JP2009222217A - サーモバルブ及び該サーモバルブを備えた熱媒体回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 熱媒体が流れる熱媒体回路に介装されるサーモバルブ(1、100、200、300)であって、熱媒体の流れに沿った方向に動作される弁体と、熱媒体の温度に応じた熱応動動作を利用して前記弁体を熱媒体の流れに沿った方向に開閉駆動する感温可動部(2)と、を備え、熱媒体の温度に応じて熱媒体の流れを制御するものにおいて、前記弁体を、前記感温可動部(2)の熱応動動作に連動して伸縮することによる巻線部の間隙変化によって熱媒体の流路の通過断面積が増減されて開閉動作されるコイルスプリング弁体(3、103、203、230、303)により構成する。
【選択図】図1
Description
状態と、のいずれかを必要に応じて確保することができるエンジン冷却系システムが開示されている。
熱媒体が流れる熱媒体回路に介装されると共に、
熱媒体の流路に沿った方向に動作される弁体と、熱媒体の温度に応じた熱応動動作を利用して前記弁体を熱媒体の流路に沿った方向に開閉駆動する感温可動部と、を備え、
熱媒体の温度に応じて熱媒体の流れを制御するサーモバルブであって、
前記弁体が、前記感温可動部の熱応動動作に連動して伸縮することによる巻線部の間隙変化により熱媒体の流路の通過断面積が増減されて開閉動作されるコイルスプリング弁体により構成されることを特徴とする。
熱媒体が流れる熱媒体回路に介装され、熱媒体の温度に応じて熱媒体の流れを制御するサーモバルブであって、
熱媒体の温度に応じた熱応動動作を利用して、弁体を開閉駆動する感温可動部と、
熱媒体が流れる流路を有すると共に、当該流路の内側に突き出し前記感温可動部の一部を支持固定する支持部を有する第1ハウジングと、
熱媒体が流れる流路を有すると共に、当該流路の内側に突き出し前記感温可動部の進退移動部分を支持案内する案内部を有する第2ハウジングと、
前記支持部と前記案内部の中間位置に形成される弁室に配置され、前記感温可動部の熱応動動作に連動して伸縮されることによる巻線部の間隙変化により熱媒体の流路の通過断面積が増減されて開閉動作されるコイルスプリング弁体と、
を含んで構成されることを特徴とする。
これにより、特許文献1や特許文献2に示されるような従来のサーモバルブのように、主弁体が円盤状の形態をとっており、流通する熱媒体の流れを遮るように配置されていて、入口側開口部から出口側開口部に向けた熱媒体の流通に対して、主弁体が障害物となるように立ち塞がり、開弁状態においても(わずかな感温用リーク孔による流通を除いて)、熱媒体の流れの主要なる部分は、主弁体の外形部分を迂回して流通しなければならないということがないので、熱媒体はよりスムーズに直線的な流れとなり、熱媒体の流通の抵抗(=圧力損失)を低減する効果を奏することができる。
前記第2ハウジングが、熱媒体が流れる流路と、当該流路の内壁から伸びるアームと、当該アームに支持され前記感温可動部の進退移動部材を支持案内する支持案内部と、が一体成形により形成されることを特徴とすることができる。
熱媒体が流れる流路と、前記アームと、前記支持案内部と、を有する第2ハウジングと、を射出成形等により一体成形するものとすれば、製造容易であると共に組立容易であり、低コスト化を図ることができ、以って本発明に係るサーモバルブの採用可能性を高めることができる。
前記弁室内には、前記感温可動部の熱応動動作に連動して開閉動作する他のコイルスプリング弁体が備えられ、
前記感温可動部により複数のコイルスプリング弁体を開閉駆動して、熱媒体の分岐の分配比或いは合流の混合比を制御可能に構成されたことを特徴とすることができる。
前記コイルスプリング弁体を通過する熱媒体の瞬間流量が閾値を越えた場合に、該コイルスプリング弁体が定流量弁として機能するように、前後差圧に応じて前記感温可動部の熱応動とは独立に伸縮動作することを特徴とすることができる。
本実施例に係るサーモバルブ1は、内燃機関などを冷却するために循環している熱媒体を流通させて熱交換したり、ボイラー等の熱源で温められた熱媒体を流通させて熱交換する端末装置(自動車用ヒーターコアや建物の暖房用ラジエータコアなど)を含む熱媒体回路内に配設されることができる。
感温可動部2は、熱媒体の温度を感知して膨張収縮するワックス等の熱膨張体を内封した温度感知部2B延いてはその延在部2C(これらが進退移動部分に相当)を備え、この温度感知部2Bから、当該温度感知部2B及びその延在部2C内の熱膨張体の熱膨張収縮に応じて図1(A)中上下方向に沿って伸縮するピストンロッド2Aが突出している。
第2ハウジング20は、図1(A)や図1(C)に示すように、熱媒体回路に接続される開口部21を有し、内壁から伸びるアーム22に略一体的に取り付けられ前記感温可動部2の温度感知部2Bの延在部2Cを摺動自在に支持しピストンロッド2Aの伸縮に応じて図1(A)中上下方向に沿って移動する当該温度感知部2Bの延在部2Cを移動自在にガイドするガイド部(案内部)23を備えて構成されている。
一方、コイルスプリング弁体3の大径側は、第2ハウジング20に設けられる段差部分である段部24で支持されるように配設されている。
なお、コイルスプリング弁体3は、圧縮されるに従いスプリング線材間の間隙が小さくなって閉弁状態へと移行し、かかる閉弁状態から伸びるに従いスプリング線材間の間隙が大きくなって開弁状態へと移行するように機能する。
すなわち、例えば、第2ハウジング20にコイルスプリング弁体3を挿入して収容させ、コイルスプリング弁体3の大径側を第2ハウジング20の段部24に載置しておく。
そして、感温可動部2の延在部2Cの図2中下方部を、コイルスプリング弁体3の小径側、更には第2ハウジング20のガイド部23に挿通させ、かかる状態で第1ハウジング10を蓋をするように持ち来し、第1ハウジング10の接合フランジ部14と、第2ハウジング20の接合ハウジング部25と、を接合することで、サーモバルブ1は組み立てられることができる。
但し、組み立て方法及び手順は、上記に限らず、適宜変更可能である。
なお、第1ハウジング10や第2ハウジング20は、例えば、樹脂成型品とすることができ、接着剤による接合、超音波溶着、レーザー溶着による接合などの適宜の接合方法を採用することができるものである。
以上で説明したように、本実施例に係るコイルスプリング弁体3を利用したサーモバルブ1によれば、極めて簡単な構成とすることができる。従来のサーモバルブよりも部品点数が少なくて済み、組み立て工数も削減できるので、低コスト化を図ることができる。
図1(A)は、熱媒体が比較的低温である場合を示しており、かかる場合には、感温可動部2の温度感知部2B及びその延在部2C内の熱膨張体は収縮して、ピストンロッド2Aも収縮している。このため、感温可動部2の段部2Dと、第2ハウジング20の段部24と、の図1(A)中上下方向における距離は比較的大きくなっており、この間に配設されているスプリング弁体3も伸びた状態となっているため、略円錐台形状に巻回されているスプリング弁体3のスプリング線材の間隙も所定に広がった状態となっている。
従って、例えば、第1ハウジング10の開口部11から熱媒体が流入しようとしている場合には、図1(A)に示すように、スプリング弁体3のスプリング線材の間隙を熱媒体が通過して、第2ハウジング20の開口部21から熱媒体が流出するように、サーモバルブ1は開弁作動することになる。
なお、かかる閉弁状態のときに、コイルスプリング弁体3のスプリング線材の間隙を熱媒体が所定量流れるように、例えば、スプリング線材の密着度合いや間隙を調整することができる。
なお、本実施例では、熱媒体の流れ方向を図1中上方から下方へ向かうものとして例示したが、これに限定されるものではなく、熱媒体の流れ方向を図1中下方から上方へ向かうようにサーモバルブ1を配設することも可能である。
本実施例2に係るサーモバルブ100も、実施例1と同様に、内燃機関などを冷却するために循環している熱媒体を流通させて熱交換したり、ボイラー等の熱源で温められた熱媒体を流通させて熱交換する端末装置(自動車用ヒーターコアや建物の暖房用ラジエータコアなど)を含む熱媒体回路内に配設されることができる。
本実施例においては、図3(A)が低温状態(閉弁状態)を示し、図3(B)は高温状態(開弁状態)を示している。
本実施例では、第1ハウジング10、第2ハウジング20、感温可動部2の構造及び取り付け配置などについては実施例1と同様とすることができ、略円錐台形状に巻回されたコイルスプリング弁体103が、図3(B)に示すように、第1ハウジング10の段部15と、感温可動部2の温度感知部2Bのピストンロッド2A側の端部と、の間に、略円錐台形状の小径側が温度感知部2Bのピストンロッド2A側の端部に対面し大径側が段部15に対面するように配設されている。
すなわち、例えば、第2ハウジング20にリターンスプリング130を挿入して収容させ、リターンスプリング130の大径側を第2ハウジング20の段部24に載置しておく。
そして、感温可動部2の延在部2Cの図3中下方部を、リターンスプリング130の小径側、更には第2ハウジング20のガイド部23に挿通させ、かかる状態でコイルスプリング弁体103を感温可動部2の上に載置すると共に、第1ハウジング10を蓋をするように持ち来し、第1ハウジング10の接合フランジ部14と、第2ハウジング20の接合ハウジング部25と、を接合することで、サーモバルブ1は組み立てられることができる。
但し、組み立て方法及び手順は、上記に限らず、適宜変更可能である。第1ハウジング10の接合フランジ部14と第2ハウジング20の接合ハウジング部25の接合方法等については、実施例1と同様とすることができる。
図3(A)は、熱媒体が比較的低温である場合を示しており、かかる場合には、感温可動部2の温度感知部2B及びその延在部2C内の熱膨張体は収縮していると共に、温度感知部2Bはリターンスプリング130により図3(A)中上方に押圧付勢されているため、ピストンロッド2Aも収縮している。このため、第1ハウジング10の段部15と、感温可動部2の温度感知部2Bのピストンロッド2A側の端部と、の間に配設されているコイルスプリング弁体103は圧縮され、そのスプリング線材の間隙は所定に狭められて閉弁状態となっている。
なお、かかる閉弁状態であっても、感温可動部2の温度感知部2B及びその延在部2Cが熱媒体の温度を感知することができるように、温度感知部2B及びその延在部2Cの方向への所定量の熱媒体の通過は許容されることができる。
ところで、本実施例では、熱媒体の流れ方向を図3中上方から下方へ向かうものとして例示したが、これに限定されるものではなく、熱媒体の流れ方向を図3中下方から上方へ向かうようにサーモバルブ100を配設することも可能である。
本実施例に係るサーモバルブ200は三方弁であるが、実施例1と同様、内燃機関などを冷却するために循環している熱媒体を流通させて熱交換したり、ボイラー等の熱源で温められた熱媒体を流通させて熱交換する端末装置(自動車用ヒーターコアや建物の暖房用ラジエータコアなど)を含む熱媒体回路内に配設されることができる。
本実施例においては、図4(A)が低温状態(閉弁状態)を示し、図4(B)は高温状態(開弁状態)を示している。
本実施例では、第2ハウジング220が2つの第1開口部221、第2開口部222を有しているが、第1ハウジング10、感温可動部2の構造及び取り付け配置などについては実施例1、実施例2と同様であり、また実施例2と同様に、略円錐台形状に巻回されたコイルスプリング弁体203が、図4(B)に示すように、第1ハウジング10の段部15と、感温可動部2の温度感知部2Bのピストンロッド2A側の端部と、の間に、略円錐台形状の小径側が温度感知部2Bのピストンロッド2A側の端部に対面し大径側が段部15に対面するように配設されている。
図4(A)は、熱媒体が比較的低温である場合を示しており、かかる場合には、感温可動部2の温度感知部2B及びその延在部2C内の熱膨張体は収縮していると共に、温度感知部2Bはリターンスプリングとして機能するコイルスプリング弁体230により図4(A)中上方に押圧付勢されているため、ピストンロッド2Aは収縮している。このため、第1ハウジング10の段部15と、感温可動部2の温度感知部2Bのピストンロッド2A側の端部と、の間に配設されているコイルスプリング弁体203は圧縮され、そのスプリング線材の間隙は所定に狭められて閉弁状態となっている。一方、コイルスプリング弁体230は開弁状態となっている。
或いは、例えば、第2ハウジング220の第2開口部222から熱媒体が流入して、第1ハウジング10の開口部11側と、第2ハウジング220の第1開口部221側と、に流れを分けるように配設されている場合(分流の場合)は、熱媒体は、第1ハウジング10の開口部11側への流出は制限され、第2ハウジング220の第1開口部221側へ主に流れるように、サーモバルブ200は作動することになる。
或いは、例えば、第2ハウジング220の第2開口部222から熱媒体が流入して、第1ハウジング10の開口部11側と、第2ハウジング220の第1開口部221側と、に流れを分けるように配設されている場合(分流の場合)は、熱媒体は、第2ハウジング220の第1開口部221側への流出は制限され、第1ハウジング10の開口部11側へ主に流れるように、サーモバルブ200は作動することになる。
また、本実施例に係るサーモバルブ200によれば、一つの感温可動部2により複数のコイルスプリング弁体を駆動制御することができるため、低コストを維持したまま、熱媒体の温度に応じて熱媒体の流れを制御可能である。
本実施例4に係るサーモバルブ300も、実施例1と同様に、内燃機関などを冷却するために循環している熱媒体を流通させて熱交換したり、ボイラー等の熱源で温められた熱媒体を流通させて熱交換する端末装置(自動車用ヒーターコアや建物の暖房用ラジエータコアなど)を含む熱媒体回路内に配設されることができる。
本実施例においては、図5(A)が低温低差圧状態(開弁状態)を示し、図5(B)が低温高差圧状態(定流量流調状態:サーモバルブを通過する熱媒体の流量がある一定の流量となるように、コイルスプリング弁体303の開度が調整され熱媒体の流量が調整制御されている状態)を示し、図5(C)は高温状態(閉弁状態)を示している。
図5(A)を用いてサーモバルブ300の構成について説明する。ここでは、他の実施例と異なる部分について説明し、同様の部分については同一の符号を付してその詳細な説明は省略するものとする。
また、第2ハウジング20の段部24に加え、その図5(A)中下側に、更に、小径の段部26が設けられている。
そして、略円錐台形状に巻回されたコイルスプリング弁体303が、図5(A)に示すように、感温可動部2の段部2Eと、第2ハウジング20の段部26と、の間に、略円錐台形状の小径側が段部2Eに対面し大径側が段部26に対面するように配設されている。
また、コイルスプリング弁体303の外周側に配設される略円錐台形状に巻回されたリターンスプリング330が、図5(A)に示すように、感温可動部2の段部2Dと、第2ハウジング20の段部24と、の間に、略円錐台形状の小径側が段部2Dに対面し大径側が段部24に対面するように配設されている。
図5(A)は、熱媒体が比較的低温で、かつ熱媒体の供給圧力が低い場合(コイルスプリング弁体303の前後における熱媒体の差圧が小さい場合)を示しており、かかる場合には、感温可動部2の温度感知部2B及びその延在部2C内の熱膨張体は収縮していると共に、温度感知部2Bはリターンスプリング330により図5(A)中上方に押圧付勢されているため、ピストンロッド2Aも収縮している。このため、段部2Eと、段部26と、の間に配設されているコイルスプリング弁体303は伸長されており、そのスプリング線材の間隙は所定に広げられて開弁状態となっている。
従って、例えば、第1ハウジング10の開口部11から熱媒体が流入しようとしている場合には、図5(A)に示すように、コイルスプリング弁体303のスプリング線材の間隙を熱媒体が通過して、第2ハウジング20の開口部21から熱媒体が流出するように、サーモバルブ300は開弁作動することになる。
すなわち、コイルスプリング弁体303の前後差圧がある一定値を越えた場合には、コイルスプリング弁体303の各巻線間の隙間による通過孔面積Sと、コイルスプリング弁体3を境にした流体の差圧の平方根ΔP1/2と、の積がほぼ一定になるように設定することができるものである。
かかる効果は、特許文献1や特許文献2に開示されるようなサーモバルブの入口側開口部から主弁体を経て出口側開口部までを直線的に配置する場合にもっとも効果の度合いが大きいが、入口側開口部の軸線と出口側開口部の軸線が屈曲していて、直線的な関係でなくても、同様の効果を得ることができる。
ところで、スプリング線材の断面形状は、耐久性、熱媒体の通過抵抗等の要求に応じて、円形状、楕円形状、三角形状、矩形状、楔形状、台形状その他の多角形状など適宜の形状とすることができる。
なお、かかる作用効果は、コイルスプリング弁体を略円錐台形状にスプリング線材を巻回した場合に限らず、略円筒状に巻回して形成した場合においても奏されるものであり、従来のような円盤状の弁体を用いたものに比べて、温度感知部2B周辺の熱媒体が澱むことなく温度感知部2B周辺の熱媒体の流速を確保することができ、以って流通中の熱媒体が温度感知部2Bと良好に接触することができ、延いては温度感知部2Bでは流通中の熱媒体の温度を素早く正確に捉えることができるものである。
すなわち、上記各実施例に係るコイルスプリング弁体を用いたサーモバルブ1、100、200、300によれば、十分な熱媒体の流量がある場合は勿論、低流量領域においても高精度で応答性の良いサーモバルブを実現することができる。
すなわち、端末装置の下流側に上記各実施例に係るサーモバルブを備えることで、該サーモバルブは、端末装置の熱需要や冷却需要の程度を測ることができるようになる。
このため、端末装置の下流側で冷却液の温度を感温するようにすれば、当該端末装置の熱需要・冷却需要の程度を測ることができるようになり、以って上記各実施例に係るサーモバルブを端末装置の下流側に配設することで端末装置の熱需要・冷却需要の変動に応じた熱媒体の分配制御が可能となる。
2 感温可動部
2A ピストンロッド
2B 温度感知部
2C 延在部
3、103、203、230、303 コイルスプリング弁体
10 第1ハウジング
11 開口部
12 アーム
13 支持部
20、220 第2ハウジング
21 開口部
22 アーム
23 ガイド部
130、330 リターンスプリング
221 第1開口部
222 第2開口部
Claims (10)
- 熱媒体が流れる熱媒体回路に介装されると共に、
熱媒体の流路に沿った方向に動作される弁体と、熱媒体の温度に応じた熱応動動作を利用して前記弁体を熱媒体の流路に沿った方向に開閉駆動する感温可動部と、を備え、
熱媒体の温度に応じて熱媒体の流れを制御するサーモバルブであって、
前記弁体が、前記感温可動部の熱応動動作に連動して伸縮することによる巻線部の間隙変化により熱媒体の流路の通過断面積が増減されて開閉動作されるコイルスプリング弁体により構成されたことを特徴とするサーモバルブ。 - 熱媒体が流れる熱媒体回路に介装され、熱媒体の温度に応じて熱媒体の流れを制御するサーモバルブであって、
熱媒体の温度に応じた熱応動動作を利用して、弁体を開閉駆動する感温可動部と、
熱媒体が流れる流路を有すると共に、当該流路の内側に突き出し前記感温可動部の一部を支持固定する支持部を有する第1ハウジングと、
熱媒体が流れる流路を有すると共に、当該流路の内側に突き出し前記感温可動部の進退移動部分を支持案内する案内部を有する第2ハウジングと、
前記支持部と前記案内部の中間位置に形成される弁室に配置され、前記感温可動部の熱応動動作に連動して伸縮されることによる巻線部の間隙変化により熱媒体の流路の通過断面積が増減されて開閉動作されるコイルスプリング弁体と、
を含んで構成されたことを特徴とするサーモバルブ。 - 前記第1ハウジングが、熱媒体が流れる流路と、当該流路の内壁から伸びるアームと、当該アームに支持され前記感温可動部の一部を支持固定する支持部と、が一体成形により形成され、
前記第2ハウジングが、熱媒体が流れる流路と、当該流路の内壁から伸びるアームと、当該アームに支持され前記感温可動部の進退移動部材を支持案内する支持案内部と、が一体成形により形成されることを特徴とする請求項2に記載のサーモバルブ。 - 請求項1〜請求項3の何れか1つに記載のサーモバルブであって、
前記コイルスプリング弁体が、所定に圧縮され潰れた状態において、スプリング線材が渦巻状に密着するように、略円錐台形状にスプリング線材を巻回して構成されたことを特徴とするサーモバルブ。 - 請求項1〜請求項4の何れか1つに記載のサーモバルブであって、
前記感温可動部の進退移動部分を原位置へ復帰させるよう付勢するリターンスプリングを備えたことを特徴とするサーモバルブ。 - 請求項1〜請求項5の何れか1つに記載のサーモバルブであって、
前記弁室を形成する前記第1ハウジング或いは第2ハウジングに、熱媒体回路の分岐或いは合流箇所が形成され、
前記弁室内には、前記感温可動部の熱応動動作に連動して開閉動作する他のコイルスプリング弁体が備えられ、
前記感温可動部により複数のコイルスプリング弁体を開閉駆動して、熱媒体の分岐の分配比或いは合流の混合比を制御可能に構成されたことを特徴とするサーモバルブ。 - 請求項1〜請求項6の何れか1つに記載のサーモバルブであって、
前記コイルスプリング弁体を通過する熱媒体の瞬間流量が閾値を越えた場合に、該コイルスプリング弁体が定流量弁として機能するように、前後差圧に応じて前記感温可動部の熱応動とは独立に伸縮動作することを特徴とするサーモバルブ。 - 請求項1〜請求項7の何れか1つに記載のサーモバルブを備えたことを特徴とする熱媒体回路。
- 請求項8に記載の熱媒体回路であって、前記サーモバルブが、熱媒体を流通させて熱交換する端末装置の下流側に配設されたことを特徴とする熱媒体回路。
- 請求項8又は請求項9に記載の熱媒体回路は、内燃機関の冷却系システム或いは建物の暖房システムにおける熱媒体回路であることを特徴とする熱媒体回路。
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