JP2009231912A - 無線通信システム、及び送信電力の制御方法 - Google Patents

無線通信システム、及び送信電力の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】自動エリア調整機能を有する無線通信システムを提供すること。
【解決手段】複数の無線中継装置と、無線通信端末とで構成される無線通信システムが提供される。この無線通信端末は、各無線中継装置により発信された電界の強度を測定する電界強度測定部と、電界強度測定部で測定された各無線中継装置の電界強度をリストにして複数の無線中継装置に送信する電界強度リスト送信部とを備える。また、各無線中継装置は、無線通信端末から受信した電界強度のリストに基づいて無線中継装置間の電波干渉が低減されるように自装置の送信電力を制御する送信電力制御部を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信システム、及び送信電力の制御方法に関し、特に、無線LAN(Local Area Network)システムにおけるエリア設計の自動化に関する。
近年、屋内、屋外を問わず、様々な場面で無線LANシステムを利用したサービスが展開されてきている。無線LANシステムには、無線LAN端末と、無線LAN端末を中継するアクセスポイントとが含まれている。通常、このような無線LANシステムが構築される際、アクセスポイント間における電波干渉の影響が可能な限り低減されるようにエリア設計が行われる。このエリア設計とは、アクセスポイントが管轄するエリア内の電波状況を考慮して、アクセスポイントが設置される位置や各アクセスポイントの通信設定を構築する作業のことである。
エリア設計を行う場合、そのエリアにおける電波状況を確認するため、アクセスポイント間の電波干渉状況を検出する作業が行われる。その際、アクセスポイント間における電波干渉状況を検出する方法として、例えば、アクセスポイントを実際に設置した上で、測定器を利用してエリア毎の電波強度を測定する方法が用いられる。この方法では、電波干渉の状態が測定された後、エリアを設計するエリア設計者により測定結果が解析され、アクセスポイントの設定が調整されながらエリア設計の詳細事項が決定される。
尚、アクセスポイントに関する設定事項としては、例えば、各アクセスポイントが設置される場所、各アクセスポイントが送信する際の送信電力、アクセスポイントの数量、各アクセスポイントが使用する周波数等がある。こうした設定事項が調整され、或いは、選択されたエリア設計が行われる。この技術に関し、下記の特許文献1には、GPSを用いて無線LAN端末の地理的情報を把握し、その地理的情報に基づいてアクセスポイントや無線LAN端末の送信電力を調整するシステムに関する技術が開示されている。
特表2001−526845号公報
しかしながら、GPSを用いて検出された地理情報に基づいて送信電力を調整する上記の方法では、例えば、アクセスポイントと無線LAN端末との間に遮蔽物が存在する状況までは考慮されない。そのため、遮蔽物により電波が届きにくい場所が存在すると、調整後の送信電力で送信しても適切な電波状況が実現されないことがある。また、移動体が遮蔽物として影響するような状況では、刻々と変化する電波状況に対して適切な送信電力の調整が実現されないという問題もある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、アクセスポイント間の電波干渉が低減されるように自動的に送信電力を制御することが可能な、新規かつ改良された無線通信システム、及び送信電力の制御方法を提供することにある。この無線通信システム、及び送信電力の制御方法を適用することで、アクセスポイントの消費電力が低減される効果も期待される。
(1)上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、複数の無線中継装置と、無線通信端末とで構成される次のような無線通信システムが提供される。前記無線通信端末は、前記各無線中継装置により発信された電界の強度を測定する電界強度測定部と、前記電界強度測定部で測定された前記各無線中継装置の電界強度をリストにして前記複数の無線中継装置に送信する電界強度リスト送信部とを備える。また、前記各無線中継装置は、前記無線通信端末から受信した前記電界強度のリストに基づいて前記無線中継装置間の電波干渉が低減されるように自装置の送信電力を制御する送信電力制御部を備える。
上記の通り、この無線通信システムを構成する無線通信端末は、電界強度測定部により、前記各無線中継装置により発信された電界の強度を測定する。さらに、この無線通信端末は、電界強度リスト送信部により、前記電界強度測定部で測定された前記各無線中継装置の電界強度をリストにして前記複数の無線中継装置に送信する。このように、無線通信端末により、無線中継装置毎の電界強度がリストにされ、各無線中継装置に送信される。一方で、上記の各無線中継装置は、送信電力制御部により、前記無線通信端末から受信した前記電界強度のリストに基づいて前記無線中継装置間の電波干渉が低減されるように自装置の送信電力を制御する。このように、各無線中継装置は、無線通信端末から帰還された電界強度のリストに基づいて無線中継装置間の電波干渉を抑制するように送信電力を制御することができる。
(2)また、上記の無線通信端末が備える前記電界強度測定部は、所定周期で前記電界強度を繰り返し測定するように構成されていてもよい。この場合、前記電界強度リスト送信部は、前記電界強度測定部により所定周期で前記電界強度が測定される度に前記電界強度のリストを更新して前記複数の無線中継装置に送信するように構成される。さらに、上記の無線中継装置が備える前記送信電力制御部は、前記無線通信端末から前記電界強度のリストを受信する度に、当該電界強度のリストに基づいて前記送信電力を制御するように構成される。このような構成にすることで、電界強度の測定、及び送信電力の制御が周期的に繰り返し実施される。そのため、送信電力制御による電波状況の変化や遮蔽物の移動等による影響をも加味した好適な電波状況を作り出すことができるようになる。
(3)また、上記の無線中継装置が備える前記送信電力制御部は、前記電界強度リストに基づいて比較的電界強度の大きい前記無線通信端末を選択し、当該選択された無線通信端末が少なくとも接続可能な送信電力まで前記自装置の送信電力を低減させるように構成されていてもよい。このように構成することで、各無線中継装置が収容すべき無線通信端末を収容しつつ、他の無線通信装置に対する電波干渉の影響を極力低減させることができる。また、各無線中継装置の電力消費量を低減させる効果にも繋がる。
(4)また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、複数の無線中継装置と、無線通信端末とで構成される無線通信システムにおける次のような送信電力の制御方法が提供される。この送信電力の制御方法には、前記無線通信端末により、前記各無線中継装置から発信された電界の強度が測定される電界強度測定ステップと、前記電界強度測定ステップで測定された前記各無線中継装置の電界強度がリストにされる電界強度リスト生成ステップと、前記電界強度リスト生成ステップで生成された前記電界強度のリストが前記複数の無線中継装置に送信される電界強度リスト送信ステップとが含まれる。さらに、この送信電力の制御方法には、前記各無線中継装置により、前記無線通信端末から受信した前記電界強度のリストに基づいて前記無線中継装置間の電波干渉が低減されるように自身の送信電力が制御される送信電力制御ステップが含まれる。
(5)また、前記電界強度測定ステップでは、所定周期で繰り返し前記電界強度が測定され、前記電界強度リスト送信ステップは、前記所定周期で電界強度が測定される度に前記電界強度のリストが更新されて前記複数の無線中継装置に送信されるように構成されていてもよい。さらに、前記送信電力制御ステップは、前記無線通信端末から前記電界強度のリストが受信される度に、当該電界強度のリストに基づいて前記送信電力が制御されるように構成されていてもよい。
(6)また、前記送信電力制御ステップは、前記電界強度リストに基づいて比較的電界強度の大きい前記無線通信端末が選択され、当該選択された無線通信端末が少なくとも接続可能な送信電力まで前記自装置の送信電力が低減されるように構成されていてもよい。
以上説明したように本発明によれば、アクセスポイント間の電波干渉が低減されるように自動的に送信電力を制御することが可能になる。そのため、アクセスポイントの消費電力が低減される効果も期待される。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
[課題の整理]
まず、本発明の実施形態について詳細に説明するに先立ち、本実施形態が解決しようとする課題について簡単に整理する。
本実施形態に係る技術は、アクセスポイントの最適なエリア設定を実現するシステム、及び方法に関する。これまで、アクセスポイントの最適なエリア設定を実現するには、例えば、電波強度の測定、その測定結果の解析、アクセスポイントの設定調整等、一連の工程を繰り返して実行する必要があった。特に、広いエリアをカバーする無線LANシステムを構築する場合やアクセスポイント数が多い場合、こうした一連の工程を多数回にわたり繰り返し実行する必要があるため、非常に長い時間や多くの工数が掛かってしまう。
これに対し、例えば、電波伝搬シミュレーションを実施してエリア設計の検討を行う方法も考えられ、この方法を利用することで、エリア設計が比較的容易になる場合もある。しかしながら、実際のエリア構造とのズレ、或いは、人や物等の障害物が存在することで、シミュレーション結果と実測値とが乖離する場合が多い。そのため、結局、アクセスポイントを設置した上で電波強度を実測する必要が生じてしまう。
また、いずれの方法を採用したとしても、エリア設計が完了して運用が開始された後で、エリアに含まれる構造の変化、及び人や物等の移動に伴って電波強度分布が変化するため、エリア設計段階とは異なるアクセスポイント間の電波干渉の影響が現れる可能性がある。こうした問題点に鑑み、以下で詳細に説明する実施形態では、自動的、且つ、能動的にエリア調整が行われる無線LANシステムの構成が提案される。
<実施形態>
以下、本発明に係る一実施形態について説明する。本実施形態は、上記の通り、無線LANシステムのエリア調整が自動的、且つ、能動的に行われるようにし、固定された建造物や移動する遮蔽物が存在しても、好適な電波状況になるように電力制御が実施される無線LANシステムに関する。特に、本実施形態は、アクセスポイント間の電波干渉が低減されるように自動的に送信電力が制御されるアクセスポイントの電力制御技術に関する。
[無線LANシステム1000の構成]
まず、図1を参照しながら、本実施形態に係る無線LANシステム1000のシステム構成について説明する。図1は、本実施形態に係る無線LANシステム1000のシステム構成を示す説明図である。
図1に示すように、無線LANシステム1000は、主に、複数のアクセスポイント100と、無線LAN端末200とにより構成される。図1の例では、無線LANシステム1000には、アクセスポイント100(A,B,C)が3台設置され、無線LAN端末200(D,E,F)が3台設置されている。
尚、本実施形態に係る無線LANシステム1000のシステム構成はこれに限定されず、1又は2、或いは、4台以上のアクセスポイント100が設置されていてもよいし、1又は2、或いは、4台以上の無線LAN端末200が設置されていてもよい。つまり、これらの台数は任意である。また、アクセスポイント100、及び無線LAN端末200の設置場所も任意である。さらに、アクセスポイント100と無線LAN端末200との間には、電波を遮蔽する遮蔽物(非図示)が位置していることもある。
以下、図1のシステム構成例を踏まえて説明する。次に、図2を参照する。図2には、本実施形態に係る無線LANシステム1000におけるアクセスポイント100の無線エリアが示されている。もちろん、図2に示す無線エリアは一例であり、本実施形態はこれに限定されない。
図2の例では、アクセスポイント100(A)の無線エリアには、2台の無線LAN端末200(D,E)が含まれている。一方、アクセスポイント100(B)の無線エリアには、3台の無線LAN端末200(D,E,F)が含まれている。このように、アクセスポイント100は、その位置関係や遮蔽物の有無等により、自身の無線エリアに収納可能な無線LAN端末200が異なる。つまり、各アクセスポイント100と無線LAN端末200との間の距離、その間に位置する遮蔽物の有無、或いは、各アクセスポイント100の送信電力の大きさ等に依存して、収容される無線LAN端末200の数や、収納エリアの広さ等が決定される。
また、図2に示す2台のアクセスポイント100(A,B)の無線エリアは、一部で重なっており、その部分で互いが発信した電波の干渉が生じる。このような電波干渉が発生すると、無線LAN端末200に到達する電波強度が低下してしまうことがある。アクセスポイント100が複数台存在する場合、各アクセスポイント100の送信電力を上げるよりも、こうした電波干渉が発生しにくいように送信電力を制御する方が好ましい場合がある。本実施形態に係るアクセスポイント100は、電波干渉を考慮し、こうした送信電力の制御を実現する機能構成を有している。そのため、複数のアクセスポイント100で全ての無線LAN端末200を収容しつつ、各無線LAN端末200に対して電波干渉による影響が少ない好適な電波状況を実現することができる。
尚、電波干渉による影響が低減されることで、好適な電波状況が実現される他、各アクセスポイント100の送信電力量が低減されるため、消費電力の低減にも繋がる。また、後述するように、送信電力の制御を自動的、且つ、能動的に実施するため、遮蔽物の存在や動的な環境変化に対しても、適応的に電波状況を改善することができる。以下、こうした効果を得ることが可能なアクセスポイント100、及び無線LAN端末200の機能構成について説明する。
[無線LAN端末200の機能構成]
まず、図3を参照しながら、本実施形態に係る無線LAN端末200の機能構成について説明する。図3は、本実施形態に係る無線LAN端末200の機能構成を示す説明図である。尚、無線LAN端末200は、無線通信端末の一例である。
図3に示すように、無線LAN端末200は、主に、送受信分波器202と、受信部204と、電界強度測定部206と、制御部208と、メモリ210と、送信部212とにより構成される。尚、制御部208は、電界強度リスト送信部の一例である。
(送受信分波器202)
送受信分波器202は、送信信号と受信信号とを分波する手段である。送受信分波器202により出力された受信信号は、受信部204に入力される。一方、送受信分波器202により出力された送信信号は、アンテナを介して無線LAN端末200に送信される。
(受信部204、電界強度測定部206)
受信部204は、送受信分波器202を介して受信信号を受信する。受信部204により受信された受信信号は、電界強度測定部206に入力される。電界強度測定部206は、受信部204により受信された受信信号の電界強度を測定する。このとき、電界強度測定部206は、各アクセスポイント100から受信した受信信号の電界強度を測定する。電界強度測定部206により測定された電界強度の情報は、制御部208に入力される。
(制御部208、メモリ210、送信部212)
制御部208は、電界強度測定部206により測定された電界強度をリスト化してメモリ210に記録する。以下、制御部208により生成される電界強度のリストを電界強度リストと呼ぶことにする。このとき、制御部208は、電界強度測定部206から入力されるアクセスポイント100毎の電界強度を順次、電界強度リストに登録する。制御部208により生成された電界強度リストは、送信部212に入力される。送信部212は、送受信分波器202、及びアンテナを介して電界強度リストを各アクセスポイント100に送信する。
(電界強度リストの例(1))
ここで、図5を参照しながら、各無線LAN端末200により生成される電界強度リストについて簡単に説明する。図5は、本実施形態に係る電界強度リストの一例を示す図表(以下、図表1)である。
尚、図表1は、図1又は図2に示す無線LAN端末200(F)で検出された電界強度に関する電界強度リストの一例である。図表1には、電波を送信したアクセスポイント100の名前(送信AP名)と、電界強度測定部206により検出された電界強度(検出電界強度)とが項目として挙げられている。
図1又は図2に示すように、無線LAN端末200(F)は、アクセスポイント100(A)から比較的離れた位置に設置されている。そのため、アクセスポイント100(A)の電界強度は、図表1に示すように、他のアクセスポイント100(B,C)に比べて弱い。もちろん、遮蔽物の存在や電波干渉の影響により、単純な位置関係だけで電界強度が決まるわけではないが、図表1のような状況も一例として想定されうる。各無線LAN端末200では、電界強度測定部206により、各アクセスポイント100の電界強度が測定され、制御部208により図表1のような電界強度リストが作成される。
[アクセスポイント100の機能構成]
次に、図4を参照しながら、本実施形態に係るアクセスポイント100の機能構成について説明する。図4は、本実施形態に係るアクセスポイント100の機能構成を示す説明図である。尚、アクセスポイント100は、無線中継装置の一例である。
図4に示すように、アクセスポイント100は、主に、メモリ102と、制御部104と、送信電力制御部106と、送信部108と、送受信分波器110と、受信部112とにより構成される。尚、制御部104、及び送信電力制御部106は、送信電力制御部の一例である。
尚、後述するハードウェア構成のうち、メモリ102の機能は、RAM906、記憶部920、リムーバブル記憶媒体928等により実現されうる。制御部104の機能は、ROM904、記憶部920、又はリムーバブル記憶媒体928等に記録されたプログラムに基づいてCPU902により実現されうる。送信電力制御部106、送信部108、送受信分波器110、受信部112の機能は、通信部926により実現されうる。
(メモリ102、制御部104)
メモリ102、及び制御部104は、測定結果解析/電力選定手段を構成する。また、制御部104は、送信電力決定部132と、電界強度補正部134とにより構成される。
(電界強度補正部134、受信部112)
電界強度補正部134は、アンテナ、及び送受信分波器110を介して受信部112により受信された電界強度リストを解析し、自身の電界強度の補正方法を決定する。このとき、電界強度補正部134は、各無線LAN端末200から受信した電界強度リストに基づいて自身が収容すべき無線LAN端末200を選択する。この収容すべき無線LAN端末200としては、例えば、電界強度リストに記載された電界強度が比較的大きな無線LAN端末200が選択される。電界強度補正部134により選択された無線LAN端末200の情報は、送信電力決定部132に入力される。
(送信電力決定部132)
送信電力決定部132は、自身が送信する際の送信電力を決定する。このとき、送信電力決定部132は、受信部112を介して無線LAN端末200から受信した電界強度リストに基づいて自身が送信する際の送信電力を決定する。このとき、送信電力決定部132は、アクセスポイント100間の電波干渉が抑制されるように、電界強度補正部134により選択された無線LAN端末200を収容可能な程度まで送信電力を低減させる。送信電力決定部132により決定された送信電力の情報は、送信電力制御部106に入力される。
(送信電力制御部106、送信部108)
送信電力制御部106は、送信電力決定部132から入力された送信電力の情報に基づいて送信部108の送信電力を制御する。送信部108は、送信電力制御部106の制御を受け、送信電力決定部132により決定された送信電力で電波を送信する。
(電界強度リストの例(2))
ここで、図6を参照しながら、アクセスポイント100により受信される電界強度リストについて簡単に説明する。図6は、本実施形態に係る電界強度リストの一例を示す図表(以下、図表2)である。
尚、図表2は、図1又は図2に示す各無線LAN端末200(D,E,F)で検出され、各アクセスポイント100(A,B,C)で受信された電界強度に関する電界強度リストの一例である。図表2には、電界強度リストを送信した無線LAN端末200の名前(検出端末名)、及び電波を送信したアクセスポイント100の名前(送信AP名)の組み合わせ毎に、検出された電界強度(検出電界強度)がリスト形式で記載されている。
例えば、図表2に示す電界強度リストがアクセスポイント100の制御部104に入力されると、電界強度補正部134により、収容すべき無線LAN端末200が選択される。まず、電界強度補正部134は、図表2から、無線LAN端末200(D,E)がアクセスポイント100(B)の近くに位置するものと判断する。同様に、電界強度補正部134は、無線LAN端末200(F)がアクセスポイント100(C)の近くに位置するものと判断する。ここで、「近く」というのは、比較的電波が到達し易い状況にあることを意味し、例えば、物理的な距離が近い場合、遮蔽物が無い場合、電波干渉の影響を受けにくい場合等を含む。
つまり、アクセスポイント100(B)の電界強度補正部134は、無線LAN端末200(D,E)を収容すべき無線LAN端末200であると判断する。同様に、アクセスポイント100(C)の電界強度補正部134は、無線LAN端末200(F)を収容すべき無線LAN端末200であると判断する。一方、アクセスポイント100(A)の電界強度補正部134は、収容すべき無線LAN端末200が無いと判断する。このように、1台のアクセスポイント100が全ての無線LAN端末200を収容しようとせず、エリア内のアクセスポイント100により、全ての無線LAN端末200が収容されるように、各アクセスポイント100が収容すべき無線LAN端末200が選択される。
上記のように、各アクセスポイント100が収容すべき無線LAN端末200が選択されると、次に、送信電力決定部132により送信電力が決定される。例えば、アクセスポイント100(A)の送信電力決定部132は、収容すべき無線LAN端末200が無いため、比較的大きく送信電力を低下させる。また、アクセスポイント100(B)の送信電力決定部132は、2台の無線LAN端末200(D,E)が収容可能な程度に送信電力を低下させる。さらに、アクセスポイント100(C)の送信電力決定部132は、無線LAN端末200(F)が収容可能な程度に送信電力を低下させる。
上記のように、通信状況に応じて各アクセスポイント100により送信電力が制御されることで、アクセスポイント100間の電波干渉が抑制されると共に、各アクセスポイント100の消費電力が低減される。尚、各無線LAN端末200による電界強度の検出、及び各アクセスポイント100による送信電力の制御は、順次反復的に実施される。この反復処理により、送信電力制御による電波干渉の影響変化が徐々に低減され、最終的に適切な電波状況に落ち着くようになる。また、この一連の処理が周期的に実施されることで、遮蔽物の移動等に起因する電波状況の変化にも動的に対応することができる。
[エリア設計方法]
次に、図7を参照しながら、本実施形態に係るエリア設計方法について説明する。図7は、本実施形態に係るエリア設計方法を示す説明図である。
まず、アクセスポイント100(A,B,C)が設置されている無線LANシステム1000内に無線LAN端末200(D,E,F)が設置される。これらのアクセスポイント100からは、各無線LAN端末200に対して電波が送信される(S102,S104,S106)。次いで、各無線LAN端末200により、電波強度の測定が実施される(S108,S110,S112)。次いで、各無線LAN端末200により、当該各無線LAN端末200の位置で検出された全てのアクセスポイント100の電波強度がリスト化されて登録される(S114,S116,S118)。
次いで、各無線LAN端末200により、電波強度のリストに登録されたアクセスポイント100に対して電波強度のリストが送信される(S120,S128,S136)。次いで、各アクセスポイント100では、各無線LAN端末200から送信された電波強度リストが受信される(S122〜S126,S130〜S134,S138〜S142)。次いで、無線LAN端末200から送信された電界強度リストを受信したアクセスポイント100により、電界強度リストに基づいて各無線LAN端末200の受信状態が解析される(S144,S146,S148)。次いで、各アクセスポイント100により、解析された各無線LAN端末200の受信状態に応じて自身の送信電力が調整される(S150,S152,S154)。
(S156)
さらに、各アクセスポイント100により送信電力が調整された後も、各無線LAN端末200により周期的に電波強度の測定が実施される。また、その都度、各無線LAN端末200により電波強度のリストが更新され、更新後のリストが各アクセスポイント100に対して送信される。次いで、無線LAN端末200により周期的に送信されるリストに基づき、当該リストを受信したアクセスポイント100により、各無線LAN端末200の受信状態が解析される。次いで、各アクセスポイント100により、解析された各無線LAN端末200の受信状態に応じて自身の送信電力が調整される。その後も、無線LAN端末200によるリストの更新及び送信、及び、アクセスポイント100によるリストの解析及び送信電力の調整が繰り返し実施される。
以上、本実施形態に係る無線LANシステム1000の構成、及びエリア設計方法について詳細に説明した。このように、アクセスポイント100と、無線LAN端末200との間で、自動的、且つ、能動的に無線LANシステムのエリア調整が行われる。その結果、(1)電波強度の測定やアクセスポイントの調整を人が行う必要が低減され、こうした作業に要する工数を削減することができる。(2)また、エリア周辺の構成が変化しても、その状況に適合した電波状況が実現される。(3)さらに、各アクセスポイント100の消費電力が低減される。
[ハードウェア構成]
上記装置が有する各構成要素の一部機能は、例えば、図8に示すハードウェア構成を有する情報処理装置により、上記の機能を実現するためのコンピュータプログラムを用いて実現することが可能である。図8は、上記装置の各構成要素が有する機能を実現することが可能な情報処理装置のハードウェア構成を示す説明図である。
図8に示すように、前記の情報処理装置は、主に、CPU(Central Processing Unit)902と、ROM(Read Only Memory)904と、RAM(Random Access Memory)906と、ホストバス908と、ブリッジ910と、外部バス912と、インターフェース914と、入力部916と、出力部918と、記憶部920と、ドライブ922と、接続ポート924と、通信部926とにより構成される。
CPU902は、例えば、演算処理装置又は制御装置として機能し、ROM904、RAM906、記憶部920、又はリムーバブル記録媒体928に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般又はその一部を制御する。ROM904は、例えば、CPU902に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータ等を格納する。RAM906は、例えば、CPU902に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータ等を一時的又は永続的に格納する。これらの構成要素は、例えば、高速なデータ伝送が可能なホストバス908によって相互に接続されている。また、ホストバス908は、例えば、ブリッジ910を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス912に接続されている。
入力部916は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、及びレバー等の操作手段である。また、入力部916は、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントロール手段(所謂、リモコン)であってもよい。なお、入力部916は、上記の操作手段を用いて入力された情報を入力信号としてCPU902に伝送するための入力制御回路等により構成されている。
出力部918は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma DisplayPanel)、又はELD(Electro−Luminescence Display)等のディスプレイ装置、スピーカ、ヘッドホン等のオーディオ出力装置、プリンタ、携帯電話、又はファクシミリ等、取得した情報を利用者に対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置である。
記憶部920は、各種のデータを格納するための装置であり、例えば、ハードディスクドライブ(HDD;Hard Disk Drive)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等により構成される。
ドライブ922は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体928に記録された情報を読み出し、又はリムーバブル記録媒体928に情報を書き込む装置である。リムーバブル記録媒体928は、例えば、DVDメディア、Blu−rayメディア、HD−DVDメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)(CF;CompactFlash)、メモリースティック、又はSDメモリカード(Secure Digital memory card)等である。もちろん、リムーバブル記録媒体928は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード(Integrated Circuit Card)、又は電子機器等であってもよい。
接続ポート924は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)、RS−232Cポート、又は光オーディオ端子等のような外部接続機器930を接続するためのポートである。外部接続機器930は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、又はICレコーダ等である。
通信部926は、ネットワーク932に接続するための通信デバイスであり、例えば、有線又は無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、又はWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、又は各種通信用のモデム等である。また、通信部926に接続されるネットワーク932は、有線又は無線により接続されたネットワークにより構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、可視光通信、放送、又は衛星通信等である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の一実施形態に係る無線LANシステムのシステム構成を示す説明図である。 本実施形態に係る無線LANシステムの無線エリアを示す説明図である。 本実施形態に係る無線LAN端末の機能構成を示す説明図である。 本実施形態に係るアクセスポイントの機能構成を示す説明図である。 本実施形態に係る電界強度リストの一例を示す図表である。 本実施形態に係る電界強度リストの一例を示す図表である。 本実施形態に係るエリア設計方法を示す説明図である。 本実施形態に係るアクセスポイント、及び無線LAN端末のハードウェア構成例を示す説明図である。
符号の説明
1000 無線LANシステム
100 アクセスポイント
102 メモリ
104 制御部
106 送信電力制御部
108 送信部
110 送受信分波器
112 受信部
132 送信電力決定部
134 電界強度補正部
200 無線LAN端末
202 送受信分波器
204 受信部
206 電界強度測定部
208 制御部
210 メモリ
212 送信部

Claims (6)

  1. 複数の無線中継装置と、無線通信端末とで構成される無線通信システムにおいて、
    前記無線通信端末は、
    前記各無線中継装置により発信された電界の強度を測定する電界強度測定部と、
    前記電界強度測定部で測定された前記各無線中継装置の電界強度をリストにして前記複数の無線中継装置に送信する電界強度リスト送信部と、
    を備え、
    前記各無線中継装置は、前記無線通信端末から受信した前記電界強度のリストに基づいて前記無線中継装置間の電波干渉が低減されるように自装置の送信電力を制御する送信電力制御部を備えることを特徴とする、無線通信システム。
  2. 前記電界強度測定部は、所定周期で前記電界強度を繰り返し測定し、
    前記電界強度リスト送信部は、前記電界強度測定部により所定周期で前記電界強度が測定される度に前記電界強度のリストを更新して前記複数の無線中継装置に送信し、
    前記送信電力制御部は、前記無線通信端末から前記電界強度のリストを受信する度に、当該電界強度のリストに基づいて前記送信電力を制御することを特徴とする、請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記送信電力制御部は、前記電界強度リストに基づいて比較的電界強度の大きい前記無線通信端末を選択し、当該選択された無線通信端末が少なくとも接続可能な送信電力まで前記自装置の送信電力を低減させることを特徴とする、請求項1又は2に記載の無線通信システム。
  4. 複数の無線中継装置と、無線通信端末とで構成される無線通信システムにおける送信電力の制御方法であって、
    前記無線通信端末により、
    前記各無線中継装置から発信された電界の強度が測定される電界強度測定ステップと、
    前記電界強度測定ステップで測定された前記各無線中継装置の電界強度がリストにされる電界強度リスト生成ステップと、
    前記電界強度リスト生成ステップで生成された前記電界強度のリストが前記複数の無線中継装置に送信される電界強度リスト送信ステップと、
    前記各無線中継装置により、
    前記無線通信端末から受信した前記電界強度のリストに基づいて前記無線中継装置間の電波干渉が低減されるように自身の送信電力が制御される送信電力制御ステップと、
    を含むことを特徴とする、送信電力の制御方法。
  5. 前記電界強度測定ステップでは、所定周期で繰り返し前記電界強度が測定され、
    前記電界強度リスト送信ステップでは、前記所定周期で電界強度が測定される度に前記電界強度のリストが更新されて前記複数の無線中継装置に送信され、
    前記送信電力制御ステップでは、前記無線通信端末から前記電界強度のリストが受信される度に、当該電界強度のリストに基づいて前記送信電力が制御されることを特徴とする、請求項4に記載の送信電力の制御方法。
  6. 前記送信電力制御ステップでは、前記電界強度リストに基づいて比較的電界強度の大きい前記無線通信端末が選択され、当該選択された無線通信端末が少なくとも接続可能な送信電力まで前記自装置の送信電力が低減されることを特徴とする、請求項4又は5に記載の送信電力の制御方法。
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