JP2009232116A - 電話交換システム及び方法 - Google Patents

電話交換システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009232116A
JP2009232116A JP2008074425A JP2008074425A JP2009232116A JP 2009232116 A JP2009232116 A JP 2009232116A JP 2008074425 A JP2008074425 A JP 2008074425A JP 2008074425 A JP2008074425 A JP 2008074425A JP 2009232116 A JP2009232116 A JP 2009232116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone number
temporary
temporary telephone
telephone
calling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008074425A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4865752B2 (ja
Inventor
Takeshi Ogawa
猛志 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2008074425A priority Critical patent/JP4865752B2/ja
Publication of JP2009232116A publication Critical patent/JP2009232116A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4865752B2 publication Critical patent/JP4865752B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】迷惑電話の着信を防止し、また、個人情報の流出を防止する。
【解決手段】仮電話番号データベース3には、発電話番号毎に、仮電話番号と、それに対応する着電話番号及び利用条件を保持しておく。仮電話番号割当部4は、着電話番号に対応する仮電話番号を要求する仮電話番号要求信号を受信すると、仮電話番号を割り当て、発電話番号と仮電話番号と着電話番号との対応を仮電話番号データベース3に保持し、仮電話番号を通知する。電話交換部2は、呼接続要求を受信すると、呼接続要求中の着信電話番号が仮電話番号かどうか判断し、仮電話番号の場合には、仮電話番号データベース3を参照して、発電話番号と仮電話番号に紐付く着電話番号を読み取り、呼接続を行う。使用制限付きの仮電話番号を通知し、通常使用している電話番号は秘匿することで、不特定の相手方からの迷惑電話の着信を防止し、個人情報の流出を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電話番号を秘匿するサービスを実現するための電話交換システム及び方法に関する。
電話番号を一般には公開せず、使用者を近親者または日常生活上必要な最低限の範囲に制限し、不特定の相手からの着信を防止したい場合、従来は、電話番号を教える相手を制限し、また、電話番号を個人情報として相手先とその守秘について取り決めを行うなど、人手により対策を行っていた。さらに、万が一電話番号が第三者に流出し、受けたくない相手からの着信が発生すると、特定電話番号からの着信拒否サービスの利用など、人手による煩雑な手続きをする必要があった。着信拒否サービスの概要は、以下の非特許文献1などに見ることができる。
西日本電信電話株式会社、"迷惑電話おことわりサービス"[online],[平成20年2月18日]、インターネット<URL:http://www.ntt-west.co.jp/flets/hikaridenwa/service/okotowari/index.html>
従来の着信拒否サービスでは、迷惑電話を受信後に同一電話番号からの着信を防止することができるが、初回については受話器を上げる必要がある。また、発信者が別の電話番号を持つ電話から発信した場合に、防止することができない課題がある。また、電話番号を教えた相手に、個人情報としての管理を依頼する必要があり、相手にとっては管理が負担になる課題がある。
上述の課題を鑑み、本発明は、不特定の相手方からの迷惑電話の着信を防止し、また、個人情報の流出を防止することができるようにした電話交換システム及び方法を提供することを目的とする。
本発明は、電話端末間の呼接続を行う電話交換システムにおいて、発電話番号毎に、仮電話番号と該仮電話番号に紐付く着電話番号との対応を保持する仮電話番号保持手段と、発電話番号と着電話番号と通知先の情報を含み、該着電話番号に対応する仮電話番号を要求する仮電話番号要求信号を受信すると、前記仮電話番号保持手段を参照して、該発電話番号に割当可能な末使用の仮電話番号を割り当て、該発電話番号と該仮電話番号と該着電話番号との対応を仮電話番号保持手段に保持し、該仮電話番号要求信号により指定される通知先に、該仮電話番号を通知する仮電話番号割当手段と、発電話番号と着電話番号の情報を含む呼接続要求を受信すると、該着電話番号が仮電話番号かどうか判断し、仮電話番号である場合には、仮電話番号保持手段から、該仮電話番号に紐付く着電話番号を読み出し、該発電話番号と、読み出した該着電話番号のそれぞれに対応する電話端末間の呼接続を行う電話交換手段とを備えることを特徴とする電話交換システムである。
上記発明において、電話番号と、電話番号とは異なる論理番号との対応を保持する論理番号保持手段と、発電話番号の代わりに論理番号の情報を含む前記仮電話番号要求信号を受信すると、論理番号保持手段から、該論理番号に対応する発電話番号を取得する論理番号変換手段とを備え、仮電話番号割当手段は、該仮電話番号保持手段を参照して、論理番号変換手段が取得した発電話番号に割当可能な末使用の仮電話番号を割り当て、該発電話番号と該仮電話番号と該着電話番号との対応を前記仮電話番号保持手段に保持し、該仮電話番号要求信号により指定される通知先に、該仮電話番号を通知することを特徴とする。
上記発明において、前記仮電話番号の有効期限を超過すると、該仮電話番号を削除する手段を備えることを特徴とする。
上記発明において、前記仮電話番号を探索した回数が一定回数を超過すると、該仮電話番号を削除する手段を備えることを特徴とする。
上記発明において、前記仮電話番号割当手段は、仮電話番号の使用条件をさらに含む前記仮電話番号要求信号を受信し、前記仮電話番号保持手段に該仮電話番号と該仮電話番号の使用条件との対応を保持し、該仮電話番号要求信号により指定される通知先に、該仮電話番号を通知し、前記電話交換手段は、発電話番号と、仮電話番号が設定された着電話番号の情報を含む呼接続要求を受信すると、該仮電話番号保持手段から得た該仮電話番号使用条件を参照し、呼接続実施の可否を判断することを特徴とする。
上記発明において、前記仮電話番号割当手段は、前記仮電話番号要求信号により指定される通知先に、さらに前記使用条件を通知することを特徴とする。
本発明は、電話端末間の呼接続を行う電話交換方法において、発電話番号毎に、仮電話番号と該仮電話番号に紐付く着電話番号との対応を保持する仮電話番号保持手段を設けておき、仮電話番号割当手段が、発電話番号と着電話番号と通知先の情報を含み、該着電話番号に対応する仮電話番号を要求する仮電話番号要求信号を受信すると、前記仮電話番号保持手段を参照して、該発電話番号に割当可能な末使用の仮電話番号を割り当て、該発電話番号と該仮電話番号と該着電話番号との対応を前記仮電話番号保持手段に保持し、該仮電話番号要求信号により指定される通知先に、該仮電話番号を通知し、電話交換手段が、発電話番号と着電話番号の情報を含む呼接続要求を受信すると、該着電話番号が仮電話番号かどうか判断し、仮電話番号である場合には、前記仮電話番号保持手段から、該発電話番号及び該仮電話番号に紐付く着電話番号を読み出し、該発電話番号と、読み出した該着電話番号のそれぞれに対応する電話端末間の呼接続を行う、ことを特徴とする電話交換方法である。
本発明によれば、加入者が通常使用している電話番号と異なる、使用制限付きの仮電話番号を該加入者に連絡したい別の加入者に通知し、通常使用している電話番号は秘匿することができる。使用制限付きの仮電話番号を発信者毎に割り当てるため、万が一該仮電話番号が第三者に流出したとしても、該第三者が該仮電話番号を使用することはできない。また、仮電話番号の使用目的により、有効期間などの使用条件で制限が可能で、目的外の使用をある程度防ぐことができる。
本発明によれば、発電話番号を一時的にコールバック可能な番号に変換して相手端末に転送することにより、発電話番号を相手端末に知られずに、相手端末からのコールバックが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態を示すものである。
図1において、1aは電話加入者Aの電話端末、1bはサービス業者Bの電話端末、2は電話交換部、3は仮電話番号データベース、4は仮電話番号割当部、5aは電話加入者AのWebクライアント、5bはサービス業者BのWeb(ウェブ)サーバ、6はサービス持続タイマ、7はサービス利用カウンタである。
電話端末1aと、Webクライアント5aは、電話加入者Aが操作する。電話端末1bと、Webサーバ5bは、サービス業者Bが操作する。なお、Webクライアント5aは例えばパーソナルコンピュータや携帯電話端末などのコンピュータ装置である。
電話交換部2は、各電話端末(図では電話端末1a及び電話端末1b)及び仮電話番号データベース3と接続する。電話交換装置は、例えば固定電話や携帯電話の電話交換機やサービス制御ポイント(SCP)、IP電話の呼制御装置等により実現することができる。
また、本発明の実施形態では、電話交換部2は、発電話番号と着電話番号の情報を含む呼接続要求を受信すると、着電話番号が仮電話番号かどうか判断し、仮電話番号である場合には、仮電話番号データベース3から、発電話番号及び仮電話番号に紐付く着電話番号を読み出し、発電話番号と、読み出した着電話番号のそれぞれに対応する電話端末間の呼接続を行う。
仮電話番号データベース3は、例えばデータベースサーバで構成することができ、電話交換部2と、仮電話番号割当部4と接続する。仮電話番号データベース3は、図2に示すように、仮電話番号と、それに対応する着電話番号及び使用条件を発電話番号毎に保持するデータベースの構成とされている。使用条件は、例えば、「利用回数」は「1回だけ」、「利用期間」は「2009年1月1日まで」、「発信可能時間帯」は「昼間のみ」などが上げられるが、それ以外の条件でもよい。
仮電話番号割当部4は、例えば、サーバ等のコンピュータ装置で実現することができ、Webクライアント(図1ではWebクライアント5a)、及びWebサーバ(図1ではWebサーバ5b)と接続する。
仮電話番号割当部4は、発電話番号と着電話番号と仮電話番号の通知先の情報を含み、着電話番号に対応する仮電話番号を要求する仮電話番号要求信号を受信すると、仮電話番号データベース3を参照して、発電話番号に割当可能な末使用の仮電話番号を割り当て、発電話番号と仮電話番号と着電話番号との対応を仮電話番号データベース3に保持し、仮電話番号要求信号により指定される通知先に、仮電話番号を通知する。
サービス持続タイマ6は、仮電話番号割当部4と電話交換部2に接続されており、仮電話番号毎のサービスの持続時間をカウントしている。サービス利用カウンタ7は、仮電話番号割当部4と電話交換部2に接続されており、仮電話番号毎のサービスの利用回数をカウントしている。
なお、仮電話番号割当部4、仮電話番号データベース3、及び電話交換部2のうち任意の2以上を同一の装置により実現しても良い。
サービス業者Bとしては、例えば商品の販売店が想定され、電話加入者Aは商品の購入者が想定される。サービス業者Bは、商品を購入する電話加入者Aの電話番号を連絡用として知る必要がある。しかしながら、電話加入者Aがサービス業者Bに電話番号を教えてしまうと、電話番号が流出し、迷惑電話がかけられてしまう可能性がある。
本発明の実施形態は、電話加入者Aが通常使用している電話番号と異なる、使用制限付きの仮電話番号をサービス業者Bに通知し、通常使用している電話番号は秘匿することで、不特定の相手方からの迷惑電話の着信を防止し、また、個人情報の流出を防止している。
以下では、サービス業者Bが利用可能な電話端末1aの仮電話番号を、仮電話番号割当部4からWebサーバ5bに払い出し、その後その仮電話番号を用いてサービス業者Bが電話加入者Aに電話するまでの動作例を説明する。
電話加入者Aは、Webクライアント5aを用いて、Webサーバ5bにアクセスすると、Webサーバ5bは、仮電話番号の登録先を示すURLと、サービス業者Bの電話端末1bの電話番号と、トランザクションの識別子をWebクライアント5aに通知し、電話加入者Aへ連絡可能な仮電話番号を要求する。
Webクライアント5aは、Webサーバ5bから仮電話番号要求を受信すると、仮電話番号割当部4に接続し、該URL、該トランザクション識別子、仮電話番号を割り当てたい電話番号(着電話番号)、その使用条件、及び該仮電話番号を用いた発信を許可したいサービス業者Bの電話番号(発電話番号)を仮電話番号割当部4に通知し、仮電話番号の払い出しを要求する。
仮電話番号割当部4は、以下、図3のフローチャートに示す処理を行う。すなわち、図3において、仮電話番号割当部4は、Webクライアント5aから仮電話番号の払い出し要求(仮電話番号要求信号)を受信すると、仮電話番号データベース3から、該要求中の発電話番号に紐付く仮電話番号を読みだし(ステップS1)、末使用の仮電話番号を割り当てる。仮電話番号割当部4は、該要求中の発電話番号と、割り当てた仮電話番号、該要求中の着電話番号及び使用条件とを対応付けて、仮電話番号データベース3に登録すると(ステップS2)、該要求中のURLを用いてWebサーバ5bへアクセスし、該仮電話番号と、該要求中のトランザクション識別子と、該使用条件とを通知する(ステップS3)。また、仮電話番号に対応させてサービス持続タイマ6を起動する。
Webサーバ5bは、仮電話番号割当部4から受信した通知中のトランザクション識別子により、該通知中の仮電話番号が電話端末1aの電話加入者Aへの連絡先であることを識別し、内部に記憶する。
このようにして、サービス業者Bは、電話加入者Aの電話端末1aの仮電話番号を、取得する。そして、その後、その仮電話番号を用いてサービス業者Bが電話加入者Aに電話する。
電話交換部2は、サービス業者Bの電話端末1bからの発信に対して、以下、図4のフローチャートに示す処理を行う。すなわち、図4において、電話交換部2は、発電話番号と着電話番号が設定された呼接続要求を受信すると、該着電話番号が仮電話番号かどうか分析する(ステップS11)。例えば、特番のプレフィクスなどでその他の電話番号と識別可能とする。該着電話番号が仮電話番号でない場合には(ステップS11:NO)、電話交換部2は、通常の呼設定を実施する(ステップS12)。
該着電話番号が仮電話番号である場合には(ステップS11:YES)、電話交換部2は、仮電話番号データベース3から、該発電話番号と該仮電話番号に紐付く着電話番号と使用条件を読み出して(ステップS13)、該使用条件を分析する(ステップS14)。例えば、サービス利用カウンタ7で示される「利用回数」が「利用可能回数」以内であるか、現在の日時が「利用期間」又は「利用可能時間帯」であるかなどの条件を満たすか分析する。分析の結果、使用条件を満たせば(ステップS14:YES)、該着電話番号の該仮電話番号に対応するサービス利用カウンタ7をインクリメントし(ステップS15)、サービス利用カウンタ7で示される「利用回数」があらかじめ設定した閾値以上であるかどうかを判断する(ステップS16)。サービス利用カウンタ7で示される「利用回数」があらかじめ設定した閾値以上である場合(ステップS16:YES)、仮電話番号データベース3の該発電話番号に紐付く該仮電話番号を削除する(ステップS17)。サービス利用カウンタ7があらかじめ設定した閾値以上ではない場合(ステップS16:NO)、呼接続要求中の着信電話番号に設定されている仮電話番号を、該発電話番号及び該仮電話番号に対応して仮電話番号データベース3から読み出した着信電話番号とさしかえて呼接続を行う。これにより、呼接続要求中の発電話番号(電話端末1bの電話番号)と、この仮電話番号に紐付く着電話番号(電話端末1aの電話番号)に対応する電話端末1b−電話端末1a間に呼を設定する(ステップS18)。
なお、各発電話番号の各仮電話番号に対応するサービス持続タイマ6が満了した場合、仮電話番号データベース3に設定されている、該発電話番号に紐付く該仮電話番号を削除する。
また、上述の実施形態では、仮電話番号の有効な期間を、時間と使用回数で制限する例を示しているが、時間、または使用回数のみで制限してもよい。あるいは制限しなくてもよい。
また、Webサーバ5bは、Webクライアント5aに、サービス業者Bの電話端末の電話番号を通知しているが、代わりに仮電話番号割当部4において、サービス業者Bの電話端末の電話番号との対応を取ることが出来る別の番号(論理番号)を通知してもよい。
すなわち、図5に示すように、電話番号と、電話番号とは異なり、電話番号に1:1または1:複数で対応する論理番号との対応を保持する論理番号データベース8を設けておく。また、発電話番号の代わりに論理番号の情報を含む仮電話番号要求信号を受信すると、論理番号データベース8から、該論理番号に対応する発電話番号を取得する論理番号変換部9を設けておく。
これにより、Webサーバ5bは、サービス業者Bの電話端末1bの電話番号の代わりに、電話端末1bの論理番号をWebクライアント5aに通知し、電話加入者Aへ連絡可能な仮電話番号を要求する。Webクライアント5aは、仮電話番号割当部4に接続して、サービス業者Bの電話端末1bの電話番号の代わりに電話端末1bの論理番号を通知し、仮電話番号の払い出しを要求する。
仮電話番号割当部4が、Webクライアント5aから仮電話番号の払い出し要求を受信すると、論理番号変換部9は、論理番号データベース8から、受信した論理番号に対応する電話番号を取得する。以降は、この取得した電話番号を発電話番号として用い、上述した図3と同様に動作する。すなわち、仮電話番号割当部4は、論理番号変換部9が取得した発電話番号に割当可能な末使用の仮電話番号を割り当て、発電話番号と、割り当てた仮電話番号と、着電話番号及び使用条件とを対応付けて、仮電話番号データベース3に登録し、払い出し要求中のURLを用いてWebサーバ5bへアクセスして、該仮電話番号と該要求中のトランザクション識別子と使用条件を通知する。
また、電話交換手段は、発電話番号と、着電話番号のそれぞれに対応する電話端末間の呼接続時に、発端末と着端末に、トーキーにより仮電話番号による接続である旨とその使用条件を通知してもよい。
以上説明したように、本発明の実施形態では、使用制限付きの仮電話番号を発信者毎に割り当てるため、万が一該仮電話番号が第三者に流出したとしても、該第三者が該仮電話番号を使用することは出来ない。
また、仮電話番号の使用目的により、有効期間などの使用条件で制限が可能で、目的外の使用をある程度防ぐことが出来る。例を以下に示す。
(1)銀行口座の開設時など長期契約での連絡先として使用する場合は、有効期間と使用回数を無制限、時間帯は日中、などとする。
(2)商品を購入し配達時の連絡先として使用する場合は、有効期間は配達予定目まで、使用回数は無制限などとする。
(3)電機製品を購入し設計上の不具合などが分かった場合の連絡先として使用する場合は、有効期間は無制限、使用回数は2回などとする。
また、仮電話番号の払い出し時の発側電話端末の識別に論理番号を用いることで、発側の電話番号の秘匿も可能である。
また、仮電話番号の使用者から見ると、通常の電話番号に比べて守秘の管理か簡易でよく、また万が一流失した場合のダメージが少ない効果がある。電話会社としては付加サービスとして提供が可能である。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
なお、上述の電話交換部2、仮電話番号割当部4は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した電話交換部2、仮電話番号割当部4の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、CPUや各種メモリ、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
本発明の一実施形態の電話交換システムの構成の説明に用いるブロック図である。 本発明の一実施形態の電話交換システムにおける仮電話番号データベース内のリストの説明図である。 本発明の一実施形態の電話交換システムにおける仮電話番号割当部の処理の説明に用いるフローチャートである。 本発明の一実施形態の電話交換システムにおける電話交換部の処理の説明に用いるフローチャートである。 本発明の他の実施形態の電話交換システムの構成の説明に用いるブロック図である。
符号の説明
1a、1b:電話端末
2:電話交換部
3:仮電話番号データベース(仮電話番号保持手段)
4:仮電話番号割当部
5a:Webクライアント
5b:Webサーバ
6:サービス持続タイマ
7:サービス利用カウンタ

Claims (7)

  1. 電話端末間の呼接続を行う電話交換システムにおいて、
    発電話番号毎に、仮電話番号と該仮電話番号に紐付く着電話番号との対応を保持する仮電話番号保持手段と、
    発電話番号と着電話番号と通知先の情報を含み、該着電話番号に対応する仮電話番号を要求する仮電話番号要求信号を受信すると、前記仮電話番号保持手段を参照して、該発電話番号に割当可能な末使用の仮電話番号を割り当て、該発電話番号と該仮電話番号と該着電話番号との対応を前記仮電話番号保持手段に保持し、該仮電話番号要求信号により指定される通知先に、該仮電話番号を通知する仮電話番号割当手段と、
    発電話番号と着電話番号の情報を含む呼接続要求を受信すると、該着電話番号が仮電話番号かどうか判断し、仮電話番号である場合には、前記仮電話番号保持手段から、該発電話番号及び該仮電話番号に紐付く着電話番号を読み出し、該発電話番号と、読み出した該着電話番号のそれぞれに対応する電話端末間の呼接続を行う電話交換手段と、
    を備えることを特徴とする電話交換システム。
  2. 電話番号と、電話番号とは異なる論理番号との対応を保持する論理番号保持手段と、
    発電話番号の代わりに論理番号の情報を含む前記仮電話番号要求信号を受信すると、前記論理番号保持手段から、該論理番号に対応する発電話番号を取得する論理番号変換手段とを備え、
    前記仮電話番号割当手段は、該仮電話番号保持手段を参照して、前記論理番号変換手段が取得した発電話番号に割当可能な末使用の仮電話番号を割り当て、該発電話番号と該仮電話番号と該着電話番号との対応を前記仮電話番号保持手段に保持し、該仮電話番号要求信号により指定される通知先に、該仮電話番号を通知することを特徴とする請求項1に記載の電話交換システム。
  3. 前記仮電話番号の有効期限を超過すると、該仮電話番号を削除する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の電話交換システム。
  4. 前記仮電話番号を探索した回数が一定回数を超過すると、該仮電話番号を削除する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の電話交換システム。
  5. 前記仮電話番号割当手段は、仮電話番号の使用条件をさらに含む前記仮電話番号要求信号を受信し、前記仮電話番号保持手段に該仮電話番号と該仮電話番号の使用条件との対応を保持し、該仮電話番号要求信号により指定される通知先に、該仮電話番号を通知し、
    前記電話交換手段は、発電話番号と、仮電話番号が設定された着電話番号の情報を含む呼接続要求を受信すると、該仮電話番号保持手段から得た該仮電話番号の使用条件を参照し、呼接続実施の可否を判断する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電話交換システム。
  6. 前記仮電話番号割当手段は、前記仮電話番号要求信号により指定される通知先に、さらに前記使用条件を通知することを特徴とする請求項5に記載の電話交換システム。
  7. 電話端末間の呼接続を行う電話交換方法において、
    発電話番号毎に、仮電話番号と該仮電話番号に紐付く着電話番号との対応を保持する仮電話番号保持手段を設けておき、
    仮電話番号割当手段が、発電話番号と着電話番号と通知先の情報を含み、該着電話番号に対応する仮電話番号を要求する仮電話番号要求信号を受信すると、前記仮電話番号保持手段を参照して、該発電話番号に割当可能な末使用の仮電話番号を割り当て、該発電話番号と該仮電話番号と該着電話番号との対応を前記仮電話番号保持手段に保持し、該仮電話番号要求信号により指定される通知先に、該仮電話番号を通知し、
    電話交換手段が、発電話番号と着電話番号の情報を含む呼接続要求を受信すると、該着電話番号が仮電話番号かどうか判断し、仮電話番号である場合には、前記仮電話番号保持手段から、該発電話番号及び該仮電話番号に紐付く着電話番号を読み出し、該発電話番号と、読み出した該着電話番号のそれぞれに対応する電話端末間の呼接続を行う、
    ことを特徴とする電話交換方法。
JP2008074425A 2008-03-21 2008-03-21 電話交換システム及び方法 Expired - Fee Related JP4865752B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008074425A JP4865752B2 (ja) 2008-03-21 2008-03-21 電話交換システム及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008074425A JP4865752B2 (ja) 2008-03-21 2008-03-21 電話交換システム及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009232116A true JP2009232116A (ja) 2009-10-08
JP4865752B2 JP4865752B2 (ja) 2012-02-01

Family

ID=41247029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008074425A Expired - Fee Related JP4865752B2 (ja) 2008-03-21 2008-03-21 電話交換システム及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4865752B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010288251A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Jiaotong Univ 電話サービス方法およびそれを実行するサーバ
JP6316999B1 (ja) * 2017-02-13 2018-04-25 クックパッド株式会社 予約管理通話システム、予約管理通話プログラムおよび予約管理通話方法
CN111756932A (zh) * 2019-03-29 2020-10-09 福建省天奕网络科技有限公司 通信号码保护方法、存储介质

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002261935A (ja) * 2001-03-05 2002-09-13 Casio Comput Co Ltd 電話番号配布システム及び電話番号配布装置
JP2005051306A (ja) * 2003-07-29 2005-02-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信方法及びその装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002261935A (ja) * 2001-03-05 2002-09-13 Casio Comput Co Ltd 電話番号配布システム及び電話番号配布装置
JP2005051306A (ja) * 2003-07-29 2005-02-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信方法及びその装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010288251A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Jiaotong Univ 電話サービス方法およびそれを実行するサーバ
JP6316999B1 (ja) * 2017-02-13 2018-04-25 クックパッド株式会社 予約管理通話システム、予約管理通話プログラムおよび予約管理通話方法
WO2018147467A1 (ja) * 2017-02-13 2018-08-16 クックパッド株式会社 予約管理通話システム、予約管理通話プログラムおよび予約管理通話方法
JP2018133609A (ja) * 2017-02-13 2018-08-23 クックパッド株式会社 予約管理通話システム、予約管理通話プログラムおよび予約管理通話方法
CN111756932A (zh) * 2019-03-29 2020-10-09 福建省天奕网络科技有限公司 通信号码保护方法、存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP4865752B2 (ja) 2012-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5351787B2 (ja) 通信処理システム及びプログラム
WO2017036216A1 (zh) 一种虚拟号码的处理方法及装置
US20070047734A1 (en) Inmate telephone absent an inmate-accessible hook switch button
KR100392768B1 (ko) 발신 교환기를 이용한 가입자 기반 링백톤 서비스 방법
JP2008109223A (ja) 携帯端末装置、リクエスト送受信制御方法およびリクエスト送受信制御プログラム
KR20070015677A (ko) 가상 전화번호 서비스 시스템 및 방법
JP4865752B2 (ja) 電話交換システム及び方法
JP4513604B2 (ja) Sipサーバ高速化アーキテクチャ
JP6316999B1 (ja) 予約管理通話システム、予約管理通話プログラムおよび予約管理通話方法
KR101856455B1 (ko) 데이터 보호 서비스의 가입자의 사용자 신원 및/또는 사용자 데이터를 보호 및/또는 익명화하기 위한 방법 및 시스템, 모바일 통신 네트워크, 프로그램 및 컴퓨터 프로그램 제품
JP7388090B2 (ja) 電話制御装置
US8490202B2 (en) Method for masking data
US8917840B2 (en) Enhanced privacy caller identification system
JP2004364312A (ja) 遠距離通信番号を決定する方法および装置
KR100642474B1 (ko) 평생식별 인터넷프로토콜 주소 서비스 방법
KR102353933B1 (ko) 업소 방문 관리를 위한 통화 앱의 동작 방법, 업소 방문 관리를 위한 통화 모니터링 앱의 동작 방법, 업소 방문 관리 시스템 및 컴퓨터로 읽을 수 있는 저장매체에 저장된 어플리케이션
JP6082253B2 (ja) 電話システムおよび電話制御装置
JP6016734B2 (ja) 通信制御方法、及び貸出番号提供装置
KR20120054724A (ko) 이동통신 단말기를 위한 스팸전화 관리 방법 및 시스템과, 이를 구비한 이동통신 단말기
KR101070543B1 (ko) 통신망에서의 개인정보 보호 시스템 및 그 방법
JP3961259B2 (ja) アクセス制御装置、アクセス制御方法、及びアクセス制御プログラム
JP2005033318A (ja) 仮想電話番号サービスを実現する電話端末とそのシステム
JP4465022B2 (ja) 着信規制方法、識別情報管理装置、発信端末
KR101718952B1 (ko) 안심통화를 위한 사전 위험도 제공장치
JP2013183314A (ja) 留守番電話システム、留守番電話確認方法、留守番電話装置、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111025

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111110

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees