JP2009229833A - ベルト搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】確実にベルトの片寄りを検知することができるベルト搬送装置。
【解決手段】無端状のベルトと、前記ベルトを張架する複数の張架ローラの一つである第1の張架ローラと、前記第1の張架ローラの軸方向端部に位置し、前記第1の張架ローラの外周面に対して前記ベルトの厚み以下の距離で外周面が近接する検知ローラと、前記検知ローラの回転を検知する検知手段と、前記ベルトを張架する複数の張架ローラの一つであって傾動可能な第2の張架ローラと、前記検知手段の検知情報に基づいて前記ベルトの片寄りを矯正する方向に前記第2の張架ローラを傾動させるべく制御する制御手段と、を備え、前記ベルトが前記第1の張架ローラの軸方向に片寄ったときは、前記ベルトの端部が前記第1の張架ローラと前記検知ローラとにより狭着されるように前記検知ローラが配置されていること。
【選択図】図3
【解決手段】無端状のベルトと、前記ベルトを張架する複数の張架ローラの一つである第1の張架ローラと、前記第1の張架ローラの軸方向端部に位置し、前記第1の張架ローラの外周面に対して前記ベルトの厚み以下の距離で外周面が近接する検知ローラと、前記検知ローラの回転を検知する検知手段と、前記ベルトを張架する複数の張架ローラの一つであって傾動可能な第2の張架ローラと、前記検知手段の検知情報に基づいて前記ベルトの片寄りを矯正する方向に前記第2の張架ローラを傾動させるべく制御する制御手段と、を備え、前記ベルトが前記第1の張架ローラの軸方向に片寄ったときは、前記ベルトの端部が前記第1の張架ローラと前記検知ローラとにより狭着されるように前記検知ローラが配置されていること。
【選択図】図3
Description
本発明は、ベルトの片寄りを検知して矯正することが可能なベルト搬送装置、及び該ベルト搬送装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの諸機能を備えた複合機等の電子写真方式の画像形成装置においては、原稿に対応した潜像を感光体に形成し、この潜像にトナーを付与することによって顕像化し、この顕像化されたトナー像を記録紙上に転写し、この後、記録紙上に転写されたトナー像を定着して排紙している。
また、カラー画像を形成する場合には、原稿色に対応したY,M,C,Kの潜像を4個の感光体ドラムに形成し、顕像化された4色のトナー像を無端状ベルトからなる中間転写ベルトに一次転写した後、記録紙上に二次転写して、記録紙上に転写されたトナー像を定着して排紙している。
このようにトナー像を定着する定着装置として、加熱源を有する定着ローラと無端状のベルトの間に形成されたニップ部にて記録材上を挟持・搬送し、トナー像を定着するベルト定着装置が知られている。
このようなベルト定着装置においては、ニップ幅を増大させることができるので、光沢度が増してカラー画像の定着に好適であり、給紙速度の高速化にも対応できる。また、ベルトを加熱する熱容量が小さくて済み、省エネになり、且つ、ウオーミングアップタイムが短縮するという利点もある。
しかし、ベルトを張架する張架ローラの外径や、複数の張架ローラの互いの平行度は、加工精度の範囲内でばらつき、これらを原因としてベルトは回転中に片寄ったり蛇行したりする。
このようなベルトの片寄りを矯正する特許公報が従来より多数開示されている。
例えば、一端にローラを設けたレバーを回動自在に配置し、片寄りしたベルトの幅方向の端面によりローラが押圧されるとレバーが回動し、レバーの他端の移動をセンサが検知する。このセンサの検知に基づいて、ベルトを張架するローラの一つである蛇行修正ローラを傾動させ、ベルトの片寄りを矯正するものがある(特許文献1参照)。
また、スイッチの接片の先端部にローラを設け、このローラが片寄りしたベルトの幅方向の端面により押圧されると、スイッチがオンになることにより、ベルトを張架する駆動プーリーを傾動させ、ベルトの片寄りを矯正するものがある(特許文献2参照)。
また、ベルトを張架するローラの端部に該ローラと同一直径であって独立して回転可能なベルト接触部を設け、ベルトが片寄りするとベルトがベルト接触部に乗り上げ、ベルト接触部が回転するので、これを検知し、ベルトを張架するローラの一つであるテンションローラを傾動させ、ベルトの片寄りを矯正するものがある(特許文献3参照)。
特開平5−201578号公報
特開平5−341673号公報
特開2000−281233号公報
しかしながら、特許文献1においては、レバーの一端に設けたローラを二本の張架ローラの間でベルトの薄い端面に当接させるように構成されているので、ベルトが変形したり、ベルトの片寄りが矯正されるまでローラがベルトの端面に接触し続けるために該端面が摩耗したりし、ベルトの耐久性が低下し易いという問題がある。
また、特許文献2においても、同様にスイッチの先端に設けたローラを二本の張架ローラの間でベルトの薄い端面に当接させるように構成されているので、ベルトが変形したり、ベルトの片寄りが矯正されるまでローラがベルトの端面に接触し続けるために該端面が摩耗したりし、ベルトの耐久性が低下し易いという問題がある。
また、特許文献3においては、ベルトの裏面に潤滑剤が付着していたり、ベルト接触部が変形したりすると、ベルトの片寄りが大きくなってベルトが充分にベルト接触部に乗り上げた状態にならないとベルト接触部が回転し難くなり、片寄りの検知が遅くなるという問題がある。
一般的にベルト端部は隣接するベルトがないため、応力が集中し、ラッパ状に開き易く、ベルト接触部を確実に駆動できなくなる。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、ベルトの片寄りを検知する際にベルトを変形させたり、端面を摩耗させたりするようなことがなく、また、ベルトの裏面に潤滑剤が付着していたり、ベルトがラッパ状に開いていたりしても、確実にベルトの片寄りを検知することができるベルト搬送装置及び該ベルト搬送装置を備えた画像形成装置を提案することを目的とする。
前記目的は、下記に記載した発明により達成される。
1.無端状のベルトと、
前記ベルトを張架する複数の張架ローラの一つである第1の張架ローラと、
前記第1の張架ローラの軸方向端部に位置し、前記第1の張架ローラの外周面に対して前記ベルトの厚み以下の距離で外周面が近接する検知ローラと、
前記検知ローラの回転を検知する検知手段と、
前記ベルトを張架する複数の張架ローラの一つであって傾動可能な第2の張架ローラと、
前記検知手段の検知情報に基づいて前記ベルトの片寄りを矯正する方向に前記第2の張架ローラを傾動させるべく制御する制御手段と、
を備え、
前記ベルトが前記第1の張架ローラの軸方向に片寄ったときは、前記ベルトの端部が前記第1の張架ローラと前記検知ローラとにより狭着されるように前記検知ローラが配置されていることを特徴とするベルト搬送装置。
2.前記検知ローラは、前記第1の張架ローラの軸方向の両端部に位置していることを特徴とする1に記載のベルト搬送装置。
3.前記検知手段は、前記検知ローラの回転により生ずる光の強弱を検知する光センサであることを特徴とする1又は2に記載のベルト搬送装置。
4.前記検知ローラを前記第1の張架ローラの外周面の方向に付勢する付勢手段と、前記検知ローラの外周面が前記第1の張架ローラの外周面に対して前記ベルトの厚み以下の距離で近接するように前記検知ローラの位置を規制する規制手段と、を有することを特徴とする1〜3の何れか1項に記載のベルト搬送装置。
5.前記検知ローラを支持する支軸を可撓性のある材料で形成すると共に、前記検知ローラの外周面が前記第1の張架ローラの外周面に対して前記ベルトの厚み以下の距離で近接するように前記検知ローラの位置を規制する規制手段を有することを特徴とする1〜3の何れか1項に記載のベルト搬送装置。
6.前記検知ローラに弾性層を設けると共に、前記検知ローラの外周面が前記第1の張架ローラの外周面に対して前記ベルトの厚み以下の距離で近接するように前記検知ローラの位置を規制する規制手段を有することを特徴とする1〜3の何れか1項に記載のベルト搬送装置。
7.前記ベルトは、加熱源を有して回転する定着ローラに圧接し、記録材上のトナー像を定着するためのニップ部を形成する定着ベルトであることを特徴とする1〜6の何れか1項に記載のベルト搬送装置。
8.前記ベルトは、複数のローラに張架された第1の定着ベルトに圧接し、記録材上のトナー像を定着するためのニップ部を形成する第2の定着ベルトであることを特徴とする1〜6の何れか1項に記載のベルト搬送装置。
9.前記ベルトは、転写手段により画像が転写される中間転写ベルトであることを特徴とする1〜6の何れか1項に記載のベルト搬送装置。
10.1〜9の何れか1項に記載のベルト搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
1.無端状のベルトと、
前記ベルトを張架する複数の張架ローラの一つである第1の張架ローラと、
前記第1の張架ローラの軸方向端部に位置し、前記第1の張架ローラの外周面に対して前記ベルトの厚み以下の距離で外周面が近接する検知ローラと、
前記検知ローラの回転を検知する検知手段と、
前記ベルトを張架する複数の張架ローラの一つであって傾動可能な第2の張架ローラと、
前記検知手段の検知情報に基づいて前記ベルトの片寄りを矯正する方向に前記第2の張架ローラを傾動させるべく制御する制御手段と、
を備え、
前記ベルトが前記第1の張架ローラの軸方向に片寄ったときは、前記ベルトの端部が前記第1の張架ローラと前記検知ローラとにより狭着されるように前記検知ローラが配置されていることを特徴とするベルト搬送装置。
2.前記検知ローラは、前記第1の張架ローラの軸方向の両端部に位置していることを特徴とする1に記載のベルト搬送装置。
3.前記検知手段は、前記検知ローラの回転により生ずる光の強弱を検知する光センサであることを特徴とする1又は2に記載のベルト搬送装置。
4.前記検知ローラを前記第1の張架ローラの外周面の方向に付勢する付勢手段と、前記検知ローラの外周面が前記第1の張架ローラの外周面に対して前記ベルトの厚み以下の距離で近接するように前記検知ローラの位置を規制する規制手段と、を有することを特徴とする1〜3の何れか1項に記載のベルト搬送装置。
5.前記検知ローラを支持する支軸を可撓性のある材料で形成すると共に、前記検知ローラの外周面が前記第1の張架ローラの外周面に対して前記ベルトの厚み以下の距離で近接するように前記検知ローラの位置を規制する規制手段を有することを特徴とする1〜3の何れか1項に記載のベルト搬送装置。
6.前記検知ローラに弾性層を設けると共に、前記検知ローラの外周面が前記第1の張架ローラの外周面に対して前記ベルトの厚み以下の距離で近接するように前記検知ローラの位置を規制する規制手段を有することを特徴とする1〜3の何れか1項に記載のベルト搬送装置。
7.前記ベルトは、加熱源を有して回転する定着ローラに圧接し、記録材上のトナー像を定着するためのニップ部を形成する定着ベルトであることを特徴とする1〜6の何れか1項に記載のベルト搬送装置。
8.前記ベルトは、複数のローラに張架された第1の定着ベルトに圧接し、記録材上のトナー像を定着するためのニップ部を形成する第2の定着ベルトであることを特徴とする1〜6の何れか1項に記載のベルト搬送装置。
9.前記ベルトは、転写手段により画像が転写される中間転写ベルトであることを特徴とする1〜6の何れか1項に記載のベルト搬送装置。
10.1〜9の何れか1項に記載のベルト搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
本発明のベルト搬送装置及び該ベルト搬送装置を備えた画像形成装置によれば、ベルトの片寄りを検知する際にベルトを変形させたり、端面を摩耗させたりするようなことがなく、また、ベルトの裏面に潤滑剤が付着していても、確実にベルトの片寄りを検知することができる。
以下に本発明に関する実施の形態を、図を参照して説明する。
先ず、本発明を用いる画像形成装置の一例を図1の構成図に基づいて説明する。
本画像形成装置は画像形成装置本体GHと画像読取装置YSとから構成される。
画像形成装置本体GHは、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成部10Y,10M,10C,10K、ベルト状の中間転写ベルト5、給紙搬送手段及びベルト搬送装置8等からなる。
画像形成装置本体GHの上部には、自動原稿送り装置201と原稿画像走査露光装置202から成る画像読取装置YSが設置されている。自動原稿送り装置201の原稿台に載置された原稿dは搬送手段により搬送され、原稿画像走査露光装置202の光学系により原稿の片面又は両面の画像が走査露光され、ラインイメージセンサCCDに読み込まれる。
ラインイメージセンサCCDにより光電変換されて形成された信号は、画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等が行われた後、露光手段3Y,3M,3C,3Kに送られる。
イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成部10Yは、感光体ドラム1Yの周囲に帯電手段2Y、露光手段3Y、現像手段4Y及びクリーニング手段7Yを配置している。マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成部10Mは、感光体ドラム1Mの周囲に帯電手段2M、露光手段3M、現像手段4M及びクリーニング手段7Mを配置している。シアン(C)色の画像を形成する画像形成部10Cは、感光体ドラム1Cの周囲に帯電手段2C、露光手段3C、現像手段4C及びクリーニング手段7Cを配置している。黒(K)色の画像を形成する画像形成部10Kは、感光体ドラム1Kの周囲に帯電手段2K、露光手段3K、現像手段4K及びクリーニング手段7Kを配置している。そして、帯電手段2Yと露光手段3Y、帯電手段2Mと露光手段3M、帯電手段2Cと露光装置3C、及び帯電手段2Kと露光装置3Kは、潜像形成手段を構成する。
なお、現像手段4Y,4M,4C,4Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)の小粒径のトナーとキャリアからなる2成分現像剤を内包する。
中間転写ベルト5は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されている。
ベルト搬送装置8は、加熱された定着ローラ81と定着ベルト82との間に形成されたニップ部で記録紙(記録材)Pのトナー像を加熱・加圧して定着する。
かくして、画像形成部10Y,10M,10C,10Kより形成された各色の画像は、回動する中間転写ベルト5に転写手段6Y,6M,6C,6Kにより逐次転写されて(1次転写)、カラー画像合成されたトナー像が形成される。給紙カセット20内に収容された記録紙Pは、給紙手段21により給紙され、給紙ローラ22A,22B,22C,22D,レジストローラ23等を経て、転写手段6Aに搬送され、記録紙Pにカラー画像が転写される(2次転写)。カラー画像が転写された記録紙Pはベルト搬送装置8において加熱・加圧され、記録紙Pのカラートナー像が定着される。その後、排紙ローラ24に挟持されて機外の排紙トレイ25に載置される。
一方、転写手段6Aにより記録紙Pにカラー画像を転写した後、記録紙Pを曲率分離した中間転写ベルト5は、クリーニング手段7Aにより残留トナーが除去される。
なお、以上はカラー画像を形成する画像形成装置であったが、モノクロ画像を形成する画像形成装置であってもよいし、中間転写ベルトを用いても用いなくてもよい。
次に、本発明に係わるベルト定着装置8について、図2の断面図に基づいて詳細に説明する。
本ベルト定着装置8においては、ハロゲンヒータHにより加熱される定着ローラ81と定着ベルト82との間に形成された定着ニップ部Nで記録紙P上のトナー像を加熱、加圧して定着する。
定着ローラ81は、内部に加熱源としてのハロゲンヒータH1を内蔵し、アルミニウムや鉄等から成る円筒状芯金81Aと、円筒状芯金81Aを被覆し耐熱性の高いシリコンゴムから成る弾性層81Bと、更に弾性層81Bを被覆しPFA(パーフルオロアルキルビニルエーテル)若しくはPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素樹脂から成る表層81Cと、により構成されている。一例として、定着ローラ81の外径は65mm、弾性層81Bの厚みは1.5mm(硬度15°JISA)である。
定着ベルト82(ベルト)は、ポリイミド等の耐熱弾性樹脂から成る基体と、基体の外表面を被覆するシリコンゴムから成る弾性層、更にその弾性層を被覆するPFA若しくはPTFEで形成された表層とにより構成されていて、無端状に形成されている。一例として、定着ベルト82の外径は75mm、基体の厚みは70μm、弾性層の厚みは500μm(硬度15°JISA)、表層の厚みは30μmである。
そして、定着ベルト82は、入口側張架ローラ83、出口側張架ローラ84及び蛇行制御ローラ85により張架されている。
入口側張架ローラ83は、内部に加熱源としてのハロゲンヒータH2を内蔵し、中空のステンレスから成る。一例として、その直径は20mmである。
出口側張架ローラ84(第1の張架ローラ)は、中実のステンレスから成る。一例として、その直径は23mmである。
蛇行制御ローラ85(第2の張架ローラ)は、中実のステンレスから成り、不図示の手段により傾動して定着ベルト82の片寄りを矯正する。一例として、その直径は20mmである。
また、出口側張架ローラ84の近傍には、定着ベルト82を内周面側から押圧し、定着ローラ81と定着ベルト82との間でニップ部Nを形成する押圧部86が配置されている。
押圧部86は、押圧パッド861、押圧パッド861を保持する保持部材862、保持部材862を固定し、両端部が不図示の支持体に支持されるホルダ863、及び押圧パッド861を被覆し定着ベルト82の内周面と摺動する摺動シート864から構成されている。
押圧パッド861は、例えば硬度JISA10°〜30°のシリコンゴムから成り、定着ローラ81の曲面に沿う形状に形成される。
保持部材862及びホルダ863はステンレス等から成る。
ホルダ864は不図示の支持体の位置でバネによって付勢され、定着ローラ81の方向に押圧される。
また、入口側張架ローラ83と蛇行制御ローラ85の間には、定着ベルト82の内周面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給部材87が配置されている。PTFE多孔質膜を袋状に形成した内部にフェルト等を配置し、予めフェルトに潤滑剤を含浸させている。潤滑剤としては例えば、粘度100〜1000csのジメチルシリコンオイル、あるいは粘度100〜1000csのメチルフェニルシリコンオイル等のシリコンオイルを用いることができる。
このように構成された定着装置8において、ハロゲンヒータH1により加熱され、不図示のモータによって駆動された定着ローラ81は時計方向に回転する。また、押圧パッド861が保持部材862を介して押圧され、定着ベルト82を定着ローラ81に押圧する。一方、出口側張架ローラ84は、不図示のモータによって駆動されて回転し、定着ベルト82を反時計方向に回転させる。このようにして、押圧パッド861は定着ローラ81に押圧され、定着ローラ81と定着ベルト82との間に幅広のニップ部Nが形成される。また、定着ベルト82はハロゲンヒータH2により加熱される。従って、搬送された記録紙P上のトナー像はニップ部Nで加熱、加圧されて定着される。なお、入口側張架ローラ83及び蛇行制御ローラ85は定着ベルト82の回転に従動して回転する。
一例として、定着ベルト82の張力は60N、押圧パッド861による定着荷重は600N、出口側張架ローラ84による定着荷重は700Nである。
また、一例として、ハロゲンヒータH1は930Wと600Wの異配光であり、ハロゲンヒータH2は330Wの均一配光である。そして、定着ローラ81の温度を140〜190℃に制御し、定着ベルト82の温度を100〜140℃に制御する。
ここで、定着ベルト82を張架する入口側張架ローラ83と出口側張架ローラ84の外径精度や互いのローラ平行度等は量産上限度があり、その結果、定着ベルト82を回転させると、次第にローラの軸方向に片寄ったり蛇行したりする。また、定着ベルト82の形状精度、厚みばらつき、潤滑剤の多寡、汚れ等に起因する片寄りや蛇行もある。
この問題に対処する構成を、図2に図3乃至図5を加えて説明する。図3は定着ベルト82が片寄っていないときの図、図4は定着ベルト82が片寄ったときの図、図5は定着ベルト82及び各ローラを図2の下方から見た図である。
図3に示す如く、出口側張架ローラ84の軸方向の長さは定着ベルト82の幅より大きく、出口側張架ローラ84における定着ベルト82を張架しない端部の近傍に、検知ローラ91が回転自在に設けられている。検知ローラ91の外周面91Aは定着ベルト82の厚みt以下の距離dに位置して出口側張架ローラ84の外周面84Aに近接している。
検知ローラ91の支軸92は筒状に形成された筒部材93の内部を貫通し、図の右側から突出している。なお、検知ローラ91は筒部材93に対して回転自在であるが、不図示の位置決め部材によって軸方向には移動しない。筒部材93は回転軸94を中心に回動自在であり、右端に掛けられた引っ張りバネ95(付勢手段)によって時計方向に付勢されている。従って、筒部材93は時計方向に回動しようとするが、左部端が規制部材96(規制手段)に当接して位置規制される。筒部材93の時計方向の回動によって検知ローラ92も回動するが、筒部材92が規制部材96に当接したときは、検知ローラ91の外周面91Aが定着ベルト82の厚みt以下の距離dに位置して出口側張架ローラ84の外周面84Aに近接する。なお、距離dは厚みtの1/2程度が好ましい。
また、引っ張りバネ95に代えて、圧縮バネやねじりコイルばねを用いることも可能であり、要は筒部材93を介して検知ローラ91を出口側張架ローラ84の方向に付勢すればよい。
また、支軸92の右端には、円周方向に一定間隔でスリットを有するスリット円盤97が接続されている。そして、スリット円盤97を挟む様に発光部と受光部を有するフォトインタラプタ98(光センサ)が配置されている。なお、スリット円盤97及びフォトインタラプタ98は特許請求の範囲における検知手段に相当する。
以上の如く検知ローラ91等は構成されているが、図3の如く定着ベルト82が片寄っていないときは、検知ローラ91の外周面91Aは出口側張架ローラ84の外周面84Aにも定着ベルト82の外周面82Aにも接触していないので、検知ローラ91は回転することがない。
ところが、図4に示す如く定着ベルト82が片寄ると、検知ローラ91は引っ張りバネ95の付勢力に抗して回転軸94を中心に反時計方向に僅かに回動し、筒部材93は規制部材96から僅かに離間する。そして、定着ベルト82の端部82Bが検知ローラ91の外周面91Aと出口側張架ローラ84の外周面84Aとの間に入り込み、定着ベルト82の端部82Bは検知ローラ91と出口側張架ローラ84に狭着される。このとき、引っ張りバネ95の付勢力により検知ローラ91は時計方向に付勢されているので、検知ローラ91の外周面91Aは定着ベルト82の外周面82Aに圧接する。従って、定着ベルト82の回転によって検知ローラ91は回転し、支軸92の回転によってスリット円盤97も回転するので、フォトインタラプタ98はスリット円盤97のスリットの回転によりパルス信号を出力する。このパルス信号をCPU等からなる制御手段99が検知し、制御手段99は蛇行制御ローラ85の姿勢を制御して定着ベルト82の片寄りを矯正する。
なお、フォトインタラプタ98等の制御手段が、定着ベルト82が検知ローラ91を回転させたことを検出すると、蛇行制御ローラ85を傾動させる。制御手段が、検知ローラ91が回転を停止したことを検出すると、制御手段は待機状態に入る。制御手段が、所定時間を経過しても検知ローラ91の回転停止を検出できないときには、更に蛇行制御ローラ85を傾動させる。蛇行制御ローラ85を傾動させる量や、検知ローラ91の回転停止検出監視時間等は実験的に定める。
なお、以上の如き検知ローラ91等を出口側張架ローラ84の軸方向の両端部に配置することにより、定着ベルト82が何れの側に片寄っても、その片寄りを検知して矯正することができる。
また、一例として、定着ベルト82の幅を360mmとしたとき、定着ベルト82の一方への片寄り量は最大8mm程度である。
図5において、定着ベルト82は、出口側張架ローラ84から蛇行制御ローラ85を経て、入口側張架ローラ83の方向に回転する。この際に、定着ベルト82が図の右方に片寄ったときは、蛇行制御ローラ85が定着ベルト82の進行方向に対して左方向を向く様に蛇行制御ローラ85を傾けることにより(二点鎖線で示す)、定着ベルト82は左方に寄って傾きが矯正される。なお、定着ベルト82が図の左方に片寄ったときは、蛇行制御ローラ85が定着ベルト82の進行方向に対して右方向を向く様に蛇行制御ローラ85を傾けることにより、定着ベルト82は右方に寄って傾きが矯正される。
なお、蛇行制御ローラ85を傾動させる方法は周知慣用の方法を用いればよく、例えば駆動源としてモータを用い、カムを回転させることにより蛇行制御ローラ85を適宜傾動さればよい。また、ソレノイドを駆動源として用いてもよい。その他に、特開平10−203674号公報や特開2007−139809号公報に開示の如き機構を用いることも可能である。
また検知手段として、スリット円盤97やフォトインタラプタ98に代えて、支軸92の外周面に反射率の異なる白黒等のパターンを交互に設け、フォトリフレクタ(光センサ)の発光部から発光した光が該パターンで反射してフォトリフレクタの受光部に入力するようにしてもよい。
また、支軸92を可撓性を有する材料で形成し、検知ローラ91の外周面91Aが定着ベルト82の厚みt以下の距離dに位置して出口側張架ローラ84の外周面84Aに近接するように、筒部材93を位置決めしてもよい。この場合は、定着ベルト82が片寄ると、定着ベルト82の端部が検知ローラ91と出口側張架ローラ84とにより狭着される。このとき、支軸92は僅かに撓むが、検知ローラ91は支軸92の弾性によって定着ベルト82に圧接される。従って、引っ張りバネ95は不要になる。
また、検知ローラ91に弾性層を設けて外周面91Aを押圧すれば圧縮するように構成し、検知ローラ91の外周面91Aが定着ベルト82の厚みt以下の距離dに位置して出口側張架ローラ84の外周面84Aに近接するように、筒部材93を位置決めしてもよい。この場合は、定着ベルト82が片寄ると、定着ベルト82の端部が検知ローラ91と出口側張架ローラ84とにより狭着される。このとき、弾性層は僅かに圧縮されるが、検知ローラ91は弾性層の弾力により定着ベルト82に圧接される。従って、引っ張りバネ95は不要になる。
また、出口側張架ローラ84は、金属製等の高弾性率のローラが望ましいが、ゴム層を有する低弾性率のローラであっても、検知ローラ91の圧接力を適宜定めれば適用可能である。
また、定着ベルト82が薄い場合には、出口側張架ローラ84と検知ローラ91の距離をより短くする必要があるので、筒部材93を規制部材96でなく出口側張架ローラ84の端部外周面や出口側張架ローラ84を支持するベアリングの外周面に当接させればよい。また、支軸92に検知ローラ91と並列にガイドローラを設け、該ガイドローラを出口側張架ローラ84の端部外周面や出口側張架ローラ84を支持するベアリングの外周面に当接させてもよい。
また、検知ローラ91のエッジを丸めたり、検知ローラ91の表層をゴムで形成することにより、定着ベルト82の摩耗が更に小さくなり、定着ベルト82が出口側張架ローラ84と検知ローラ91の間に、より滑らかに侵入するようにできる。
その上、検知ローラ91の表層をゴムで形成すれば、滑りが抑制されるので、定着ベルト82への圧接力を更に小さくでき、その結果、定着ベルト82の摩耗が更に小さくなる。
その他に、検知ローラ91を出口側張架ローラ84に近接させたが、入口側張架ローラ83に近接させてもよい。
なお、検知ローラ91は、一例としてポリフェニレンサルファイドから形成し、外径を15mm、幅を5mm、エッジに1mmの丸みを設ける。そして、定着ベルト82が片寄ったときに、定着ベルト82に圧接する力を0.2〜0.5Nとする。
このように、定着ベルトの片寄りの検知に際して、ローラで支持された定着ベルトの端面でなく、外周面に検知ローラを圧接させ、定着ベルトの回転を検知ローラに伝達するので、従来技術の如く定着ベルトが変形したり、定着ベルトの端面が摩耗したりすることがなく、確実に検知することができる。また、検知ローラが定着ベルトの外周面に圧接するので、定着ベルトの内周面に潤滑剤が付着していても影響を受けることがない。更に、フォトインタラプタやフォトリフレクタのセンサを定着ローラや定着ベルトから離れた位置に配置することができるので、センサが熱的損傷を受けることがない。
加えて、本発明に係わる検知ローラを用いるベルト定着装置としては、図2に示した構成に限定されるものではなく、種々のベルト定着装置に適用できる。
この一例を図6に示す。図6に示すベルト定着装置は、定着ベルト181が加熱ローラ182と二つの加圧ローラ183,184に張架され、定着ベルト185が他の加熱ローラ186と他の二つの加圧ローラ187,188に張架されている。なお、加圧ローラ183,184,187,188はそれぞれ所定の厚みの弾性層と樹脂層を有する。そして、加圧ローラ187が加圧ローラ183に、加圧ローラ188が加圧ローラ184に、それぞれ定着ベルト185及び定着ベルト181を介して圧接している。これにより、ニップ部Nの幅が広く確保できる。また、このニップ部Nで高い定着性と高い分離性能を両立させている。この場合に、加熱ローラ182に前述と同様に検知ローラ191を近接させ、加熱ローラ186にも検知ローラ192を近接させて、定着ベルト181及び定着ベルト185(何れか一方が第1の定着ベルトで他方が第2の定着ベルト)の片寄りを矯正することができる。なお、この場合は加熱ローラ182及び加熱ローラ186を蛇行制御ローラとして作用するように構成する。
更に、本発明に係わる検知ローラを定着装置でなく中間転写ベルトに用いてもよい。
図7は図1に示した中間転写ベルト5の拡大図である。中間転写ベルト5が張架される複数の張架ローラの一つである張架ローラ281に検知ローラ291を近接させて、中間転写ベルト5の片寄りを検出し、蛇行制御ローラ282を作動させ、中間転写ベルト5の片寄りを矯正することができる。
その他に、本発明に係わる検知ローラを転写ベルトや紙搬送ベルト等の他のベルト搬送装置に用いることもできる。
5 中間転写ベルト
8 ベルト定着装置
81 定着ローラ
82,181,185 定着ベルト
83 入口側張架ローラ
84 出口側張架ローラ
85 蛇行制御ローラ
86 押圧部
87 潤滑剤供給部材
91 検知ローラ
92 支軸
93 筒部材
95 引っ張りバネ
96 規制部材
97 スリット円盤
98 フォトインタラプタ
99 制御手段
P 記録紙
N ニップ部
8 ベルト定着装置
81 定着ローラ
82,181,185 定着ベルト
83 入口側張架ローラ
84 出口側張架ローラ
85 蛇行制御ローラ
86 押圧部
87 潤滑剤供給部材
91 検知ローラ
92 支軸
93 筒部材
95 引っ張りバネ
96 規制部材
97 スリット円盤
98 フォトインタラプタ
99 制御手段
P 記録紙
N ニップ部
Claims (10)
- 無端状のベルトと、
前記ベルトを張架する複数の張架ローラの一つである第1の張架ローラと、
前記第1の張架ローラの軸方向端部に位置し、前記第1の張架ローラの外周面に対して前記ベルトの厚み以下の距離で外周面が近接する検知ローラと、
前記検知ローラの回転を検知する検知手段と、
前記ベルトを張架する複数の張架ローラの一つであって傾動可能な第2の張架ローラと、
前記検知手段の検知情報に基づいて前記ベルトの片寄りを矯正する方向に前記第2の張架ローラを傾動させるべく制御する制御手段と、
を備え、
前記ベルトが前記第1の張架ローラの軸方向に片寄ったときは、前記ベルトの端部が前記第1の張架ローラと前記検知ローラとにより狭着されるように前記検知ローラが配置されていることを特徴とするベルト搬送装置。 - 前記検知ローラは、前記第1の張架ローラの軸方向の両端部に位置していることを特徴とする請求項1に記載のベルト搬送装置。
- 前記検知手段は、前記検知ローラの回転により生ずる光の強弱を検知する光センサであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のベルト搬送装置。
- 前記検知ローラを前記第1の張架ローラの外周面の方向に付勢する付勢手段と、前記検知ローラの外周面が前記第1の張架ローラの外周面に対して前記ベルトの厚み以下の距離で近接するように前記検知ローラの位置を規制する規制手段と、を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のベルト搬送装置。
- 前記検知ローラを支持する支軸を可撓性のある材料で形成すると共に、前記検知ローラの外周面が前記第1の張架ローラの外周面に対して前記ベルトの厚み以下の距離で近接するように前記検知ローラの位置を規制する規制手段を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のベルト搬送装置。
- 前記検知ローラに弾性層を設けると共に、前記検知ローラの外周面が前記第1の張架ローラの外周面に対して前記ベルトの厚み以下の距離で近接するように前記検知ローラの位置を規制する規制手段を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のベルト搬送装置。
- 前記ベルトは、加熱源を有して回転する定着ローラに圧接し、記録材上のトナー像を定着するためのニップ部を形成する定着ベルトであることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のベルト搬送装置。
- 前記ベルトは、複数のローラに張架された第1の定着ベルトに圧接し、記録材上のトナー像を定着するためのニップ部を形成する第2の定着ベルトであることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のベルト搬送装置。
- 前記ベルトは、転写手段により画像が転写される中間転写ベルトであることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のベルト搬送装置。
- 請求項1〜9の何れか1項に記載のベルト搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008075467A JP2009229833A (ja) | 2008-03-24 | 2008-03-24 | ベルト搬送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008075467A JP2009229833A (ja) | 2008-03-24 | 2008-03-24 | ベルト搬送装置及び画像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2009229833A true JP2009229833A (ja) | 2009-10-08 |
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ID=41245295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008075467A Withdrawn JP2009229833A (ja) | 2008-03-24 | 2008-03-24 | ベルト搬送装置及び画像形成装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015031771A (ja) * | 2013-08-01 | 2015-02-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 定着装置及び画像形成装置 |
EP2902849A4 (en) * | 2012-09-18 | 2016-06-08 | Kyocera Document Solutions Inc | BELT DRIVE DEVICE, ANCHOR DEVICE EQUIPPED WITH THE SAME, AND IMAGE FORMING DEVICE |
JP2018045194A (ja) * | 2016-09-16 | 2018-03-22 | 株式会社リコー | 定着ニップ用加圧装置、定着装置及び画像形成装置 |
CN111045306A (zh) * | 2018-10-11 | 2020-04-21 | 夏普株式会社 | 皮带偏移修正装置及定影装置以及图像形成装置 |
EP3731025A1 (en) * | 2019-04-26 | 2020-10-28 | Oki Data Corporation | Fixing device and image forming apparatus |
-
2008
- 2008-03-24 JP JP2008075467A patent/JP2009229833A/ja not_active Withdrawn
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US10915050B2 (en) | 2019-04-26 | 2021-02-09 | Oki Data Corporation | Fixing device and image forming apparatus with opposing rotating members and belt |
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