JP2009223676A - ディスクメディア用のレンタル装置 - Google Patents
ディスクメディア用のレンタル装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009223676A JP2009223676A JP2008068174A JP2008068174A JP2009223676A JP 2009223676 A JP2009223676 A JP 2009223676A JP 2008068174 A JP2008068174 A JP 2008068174A JP 2008068174 A JP2008068174 A JP 2008068174A JP 2009223676 A JP2009223676 A JP 2009223676A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- disc
- rental
- transfer
- transport
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Abstract
【課題】小型化でき、且つ多くのディスクを収納することが可能であるとともに、搬送機構を簡単な構造とすることで、コストの低減を図るようにした。
【解決手段】DVDレンタル機1は、上下方向に昇降テーブルを往復移動させるための搬送路Cと、搬送路Cの周囲に円周方向に沿って配置されるディスク収納部10と、昇降テーブル上に設けられ、ディスク収納部10との間でディスク2を受け渡しするための移載機構と、昇降テーブルと取出口との間でディスク2を受け渡しするための受渡し機構とを備えている。昇降テーブルは、その上下方向の中心軸線を中心にして回転可能に設けられている。レンタル時において利用者が選択したディスク2をディスク収納部10から取出口へ取り出すとともに、返却時には取出口から入れたディスク2をディスク収納部10に収納させる構成となっている。
【選択図】図3
【解決手段】DVDレンタル機1は、上下方向に昇降テーブルを往復移動させるための搬送路Cと、搬送路Cの周囲に円周方向に沿って配置されるディスク収納部10と、昇降テーブル上に設けられ、ディスク収納部10との間でディスク2を受け渡しするための移載機構と、昇降テーブルと取出口との間でディスク2を受け渡しするための受渡し機構とを備えている。昇降テーブルは、その上下方向の中心軸線を中心にして回転可能に設けられている。レンタル時において利用者が選択したディスク2をディスク収納部10から取出口へ取り出すとともに、返却時には取出口から入れたディスク2をディスク収納部10に収納させる構成となっている。
【選択図】図3
Description
本発明は、内部に搬送機構を備えたディスクメディア用のレンタル装置に関する。
従来、DVD(Digital Video Disc)などのディスクメディアを収納する装置として、複数のディスクを積層させた収納部を備えた構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、特定の店舗(レンタル店)に行かずに、通勤や通学などの行き帰りを利用してDVDをレンタルしたいという利用者が増えており、近年では、このようなニーズに対応するために例えば駅の構内などにDVDレンタル機が設置されている。そして、これらDVDレンタル機は、例えば借りたときのDVDレンタル機とは違う場所にあるDVDレンタル機に返却することが可能なように管理されているので、利用し易い形態となっている。
ところで、特定の店舗(レンタル店)に行かずに、通勤や通学などの行き帰りを利用してDVDをレンタルしたいという利用者が増えており、近年では、このようなニーズに対応するために例えば駅の構内などにDVDレンタル機が設置されている。そして、これらDVDレンタル機は、例えば借りたときのDVDレンタル機とは違う場所にあるDVDレンタル機に返却することが可能なように管理されているので、利用し易い形態となっている。
図18(a)及び(b)には、従来のDVDレンタル機の一例を示している。このDVDレンタル機50は、外殻体51内に複数のディスクメディア(以下、ディスク2とする)を収納しておき、その中から好きなディスク2を選択して自動でそのディスク2を借りることができる装置である。ここで、DVDレンタル機50の正面側は図18(a)及び(b)で紙面に向かって左側であり、ディスク2を取り出したり、返却するための取出口6や操作盤(図示省略)などが正面上部に配置されている。機内には、上下方向に複数のディスク2、2、…を積層させて収納可能な収納ラック52が、外殻体51内の前後に間隔(中央空間T)をもって配列されるとともに、前後の各列それぞれに4つの収納ラック52、52、…が配置されている。そして、中央空間Tには収納ラック52、52と取出口6との間でディスク2を搬送するための搬送機構が設けられている。
そして、ガイドレール55に沿って上下方向(矢印F1方向)に往復移動する搬送テーブル53は、水平方向(矢印F2方向)にも移動可能であり、さらに搬送テーブル53上には矢印F3、F4方向に進退移動可能でディスク2の受け渡しをする移載装置54が搭載されている。つまり、このDVDレンタル機50では、レンタル時において、選択されたディスク2が収納されている位置に搬送テーブル53を移動させ、移載装置54によってそのディスク2を搬送テーブル53上に載せ替えた後、搬送テーブル53を最上部に移動させて移載装置54によりディスク2を取出口6から送り出すように構成されている。
特開2003−132281号公報
しかしながら、従来のDVDなどのディスク用のレンタル機では以下のような問題があった。
すなわち、上述したように特定の店舗(レンタル店)に行かずとも、例えば通勤、通学、或いは買い物などの途中で借りたり返却したいという利用者のニーズが益々高まっており、例えば駅の構内といった限られた施設だけでなく、コンビニエンスストアやスーパーなどの商業施設や、レストランなど多くの人が利用する幅広い施設に、より多数のレンタル機を設置することが望まれている。しかし、設置する施設によっては、レンタル機の大きさや高さに制限が設けられる場合があることから、コンパクトで且つ多くのディスクを収納可能な構造が求められており、その点で改良の余地があった。
また、従来のレンタル機内の搬送機構は、収納部に納められたディスクの位置に縦横に移動させる構造と、移載装置を備えた複雑な機構となっており、コストも増大するという欠点があった。
すなわち、上述したように特定の店舗(レンタル店)に行かずとも、例えば通勤、通学、或いは買い物などの途中で借りたり返却したいという利用者のニーズが益々高まっており、例えば駅の構内といった限られた施設だけでなく、コンビニエンスストアやスーパーなどの商業施設や、レストランなど多くの人が利用する幅広い施設に、より多数のレンタル機を設置することが望まれている。しかし、設置する施設によっては、レンタル機の大きさや高さに制限が設けられる場合があることから、コンパクトで且つ多くのディスクを収納可能な構造が求められており、その点で改良の余地があった。
また、従来のレンタル機内の搬送機構は、収納部に納められたディスクの位置に縦横に移動させる構造と、移載装置を備えた複雑な機構となっており、コストも増大するという欠点があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、小型化でき、且つ多くのディスクを収納することが可能なディスクメディア用のレンタル装置を提供することを目的とする。
また、本発明のほかの目的は、搬送機構を簡単な構造とすることで、コストの低減を図ることができるディスクメディア用のレンタル装置を提供することである。
また、本発明のほかの目的は、搬送機構を簡単な構造とすることで、コストの低減を図ることができるディスクメディア用のレンタル装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係るディスクメディア用のレンタル装置では、内部に多数のディスクを収納し、レンタル時において利用者が選択したディスクを取出口から出すとともに、返却時に取出口から入れたディスクを機内に収納させるディスクメディア用のレンタル装置であって、上下方向に搬送テーブルを往復移動させるための搬送路と、搬送路の周囲に円周方向に沿って配置されるディスク収納部と、搬送テーブル上に設けられ、ディスク収納部との間でディスクを受け渡しするための移載機構と、搬送テーブルと取出口との間でディスクを受け渡しするための受渡し機構とを備え、搬送テーブルは、その上下方向の中心軸線を中心にして回転可能に設けられていることを特徴としている。
また、本発明に係るディスクメディア用のレンタル装置では、内部に多数のディスクを収納し、レンタル時において利用者が選択したディスクを取出口から出すとともに、返却時に取出口から入れたディスクを機内に収納させるディスクメディア用のレンタル装置であって、上下方向に搬送テーブルを往復移動させるための搬送路と、搬送路の周囲に円周方向に沿って、その搬送路周りに回転可能に配置されるディスク収納部と、搬送テーブル上に設けられ、ディスク収納部との間でディスクを受け渡しするための移載機構と、搬送テーブルと取出口との間でディスクを受け渡しするための受渡し機構とを備えていることを特徴としている。
本発明では、レンタル時において搬送テーブルを上下移動させるとともに、搬送テーブルの回転、或いはディスク収納部の回転によりその搬送路の周囲の円周方向に沿って配置されるディスク収納部に納められている所定のディスクの位置に対応させて搬送テーブルを位置決めし、移載機構によってディスクを取り出し、そのディスクを受渡し機構を介して取出口へ送り出すことができる。また、返却時には、上述した逆の手順により取出口からレンタル装置内に入れたディスクを所定の収納箇所に戻すことができる。本レンタル装置は搬送テーブルの移動が上下方向のみであるので、搬送機構が簡単で、且つ搬送に必要なスペースを縮小化させることができる。そして、レンタル装置内において、搬送路の周囲に円周方向に沿ってディスク収納部を配置することで、スペースを有効に使用した構造を実現することができる。
また、本発明に係るディスクメディア用のレンタル装置では、ディスク収納部は、複数枚のディスクを横置きにして上下方向に積層させて収納することが可能な複数の縦型ラックを、搬送路の周囲に円周方向に沿って配列させた構成であることが好ましい。
本発明では、平面視で搬送路を中心にして、その周囲に円周方向に沿って複数の縦型ラックを配列させることで、レンタル装置内のディスク収納部を無駄なく効率よく配置することができる。
本発明では、平面視で搬送路を中心にして、その周囲に円周方向に沿って複数の縦型ラックを配列させることで、レンタル装置内のディスク収納部を無駄なく効率よく配置することができる。
また、本発明に係るディスクメディア用のレンタル装置では、ディスク収納部は、複数枚のディスクを縦置きにして搬送路の周囲に円周形状に並べて収納することが可能な複数のリング型ラックを、搬送路に沿って上下方向に配列させた構成であることが好ましい。
本発明では、平面視で搬送路を中心にして、その周囲に円周形状のリング型ラックを上下方向に複数配列させることで、レンタル装置内のディスク収納部を無駄なく効率よく配置することができる。
本発明では、平面視で搬送路を中心にして、その周囲に円周形状のリング型ラックを上下方向に複数配列させることで、レンタル装置内のディスク収納部を無駄なく効率よく配置することができる。
また、本発明に係るディスクメディア用のレンタル装置では、搬送テーブルは、回転機構により回転する回転台上に立設されるガイドレールに案内されて上下方向に往復移動することが好ましい。
本発明では、搬送テーブルをガイドレールに沿って上下移動させて、ディスク収納部に収納されている所定のディスクと同じ高さの位置で停止させ、回転機構によって回転する回転台とともに搬送テーブルを回転させて、移載機構でディスクを取り出し可能な位置に位置決めさせることができる。
本発明では、搬送テーブルをガイドレールに沿って上下移動させて、ディスク収納部に収納されている所定のディスクと同じ高さの位置で停止させ、回転機構によって回転する回転台とともに搬送テーブルを回転させて、移載機構でディスクを取り出し可能な位置に位置決めさせることができる。
本発明のディスクメディア用のレンタル装置によれば、ディスクを搬送するための搬送路が搬送テーブルの上下移動のみとなるスペースですみ、搬送に必要なスペースを縮小化させることができ、しかも搬送路の周囲に円周方向に沿ってディスク収納部を配置することで、レンタル装置内のスペースを無駄なく有効に使用することができ、ディスクの収納量を増加させることができるとともに、反対に高さ寸法を抑えることが可能となり、レンタル装置の小型化を図ることができる。
また、搬送テーブルが上下方向のみの移動となる簡単な搬送機構となるので、コストの低減を図ることができる。
また、搬送テーブルが上下方向のみの移動となる簡単な搬送機構となるので、コストの低減を図ることができる。
以下、本発明の第1の実施の形態によるディスクメディア用のレンタル装置について、図1乃至図12に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態によるDVDレンタル機の概略構成を示す正面図、図2は図1に示すDVDレンタル機の側面図、図3は図1に示すDVDレンタル機の平面図、図4は縦型ラックのディスク保持部の構造を示す図であって、(a)はその側面図、(b)はその平面図、図5は搬送機構の概略構成を示す平面図、図6は図5に示すA−A線断面図、図7は移載機構の構成を示す側面図、図8は図7に示す移載機構の平面図、図9は移載機構の移載架台にディスクを載置させた状態を示す平面図、図10は受渡し機構の概略構成を示す図であって、(a)はその側面図、(b)はその平面図、図11(a)、(b)は受渡し機構の動作を示す図、図12はDVDレンタル機の動作フローであって、(a)はレンタル時の動作フロー、(b)は返却時の動作フローである。
図1は本発明の第1の実施の形態によるDVDレンタル機の概略構成を示す正面図、図2は図1に示すDVDレンタル機の側面図、図3は図1に示すDVDレンタル機の平面図、図4は縦型ラックのディスク保持部の構造を示す図であって、(a)はその側面図、(b)はその平面図、図5は搬送機構の概略構成を示す平面図、図6は図5に示すA−A線断面図、図7は移載機構の構成を示す側面図、図8は図7に示す移載機構の平面図、図9は移載機構の移載架台にディスクを載置させた状態を示す平面図、図10は受渡し機構の概略構成を示す図であって、(a)はその側面図、(b)はその平面図、図11(a)、(b)は受渡し機構の動作を示す図、図12はDVDレンタル機の動作フローであって、(a)はレンタル時の動作フロー、(b)は返却時の動作フローである。
図1乃至図3に示すように、本第1の実施の形態によるディスクメディア用のレンタル装置は、例えば駅構内、コンビニエンスストア、大型レストランなどの商業施設で多くの人が利用する施設に設置され、機内に多数(ここでは300〜400枚程度)のDVDなどのディスクメディア(以下、単に「ディスク2」という)を収納し、好みのディスク2をレンタルできるDVDレンタル機1に採用されている。
本DVDレンタル機1は、例えばクレジットカードを使用してレンタルできる利用形態であり、機内には図示しないカード読み取り装置が組み込まれ、外殻体3にはカード挿入口4が設けられている。そして、本DVDレンタル機1には、レンタルする利用者が商品を選択してディスク2を借りる際や、返却したりする際の操作を行うための操作パネル5と、レンタルしたディスク2を機内から取り出したり、返却したりするための取出口6とが組み込まれている。これらカード挿入口4、操作パネル5、及び取出口6は、人が立って操作しやすい位置、すなわち外殻体3の正面上部3a(図1、図2における紙面に向かって左側上部)に配置されている。
ディスク2は、とくに図示しないが1枚ずつ厚さ10mm程度のプラスチック製のケースに入った状態となっている。なお、以下の説明において、ディスク2とは、ケースを含んだ状態のものとする。また、ディスク2には、その内部に記録されている内容や機内に収納される収納位置(アドレス)などの情報(ID)が組み込まれたICタグが、例えばディスク2の中央付近に貼り付けられている。そして、そのICタグの情報を読み取るリーダライタ7が後述する受渡し機構30に具備されている。
DVDレンタル機1は、箱形状をなす外殻体3内に、複数枚のディスク2、2、…を収納するためのディスク収納部10と、ディスク収納部10と後述する受渡し機構30との間でディスク2を搬送するための昇降テーブル21(搬送テーブル)を設けた搬送機構20と、取出口6に連通して配置されていて搬送機構20の昇降テーブル21と取出口6との間でディスク2を受け渡しするための受渡し機構30と、昇降テーブル21上に設けられ、ディスク収納部10との間でディスク2を受け渡しするための移載機構40とを備えて構成されている。
そして、外殻体3の内部には、図3に示すように平面視中央部に上下方向に連通する搬送機構20の昇降テーブル21が上下方向に移動するための搬送路Cが設けられ、その搬送路Cの周囲の円周方向に平面視でドーナツ状をなす収納領域Sが設けられ、その収納領域Sにディスク収納部10が配置されている。
ディスク収納部10は、複数枚(ここでは、36枚)のディスク2、2、…を横置きにして上下方向に積層させた状態で収納可能な縦型ラック10A〜10Iが、収納領域Sにおいて搬送路Cの周囲に円周方向に所定間隔をもって複数(ここでは9つ)配列されている。各縦型ラック10A〜10Iには、それぞれディスク2を取り出し可能に保持するディスク保持部11(図4参照)が設けられている。図4(a)、(b)に示すように、ディスク保持部11は、互いに所定間隔をもって対向配置される一対の保持枠11A、11Bからなり、保持枠11A、11Bで水平配置させたディスク2の両側を保持した状態で収納できるようになっている。
各保持枠11A、11Bは、ディスク2の端部を載せるための底板11aと、底板11aの保持枠11A、11Bどうしの対向面11cを除いた周縁部にコの字状に立設された側板11bとからなる。そして、一対の保持枠11A、11Bが平面視円周状に配置される収納領域Sの半径方向の軸線を挟んだ両側に対称配置され、保持枠11A、11Bどうし間には後述する移載架台42(図8参照)が進入可能な大きさをなす開口部12が形成されている。
次に、DVDレンタル機1の機内でディスク2を搬送するための搬送機構20について図面に基づいて説明する。
図5及び図6に示すように、搬送機構20は、搬送路Cで上下方向に往復移動(図6に示す矢印Y方向)する昇降テーブル21と、昇降テーブル21の上下移動を案内する昇降ガイドレール22、23と、昇降ガイドレール22、23を立設させるとともに、上下方向の中心軸線を中心にして回転可能に設けられた回転台26とから概略構成されている。なお、図5では、見やすくするために縦型ラックの一部のみを示している。
図5及び図6に示すように、搬送機構20は、搬送路Cで上下方向に往復移動(図6に示す矢印Y方向)する昇降テーブル21と、昇降テーブル21の上下移動を案内する昇降ガイドレール22、23と、昇降ガイドレール22、23を立設させるとともに、上下方向の中心軸線を中心にして回転可能に設けられた回転台26とから概略構成されている。なお、図5では、見やすくするために縦型ラックの一部のみを示している。
昇降テーブル21は、その回転軸が回転台26の回転軸と同軸をなし、昇降ガイドレール22、23を介して回転台26に支持されており、その回転台26とともに回転したときに、収納領域Sに円周方向に沿って配列されている複数の縦型ラック10A〜10I(図3参照)に干渉しない大きさの平面視四角形状をなしている。そして、昇降テーブル21は、ねじ軸24とそれに螺合するナット25とからなるボールねじ機構によって、図示しない駆動モータの回転運動を上下方向(昇降方向)に沿った直線運動に変える構成となっている。そして、ナット25には昇降テーブル21が固定されている。
回転台26上には、駆動モータ(図示省略)によって回転するねじ軸24が昇降テーブル21の側方の位置で、且つその軸方向を上下方向に向けて設けられている。例えば、駆動モータにサーボモータを使用することで、昇降テーブル21の移動位置を高精度で位置決めすることができる。回転台26は、円盤形状をなし、駆動モータ28(回転機構)によって軸受27を介して回転される。
次に、昇降テーブル21上に設けられた移載機構40について図面に基づいて説明する。
図7乃至図9に示すように、移載機構40は、昇降テーブル21の上面に互いに平行配置させた一対のガイドレール41、41に沿って水平方向(矢印X方向)に進退移動する移載架台42によって、所定のディスク収納部10のディスク保持部11との間でディスク2を受け渡しするものである。
図7乃至図9に示すように、移載機構40は、昇降テーブル21の上面に互いに平行配置させた一対のガイドレール41、41に沿って水平方向(矢印X方向)に進退移動する移載架台42によって、所定のディスク収納部10のディスク保持部11との間でディスク2を受け渡しするものである。
具体的に移載架台42は、進退方向に沿って長い長方形の平板状をなし、その長手方向に一端(先端)が昇降テーブル21の端部から外方に突出するようにしてガイドレール41、41に沿って進退移動する構造となっている。移載架台42の先端側(図面では左側)は、二股に分岐され、その分岐したそれぞれの先端には上方に向けて延びるストッパ42a、42aが設けられている。移載架台42は、所定のディスク保持部11の開口部12に進入可能であり、移載面42bがディスク保持部11で保持されるディスク2の下面側に位置するとともに、移載架台42の先端(ストッパ42a)がディスク保持部11で保持されるディスク2より進行方向先端側に位置するようになっている。
移載機構40では、ディスク収納部10に保持されているディスク2を昇降テーブル21上に移し替える際、ディスク保持部11に収納されているディスク2の下面側に移載架台42を進出させ、昇降テーブル21とともに移載架台42を持ち上げ(図7に示す矢印印Z方向)、ディスク2をディスク保持部11の底板11bから移載面42bに載せ替えて、移載架台42を後退させることでディスク2の受け渡しできる構成となっている。
そして、移載架台42の長手方向略中間部には、移載面42bに載置させたディスク2をストッパ42a側に当接させるように押し付ける押し出し部材43が設けられている。押し出し部材43は、駆動部43cによって伸縮駆動するシリンダ43aと、シリンダ43aの先端に固定した押さえ部43bとからなる。押さえ部43bは、移載架台42の長手方向に直交する方向に延びる押さえ面を有している。
次に、取出口6付近に設けられる受渡し機構30について図面に基づいて説明する。
図10(a)及び(b)、図11(a)及び(b)に示すように、受渡し機構30は、上下それぞれに一対の移送コンベア31、31、32、32を備え、昇降テーブル21(移載架台42)と取出口6との間でディスク2を移送して受け渡しするとともに、移送途中でディスク2を停止(保留)し、ディスク2に貼り付けたICタグ(図示参照)の情報をリーダライタ7によって読み取る構成となっている。
図10(a)及び(b)、図11(a)及び(b)に示すように、受渡し機構30は、上下それぞれに一対の移送コンベア31、31、32、32を備え、昇降テーブル21(移載架台42)と取出口6との間でディスク2を移送して受け渡しするとともに、移送途中でディスク2を停止(保留)し、ディスク2に貼り付けたICタグ(図示参照)の情報をリーダライタ7によって読み取る構成となっている。
一対の上部移送コンベア31、31と一対の下部移送コンベア32、32とは、ケースに入れられたディスク2の厚さ寸法とほぼ同じ寸法の間隔(この領域を「挿入開口部34」とする)をもって配置されている。また、一対の上部移送コンベア31、31どうし、および一対の下部移送コンベア32、32どうしも所定の間隔をあけて配置されている。
つまり、受渡し機構30では、ローラ33によって駆動された上下の移送コンベア31、32によって、前記挿入開口部34に挿入されたディスク2を挟持しつつ、移送方向(矢印X方向)に移動させるようになっている。なお、上下の移送コンベア31、32のローラ33には、挿入開口部34に挿入されたディスク2を押圧する方向に張力を与える構造とすることが好ましい。
つまり、受渡し機構30では、ローラ33によって駆動された上下の移送コンベア31、32によって、前記挿入開口部34に挿入されたディスク2を挟持しつつ、移送方向(矢印X方向)に移動させるようになっている。なお、上下の移送コンベア31、32のローラ33には、挿入開口部34に挿入されたディスク2を押圧する方向に張力を与える構造とすることが好ましい。
このように構成されるDVDレンタル機1では、レンタル時において昇降テーブル21を上下移動させるとともに、昇降テーブル21の回転によりその搬送路Cの周囲の円周方向に沿って配置されるディスク収納部10に納められている所定のディスク2の位置に対応させて昇降テーブル21を位置決めし、移載機構40によってディスク2を取り出し、そのディスク2を受渡し機構30を介して取出口6へ送り出すことができるようになっている。また、返却時には、上述した逆の手順により取出口6からDVDレンタル機1内に入れたディスク2を所定の収納箇所に戻すことができる。
そして、昇降テーブル21の移動が上下方向のみであるので、搬送機構20が簡単で、且つ搬送に必要なスペースを縮小化させることができる。そして、DVDレンタル機1内において、搬送路Cの周囲に円周方向に沿ってディスク収納部10を配置することで、スペースを有効に使用した構造を実現することができる。
そして、昇降テーブル21の移動が上下方向のみであるので、搬送機構20が簡単で、且つ搬送に必要なスペースを縮小化させることができる。そして、DVDレンタル機1内において、搬送路Cの周囲に円周方向に沿ってディスク収納部10を配置することで、スペースを有効に使用した構造を実現することができる。
このように、本第1の実施の形態におけるDVDレンタル機1では、例えばディスク保持部11の厚さ寸法は10mmのディスク2に対して20mmに設定することができ、1つの縦型ラックで36枚のディスク2を収納する場合に、ディスク収納部10の高さ寸法を700mm程度とし、搬送機構20の駆動部や受渡し機構30、操作パネル5や取出口6などを配置させたときに外殻体3の高さ寸法を1400mm程度とすることができる。なお、本第1の実施の形態では、搬送路Cの周囲に9列の縦型ラック10A〜10Iを配列できるので、合計324枚のディスク2、2、…が収納可能となっている。
次に、このように構成されるDVDレンタル機1の動作について図12の動作フローなどを参照して説明する。
先ず、図1、図2、および図12(a)に示すように、ディスク2をレンタルする場合には、利用者はレンタルしたいディスク2を選択する(ステップS1)。具体的には、操作パネル5で目的のディスク2を選択し、クレジットカードをカード挿入口4に挿入して認識させる。
先ず、図1、図2、および図12(a)に示すように、ディスク2をレンタルする場合には、利用者はレンタルしたいディスク2を選択する(ステップS1)。具体的には、操作パネル5で目的のディスク2を選択し、クレジットカードをカード挿入口4に挿入して認識させる。
次に、選択されたディスク2が収納されている位置に昇降テーブル21が移動し(ステップS2)、ディスク2をディスク収納部10から取り出す(ステップS3)。具体的には、図7及び図8に示すように、所定のディスク2を保持するディスク保持部11の開口部12に移載架台42が進入可能となる位置へ昇降ガイドレール22、23(図5参照)に沿って昇降テーブル21が移動し、回転台26とともに回転して位置決めが行われ、開口部12に移載架台42をそのストッパ42aがディスク2より先端側に位置するまで進入させる。その後、移載架台42の移載面42にディスク2が載る程度だけ昇降テーブル21が上昇してから、移載架台42が後退し、ディスク収納部10から昇降テーブル21上にディスク2を移し替える(図9参照)。
次に、図11(a)に示すように、ステップS4において、昇降テーブル21が受渡し機構30と同じ水平位置(最上部とする)へ移動する。そして、ステップS5において、昇降テーブル21から受渡し機構30へディスク2を受け渡す。具体的には、昇降テーブル21が最上部に到達したときに、昇降テーブル21が回転台26とともに回転し、移載架台42の進退方向が受渡し機構30の上下移載コンベア31、32の回転方向と一致する回転位置で停止する。そして、移載架台42が前進して上下の移送コンベア31、32どうし間の挿入開口部34にディスク2を移動させつつ、それらコンベア31、32によってディスク2を挟持した状態で取出口6側へ移動させる。このとき、受渡し機構30では、リーダライタ7によってディスク2に貼り付けてあるIDタグ(図示省略)を読み込んで、そのディスク2を認識するとともに、貸し出しデータとして管理する。
そして、ステップS6において、開閉ゲート6aが開いて取出口6から利用者が選択したディスク2が送り出され、貸し出しが完了となる。
そして、ステップS6において、開閉ゲート6aが開いて取出口6から利用者が選択したディスク2が送り出され、貸し出しが完了となる。
次に、図12(b)に示すように、利用者が借りていたディスク2を返却する場合の動作フローについて説明する。この場合、上述した図12(a)に示すレンタルする場合の逆の手順となるので、同様の動作については簡単に説明する。
先ず、図1、図2、および図12(b)に示すように、利用者が操作パネル5で返却操作を行い(ステップS7)、返却指示により取出口6の開閉ゲート6aが開き、返却するディスク2を取出口6に差し込むことで、ディスク2は受渡し機構30の上下の移送コンベア31、32によって機内に引き込まれる(ステップS2)。
先ず、図1、図2、および図12(b)に示すように、利用者が操作パネル5で返却操作を行い(ステップS7)、返却指示により取出口6の開閉ゲート6aが開き、返却するディスク2を取出口6に差し込むことで、ディスク2は受渡し機構30の上下の移送コンベア31、32によって機内に引き込まれる(ステップS2)。
そして、ステップS9では、受渡し機構30において、返却されたディスク2のIDタグをリーダライタ7で読み取り、返却の良否が判定される。そして、その判定結果において返却可能要件を満たしているものである場合には、ディスク2の情報に基づいてその収納位置が認識される。
次いで、移載機構40によって受渡し機構30で保持されているディスク2を昇降テーブル21上に引き込んで載せ替え(ステップS10)、昇降テーブル21を上下移動させるととともに、ディスク収納部10の所定のディスク保持部11に対して移載機構40の移載架台42が対向する位置となるように回転台26とともに昇降テーブル21を回転させて位置決めする(ステップS11)。その後、ディスク2を載せた移載架台42を空のディスク保持部11側に前進させ、保持枠11A、11Bにディスク2を載置させて受け渡すことで、収納が完了する(ステップS12)。
次いで、移載機構40によって受渡し機構30で保持されているディスク2を昇降テーブル21上に引き込んで載せ替え(ステップS10)、昇降テーブル21を上下移動させるととともに、ディスク収納部10の所定のディスク保持部11に対して移載機構40の移載架台42が対向する位置となるように回転台26とともに昇降テーブル21を回転させて位置決めする(ステップS11)。その後、ディスク2を載せた移載架台42を空のディスク保持部11側に前進させ、保持枠11A、11Bにディスク2を載置させて受け渡すことで、収納が完了する(ステップS12)。
上述した第1の実施の形態によるディスクメディア用のレンタル装置では、ディスク2を搬送するための搬送路Cが昇降テーブル21の上下移動のみとなるスペースですみ、搬送に必要なスペースを縮小化させることができ、しかも搬送路Cの周囲に円周方向に沿ってディスク収納部10を配置することで、DVDレンタル機1内のスペースを無駄なく有効に使用することができ、ディスク2の収納量を増加させることができるとともに、反対に高さ寸法を抑えることが可能となり、DVDレンタル機1の小型化を図ることができる。
また、昇降テーブル21が上下方向のみの移動となる簡単な搬送機構となることから、コストの低減を図ることができる。
また、昇降テーブル21が上下方向のみの移動となる簡単な搬送機構となることから、コストの低減を図ることができる。
次に、他の実施の形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第1の実施の形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第1の実施の形態と異なる構成について説明する。
図13は第2の実施の形態によるDVDレンタル機の立断面図、図14は図13に示すDVDレンタル機の平面図、図15は図14に示す移載機構の構成の図である。
図13および図14に示すように、第2の実施の形態のDVDレンタル機1Aは、収納領域Sにおいてディスク収納部10に収納されるディスク2を縦置きして搬送路Cの周囲に円周形状に並べて収納可能な複数のリング型ラック13、13、…を、搬送路Cに沿って上下方向に配列させた構成である。
図13および図14に示すように、第2の実施の形態のDVDレンタル機1Aは、収納領域Sにおいてディスク収納部10に収納されるディスク2を縦置きして搬送路Cの周囲に円周形状に並べて収納可能な複数のリング型ラック13、13、…を、搬送路Cに沿って上下方向に配列させた構成である。
すなわち、各リング型ラック13は、平面視ドーナツ状をなすラック底板15上に周方向にわたって複数のディスク保持部14、14、…を配置させた構造となっている。ディスク保持部14は、ケースに入ったディスク2を一側面から挿入可能な箱形状をなし、そのディスク挿入開口を搬送路C側に向けた状態で配置されている。そして、図15に示すように、リング型ラック13には、ディスク保持部14の後端側(搬送路Cと反対側、リング型ラック13の外周側)に切欠状の凹部14aが形成され、その凹部14aに係合可能な押し出し部16が設けられている。つまり、ディスク保持部14内のディスク2を取り出す際に、押し出し部16を突出して凹部14aに係合させることで、ディスク保持部14内のディスク2が搬送路C側に押圧されて押し出されるようになっている。そして、ディスク保持部14には、収納状態のディスク2が落下しないようにディスク保持部14の開口側には、移載機構40との移載時において解除可能なストッパ17が設けられている。
本第2の実施の形態の移載機構40は、上下に所定間隔をもって配置される一対の移送コンベア44、44を備え、昇降テーブル21(移載架台42)とリング型ラック13のディスク保持部14との間でディスク2を移送して受け渡しする構成となっている。
つまり、移送コンベア44、44をローラ45によって駆動させ、移載架台42をディスク保持部14側に移動してコンベア44、44どうし間にディスク2を挿入させながら上下の移送コンベア44、44で挟持しつつ、移送方向(矢印X方向)に移動させるようになっている。
そして、上下の移送コンベア44、44のローラ45には、ディスク2を押圧する方向に張力を与えるバネ部材46が設けられている。なお、図15に示す符号47は、上下の移送コンベア44、44でディスク2を保持するためのガイドを示している。
本第2の実施の形態では、平面視で搬送路Cを中心にして、その周囲に円周形状のリング型ラック13を上下方向に複数配列させることができるので、上述した第1の実施の形態と同様にDVDレンタル機1A内のディスク収納部10を無駄なく効率よく配置することができる。
つまり、移送コンベア44、44をローラ45によって駆動させ、移載架台42をディスク保持部14側に移動してコンベア44、44どうし間にディスク2を挿入させながら上下の移送コンベア44、44で挟持しつつ、移送方向(矢印X方向)に移動させるようになっている。
そして、上下の移送コンベア44、44のローラ45には、ディスク2を押圧する方向に張力を与えるバネ部材46が設けられている。なお、図15に示す符号47は、上下の移送コンベア44、44でディスク2を保持するためのガイドを示している。
本第2の実施の形態では、平面視で搬送路Cを中心にして、その周囲に円周形状のリング型ラック13を上下方向に複数配列させることができるので、上述した第1の実施の形態と同様にDVDレンタル機1A内のディスク収納部10を無駄なく効率よく配置することができる。
次に、図16は第3の実施の形態によるDVDレンタル機のディスク収納部を示す部分側面図、図17は図16に示すディスク収納部の平面図である。
図16および図17に示すように、第3の実施の形態によるDVDレンタル機1Bは、昇降テーブルに回転機構を設けずに、ディスク収納部10を搬送路Cの周囲で円周方向に回転させる機構としたものである。つまり、上述した第2の実施の形態では、図13、図14に示すように上下方向に配列させた複数のリング型ラック13、13、…は固定されており、各ディスク保持部14に対して昇降テーブル21を上下移動及び回転させることで位置決めする構造となっているが、第3の実施の形態ではこれに代えて、各リング型ラック13、13、…のそれぞれが昇降テーブルの向きに合わせて回転する構造となっている。すなわち、リング型ラック13を構成するラック底板15は、その外周部に設けられる駆動モータ49と支持ローラ48A、48Bとによって回転する。なお、図16、17では図示しないが、昇降テーブル21(図11など参照)は、移載機構40の移載架台42の前進方向が受渡し機構30に対応する向きで固定され、上下方向の移動のみがなされる構造となっている。
図16および図17に示すように、第3の実施の形態によるDVDレンタル機1Bは、昇降テーブルに回転機構を設けずに、ディスク収納部10を搬送路Cの周囲で円周方向に回転させる機構としたものである。つまり、上述した第2の実施の形態では、図13、図14に示すように上下方向に配列させた複数のリング型ラック13、13、…は固定されており、各ディスク保持部14に対して昇降テーブル21を上下移動及び回転させることで位置決めする構造となっているが、第3の実施の形態ではこれに代えて、各リング型ラック13、13、…のそれぞれが昇降テーブルの向きに合わせて回転する構造となっている。すなわち、リング型ラック13を構成するラック底板15は、その外周部に設けられる駆動モータ49と支持ローラ48A、48Bとによって回転する。なお、図16、17では図示しないが、昇降テーブル21(図11など参照)は、移載機構40の移載架台42の前進方向が受渡し機構30に対応する向きで固定され、上下方向の移動のみがなされる構造となっている。
本DVDレンタル機1Bでは、レンタル時において昇降テーブルを上下移動させ、ディスク収納部10の回転によりその搬送路Cの周囲の円周方向に沿って配置されるディスク収納部10に納められているディスク2の位置と昇降テーブルの正面(図15に示すような移載架台42の前進方向先端部)に対向するようにして位置決めし、移載機構によってディスク2を取り出し、そのディスク2を受渡し機構を介して取出口へ送り出すことができる。
そのため、第3の実施の形態によるDVDレンタル機1Bは、搬送機構が簡単で、且つ搬送に必要なスペースを縮小化させることができるうえ、機内において、搬送路Cの周囲に円周方向に沿ってディスク収納部10を配置し、スペースを有効に使用した構造を実現することができる。
そのため、第3の実施の形態によるDVDレンタル機1Bは、搬送機構が簡単で、且つ搬送に必要なスペースを縮小化させることができるうえ、機内において、搬送路Cの周囲に円周方向に沿ってディスク収納部10を配置し、スペースを有効に使用した構造を実現することができる。
以上、本発明によるディスクメディア用のレンタル装置の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態では昇降テーブル21の上下移動機構としてボールねじ機構を採用しているが、これに限定されることはなく、例えばタイミングベルトを上下方向に延設し、そのベルトに沿って昇降テーブル21を移動させる構造であってもかまわない。
そして、縦型ラック、或いはリング型ラックの数量、それらに収納するディスク2の枚数、外殻体3の高さ寸法、幅寸法などは例えば設置する施設の条件に応じて任意に設定することができる。
例えば、本実施の形態では昇降テーブル21の上下移動機構としてボールねじ機構を採用しているが、これに限定されることはなく、例えばタイミングベルトを上下方向に延設し、そのベルトに沿って昇降テーブル21を移動させる構造であってもかまわない。
そして、縦型ラック、或いはリング型ラックの数量、それらに収納するディスク2の枚数、外殻体3の高さ寸法、幅寸法などは例えば設置する施設の条件に応じて任意に設定することができる。
また、移載機構40の構成として、第1の実施の形態では押し出し部材43を備えた移載架台42の移載面42bにディスク2を載せてディスク収納部10に対して受け渡しする構成であり、第2の実施の形態では上下の移送コンベア44、44でディスク2を挟持した状態で移動させることで受け渡しする構成としているが、このような移載機構に限定されることはない。この他に、例えばディスク2のケースに鉄板などを貼り付けておき、移載機構40側に設けた磁石によって、その鉄板を励磁(付着)させてディスク2を受け渡しする構造などを採用することも可能である。
1、1A、1B DVDレンタル機
2 ディスク
3 外殻体
6 取出口
7 リーダライタ
10 ディスク収納部
10A〜10I 竪型ラック
11 ディスク保持部
13 リング型ラック
14 ディスク保持部
20 搬送機構
21 昇降テーブル(搬送テーブル)
22、23 昇降ガイドレール(ガイドレール)
26 回転台
28 駆動モータ(回転機構)
30 受渡し機構
40 移載機構
42 移載架台
C 搬送路
2 ディスク
3 外殻体
6 取出口
7 リーダライタ
10 ディスク収納部
10A〜10I 竪型ラック
11 ディスク保持部
13 リング型ラック
14 ディスク保持部
20 搬送機構
21 昇降テーブル(搬送テーブル)
22、23 昇降ガイドレール(ガイドレール)
26 回転台
28 駆動モータ(回転機構)
30 受渡し機構
40 移載機構
42 移載架台
C 搬送路
Claims (5)
- 内部に多数のディスクを収納し、レンタル時において利用者が選択したディスクを取出口から出すとともに、返却時に前記取出口から入れたディスクを機内に収納させるディスクメディア用のレンタル装置であって、
上下方向に搬送テーブルを往復移動させるための搬送路と、
前記搬送路の周囲に円周方向に沿って配置されるディスク収納部と、
前記搬送テーブル上に設けられ、前記ディスク収納部との間でディスクを受け渡しするための移載機構と、
前記搬送テーブルと前記取出口との間でディスクを受け渡しするための受渡し機構と、
を備え、
前記搬送テーブルは、その上下方向の中心軸線を中心にして回転可能に設けられていることを特徴とするディスクメディア用のレンタル装置。 - 前記ディスク収納部は、複数枚のディスクを横置きにして上下方向に積層させて収納することが可能な複数の縦型ラックを、前記搬送路の周囲に円周方向に沿って配列させた構成であることを特徴とする請求項1に記載のディスクメディア用のレンタル装置。
- 前記ディスク収納部は、複数枚のディスクを縦置きにして前記搬送路の周囲に円周形状に並べて収納することが可能な複数のリング型ラックを、前記搬送路に沿って上下方向に配列させた構成であることを特徴とする請求項1に記載のディスクメディア用のレンタル装置。
- 前記搬送テーブルは、回転機構により回転する回転台上に立設されるガイドレールに案内されて上下方向に往復移動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のディスクメディア用のレンタル装置。
- 内部に多数のディスクを収納し、レンタル時において利用者が選択したディスクを取出口から出すとともに、返却時に前記取出口から入れたディスクを機内に収納させるディスクメディア用のレンタル装置であって、
上下方向に搬送テーブルを往復移動させるための搬送路と、
前記搬送路の周囲に円周方向に沿って、その搬送路周りに回転可能に配置されるディスク収納部と、
前記搬送テーブル上に設けられ、前記ディスク収納部との間でディスクを受け渡しするための移載機構と、
前記搬送テーブルと前記取出口との間でディスクを受け渡しするための受渡し機構と、
を備えていることを特徴とするディスクメディア用のレンタル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008068174A JP2009223676A (ja) | 2008-03-17 | 2008-03-17 | ディスクメディア用のレンタル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008068174A JP2009223676A (ja) | 2008-03-17 | 2008-03-17 | ディスクメディア用のレンタル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009223676A true JP2009223676A (ja) | 2009-10-01 |
Family
ID=41240369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008068174A Withdrawn JP2009223676A (ja) | 2008-03-17 | 2008-03-17 | ディスクメディア用のレンタル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009223676A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109191717A (zh) * | 2018-08-01 | 2019-01-11 | 华北水利水电大学 | 一种基于共享快递箱的快递收发方法 |
CN111161479A (zh) * | 2020-01-19 | 2020-05-15 | 南华大学 | 可节省存取操作空间的储物柜及存取方法 |
-
2008
- 2008-03-17 JP JP2008068174A patent/JP2009223676A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109191717A (zh) * | 2018-08-01 | 2019-01-11 | 华北水利水电大学 | 一种基于共享快递箱的快递收发方法 |
CN111161479A (zh) * | 2020-01-19 | 2020-05-15 | 南华大学 | 可节省存取操作空间的储物柜及存取方法 |
CN111161479B (zh) * | 2020-01-19 | 2021-09-24 | 南华大学 | 可节省存取操作空间的储物柜及存取方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5117991B2 (ja) | 媒体ディスクの収納貸出システム | |
US9428336B2 (en) | Robotic storage and retrieval systems | |
US6400659B1 (en) | Disk manufacturing apparatus | |
EP2113892A1 (en) | System and method for remotely dispensing media discs with a plurality of user interface stations | |
CA2834443C (en) | Disc dispensing device, tubular container for use in such a disc dispensing device and method of dispensing discs | |
CN107346590A (zh) | 一种自助终端机 | |
JP5164211B2 (ja) | 媒体ディスク貸出装置 | |
TWI325402B (ja) | ||
CN108726072A (zh) | 自动加药系统 | |
CN113210294B (zh) | 基于能识别货架转移的机器人货物分拣系统及其分拣方法 | |
JP2009223676A (ja) | ディスクメディア用のレンタル装置 | |
CN107020832A (zh) | 一种物联网手机保护壳图像打印系统 | |
CN208491308U (zh) | 一种具有自动供空托盘功能的储物柜 | |
CN208422409U (zh) | 一种光磁融合的分布式文件读写系统 | |
KR101159479B1 (ko) | 라이브러리 장치와 라이브러리 시스템 | |
CN208834426U (zh) | 递送机构及智能快件柜 | |
WO2013100798A1 (ru) | Устройство для сортировки жестких листовых носителей информации | |
CN112365654A (zh) | 一种ai售卖机和系统 | |
US11389012B2 (en) | Automated multi-dispenser and multi-replenisher of products, and method for product unloading | |
JP4588003B2 (ja) | 納骨箱出納装置 | |
CN216901546U (zh) | 一种光盘摆渡装置 | |
CN218369815U (zh) | 一种自动光盘库 | |
JP2004164796A (ja) | 光ディスク処理システム | |
CN214847726U (zh) | 一种光盘拾取装置及光盘自动读取器 | |
CN213935056U (zh) | 一种ai售卖机 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20110311 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20110325 |