JP2009230236A - 情報処理装置、リソース表示方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、リソース表示方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに対して、現在のリソースの使用状況を容易に認識させることができるようにする。
【解決手段】実行中のプログラムの使用リソースとプログラムで使用可能な総リソースとに基づき、表示部3に当該総リソースを示す所定の表示サイズでなる総リソース領域を表示させ、さらに当該総リソース領域内に、実行中のプログラムの使用リソースを示す、当該プログラムの識別情報が記された使用リソース領域を、総リソース領域の表示サイズを基準にして、総リソースに対する当該プログラムの使用リソースの割合に応じた表示サイズで、実行中のプログラムごとに表示させることにより、現在のリソースの使用状況を、使用リソース領域に記した識別情報、総リソース領域の表示サイズに対する、使用リソース領域の表示サイズ、及び総リソース領域の使用リソース領域が表示されていない部分の表示サイズで容易に認識させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、リソース表示方法及びプログラムに関し、例えば、複数のプログラムを同時に実行可能な情報処理装置に適用して好適なものである。
近年、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置には、複数のプログラム(もしくは処理)を同時に並行して実行する所謂マルチタスクを実装したものがある。このマルチタスクは、一般的に、情報処理装置にインストールされたOS(Operating System)がCPU(Central Processing Unit)に複数のプログラムを時分割で実行させることにより実現される。
この場合、情報処理装置は、実行するプログラムごとに、実行に必要なリソース(プログラムの実行に必要な資源であり、例えばCPUの使用率、メモリの使用量など)を割り当てることで、複数のプログラムを同時に実行する。
ところで、情報処理装置が実行するプログラムに割り当てることのできる総リソース、すなわち情報処理装置がプログラムの実行に使用できる総リソースは有限である。ゆえに、情報処理装置は、この限られた総リソースの範囲内で、実行するプログラムごとに、必要なリソースを割り当てることになる。
ここで、例えば、情報処理装置が複数のプログラムを実行しようとした場合に、各プログラムの実行に必要なリソースの合計が、総リソースを超えていると、実行するプログラムごとに割り当てるリソースが、必要なリソースに満たなくなり、この結果、プログラムを全く実行できなかったり、動作速度が極端に遅くなったりして、プログラムの動作が不安定になる。
そこで、プログラム(もしくは処理)を実行するときに必要なリソースを検出して、例えば、既に複数のプログラムを実行している場合に、指定されたプログラムを新たに実行できるか否かを、そのプログラムの実行に必要なリソースに基づいて判断することで、少なくとも実行中のプログラムについては、安定して動作させるようになされた情報処理装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−38198号公報
ところで、上述した情報処理装置をユーザ側から見ると、ユーザは、例えば、この情報処理装置が、複数のプログラムを実行していて、リソースが残っていないことにより新たにプログラムを実行できない状態であっても、新たにプログラムを実行するよう情報処理装置に命令入力してみないと、その旨を知ることはできない。
ここで、ユーザが、例えば、実行中の各プログラムがどれ位リソースを使用していて総リソースにどれ位の空きがあるのかを前もって知ることができれば、これらをもとに、新たなプログラムを実行するよう情報処理装置に命令入力する前に、情報処理装置が新たなプログラムを実行できる状態であるかどうかを自分で判断することが可能になると考えられる。
一方で、実行中の各プログラムが使用しているリソース(CPUの使用率、メモリの使用量など)の値を一覧表示するアプリケーション(所謂タスクマネージャ)も存在するが、このアプリケーションを利用しても、各プログラムが使用しているリソースを確認できるだけであり、実行中の各プログラムがどれ位リソースを使用していて総リソースにどれ位の空きがあるのかを一目で容易に認識できるとは言えなかった。
このように、従来の情報処理装置では、実行中の各プログラムがどれ位リソースを使用していて総リソースにどれ位の空きがあるのかと言った現在のリソースの使用状況を、ユーザに対して容易に認識させることができなかった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ユーザに対して、現在のリソースの使用状況を容易に認識させることのできる情報処理装置、リソース表示方法及びプログラムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、複数のプログラムを同時に実行可能な情報処理装置に対して、各プログラムの実行時に使用される使用リソースと、プログラムで使用可能な総リソースとを検出するリソース検出部と、リソース検出部により検出された実行中のプログラムの使用リソースと総リソースとに基づき、表示部に当該総リソースを示す所定の表示サイズでなる総リソース領域を表示させ、さらに当該総リソース領域内に、実行中のプログラムの使用リソースを示す、当該プログラムの識別情報が記された使用リソース領域を、総リソース領域の表示サイズを基準にして、総リソースに対する当該プログラムの使用リソースの割合に応じた表示サイズで、実行中のプログラムごとに表示させる表示制御部とを設けるようにした。
こうすることで、ユーザに対して、実行中の各プログラムがどのプログラムであるのかを、使用リソース領域に記した識別情報により認識させることができ、さらに各プログラムが総リソースのうちのどれ位のリソースを使用しているのかを、総リソース領域の表示サイズに対する、使用リソース領域の表示サイズで認識させることができ、さらに総リソースにどれ位の空きがあるのかを、総リソース領域の使用リソース領域が表示されていない部分の表示サイズで認識させることができる。
本発明によれば、ユーザに対して、実行中の各プログラムがどのプログラムであるのかを、使用リソース領域に記した識別情報により認識させることができ、さらに各プログラムが総リソースのうちのどれ位のリソースを使用しているのかを、総リソース領域の表示サイズに対する、使用リソース領域の表示サイズで認識させることができ、さらに総リソースにどれ位の空きがあるのかを、総リソース領域の使用リソース領域が表示されていない部分の表示サイズで認識させることができ、かくして現在のリソースの使用状況を一目で容易に認識させることのできる情報処理装置、リソース表示方法及びプログラムを実現できる。
以下、図面について、本発明の実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)第1の実施の形態の概要
まず、第1の実施の形態の概要を説明する。ちなみにこの概要を説明した後、第1の実施の形態の具体例の説明に移る。
図1において1は、情報処理装置の機能構成を示す。この情報処理装置1は、複数のプログラムを同時に実行可能な装置である。
そしてこの情報処理装置1は、各プログラムの実行時に使用される使用リソースとプログラムで使用可能な総リソースとを検出するリソース検出部2と、リソース検出部2により検出された実行中のプログラムの使用リソースと総リソースとに基づき、表示部3に当該総リソースを示す所定の表示サイズでなる総リソース領域を表示させ、さらに当該総リソース領域内に、実行中のプログラムの使用リソースを示す、当該プログラムの識別情報が記された使用リソース領域を、総リソース領域の表示サイズを基準にして、総リソースに対する当該プログラムの使用リソースの割合に応じた表示サイズで、実行中のプログラムごとに表示させる表示制御部4とを有している。
情報処理装置1をこのような構成にしたことにより、この第1の実施の形態では、ユーザに対して、実行中の各プログラムがどのプログラムであるのかを、使用リソース領域に記した識別情報により認識させることができ、さらに各プログラムが総リソースのうちのどれ位のリソースを使用しているのかを、総リソース領域の表示サイズに対する、使用リソース領域の表示サイズで認識させることができ、さらに総リソースにどれ位の空きがあるのかを、総リソース領域の使用リソース領域が表示されていない部分の表示サイズで認識させることができる。こうすることで、情報処理装置1は、ユーザに対して、使用リソースの使用状況を一目で容易に認識させることができる。
また、このような構成を基本構成とする情報処理装置1に対して、以下のような構成を追加してもよい。
すなわち、この情報処理装置1においては、各プログラムの実行時に使用される使用リソースを示すリソース情報を記憶する記憶部5を有していてもよく、この場合、リソース検出部2が、各プログラムの使用リソースをこの記憶部5に記憶されたリソース情報から検出するようにしてもよい。
さらに、この情報処理装置1においては、リソース検出部2が、所定時間ごとに、総リソースを検出し、表示制御部4が、リソース検出部2により所定時間ごとに検出された総リソースに基づき、総リソース領域内に表示させる使用リソース領域の表示サイズを更新するようにしてもよい。
さらに、この情報処理装置1においては、リソース検出部2が、所定時間ごとに、実行中のプログラムの使用リソースを検出し、表示制御部4が、リソース検出部2により所定時間ごとに検出された使用リソースに基づき、総リソース領域内に表示させる使用リソース領域の表示サイズを更新するようにしてもよい。
さらに、この情報処理装置1においては、表示制御部4が、リソース検出部2により検出された実行前のプログラムの使用リソースと総リソースとに基づき、実行前のプログラムの使用リソースを示す使用リソース領域を、総リソース領域の表示サイズを基準にして、総リソースに対する当該プログラムの使用リソースの割合に応じた表示サイズで、実行前のプログラムごとに表示部3の所定位置に表示させるようにしてもよい。
さらに、この情報処理装置1においては、任意のプログラムを選択する選択部6と、リソース検出部2により検出された実行中のプログラムの使用リソースと総リソースとに基づき、総リソースのうちの空きリソースを検出する空きリソース検出部7とを有していてもよく、この場合、表示制御部4が、リソース検出部2により検出された、選択部6により選択されたプログラムの使用リソースと、空きリソース検出部7により検出された空きリソースとに基づき、空きリソースが、選択されたプログラムの使用リソースに満たない場合、空きリソースと選択されたプログラムの使用リソースとの差分以上の使用リソースを使用しているプログラムの使用領域を強調表示させるようにしてもよい。
さらに、この場合、表示制御部4が、空きリソースが選択されたプログラムの使用リソースに満たない場合、選択されたプログラムを起動できない旨を示す情報を、表示部3の所定位置に表示させるようにしてもよい。
さらに、この情報処理装置1においては、表示制御部4が、リソース検出部2により検出された実行前のプログラムの使用リソースと、空きリソース検出部7により検出された空きリソースとに基づき、使用リソースが空きリソース以下の実行前のプログラムの使用リソース領域を強調表示させるようにしてもよい。
さらに、この情報処理装置1においては、表示制御部4が、実行中のプログラムごとの使用リソース領域を、総リソース領域内において、実行中のプログラムに対する所定の優先順位に従って並べて表示するようにしてもよい。
さらに、この情報処理装置1においては、表示制御部4が、総リソース領域をさらに複数の小領域に分割して表示し、上記使用リソース領域を当該小領域単位の表示サイズで表示するようにしてもよい。
さらに、この情報処理装置1においては、リソース検出部2が、情報処理装置1が有する全リソースからプログラム以外に使用されているリソースを除いた分を、プログラムで使用可能なリソースとして検出するようにしてもよい。
さらに、この情報処理装置1においては、表示制御部4が、使用リソース領域の最小表示サイズを、当該使用リソース領域内に記されるプログラムの識別情報をユーザが視認できる表示サイズに設定するようにしてもよい。
さらに、この情報処理装置1においては、総リソース領域をタスクバーとして機能させるようにしてもよい。
さらに、この情報処理装置1においては、リソース検出部2が、使用リソースとして、各プログラムの実行時に使用されるメモリ使用量を検出し、総リソースとして、プログラムで使用可能な総メモリ量を検出するようにしてもよい。
さらに、この情報処理装置1においては、リソース検出部2が、使用リソースとして、各プログラムの実行時に使用されるプロセッサの使用率を検出し、総リソースとして、プログラムで使用可能なプロセッサの最大使用率を検出するようにしてもよい。
(1−2)第1の実施の形態の具体例
つづけて、第1の実施の形態の具体例を説明する。
(1−2−1)情報通信端末の外観構成
図2(A)及び(B)において、10は全体として上述した情報処理装置1の具体例である携帯型の情報通信端末を示す。この情報通信端末10は、多機能であり、例えば、インターネットに無線または有線で接続するインターネット接続機能、近傍の他の装置と無線または有線により機器間接続する機器間接続機能、インターネット上のサーバが提供するWebページを閲覧するWebブラウザ機能、インターネット上のサーバなどの他の装置から取得した各種データ(映像データ、音声データなど)を記憶するデータ記憶機能、記憶したデータを再生するデータ再生機能、インターネットを介して他の装置との間で電子メールを送受する電子メール機能、インターネットを介して他の装置との間でユーザの音声を送受するIP(Internet Protocol)電話機能、インターネットを介して他の装置との間でリアルタイムにメッセージなどを送受するIM(Instant Messenger)機能、ユーザのスケジュールを管理するスケジュール管理機能などを有している。
この情報通信端末10は、片方の手で把持し得る程度の大きさで、一面及び他面が一方向よりも当該一方向と直交する他方向に長いレーストラック形状に形成された略偏平矩形状の端末筐体11を有している。
ちなみに、以下の説明では、端末筐体11が一方向へは比較的短く形成されているため、当該一方向を端末短手方向とも呼ぶ。また以下の説明では、端末筐体11が他方向へは、短手方向の長さよりも長く形成されているため、当該他方向を端末長手方向とも呼ぶ。
端末筐体11には、他面側の筐体(以下、これを下側筐体とも呼ぶ)12に対して、一面側の筐体(以下、これを上側筐体とも呼ぶ)13が端末短手方向に沿ってスライド可能に取り付けられている。
下側筐体12には、上側筐体13側の上面12Aに文字入力が可能な複数のキー14が配置されている。
そして下側筐体12は、上側筐体13がスライドして上面12Aに重ねられると、複数のキー14を外部から隠蔽するように当該上側筐体13と一体化して略偏平矩形状の端末筐体11となる。
また下側筐体12は、上側筐体13がスライドして上面12Aからずれると、複数のキー14を外部に露出させて、これら複数のキー14を介して文字入力させることができる。
一方、上側筐体13には、端末筐体11の一面でもある上面13Aの中央部に表示部15が長方形状の表示面15Aの長手方向(以下、これを表示面長手方向とも呼ぶ)を、端末長手方向と平行にして設けられている。
そして端末筐体11は、上述した各種機能に対応する画面を、表示部15の表示面15Aに表示する。
また上側筐体13には、上面13Aの中央部に表示部15の表示面15Aよりも大きなレーストラック形状のタッチパネル16が、当該タッチパネル16の長手方向(以下、これをパネル長手方向とも呼ぶ)を端末長手方向と平行にし、かつ当該表示面15A及びその周囲に亘って重ねるように設けられている。
そして端末筐体11は、表示部15に画面を表示した状態で、タッチパネル16を介して画面の所定部分が指やスタイラスペンなどで触れられる(すなわちタッチされる)と、その旨を入力として受け付けるようになされている。
さらに上側筐体13には、図3に示すように、上面13Aにおいて表示部15の表示面15Aよりも端末長手方向に沿った一端側及び他端側の、タッチパネル16に覆われる部分(以下、これらを一端側パネル被覆部分及び他端側パネル被覆部分とも呼ぶ)13B及び13Cに、所定の命令が対応付けられたボタン17乃至22が描かれている。
実際上、一端側パネル被覆部分13Bには、各種機能に関する情報を画面上に表示させる命令が対応付けられたインフォメーションボタン17が描かれている。
またこの一端側パネル被覆部分13Bには、指定された画面(例えば後述するマルチウインドウ画面)などを表示部15に表示させる命令が対応付けられた指定画面表示ボタン18も描かれている。
さらにこの一端側パネル被覆部分13Bには、メインメニュー画面を表示部15に表示させる命令が対応付けられたホームボタン19も描かれている。
一方、他端側パネル被覆部分13Cには、各種機能に関する設定を行う機能設定小画面を画面上に重ねて表示させる命令が対応付けられたオプションボタン20が描かれている。
またこの他端側パネル被覆部分13Cには、表示部15の表示に関する設定(例えば、輝度、使用するフォントなど)を行う表示設定小画面を画面上に重ねて表示させる命令が対応付けられたディスプレイボタン21も描かれている。
さらに他端側パネル被覆部分13Cには、表示部15に表示している画面を1つ前に表示していた画面に戻す命令が対応付けられたバックボタン22も描かれている。
そして端末筐体11は、タッチパネル16の表面において一端側パネル被覆部分13Bや他端側パネル被覆部分13Cの種々のボタン17乃至22と対向する領域(以下、これをボタン対向領域とも呼ぶ)がタッチされると、そのタッチされたボタン対向領域と対向するボタン17乃至22に対応付けられた命令を入力する。
さらにこの上側筐体13(図2(A)及び(B)並びに図3)には、上面13Aにおいてタッチパネル16のパネル長手方向に沿った一端よりも外側で、当該タッチパネル16の一端の近傍(すなわち、上面13Aの端末長手方向に沿った一端寄り)にスピーカ23が設けられている。
さらにこの上側筐体13には、上面13Aにおいてタッチパネル16のパネル長手方向に沿った他端よりも外側で、当該タッチパネル16の他端の近傍(すなわち、上面13Aの端末長手方向に沿った他端寄り)にマイクロホン24が設けられている。
そしてこの端末筐体11は、通話時、相手の音声をこのスピーカ23から出力するとともに、ユーザの音声をこのマイクロホン24で集音するようになされている。
さらにこの上側筐体13には、上面13Aにおいてマイクロホン24の近傍に、軸部を傾斜操作及び押下操作可能な十字キー25が設けられている。
この十字キー25は、軸部を上側筐体13の上面13Aに対して垂直な姿勢から傾斜させるような傾斜操作に応じて例えば、端末短手方向に沿って互いに反対向きの一方向及び他方向を入力し得るようになされている。
またこの十字キー25は、軸部を上側筐体13の上面13Aに対して垂直な姿勢から傾斜させるような傾斜操作に応じて例えば、端末長手方向に沿って互いに反対向きの一方向及び他方向を入力し得るようにもなされている。
さらにこの十字キー25は、軸部を上側筐体13の上面13Aから下側筐体12側へ押し下げるような押下操作に応じて例えば、決定命令を入力し得るようにもなされている。
よって端末筐体11は、例えば、画面上に表示したカーソルを、この十字キー25の傾斜操作により、所望の方向に移動させ、このカーソルが画面上の所望部分(例えばアイコン)に重ねられている状態で、この十字キー25が押下操作されると、当該所望部分に対応付けられている命令を入力し得るようにもなされている。
これに加えて上側筐体13には、図4に示すように、端末長手方向と平行な側面13Bの中央部に、USB(Universal Serial Bus)コネクタ26と、コネクタジャック27とが並設されている。
このUSBコネクタ26にはUSBケーブル(図示せず)を接続することができ、情報通信端末10は、このUSBケーブルを介して、他の装置と通信したり、他の装置から供給される直流電源により図示しないバッテリを充電したりするようになされている。
またコネクタジャック27には、ヘッドホンやマイク付のヘッドセット(図示せず)などを接続することができるようになされている。
さらに上側筐体13の側面13Bには、直流電源を給電可能なDC(Direct Current)ジャック28も設けられている。そして情報通信端末10は、このDCジャック28に対してAC/DC(Alternating Current/Direct Current)アダプタ(図示せず)が接続され、このAC/DCアダプタを介して直流電源が供給されると、この直流電源に応じて各部を動作させ、またバッテリを充電するようになされている。
(1−2−2)情報通信端末の内部構成
次に、上述した情報通信端末10の内部構成について説明する。図5に示すように、情報通信端末10は、例えば、マイクロプロセッサ構成の制御部30を有している。
この制御部30は、フラッシュメモリ31または大容量フラッシュメモリ32にインストールされた基本プログラム(OS)、アプリケーションプログラムなどの各種プログラムをRAM(Random Access Memory)33に読み出して実行することにより、情報通信端末10の各部を制御して、各種機能を実現する。
すなわち、情報通信端末10は、制御部30が、例えば、上述した各種機能(インターネット接続機能、機器間接続機能、Webブラウザ機能、データ記憶機能、データ再生機能、電子メール機能、IP電話機能、IM機能、スケジュール管理機能など)のうちの任意の一機能に対応するプログラムを読み出して実行することにより、任意の一機能を実現するようになされている。
またこの情報通信端末10では、制御部30が、複数のプログラムをRAM33に読み出して、これらを同時に並行して実行することにより、複数の機能を同時に実現することもできる。
この場合、制御部30は、実行するプログラムごとに、実行に必要なリソース(ここではメモリの使用量とする)を割り当てることで、複数のプログラムを同時に実行するようになされている。ここで、情報通信端末10がプログラムの実行に使用できる総メモリ量は、RAM33の容量などにより限られている。したがって、制御部30は、この限られた総メモリ量の範囲内で、実行するプログラムごとに、必要なメモリ量を割り当てるようになされている。
また制御部30は、タッチパネル16から、タッチされた位置(以下、これをタッチ位置とも呼ぶ)に応じた信号が与えられると、その信号に基づきタッチパネル16の表面のタッチ位置を表面内の座標として検出する。
そして制御部30は、その検出したタッチ位置に対応する画面上の座標、もしくは一端側パネル被覆部分13B及び他端側パネル被覆部分13C上の位置に、命令が対応付けられているかどうかを判別して、命令が対応付けられていると判別した場合には、その命令に応じて、各種処理(指定されたプログラムの実行、表示部15に表示する画面の表示制御など)を行う。
さらに制御部30は、例えば、上述した複数のキー14及び十字キー25を有するキー入力部34が操作されることにより、当該キー入力部34から、その操作に応じた信号が与えられると、その信号に対応付けられている命令に応じて、各種処理(文字入力、カーソル移動など)を行う。
このようにして情報通信端末10は、タッチパネル16及びキー入力34を介した各種入力を受け付けるようになされている。
さらに情報通信端末10は、無線通信部35により、アクセスポイントを介してインターネットに接続することで、インターネット上のサーバなどの他の装置と通信する(所謂インフラストラクチャ通信)。このようにして情報通信端末10は、インターネット接続機能を実現する。
また情報通信端末10は、無線通信部35により、近傍の他の装置と機器間接続することで、他の装置と直接通信する(所謂アドホック通信)。このようにして情報通信端末10は、機器間接続機能を実現する。
さらに情報通信端末10では、制御部30が、タッチパネル16またはキー入力部34に対するユーザ操作などに応じて、Webブラウザのプログラムを実行することで、表示部15にWebブラウザ画面を表示させ、ネットワーク上の任意のサーバと通信した結果、このサーバからWebページのページデータを取得すると、このページデータに基づく画像データを、表示部15に送ることにより、表示されているWebブラウザ画面上に、画像データに基づくページ画像を表示させる。このようにして情報通信端末10は、Webブラウザ機能を実現する。
さらに情報通信端末10では、制御部30が、ユーザ操作などに応じて、USBコネクタ26または無線通信部35を介して他の装置と通信した結果、コンテンツデータ(映像音声データ、楽曲データなど)を取得したときには、これを大容量フラッシュメモリ32に記憶させる。このようにして情報通信端末10は、データ記憶機能を実現する。
さらに情報通信端末10では、制御部30が、ユーザ操作などに応じて、映像音声再生プログラムを実行することで、大容量フラッシュメモリ32から指定の映像音声データを読み出し、これを映像データと音声データとに分離する。そして制御部30は、映像データを再生処理することで映像信号を得、これを表示部15に送ることで、この映像信号に基づく映像を表示部15に表示させる。
またこのとき制御部30は、映像音声データから分離した音声データを音声処理部36に送る。音声処理部36は、音声データを再生処理することで音声信号を得、これをスピーカ24に送ることで、この音声信号に基づく音声をスピーカ24から出力させる。
さらに情報通信端末10では、制御部30が、ユーザ操作などに応じて、楽曲再生プログラムを実行することで、大容量フラッシュメモリ32から指定の楽曲データを読み出し、これを音声処理部36に送る。音声処理部36は、楽曲データを再生処理することで楽曲信号を得、これをスピーカ24に送ることで、この楽曲信号に基づく楽曲をスピーカ24から出力させる。このようにして情報通信端末10は、楽曲データを再生する。
ちなみに、音声処理部36は、コネクタジャック27にヘッドホンが接続されているのであれば、上述した音声信号に基づく音声及び楽曲信号に基づく楽曲を、スピーカ24の代わりに、コネクタジャック27に接続されたヘッドホンから出力させることもできる。このようにして情報通信端末10は、データ再生機能を実現する。
さらに情報通信端末10では、制御部30が、ユーザ操作などに応じて、IP電話プログラムを実行することで、マイクロホン24を介してユーザの音声を集音して得られた音声信号を、切換部37を介して音声処理部36に送る。音声処理部36は、音声信号をデジタル処理することにより音声データを得、これを制御部30に送る。そして制御部30は、この音声データを無線通信部35を介して通話相手の装置に送信する。
また制御部30は、このとき通話相手の装置から送信されてくる音声データを無線通信部35で受信して、これを音声処理部36に送る。音声処理部36は、音声データを再生処理することで音声信号を得、これをスピーカ24に送ることで、この音声信号に基づく音声(つまり通話相手の音声)をスピーカ24から出力させる。
また制御部30は、着呼時、呼出音(すなわちリンガー)の音声データを音声処理部36に送る。音声処理部36は、音声データを再生処理することで音声信号を得、これをスピーカ23に送ることで、この音声信号に基づく音声(つまり呼出音)をスピーカ24から出力させる。
ちなみに、制御部30は、コネクタジャック27にヘッドセットが接続されているのであれば、ユーザの音声を、マイクロホン24の代わりに、ヘッドセットのマイクロホンを介して集音するとともに、通話相手の音声及び呼出音を、スピーカ24の代わりに、ヘッドセットのヘッドホンから出力させることもできる。このようにして情報通信端末10は、IP電話機能を実現する。
さらに情報通信端末10では、制御部30が、上述したインターネット接続機能、機器間接続機能、Webブラウザ機能、データ記憶機能、データ再生機能及びIP電話機能以外の機能についても、それぞれの機能に応じたプログラムを実行して、各部を制御することで、実現するようになされている。
またこのとき制御部30は、各機能に対応するGUI(Graphical User Interface)画面を表示部15に表示させることで、このGUI画面を介して、各機能に関する情報をユーザに提示しつつ、所望の操作を受け付けるようになされている。
また制御部30は、複数のプログラムを同時に並行して実行することで複数の機能を同時に実現する場合、実行中の各プログラムに対応するウインドウをGUI画面に表示させることで、各ウインドウを介して、複数の機能に関する情報をユーザに提示しつつ、所望の機能に対する操作を受け付けるようになされている。つまり情報通信端末10は、実行中の各プログラムに対応するウインドウが表示されるGUI画面(これをマルチウインドウ画面とも呼ぶ)を介して、複数の機能をユーザに提供し得るようになされている。
また情報通信端末10の大容量フラッシュメモリ32には、上述したプログラム、映像音声データ、楽曲データ以外にも、ユーザにより登録された情報(例えば、電子メールの送受信に必要なアドレス、IP電話で必要な電話番号、IMで必要なユーザIDなど)、各種機能で生成もしくは取得した情報(例えば、電子メールの文章、スケジュールデータなど)などの各種情報も記憶される。
また情報通信端末10のUSBコネクタ26には、他の装置に限らず、USBケーブルを介してドライブ38も接続できるようになされている。このとき制御部30は、ドライブ38によってリムーバブルメディア39から読み出された各種データを、USBコネクタ26を介して取得して、フラッシュメモリ31または大容量フラッシュメモリ32に記憶させる。またこのとき制御部30は、取得したデータがプログラムであれば、このプログラムをフラッシュメモリ31または大容量フラッシュメモリ32にインストールする。
さらに情報通信端末10は、電源制御部40が、外部からDCジャック28を介して直流電源が供給されている場合には、この直流電源を各部に供給することで各部を動作させ、またこの直流電源をバッテリ41に供給することでバッテリ41を充電する。
また電源制御部40は、外部からUSBコネクタ26を介して直流電源が供給されている場合には、この直流電源をバッテリ41に供給することでバッテリ41を充電することもできる。一方で、外部から直流電源が供給されていない場合、電源制御部40は、バッテリ41から得られる直流電源を各部に供給することで、各部を動作させるようになされている。
(1−2−3)マルチウインドウ画面
次に、情報通信端末10の画面の1つであるマルチウインドウ画面について説明する。このマルチウインドウ画面は、上述したように、制御部30の表示制御により、実行中のプログラムのそれぞれに対応するウインドウが表示されるGUI画面である。
図6及び図7に示すように、このマルチウインドウ画面50は、横長長方形でなり、画面の上辺に沿って配された横長細帯状の領域51と、それ以外の領域52とで構成される。このマルチウインドウ画面50は、例えば、指定画面表示ボタン18が押下されることに応じて、表示部15の表示面15Aに表示される画面である。
マルチウインドウ画面50の領域51は、実行中のプログラムに対応するアイコンなどが表示される所謂タスクバーであり、以下、この領域をタスクバーとも呼ぶ。これに対して領域52は、実行中のプログラムに対応するウインドウなどが表示される領域であり、以下、この領域をウインドウ表示領域とも呼ぶ。
さらにタスクバー51は、その左端から右端近傍まで延びた横長細帯状の領域51Aと、この領域51Aより右側の領域51Bとで構成される。このうち領域51Aは、実行中のプログラムに対応するアイコン(これをタスクアイコンとも呼ぶ)が表示される領域であり、以下、この領域をタスクアイコン表示領域とも呼ぶ。また領域51Bは、情報通信端末10の状態(例えば、電池残量、無線通信の電波強度など)を示す各種情報が表示される領域であり、以下、この領域を状態情報表示領域とも呼ぶ。
例えば、4つのプログラムが実行中であるとすると、タスクバー51のタスクアイコン表示領域51Aには、図7に示すように、実行中の4つのプログラムのそれぞれに対応する、縦幅がタスクアイコン表示領域51Aの縦幅と同じで横幅が所定長の四角形のタスクアイコンTi1〜Ti4が、プログラムの実行順に左端から並べて(すなわち左詰めで)表示される。
一方、ウインドウ表示領域52には、実行中の4つのプログラムのそれぞれに対応するウインドウPw1〜Pw4が任意の位置に表示される。ここで、この図7に示すマルチウインドウ画面50は、タスクアイコン表示領域51Aに、IMプログラムを示すタスクアイコンTi1と、Webブラウザプログラムを示すタスクアイコンTi2と、楽曲再生プログラムを示すタスクアイコンTi3と、IP電話プログラムを示すタスクアイコンTi4とが表示されるとともに、ウインドウ表示領域52に、IMプログラムに対応するウインドウPw1と、Webブラウザプログラムに対応するウインドウPw2と、楽曲再生プログラムに対応するウインドウPw3と、IP電話プログラムに対応するウインドウPw4が表示されている例である。
また、このとき表示されるタスクアイコンTi1〜Ti4のそれぞれの横幅は、タスクアイコン表示領域51Aの横幅(固定長)を情報通信端末10が有する総メモリ量とみなして、この総メモリ量に対する、対応するプログラムで使用するメモリ使用量の割合に応じた長さに設定される。
ちなみに、ここで言う総メモリ量とは、情報通信端末10がマルチウインドウ画面50上で実行するプログラム(すなわちタスクアイコンTiとして表示されるプログラム)に対して使用できるメモリの総量のことである。よって、RAM33の容量から、常駐プログラムなどのタスクアイコンTiとして表示されないプログラムのメモリ使用量として使用もしくは確保されている分を差し引いた残りが、この総メモリ量となる。またここで言うメモリ使用量とは、プログラムで使用するメモリ使用量の最大値のことである。
ここで、実際上、タスクアイコン表示領域51Aは、図6に示すように、目に見える形の、例えば16個の枡Me1〜Me16により、横方向に16等分されている。すなわち、情報通信端末10の総メモリ量が32MBであるとすると、1つの枡Meが、32/16の2MB分に相当する。この枡Meが、タスクアイコンTiを表示するうえでの最小単位であり、タスクアイコンTiは、この枡Me数個分の表示サイズで表示される。
例えば、楽曲再生プログラムのメモリ使用量が4MBであるとすれば、図7に示すように、この楽曲再生プログラムに対応するタスクアイコンTi3は、枡Me2個分の表示サイズで表示される。ちなみに、プログラムのメモリ使用量が、枡Me数個分で表されるメモリ量と一致しない場合、そのメモリ使用量より大きく、且つ最も近いメモリ量に相当する数の枡MeでタスクアイコンTiを表示する。例えば、プログラムのメモリ使用量が1MBであるとすれば、このメモリ使用量より大きく、且つ最も近い2MBに相当する枡Me1個分の表示サイズでタスクアイコンTiを表示する。
また、タスクアイコンTi(Ti1〜Ti4)のそれぞれには、対応するプログラムを識別可能な情報(これをプログラム識別情報とも呼ぶ)として、少なくともマークMa(Ma1〜Ma4)が表示される。よって、タスクアイコンTiを表示するうえでの最小単位である枡Meは、このマークMaをユーザが十分視認できる表示サイズに設定されている。そして、タスクアイコンTiの表示サイズが複数枡Me(例えば3枡Me以上)であるならば、そのタスクアイコンTiには、マークMaの横に、対応するプログラムの名称(アプリケーション名)が、表示し得る範囲の文字数で表示される。
このように、情報通信端末10は、タスクアイコン表示領域51Aの横幅(固定長)を、使用できる総メモリ量として、このタスクアイコン表示領域51A内に表示するタスクアイコンTiを、総メモリ量に対するプログラムのメモリ使用量の割合に応じた横幅で表示するようにしたことで、ユーザに対して、実行中の各プログラムが、情報通信端末10で使用できる総メモリ量のうちのどれ位のメモリ量を使用しているのかを、タスクアイコン表示領域51Aに対するタスクアイコンTiの表示サイズで容易に認識させることができる。
また、情報通信端末10は、各タスクアイコンTiを、タスクアイコン表示領域51Aの左端から並べて表示するようにしたことで、ユーザに対して、総メモリ量のうち、どれ位のメモリ量が空いているのか、すなわち空きメモリ量がどれ位あるのかを、最も右寄りに表示されたタスクアイコンTiの右端から、タスクアイコン表示領域51Aの右端までの部分(つまりタスクアイコンTiが表示されていない部分であり、これをアイコン未表示部分とも呼ぶ)の表示サイズで容易に認識させることができる。
またこのとき、情報通信端末10は、タスクアイコン表示領域51Aを、複数個の枡Meで当分割して、さらにこの枡Meを、タスクアイコンTiを表示するうえでの最小単位としたことにより、総メモリ量に対する使用メモリ量及び空きメモリ量の正確性は若干低下するものの、タスクアイコン表示領域51Aに対する、タスクアイコンTiの表示サイズ、及びアイコン未表示部分の表示サイズを、枡Meの数で容易にユーザに認識させることができ、結果として、実行中の各プログラムが総メモリ量のうちのどれ位のメモリ量を使用していて、空きメモリ量がどれ位であるのかと言った現在のメモリ使用状況を一段と容易に認識させることができる。
例えば、図7に示したタスクアイコン表示領域51Aを見れば、左端のタスクアイコンTi1が3枡Me分のサイズであることから、このタスクアイコンTi1に対応するプログラムが総メモリ量(32MB)のうちの3/16のメモリ量(約6MB)を使用していることを容易に認識でき、つづくタスクアイコンTi2が枡Me7個分のサイズであることから、このタスクアイコンTi2に対応するプログラムが総メモリ量(32MB)のうちの7/16のメモリ量(約14MB)を使用していることを容易に認識でき、さらにつづくタスクアイコンTi3が枡Me2個分のサイズであることから、このタスクアイコンTi3に対応するプログラムが総メモリ量(32MB)のうちの2/16のメモリ量(約4MB)を使用していることを容易に認識でき、さらにつづくタスクアイコンTi4が枡Me1個分のサイズであることから、このタスクアイコンTi4に対応するプログラムが総メモリ量(32MB)のうちの1/16のメモリ量(約2MB)を使用していることを容易に認識でき、さらにその横に、アイコン未表示部分となる枡Meが3つ(Me14、Me15、Me16)存在することから、総メモリ量(32MB)のうちの3/16(約6MB)が空きであることを容易に認識できる。
また、情報通信端末10では、タスクアイコンTiを表示するうえでの最小単位である枡Meのサイズが、少なくとも、プログラム識別情報としてのマークMaを十分視認できる表示サイズに設定されていることにより、タスクアイコンTiのサイズが変わっても、タスクアイコンTiに表示されたマークMaにより、現在どのプログラムが実行中であるのかをユーザに容易且つ確実に認識させることができる。
以上にくわえて、タスクバー51に表示されたタスクアイコンTiには、所謂タスクバーとしての機能である、アクティブウインドウ(複数のウインドウのうちの操作対象となっているウインドウ)の切り換え命令が対応付けられている。
すなわち、情報処理端末10の制御部30は、図7に示すように、タスクバー51に表示されているタスクアイコンTi1〜Ti4のうちの、例えばタスクアイコンTi2がカーソルCuもしくは画面タッチにより選択され押下操作されると(すなわち選択決定されると)、このタスクアイコンTi2に対応するウインドウPw2を選択状態にするとともに最前面に表示する。その後、図8に示すように、例えば、タスクアイコンTi1がカーソルCuもしくは画面タッチにより選択され押下操作されると、制御部30は、今度は、このタスクアイコンTi1に対応するウインドウPw1を選択状態にするとともに最前面に表示する。
このように、情報通信端末10では、タスクバー51を介して、実行中のプログラムの確認、メモリ使用状況の確認、及びアクティブウインドウの切換を行うことができるようになされている。すなわち、この情報通信端末10では、タスクバー51にメモリ使用状況の提示機能を追加したことにより、例えば、タスクマネージャのようなメモリ使用状況を提示するアプリケーションを別途立ち上げることなく、現在のメモリ使用状況をユーザに容易に認識させることができる。
また、情報通信端末10の制御部30は、マルチウインドウ画面50を表示した直後、もしくはマルチウインドウ画面50表示中に所定の操作が行われると、図9に示すように、実行するプログラムをユーザに選択させ得るランチャウインドウLwをウインドウ表示領域52に表示する。このランチャウインドウLwは、制御部30が、ランチャプログラムを実行することにより表示されるウインドウである。ちなみに、このランチャプログラムは、タスクアイコンTiとして表示されないプログラムである。
このランチャウインドウLwには、情報通信端末10にインストールされている各プログラムがマークMa(MaA〜MaF)及びその横につづく名称でなるプログラム識別情報として、縦に並べて一覧表示される。ちなみに、図9に示すランチャウインドウLwは、一度に6つのプログラム識別情報しか表示できないが、所定の操作に応じて、プログラム識別情報を縦方向にスクロールさせることで、7個以上のプログラム識別情報を順に表示できるようになされている。
また、このランチャウインドウLwには、プログラム識別情報とともに、そのプログラム識別情報により識別されるプログラムの実行に必要なメモリ量(すなわちそのプログラムの実行時に使用されるメモリ使用量であり、これを必要メモリ量とも呼ぶ)を示す必要メモリ量領域Na(NaA〜NaF)が表示される。
この必要メモリ量領域Naは、縦幅がタスクアイコン表示領域51Aの縦幅と同じで横幅が所定長の四角形でなり、タスクバー51のタスクアイコン表示領域51Aと平行に表示される。
また、このとき表示される必要メモリ量領域Naの横幅は、タスクアイコンTiと同じように、タスクアイコン表示領域51Aの横幅を総メモリ量として、この総メモリ量に対する、対応するプログラムの必要メモリ量の割合に応じた長さに設定される。
ここで、実際上、必要メモリ量領域Naは、対応するプログラムの必要メモリ量に相当する数の枡(これを必要メモリ枡とも呼ぶ)Meにより、横方向に等分されている。この枡Meは、タスクアイコン表示領域51に表示される枡Meと同サイズ、同間隔で表示され、1枡Me当たりのメモリ量も同じである。
ゆえに、例えば、総メモリ量が32MB、1枡Meあたりのメモリ量が2MBであるとして、情報通信端末10にインストールされているスケジュールプログラムの必要メモリ量が4MB(すなわち2枡Me分)であるとすると、ランチャウインドウLwには、このスケジュールプログラムのプログラム識別情報(例えばマークMaF及び名称「Scheduler」)とともに、2つの枡MeA、MeBでなる必要メモリ量領域Na(例えばNaF)が表示される。
このように、情報通信端末10は、ランチャウインドウLwに、各プログラムの必要メモリ量を示す必要メモリ量領域Naを、タスクアイコン表示領域51Aの横幅を総メモリ量として、この総メモリ量に対する必要メモリ量の割合に応じた横幅で表示するようにしたことで、ユーザに対して、プログラムを実行する前段階で、そのプログラムの実行に必要なメモリ量がどれ位であるのかを、この必要メモリ量領域Naの表示サイズで容易に認識させることができる。
また、このとき、情報通信端末10は、必要メモリ量領域Naを、対応するプログラムの必要メモリ量に相当する数の必要メモリ枡Meで表示するようにしたことにより、ユーザに対して、必要メモリ量領域Naの表示サイズを、必要メモリ枡Meの数で容易に認識させることができ、結果として、所望のプログラムの実行に必要なメモリ量がどれ位であるのかを一段と容易に認識させることができる。
さらに、このとき、情報通信端末10は、タスクアイコン表示領域51Aに、現在の空きメモリ量に応じた数の枡(これを空きメモリ枡とも呼ぶ)Me(図9の例では、枡Me14、Me15、Me16)を表示しているので、ユーザ自身に、ランチャウインドウLwに表示されている必要メモリ量領域Naの必要メモリ枡Meの数と、タスクアイコン表示領域51Aの空きメモリ枡Meの数とを比較させ、所望のプログラムの必要メモリ量が現在の空きメモリ量で足りるかどうか、すなわち所望のプログラムが実行可能であるかどうかを判断させることができる。
さらに、このとき、情報通信端末10は、タスクアイコン表示領域51Aに、現在実行中のプログラムのそれぞれに対応するタスクアイコンTiを、対応するプログラムのメモリ使用量に応じた枡Me数個の表示サイズで表示しているので、所望のプログラムの実行に必要なメモリ量が現在の空きメモリ量では足りない場合に、ユーザ自身に、所望のプログラムの実行に必要な空きメモリ量を確保するには、現在実行中のプログラムのうちのどのプログラムを終了させればよいかを判断させることができる。
そして、実際上、情報通信端末10は、ランチャウインドウLwに表示しているプログラム(実際にはプログラム識別情報として表示)のうちの1つがカーソルCuもしくは画面タッチにより選択決定されると、そのプログラムの必要メモリ量と、現在の空きメモリ量とを比較して、そのプログラムの必要メモリ量が、現在の空きメモリ量以下であれば、このプログラムを起動して実行する。
具体的に、制御部30は、ランチャウインドウLwに表示されている、そのプログラムに対する必要メモリ量領域Naの必要メモリ枡Meの数と、タスクバー51のタスクアイコン表示領域51Aに表示されている、空きメモリ枡Meの数とを比較して、必要メモリ枡Meの数が、空きメモリ枡Meの数以下であれば、このプログラムを起動して実行する。
そして、このとき制御部30は、例えば、図10に示すように、ランチャウインドウLwを閉じて、タスクバー51に、新たに起動したプログラムを示すタスクアイコンTi5を、必要メモリ枡Meの数と同数の枡Meの表示サイズ(例えば3枡Me分の表示サイズ)で、現在表示されているタスクアイコンTiのうちの最も右寄りのタスクアイコンTi4の右隣に表示するとともに、ウインドウ表示領域52に、このプログラムに対応するウインドウPw5を表示する。
ちなみに、現在表示されているタスクアイコンTi1が1つもない場合、制御部30は、新たに起動したプログラムを示すタスクアイコンTiを、タスクアイコン表示領域51Aの左端に接するように表示する。
これに対して、選択決定されたプログラムの必要メモリ量が、現在の空きメモリ量より多いのであれば、すなわちそのプログラムに対する必要メモリ量領域Naの必要メモリ枡Meの数が、空きメモリ枡Meの数より多いのであれば、情報通信端末10は、このプログラムを実行することなく、例えば、図11に示すように、このプログラムの起動が失敗した旨を示す失敗通知ウインドウFwを、マルチウインドウ画面50上に表示することで、その旨をユーザに通知する。
ちなみに、この失敗通知ウインドウFwは、所定の操作に応じて、もしくは所定時間経過後に閉じるようになされている。
また一方で、情報通信端末10は、例えば、所定の操作に応じてランチャウインドウLwを閉じた後、タスクアイコン表示領域51Aに表示しているタスクアイコンTiのうちの1つ、もしくはウインドウ表示領域52に表示しているウインドウPwのうちの1つがカーソルCuもしくは画面タッチにより選択された状態で、所定のプログラム終了操作が行われると、選択されたタスクアイコンTiもしくはウインドウPwに対応するプログラムを終了する。
この結果、この終了したプログラムのメモリ使用量が解放されることにより、このメモリ使用量の分だけ空きメモリ量が増加する。
そして、このとき情報通信端末10は、例えば、図12に示すように、タスクバー51のタスクアイコン表示領域51Aから、終了したプログラムに対応するタスクアイコンTi(例えばタスクアイコンTi3)を消去するとともに、この消去にともなって、実行中のプログラムに対応するタスクアイコンTi(例えばタスクアイコンTi4)を左に詰めて表示する。この結果、タスクアイコン表示領域51Aの空きメモリ枡Meの数が、消去したタスクアイコンTiの分(図12の例では3個分)だけ増えることになる。
さらに、このとき、制御部30は、ウインドウ表示領域52から、終了したプログラムに対応するウインドウPw(例えばウインドウPw3)を消去する。
このようにして、制御部30は、マルチウインドウ画面50に対する表示制御を行うようになされている。
なお、この情報通信端末10の制御部30が、概要として説明した情報処理装置1のリソース検出部2、表示制御部4及び空きリソース検出部7の機能を担うハードウェアであり、情報通信端末10のフラッシュメモリ31及び大容量フラッシュメモリ32が、情報処理装置1の記憶部5の機能を担うハードウェアであり、情報通信端末10のタッチパネル16及びキー入力部34が、情報処理装置1の選択部6の機能を担うハードウェアである。
また、マルチウインドウ画面50のタスクアイコン表示領域51Aが、概要として説明した総リソース領域に相当する領域であり、タスクアイコンTiが、概要として説明した実行中のプログラムの使用リソース領域であり、必要メモリ量領域Naが、概要として説明した実行前のプログラムの使用リソースに相当する領域である。
(1−2−4)動作処理手順
次に、上述したタスクアイコンTiの表示に関する情報処理端末10の一連の動作処理の手順について説明する。ここでは、この動作処理手順を、情報通信端末10がプログラムをインストールするときに、そのプログラムの実行に必要なメモリ量(すなわち実行時に使用されるメモリ使用量)を検出するメモリ使用量検出処理の手順と、インストールしたプログラムの実行または終了に応じて、メモリ使用量に応じた表示サイズでなるタスクアイコンTiを表示または非表示することによりタスクバー51の表示を更新するタスクバー表示更新処理の手順とに分けて説明する。
まず、図13を用いて、メモリ使用量検出処理手順RT1について説明する。このメモリ使用量検出処理手順RT1は、主として、制御部30が、フラッシュメモリ31または大容量フラッシュメモリ32に記憶されているプログラムにしたがって実行する処理手順である。
制御部30は、例えば、情報通信端末10の電源がオンされると、このメモリ使用量検出処理手順RT1を開始して、ステップSP1に移る。
ステップSP1において制御部30は、例えばOSを介して総メモリ量(すなわちRAM33の容量からタスクアイコンTiとして表示されないプログラムのメモリ使用量として確保されている分を差し引いた残り)を検出し、この検出した総メモリ量を、総メモリ量情報として、フラッシュメモリ31または大容量フラッシュメモリ32に生成されたデータベース(これをメモリ情報データベースとも呼ぶ)に登録した後、次のステップSP2に移る。
ちなみに、情報通信端末10は、前回起動時に登録した古い総メモリ量情報が、メモリ情報データベースに残っている場合、この古い総メモリ量情報を、今回検出した総メモリ量を示す新しい総メモリ情報で更新する。
ステップSP2において制御部30は、OS側からのプログラムのインストール要求を待ち受ける。そして、制御部30は、プログラムのインストール要求を受けると、このステップSP2で肯定結果を得て、ステップSP3に移る。
ステップSP3において制御部30は、指定のプログラムをフラッシュメモリ31または大容量フラッシュメモリ32に書き込んでインストールするとともに、このプログラムからこのプログラムの実行時に使用されるメモリ使用量を検出し、この検出したメモリ使用量を、このプログラムのプログラム識別情報(例えばファイル名)とともに、メモリ使用量情報として、メモリ情報データベースに登録した後、再びステップSP2に戻り、プログラムのインストール要求を待ち受ける。
ここで、インストールするプログラムの実行時に使用されるメモリ使用量は、あらかじめプログラムの所定個所に記されており、制御部30は、この所定個所を参照することで、インストールするプログラムからメモリ使用量を検出するようになされている。また、このメモリ使用量は、上述したように、プログラムの実行時に使用されるメモリ使用量の最大値である。
このようなメモリ使用量検出処理手順RT1にしたがって、制御部30は、総メモリ量を検出するとともに、各プログラムのメモリ使用量を検出するようになされている。
つづけて、図14を用いて、タスクバー表示更新処理手順RT2について説明する。このタスクバー表示更新処理手順RT2も、主として、制御部30が、フラッシュメモリ31または大容量フラッシュメモリ32に記憶されているプログラムにしたがって実行する処理手順である。ちなみに、このプログラムは、タスクアイコンTiに表示されないプログラムである。
制御部30は、例えば、マルチウインドウ画面50を表示すると、このタスクバー表示更新処理手順RT2を開始して、ステップSP10に移る。
ステップSP10において制御部30は、OS側からランチャプログラムを起動するよう要求されているかどうかを判断する。このステップSP10で肯定結果を得ると、このとき制御部30は、ステップSP11に移る。
ステップSP11において制御部30は、メモリ情報データベースから、総メモリ量情報と、ランチャウインドウLwに表示するプログラム(実際にはプログラム識別情報として表示)ごとのメモリ使用量情報とを取得して、次のステップSP12に移る。
ステップSP12において制御部30は、タスクアイコン表示領域51Aの枡Meの総数(例えば16個)と、取得した総メモリ量情報が示す総メモリ量(例えば32MB)とをもとに1枡Meあたりのメモリ量(例えば2MB)を算出して、さらに、この1枡Meあたりのメモリ量(2MB)と、ランチャウインドウLwに表示するプログラムごとに取得したメモリ使用量情報が示すメモリ使用量とをもとに、ランチャウインドウLwに表示するプログラムごとに、そのメモリ使用量を必要メモリ枡Meの数に変換して、次のステップSP13に移る。
ステップSP13において制御部30は、ランチャプログラムを起動することにより、ランチャウインドウLwを表示する。このとき制御部30は、このランチャウインドウLwに、各プログラムのプログラム識別情報と上述のステップSP12で得られた数の必要メモリ枡Meでなる必要メモリ量領域Naとを表示する。
このようにランチャウインドウLwを表示した後、制御部30は、次のステップSP14に移る。ステップSP14において制御部30は、ランチャウインドウLwに表示しているプログラムのうちの1つが選択決定されたかどうかを判断する。
ここで、プログラムの1つが選択決定されたことにより、このステップSP14で肯定結果を得ると、制御部30は、ステップSP15に移る。ステップSP15において制御部30は、選択決定されたプログラムに対応する必要メモリ量領域Naの必要メモリ枡Meの数と、タスクバー51に表示されている、空きメモリ枡Meの数とに基づいて、選択決定されたプログラムが実行可能かどうかを判断する。
このステップSP15で肯定結果を得ると、このことは、選択決定されたプログラムの必要メモリ枡Meの数が、空きメモリ枡Meの数以下であること、すなわち現在の空きメモリ量で、選択決定されたプログラムが実行可能であることを意味し、このとき制御部30は、ステップSP16に移る。
ステップSP16において制御部30は、ランチャプログラムを終了して、次のステップSP17に移る。ステップSP17において制御部30は、選択決定されたプログラムを起動して、次のステップSP18に移る。
ステップSP18において制御部30は、タスクバー51のタスクアイコン表示領域51Aに、新たに起動した(すなわち実行中となった)プログラムに対応するタスクアイコンTiを、そのプログラムの必要メモリ枡Meの数と同数の枡Meの表示サイズで表示することにより、タスクバー51の表示を更新して、さらにウインドウ表示領域52に、このプログラムに対応するウインドウPw5を表示する。
その後、制御部30は、再びステップSP10に戻り、OS側からランチャプログラムを起動するよう要求されているかどうかを判断する。ここで、ランチャプログラムを起動するよう要求されていない場合、制御部30は、このステップSP10で否定結果を得て、ステップSP19に移る。
ステップSP19において制御部30は、OS側から現在実行中のプログラムのうちの指定のプログラムを終了するよう要求されているかどうかを判断する。ここで、プログラムを終了するよう要求されていない場合、制御部30は、このステップSP19で否定結果を得て、再びステップSP10に戻る。
これに対して、プログラムを終了するよう要求されていることにより、このステップSP10で肯定結果を得ると、このとき制御部30は、ステップSP20に移る。ステップSP20において制御部30は、指定されたプログラムを終了して、次のステップSP21に移る。
ステップSP21において制御部30は、タスクバー51のタスクアイコン表示領域51Aから、終了したプログラムに対応するタスクアイコンTiを消去することにより、タスクバー51の表示を更新して、さらにウインドウ表示領域52から、このプログラムに対応するウインドウPwを消去する。その後、制御部30は、再びステップSP10に戻る。
また、上述のステップSP14で否定結果を得ていた場合、すなわち、ランチャウインドウLwを表示したもののプログラムが選択決定されなかった場合、制御部30は、ステップSP22に移る。
ステップSP22において制御部30は、OS側からランチャプログラムを終了するよう要求されているかどうかを判断する。ここで、ランチャプログラムを終了するよう要求されていない場合、制御部30は、このステップSP19で否定結果を得て、再びステップSP14に戻り、プログラムが選択決定されるのを待ち受ける。
これに対して、ランチャプログラムを終了するよう要求されていることにより、このステップSP22で肯定結果を得ると、このとき制御部30は、ステップSP23に移る。ステップSP23において制御部30は、ランチャプログラムを終了して、再びステップSP10に戻る。
さらに、上述のステップSP15で否定結果を得ていた場合、すなわち、ランチャウインドウLwを表示してプログラムが選択決定されたものの、現在の空きメモリ量では、選択決定されたプログラムを実行できないと判断した場合、このとき制御部30は、ステップSP24に移る。
ステップSP24において制御部30は、選択決定されたプログラムの起動が失敗した旨を示す失敗通知ウインドウFwを、マルチウインドウ画面50上に表示した後、再びステップSP14に戻り、プログラムが選択決定されるのを待ち受ける。
このようなタスクバー表示更新処理手順RT2にしたがって、制御部30は、プログラムの実行または終了に応じて、タスクバー51の表示を更新するようになされている。
(1−2−5)第1の実施の形態による動作及び効果
以上の構成において、情報通信端末10は、プログラムを実行すると、この実行したプログラムのプログラム識別情報を記したタスクアイコンTiを、タスクバー51のタスクアイコン表示領域51Aに表示する。
このとき、情報通信端末10は、タスクアイコン表示領域51Aの表示サイズを、使用できる総メモリ量として、このタスクアイコン表示領域51Aに表示するタスクアイコンTiを、総メモリ量に対する、そのタスクアイコンTiに対応するプログラムのメモリ使用量の割合に応じた表示サイズで表示するようにした。
こうすることで、情報通信端末10は、ユーザに対して、実行中のプログラムがどのプログラムであるのかを、タスクアイコンTiに記されたプログラム識別情報により認識させることができ、また実行中のプログラムが総メモリ量のうちのどれ位のメモリ量を使用しているのかを、タスクアイコン表示領域51Aの表示サイズに対するタスクアイコンTiの表示サイズで容易に認識させることができ、さらに総メモリ量のうちのどれ位が空いているのかを、タスクアイコン表示領域51Aの表示サイズに対する、タスクアイコン表示領域51Aのアイコン未表示部分の表示サイズで容易に認識させることができる。
かくして、情報通信端末10は、ユーザに対して、実行中の各プログラムがどのプログラムで、総メモリ量のうちのどれ位のメモリ量を使用していて、空きメモリ量がどれ位であるのかと言った現在のメモリ使用状況を容易に認識させることができる。
さらに、このとき、情報通信端末10は、タスクアイコン表示領域51Aを、複数個の枡Meで当分割して、さらにこの枡Me単位で、タスクアイコンTiを表示するようにした。
こうすることで、情報通信端末10は、タスクアイコン表示領域51Aの表示サイズに対する、タスクアイコンTiの表示サイズ、及び未表示部分の表示サイズを、枡Meの数で容易にユーザに認識させることができ、結果として、現在のメモリ使用状況を一段と容易に認識させることができる。
さらに、情報通信端末10は、必要に応じて、タスクバー51とは別領域のウインドウ表示領域52に、実行するプログラムをユーザに選択させ得るランチャウインドウLwを表示する。
このとき情報通信端末10は、このランチャウインドウLwに、各プログラムの必要メモリ量を示す必要メモリ量領域Naを、タスクアイコン表示領域51Aの横幅を総メモリ量として、この総メモリ量に対する必要メモリ量の割合に応じた横幅で表示する。
こうすることで、情報通信端末10は、ユーザに対して、プログラムを実行する前段階で、そのプログラムの実行に必要なメモリ量がどれ位であるのかを、この必要メモリ量領域Naの表示サイズで容易に認識させることができる。
また、このとき、情報通信端末10は、必要メモリ量領域Naを、対応するプログラムの必要メモリ量に相当する数の必要メモリ量枡Meで表示するようにした。
こうすることで、情報通信端末10は、ユーザに対して、必要メモリ量領域Naの表示サイズを、必要枡Meの数で容易に認識させることができ、結果として、所望のプログラムの実行に必要なメモリ量がどれ位であるのかを一段と容易に認識させることができる。
また情報通信端末10は、ユーザ自身に、ランチャウインドウLwに表示している必要メモリ量領域Naの必要メモリ枡Meの数と、タスクアイコン表示領域51Aのアイコン未表示部分である空きメモリ枡Meの数とを比較させて、所望のプログラムの実行に必要なメモリ量が現在の空きメモリ量で足りるかどうか、すなわち所望のプログラムが実行可能であるかどうかを判断させることもできる。
さらに情報通信端末10は、所望のプログラムの実行に必要なメモリ量が現在の空きメモリ量では足りない場合に、ユーザ自身に、ランチャウインドウLwに表示している必要メモリ量領域Naの必要メモリ枡Meの数と、タスクアイコン表示領域51Aに表示しているタスクアイコンTiの表示サイズ(すなわち枡Meの数)と、空きメモリ枡Meの数とを比較させて、所望のプログラムの実行に必要な空きメモリ量を確保するには、現在実行中のプログラムのうちのどのプログラムを終了させればよいかを判断させることもできる。
以上の構成によれば、情報通信端末10は、ユーザに対して、実行中の各プログラムがどのプログラムであるのかを、タスクアイコンTiに記したプログラム識別情報により認識させることができ、さらに各プログラムが総メモリ量のうちのどれ位のメモリ量を使用しているのかを、タスクアイコン表示領域51Aの表示サイズに対する、タスクアイコンTiの表示サイズで認識させることができ、さらに総メモリ量にどれ位の空きがあるのかを、タスクアイコン表示領域51Aのアイコン未表示部分の表示サイズで認識させることができ、かくしてメモリ使用状況をユーザに対して一目で容易に認識させることができる。
(2)第2の実施の形態
次に第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態は、上述の第1の実施の形態とは異なり、タスクバー表示更新処理において、ランチャウインドウLwを介して選択決定されたプログラムの実行に必要なメモリ量が現在の空きメモリ量では足りない場合に、このプログラムの実行に必要な空きメモリ量を確保するには、現在実行中のプログラムのうちのどのプログラムを終了させればよいかをタスクバー51を介してユーザに通知するようになされている。
なお、情報通信端末10の構成及びメモリ使用量取得処理手順については、第1の実施の形態と同様である。したがって、ここでは、タスクバー表示更新処理手順を主に説明する。
(2−1)タスクバー表示更新処理手順
ここで、図15に示すフローチャートを用いて、この第2の実施の形態におけるタスクバー表示更新処理手順RT3について具体的に説明する。このタスクバー表示更新処理手順RT3は、第1の実施の形態のタスクバー表示更新処理手順RT2に対して、ステップSP24の後段に新たなステップSP100が追加されたものであり、この部分を中心に説明する。
情報通信端末10の制御部30は、例えば、マルチウインドウ画面50を表示すると、このタスクバー表示更新処理手順RT3を開始する。
その後、ステップSP10で肯定結果を得て、ステップSP11、ステップSP12、ステップSP13を経てステップSP14に移り、このステップSP14で肯定結果得て、ステップ15に移り、このステップSP15で否定結果を経て、ステップSP20に移ったとする。
このとき、制御部30は、マルチウインドウ画面50のウインドウ表示領域52にランチャウインドウLwを表示してプログラムが選択決定されたものの、現在の空きメモリ量では、選択決定されたプログラムを実行できないと判断して、失敗通知ウインドウFwをマルチウインドウ画面50上に表示した状態である。
このようにして失敗通知ウインドウFwを表示した後、制御部30は、ステップSP100に移る。ステップSP100において制御部30は、選択決定されたプログラムの実行に必要なメモリ量を確保するには、現在実行中のプログラムのうちのどのプログラムを終了させればよいかを判断する。そして制御部30は、図16に示すように、タスクアイコン表示領域51Aに表示しているタスクアイコンTiのうちの終了させればよいと判断したプログラム(これを終了対象プログラムとも呼ぶ)に対応するタスクアイコンTiを強調表示する。
具体的に、制御部30は、選択決定されたプログラムに対応する必要メモリ量領域Naの必要メモリ枡Meの数と、現在の空きメモリ枡Meの数との差分、すなわち選択決定されたプログラムの実行に足りない分の枡(不足メモリ枡とも呼ぶ)Meの数を算出する。
そして、制御部30は、タスクアイコン表示領域51Aに表示しているタスクアイコンTiのうち、この不足メモリ枡Meの数以上で、且つ最も近い数の枡MeのサイズでなるタスクアイコンTiを、終了させればよいプログラム(これを終了対象プログラムとも呼ぶ)のタスクアイコンTiとして強調表示する。
ちなみに、図16に示したマルチウインドウ画面50は、選択決定されたプログラムに対応する必要メモリ量領域Naの必要メモリ枡Meの数が「5」で、空きメモリ枡Meの数が「3」、これらの差分である不足メモリ枡Meの数が「2」である場合に、2枡MeのタスクアイコンTi3が終了対象プログラムのタスクアイコンTiとして強調表示されている例である。
また、このとき、タスクアイコン表示領域51Aに、不足メモリ枡Meの数未満のタスクアイコンTiしか表示されていないのであれば、制御部30は、複数のタスクアイコンTiを、終了対象プログラムのタスクアイコンTiとして強調表示する。
例えば、不足メモリ枡Meの数が「4」で、タスクアイコン表示領域51Aに表示されているタスクアイコンTiが、3枡MeのタスクアイコンTiと、2枡のタスクアイコンTiと、1枡のタスクアイコンTiであった場合、制御部30は、3枡MeのタスクアイコンTiと1枡のタスクアイコンTiとの2つを、終了対象プログラムのタスクアイコンTiとして強調表示する。
このようなタスクバー表示更新処理手順RT3にしたがって、制御部30は、タスクバー51の表示を更新するようになされている。
このように、この第2の実施の形態の情報通信端末10は、所望のプログラムの実行に必要なメモリ量が現在の空きメモリ量では足りない場合に、終了対象プログラムのタスクアイコンTiを強調表示することで通知するようにした。
こうすることで、情報通信端末10は、ユーザに対して、所望のプログラムの実行に必要な空きメモリ量を確保するには、現在実行中のプログラムのうちのどのプログラムを終了させればよいかを容易に認識させることができる。
(3)第3の実施の形態
次に第3の実施の形態について説明する。この第3の実施の形態では、上述の第1及び第2の実施の形態とは異なり、総メモリ量を定期的に検出し、検出した総メモリ量に基づいてタスクバー51の表示を定期的に更新するようになされている。
実際上、総メモリ量は、メモリの増設、OSのバージョンアップによる常駐プログラムの増加など、種々の状況により増減することがある。したがって、この第3の実施の形態のように総メモリ量を定期的に検出し、検出した総メモリ量に基づいてタスクバー51の表示を定期的に更新するようにすれば、常に、最新の総メモリ量に対する正確なメモリ使用状況をユーザに認識させることができる。
なお、情報通信端末10の構成及びメモリ使用量検出処理手順については、第1の実施の形態と同様である。したがって、ここでは、タスクバー表示更新処理手順を主に説明する。
(3−1)第3の実施の形態によるタスクバー表示更新処理手順
ここで、図17及び図18に示すフローチャートを用いて、この第3の実施の形態におけるタスクバー表示更新処理手順RT4について具体的に説明する。このタスクバー表示更新処理手順RT4は、第1の実施の形態のタスクバー表示更新処理手順RT2に対して、ステップSP10の前段に新たなステップSP200〜ステップSP203が追加されたものであり、この部分を中心に説明する。
情報通信端末10の制御部30は、例えば、マルチウインドウ画面50を表示すると、このタスクバー表示更新処理手順RT4を開始して、ステップSP200に移る。
ステップSP200において制御部30は、例えばOSを介して現在の総メモリ量を検出し、この検出した総メモリ量を、総メモリ量情報として、フラッシュメモリ31または大容量フラッシュメモリ32に生成されたメモリ情報データベースに登録(もしくは更新)するとともに、タイマーによるカウントを開始して、次のステップSP201に移る。
ステップSP201において制御部30は、現在実行中のプログラムがあるかどうかを判別する。このステップSP201で肯定結果を得ると、このことは、現在実行中のプログラムがあり、タスクアイコン表示領域51AにタスクアイコンTiが表示されていることを意味し、このとき制御部30は、ステップSP202に移る。
ステップSP202において制御部30は、メモリ情報データベースから、現在の総メモリ量を示す総メモリ量情報と、実行中のプログラムのメモリ使用量を示すメモリ使用量とを読み出し、タスクアイコン表示領域51Aの枡Meの総数と、総メモリ量情報が示す総メモリ量とをもとに1枡Meあたりのメモリ量を算出する。
そして制御部30は、この1枡Meあたりのメモリ量と、実行中のプログラムのメモリ使用量とをもとに、実行中のプログラムのタスクアイコンTiの表示サイズを算出して、現在表示中のタスクアイコンTiの表示サイズを、今回算出した表示サイズに更新することでタスクバー51の表示を更新した後、ステップSP203に移る。
これに対して、上述のステップSP201で否定結果を得ていた場合、すなわち、現在実行中のプログラムがなかった場合、制御部30は、タスクバー51の表示を更新せずに、ステップSP203に移る。
ステップSP203において制御部30は、タイマーのカウントをもとに、ステップSP201で総メモリ量を検出してから所定時間(例えば数秒)経過したかどうかを判別する。このステップSP204で肯定結果を得ると、このことは、前回総メモリ量を検出してから所定時間経過したことを意味し、このとき制御部30は、タイマーをリセットして、再びステップSP200に戻り、総メモリ量を再取得する。
これに対して、このステップSP203で否定結果を得ると、このことは、前回総メモリ量を検出してからまだ所定時間経過していないことを意味し、このとき制御部30は、ステップSP10(図18)に移る。以降、制御部30は、第1の実施の形態のタスクバー表示更新処理手順RT1と同様のステップSP10〜ステップSP24の処理を行う。
そして、制御部30は、ステップSP19で否定結果を得た後、ステップSP21の後、ステップSP23の後、ステップSP24の後、ステップSP10ではなく、その1つ前のステップSP203に戻り、所定時間経過したかどうかを再度判別する。
このようなタスクバー表示更新処理手順RT4にしたがって、制御部30は、タスクバー51を更新するようになされている。
このように、この第3の実施の形態の情報通信端末10は、総メモリ量を定期的に検出し、検出したこの総メモリ量に基づいて、タスクバー51の表示を定期的に更新することにより、常に、最新の総メモリ量に対する正確なメモリ使用状況をユーザに認識させることができる。
なお、この第3の実施の形態では、タスクバー表示更新処理手順RT4において総メモリ量を検出しているので、メモリ使用量検出処理手順RT1において総メモリ量を検出するステップSP1を省略するようにしてもよい。
(4)他の実施の形態
(4−1)他の実施の形態1
なお、上述した第2の実施の形態では、終了対象プログラムに対応するタスクアイコンTiを強調表示するようにした場合について述べたが、実際上、この強調表示とは、他のタスクアイコンTiと視覚的に区別できるような表示を意味する。したがって、例えば、終了対象プログラムに対応するタスクアイコンTiだけ点滅表示させるようにしてもよいし、このタスクアイコンTiと他のタスクアイコンTiとを異なる表示色で表示(例えば他のタスクアイコンTiをグレー表示)するなどしてもよい。
(4−2)他の実施の形態2
また、上述した第1の実施の形態では、ランチャウインドウLwに、プログラムごとに、プログラム識別情報と必要メモリ量領域Naとを表示するようにしたことで、この必要メモリ量領域Naの必要メモリ枡Meの数と、タスクアイコン表示領域51Aのアイコン未表示部分である空きメモリ枡Meの数とをユーザに比較させて、所望のプログラムが現在の空きメモリ量で実行できるかどうかをユーザ自身に判断させるようにしたが、例えば、図19に示すように、ランチャウインドウLwに表示されている必要メモリ量領域Naのうち、必要メモリ枡Meの数が空きメモリ枡Meの数以下である必要メモリ量領域Naを、対応するプログラム識別情報(すなわち現在の空きメモリ量で実行できるプログラムのプログラム識別情報)とともに強調表示するようにしてもよい。
このようにすれば、どのプログラムが現在の空きメモリ量で実行できるのかを、ユーザに対して一段と容易に認識させることができる。ちなみに、この場合の強調表示についても、他のプログラム識別情報と視覚的に区別できるような表示を意味する。
(4−3)他の実施の形態3
さらに、上述した第1の実施の形態では、タスクアイコン表示領域51Aに対して、その左端から、プログラムの実行順にタスクアイコンTiを並べて(すなわち左詰めで)表示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、図20に示すように、メモリ使用量の大きい順(すなわち表示サイズの大きい順)にタスクアイコンTiを並べて表示するようにしてもよい。
またメモリ使用量の小さい順(すなわち表示サイズの小さい順)に並べて表示してもよいし、ウインドウPwがアクティブになった時間の長い順(もしくは短い順)に並べて表示してもよいし、ウインドウPwの重なり順(例えば最前面のウインドウPwが最も左寄りで最後面のウインドウPwが最も右よりの順)に並べて表示してもよいし、プログラムの起動回数が多い順(もしくは少ない順)に並べて表示してもよいし、この他種々の条件を優先順位として、この優先順位に基づいてタスクアイコンTiを並べて表示するようにしてもよい。
ここで、タスクアイコンTiを、対応するウインドウPwがアクティブになった時間の長い順に並べて表示する場合、情報通信端末10の制御部30が、ウインドウPwごとに、アクティブになった時間をタイマーによりカウントして保持するようにすればよい。
また、タスクアイコンTiを、対応するプログラムの起動回数が多い順に並べて表示する場合、情報通信端末10の制御部30が、プログラムごとに、その起動回数を保持するようにして、プログラムを起動するごとに、そのプログラムの起動回数をインクリメント(+1)するようにすればよい。
(4−4)他の実施の形態4
さらに、上述した第2の実施の形態では、情報通信端末10が、起動失敗ウインドウFwを表示したときに、タスクアイコン表示領域51Aに表示しているタスクアイコンTiのうち、不足メモリ枡Meの数以上で、且つ最も近い数の枡Meの表示サイズでなるタスクアイコンTiを、終了対象プログラムのタスクアイコンTiとして強調表示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、図21に示すように、不足メモリ枡Meの数以上の枡Meの表示サイズでなるタスクアイコンTiの全てを、終了対象プログラムのタスクアイコンTiとして強調表示するようにしてもよい。
ちなみに、図20に示したマルチウインドウ画面50は、選択決定されたプログラムの必要メモリ枡Meの数が「5」で、空きメモリ枡Meの数が「3」、これらの差分である不足メモリ枡Meの数が「2」である場合に、1枡MeのタスクアイコンTi4を除いた、3枡MeのタスクアイコンTi1と、7枡MeのタスクアイコンTi2と、2枡MeのタスクアイコンTi3とが終了対象プログラムのタスクアイコンTiとして強調表示されている例である。
(4−5)他の実施の形態5
さらに、上述した第2の実施の形態では、ランチャウインドウLwから所望のプログラムが選択決定されると、情報通信端末10が、このプログラムの実行に必要なメモリ量が現在の空きメモリ量で足りるかどうかを判別して、このプログラムの実行に必要なメモリ量が現在の空きメモリ量では足りない場合に、終了対象プログラムのタスクアイコンTiを強調表示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、図22に示すように、ランチャウインドウLwに表示されているプログラム識別情報にカーソルCuが重ねられた時点(選択されているが決定はされていない状態)で、そのプログラム識別情報により識別されるプログラムの実行に必要なメモリ量が現在の空きメモリ量で足りるかどうかを判別して、現在の空きメモリ量では足りない場合に、終了対象プログラムのタスクアイコンTiを強調表示するようにしてもよい。
また、このとき、現在選択中のプログラムが起動できない旨を示す文字情報WdをランチャウインドウLw内の所定位置などに表示するようにしてもよい。このようにすれば、情報通信端末10は、ユーザに対して、所望のプログラムを選択決定する前段階で、選択中のプログラムが起動できるかどうか、できないのであれば、どのプログラムを終了すればよいのかを、容易に認識させることができる。
(4−6)他の実施の形態6
さらに、上述した第1乃至第3の実施の形態では、ランチャウインドウLwに、プログラム識別情報を必要メモリ量領域Naとともに、縦に並べて表示するようにしたが、このとき、図23に示すように、プログラム識別情報を必要メモリ量領域Naとともに、必要メモリ量領域Naの横幅が短い順(もしくは長い順)、すなわち必要メモリ枡Meの数が少ない順(もしくは多い順)に並べて表示するようにしてもよいし、プログラムの起動回数が多い順(もしくは少ない順)に並べて表示してもよいし、この他種々の条件を優先順位として、この優先順位に基づいてプログラム識別情報を必要メモリ量領域Naとともに並べて表示するようにしてもよい。
(4−7)他の実施の形態7
さらに、上述した第1乃至第3の実施の形態では、ランチャウインドウLwに対して、各プログラムの必要メモリ量領域Naを、タスクアイコン表示領域51Aと平行にして、縦に並べて表示するようにしたが、これにくわえて、例えば、図24に示すように、各プログラムの必要メモリ量領域Naの右端を、タスクアイコン表示領域51Aの右端に揃えるようにしてもよい。
この結果、タスクアイコン表示領域51Aのアイコン未表示部分(図24の例では、枡Me14、Me15、Me16)と、ランチャウインドウLwに表示される必要メモリ量領域Naとが、ともに、所定の位置を基準にして、この位置から、左方向に延びていくようにして、縦に並べて表示される。
こうすることで、情報通信端末10は、ユーザに対して、タスクアイコン表示領域51Aのアイコン未表示部分の横幅と、ランチャウインドウLwに表示される必要メモリ量領域Naの横幅とを一段と容易に比較させることができ、結果として、所望のプログラムが実行可能であるかどうかを一段と容易に判断させることができる。
また、このとき、タスクアイコン表示領域51Aのアイコン未表示部分の左端(図24の例では、枡Me14の左辺)から、画面下方に延びる直線(すなわちアイコン未表示部分の横幅を示す直線)VLを、ランチャウインドウLwに表示するようにしてもよい。
こうすることで、情報通信端末10は、所望のプログラムに対応する必要メモリ量領域Naがこの直線VLを超えて延びているかどうかで、この必要メモリ量領域Naがタスクアイコン表示領域51Aのアイコン未表示部分より長いかどうか、すなわち所望のプログラムの必要メモリ量が現在の空きメモリ量では不足しているかどうかを、ユーザに対して容易に認識させることができる。
また、タスクアイコン表示領域51A及び必要メモリ量領域Naの枡Me内に、枡Meの順番を示す数値を例えば右端の枡Meから「1、2、3、…」と表示するようにしてもよい。このようにすれば、一段と容易に、枡Meの数をユーザに認識させることができる。
さらに、必要メモリ量領域Naについては、例えば、ランチャウインドウLwに、その横幅を十分に表示できる表示サイズがない場合、複数段に分けて表示するようにしてもよい。このように表示しても、必要メモリ枡Meの数により、必要メモリ量領域Naの表示サイズは容易に認識できる。
(4−8)他の実施の形態8
さらに、上述した第1乃至第3の実施の形態では、タスクアイコン表示領域51A及び必要メモリ量領域Naを、所定数の枡Meで表示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図25に示すように、タスクアイコン表示領域51A及び必要メモリ量領域Naのそれぞれを、1つの枠として表示するようにしてもよい。
このときタスクアイコン表示領域51Aに表示するタスクアイコンTiについても、枡Me単位の表示サイズではなく、より細かな例えば画素単位の表示サイズで表示する。
このようにすれば、タスクアイコン表示領域51に表示されるタスクアイコンTi、アイコン未表示部分、及びランチャウインドウLwに表示される必要メモリ量領域Naを、より正確なメモリ量に応じた表示サイズで表示することができるので、これらの表示サイズにより、総メモリ量に対する使用メモリ量、空きメモリ量、プログラムの必要メモリ量を、より正確にユーザに認識させることができる。
また、このようにした場合、枡Meで表示する場合と比して、タスクアイコン表示領域51Aのアイコン未表示部分の表示サイズと、ランチャウインドウLwに表示される必要メモリ量領域Naの表示サイズとの比較がしずらくなるが、上述した他の実施の形態7を組み合わせることで、枡Meで表示する場合と同様に、容易に、タスクアイコン表示領域51Aのアイコン未表示部分の表示サイズと、ランチャウインドウLwに表示される必要メモリ量領域Naの表示サイズとを比較させることもできる。
さらに、タスクアイコン表示領域51及び必要メモリ量領域Naの枠内に、所定間隔毎に目盛りを表示するなどしてもよい。
(4−9)他の実施の形態9
さらに、上述した第1乃至第3の実施の形態では、タスクアイコン表示領域51Aに表示するタスクアイコンTiを、枡Me数個分の表示サイズで表示するようにしたが、このとき、図26に示すように、タスクアイコンTiに例えば半透明の枡Meを重ねて表示するようにしてもよい。もしくはタスクアイコンTiに枡Meの枠だけを表示するようにしてもよい。
こうすることで、タスクアイコンTiが何枡Me分の表示サイズであるのかを、一段と容易にユーザに認識させることができる。
(4−10)他の実施の形態10
さらに、上述した第1乃至第3の実施の形態では、ウインドウ表示領域52に実行中のプログラムに対応する複数のウインドウPwが表示されるマルチウインドウ画面50を表示するようになされた情報通信端末10に本発明を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図27に示すように、ウインドウ表示領域52に、実行中のプログラムのうちの1つが表示されるシングルウインドウ画面100を表示するようになされた情報通信端末10に本発明を適用してもよく、また適用することができる。
実際上、このシングルウインドウ画面100では、タスクバー51に表示されているタスクアイコンTiのうちの1つを選択すると、ウインドウ表示領域52に表示されるウインドウPwが、この選択されたタスクアイコンTiに対応するプログラムのウインドウPwに切り換わるようになされている。
(4−11)他の実施の形態11
さらに、上述した第1乃至第3の実施の形態では、プログラムのインストール時に、そのプログラムから検出したメモリ使用量に基づいて、タスクアイコン表示領域51Aに表示するタスクアイコンTiの表示サイズ、及びランチャウインドウLwに表示する必要メモリ量領域Naの表示サイズを設定するようにした場合について述べた。
ここで、プログラムから検出されるメモリ使用量は、上述したように、プログラムの実行時に使用されるメモリ量の最大値であるから、例えば、最大値のメモリ使用量を使用することはほとんどなく、もっと少ないメモリ使用量を使用していることが多いプログラムなどでは、タスクアイコンTiの表示サイズが、実際のメモリ使用量とは大きく異なる表示サイズになってしまう恐れがある。
そこで、情報通信端末10の制御部30が、実行中のプログラムから、必要に応じて、メモリ使用量の割り当て要求を受けたときに、この割り当て要求から、そのときどきのプログラムに割り当てたメモリ使用量、すなわちそのときどきのプログラムで使用されるメモリ使用量を検出して、このメモリ使用量に基づいて、その都度、タスクアイコンTiの表示サイズを更新するようにしてもよい。
このようにすれば、現在プログラムが使用している実際のメモリ使用量に応じた表示サイズでタスクアイコンTiを表示することができるので、一段と正確に、実行中のプログラムのメモリ使用量をユーザに認識させることができる。
また、実行中のプログラムから割り当て要求を受けた場合に限らず、定期的に、例えばOSを介して実行中のプログラムが現在使用している実際のメモリ使用量を検出して、このメモリ使用量に基づいて、タスクアイコンTiの表示サイズを更新するなどしてもよい。
(4−12)他の実施の形態12
さらに、上述した第1乃至第3の実施の形態では、情報通信端末10の制御部30が、例えばOSを介して総メモリ量を検出し、インストールするプログラムからメモリ使用量を検出するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の方法で、総メモリ量及びメモリ使用量を検出するようにしてもよい。例えば、各プログラムのメモリ使用量を示す所定の情報を提供するサーバを開設して、このサーバから提供される情報から情報通信端末10の制御部30が各プログラムのメモリ使用量を検出するようにしてもよい。このようにすれば、各プログラムにメモリ使用量を記しておく必要がなくなり、汎用性を向上させることができる。
(4−13)他の実施の形態13
さらに、上述した第1乃至第3の実施の形態では、マルチウインドウ画面50の所定個所に表示されるタスクバー51を、総メモリ量、実行中のプログラムのメモリ使用量、空きメモリ量を示す領域として用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、マルチウインドウ画面50のタスクバー51以外の部分を、これら総メモリ量、実行中のプログラムのメモリ使用量、空き容量を示す領域として用いるようにしてもよい。
例えば、マルチウインドウ画面50の任意の位置に、これら総メモリ量、実行中のプログラムのメモリ使用量、空き容量を示す領域を所謂ウイジェットのように表示するなどしてもよい。
(4−14)他の実施の形態14
さらに、上述した第1乃至第3の実施の形態では、タスクバー51を介して、プログラムの実行に必要なリソースの1つであるメモリの使用量をユーザに提示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、メモリ以外のリソースである、例えば、制御部30の使用率(これをプロセッサ使用率とも呼ぶ)をユーザに提示してもよい。
この場合、タスクアイコン表示領域51Aの表示サイズを、最大プロセッサ使用率である100%とみなして、このタスクアイコン表示領域51A内に表示するタスクアイコンTiを、最大プロセッサ使用率に対するプログラムのプロセッサ使用率に応じた表示サイズに設定すればよい。
ここで、このプロセッサ使用率とは、例えば、情報通信端末10に対して、あるプログラムを起動して実行した場合に、所定の単位時間あたりにそのプログラムが制御部30を占有する時間を示すものである。
そして、このプロセッサ使用率も、メモリ使用量と同様に、あらかじめプログラムの所定個所に記すようにして、制御部30が、インストール時に、この所定個所を参照することで、プログラムからプロセッサ使用率を検出すればよい。
こうすることで、情報通信端末10は、プロセッサ使用状況をユーザに認識させることができる。また、ユーザ操作に応じて、適宜、タスクバー51を介したリソースの提示を、メモリ使用状況からプロセッサ使用状況へ、またはその逆に切り換えるようにしてもよい。
(4−15)他の実施の形態15
さらに、上述した第1乃至第3の実施の形態では、一例として、所定の形状、大きさ、表示位置でなるタスクバー51、タスクアイコン表示領域51A、タスクアイコンTi、必要メモリ量領域Naについて述べたが、本発明はこれに限らず、第1乃至第3の実施の形態と同様の効果が得られるのであれば、これらタスクバー51、タスクアイコン表示領域51A、タスクアイコンTi、必要メモリ量領域Naの形状、大きさ、表示位置を、第1乃至第3の実施の形態とは異なるものにしてもよい。
(4−16)他の実施の形態16
さらに、上述した第1乃至第3の実施の形態では、メモリ使用量検出処理及びタスクバー表示更新処理を実行するためのプログラムを、フラッシュメモリ31または大容量フラッシュメモリ32にあらかじめ記憶しておくようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、このプログラムを、リムーバブルメディア39に記録しておき、このプログラムを情報通信端末10が、ドライブ38を介してリムーバブルメディア39から読み出し、フラッシュメモリ31または大容量フラッシュメモリ32にインストールするようにしてもよいし、このプログラムを、無線通信部35を介してダウンロードして、フラッシュメモリ31または大容量フラッシュメモリ32にインストールするなどしてもよい。
(4−17)他の実施の形態17
さらに、上述した第1乃至第3の実施の形態では、主として、表示制御部、リソース検出部、空きリソース検出部としての制御部30と、記憶部5としてのフラッシュメモリ31及び大容量フラッシュメモリ32と、選択部6としてのタッチパネル16及びキー入力部34とにより、情報処理装置としての情報通信端末10を構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、同様の機能を有していれば、この他種々の構成でもよい。例えば、制御部30に代えて、表示制御部、リソース検出部及び空きリソース検出部のそれぞれの機能を別々に担うハードウェアを設けるようにしてもよい。また、選択部についても、タッチパネル16及びキー入力部34に代えて、マウスなどを用いるようにしてもよい。
また、同様の構成を有する情報処理装置であれば、携帯型の情報通信端末10に限らず、パーソナルコンピュータやゲーム機など、この他種々の情報処理装置に適用することもできる。
(4−18)他の実施の形態18
さらに、本発明は、上述した第1乃至第3の実施の形態及びここまで説明した他の実施の形態1乃至17に限定されるものではなく、これら第1乃至第3の実施の形態及びここまで説明した他の実施の形態1乃至17の一部または全部を任意に組み合わせた形態、もしくは一部を抽出した形態にもその適用範囲が及ぶものである。
例えば、第3の実施の形態と他の実施の形態11とを組み合わせることで、総メモリ量と各プログラムのメモリ使用量との両方を定期的に検出してタスクバー51の表示を更新するようにしてもよい。
また、例えば、他の実施の形態5と他の実施の形態8とを組み合わせることで、タスクアイコン表示領域51Aと、ランチャウインドウLwに表示される必要メモリ量領域Naとを、枡Meではなく1つの枠として表示し、さらに選択中のプログラムが実行できない場合に、その旨を示す文字情報WdをランチャウインドウLwに表示するようにしてもよい。
さらに、上述したように、他の実施の形態7と他の実施の形態8とを組み合わせることで、タスクアイコン表示領域51Aと、ランチャウインドウLwに表示される必要メモリ量領域Naとを、枡Meではなく1つの枠として表示するとともに、これらタスクアイコン表示領域51A及び必要メモリ量領域Naの表示位置を揃えるようにしてもよい。
本発明は、複数のプログラムを同時に実行可能なコンピュータで広く利用することができる。
第1の実施の形態の概要となる情報処理装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 第1の実施の形態の具体例となる携帯型の情報通信端末の外観構成を示す略線図である。 一端側パネル被覆部分及び他端側パネル被覆部分の構成を示す略線図である。 上側筐体の側面の構成を示す略線図である。 情報通信端末の回路構成を示すハードウェアブロック図である。 マルチウインドウ画面の構成(1)を示す略線図である。 マルチウインドウ画面の構成(2)を示す略線図である。 マルチウインドウ画面の構成(3)を示す略線図である。 マルチウインドウ画面の構成(4)を示す略線図である。 マルチウインドウ画面の構成(5)を示す略線図である。 マルチウインドウ画面の構成(6)を示す略線図である。 マルチウインドウ画面の構成(7)を示す略線図である。 メモリ使用量検出手段を示すフローチャートである。 タスクバー表示更新処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるタスクバー表示更新処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるマルチウインドウ画面の構成を示す略線図である。 第3の実施の形態におけるタスクバー表示更新処理手順を示すフローチャートである。 図17のフローチャートにつづく、タスクバー表示更新処理手順を示すフローチャートである。 他の実施の形態におけるマルチウインドウ画面の構成(1)を示す略線図である。 他の実施の形態におけるマルチウインドウ画面の構成(2)を示す略線図である。 他の実施の形態におけるマルチウインドウ画面の構成(3)を示す略線図である。 他の実施の形態におけるマルチウインドウ画面の構成(4)を示す略線図である。 他の実施の形態におけるマルチウインドウ画面の構成(5)を示す略線図である。 他の実施の形態におけるマルチウインドウ画面の構成(6)を示す略線図である。 他の実施の形態におけるマルチウインドウ画面の構成(7)を示す略線図である。 他の実施の形態におけるマルチウインドウ画面の構成(8)を示す略線図である。 他の実施の形態におけるシングルウインドウ画面の構成を示す略線図である。
符号の説明
1……情報処理装置、2……リソース検出部、3、15……表示部、4……表示制御部、5……記憶部、6……選択部、7……空きリソース検出部、10……情報通信端末、16……タッチパネル、30……制御部、31……フラッシュメモリ、32……大容量フラッシュメモリ、キー入力部34、50……マルチウインドウ画面、51……タスクバー、51A……タスクアイコン表示領域、Ti……タスクアイコン、Na……必要メモリ量領域。

Claims (17)

  1. 複数のプログラムを同時に実行可能な情報処理装置であって、
    各プログラムの実行時に使用される使用リソースと、プログラムで使用可能な総リソースとを検出するリソース検出部と、
    上記リソース検出部により検出された実行中のプログラムの使用リソースと総リソースとに基づき、表示部に当該総リソースを示す所定の表示サイズでなる総リソース領域を表示させ、さらに当該総リソース領域内に、実行中のプログラムの使用リソースを示す、当該プログラムの識別情報が記された使用リソース領域を、上記総リソース領域の表示サイズを基準にして、上記総リソースに対する当該プログラムの使用リソースの割合に応じた表示サイズで、実行中のプログラムごとに表示させる表示制御部と
    を具える情報処理装置。
  2. 各プログラムの実行時に使用される使用リソースを示すリソース情報を記憶する記憶部を具え、
    上記リソース検出部は、
    各プログラムの使用リソースを上記記憶部に記憶された上記リソース情報から検出する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記リソース検出部は、
    所定時間ごとに、上記総リソースを検出し、
    上記表示制御部は、
    上記リソース検出部により所定時間ごとに検出された上記総リソースに基づき、上記総リソース領域内に表示させる使用リソース領域の表示サイズを更新する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 上記リソース検出部は、
    所定時間ごとに、実行中のプログラムの使用リソースを検出し、
    上記表示制御部は、
    上記リソース検出部により所定時間ごとに検出された上記使用リソースに基づき、上記総リソース領域内に表示させる使用リソース領域の表示サイズを更新する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 上記表示制御部は、
    上記リソース検出部により検出された実行前のプログラムの使用リソースと総リソースとに基づき、実行前のプログラムの使用リソースを示す使用リソース領域を、上記総リソース領域の表示サイズを基準にして、上記総リソースに対する当該プログラムの使用リソースの割合に応じた表示サイズで、実行前のプログラムごとに表示部の所定位置に表示させる
    請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 任意のプログラムを選択する選択部と、
    上記リソース検出部により検出された実行中のプログラムの使用リソースと総リソースとに基づき、総リソースのうちの空きリソースを検出する空きリソース検出部とを具え、
    上記表示制御部は、
    上記リソース検出部により検出された、上記選択部により選択されたプログラムの使用リソースと、上記空きリソース検出部により検出された空きリソースとに基づき、空きリソースが、選択されたプログラムの使用リソースに満たない場合、空きリソースと選択されたプログラムの使用リソースとの差分以上の使用リソースを使用しているプログラムのリソース使用領域を強調表示させる
    請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 上記表示制御部は、
    空きリソースが、選択されたプログラムの使用リソースに満たない場合、選択されたプログラムを実行できない旨を示す情報を、上記表示部の所定位置に表示させる
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 上記リソース検出部により検出された実行中のプログラムの使用リソースと総リソースとに基づき、総リソースのうちの空きリソースを検出する空きリソース検出部を具え、
    上記表示制御部は、
    上記リソース検出部により検出された実行前のプログラムの使用リソースと、上記空きリソース検出部により検出された空きリソースとに基づき、使用リソースが空きリソース以下の実行前のプログラムの使用リソース領域を強調表示させる
    請求項2に記載の情報処理装置。
  9. 上記表示制御部は、
    上記総リソース領域内において、実行中のプログラムごとの使用リソース領域を、実行中のプログラムに対する所定の優先順位に従って並べて表示する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 上記表示制御部は、
    上記総リソース領域をさらに複数の小領域に分割して表示し、上記使用リソース領域を当該小領域単位の表示サイズで表示する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 上記リソース検出部は、
    情報処理装置が有する全リソースから上記プログラム以外に使用されているリソースを除いた分を、上記プログラムで使用可能なリソースとして検出する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 上記総リソース領域をタスクバーとして機能させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 上記表示制御部は、
    上記使用リソース領域の最小表示サイズを、当該使用リソース領域内に記されるプログラムの識別情報をユーザが視認できる表示サイズに設定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 上記リソース検出部は、
    上記使用リソースとして、各プログラムの実行時に使用されるメモリ使用量を検出し、上記総リソースとして、プログラムで使用可能な総メモリ量を検出する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 上記リソース検出部は、
    上記使用リソースとして、各プログラムの実行時に使用されるプロセッサの使用率を検出し、上記総リソースとして、プログラムで使用可能なプロセッサの最大使用率を検出する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  16. 複数のプログラムを同時に実行可能な情報処理装置のリソース表示方法であって、
    各プログラムの実行時に使用される使用リソースと、プログラムで使用可能な総リソースとを検出するリソース検出ステップと、
    上記リソース検出ステップで検出した実行中のプログラムの使用リソースと総リソースとに基づき、表示部に当該総リソースを示す所定の表示サイズでなる総リソース領域を表示させ、さらに当該総リソース領域内に、実行中のプログラムの使用リソースを示す、当該プログラムの識別情報が記された使用リソース領域を、上記総リソース領域の表示サイズを基準にして、上記総リソースに対する当該プログラムの使用リソースの割合に応じた表示サイズで、実行中のプログラムごとに表示させる表示ステップと
    を具えるリソース表示方法。
  17. 複数のプログラムを同時に実行可能な情報処理装置に対して、
    各プログラムの実行時に使用される使用リソースと、プログラムで使用可能な総リソースとをリソース検出部が検出するリソース検出ステップと、
    上記リソース検出ステップで検出した実行中のプログラムの使用リソースと総リソースとに基づき、表示制御部が、表示部に当該総リソースを示す所定の表示サイズでなる総リソース領域を表示させ、さらに当該総リソース領域内に、実行中のプログラムの使用リソースを示す、当該プログラムの識別情報が記された使用リソース領域を、上記総リソース領域の表示サイズを基準にして、上記総リソースに対する当該プログラムの使用リソースの割合に応じた表示サイズで、実行中のプログラムごとに表示させる表示ステップと
    を実行させるためのリソース表示プログラム。
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