JP2009222310A - 微粉炭バーナ - Google Patents

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Abstract

【課題】
微粉炭バーナの小型化が図れ、又製作が容易で、経時的に機械誤差の生じない微粉炭バーナを提供する。
【解決手段】
炉壁1に設けられるバーナスロート2の中心軸心上にノズル本体25,26が設けられ、該ノズル本体の先端部に2次空気調整装置32が設けられた微粉炭バーナ21であって、前記2次空気調整装置は2次空気に旋回を与える様、前記ノズル本体の周りに複数配設されたベーン34,36と、前記ノズル本体に外嵌した回転筒35と、該回転筒を回転させる駆動機構37,38,39とを具備し、前記回転筒の回転により前記ベーンの周方向の位置又は該ベーンの角度が変更される様構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明はボイラ火炉の壁面に設けられ、微粉炭等の燃料を燃焼させる微粉炭バーナに関するものである。
図6に於いて、従来の微粉炭バーナの概略を説明する。
炉壁1にバーナスロート2が設けられ、前記炉壁1の外側には、隔壁3によって入側通路4と出側通路5に区画されたウインドボックス6が取付けられ、ウインドボックス6には空気ダンパ7を備えた空気供給口8が設けられ、前記出側通路5にはアウタ空気ベーン9が設けられ、且つ、該アウタ空気ベーン9の出側がフローデバイダ11によってインナ空気通路12とアウタ空気通路13に分割されて、前記インナ空気通路12の入側にインナ空気ベーン14が取付けられている。
前記アウタ空気ベーン9は全周所要等分した位置に配設され、リンク機構で連結され、全ての前記アウタ空気ベーン9が同期して開度角を調整される様になっている。前記インナ空気ベーン14も、前記アウタ空気ベーン9と同様であり、全周所要等分した位置に配設され、リンク機構で連結され、全ての前記インナ空気ベーン14が同期して開度角を調整される様になっている。
前記アウタ空気ベーン9、前記インナ空気ベーン14の開度角を調整することで、アウタ空気、インナ空気の旋回の強さを調整可能となっている。
前記ウインドボックス6の軸心位置には火炉内へ向けて微粉炭等の燃料15を1次空気と共に噴射する為の燃料噴射ノズル16が貫通配置されている。尚、図中11aはインナ空気、11bはアウタ空気である。
空気ファン(図示せず)が駆動され、空気が前記空気供給口8を介して前記ウインドボックス6に供給され、前記入側通路4から前記出側通路5へと流れて前記アウタ空気ベーン9で旋回力を与えられ、空気の一部が前記インナ空気ベーン14により流入量及び旋回力を同時に調整されて前記インナ空気通路12へ入り、残りが前記アウタ空気通路13へ入り、それぞれ前記インナ空気通路12及び前記アウタ空気通路13から前記インナ空気11a、前記アウタ空気11bとして火炉内へ噴射され、前記燃料噴射ノズル16から火炉内へ噴射された前記燃料15と混合されて燃焼される。
上記した従来の微粉炭バーナでは、前記燃料噴射ノズル16の周囲に、前記インナ空気ベーン14、更にその周囲に前記アウタ空気ベーン9が設けられ、更に該アウタ空気ベーン9の周囲には該アウタ空気ベーン9にアウタ空気を流入させる為の前記出側通路5が形成される構成であるので、微粉炭バーナの径が大きくなり、該微粉炭バーナを複数設ける場合に該微粉炭バーナ間の間隔が大きくなり、ボイラが大型化する。
又、前記アウタ空気ベーン9、前記インナ空気ベーン14はそれぞれリンク機構で連結されているので、ガタツキなく、精度よく組立てるには部品の高い加工精度、更に熟練工による微妙な組立て調整が必要である。
更に、前記リンク機構では経時的にガタツキが大きくなることが避けられず、設定当初と旋回強度が大きく異ってしまうという問題があった。
特開平7−233914号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、微粉炭バーナの小型化が図れ、又製作が容易で、経時的に機械誤差の生じない微粉炭バーナを提供するものである。
本発明は、炉壁に設けられるバーナスロートの中心軸心上にノズル本体が設けられ、該ノズル本体の先端部に2次空気調整装置が設けられた微粉炭バーナであって、前記2次空気調整装置は2次空気に旋回を与える様、前記ノズル本体の周りに複数配設されたベーンと、前記ノズル本体に外嵌した回転筒と、該回転筒を回転させる駆動機構とを具備し、前記回転筒の回転により前記ベーンの周方向の位置又は該ベーンの角度が変更される様構成した微粉炭バーナに係るものである。
又本発明は、前記2次空気調整装置は、前記回転筒と同心に設けられたベーン支持外筒を有し、前記ベーンは前記ベーン支持外筒に固定された固定ベーンと前記回転筒に固定された可動ベーンとから成り、前記固定ベーンと前記可動ベーンは周方向に交互に配設され、前記回転筒の回転により前記可動ベーンの周方向の位置が変更される微粉炭バーナに係るものである。
又本発明は、前記2次空気調整装置は、前記回転筒と同心に設けられたベーン支持外筒を有し、前記回転筒は複数の独立して回転可能な多重筒であり、前記ベーンは前記ベーン支持外筒に固定された固定ベーンと前記各回転筒にそれぞれ固定された可動ベーンとから成り、前記固定ベーンと前記可動ベーンは周方向に交互に配設され、前記各回転筒の回転により前記回転筒毎に前記可動ベーンの周方向の位置が変更される微粉炭バーナに係るものである。
又本発明は、前記ベーンは半径方向に延出するベーン支持軸を介して回転自在に設けられ、該ベーン支持軸の基部に角度調整ギアが設けられ、該角度調整ギアと前記回転筒の炉心側端部とが噛合し、前記回転筒の回転により前記ベーンの角度が変更される微粉炭バーナに係るものである。
又本発明は、前記回転筒の後端部に円筒ギアが形成され、該円筒ギアに駆動ギアが噛合され、該駆動ギアは、前記ノズル本体の軸心と平行に配設され回転自在に支持されたベーン回動軸に嵌着され、該ベーン回動軸が動力装置で回転される様構成した微粉炭バーナに係るものである。
更に又本発明は、前記ノズル本体は円筒形状であり、ウインドボックスは前記ノズル本体と同心に設けられた円筒又は矩形形状である微粉炭バーナに係るものである。
本発明によれば、炉壁に設けられるバーナスロートの中心軸心上にノズル本体が設けられ、該ノズル本体の先端部に2次空気調整装置が設けられた微粉炭バーナであって、前記2次空気調整装置は2次空気に旋回を与える様、前記ノズル本体の周りに複数配設されたベーンと、前記ノズル本体に外嵌した回転筒と、該回転筒を回転させる駆動機構とを具備し、前記回転筒の回転により前記ベーンの周方向の位置又は該ベーンの角度が変更される様構成したので、複雑なリンク機構を用いることなく、前記ベーンの姿勢を変更でき、簡潔な構造で、而も経時的なガタツキの発生がない。
又本発明によれば、前記2次空気調整装置は、前記回転筒と同心に設けられたベーン支持外筒を有し、前記ベーンは前記ベーン支持外筒に固定された固定ベーンと前記回転筒に固定された可動ベーンとから成り、前記固定ベーンと前記可動ベーンは周方向に交互に配設され、前記回転筒の回転により前記可動ベーンの周方向の位置が変更されるので、可動部は前記回転筒のみであり、構成が簡単であり、而も経時的なガタツキの発生がなく、又ガタツキはベーンの角度に影響することがない。
又本発明によれば、前記2次空気調整装置は、前記回転筒と同心に設けられたベーン支持外筒を有し、前記回転筒は複数の独立して回転可能な多重筒であり、前記ベーンは前記ベーン支持外筒に固定された固定ベーンと前記各回転筒にそれぞれ固定された可動ベーンとから成り、前記固定ベーンと前記可動ベーンは周方向に交互に配設され、前記各回転筒の回転により前記回転筒毎に前記可動ベーンの周方向の位置が変更されるので、前記2次空気調整装置による旋回流の調整が多様となり、又可動部は前記回転筒のみで構成が簡単であり、而も経時的なガタツキの発生がなく、経時的にベーンの角度が変化することがない。
又本発明によれば、前記ベーンは半径方向に延出するベーン支持軸を介して回転自在に設けられ、該ベーン支持軸の基部に角度調整ギアが設けられ、該角度調整ギアと前記回転筒の炉心側端部とが噛合し、前記回転筒の回転により前記ベーンの角度が変更されるので、簡単な構成で全ての前記ベーンを同期して回転でき、所望の角度に設定でき、又可動部は前記回転筒と前記ベーン支持軸のみで構成が簡単であり、而も経時的なガタツキの発生がない。
又本発明によれば、前記回転筒の後端部に円筒ギアが形成され、該円筒ギアに駆動ギアが噛合され、該駆動ギアは、前記ノズル本体の軸心と平行に配設され回転自在に支持されたベーン回動軸に嵌着され、該ベーン回動軸が動力装置で回転される様構成したので、回転機構のみで前記回転筒を回転させ得、構成が簡単で、調整も容易である。
更に又本発明によれば、前記ノズル本体は円筒形状であり、ウインドボックスは前記ノズル本体と同心に設けられた円筒又は矩形形状であるので、前記2次空気調整装置に流入する2次空気の方向は前記ノズル本体の軸心と平行であり、前記2次空気調整装置の外径を小さくでき、前記微粉炭バーナをコンパクトにできる等の優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
図1〜図3は本発明の第1の実施の形態を示している。
炉壁1にはバーナスロート2が設けられ、前記炉壁1の外面には前記バーナスロート2と対応した位置にバーナ支持部20が設けられている。該バーナ支持部20に微粉炭バーナ21が支持されている。
前記バーナ支持部20に円筒形状のウインドボックス22が支持され、該ウインドボックス22は前記バーナスロート2と同心に配置されている。
前記ウインドボックス22の後端(図1中左端、以下炉心側を前、炉心から離反する側を後ろとする)に後端板23が取付けられ、該後端板23に前記ウインドボックス22と同心にバーナノズル保持筒24が設けられる。尚、前記ウインドボックス22は円筒形状でなく、箱状であってもよい。
前記バーナノズル保持筒24に外筒ノズル25が貫通して設けられ、該外筒ノズル25の内側に該外筒ノズル25と同心に内筒ノズル26、該内筒ノズル26の中心線上にオイルバーナ27が配設されている。前記外筒ノズル25、前記内筒ノズル26、前記オイルバーナ27によってノズル本体30が構成される。
前記外筒ノズル25、前記内筒ノズル26、前記オイルバーナ27の前端は、前記バーナスロート2の最小径部に位置し、前記外筒ノズル25の後端部は前記後端板23より後方に突出し、前記内筒ノズル26は前記外筒ノズル25の後端より後方に突出し、前記オイルバーナ27は前記内筒ノズル26の後端を後方に貫通している。
前記ウインドボックス22には2次空気導入管28が連通され、前記外筒ノズル25の後端部には1次空気導入管29が連通され、前記内筒ノズル26の後端部には3次空気導入管31が連通されている。
前記2次空気導入管28は押込み通風機(図示せず)に接続され、前記ウインドボックス22に2次空気を導入し、前記3次空気導入管31は前記2次空気の一部を取込み、前記内筒ノズル26内部に導入する。前記1次空気導入管29は微粉炭機(図示せず)を介して前記押込み通風機(図示せず)に接続され、前記1次空気導入管29より微粉炭を含む1次空気が前記外筒ノズル25に導入される様になっている。
該外筒ノズル25の先端部外周には、2次空気調整装置32が同心に設けられる。
該2次空気調整装置32を、図2、図3を参照して説明する。
前記ウインドボックス22と同心に、ベーン支持外筒33が前記バーナ支持部20に取付けられ、前記ベーン支持外筒33には中心方向に突出する固定ベーン34が円周所要等分した位置(図示では6等分した位置)に設けられている。
前記外筒ノズル25の前記ベーン支持外筒33に対向した位置に、回転筒35が回転自在に外嵌され、該回転筒35には半径方向に突出し、円周所要等分した位置(図示では6等分した位置)に可動ベーン36が設けられている。
前記固定ベーン34についての等分数と前記可動ベーン36についての等分数とは、同一となっており、図3に示される様に、前記固定ベーン34と前記可動ベーン36とは、交互に配置される。又、前記固定ベーン34、前記可動ベーン36は軸心に対して所定の角度傾斜され、通過する2次空気に所要の旋回流を与える様になっている。尚、固定ベーン34及び可変ベーン36は、平板であっても湾曲していても良い。
前記回転筒35の後端部の外周面には外歯が刻設され、前記回転筒35の後端部は円筒ギア37となっており、後述する駆動ギア38と噛合している。
前記後端板23を回転自在に貫通するベーン回動軸39の前端部は、軸受ブロック41を介して前記ウインドボックス22に回転自在に支持されている。前記ベーン回動軸39の前端部に前記駆動ギア38が嵌着され、前記ベーン回動軸39の後端部は、モータ等の動力装置に連結されている。ここで、前記円筒ギア37、前記駆動ギア38、前記ベーン回動軸39、前記動力装置等は前記回転筒35を回転させる為の駆動機構を構成する。
前記燃料噴射ノズル16から微粉炭が1次空気と共に噴出され、更に2次空気が前記ウインドボックス22から前記2次空気調整装置32を経て旋回流を与えられて噴出され、微粉炭と混合し、微粉炭が燃焼される。
以下、前記2次空気調整装置32による旋回流の調整作動について説明する。
図3は、2次空気に与える旋回流を最も強くした状態を示している。
旋回流を最も弱くする場合は、図示しない動力装置により、前記ベーン回動軸39を回転させる。前記駆動ギア38、前記円筒ギア37を介して前記回転筒35と一体に前記可動ベーン36を回転させ、前記固定ベーン34と前記回転筒35とを密着させる。
前記固定ベーン34と前記回転筒35とを密着させることで、前記固定ベーン34と前記可動ベーン36とは見かけ上、1枚のベーンとなり、該ベーンによって与えられる旋回流は弱くなる。
又、前記固定ベーン34と前記可動ベーン36とが等間隔に位置する状態(旋回流最大)から密着する状態(旋回流最小)迄、該可動ベーン36の位置を変更することで、旋回流は最大から最小に変化し、前記可動ベーン36の位置を適宜選択することで、所望の旋回流が得られる。
尚、本発明では前記固定ベーン34と前記可動ベーン36の傾斜角はそれぞれ固定であり、経時的に傾斜角にバラツキが生じることはない。又、機構上、前記可動ベーン36の位置に影響を与えるものは、前記駆動ギア38と前記円筒ギア37のバックラッシュだけであり、経時的変化が旋回流に与える影響は極めて小さい。
図4は本発明の第2の実施の形態を示すものである。
上記第1の実施の形態に於いて、前記回転筒35を複数多重筒、例えば、2重筒として設け、各ベーン支持内筒にそれぞれ可動ベーンを固定し、又各ベーン支持内筒を独立して回転させる様にすれば、見かけ上ベーンの枚数を3〜2〜1と変化させることができ、より多様な2次空気の旋回流の調整が可能となる。
以下、前記回転筒35を2重筒とした場合を説明する。
該回転筒35に第2回転筒43を回転自在に外嵌する。該第2回転筒43は前記回転筒35より軸長が短く、該回転筒35は両端部が前記第2回転筒43より突出する。
該第2回転筒43の後端部に第2円筒ギア44を形成し、該第2円筒ギア44に第2駆動ギア45を噛合させる。該第2駆動ギア45が嵌着される第2ベーン回動軸46は、ベーン回動軸39とは独立して回転可能に支持される。例えば、該ベーン回動軸39を中空軸とし、前記第2ベーン回動軸46を前記ベーン回動軸39に回転自在に貫通させる。又、前記第2ベーン回動軸46は図示しない動力装置に連結し、前記ベーン回動軸39、前記第2ベーン回動軸46は動力装置によって独立して回転される様になっている。
前記回転筒35の先端部に前記可動ベーン36が固着され、該可動ベーン36は前記第2回転筒43と干渉しない様に下端の半幅が切欠かれている。前記第2円筒ギア44の先端部に第2可動ベーン47が固着され、該第2可動ベーン47の前側の半幅が浮いた状態となっている。
尚、図示していないが、固定ベーン34がベーン支持外筒33に固定されていることは、第1の実施の形態と同様であり、前記固定ベーン34,34の間に前記可動ベーン36、前記第2可動ベーン47が配設されることになる。
而して、前記ベーン回動軸39、前記第2ベーン回動軸46を独立して回転することで、前記回転筒35、前記第2回転筒43を介して前記可動ベーン36、前記第2可動ベーン47が回転し、見かけ上ベーンの枚数を3〜2〜1と変化させることができる。
図5は本発明の第3の実施の形態を示すものである。
全てのベーン48を半径方向に延出するベーン支持軸49により回転自在に支持し、該ベーン支持軸49の基部に角度調整ギア51を嵌着する。
外筒ノズル25に回転筒52を回転自在に設け、該回転筒52の後端部に円筒ギア37を形成し、前記回転筒52の前端面に端面ギア53を形成し、該端面ギア53を全ての前記角度調整ギア51に噛合させる。
前記ベーン支持軸49を介して駆動ギア38を回転させ、前記回転筒52を介して前記角度調整ギア51が回転される。該角度調整ギア51、前記ベーン支持軸49と一体に全ての前記ベーン48が同期して回転される。従って、前記回転筒52の回転位置を調整することで、前記ベーン48の角度が調整でき、2次空気の旋回流の強さが調整できる。
本発明の実施の形態に係る微粉炭バーナの断面図である。 該微粉炭バーナに於ける2次空気調整装置の拡大図である。 該微粉炭バーナの側面図である。 本発明の第2の実施の形態に於ける2次空気調整装置の拡大図である。 本発明の第3の実施の形態に於ける2次空気調整装置の拡大図である。 従来の微粉炭バーナを示す説明図である。
符号の説明
1 炉壁
2 バーナスロート
21 微粉炭バーナ
24 バーナノズル保持筒
25 外筒ノズル
26 内筒ノズル
27 オイルバーナ
32 2次空気調整装置
33 ベーン支持外筒
34 固定ベーン
35 回転筒
36 可動ベーン
37 円筒ギア
38 駆動ギア
39 ベーン回動軸
43 第2回転筒
44 第2円筒ギア
45 第2駆動ギア
46 第2ベーン回動軸
47 第2可動ベーン
51 角度調整ギア
52 回転筒
53 端面ギア

Claims (6)

  1. 炉壁に設けられるバーナスロートの中心軸心上にノズル本体が設けられ、該ノズル本体の先端部に2次空気調整装置が設けられた微粉炭バーナであって、前記2次空気調整装置は2次空気に旋回を与える様、前記ノズル本体の周りに複数配設されたベーンと、前記ノズル本体に外嵌した回転筒と、該回転筒を回転させる駆動機構とを具備し、前記回転筒の回転により前記ベーンの周方向の位置又は該ベーンの角度が変更される様構成したことを特徴とする微粉炭バーナ。
  2. 前記2次空気調整装置は、前記回転筒と同心に設けられたベーン支持外筒を有し、前記ベーンは前記ベーン支持外筒に固定された固定ベーンと前記回転筒に固定された可動ベーンとから成り、前記固定ベーンと前記可動ベーンは周方向に交互に配設され、前記回転筒の回転により前記可動ベーンの周方向の位置が変更される請求項1の微粉炭バーナ。
  3. 前記2次空気調整装置は、前記回転筒と同心に設けられたベーン支持外筒を有し、前記回転筒は複数の独立して回転可能な多重筒であり、前記ベーンは前記ベーン支持外筒に固定された固定ベーンと前記各回転筒にそれぞれ固定された可動ベーンとから成り、前記固定ベーンと前記可動ベーンは周方向に交互に配設され、前記各回転筒の回転により前記回転筒毎に前記可動ベーンの周方向の位置が変更される請求項1の微粉炭バーナ。
  4. 前記ベーンは半径方向に延出するベーン支持軸を介して回転自在に設けられ、該ベーン支持軸の基部に角度調整ギアが設けられ、該角度調整ギアと前記回転筒の炉心側端部とが噛合し、前記回転筒の回転により前記ベーンの角度が変更される請求項1の微粉炭バーナ。
  5. 前記回転筒の後端部に円筒ギアが形成され、該円筒ギアに駆動ギアが噛合され、該駆動ギアは、前記ノズル本体の軸心と平行に配設され回転自在に支持されたベーン回動軸に嵌着され、該ベーン回動軸が動力装置で回転される様構成した請求項1〜請求項4のいずれか1の微粉炭バーナ。
  6. 前記ノズル本体は円筒形状であり、ウインドボックスは前記ノズル本体と同心に設けられた円筒又は矩形形状である請求項1の微粉炭バーナ。
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