JP2009229017A - シールプラグ及びこれを用いた蒸気管の洗浄方法 - Google Patents

シールプラグ及びこれを用いた蒸気管の洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】蒸気止弁からシールリングを取り外すことなく、低コストで蒸気管を洗浄することができる洗浄方法を提供すること。
【解決手段】第1の固定手段24によって蒸気止弁4内に固定される出口管(第1の洗浄管)21と、入口管(第2の洗浄管)22Aを含んでT字状を成すとともに第2の固定手段30によって蒸気止弁4内に固定されるT管22と、該T管22と出口管21とを連結するユニオン継手(連結手段)23によって構成されるシールプラグ20を用いて蒸気管の内部を洗浄液を用いて洗浄する蒸気管の洗浄方法として、蒸気止弁4内に固定されたシールプラグ20の出口管21と入口管22Aに蒸気管と洗浄配管を接続して循環経路を形成し、該循環経路を循環して流れる洗浄液によって蒸気管の内部を洗浄する。
【選択図】図3

Description

本発明は、蒸気管内に固定されるシールプラグとこれを用いて蒸気管の内部を洗浄液を用いて洗浄する蒸気管の洗浄方法に関するものである。
例えば、火力発電システムの蒸気系を構成する主蒸気管や過熱器等の内面には、長年の運転に伴って水蒸気酸化スケールが成長し、この水蒸気酸化スケールが或る厚さになると、その一部が剥離・飛散してタービンの損傷を招く等のトラブルの原因となる。このため、水蒸気酸化スケールを化学洗浄によって溶解除去することが行われている。
ところで、蒸気管には過熱蒸気のタービンへの供給を制御するための主蒸気止弁(MSV)や再熱蒸気止弁(RSV)等の蒸気止弁が設けられており、これらの蒸気止弁にはシール部材としてシールリングが使用されている。このシールリングは、蒸気管の化学洗浄に際して使用される化学洗浄液との接触を避ける必要がある部品である。このため、従来、蒸気管の化学洗浄に際しては、蒸気止弁からシールリングを一旦取り外し、洗浄が終了した後にシールリングを蒸気止弁に再度組み込んで復旧するという作業を行っていた。その一例を図7に示す。
即ち、図7は従来の洗浄方法を示す蒸気止弁の模式的断面図であり、この方法では、蒸気止弁104を解体してシールリング(不図示)を取り外した後、蒸気止弁104に仮設フランジ114を取り付けて開口部を塞ぐとともに、シールリングの座面に仮設フランジ115を取り付ける。そして、仮設フランジ114の中心部に接続されてパイプ116と蒸気止弁の蒸気入口104aに不図示の蒸気管と洗浄配管をそれぞれ接続し、蒸気止弁104の内部に洗浄液を矢印方向に流すことによって蒸気管の内部を洗浄する。
ところが、上記方法では、シールリングの取り外しに際しては液体窒素を使用してシールリングを引き抜く必要があるため、蒸気止弁104の解体と復旧作業には多大なコストと時間を要するという問題があった。
そこで、蒸気止弁からシールリングを取り外すことなく蒸気管の内部を洗浄する方法が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。その一例を図8に示す。
即ち、図8は従来の洗浄方法を示す蒸気止弁の模式的断面図であり、この方法では、矢印にて示すように蒸気ドレン管217から蒸気管202へと化学洗浄液を流すと同時に、洗浄液の圧力よりも例えば0.2〜0.3MPaだけ高い圧力のシール水を弁座前ドレン管218から蒸気止弁204の内部に流して洗浄液が蒸気止弁204のシールリング213の側に逆流しないようにしている。
特開2004−239234号公報 特開2004−239234号公報 特開2004−239234号公報
しかしながら、図8に示した洗浄方法では、シール水の注入による洗浄液の濃度低下を防ぐために薬品を定量的に連続注入する必要があり、解体/復旧費用や追加薬品代、設備費等の余分な費用が発生し、洗浄に多大なコストを要するという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、蒸気止弁からシールリングを取り外すことなく、低コストで蒸気管を洗浄することができるシールプラグ及びこれを用いた蒸気管の洗浄方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、蒸気止弁が接続された蒸気管の内部を洗浄液を用いて洗浄する際に前記蒸気止弁の内部に固定される部品であるシールプラグを、第1の固定手段によって前記蒸気止弁内に固定される第1の洗浄管と、第2の洗浄管を含んでT字状を成すとともに第2の固定手段によって前記蒸気止弁内に固定されるT管と、該T管と前記第1の洗浄管とを連結する連結手段によって構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第1の固定手段は、前記第1の洗浄管の外周に挿通保持されたリング状の弾性体と、該弾性体を両側から挟持するプレートと、これらの弾性体とプレートに挿通されたボルトと、該ボルトに螺合するナットで構成されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第2の固定手段は、前記蒸気止弁内にマグネットによって固定されるベースプレートと、前記T管に螺合挿通されたボルトを含んで構成され、該ボルトの端部を前記蒸気止弁内に固定されたベースプレートに押し付けることによって前記T管を前記蒸気止弁内に固定することを特徴とする
請求項4記載の発明は、第1の固定手段によって蒸気止弁内に固定される第1の洗浄管と、第2の洗浄管を含んでT字状を成すとともに第2の固定手段によって前記蒸気止弁内に固定されるT管と、該T管と前記第1の洗浄管とを連結する連結手段によって構成されるシールプラグを用いて蒸気管の内部を洗浄液を用いて洗浄する蒸気管の洗浄方法として、前記蒸気止弁内に固定された前記シールプラグの前記第1の洗浄管と前記第2の洗浄管に洗浄配管と蒸気管を接続して循環経路を形成し、該循環経路を循環して流れる洗浄液によって蒸気管の内部を洗浄することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記第1の洗浄管を前記第1の固定手段によって前記蒸気管内に固定し、該第1の洗浄管に前記T管を前記連結手段によって連結した後、該T管を前記第2の固定手段によって前記蒸気管内に固定することによって前記シールプラグを前記蒸気管内に挿入固定することを特徴とする。
請求項1〜3記載のシールプラグを用いて実施される請求項4記載の洗浄方法によれば、蒸気止弁内にシールプラグを挿入固定し、このシールプラグの第1の洗浄管と第2の洗浄管に洗浄配管と蒸気管を接続して循環経路を形成し、該循環経路を循環して流れる洗浄液によって蒸気管の内部を洗浄するようにしたため、洗浄に際して蒸気止弁からシールリングを取り外す必要がなく、シールリングを取り付けたまま蒸気管の洗浄を行うことができる。従って、従来のように蒸気止弁の解体及び復旧作業に多大なコストと時間を要することなく、洗浄を低コストで短時間に行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、シールプラグを第1の洗浄管とT管とに分解し、先ず、第1の洗浄管を蒸気管内に固定した後にT管を蒸気止弁内に挿入して第1の洗浄管に連結し、最後にT管を蒸気管内に固定するという手順に従ってシールプラグを蒸気管内で組み立てて固定することができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は火力発電システムの蒸気系の構成を示す系統図であり、不図示のボイラにて発生した蒸気は、過熱器1によって過熱された後、主蒸気管2を通って高圧蒸気タービン3へと供給されて所要の仕事を行う。ここで、主蒸気管2には、高圧蒸気タービン3への過熱蒸気の供給をON/OFFするための主蒸気止弁(MSV)4が設けられている。
而して、高圧蒸気タービン3で仕事を行った蒸気は、低温再熱蒸気管5を通って再熱器6へと送られ、該再熱器6によって再び過熱された後に高温再熱蒸気管7を通って中圧タービン8へと供給されて所要の仕事を行う。ここで、高温再熱蒸気管7には、中圧蒸気タービン8への過熱蒸気の供給を制御するための再熱蒸気止弁(RSV)9が設けられている。尚、図示しないが、中圧蒸気タービン8で仕事を行った蒸気は、不図示の復水器で復水された後にボイラへと戻され、以後、前記と同様の作用を繰り返す。
ところで、火力発電システムが長期に亘って運転されると、主蒸気管2や過熱器1等の内面に水蒸気酸化スケールが成長して種々の不具合を招くため、水蒸気酸化スケールを化学洗浄によって溶解除去することが行われている。
例えば、主蒸気管2を洗浄する場合、図1に示すように、主蒸気管2の過熱器1の出口と主蒸気止弁4とを洗浄配管10で連結して該洗浄配管10と主蒸気管2とで循環回路(閉ループ)を形成するとともに、洗浄配管10の途中に中継槽11とポンプ12を設け、ポンプ12を駆動して洗浄液を循環経路に沿って循環させることによって主蒸気管2を洗浄することが行われる。この場合、主蒸気止弁4の内部に設けられた後述のシールリング13(図3参照)と洗浄液との接触を避ける必要があるが、本発明は、主蒸気止弁4からシールリング13を取り外すことなく低コストで主蒸気管2を洗浄することができるシールプラグとこれを用いた洗浄方法を提供するものである。
先ず、本発明に係るシールプラグの構成を図2に基づいて説明する。
図2は本発明に係るシールプラグの一部破断側面図であり、図示のシールプラグ20は、第1の洗浄管である出口管21とT管22とを連結手段であるユニオン継手23によって連結することによって構成されている。
上記出口管21の端部外周には、当該出口管21を主蒸気止弁4の内部に固定するための第1の固定手段24が設けられている。この第1の固定手段24は、出口管21の端部外周に挿通保持されたリング状のゴム等の弾性体25と、出口管21の端部外周に摺動可能に挿通保持されて前記弾性体25を両側から挟持するリング状の金属プレート26,27と、これらの金属プレート26,27と前記弾性体25を貫通する複数のボルト28と、ボルト28の端部に螺合する長尺のナット29によって構成されている。
又、前記T管22は、前記出口管21に対して直角方向に向いた第2の洗浄管である入口管22Aと前記出口管22Aと同方向に向いた水平管22BとでT字状を成しており、水平管22Bの一端は前記ユニオン継手23によって出口管21に連結される。又、T管22の水平管22Bの他端には、当該T管22を主蒸気止弁4の内部に固定するための第2の固定手段30が設けられている。
上記第2の固定手段30は、主蒸気止弁4の内部にマグネット31によって固定されるベースプレート32と、T管22の水平管22Bの端部に結着された円板状のフランジ33に進退可能に螺合挿通する複数のボルト34を含んで構成されており、各ボルト34の先端には傾動可能なレベリングフット35がそれぞれ取り付けられている。又、前記ベースプレート32の中心にはボルト36とナット37によって前記マグネット31が取り付けられており、ベースプレート32の外周部には複数のボルト38が進退可能に螺合挿通している。そして、各ボルト38の先端には傾動可能なレベリングフット39がそれぞれ取り付けられている。
而して、以上のように構成されたシールプラグ20は、図1に示す主蒸気管2の洗浄に際して図3に示すように主蒸気止弁4の内部に挿入固定され、その出口管21に主蒸気管2が接続され、T管22の入口管22Aに前記洗浄配管10が接続された状態で前述のようにポンプ12を駆動すれば、主蒸気管2と洗浄配管10とで構成される循環経路を洗浄液が循環するため、主蒸気管2の内面に形成された水蒸気酸化スケールが洗浄液によって溶解除去される。この場合、主蒸気止弁4の内部においては、図3に矢印にて示すように、洗浄液はシールプラグ20を通過して流れ、主蒸気止弁4の内部に組み付けられたシールリング13に接触することがない。
以上のように、本発明に係る洗浄方法では、シールプラグ20を主蒸気止弁4の内部に挿入固定し、このシールプラグ20の内部に洗浄液を通して循環させるようにしたため、洗浄に際して主蒸気止弁4からシールリング13を取り外す必要がなく、シールリング13を取り付けたまま主蒸気管2の洗浄を行うことができる。従って、従来のように主蒸気止弁2の解体及び復旧作業に多大なコストと時間を要することなく、洗浄を低コストで短時間に行うことができる。
次に、シールプラグ20の主蒸気止弁4の内部への挿入固定方法を図4〜図6に基づいて説明する。
図4〜図6はシールプラグ20の主蒸気止弁4の内部への挿入固定要領をその手順に従って示す図であり、シールプラグ20の挿入固定に際しては、先ず、図4に示すように、シールプラグ20の出口管21を第1の固定手段24を先にして主蒸気止弁4の蒸気入口4aの内部に挿入する。そして、シールプラグ位置決め治具40を主蒸気止弁4の開口部4bの周縁にマグネット41によって垂直に垂らす状態で固定する。ここて、出口管21の外周には、所定の位置(金属プレート27からx離れた位置)には予めマーキングM1が付されており、このマーキングM1の位置がシールプラグ位置決め治具40の先端位置に一致するよう出口管21の位置を調整する。
上述のようにして出口管21の位置決めがなされると、シールプラグ位置決め治具40を取り外し、工具を用いてナット29を締め付ける。すると、弾性体25が金属プレート26,27によって挟圧されて径方向外方へと膨張するため、該弾性体25が主蒸気止弁4の蒸気入口4aの内周面に密着して出口管21を固定する。
次に、図4に示すように、主蒸気止弁4の開口部4bの出口管21に対向する側にベースプレート位置決め治具42をマグネット43で垂直に固定し、その先端(下端)に取り付けられてマーカー44によって主蒸気止弁4の内周面にマーキングM2を付す。ここで、マーカー44の先端位置(マーキングM2の位置)は、出口管21の軸心位置に一致する位置(主蒸気止弁4に上面から距離yだけ下方の位置)に設定されている。
上述のようにマーカー44によって主蒸気止弁4の内周面にマーキングM2が付されると、図5に示すように、主蒸気止弁4の内部にベースプレート32を挿入し、マーキングM2を目印としてベースプレート32をマグネット31によって主蒸気止弁4の内部に固定する。このとき、ベースプレート32に螺合挿通するボルト38を回し、その先端に取り付けられたレベリングフット39が主蒸気止弁4の内周面4cに密着してベースプレート32を確実に保持する。ここで、各レベリングフット39は傾動可能であるため、これらのレベリングフット39は、主蒸気止弁4の凹球面状の内周面4cに沿って密着してベースプレート32を確実に保持する。
次に、図6に示すようにT管22を主蒸気止弁4の内部に挿入するが、このとき、ボルト34を回してレベリングフット35を最大限引き込んでおく。そして、このT管22の水平管22Bを出口管21に合わせ、両者をユニオン継手23によって連結し、その後、ボルト34を回してレベリングフット35を外方へと押し出し、その端面をベースプレート32に押し当てれば、T管22が第2の固定手段30によって確実に固定され、図3に示すようにシールプラグ20が主蒸気止弁4の内部で組み立てられて固定される。
而して、主蒸気止弁4の内部に挿入固定されたシールプラグ20の出口管21に主蒸気管2を接続し、入口管22Aに洗浄配管10を接続して主蒸気管2と洗浄配管10とで循環経路を形成し、前述のように図1に示すポンプ12を駆動して循環経路に洗浄液を循環させれば、主蒸気管2の内部が洗浄液によって洗浄される。このようにして主蒸気管2の洗浄が終了すると、シールプラグ20を前記とは逆の手順で分解して主蒸気止弁4の内部から取り出し、火力発電システムの運転を再開することができる。
尚、以上は主蒸気管2の洗浄方法について説明したが、高温再熱蒸気管7の洗浄も同様に行うことができ、この場合は再熱蒸気止弁9の内部にシールプラグ20が挿入固定される。
火力発電システムの蒸気系の構成を示す系統図である。 本発明に係るシールプラグの一部破断側面図である。 本発明に係るシールプラグを用いて実施される蒸気管の洗浄方法を示す図である。 本発明に係るシールプラグの蒸気止弁内部への挿入固定要領を示す図である。 本発明に係るシールプラグの蒸気止弁内部への挿入固定要領を示す図である。 本発明に係るシールプラグの蒸気止弁内部への挿入固定要領を示す図である。 従来の洗浄方法を示す蒸気止弁の模式的断面図である。 従来の洗浄方法を示す蒸気止弁の模式的断面図である。
符号の説明
1 過熱器
2 主蒸気管
3 高圧蒸気タービン
4 主蒸気止弁(MSV)
4a 主蒸気止弁の蒸気入口
4b 主蒸気止弁の開口部
4c 主蒸気止弁の内周面
5 低温再熱蒸気管
6 再熱器
7 高温再熱蒸気管
8 中圧蒸気タービン
9 再熱蒸気止弁(RSV)
10 洗浄配管
11 中継槽
12 ポンプ
13 シールリング
20 シールプラグ
21 シールプラグの出口管(第1の洗浄管)
22 シールプラグのT管
22A T管の入口管(第2の洗浄管)
22B T管の水平管
23 ユニオン継手(連結手段)
24 第1の固定手段
25 弾性体
26,27 金属プレート
28 ボルト
29 ナット
30 第2の固定手段
31 マグネット
32 ベースプレート
33 フランジ
34 ボルト
35 レベリングフット
36 ボルト
37 ナット
38 ボルト
39 レベリングフット
40 シールプラグ位置決め治具
41 マグネット
42 ベースプレート位置決め治具
43 マグネット
44 マーカー
M1,M2 マーキング

Claims (5)

  1. 蒸気止弁が接続された蒸気管の内部を洗浄液を用いて洗浄する際に前記蒸気止弁の内部に固定される部品であって、
    第1の固定手段によって前記蒸気止弁内に固定される第1の洗浄管と、第2の洗浄管を含んでT字状を成すとともに第2の固定手段によって前記蒸気止弁内に固定されるT管と、該T管と前記第1の洗浄管とを連結する連結手段によって構成されることを特徴とするシールプラグ。
  2. 前記第1の固定手段は、前記第1の洗浄管の外周に挿通保持されたリング状の弾性体と、該弾性体を両側から挟持するプレートと、これらの弾性体とプレートに挿通されたボルトと、該ボルトに螺合するナットで構成されることを特徴とする請求項1記載のシールプラグ。
  3. 前記第2の固定手段は、前記蒸気止弁内にマグネットによって固定されるベースプレートと、前記T管に螺合挿通されたボルトを含んで構成され、該ボルトの端部を前記蒸気止弁内に固定されたベースプレートに押し付けることによって前記T管を前記蒸気止弁内に固定することを特徴とする請求項1記載のシールプラグ。
  4. 第1の固定手段によって蒸気止弁内に固定される第1の洗浄管と、第2の洗浄管を含んでT字状を成すとともに第2の固定手段によって前記蒸気止弁内に固定されるT管と、該T管と前記第1の洗浄管とを連結する連結手段によって構成されるシールプラグを用いて蒸気管の内部を洗浄液を用いて洗浄する蒸気管の洗浄方法であって、
    前記蒸気止弁内に固定された前記シールプラグの前記第1の洗浄管と前記第2の洗浄管に洗浄配管と蒸気管を接続して循環経路を形成し、該循環経路を循環して流れる洗浄液によって蒸気管の内部を洗浄することを特徴とする蒸気管の洗浄方法。
  5. 前記第1の洗浄管を前記第1の固定手段によって前記蒸気管内に固定し、該第1の洗浄管に前記T管を前記連結手段によって連結した後、該T管を前記第2の固定手段によって前記蒸気管内に固定することによって前記シールプラグを前記蒸気管内に挿入固定することを特徴とする請求項4記載の蒸気管の洗浄方法。
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