JP2009231534A - 電波吸収体固定用ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】
電波暗室の内壁面への電波吸収体の固定について、電波吸収体を破損させることなく電波暗室の内壁面に容易に短時間で固定でき、更に容易に取り外すことができ、電波暗室の移設や修繕を容易にできる電波吸収体固定用ユニットを提供する。
【解決手段】
電波暗室に用いる電波吸収体を内壁面に固定する際に使用する固定ユニットであって、前記電波暗室の内壁面もしくは前記電波吸収体のいずれか一方に取り付けられる、フック型の断面形状を有する2本以上のレールを有する部材Aと、前記電波暗室の内壁面もしくは前記電波吸収体のもう一方に取り付けられる、前記部材Aのレールに沿ってスライドして係合するように、フック型の断面形状を有する2本以上のレールを有する部材Bとからなることを特徴とする電波吸収体固定用ユニットである。
【選択図】図1
電波暗室の内壁面への電波吸収体の固定について、電波吸収体を破損させることなく電波暗室の内壁面に容易に短時間で固定でき、更に容易に取り外すことができ、電波暗室の移設や修繕を容易にできる電波吸収体固定用ユニットを提供する。
【解決手段】
電波暗室に用いる電波吸収体を内壁面に固定する際に使用する固定ユニットであって、前記電波暗室の内壁面もしくは前記電波吸収体のいずれか一方に取り付けられる、フック型の断面形状を有する2本以上のレールを有する部材Aと、前記電波暗室の内壁面もしくは前記電波吸収体のもう一方に取り付けられる、前記部材Aのレールに沿ってスライドして係合するように、フック型の断面形状を有する2本以上のレールを有する部材Bとからなることを特徴とする電波吸収体固定用ユニットである。
【選択図】図1
Description
本発明は、家電・OA機器・通信機器をはじめとする各種エレクトロニクス関連製品のエミッション、イミュニティ測定・試験に使用される電波暗室の内壁面に電波吸収体を固定するのに用いられる電波吸収体固定用ユニットに関する。
従来の電波暗室用電波吸収体の固定方法は、接着材等で固着するのが一般的である(例えば、特許文献1)。しかし、かかる方法では接着剤が硬化するまでの養生時間が長く、又、電波暗室の移設や修繕において電波吸収体の交換に手間がかかり、施工コストが高くなるという問題があった。
これに対し、電波暗室の内壁面に設けられた支持部材と、電波吸収体に取り付けられた連結部材により、機械的に電波吸収体を固定する固定構造が開示されている(例えば、特許文献2及び特許文献3)。
しかしながら、これらの固定部材では安定した電波吸収体の固定が困難であった。加えて、固定部材が重く、作業性が悪かった。
特開平6−275981号公報
実開平2−102795号公報
実開平2−102796号公報
本発明は、かかる従来の問題点を解消し、軽量であり、電波吸収体を破損させることなく電波暗室の内壁面に容易に短時間で固定でき、更に容易に取り外すことができ、電波暗室の移設や修繕を容易にできる電波吸収体固定用ユニットを提供することを目的とする。
すなわち本発明は、電波暗室に用いる電波吸収体を内壁面に固定する際に使用する固定ユニットであって、前記電波暗室の内壁面もしくは前記電波吸収体のいずれか一方に取り付けられる、フック型の断面形状を有する2本以上のレールを有する部材Aと、前記電波暗室の内壁面もしくは前記電波吸収体のもう一方に取り付けられる、前記部材Aのレールに沿ってスライドして係合するように、フック型の断面形状を有する2本以上のレールを有する部材Bとからなることを特徴とする電波吸収体固定用ユニットである。
電波暗室の内壁面に電波吸収体を固定する際に、本発明の電波吸収体固定用ユニットと用いることで、接着剤の硬化を待つ必要なく短時間で、かつ容易に固定できるので電波吸収体の破損を抑制できる。また、電波吸収体固定用ユニットが軽量であるため、固定の作業性が向上する。逆方向に電波吸収体をスライドすることで容易に取り外せるため、電波暗室の移設や修繕の際に、電波吸収体固定用ユニット及び電波吸収体を転用することができ、コストを削減できる。
本発明の電波吸収体固定用ユニットは、電波暗室の内壁面もしくは電波吸収体のいずれか一方に取り付けられる部材A及び、電波暗室の内壁面もしくは電波吸収体のもう一方に取り付けられる部材Bからなる。
電波暗室に使用される電波吸収体には、フェライトやカーボニル鉄等を素材とする磁気損失材料からなるものや、炭素粉末や炭素繊維等を混合したゴムやプラスチックを素材とする導電損失・誘電損失材料からなるもの等が挙げられる。磁気損失材料からなるものは、タイル状やパネル状といった平板形状のものが主に使用される。一方、導電損失・誘電損失材料からなるものは、平板形状の他に、より広帯域の電波吸収性能を得ることを目的として角錐型、くさび形や波型等の立体形状のものが使用される。本発明の電波吸収体固定用ユニットは、特に立体形状の導電損失・誘電損失材料からなる電波吸収体の電波暗室の内壁面への固定に好ましく用いられる。
部材A及びBを構成する材料としては、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、AS樹脂、ABS樹脂、メタクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリサルフォン樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ポリイミド樹脂、ポリウレタン樹脂の各種樹脂や、段ボールや厚紙等の紙素材、ガラス、セラミックス、木材等が挙げられる。
このうち、軽量性及び強度の点から、素材として樹脂や木材を用いることが好ましい。
また、火災による延焼を防止できることから、難燃材料からなるものであるか、または、難燃加工されたものであることも好ましい。
本発明の電波吸収体固定用ユニットは、部材Aがフック型の断面形状を有する2本以上のレールを有し、部材Bが部材Aのレールに沿ってスライドして係合するフック型の断面形状を有するレールを有することが重要である。この構造により、電波吸収体を電波暗室の内壁面に容易に短時間で固定できるとともに、容易に取り外すことが可能となり、電波暗室の移設や修繕が容易にできるようになる。
部材A、B各々のレールは、スライド方向に対し平行であることが好ましい。設計及び製造が容易であり、コストを低減できるためである。
部材A、Bは、いずれも電波吸収体の底面に隠れる大きさであることが好ましい。部材がコンパクトであることに加え、軽量であることから、電波暗室の内壁面及び電波吸収体への部材の取付作業や、内壁面への電波吸収体の固定作業が容易にできるためである。
また、部材A、Bのいずれか、もしくは両方が1個以上の孔を有することが好ましい。個々の部材をより軽量化でき、電波暗室の内壁面及び電波吸収体への部材の取付作業や、内壁面への電波吸収体の固定作業が容易にできるためである。
部材AもしくはBを電波暗室の内壁面に取り付ける方法としては、例えば、ねじ穴を設けた内壁面に部材AもしくはBに設けた孔にボルトを通してねじ孔と連結する方法や、ねじ棒を設けた内壁面に部材AもしくはBに設けた孔にねじ棒を通してナットで連結する方法や、内壁面に設置した木製の梁に釘を打って取り付ける方法等が挙げられる。
次に、部材AもしくはBを電波吸収体に取り付ける方法としては、底面にねじ穴を設けた電波吸収体に部材AもしくはBに設けた孔にボルトを通してねじ孔と連結する方法や、底面にねじ棒を設けた電波吸収体に部材AもしくはBに設けた孔にねじ棒を通してナットで連結する方法等が挙げられる。また、電波吸収体底面に設けた2本の紐を、部材AもしくはBに設けた2つの孔に通して結ぶことで取り付ける方法や、吸収体側面から対向する側面に通じて設けた貫通孔にベルトを通し、ベルトの両端部を部材AもしくはBと繋合して取り付ける方法等が挙げられる。
また、底面部に折り返し可能なフラップを有する電波吸収体に対し、部材A、Bのいずれかをフラップの外側に配し、フラップの内側に取り付けられ、前記部材とフラップを挟み込んで前記部材と接合される枠材を用いることが好ましい。あらかじめ、電波吸収体にねじ穴やねじ棒等を取り付けて製造する必要がなくなり、製造コストを低減できるためである。具体的な取付方法としては、枠材とフラップと部材AもしくはB、それぞれに貫通孔を設けておき、貫通孔にボルトやピン等を取り付けた枠材をフラップの内側に配する。その後、それぞれの貫通孔に前記のボルトやピンを通すよう、フラップを折り返し、その外側に部材AもしくはBを配して、ナット締めやピンを曲げることで接合する方法等が挙げられる。
この枠材は、導電損失・誘電損失材料からなる電波吸収体のうち、特に内部が空洞の中空型電波吸収体に好ましく適用できる。電波吸収体底面部の内寸と同じ面積の枠材を使用することで、底面部の形状が固定され、非常に薄い材料で作成された中空型電波吸収体でも形状を保持できることに加え、電波吸収体に直接部材を取り付けるよりも、電波吸収体にかかる負荷を低減でき、電波吸収体の破損や内壁面からの脱落を抑制できるためである。
また、この枠材は1個以上の孔を有することが好ましい。個々の部材をより軽量化でき、電波暗室の内壁面及び電波吸収体への部材の取付作業がより容易にできるためである。
本発明の電波吸収体固定用ユニットを用いた、電波暗室の内壁面への電波吸収体の固定方法であるが、電波暗室の内壁面に取り付けられた部材AもしくはBのいずれか一方のフック型の断面形状を有するレールに対し、電波吸収体に取り付けられた部材AもしくはBのもう一方フック型の断面形状を有するレールが係合するよう、内壁面に対し平行に電波吸収体をスライドさせることによって固定する。
[実施例1]
図2、3に示す電波吸収体固定用ユニットを以下の方法にて作成した。なお、電波吸収体には図4に示すものを用いた。
図2、3に示す電波吸収体固定用ユニットを以下の方法にて作成した。なお、電波吸収体には図4に示すものを用いた。
(部材A)
ポリ塩化ビニル樹脂を材料とし、595mm×595mm、厚さ3mmの正方形ボードの中央に300mm×300mmの孔を開け、断面形状がフック型で、フックの開口部が互いに対向するように配された、長さ296mmの2本のレールを有する部材Aを射出成型により作成した。また、電波吸収体への取付用の孔を四隅にそれぞれ一つずつ設けた。
ポリ塩化ビニル樹脂を材料とし、595mm×595mm、厚さ3mmの正方形ボードの中央に300mm×300mmの孔を開け、断面形状がフック型で、フックの開口部が互いに対向するように配された、長さ296mmの2本のレールを有する部材Aを射出成型により作成した。また、電波吸収体への取付用の孔を四隅にそれぞれ一つずつ設けた。
(部材B)
ポリ塩化ビニル樹脂を材料とし、595mm×595mm、厚さ3mmの正方形ボードの中央に300mm×300mmの孔を開け、断面形状がフック型で、前記部材Aのレールと係合する位置に配され、フックの開口部が互いに反対方向を向くように配された、長さ296mmの2本のレールを有する部材Bを射出成型により作成した。また、電波暗室の内壁面への取付のための孔を四隅にそれぞれ一つずつ設けた。
ポリ塩化ビニル樹脂を材料とし、595mm×595mm、厚さ3mmの正方形ボードの中央に300mm×300mmの孔を開け、断面形状がフック型で、前記部材Aのレールと係合する位置に配され、フックの開口部が互いに反対方向を向くように配された、長さ296mmの2本のレールを有する部材Bを射出成型により作成した。また、電波暗室の内壁面への取付のための孔を四隅にそれぞれ一つずつ設けた。
(電波吸収体)
炭素粉末を含有した段ボールからなり、底面部が600mm×600mmの正方形である四角錐型で、底面部内寸が594mm×594mm、高さが1000mmである中空型のものを用いた。また、長さ60mmであり、部材A取付用の孔を有する、折り返し可能なフラップを電波吸収体底面部の各辺に設けた。
炭素粉末を含有した段ボールからなり、底面部が600mm×600mmの正方形である四角錐型で、底面部内寸が594mm×594mm、高さが1000mmである中空型のものを用いた。また、長さ60mmであり、部材A取付用の孔を有する、折り返し可能なフラップを電波吸収体底面部の各辺に設けた。
(部材Aの電波吸収体への取付)
電波吸収体のフラップを折り返し、フラップに設けた孔にボルトを通した。そして、部材Aを取付用孔がボルトに差し込まれるように電波吸収体底面部に合わせた後、部材Aの取付用孔から突出したボルトをナットで締めて取り付けた。
電波吸収体のフラップを折り返し、フラップに設けた孔にボルトを通した。そして、部材Aを取付用孔がボルトに差し込まれるように電波吸収体底面部に合わせた後、部材Aの取付用孔から突出したボルトをナットで締めて取り付けた。
(部材Bの電波暗室内壁面への取付)
予め電波暗室内壁面に取り付けたねじ棒に、部材Bを取付用孔がねじ棒に差し込まれるように合わせた後、部材Bの取付用孔から突出したねじ棒をナットで締めて取り付けた。電波暗室内壁面のうち、側壁面には部材Bのレールが地面と平行となるように取り付けた。
予め電波暗室内壁面に取り付けたねじ棒に、部材Bを取付用孔がねじ棒に差し込まれるように合わせた後、部材Bの取付用孔から突出したねじ棒をナットで締めて取り付けた。電波暗室内壁面のうち、側壁面には部材Bのレールが地面と平行となるように取り付けた。
(電波吸収体の電波暗室内壁面への固定)
電波暗室内壁面に取り付けた部材Bのレールに対し、電波吸収体に取り付けた部材Aのレールが係合するよう、内壁面に平行に電波吸収体をスライドさせて固定した。
電波暗室内壁面に取り付けた部材Bのレールに対し、電波吸収体に取り付けた部材Aのレールが係合するよう、内壁面に平行に電波吸収体をスライドさせて固定した。
[実施例2]
図5に示す電波吸収体固定用ユニットを以下の方法にて作成した。電波吸収体には、実施例1と同様に図4に示すものを用いた。
図5に示す電波吸収体固定用ユニットを以下の方法にて作成した。電波吸収体には、実施例1と同様に図4に示すものを用いた。
(部材A)
ポリ塩化ビニル樹脂を材料とし、595mm×595mm、厚さ3mmの正方形ボードの中央に300mm×300mmの孔を開け、断面形状がフック型で、狭い間隔でフックの開口部が互いに対向するように配された、長さ296mmの4本のレールを互いに平行に配した部材Aを射出成型により作成した。また、電波吸収体への取付用の孔を四隅にそれぞれ一つずつ設けた。
ポリ塩化ビニル樹脂を材料とし、595mm×595mm、厚さ3mmの正方形ボードの中央に300mm×300mmの孔を開け、断面形状がフック型で、狭い間隔でフックの開口部が互いに対向するように配された、長さ296mmの4本のレールを互いに平行に配した部材Aを射出成型により作成した。また、電波吸収体への取付用の孔を四隅にそれぞれ一つずつ設けた。
(部材B)
ポリ塩化ビニル樹脂を材料とし、595mm×595mm、厚さ3mmの正方形ボードの中央に300mm×300mmの孔を開け、前記部材Aのレールと係合する位置に配され、狭い間隔でフックの開口部が互いに反対方向を向くようにすべく、断面形状がT字型で、長さが296mmの2組のレールを有する部材Bを射出成型により作成した。また、電波暗室の内壁面への取付のための孔を四隅にそれぞれ一つずつ設けた。
ポリ塩化ビニル樹脂を材料とし、595mm×595mm、厚さ3mmの正方形ボードの中央に300mm×300mmの孔を開け、前記部材Aのレールと係合する位置に配され、狭い間隔でフックの開口部が互いに反対方向を向くようにすべく、断面形状がT字型で、長さが296mmの2組のレールを有する部材Bを射出成型により作成した。また、電波暗室の内壁面への取付のための孔を四隅にそれぞれ一つずつ設けた。
(電波吸収体)
実施例1で用いたのと同様のものを用いた。
実施例1で用いたのと同様のものを用いた。
(部材Aの電波吸収体への取付)
上記部材Aを上記電波吸収体に、実施例1と同様にして取り付けた。
上記部材Aを上記電波吸収体に、実施例1と同様にして取り付けた。
(部材Bの電波暗室内壁面への取付)
上記部材Bを電波暗室内壁面に、実施例1と同様にして取り付けた。
上記部材Bを電波暗室内壁面に、実施例1と同様にして取り付けた。
(電波吸収体の電波暗室内壁面への固定)
電波暗室内壁面に取り付けた部材Bのレールに対し、電波吸収体に取り付けた部材Aのレールが係合するよう、内壁面に平行に電波吸収体をスライドさせて固定した。
電波暗室内壁面に取り付けた部材Bのレールに対し、電波吸収体に取り付けた部材Aのレールが係合するよう、内壁面に平行に電波吸収体をスライドさせて固定した。
[実施例3]
図6に示す電波吸収体固定用ユニットを以下の方法にて作成した。電波吸収体には、実施例1と同様に図4に示すものを用いた。
図6に示す電波吸収体固定用ユニットを以下の方法にて作成した。電波吸収体には、実施例1と同様に図4に示すものを用いた。
(部材A)
ポリ塩化ビニル樹脂を材料とし、595mm×595mm、厚さ3mmの正方形ボードの中央に300mm×300mmの孔を開け、断面形状がフック型で、フックの開口部が互いに対向するように配された、長さ146mmの2本のレールを1組として、レールの長手方向に2組を有する部材Aを射出成型により作成した。また、電波吸収体への取付用の孔を四隅にそれぞれ一つずつ設けた。
ポリ塩化ビニル樹脂を材料とし、595mm×595mm、厚さ3mmの正方形ボードの中央に300mm×300mmの孔を開け、断面形状がフック型で、フックの開口部が互いに対向するように配された、長さ146mmの2本のレールを1組として、レールの長手方向に2組を有する部材Aを射出成型により作成した。また、電波吸収体への取付用の孔を四隅にそれぞれ一つずつ設けた。
(部材B)
ポリ塩化ビニル樹脂を材料とし、595mm×595mm、厚さ3mmの正方形ボードの中央に300mm×300mmの孔を開け、断面形状がフック型で、前記部材Aのレールと係合する位置に配され、フックの開口部が互いに反対方向を向くように配された、長さ146mmの2本のレールを1組として、レールの長手方向に2組を有する部材Bを射出成型により作成した。また、電波暗室の内壁面への取付のための孔を四隅にそれぞれ一つずつ設けた。
ポリ塩化ビニル樹脂を材料とし、595mm×595mm、厚さ3mmの正方形ボードの中央に300mm×300mmの孔を開け、断面形状がフック型で、前記部材Aのレールと係合する位置に配され、フックの開口部が互いに反対方向を向くように配された、長さ146mmの2本のレールを1組として、レールの長手方向に2組を有する部材Bを射出成型により作成した。また、電波暗室の内壁面への取付のための孔を四隅にそれぞれ一つずつ設けた。
(電波吸収体)
実施例1で用いたのと同様のものを用いた。
実施例1で用いたのと同様のものを用いた。
(部材Aの電波吸収体への取付)
上記部材Aを上記電波吸収体に、実施例1と同様にして取り付けた。
上記部材Aを上記電波吸収体に、実施例1と同様にして取り付けた。
(部材Bの電波暗室内壁面への取付)
上記部材Bを電波暗室内壁面に、実施例1と同様にして取り付けた。
上記部材Bを電波暗室内壁面に、実施例1と同様にして取り付けた。
(電波吸収体の電波暗室内壁面への固定)
電波暗室内壁面に取り付けた部材Bのレールに対し、電波吸収体に取り付けた部材Aのレールが係合するよう、内壁面に平行に電波吸収体をスライドさせて固定した。
電波暗室内壁面に取り付けた部材Bのレールに対し、電波吸収体に取り付けた部材Aのレールが係合するよう、内壁面に平行に電波吸収体をスライドさせて固定した。
[実施例4]
図1に示す電波吸収体固定用ユニット及び図7に示す枠材を以下の方法にて作成し、図8に示す方法にて電波吸収体と取り付けた。電波吸収体には、実施例1と同様に図4に示すものを用いた。
図1に示す電波吸収体固定用ユニット及び図7に示す枠材を以下の方法にて作成し、図8に示す方法にて電波吸収体と取り付けた。電波吸収体には、実施例1と同様に図4に示すものを用いた。
(部材A)
実施例1で用いたのと同様のものを用いた。
実施例1で用いたのと同様のものを用いた。
(部材B)
実施例1で用いたのと同様のものを用いた。
実施例1で用いたのと同様のものを用いた。
(電波吸収体)
実施例1で用いたのと同様のものを用いた。
実施例1で用いたのと同様のものを用いた。
(枠材)
ポリ塩化ビニル樹脂を材料とし、電波吸収体底面部内寸と同じく594mm×594mmとした厚さ3mmの正方形ボードの中央に395mm×395mmの孔を開けた枠材を作成した。また、電波吸収体への取付用の孔を四隅にそれぞれ一つずつ設けた。
ポリ塩化ビニル樹脂を材料とし、電波吸収体底面部内寸と同じく594mm×594mmとした厚さ3mmの正方形ボードの中央に395mm×395mmの孔を開けた枠材を作成した。また、電波吸収体への取付用の孔を四隅にそれぞれ一つずつ設けた。
(部材Aの電波吸収体への取付)
枠材を電波吸収体の底面部に配した後、電波吸収体のフラップを折り返し、枠材とフラップの孔にボルトを通した。そして、部材Aを取付用孔がボルトに差し込まれるように電波吸収体底面部に合わせた後、部材Aの取付用孔から突出したボルトをナットで締めて取り付けた。
枠材を電波吸収体の底面部に配した後、電波吸収体のフラップを折り返し、枠材とフラップの孔にボルトを通した。そして、部材Aを取付用孔がボルトに差し込まれるように電波吸収体底面部に合わせた後、部材Aの取付用孔から突出したボルトをナットで締めて取り付けた。
(部材Bの電波暗室内壁面への取付)
上記部材Bを電波暗室内壁面に、実施例1と同様にして取り付けた。
上記部材Bを電波暗室内壁面に、実施例1と同様にして取り付けた。
(電波吸収体の電波暗室内壁面への固定)
実施例1と同様、電波暗室内壁面に取り付けた部材Bのレールに対し、電波吸収体に取り付けた部材Aのレールが係合するよう、内壁面に平行に電波吸収体をスライドさせて固定した。
実施例1と同様、電波暗室内壁面に取り付けた部材Bのレールに対し、電波吸収体に取り付けた部材Aのレールが係合するよう、内壁面に平行に電波吸収体をスライドさせて固定した。
1 部材A
1a 部材Aの断面図
1b 部材Aの正面図
11 レール
12 孔
13 取付用孔
2 部材B
2a 部材Bの断面図
2b 部材Bの正面図
21 レール
22 孔
23 取付用孔
3 枠材
3a 枠材の断面図
3b 枠材の正面図
31 孔
32 取付用孔
4 電波吸収体
41 フラップ
42 取付用孔
1a 部材Aの断面図
1b 部材Aの正面図
11 レール
12 孔
13 取付用孔
2 部材B
2a 部材Bの断面図
2b 部材Bの正面図
21 レール
22 孔
23 取付用孔
3 枠材
3a 枠材の断面図
3b 枠材の正面図
31 孔
32 取付用孔
4 電波吸収体
41 フラップ
42 取付用孔
Claims (4)
- 電波暗室に用いる電波吸収体を内壁面に固定する際に使用する固定ユニットであって、前記電波暗室の内壁面もしくは前記電波吸収体のいずれか一方に取り付けられる、フック型の断面形状を有する2本以上のレールを有する部材Aと、前記電波暗室の内壁面もしくは前記電波吸収体のもう一方に取り付けられる、前記部材Aのレールに沿ってスライドして係合するように、フック型の断面形状を有する2本以上のレールを有する部材Bとからなることを特徴とする電波吸収体固定用ユニット。
- 前記部材A、Bのいずれも、前記電波吸収体の底面に隠れる大きさである、請求項1記載の電波吸収体固定用ユニット。
- 前記部材A、Bのいずれか、もしくは両方が1個以上の孔を有する、請求項1または2記載の電波吸収体固定用ユニット。
- 底面部に折り返し可能なフラップを有する前記電波吸収体に対し、前記部材A、Bのいずれかをフラップの外側に配し、フラップの内側に取り付けられ、前記部材とフラップを挟み込んで前記部材と接合される枠材を有する、請求項1〜3のいずれか記載の電波吸収体固定用ユニット。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008075132A JP2009231534A (ja) | 2008-03-24 | 2008-03-24 | 電波吸収体固定用ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008075132A JP2009231534A (ja) | 2008-03-24 | 2008-03-24 | 電波吸収体固定用ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009231534A true JP2009231534A (ja) | 2009-10-08 |
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ID=41246606
Family Applications (1)
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---|---|
JP (1) | JP2009231534A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6837728B1 (ja) * | 2019-12-24 | 2021-03-03 | 株式会社巴コーポレーション | 電波反射防止装置 |
JP2021100016A (ja) * | 2019-12-20 | 2021-07-01 | 株式会社巴コーポレーション | 電波吸収体の取付け構造 |
-
2008
- 2008-03-24 JP JP2008075132A patent/JP2009231534A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021100016A (ja) * | 2019-12-20 | 2021-07-01 | 株式会社巴コーポレーション | 電波吸収体の取付け構造 |
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