JP2009222522A - 圧縮残留応力付与装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピーニング対象部材に隣接するピーニング被対象部材に加わる応力を低減させることができる圧縮残留応力付与装置を提供すること。
【解決手段】液中で噴射ノズルから噴射させた噴流を、キャビテーション気泡を同伴させてピーニング対象部材に当てることにより、当該ピーニング対象部材に圧縮残留応力を付与するピーニング装置と、前記ピーニング対象部材に隣接するピーニング非対象部材33aに被せられた状態で揺動するキャップ32とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、液中にて微細な気泡を含んだ高速水流を金属材料の対象面に噴射して表面処理を行うことにより、応力緩和を行って耐腐食性を向上させ、長寿命化を図る圧縮残留応力付与装置に関するものである。
液中にて噴射ノズルから噴射するキャビテーションを伴う高速液体噴流を金属材料表面に直接衝突させてキャビテーション気泡を崩壊させ、その衝撃力で金属材料表面部の残留応力を緩和(低減)する圧縮残留応力付与装置としては、例えば、特許文献1に開示された液噴流ピーニング用ノズル(以下、「ピーニング装置」という。)を備えたものが知られている。
特開2005−238125号公報
ところで、図10に示すように、このようなピーニング装置31を用いて、加圧水型原子炉12(図1参照)の炉内底面12aに溶接接合された炉内計装筒33の管台溶接部に圧縮残留応力を付与しようとした場合には、ピーニングの対象となる炉内計装筒33に隣接する炉内計装筒33aに衝撃力Fが伝播し(加わり)、その管台溶接部に大きな応力が発生するおそれがある。すなわち、図11に示すように、炉内計装筒33aの側に伝播される衝撃力(荷重)Fの高周波成分に、炉内計装筒33aの応答倍率を乗じた(掛けた)ものが、炉内計装筒33aに発生する応力となるため、炉内計装筒33aに大きな応力が発生するおそれがある。
なお、図10中の符号29は、ピーニングの対象となる炉内計装筒33の頂部を挟持するグリップである。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、ピーニング対象部材に隣接するピーニング被対象部材に加わる応力を低減させることができる圧縮残留応力付与装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明に係る圧縮残留応力付与装置は、液中で噴射ノズルから噴射させた噴流を、キャビテーション気泡を同伴させてピーニング対象部材に当てることにより、当該ピーニング対象部材に圧縮残留応力を付与するピーニング装置と、前記ピーニング対象部材に隣接するピーニング非対象部材に被せられた状態で揺動するキャップとを備えている。
また、本発明に係る圧縮残留応力付与装置の使用方法は、液中で噴射ノズルから噴射させた噴流を、キャビテーション気泡を同伴させてピーニング対象部材に当てることにより、当該ピーニング対象部材に圧縮残留応力を付与するピーニング装置と、前記ピーニング対象部材に隣接するピーニング非対象部材に被せられるキャップとを備えてなる圧縮残留応力付与装置の使用方法であって、前記ピーニング非対象部材に前記キャップを被せ、その後、前記ピーニング対象部材に前記噴流を当てるようにした。
本発明に係る圧縮残留応力付与装置及び圧縮残留応力付与装置の使用方法によれば、キャビテーション気泡が崩壊することにより発生する衝撃力は、ピーニング非対象部材に被せられたキャップに一旦伝播し、このキャップを振り子のように揺動させた後、ピーニング非対象部材に伝播されることとなる。すなわち、ピーニング非対象部材の側に伝播される衝撃力(荷重)の低周波成分に、キャップの応答倍率を乗じた(掛けた)ものと、ピーニング非対象部材の側に伝播される衝撃力(荷重)の高周波成分に、ピーニング非対象部材の応答倍率を乗じた(掛けた)ものとが、ピーニング非対象部材に発生する応力となる。
これにより、ピーニング非対象部材に発生する(加わる)応力を低減させることができる。
上記圧縮残留応力付与装置において、前記キャップの開口側に位置する端部の内周面に、周方向に沿って緩衝材が取り付けられているとさらに好適である。
このような圧縮残留応力付与装置によれば、キャップの揺動(振れ)が大きく、キャップの開口側に位置する端部がピーニング非対象部材の外周面に衝突するような場合でも、ピーニング非対象部材の外周面には、柔らかい緩衝材が衝突することとなるので、キャップの衝突力を緩和することができて、ピーニング非対象部材に作用する荷重を低減させることができる。
上記圧縮残留応力付与装置において、前記緩衝材の板厚が、その内周面と、前記ピーニング非対象部材の外周面との間に若干の隙間ができる厚みに設定されているとさらに好適である。
このような圧縮残留応力付与装置によれば、ピーニング非対象部材の側に伝播された衝撃力(荷重)は、緩衝材を介してピーニング非対象部材の根元部側に入力されることとなるので、ピーニング非対象部材へのモーメント荷重を低減させることができ、ピーニング非対象部材に発生する(加わる)応力をさらに低減させることができる。
上記圧縮残留応力付与装置において、前記キャップの開口側に位置する端部の外周面に、周方向に沿って重錘が取り付けられているとさらに好適である。
このような圧縮残留応力付与装置によれば、重錘によりキャップの重心位置が下がり、キャップの固有振動数(応答倍率のピーク(最大)となるところ)がより低周波数側に位置することとなるので、ピーニング非対象部材に発生する(加わる)応力をさらに低減させることができる。
上記圧縮残留応力付与装置において、前記キャップの底面が、前記キャップの長手方向軸線と直交する方向に沿って延びる平坦面とされ、かつ、その底面の上に摺動材が取り付けられているとさらに好適である。
このような圧縮残留応力付与装置によれば、摺動材の表面が、ピーニング非対象部材の頂面に対してなめらかに滑ることとなるので、ピーニング非対象部材の側に伝播された衝撃力(荷重)を、ピーニング非対象部材の頂面からではなく、緩衝材を介してピーニング非対象部材の根元部側から入力させることができる。
上記圧縮残留応力付与装置において、前記キャップの底面及び内周面に、減衰材が取り付けられているとさらに好適である。
このような圧縮残留応力付与装置によれば、減衰材によりキャップの振動応答が小さくなり、キャップの固有振動数(応答倍率のピーク(最大)となるところ)がより低周波数側に位置することとなるので、ピーニング非対象部材に発生する(加わる)応力をさらに低減させることができる。
本発明に係る圧縮残留応力付与装置は、液中で噴射ノズルから噴射させた噴流を、キャビテーション気泡を同伴させてピーニング対象部材に当てることにより、当該ピーニング対象部材に圧縮残留応力を付与するピーニング装置と、前記ピーニング対象部材に隣接するピーニング非対象部材に被せられる本体部、およびその上端が前記本体部の下端に取り付けられて、前記本体部の底面と前記ピーニング非対象部材の頂面とが接触しないように、かつ、前記本体部の内周面と前記ピーニング非対象部材の外周面とが接触しないように前記本体部を、前記ピーニング対象部材および前記ピーニング非対象部材が立設された設置面に対して自立させるスカート部を備えたキャップとを備えている。
本発明に係る圧縮残留応力付与装置によれば、キャビテーション気泡が崩壊することにより発生する衝撃力は、ピーニング非対象部材に被せられたキャップのみに伝播し、ピーニング非対象部材には作用しないようになっている。
これにより、ピーニング非対象部材に発生する(加わる)応力を最小限にする(大幅に低減させる)ことができる。
上記圧縮残留応力付与装置において、前記本体部の底面及び内周面に、減衰材が取り付けられているとさらに好適である。
このような圧縮残留応力付与装置によれば、何らかの理由で本体部の開口側に位置する端部がピーニング非対象部材の外周面に衝突しそうになったり、本体部の底面がピーニング非対象部材の頂面と衝突しそうになったとしても、ピーニング非対象部材の外周面又は頂面には、柔らかい減衰材が衝突することとなるので、ピーニング非対象部材への衝撃力の伝播を確実に防止することができる。
本発明によれば、ピーニング対象部材に隣接するピーニング被対象部材に加わる応力を低減させることができるという効果を奏する。
以下、本発明に係る圧縮残留応力付与装置の第1実施形態について、図1から図3を参照しながら説明する。
図1は本発明に係る圧縮残留応力付与装置を適用することができる加圧水型原子炉を有する発電設備の概略構成図、図2は本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置の要部断面図、図3は本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置を適用することにより得られた効果を説明するための図である。
図1に示す原子炉12は、軽水を原子炉冷却材及び中性子減速材として使用し、炉心全体にわたって沸騰しない高温高圧水とし、この高温高圧水を蒸気発生器に送って熱交換により蒸気を発生させ、この蒸気をタービン発電機へ送って発電する加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)である。
すなわち、図1に示すように、この加圧水型原子炉12を有する発電設備1において、原子炉格納容器11内には、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13が格納されており、この加圧水型原子炉12と蒸気発生器13とは、冷却水配管14,15を介して連結されており、冷却水配管14には加圧器16が設けられ、冷却水配管15には冷却水ポンプ17が設けられている。この場合、減速材及び一次冷却水としてとして軽水を用い、炉心部における一次冷却水の沸騰を抑制するために、一次冷却系統は加圧器16により150〜160気圧程度の高い圧力をかけている。従って、加圧水型原子炉12にて、燃料として低濃縮ウランまたはMOXにより一次冷却水として軽水が加熱され、高温の軽水が加圧器16により所定の高圧に維持した状態で冷却水配管14を通して蒸気発生器に送られる。この蒸気発生器13では、高圧高温の軽水と二次冷却水としての水との間で熱交換が行われ、冷やされた軽水は冷却水配管15を通して加圧水型原子炉12に戻される。
蒸気発生器13は、原子炉格納容器11の外部に設けられたタービン18及び復水器19と冷却水配管20,21を介して連結されており、冷却水配管21に給水ポンプ22が設けられている。また、タービン18には発電機23が接続され、復水器19には冷却水(例えば、海水)を給排する供給管24及び配水管25が連結されている。従って、蒸気発生器13にて、高圧高温の軽水と熱交換を行って生成された蒸気は、冷却水配管20を通してタービン18に送られ、この蒸気によりタービン18を駆動して発電機23により発電を行う。タービン18を駆動した蒸気は、復水器19で冷却された後、冷却水配管21を通して蒸気発生器13に戻される。
さて、本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置30は、ピーニング装置31(図10参照)と、キャップ32とを備えている。
ピーニング装置31は、例えば、水中で噴射ノズル34(図10参照)から噴射させた噴流を、キャビテーション気泡を同伴させてピーニング対象部材(本実施形態では加圧水型原子炉12の炉内底面12aに溶接接合された炉内計装筒33の管台溶接部)に当てることにより、同ピーニング対象部材に圧縮残留応力を付与する液噴流式ピーニング(「ウォータ・ジェット・ピーニング」ともいう。)装置である。すなわち、このピーニング装置31は、水中で高圧ジェット水(約60MPa)を噴射ノズル34から噴射し、気泡を発生させ、この気泡を高速のウォータ・ジェット流に乗せて流し、ピーニング対象部材の表面近傍で崩壊させて、その時に生じる衝撃力でピーニング対象部材の表面をたたき(ピーニングし)、ピーニング対象部材の表面近傍に圧縮残留応力を付与して残留応力を低減させるものである。
図2に示すように、キャップ32は、ピーニングの対象となる炉内計装筒33に隣接する炉内計装筒33(ピーニング非対象部材)に被せられた状態で揺動する、断面視U字形状を有する中空円筒状の部材で、その(お椀形に)湾曲する底面32aが炉内計装筒33の頂面33bと点接触するように構成されている。また、キャップ32の開口側に位置する端部の内周面には、周方向に沿って緩衝材(例えば、ゴム)35が取り付けられている。
なお、キャップ32は、鉄やステンレス等の鋼材を材料として作成されている。
本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置30によれば、キャビテーション気泡が崩壊することにより発生する衝撃力F(図10参照)は、ピーニングの対象となる炉内計装筒33に隣接する炉内計装筒33aに被せられたキャップ32に一旦伝播し、キャップ32を振り子のように揺動させた後、炉内計装筒33aに伝播されることとなる。すなわち、図3に示すように、炉内計装筒33aの側に伝播される衝撃力(荷重)Fの低周波成分に、キャップ32の応答倍率を乗じた(掛けた)ものと、炉内計装筒33aの側に伝播される衝撃力(荷重)Fの高周波成分に、炉内計装筒33aの応答倍率を乗じた(掛けた)ものとが、炉内計装筒33aに発生する応力となる。
これにより、ピーニングの対象となる炉内計装筒33に隣接する炉内計装筒33aに発生する(加わる)応力を低減させることができ、その管台溶接部に発生する応力腐食割れを低減させることができる。
また、本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置30によれば、キャップ32の揺動(振れ)が大きく、キャップ32の開口側に位置する端部が炉内計装筒33aの外周面33cに衝突するような場合でも、炉内計装筒33aの外周面33cには、柔らかい緩衝材35が衝突することとなるので、キャップ32の衝突力を緩和することができて、炉内計装筒33aに作用する荷重を低減させることができる。
本発明に係る圧縮残留応力付与装置の第2実施形態について、図4を参照しながら説明する。図4は本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置の要部断面図である。
本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置40は、キャップ32の代わりにキャップ42を備えているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
図4に示すように、キャップ42は、第1実施形態のところで説明したキャップ32の開口側に位置する端部の外周面に、周方向に沿って鉄やステンレス等からなる重錘(おもり)43が取り付けられているという点で、第1実施形態のところで説明したキャップ32と異なっている。
本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置40によれば、重錘43によりキャップ32の重心位置が第1実施形態のものよりも下がり、キャップ32の固有振動数(応答倍率のピーク(最大)となるところ)がより低周波数側に位置することとなるので、ピーニングの対象となる炉内計装筒33に隣接する炉内計装筒33aに発生する(加わる)応力をさらに低減させることができ、その管台溶接部に発生する応力腐食割れをさらに低減させることができる。
その他の作用効果は、上述した第1実施形態と同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明に係る圧縮残留応力付与装置の第3実施形態について、図5を参照しながら説明する。図5は本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置の要部断面図である。
本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置50は、キャップ52が緩衝材35の代わりに接触材(緩衝材)53を備えているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
図5に示すように、接触材53は、キャップ52の開口側に位置する端部の内周面に、周方向に沿って取り付けられて、その内周面53aと、炉内計装筒33aの外周面33cとの間に若干の(僅かな)隙間ができるように形成された部材であり、ゴム等の弾性部材を材料として作成されている。
本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置50によれば、炉内計装筒33aの側に伝播された衝撃力(荷重)Fは、接触材53を介して炉内計装筒33aの根元部側(管台溶接部側)に入力されることとなるので、炉内計装筒33aへのモーメント荷重(炉内底面12aからの距離×作用荷重)を低減させることができ、炉内計装筒33aに発生する(加わる)応力をさらに低減させることができ、その管台溶接部に発生する応力腐食割れをさらに低減させることができる。
また、本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置50によれば、炉内計装筒33aの外周面33cには、柔らかい接触材53が衝突することとなるので、キャップ52の衝突力を緩和することができて、炉内計装筒33aに作用する荷重を低減させることができる。
本発明に係る圧縮残留応力付与装置の第4実施形態について、図6を参照しながら説明する。図6は本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置の要部断面図である。
図6に示すように、本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置60は、キャップ62の底面62aが、キャップ62の長手方向軸線と直交する方向に沿って延びる平坦面とされ、かつ、その底面62aの上に摺動材(例えば、ステンレス)63が取り付けられているという点で上述した第3実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第3実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置60によれば、摺動材63の表面(図6において下側の面)が、炉内計装筒33aの頂面33bに対してなめらかに滑ることとなるので、炉内計装筒33aの側に伝播された衝撃力(荷重)Fを、炉内計装筒33aの頂面33bからではなく、接触材53を介して炉内計装筒33aの根元部側(管台溶接部側)から入力させることができる。
その他の作用効果は、上述した第3実施形態と同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明に係る圧縮残留応力付与装置の第5実施形態について、図7を参照しながら説明する。図7は本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置の要部断面図である。
図7に示すように、本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置70は、キャップ72の底面72a及び底面72aの側に位置する内周面72bに、減衰材(例えば、ゴムやグラスウール)73が取り付けられているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置70によれば、減衰材73によりキャップ72の振動応答が第1実施形態のものよりも小さくなり、キャップ72の固有振動数(応答倍率のピーク(最大)となるところ)がより低周波数側に位置することとなるので、ピーニングの対象となる炉内計装筒33に隣接する炉内計装筒33aに発生する(加わる)応力をさらに低減させることができ、その管台溶接部に発生する応力腐食割れをさらに低減させることができる。
その他の作用効果は、上述した第1実施形態と同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明に係る圧縮残留応力付与装置の第6実施形態について、図8を参照しながら説明する。図8は本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置の図であって、(a)は要部断面図、(b)は(a)を上方から見た平面図である。
本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置80は、キャップ32の代わりにキャップ82を備えているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
図8(a)及び図8(b)に示すように、キャップ82は、本体部83とスカート部84とを備えている。
本体部83は、断面視コ字形状を有する中空円筒状の部材であり、鉄やステンレス等の鋼材を材料として作成されている。
スカート部84は、複数個の金属製のチェーンが略円錐台形状を呈するように組み合わされた(組み上げられた)ものであり、その上端が本体部83の下端に取り付けられて、本体部83の底面83aと炉内計装筒33aの頂面33bとが接触しないように、かつ、本体部83の内周面83bと炉内計装筒33aの外周面33cとが接触しないように本体部83を炉内底面12aに対して自立させるものである。
本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置80によれば、キャビテーション気泡が崩壊することにより発生する衝撃力F(図10参照)は、ピーニングの対象となる炉内計装筒33に隣接する炉内計装筒33aに被せられたキャップ82のみに伝播し、炉内計装筒33aには作用しないようになっている。
これにより、ピーニングの対象となる炉内計装筒33に隣接する炉内計装筒33aに発生する(加わる)応力を最小限にする(大幅に低減させる)ことができ、その管台溶接部に発生する応力腐食割れを最小限にする(大幅に低減させる)ことができる。
また、スカート部84は、炉内底面12aの傾きや形状にあわせて変形可能となっているので、炉内底面12aの傾きや形状に関係なく、本体部83を炉内底面12aに対して自立させることができて、炉内計装筒33aへの衝撃力Fの伝播を確実に防止することができる。
本発明に係る圧縮残留応力付与装置の第7実施形態について、図9を参照しながら説明する。図9は本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置の要部断面図である。
図9に示すように、本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置90は、キャップ92の本体部93の底面93a及び内周面93bに、減衰材(例えば、ゴムやグラスウール)94が取り付けられているという点で上述した第6実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第6実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係る圧縮残留応力付与装置90によれば、何らかの理由で本体部93の開口側に位置する端部が炉内計装筒33aの外周面33cに接触したり、本体部93の底面93aが炉内計装筒33aの頂面33bと接触したとしても、炉内計装筒33aの外周面33c又は頂面33bには、柔らかい減衰材94が取り付けられているので、炉内計装筒33aへの衝撃力Fの伝播を減衰材94を介して確実に低減させることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で、適宜必要に応じて変形実施、変更実施することができる。
本発明に係る圧縮残留応力付与装置を適用することができる加圧水型原子炉を有する発電設備の概略構成図である。 本発明の第1実施形態に係る圧縮残留応力付与装置の要部断面図である。 本発明の第1実施形態に係る圧縮残留応力付与装置を適用することにより得られた効果を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る圧縮残留応力付与装置の要部断面図である。 本発明の第3実施形態に係る圧縮残留応力付与装置の要部断面図である。 本発明の第4実施形態に係る圧縮残留応力付与装置の要部断面図である。 本発明の第5実施形態に係る圧縮残留応力付与装置の要部断面図である。 本発明の第6実施形態に係る圧縮残留応力付与装置の図であって、(a)は要部断面図、(b)は(a)を上方から見た平面図である。 本発明の第7実施形態に係る圧縮残留応力付与装置の要部断面図である。 従来の圧縮残留応力付与装置を説明するための図である。 従来の圧縮残留応力付与装置を適用することにより得られた効果を説明するための図である。
符号の説明
12a 炉内底面(設置面)
30 圧縮残留応力付与装置
31 ピーニング装置
32 キャップ
33 ピーニング対象部材
33a ピーニング非対象部材
34 噴射ノズル
35 緩衝材
40 圧縮残留応力付与装置
42 キャップ
43 重錘
50 圧縮残留応力付与装置
52 キャップ
53 接触材(緩衝材)
60 圧縮残留応力付与装置
62 キャップ
62a 底面
63 摺動材
70 圧縮残留応力付与装置
72 キャップ
72a 底面
72b 内周面
73 減衰材
80 圧縮残留応力付与装置
82 キャップ
83 本体部
83a 底面
83b 内周面
84 スカート部
90 圧縮残留応力付与装置
93 本体部
93a 底面
93b 内周面
94 減衰材

Claims (9)

  1. 液中で噴射ノズルから噴射させた噴流を、キャビテーション気泡を同伴させてピーニング対象部材に当てることにより、当該ピーニング対象部材に圧縮残留応力を付与するピーニング装置と、
    前記ピーニング対象部材に隣接するピーニング非対象部材に被せられた状態で揺動するキャップとを備えてなることを特徴とする圧縮残留応力付与装置。
  2. 前記キャップの開口側に位置する端部の内周面に、周方向に沿って緩衝材が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の圧縮残留応力付与装置。
  3. 前記緩衝材の板厚が、その内周面と、前記ピーニング非対象部材の外周面との間に若干の隙間ができる厚みに設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧縮残留応力付与装置。
  4. 前記キャップの開口側に位置する端部の外周面に、周方向に沿って重錘が取り付けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の圧縮残留応力付与装置。
  5. 前記キャップの底面が、前記キャップの長手方向軸線と直交する方向に沿って延びる平坦面とされ、かつ、その底面の上に摺動材が取り付けられていることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の圧縮残留応力付与装置。
  6. 前記キャップの底面及び内周面に、減衰材が取り付けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の圧縮残留応力付与装置。
  7. 液中で噴射ノズルから噴射させた噴流を、キャビテーション気泡を同伴させてピーニング対象部材に当てることにより、当該ピーニング対象部材に圧縮残留応力を付与するピーニング装置と、
    前記ピーニング対象部材に隣接するピーニング非対象部材に被せられる本体部、およびその上端が前記本体部の下端に取り付けられて、前記本体部の底面と前記ピーニング非対象部材の頂面とが接触しないように、かつ、前記本体部の内周面と前記ピーニング非対象部材の外周面とが接触しないように前記本体部を、前記ピーニング対象部材および前記ピーニング非対象部材が立設された設置面に対して自立させるスカート部を備えたキャップとを備えていることを特徴とする圧縮残留応力付与装置。
  8. 前記本体部の底面及び内周面に、減衰材が取り付けられていることを特徴とする請求項7に記載の圧縮残留応力付与装置。
  9. 液中で噴射ノズルから噴射させた噴流を、キャビテーション気泡を同伴させてピーニング対象部材に当てることにより、当該ピーニング対象部材に圧縮残留応力を付与するピーニング装置と、
    前記ピーニング対象部材に隣接するピーニング非対象部材に被せられるキャップとを備えてなる圧縮残留応力付与装置の使用方法であって、
    前記ピーニング非対象部材に前記キャップを被せ、その後、前記ピーニング対象部材に前記噴流を当てるようにしたことを特徴とする圧縮残留応力付与装置の使用方法。
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