JP2009222446A - 距離測定装置及びそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像を取得すると、特徴点評価値が所定の範囲内である点を特徴点として検出し、得られた特徴点を示す情報を●マーク(601)を、現左右カーソルにて選択している特徴点は■マーク(610)を付けてLCDモニタ4上に基準画像とともに図6(a)のように表示し、表示された特徴点を示す情報から1つを左右カーソルの移動及びセットキーの操作により選択すると図6(b)で示されているように第1の選択点620として表示する。次に検出する特徴点評価値が所定の範囲内を変更し、変更した範囲内で検出された特徴点を●マーク(602)にて図6(c)のように表示させ、第1選択点と同様に第2選択点630を選択し、図6(d)のように表示させ、選択された2点間の距離を測定し、図6(e)のように表示させる。
【選択図】 図6
Description
[第1の実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明にかかる撮像装置の一例としてのデジタルステレオカメラの一実施例の外観を示す図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は背面図、図1(c)は上面図である、
図1で、ステレオデジタルカメラ1は、図1(a)に示すように正面側に2つの撮像レンズ2、3及びストロボ11を有している、また、ステレオデジタルカメラ1の背面には図1(b)に示すように、LCDモニタ4、カーソルキー5、SETキー6、距離測定キー7、メニューキー8等が設けられている、また、上面には図1(c)に示すように、シャッターボタン9、電源ボタン10が設けられている。図示されていないが側部にはパーソナルコンピュータ等とUSBケーブルを介して接続する場合に用いるUSB端子接続部が設けられている。
図2は図1に示したステレオデジタルカメラ1の電子回路構成の一実施例を示す図である。図2でステレオデジタルカメラ1は、2つのCMOSカメラモジュール210、220より、画像データとして取り込む。
CMOSカメラモジュール210とCMOSカメラモジュール220は同じものを用いる。CMOSカメラモジュール210、220からの出力(Y、Cr、Cbのデータ)は、DMA202によりワークメモリ204へ格納される。ワークメモリ204は、DRAM等で構成される。
CPU201は、キー入力部209からの状態信号に対応してフラッシュメモリ203等に格納されている各モードに対応する撮像プログラムやメニューデータを取り出して、ステレオデジタルカメラ1の各機能の実効制御を行なう。例えば、シャッターボタン9を押したときの撮影動作、記録、記録した画像の再生、表示、距離測定キー7を押したときの操作、メニューキー8を押したときのカーソルキー5等による機能選択メニューの表示制御や設定画面の表示制御を行なう。
更にCPU201は、ワークメモリ204内に格納された2つのカメラモジュールから輝度信号Yにより、後述する方法にて2点間の距離を計算する。
USB制御部211を介してUSB接続端子部214に接続されたUSBケーブルにてパソコンと画像データの交換が可能になっている。
X、Y、Zからなる3次元直交座標系をカメラ座標と呼ぶこととする。カメラ座標は、カメラ302の光学中心を原点とし、Z軸をカメラの光学方向に一致させ、X軸とY軸は画像の横方向と縦方向に平行にとっている。ステレオデジタルカメラ1に対応する前記光学中心は、CMOSカメラモジュール210がカメラ302に対応するので、撮像レンズ2の光学中心となる。
光軸と画像面の交点を原点とし、また画素間隔を換算してカメラ座標と長さの単位を合わせた画像座標を、カメラ302側を(u,v)座標、カメラ3030側を(u’,v’)座標とする。
シャッターボタン9が押されると、現在の包帯が通常撮影モードであるか、距離測定モードであるか判定をする(701)。距離測定モードと通常撮影モードの切替えは、シャッターボタン9を押す前に距離測定キー7のトグル動作により決定されている。現在どちらのモードであるかは、LCDモニタ4上にアイコン等にてユーザーに通知を行なう。通常撮影モードであれば、2つのCMOSカメラモジュールで撮像した2つの画像をフラッシュメモリに保存する(702)。そして一方の画像をLCDモニタ4に表示する(703)。
得られた特徴点FPを、LCDモニタ4上に基準画像とともに表示する(712)。基準画像は基準画像レイヤーに、それ以外は特徴点レイヤーに書き込まれる。基準画像レイヤーの上に特徴点レイヤーが重なるように各レイヤーから画像データが読み出されLCDモニタ4に表示される。基準画像レイヤーと特徴点レイヤーを重ねて上からみると、特徴点レイヤーの書き込まれていない座標かは、透けて下の基準画像レイヤーが見えるようになっている。つまり特徴点レイヤーを全て消去すると、基準画像レイヤーの画像そのものが表示される。特徴点レイヤーには、FPで示される特徴点601を●マークにて、左右カーソルにて選択している特徴点610を■マークにて書き込まれる。特徴点610は、FP(S_C)で示される座標である。図6(a)がこの状態を表示したLCDモニタ4上の画像となる。
新たな閾値H1が決まると、その閾値H1を使って基準画像より新たな特徴点を検出する(746)。
上述した様に747にて、特徴点レイヤーの画像を更新する、図6(c)は、この時のLCDモニタ4を示している。図6(a)(b)では見られなかった新たな特徴点(例えば602)が表示されている。
2つのカメラ座標により、2点間の距離を数2にて求める(751)。LCDモニタ上に、求めた2点間の距離を示す直線604、及び計算した距離603を表示する。このときのLCDモニタ画像を図6(e)に示す。
上記実施の形態には、以下のような変形例も考えられる。
例えば、図8を用いて説明すると、基準画像の上に検出された全特徴点を×マーク(801)によって表示させ、その特徴点の中から上記実施の形態と同様に特徴点評価値が予め設定した閾値の範囲内にある特徴点に●マークを、左右カーソルで選択している点を示す特徴点に■を表示させる。そして、第1選択点が既に決まっていれば第1選択点の座標に大きな●マーク(810)を書き込み、同様に、第2の選択点が決まっていれば第2選択点にも大きな●マークを書き込む。
また、特徴点の特徴点評価値を高い順に順位付けし、順位が高い順に特徴点を示す情報の表示を識別表示させるようにしてもよい。また、特徴点を示す情報の識別表示の方法は、識別表示させる特徴点を示す情報の表示の色を変更してもよいし、大きさを変更してもよいし、形状を変更してもよい。順位付けの場合は、順位を示す数字を表示させてもよい。
これにより、ユーザーは精度の高い測定が可能な特徴点を簡単に視認することができ、その特徴点を選択することで簡単に精度の高い測定をすることができる。
例えば、検出した特徴点のうち、特徴点評価値が高い順にN個の特徴点を画面に表示させる。
これにより、特徴点評価値が高い特徴点のみ選択可能となり、2点間の距離を測定するのは、特徴点評価値精度の高い特徴点の2点間の距離となり、精度の高い測定が可能となる。
例えば、検出された特徴点のうち、表示画面内の所定の範囲内に検出された特徴点を示す情報を表示させてもよいし、第1選択点から所定の範囲内にある特徴点を示す情報を、第2選択点として表示させるようにしてもよい。
また同様に、表示されている特徴点を示す情報のうち、表示画面内の所定の範囲内に表示されている特徴点を示す情報のみ選択可能にしてもよいし、第2の選択点は、撮影画像内において先に選択された第1の選択点の位置から所定の範囲内で検出された特徴点を示す情報を選択できるようにしてもよい。
また、変形例(1)と同様に、選択できる特徴点を示す情報の表示の色を変更してもよいし、大きさを変更してもよいし、形状を変更してもよい。
これにより、特徴点を選択できる範囲を狭くすることで、少ないキー操作で特徴点を選択できるようになる、
また、検出、又は表示させる特徴点評価値の閾値の範囲は、ユーザーが変更できるようにしてもよいし、予め決められた所定の範囲であってもよい。
要は、ユーザーが特徴点を検出した位置を知ることができればよく、特徴点を示す情報の表示は、位置、色、大きさ、形状に制限はない。
また、実寸距離ではなく、LCDモニタ上における2点間距離であってもよい。
2,3 撮像レンズ
4 LCDモニタ
5 カーソルキー
6 SETキー
7 距離測定キー
8 メニューキー
9 シャッターボタン
10 電源ボタン
11 ストロボ
201 CPU
202 DMA
203 フラッシュメモリ
204 ワークメモリ
205 VRAM制御部
206 VRAM
207 デジタルビデオエンコーダ
208 表示部
209 キー入力部
211 USB制御部
214 USB接続端子部
210,220 CMOSカメラモジュール
212,222 CMOSセンサ
213,223 ISP
Claims (17)
- 画像を取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段によって得られた画像から複数の特徴点を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された特徴点を示す情報を表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示手段に表示された情報から2つを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された特徴点を示す情報に対応した特徴点の2点間の距離を求める測距手段と、
を備えたことを特徴とする距離測定装置。 - 前記検出手段は、前記画像取得手段によって得られた画像内から特徴点らしさを示す特徴点評価値を検出し、該検出された特徴点評価値が第1の範囲内である点を特徴点として検出することを特徴とする請求項1記載の距離測定装置。
- 前記表示制御手段は、前記検出手段によって検出された特徴点の特徴点評価値に基づいて特徴点を示す情報を表示させることを特徴とする請求項2記載の距離測定装置。
- 前記表示制御手段は、前記特徴点評価値が第2の範囲内である点を特徴点とし、それを示す情報を表示させるように前記表示手段を制御することを特徴とする請求項3記載の距離測定装置。
- 前記表示制御手段は、前記検出手段によって検出された特徴点のうち、前記特徴点評価値が高い順に、所定の数の特徴点を示す情報を表示させるよう前記表示手段を制御することを特徴とする請求項3又は4記載の距離測定装置。
- 前記表示制御手段は、前記検出手段によって検出された特徴点のうち、前記特徴点評価値が高い順に順位付けをして、特徴点を示す情報を特徴点評価値の順位に基づいて識別表示させるように前記表示手段を制御することを特徴とする請求項3〜5の何れかに記載の距離測定装置。
- 前記表示制御手段は、前記表示手段によって表示された特徴点のうち、前記特徴点評価値が第3の範囲内である特徴点を示す情報と第3の範囲外である特徴点を示す情報とを識別表示するように前記表示手段を制御することを特徴とする請求項3〜6の何れかに記載の距離測定装置。
- 前記表示制御手段は、特徴点を示す情報の表示の色、大きさ、形状のうち、少なくとも1つを変化させることで特徴点を示す情報を識別表示させることを特徴とする請求項6又は7に記載の距離測定装置。
- 前記表示制御手段は、前記検出手段によって検出された特徴点のうち、前記画像取得手段によって得られた画像内の所定の範囲内の位置で検出された特徴点について特徴点を示す情報を前記表示手段に表示させるように制御することを特徴とする請求項3〜8の何れかに記載の距離測定装置。
- 前記選択手段によって2点を選択する際に、選択できる特徴点を制限する選択制限手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の距離測定装置。
- 前記選択手段は、前記測距手段によって2点間の距離を測定する際の起点となる第1の特徴点を選択した後、終点となる第2の特徴点を選択し、
前記選択制限手段は、前記選択手段によって第2の特徴点を選択する際、前記選択手段によって先に選択された第1の特徴点の位置から所定の範囲内にある特徴点を示す情報を選択するように選択できる範囲を制限することを特徴とする請求項10に記載の距離測定装置。 - 前記選択手段は、前記測距手段によって2点間の距離を測定する際の起点となる第1の特徴点を選択した後、終点となる第2の特徴点を選択し、
前記選択手段によって前記第1の特徴点を選択する時と、前記第2の特徴点を選択する時とで、前記検出手段によって検出する特徴点の特徴点評価値の所定の範囲、又は前記表示制御手段によって表示制御する特徴点を示す情報の特徴点評価値の所定の範囲を変更する特徴点評価値範囲変更手段を更に備えたことを特徴とする請求項2〜11の何れかに記載の距離測定装置。 - 前記表示制御手段は、前記測距手段によって測定された2点の特徴点間の距離を表示手段に表示させる距離表示手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜12の何れかに記載の距離測定装置。
- 前記表示制御手段は、前記画像取得手段によって得られた画像を前記表示手段に表示し、前記検出手段によって特徴点が検出された位置と同じ位置に該特徴点を示す情報を表示させることを特徴とする請求項1〜13の何れかに記載の距離測定装置。
- 前記測距手段は、前記選択手段によって選択された特徴点を示す情報に対応した特徴点の2点間の実寸距離を測定することを特徴とする請求項1〜14の何れかに記載の距離測定装置。
- 2つの撮像素子により基線長の異なる一対の画像を撮像する撮像手段を更に備え、
前記画像取得手段は、前記撮像手段によって撮像された一対の画像を取得し、
前記測距手段は、前記画像取得手段によって得られた基線長の異なる一対の画像から、前記選択手段によって選択された特徴点を示す情報に対応する特徴点の視差を測定し、2点間の距離を測定することを特徴とする請求項15に記載の距離測定装置。 - 画像内における2点間の距離の測定をコンピュータに実行させる距離測定プログラムであって、
画像を取得する画像取得ステップと、
前記画像取得ステップによって得られた画像から複数の特徴点を検出する検出ステップと、
前記検出ステップによって検出された特徴点を示す情報を表示手段に表示させる表示制御ステップと、
前記表示制御ステップによって表示された情報から2つを選択する選択ステップと、
前記選択ステップによって選択された特徴点を示す情報に対応した特徴点の2点間の距離を求める測距ステップと、
をコンピュータに実行させる距離測定プログラム。
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