じるノイズ成分を相殺する。
【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロフォンを備えた装置に内蔵され、マイクロフォンから入力される音声検出信号を増幅するマイクアンプ回路に関する。
デジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラなどの撮像装置で動画を撮影する際の音声記録では、音声はコンデンサマイクで電気信号に変換され、当該電気信号がプリアンプなどで増幅される。これらの撮像装置は、その小型化に伴い、その映像記録用の機構部から発生する振動や、光学レンズ系のズームレンズなどの機構部から発生する振動を、ノイズとしてマイクロフォンにて検出し易くなっている。
これを防止するために、マイクロフォンとは別に振動検出器として角速度センサを設け、この振動検出器の検出信号をマイクロフォンの音声検出信号から減じて振動によるノイズを除去する装置が知られている。
特開平11−018190号公報
角速度センサは比較的、モジュールサイズが大きく、また高価である。そのため、撮像装置の小型化を困難としたり、コスト増となり得るという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、振動によるノイズを低減できると共に、より小型化、低コスト化が容易なマイクアンプ回路を提供することを目的とする。
本発明に係るマイクアンプ回路は、マイクロフォンを備えた装置に内蔵され、前記マイクロフォンから入力される音声検出信号を増幅するものであって、圧電効果により起電圧を生じるコンデンサを用いて、機械的振動に応じた振動検出信号を生成する振動検出部と、前記音声検出信号から前記振動検出信号を差し引いて、前記機械的振動によって前記音声検出信号に生じるノイズ成分を相殺する減算部と、を有する。
本発明によれば、圧電効果を有するコンデンサを用いて機械的振動を検出することで、小型化、低コスト化を図りつつ、マイクアンプ回路における振動ノイズの低減が可能となる。
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態に係るマイクアンプ回路2の概略の回路図である。マイクアンプ回路2はコンデンサマイクECMと共に例えば、デジタルビデオカメラなどの装置1に内蔵される。マイクアンプ回路2は装置1内にて基本的にコンデンサマイクECMに近接して配置される。例えば、マイクアンプ回路2は、基本的には半導体チップ上に集積回路(IC)化されるが、一部の構成要素はそのICの外付け部品として、当該ICと同一の回路基板上に配置される。例えば、コンデンサマイクECMは、このIC等のマイクアンプ回路2の部品が配置された回路基板に取り付けることができる。
コンデンサマイクECMの一方端は接地電位GNDに接続され、他方端は抵抗Rを介してマイクバイアス電圧Vに接続される。バイアス電圧Vの印加により充電されたコンデンサマイクECMは、その静電容量が音による振動に応じて変化することに応じて、端子間電圧を変化させる。このコンデンサマイクECMの端子間電圧の変動が、コンデンサマイクECMの他方端に接続されたマイクアンプ回路2に入力される。
マイクアンプ回路2は、プリアンプ4、振動ノイズ検出用コンデンサC、及びバッファ回路6を含んで構成される。マイクアンプ回路2は、入力端子INにコンデンサマイクECMからの音声検出信号を入力され、これを増幅して出力端子OUTから後段の回路(図示せず)へ出力する。
プリアンプ4はオペアンプで構成され、例えば、非反転入力端子(+端子)が直流(DC)カットコンデンサCを介して入力端子INに接続され、音声検出信号を入力される。一方、プリアンプ4の反転入力端子(−端子)は、DCカットコンデンサCを介してバッファ回路6の出力端に接続される。
コンデンサCは圧電効果により起電圧を生じるコンデンサであり、機械的振動に応じた振動検出信号を生成する。コンデンサCとして例えば、積層セラミックコンデンサを用いることができる。また、コンデンサCとして回路基板に貼り付けられるチップタイプのものを用いれば、装置の小型化が図れるだけでなく、回路基板を介して機械的振動を好適に検出することが可能となる。なお、コンデンサCとして、高誘電率系のものを用いることで、振動検知の感度を上げることができる。コンデンサCは一方端をGNDに接地され、他方端をバッファ回路6の入力端に接続される。
バッファ回路6は基本的に、入力インピーダンスが高く低出力インピーダンスが低いインピーダンス変換の機能を有し、コンデンサCにより得られる微弱な電圧信号である振動検出信号をプリアンプ4へ好適に伝達する。図1に示すバッファ回路6はその一例であり、MOSトランジスタTr1を用いたソースフォロワ回路である。具体的には、トランジスタTr1のゲートは高抵抗RでGNDに接地される。このゲートに、コンデンサCからの振動検出信号が印加される。例えば、pチャネルMOSトランジスタをトランジスタTr1に用いた場合、そのドレインを接地し、ソースを電流源Iに接続することができる。また、ソースは抵抗Rを介してコンデンサCに接続される。
このように構成されたマイクアンプ回路2の動作を次に説明する。コンデンサCは、装置1の機構部のモーター等に起因する振動に応じて起電圧を発生し、当該振動に応じて変化する振動検出信号を生成する。バッファ回路6は、振動検出信号をインピーダンス変換して、プリアンプ4の−端子へ入力する。一方、プリアンプ4の+端子にはコンデンサマイクECMからの音声検出信号が入力される。プリアンプ4は、音声検出信号と振動検出信号との差に応じた信号を増幅して出力する。
コンデンサマイクECMは、機構部の動作時にそれに起因する振動音を感知し、これは音声検出信号におけるノイズ成分となる。マイクアンプ回路2は、上述のように音声検出信号から振動検出信号を差し引くことにより、音声検出信号に生じるノイズ成分を相殺し、出力信号に含まれるノイズ成分を除去又は弱めることができる。
図2は、バッファ回路6の他の構成を示す概略の回路図であり、振動検出信号に対する増幅ゲインを調整可能な構成を示している。この回路は、図1に示すバッファ回路6のトランジスタTr1を用いたソースフォロワ回路の出力に、オペアンプ10を用いた非反転増幅回路を接続したものである。当該非反転増幅回路のゲインは、オペアンプ10の出力電圧と−端子の電圧との分圧比を定める直列抵抗R,Rの比に応じて設定される。例えば、抵抗Rを可変とすることで、ゲインを調整可能とすることができる。なお、トランジスタTr1は図1の回路例ではpチャネルMOSとしたが、図2に示すようにnチャネルMOSトランジスタを用いることもできる。
図3は、オペアンプ10の一例を示す概略の回路図である。図3において端子INA+,INA−がそれぞれオペアンプの+端子、−端子である。この回路は、CMOS差動増幅回路12を用いて構成されている。このCMOS差動増幅回路12は、トランジスタTr2,Tr3からなる差動対と、その電流源となるトランジスタTr4と、トランジスタTr2,Tr3それぞれとGNDとの間に負荷として挿入されたトランジスタTr5,Tr6とで構成することができる。このオペアンプの出力電圧は、例えば、トランジスタTr2,Tr5の接続点の電位に基づいて生成され、端子OUTから出力される。
なお、差動増幅回路としては、図3に示す第1の構成(すなわち、電流源トランジスタTr4を正電圧VDD側に設けた構成)の他に、当該構成をVDDとGNDとの間で反転させたような第2の構成(すなわち、電流源トランジスタTr4をGND側に設けた構成)も可能であり、一般的にはこの第2の構成の方を目にすることが多い。しかし、第1の構成は、第2の構成よりも入力電圧範囲を低く設定することが容易であり、微弱なコンデンサCの起電圧に起因してオペアンプ10への入力信号が低電圧となり得る図2の構成では、第2の構成よりも第1の構成の方がダイナミックレンジを確保しやすい。
図4は、振動検出信号に対する増幅ゲインを調整可能なバッファ回路6の他の構成を示す概略の回路図である。当該回路が図2に示すものと相違する点は、オペアンプ10の+端子への入力信号にバイアス電圧が付与される点である。具体的には、ソースフォロワ回路と+端子との間をコンデンサを用いてDCカットした上で、+端子にバイアス電源からDC電圧Vbiasを供給する。この構成では、オペアンプ10への入力信号の範囲をVbiasにより調節可能なので、オペアンプ10は上述の第1の構成、第2の構成のいずれでもダイナミックレンジを好適に確保可能となる。
また、バッファ回路6は、さらにイコライザを有する構成として、振動検出信号の周波数特性の調整を可能としてもよい。この構成では、コンデンサマイクECMが振動により生じるノイズ成分の周波数特性に、コンデンサCが振動により生じる振動検出信号の周波数特性を近づけることが可能となり、プリアンプ4にてノイズを好適に相殺することが可能となる。イコライザは様々なものが知られており、本構成においてはそれらを用いることができる。単純なものの例として、低域通過フィルタ(LPF)、高域通過フィルタ(HPF)、バンドパスフィルタ(BPF)が挙げられる。例えば、それらのカットオフ周波数を調整することで、音声検出信号に含まれる振動ノイズのうち可聴帯域の成分を選択的に除去するように構成することもできる。
コンデンサCは、当該コンデンサの形状で定まる固有振動数にて共振を起こし得る。そのため、コンデンサCによる振動検出信号は共振に伴う周波数特性を有し、コンデンサマイクECMのノイズの周波数特性と相違し得る。イコライザはこの相違を補正することができる。一方、コンデンサCの固有振動数を、ノイズを検出したい周波数や帯域に応じて設定することで、目的とする周波数での振動検出の感度を上げ、ノイズの除去効率の向上を図ることもできる。例えば、機構部の振動が特定の周波数にて強く現れる場合には、当該周波数にてコンデンサCの共振が起こるように設定することができる。
本発明の実施形態に係るマイクアンプ回路の概略の回路図である。 振動検出信号に対する増幅ゲインを調整可能なバッファ回路の構成を示す概略の回路図である。 バッファ回路を構成するオペアンプの一例を示す概略の回路図である。 振動検出信号に対する増幅ゲインを調整可能なバッファ回路の他の構成を示す概略の回路図である。
符号の説明
2 マイクアンプ回路、4 プリアンプ、6 バッファ回路、10 オペアンプ、12CMOS差動増幅回路、C 振動ノイズ検出用コンデンサ、ECM コンデンサマイク。

Claims (3)

  1. マイクロフォンを備えた装置に内蔵され、前記マイクロフォンから入力される音声検出信号を増幅するマイクアンプ回路であって、
    圧電効果により起電圧を生じるコンデンサを用いて、機械的振動に応じた振動検出信号を生成する振動検出部と、
    前記音声検出信号から前記振動検出信号を差し引いて、前記機械的振動によって前記音声検出信号に生じるノイズ成分を相殺する減算部と、
    を有することを特徴とするマイクアンプ回路。
  2. 請求項1に記載のマイクアンプ回路において、
    前記振動検出部は、前記機械的振動に対する前記起電圧の周波数特性を補正するイコライザを有すること、を特徴とするマイクアンプ回路。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のマイクアンプ回路において、
    前記コンデンサは、積層セラミックコンデンサであること、を特徴とするマイクアンプ回路。
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