JP2009231106A - 放電管点灯装置の同期運転システム及び放電管点灯装置並びに半導体集積回路 - Google Patents

放電管点灯装置の同期運転システム及び放電管点灯装置並びに半導体集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の放電管点灯装置が遠くに配置されても安定かつ容易に同周波数・同位相又は逆位相で正負対称の交流電力を負荷に供給する放電管点灯装置の同期運転システム。
【解決手段】各放電管点灯装置は、放電管3が接続された共振回路9内のトランスの一次巻線PとコンデンサC3とに電流を流す複数のスイッチング素子Qp1,Qn1をPWM制御する鋸波信号を発生する鋸波発振器11と、鋸波信号に基づき複数のスイッチング素子を制御するPWM信号を出力するPWMコンパレータ17と、鋸波信号の周波数情報を伝達するパルス信号に基づく同期パルス信号を共通線に出力し共通線から同期パルス信号を入力したとき鋸波信号の発振周波数を共通線からの同期パルス信号の周波数に同期させるパルス同期回路12を備え、共通線を介する1以上の放電管点灯装置間で同期パルス信号を相互に送受信し1以上の放電管の各々の一端に周波数と位相とを揃えた電圧を印加する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放電管の点灯、特に冷陰極管を用いた液晶表示機器等に使用される放電管点灯装置を複数個接続して同期運転させる放電管点灯装置の同期運転システム及び放電管点灯装置並びに半導体集積回路に関する。
液晶表示機器の大画面化に伴い、バックライト光源として複数の放電管(例えば冷陰極管(CCFL))が分散されて配置されるようになってきた。この場合、複数の放電管からの光が干渉し合ってちらつきなどの原因となるため、各々の放電管を同期して点灯させる必要がある。
図10は従来のインバータの並行運転システムの構成図である(特許文献1)。このインバータの並行運転システムは、複数の放電管のインバータを、各放電管に近接して配置するとともに、同期して同相で制御するものである。各々のインバータは、各々の放電管点灯装置を構成する。
図10において、起動信号STがHレベルに設定されると、各コントローラIC200A〜200Nの端子11Pの電位STBはコンデンサ142、抵抗143で決まる時定数に従って上昇する。電位STBが基準電圧Vref6を超えると、比較器217の出力がHレベルからLレベルに反転し、各コントローラIC200A〜200Nがシステムオンする。
システムオンにより主コントローラ200Aのモード回路201−2は、Hレベルのモード出力Vmodeを発生し、発振回路201−1は周波数決定用コンデンサ132及び周波数決定用抵抗133、起動抵抗134により決定される起動時の比較的高い周波数のPWM用三角波信号CTとクロック信号CLKを発生する。また、ロジックブロック203で、クロック信号CLKに基づいて同期信号TGが発生する。
副コントローラIC200B〜200Nは、主コントローラ200Aとほぼ同時にシステムオンされるが、端子4Pに周波数決定用抵抗133が接続されていないため、PWM用三角波信号CT、クロック信号CLK及び同期信号TGを発生しない。
副コントローラIC200B〜200Nは、主コントローラ200AからのPWM用三角波信号CT、クロック信号CLK及び同期信号TGに基づいて、PWM制御信号を生成する。これにより、副インバータは、主コントローラ200Aを持つ主インバータと同期して同相で動作するので、全てのインバータは同期して同相で動作する。
このように図10に示すインバータの並行運転システムは、主コントローラIC200Aを有する主インバータの発振回路201−1の鋸波や三角波を、副コントローラIC200B〜200Nを有する副インバータに送ることで、複数のインバータの発振周波数と位相の同期を行っている。あるいは、主インバータの発振回路201−1の鋸波や三角波と、発振回路201−1に同期した矩形波信号とを、副インバータに送ることで、複数のインバータの発振周波数と位相の同期を行っている。
2004−222489号公報
しかしながら、冷陰極管のようなストレート放電管の両端に逆位相の交流電圧を印加して放電管を点灯させる場合には、各放電管点灯装置は、各放電管の両端に配置される。
このため、各放電管点灯装置間の距離が長くなり、同期信号を送受信する配線長が長くなる。その結果、浮遊容量の影響で発振周波数がバラツキ、スイッチングノイズや放電管の高電圧の輻射の影響等で、同期信号波形が歪むといった現象が発生し、放電管を流れる電流がアンバランスになるなどの課題が発生する。
本発明は、1以上の放電管点灯装置が遠い距離に配置されても安定かつ容易に同周波数・同位相又は逆位相で正負対称の交流電力を負荷に供給する放電管点灯装置の同期運転システム及び放電管点灯装置並びに半導体集積回路を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、1以上の放電管点灯装置の各々を共通線で共通接続し、前記1以上の放電管点灯装置の交流電力を1以上の放電管に供給する放電管点灯装置の同期運転システムであって、前記1以上の放電管点灯装置の各々は、トランスの一次巻線と二次巻線との少なくとも一方の巻線にコンデンサが接続され、その出力に前記放電管が接続された共振回路と、直流電源の両端に接続され且つ前記共振回路内の前記トランスの一次巻線と前記コンデンサとに電流を流すための複数のスイッチング素子と、前記複数のスイッチング素子をPWM制御するための鋸波信号を発生する鋸波発振器と、前記鋸波発振器からの鋸波信号に基づき前記複数のスイッチング素子を制御するPWM信号を出力するPWMコンパレータと、前記鋸波発振器からの鋸波信号の周波数情報を伝達するパルス信号に基づく同期パルス信号を前記共通線に出力し、前記共通線から前記同期パルス信号を入力したとき前記鋸波発振器からの鋸波信号の発振周波数を前記共通線からの前記同期パルス信号の周波数に同期させるパルス同期回路とを備え、前記共通線を介する前記1以上の放電管点灯装置間で前記同期パルス信号を相互に送受信することにより前記1以上の放電管の各々の一端に周波数と位相とを揃えた電圧を印加して前記1以上の放電管を点灯させることを特徴とする。
請求項2の発明は、1以上の放電管点灯装置の各々を共通線で共通接続し、前記1以上の放電管点灯装置の交流電力を1以上の放電管に供給する放電管点灯装置の同期運転システムであって、前記1以上の放電管点灯装置の各々は、トランスの一次巻線と二次巻線との少なくとも一方の巻線にコンデンサが接続され、その出力に前記放電管が接続された共振回路と、直流電源の両端に接続され且つ前記共振回路内の前記トランスの一次巻線と前記コンデンサとに電流を流すための複数のスイッチング素子と、前記複数のスイッチング素子をPWM制御するための鋸波信号を発生する鋸波発振器と、前記鋸波発振器からの鋸波信号に基づき前記複数のスイッチング素子を制御するPWM信号を出力するPWMコンパレータと、前記鋸波発振器からの鋸波信号の周波数情報を伝達するパルス信号に基づく同期パルス信号を前記共通線に出力し、前記共通線から前記同期パルス信号を入力したとき前記鋸波発振器からの鋸波信号の発振周波数を前記共通線からの前記同期パルス信号の周波数に同期させるパルス同期回路とを備え、前記共通線を介する前記1以上の放電管点灯装置間で前記同期パルス信号を相互に送受信することにより前記1以上の放電管の各々の両端に、周波数を揃え且つ位相を反転させた電圧を印加して前記1以上の放電管を点灯させることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の放電管点灯装置の同期運転システムにおいて、前記1以上の放電管点灯装置の各々は、前記複数のスイッチング素子の前記PWM信号の位相情報を伝達するパルス信号を前記共通線に出力し、前記共通線から前記パルス信号を入力したとき入力された前記パルス信号の位相に対して自己のパルス信号の位相が異なる場合には位相外れ検出信号を出力する信号比較器と、前記信号比較器からの位相外れ検出信号に基づき前記パルス信号をリセットして各放電管点灯装置を再起動させるための再起動信号を生成し前記共通線に出力する再起動回路とを備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3記載の放電管点灯装置の同期運転システムにおいて、前記1以上の放電管点灯装置の各々は、前記再起動回路からの再起動信号に基づき前記複数のスイッチング素子を駆動するための駆動信号のオン期間を徐々に増加するように制御するソフトスタート動作を行うソフトスタート回路を備えることを特徴とする。
請求項5の発明は、トランスの一次巻線と二次巻線との少なくとも一方の巻線にコンデンサが接続され、その出力に放電管が接続された共振回路と、直流電源の両端に接続され且つ前記共振回路内の前記トランスの一次巻線と前記コンデンサとに電流を流すための複数のスイッチング素子と、前記複数のスイッチング素子をPWM制御するための鋸波信号を発生する鋸波発振器と、前記鋸波発振器からの鋸波信号に基づき前記複数のスイッチング素子を制御するPWM信号を出力するPWMコンパレータと、前記鋸波発振器からの鋸波信号の周波数情報を伝達するパルス信号に基づく同期パルス信号を外部に出力し、外部から前記同期パルス信号を入力したとき前記鋸波発振器からの鋸波信号の発振周波数を外部からの前記同期パルス信号の周波数に同期させるパルス同期回路とを備えることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5記載の放電管点灯装置において、前記複数のスイッチング素子の前記PWM信号の位相情報を伝達するパルス信号を外部に出力し、外部から前記パルス信号を入力したとき入力された前記パルス信号の位相に対して自己のパルス信号の位相が異なる場合には位相外れ検出信号を出力する信号比較器と、前記信号比較器からの位相外れ検出信号に基づき前記パルス信号をリセットして各放電管点灯装置を再起動させるための再起動信号を生成し外部に出力する再起動回路とを備えることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6記載の放電管点灯装置において、前記再起動回路からの再起動信号に基づき前記複数のスイッチング素子を駆動するための駆動信号のオン期間を徐々に増加するように制御するソフトスタート動作を行うソフトスタート回路を備えることを特徴とする。
請求項8の発明は、負荷に供給する電源をオン/オフする複数のスイッチング素子を制御するための半導体集積回路であって、前記複数のスイッチング素子をPWM制御するための鋸波信号を発生する鋸波発振器と、前記鋸波発振器からの鋸波信号に基づき前記複数のスイッチング素子を制御するPWM信号を出力するPWMコンパレータと、前記鋸波発振器からの鋸波信号の周波数情報を伝達するパルス信号に基づく同期パルス信号を外部に出力し、外部から前記同期パルス信号を入力したとき前記鋸波発振器からの鋸波信号の発振周波数を外部からの前記同期パルス信号の周波数に同期させるパルス同期回路とを備えることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8記載の半導体集積回路において、前記複数のスイッチング素子の前記PWM信号の位相情報を伝達するパルス信号を外部に出力し、外部から前記パルス信号を入力したとき入力された前記パルス信号の位相に対して自己のパルス信号の位相が異なる場合には位相外れ検出信号を出力する信号比較器と、前記信号比較器からの位相外れ検出信号に基づき前記パルス信号をリセットして各放電管点灯装置を再起動させるための再起動信号を生成し外部に出力する再起動回路とを備えることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項9記載の半導体集積回路において、前記再起動回路からの再起動信号に基づき前記複数のスイッチング素子を駆動するための駆動信号のオン期間を徐々に増加するように制御するソフトスタート動作を行うソフトスタート回路を備えることを特徴とする。
本発明によれば、共通線を介して1以上の放電管点灯装置間で同期パルス信号を相互に送受信することにより1以上の放電管の各々の一端に周波数と位相とを揃えた電圧を印加するので、1以上の放電管点灯装置が遠い距離に配置されても安定かつ容易に同周波数・同位相又は逆位相で正負対称の交流電力を負荷に供給できる。
また、1以上の放電管点灯装置が遠い距離に配置されても、システム外部から入力される同期パルス信号を基準として、安定かつ容易に同周波数・同位相又は逆位相で正負対称の交流電力を負荷に供給できる。
以下、本発明の放電管点灯装置の同期運転システム及び放電管点灯装置並びに半導体集積回路の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明は、パルス信号のみの送受信というデジタル的な手法で、1以上の放電管点灯装置の発振周波数と位相を同期させ、さらに、起動時もしくは動作中に、1以上の放電管の内の1つでも交流電力に位相反転が発生した場合に、パルス信号のみの送受信というデジタル的な手法で、全ての放電管点灯装置の鋸波発振器から出力されるパルス信号をリセットして同位相に修正するものである。
図1は本発明の実施例1に係る放電管点灯装置の同期運転システムの構成図である。図1において、1以上の放電管点灯装置(この実施例では3つ)は、コントローラICからなる制御回路部1−1〜1−3(本発明の半導体集積回路に対応)、SWネットワーク7−1〜7−3、共振回路9−1〜9−3、パネル30に併設された放電管3−1〜3−3とを有し、放電管3−1〜3−3を点灯させる。制御回路部1−1〜1−3の各々のRF端子には定電流決定抵抗R2が接続され、各々のCF端子にはコンデンサC2が接続され、各々のCS端子にはコンデンサC6が接続されている。
制御回路部1−1〜1−3の各々のTRI端子は、共通線2aにより共通に接続され、制御回路部1−1〜1−3の各々のPS端子は、共通線2bにより共通に接続され、制御回路部1−1〜1−3の各々のPD端子は、共通線2cにより共通に接続されている。
各々の放電管点灯装置において、直流電源Vinとグランドとの間には、ハイサイドのP型MOSFETQp1(P型FETQp1と称する。)とローサイドのN型MOSFETQn1(N型FETQn1と称する。)との第1直列回路が接続されている。P型FETQp1とN型FETQn1との接続点とグランドGNDとの間には、コンデンサC3とトランスTの一次巻線Pとの直列回路が接続され、トランスTの二次巻線Sの一端にはリアクトルLrとコンデンサC4との直列回路が接続されている。
P型FETQp1のソースに直流電源Vinが供給され、P型FETQp1のゲートは制御回路部1−1〜1−3のDRV1端子に接続されている。N型FETQn1のゲートは制御回路部1−1〜1−3のDRV2端子に接続されている。
トランスTの二次巻線Sの一端はリアクトルLrを介して放電管3−1〜3−3の一方の電極に接続され、放電管3−1〜3−3の他方の電極はダイオードD1,D2及び抵抗R3,R4からなる管電流検出回路に接続されている。管電流検出回路は、放電管3−1〜3−3に流れる電流を検出し、検出された電流に比例した電圧を、制御回路部1−1〜1−3のFB(フィードバック)端子を介して誤差増幅器16の−端子に出力する。
制御回路部1−1〜1−3は、図2に示すように、定電流源CC1、定電流源CC2、パルス同期回路11、鋸波発振器12、信号比較器13、再起動回路14、ソフトスタート回路15、誤差増幅器16、PWMコンパレータ17、初期化回路18、分周器19、ナンド回路20a、アンド回路20b、ドライバ21a,21bを有している。
直流電源Vinの電源供給Vccを受けて基準電圧PREGが生成されて制御回路部1−1〜1−3の内部の各部に供給されている。定電流源CC1は、RF端子を介して定電流決定抵抗R2の一端に接続され、定電流決定抵抗R2により任意に設定される定電流を流す。
鋸波発振器12は、CF端子を介してコンデンサC2の一端に接続され、定電流源CC2の定電流によりコンデンサC2の充放電を行い、図3に示すような鋸波信号VCFを発生させ、鋸波信号VCFの上限値及び下限値に基づいて矩形のクロックCKを生成する。クロックCKは、図3に示すように、鋸波信号VCFに同期した立ち上がり期間がHレベルで、立下り期間がLレベルのパルス電圧波形であり、分周器19及びパルス同期回路11に送られる。鋸波発振器12は、定電流決定抵抗R2とコンデンサC2とで決まる周波数の鋸波信号VCFを発生する。
鋸波発振器12は、定電流源CC2、抵抗R6,R7,R8、FETQ3,Q4、コンパレータ121を有している。
鋸波発振器12では、FETQ3がオフのとき定電流源CC2の定電流によりコンデンサC2が充電されて、コンデンサC2の電圧、即ち、鋸波信号VCFの信号レベルが上昇する。
コンパレータ121の反転端子は、パルス同期回路11のFETQ2のゲートと抵抗R6の一端と抵抗R7の一端とに接続され、抵抗R6の他端は電源PREGに接続され、抵抗R7の他端はFETQ4のドレインに接続されている。コンパレータ121の非反転端子は、コンデンサC2の一端と定電流源CC2の一端と抵抗R8の一端に接続されている。コンパレータ121の出力端子は、FETQ3のゲートとFETQ4のゲートに接続されている。
そして、鋸波信号VCFの信号レベルがクロックCKの信号レベルの最大値Vmaxを超えると、コンパレータ121はHレベルを出力し、FETQ3とFETQ4はオンする。すると、クロックCKの信号レベルが低下する。
また、コンデンサC2が放電して鋸波信号VCFの信号レベルが低下する。鋸波信号VCFの信号レベルがクロックCKの信号レベルの最小値Vmin以下になると、コンパレータ121は、Lレベルを出力し、FETQ3とFETQ4はオフする。
このようにして、CF端子には、上限値が電圧Vmaxで下限値が電圧Vminの鋸波信号(図3の鋸波信号VCF)が発生し、抵抗R6と抵抗R7との接続点にはクロックCKが発生する。
誤差増幅器16は、反転端子に入力される管電流検出回路からの電圧VFBと非反転端子に入力される基準電圧E1との誤差電圧を増幅し、その誤差電圧出力VFBOUTをPWMコンパレータ17の非反転端子へ送る。ソフトスタート回路15は、FETQ8がオフのときCS端子に接続されたコンデンサC6を充電し、コンデンサC6の電圧VCSをPWMコンパレータ17の非反転端子に送る。
PWMコンパレータ17は、非反転端子に入力される誤差増幅器16からの誤差電圧出力VFBOUTとソフトスタート回路15からの電圧VCSとを比較し、低い方の信号が反転端子に入力されるCF端子からの鋸波信号VCF以上のときにHレベルで、鋸波信号VCF未満のときにLレベルとなるパルス信号を生成して、ナンド回路20aとアンド回路20bとに出力する。
分周器19は、フリップフロップ回路191とアンド回路192,193を有し、鋸波発振器12からのパルス信号(クロックCK)を分周し、分周されたパルス信号をアンド回路192を介してナンド回路20aに出力するとともに、分周されたパルス信号を反転したパルス信号(分周されたパルス信号に対して所定のデットタイムを有しても良い。)をアンド回路193を介してアンド回路20bに出力する。
ナンド回路20aは、分周器19からの分周されたパルス信号とPWMコンパレータ17からの信号とのナンドをとりドライバ21a及びDRV1端子を介して第1駆動信号をP型FETQp1に出力する。アンド回路20bは、分周器19からの分周され且つ反転されたパルス信号とPWMコンパレータ17からの信号とのアンドをとりドライバ21b及びDRV2端子を介して第2駆動信号をN型FETQn1に出力する。
PWMコンパレータ17、ナンド回路20a、ドライバ21aは、鋸波信号VCFの半周期未満に、放電管3−1〜3−3に流れる電流に応じたパルス幅で放電管3−1〜3−3に電流を流すようにP型FETQp1を駆動する第1駆動信号を発生する。
PWMコンパレータ17、アンド回路20b、ドライバ21bは、第1駆動信号と略同一パルス幅で略180度の位相差を持ち、第1駆動信号の発生時とは逆方向に放電管3−1〜3−3に電流を流すようにN型FETQn1を駆動する第2駆動信号を発生する。
以上の動作により、制御回路部1−1〜1−3は、第1駆動信号と、第1駆動信号と略同一パルス幅で略180度の位相差を持つ第2駆動信号とにより、鋸波信号VCFの周波数で、P型FETQp1,N型FETQn1を交互にオン/オフさせて、放電管3−1〜3−3に電力を供給するとともに、放電管3−1〜3−3を流れる電流を所定値に制御することができる。
次に、実施例1の放電管点灯装置の同期運転システムの特徴とする構成について説明する。
(パルス同期回路)
パルス同期回路11は、FETQ1,Q2、抵抗R5、インバータ111,116、ノア回路112,114、フリップフロップ回路113,115を有している。
パルス同期回路11は、鋸波発振器12から入力される周波数情報を伝達するクロックCKであるパルス信号のLレベルによりFETQ2がオンすることで、図3に示すような同期パルス信号SYを発生し、同期パルス信号SYを端子TRIから共通線2aを介して他の制御回路部に出力する。
また、パルス同期回路11は、共通線2aに接続された他の制御回路部からの同期パルス信号SYをTRI端子に入力する。同期パルス信号SYのHレベルはインバータ111で反転されてLレベルがノア回路114の一方の入力端子に入力される。
一方、ノア回路112は、クロックCK(インバータ116の入力)がHレベルで、同期パルス信号SYがLレベルのとき、Hレベルを出力する。この条件が揃い、フリップフロップ回路113がリセットされた状態で、同期パルス信号SYがHレベルになると、フリップフロップ回路113の出力端子QからLレベルがノア回路114に出力される。ノア回路114は、フリップフロップ回路115のセット端子SにHレベルを出力する。このため、フリップフロップ回路115の出力端子QからのHレベルによりFETQ1がオンするため、クロックCKの信号レベルは電圧Vminとなる。
鋸波信号VCFの信号レベルは、電圧Vminよりも大きいため、コンパレータ121がHレベルとなり、FETQ3とFETQ4とがオンする。このため、コンデンサC2が放電される。
その後、クロックCKがLレベルになると、フリップフロップ回路113がセットされ、フリップフロップ回路115がリセットされ、FETQ1がオフしてコンデンサC2の充電が開始される。
即ち、外部からの同期パルス信号SYの立ち上がりを検出し、この立ち上がりタイミングで自己の鋸波発振器12の鋸波信号VCFを生成するためのコンデンサC2を充電から強制的に放電に切り換えることで、鋸波信号VCFを外部からの同期パルス信号に同期させることができる。
なお、自己のパルス同期回路11が同期パルス信号SYを外部に出力しているとき(即ち、FETQ2がオンしているとき)、あるいは、自己の鋸波発振器12の鋸波信号VCFが放電期間中であるときには、フリップフロップ回路113の出力端子Qからノア回路114にHレベルが出力されるので、FETQ1はオフとなる。このため、鋸波発振器12の鋸波信号VCFに変化を与えない。
(信号比較器)
信号比較器13は、インバータ131、抵抗R9、FETQ5、ノア回路132を有している。インバータ131は、アンド回路192からのパルス信号(制御信号の位相情報であるHレベル及びLレベル)を反転し、反転されたパルス信号VPDOをFETQ5に出力するとともにノア回路132に出力する。
ノア回路132は、インバータ131の出力VPDOとPD端子を介して他の制御回路部から入力されるパルス信号VPDとを比較し、両者の信号レベルがともにLとなる場合には、1以上の放電管点灯装置間に発生するスイッチング素子Qp1,Qn1の位相外れを検出し、位相外れ検出信号を再起動回路14に出力する。
(再起動回路)
再起動回路14は、抵抗R10、FETQ6,Q7,Q8、インバータ141を有する。FETQ6は、信号比較器132のノア回路132からの位相外れ検出信号(Hレベル)によりオンしてLレベルの再起動信号VPSを生成し、Lレベルの再起動信号VPSをPS端子を介して共通線2bに出力して他の制御回路部の再起動回路14を動作させるとともに、自己のインバータ141に出力する。
インバータ141は、信号比較器13からのLレベルを反転してHレベルを出力する。FETQ7,FETQ8は、インバータ141からのHレベルの再起動信号によりオンし、このオン信号により初期化回路18とソフトスタート回路15とを動作させる。
初期化回路18は、抵抗R12、コンデンサC7、インバータ181を有し、ソフトスタート回路15は、抵抗R11、コンデンサC6を有している。
初期化回路18において、FETQ7のオンによりコンデンサC7が放電して、コンデンサC7の電圧が低下してインバータ181にLレベルを出力する。インバータ181は、Hレベルをフリップフロップ回路191のリセット端子Rに出力し、分周器19を強制的にリセットする。
ソフトスタート回路15は、FETQ8のオンによりCS端子に接続されたコンデンサC6が放電した後、コンデンサC6を抵抗R11により緩やかに充電する。
次に、図4に示すタイミングチャートを参照しながら位相同期外れ検出動作を説明する。信号比較器13のPD端子には外部からパルス信号が入力される。また、インバータ131からは、反転されたパルス信号VPDOが出力される。このため、時刻t1〜t6では、ノア回路132の出力はLレベルとなり、FETQ6がオフとなる。このため、PS端子にはHレベルが出力され、FETQ7,FETQ8がオフとなるため、CS端子のコンデンサC6の電圧VCSは、Hレベルとなる。
一方、時刻t6〜t7において、制御回路部の内部信号に異常があり、パルス信号VPDOがLレベルとなる。即ち、自己の制御回路部と他の制御回路部との位相がずれた場合には、外部からのパルス信号とインバータ131からのパルス信号とがLレベルとなり、ノア回路132の出力はHレベルとなる。このため、FETQ6がオンするため、PS端子の信号VPSはLレベルとなり、同時に、共通線2bにより接続された他の制御回路部のVPSもLレベルとなる。このため、全ての制御回路部が再起動する。
FETQ7,FETQ8は、インバータ141からのHレベルによりオンし、コンデンサC6が放電することにより、CS端子の電圧VCSが低下した後、時刻t7以降にはコンデンサC6が緩やかに充電されていく。
このコンデンサC6の電圧VCSはPWMコンパレータ17の非反転端子に入力される。PWMコンパレータ17は、非反転端子に入力される誤差増幅器16からの誤差電圧出力VFBOUTとソフトスタート回路15からの電圧VCSとを比較し、低い方の信号が反転端子に入力されるCF端子からの鋸波信号VCF以上のときにHレベルで、鋸波信号VCF未満のときにLレベルとなるパルス信号を生成して、ナンド回路20aとアンド回路20bとに出力する。これにより、複数のスイッチング素子Qp1,Qn1を駆動するための駆動信号のオン期間を徐々に増加するように制御する、ソフトスタート動作を開始する。
このように実施例1の放電管の同期運転システムによれば、外部から同期パルス信号が入力されると、コンデンサC2は強制的に充放電され、外部からの同期パルス信号によって同期して制御回路部1−1〜1−3が動作する。
即ち、共通線2aを介して複数の放電管点灯装置間で同期パルス信号を相互に送受信することにより複数の放電管3−1〜3−3の各々の一端に周波数と位相とを揃えた電圧を印加するので、複数の放電管点灯装置が遠い距離に配置されても安定かつ容易に同周波数・同位相で正負対称の交流電力を負荷に供給できる。
また、各放電管点灯装置間においてスイッチング素子Qp1,Qn1の位相外れが発生した場合には、制御回路部1−1〜1−3は、PD端子を介して位相外れを検出し、位相外れを検出した放電管点灯装置の信号比較器13が動作する。さらに、PS端子を介して各放電管点灯装置の再起動回路14が動作することにより、各放電管点灯装置は再起動され、ソフトスタート動作が開始される。
図5は本発明の実施例2に係る放電管点灯装置の同期運転システムの構成図である。図5に示す実施例2の放電管点灯装置の同期運転システムは、図1に示す実施例1の放電管点灯装置の同期運転システムに対して、外部からの外部同期パルス信号を制御回路部1−1〜1−3の各TRI端子に入力した点が異なる。なお、図6は図5に示す実施例2の各々の放電管点灯装置の周波数同期動作のタイミングチャートである。
このような実施例2の放電管点灯装置の同期運転システムであっても、実施例1の放電管点灯装置の同期運転システムの動作と同様に動作し、同様な効果が得られる。
図7は本発明の実施例3に係る放電管点灯装置の同期運転システムの構成図である。図7において、放電管3−1〜3−2を搭載したパネル3の両側には放電管点灯装置30a,30bが設けらている。
放電管点灯装置30aは、制御回路部1−1〜1−2、SWネットワーク7−1〜7−2、共振回路9−1〜9−2、ダイオードD1,D2及び抵抗R3,R4からなる管電流検出回路を有する。共振回路9−1の出力は、放電管3−1の一端に接続され、共振回路9−2の出力は、放電管3−2の一端に接続されている。
放電管点灯装置30bは、制御回路部1−3〜1−4、SWネットワーク7−3〜7−4、共振回路9−3〜9−4、ダイオードD1,D2及び抵抗R3,R4からなる管電流検出回路を有する。共振回路9−3の出力は、放電管3−1の他端に接続され、共振回路9−4の出力は、放電管3−2の他端に接続されている。
制御回路部1−1〜1−4の各々のTRI端子は、共通線2aにより共通に接続され、制御回路部1−1〜1−4の各々のPS端子は、共通線2bにより共通に接続され、制御回路部1−1〜1−4の各々のPD端子は、共通線2cにより共通に接続されている。
放電管3−1〜3−2の一端に接続した変圧器Tの二次巻線Sと、放電管3−1〜3−2の他端に接続した変圧器Taの二次巻線Sとは、極性が異なる。このため、放電管3−1〜3−2の両端には逆位相の電圧が印加される。
このように実施例3の放電管点灯装置の同期運転システムによれば、共通線2aを介する複数の放電管点灯装置の制御回路部1−1〜1−4間で同期パルス信号を相互に送受信することにより複数の放電管3−1〜3−2の各々の両端に、周波数を揃え且つ位相を反転させた電圧を印加するので、複数の放電管3−1〜3−2を点灯させることができる。
なお、実施例3の制御回路部1−1〜1−4のTRI端子には外部同期パルス信号を入力するように構成しても良く、この場合にも実施例3の効果と同様な効果が得られる。
図8は本発明の実施例4に係る放電管点灯装置の構成図である。図9は図8に示す実施例4の放電管点灯装置に設けられた制御回路部の構成図である。図8に示す放電管点灯装置を複数個並列に接続して、放電管点灯装置の同期運転システムを構成することができる。
実施例1乃至実施例3の放電管点灯装置は、ハーフブリッジ構成のスイッチング素子Qp1,Qn1からなるSWネットワーク7を用いたが、実施例4の放電管点灯装置は、フルブリッジ構成のスイッチング素子Qp1,Qn1,Qp2,Qn2からなるSWネットワーク7aを用いたことを特徴とする。
図8において、直流電源Vinとグランドとの間には、P型FETQp1とN型FETQn1との第1直列回路が接続されている。直流電源Vinとグランドとの間には、P型FETQp2とN型FETQn2との第2直列回路が接続されている。
P型FETQp1とN型FETQn1との接続点とP型FETQp2とN型FETQn2との接続点との間には、コンデンサC3とトランスTの一次巻線Pとの直列回路が接続されている。
P型FETQp1のソースに直流電源Vinが供給され、P型FETQp1のゲートは制御回路部1aのDRV1端子に接続されている。N型FETQn1のゲートは制御回路部1aのDRV3端子に接続されている。
P型FETQp2のソースに直流電源Vinが供給され、P型FETQp2のゲートは制御回路部1aのDRV2端子に接続されている。N型FETQn2のゲートは制御回路部1aのDRV4端子に接続されている。
トランスTの二次巻線Sの一端はリアクトルLrを介して放電管3の一方の電極に接続され、放電管3の他方の電極はダイオードD1,D2及び抵抗R3,R4からなる管電流検出回路に接続されている。
図9に示す制御回路部1aは、図2に示す制御回路部の構成に対して、ドライバの構成が異なる。即ち、制御回路部1aは、ナンド回路22a,22b、ドライバ21a〜21dを有する。ナンド回路22aは、アンド回路192の出力とPWMコンパレータ17の出力とのナンドをとり、ナンド出力をドライバ21a,21bに出力する。ナンド回路22bは、アンド回路193の出力とPWMコンパレータ17の出力とのナンドをとり、ナンド出力をドライバ21c,21dに出力する。
このように構成された実施例4の放電管点灯装置であっても、実施例1乃至実施例3の放電管点灯装置の動作と同様に動作し、同様な効果が得られる。
なお、本発明は、上述した実施例1乃至実施例4の放電管点灯装置の同期運転システムに限定されるものではない。実施例1乃至実施例4の放電管点灯装置では、パルス同期回路11が同期パルス信号(トリガ信号)のHレベル(立ち上がり)を検出することで、同期をとるように構成したが、例えば、パルス同期回路11は、トリガ信号のLレベル(立ち下がり)を検出することで、同期を取るように構成しても良い。
また、実施例1乃至実施例4の放電管点灯装置では、鋸波発振器12を用いたが、例えば、三角波信号を発生する三角波発振器を用いても良い。
また、図8に示すDRV1端子の出力とDRV3端子の出力及びDRV2端子の出力とDRV4端子の出力は、それぞれ、同時にオンするのを防止するためにデットタイムを設けるようにしても良い。
さらに、複数の放電管は、少なくとも1灯のCCFLやEEFLのような放電管、又は、コンデンサ等と放電管とを直列に接続したものを用いても良い。
本発明の実施例1に係る放電管点灯装置の同期運転システムの構成図である。 図1に示す実施例1の放電管点灯装置に設けられた制御回路部の構成図である。 図1に示す実施例1の各々の放電管点灯装置の周波数同期動作のタイミングチャートである。 図1に示す実施例1の各々の放電管点灯装置の位相同期外れ検出動作のタイミングチャートである。 本発明の実施例2に係る放電管点灯装置の同期運転システムの構成図である。 図5に示す実施例2の各々の放電管点灯装置の周波数同期動作のタイミングチャートである。 本発明の実施例3に係る放電管点灯装置の同期運転システムの構成図である。 本発明の実施例4に係る放電管点灯装置の構成図である。 図8に示す実施例4の放電管点灯装置に設けられた制御回路部の構成図である。 従来のインバータの並行運転システムの構成図である。
符号の説明
1−1〜1−3 制御回路部
3−1〜3−3 放電管
7−1〜7−3 SWネットワーク
9−1〜9−3 共振回路
11 パルス同期回路
12 鋸波発振器
13 信号比較器
14 再起動回路
15 ソフトスタート回路
16 誤差増幅器
17 PWMコンパレータ
18 初期化回路
19 分周器
20a,22a,22b ナンド回路
20b アンド回路
21a〜21d ドライバ
30a,30b 放電管点灯装置
T,Ta トランス
Qp1,Qp2 P型FET
Qn1,Qn2 N型FET
R2 定電流決定抵抗

Claims (10)

  1. 1以上の放電管点灯装置の各々を共通線で共通接続し、前記1以上の放電管点灯装置の交流電力を1以上の放電管に供給する放電管点灯装置の同期運転システムであって、
    前記1以上の放電管点灯装置の各々は、トランスの一次巻線と二次巻線との少なくとも一方の巻線にコンデンサが接続され、その出力に前記放電管が接続された共振回路と、
    直流電源の両端に接続され且つ前記共振回路内の前記トランスの一次巻線と前記コンデンサとに電流を流すための複数のスイッチング素子と、
    前記複数のスイッチング素子をPWM制御するための鋸波信号を発生する鋸波発振器と、
    前記鋸波発振器からの鋸波信号に基づき前記複数のスイッチング素子を制御するPWM信号を出力するPWMコンパレータと、
    前記鋸波発振器からの鋸波信号の周波数情報を伝達するパルス信号に基づく同期パルス信号を前記共通線に出力し、前記共通線から前記同期パルス信号を入力したとき前記鋸波発振器からの鋸波信号の発振周波数を前記共通線からの前記同期パルス信号の周波数に同期させるパルス同期回路とを備え、
    前記共通線を介する前記1以上の放電管点灯装置間で前記同期パルス信号を相互に送受信することにより前記1以上の放電管の各々の一端に周波数と位相とを揃えた電圧を印加して前記1以上の放電管を点灯させることを特徴とする放電管点灯装置の同期運転システム。
  2. 1以上の放電管点灯装置の各々を共通線で共通接続し、前記1以上の放電管点灯装置の交流電力を1以上の放電管に供給する放電管点灯装置の同期運転システムであって、
    前記1以上の放電管点灯装置の各々は、トランスの一次巻線と二次巻線との少なくとも一方の巻線にコンデンサが接続され、その出力に前記放電管が接続された共振回路と、
    直流電源の両端に接続され且つ前記共振回路内の前記トランスの一次巻線と前記コンデンサとに電流を流すための複数のスイッチング素子と、
    前記複数のスイッチング素子をPWM制御するための鋸波信号を発生する鋸波発振器と、
    前記鋸波発振器からの鋸波信号に基づき前記複数のスイッチング素子を制御するPWM信号を出力するPWMコンパレータと、
    前記鋸波発振器からの鋸波信号の周波数情報を伝達するパルス信号に基づく同期パルス信号を前記共通線に出力し、前記共通線から前記同期パルス信号を入力したとき前記鋸波発振器からの鋸波信号の発振周波数を前記共通線からの前記同期パルス信号の周波数に同期させるパルス同期回路とを備え、
    前記共通線を介する前記1以上の放電管点灯装置間で前記同期パルス信号を相互に送受信することにより前記1以上の放電管の各々の両端に、周波数を揃え且つ位相を反転させた電圧を印加して前記1以上の放電管を点灯させることを特徴とする放電管点灯装置の同期運転システム。
  3. 前記1以上の放電管点灯装置の各々は、前記複数のスイッチング素子の前記PWM信号の位相情報を伝達するパルス信号を前記共通線に出力し、前記共通線から前記パルス信号を入力したとき入力された前記パルス信号の位相に対して自己のパルス信号の位相が異なる場合には位相外れ検出信号を出力する信号比較器と、
    前記信号比較器からの位相外れ検出信号に基づき前記パルス信号をリセットして各放電管点灯装置を再起動させるための再起動信号を生成し前記共通線に出力する再起動回路と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の放電管点灯装置の同期運転システム。
  4. 前記1以上の放電管点灯装置の各々は、前記再起動回路からの再起動信号に基づき前記複数のスイッチング素子を駆動するための駆動信号のオン期間を徐々に増加するように制御するソフトスタート動作を行うソフトスタート回路を備えることを特徴とする請求項3記載の放電管点灯装置の同期運転システム。
  5. トランスの一次巻線と二次巻線との少なくとも一方の巻線にコンデンサが接続され、その出力に放電管が接続された共振回路と、
    直流電源の両端に接続され且つ前記共振回路内の前記トランスの一次巻線と前記コンデンサとに電流を流すための複数のスイッチング素子と、
    前記複数のスイッチング素子をPWM制御するための鋸波信号を発生する鋸波発振器と、
    前記鋸波発振器からの鋸波信号に基づき前記複数のスイッチング素子を制御するPWM信号を出力するPWMコンパレータと、
    前記鋸波発振器からの鋸波信号の周波数情報を伝達するパルス信号に基づく同期パルス信号を外部に出力し、外部から前記同期パルス信号を入力したとき前記鋸波発振器からの鋸波信号の発振周波数を外部からの前記同期パルス信号の周波数に同期させるパルス同期回路と、
    を備えることを特徴とする放電管点灯装置。
  6. 前記複数のスイッチング素子の前記PWM信号の位相情報を伝達するパルス信号を外部に出力し、外部から前記パルス信号を入力したとき入力された前記パルス信号の位相に対して自己のパルス信号の位相が異なる場合には位相外れ検出信号を出力する信号比較器と、
    前記信号比較器からの位相外れ検出信号に基づき前記パルス信号をリセットして各放電管点灯装置を再起動させるための再起動信号を生成し外部に出力する再起動回路と、
    を備えることを特徴とする請求項5記載の放電管点灯装置。
  7. 前記再起動回路からの再起動信号に基づき前記複数のスイッチング素子を駆動するための駆動信号のオン期間を徐々に増加するように制御するソフトスタート動作を行うソフトスタート回路を備えることを特徴とする請求項6記載の放電管点灯装置。
  8. 負荷に供給する電源をオン/オフする複数のスイッチング素子を制御するための半導体集積回路であって、
    前記複数のスイッチング素子をPWM制御するための鋸波信号を発生する鋸波発振器と、
    前記鋸波発振器からの鋸波信号に基づき前記複数のスイッチング素子を制御するPWM信号を出力するPWMコンパレータと、
    前記鋸波発振器からの鋸波信号の周波数情報を伝達するパルス信号に基づく同期パルス信号を外部に出力し、外部から前記同期パルス信号を入力したとき前記鋸波発振器からの鋸波信号の発振周波数を外部からの前記同期パルス信号の周波数に同期させるパルス同期回路と、
    を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  9. 前記複数のスイッチング素子の前記PWM信号の位相情報を伝達するパルス信号を外部に出力し、外部から前記パルス信号を入力したとき入力された前記パルス信号の位相に対して自己のパルス信号の位相が異なる場合には位相外れ検出信号を出力する信号比較器と、
    前記信号比較器からの位相外れ検出信号に基づき前記パルス信号をリセットして各放電管点灯装置を再起動させるための再起動信号を生成し外部に出力する再起動回路と、
    を備えることを特徴とする請求項8記載の半導体集積回路。
  10. 前記再起動回路からの再起動信号に基づき前記複数のスイッチング素子を駆動するための駆動信号のオン期間を徐々に増加するように制御するソフトスタート動作を行うソフトスタート回路を備えることを特徴とする請求項9記載の半導体集積回路。
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