JP2009222084A - 光伝達ヒンジ構造 - Google Patents

光伝達ヒンジ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2009222084A
JP2009222084A JP2008064459A JP2008064459A JP2009222084A JP 2009222084 A JP2009222084 A JP 2009222084A JP 2008064459 A JP2008064459 A JP 2008064459A JP 2008064459 A JP2008064459 A JP 2008064459A JP 2009222084 A JP2009222084 A JP 2009222084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical element
light guide
hinge
light
guide body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008064459A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4638920B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Shigeno
安広 滋野
Hiroshi Nakagawa
浩志 中川
Takeshi Isoda
丈司 礒田
Kosuke Sasada
浩介 笹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hosiden Corp filed Critical Hosiden Corp
Priority to JP2008064459A priority Critical patent/JP4638920B2/ja
Priority to TW098104346A priority patent/TWI457507B/zh
Priority to EP09003099A priority patent/EP2101203A1/en
Priority to US12/400,179 priority patent/US7933477B2/en
Priority to KR1020090020765A priority patent/KR20090098703A/ko
Priority to CN2009101290091A priority patent/CN101534332B/zh
Publication of JP2009222084A publication Critical patent/JP2009222084A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4638920B2 publication Critical patent/JP4638920B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/3604Rotary joints allowing relative rotational movement between opposing fibre or fibre bundle ends
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

【課題】 筐体を回動操作した際にも、光通信を維持できる光伝達ヒンジ構造を提供する。
【解決手段】 第1光素子6を備えた第1筐体と、第2光素子7を備えた第2筐体とを、第1軸芯81の周りに回動可能となるよう第1ヒンジ部8を介して互いに連結すると共に、第1光素子6と第2光素子7とが、導光路体10によって光伝達可能に接続してあり、導光路体10が、屈曲部13を有すると共に、屈曲部13に対して一方側に形成した第1部位11と、他方側に形成した第2部位12とを有し、第1部位11は、その先端部15を第1光素子6に対向させつつ、第1ヒンジ部8と同軸芯状となるように第1筐体の側に配置され、第2部位12は、その先端部16を第2光素子7に対向させつつ第2筐体の側に配置する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、折り畳み式の携帯電話、ノートパソコンなどの携帯機器において、ヒンジを介して回動自在に連結されている二つの筐体間の通信を光の伝播によって行う光伝達ヒンジ構造に関する。
従来、表示部と操作部とをそれぞれ有する両筐体を開閉中心軸の周りに折り畳み自在とし、かつ、開閉中心軸に垂直な垂直回転中心軸の周りに回転自在とする二軸ヒンジを備えた携帯無線端末があった。この端末では、両筐体が相対変位した場合でも両筐体間の光通信が可能となるよう、表示部側の筐体と操作部側の筐体とに光通信素子を各々設けると共に、開閉中心軸及び垂直回転中心軸上に光信号の通光経路空間と、両中心軸の交点にミラーを設けてある。
特開2007−274057
上述の技術では、一方の光通信素子から照射された光が通光経路となる空間を通り、開閉中心軸及び垂直回転中心軸の交点に設置したミラーで反射され、他方の光通信素子に入光するという構成のため、ミラーと光通信素子との相対的な位置関係が非常に重要であり、組立てに高い精度が要求されていた。
通光経路としての空間が必要であるため、付近の電気配線の不意の移動や埃の進入により通光経路が簡単に遮られ、通信が妨げられるという問題があった。また、筐体自体の変形が通光経路の変形に直結するため、通光経路としての空間の寸法に余裕を持たせる必要があり、筐体の小型化の妨げとなる問題があった。
本発明は上記実情に鑑み、筐体を回動操作した際にも、光通信を維持できる光伝達ヒンジ構造を提供することを目的としている。
(第1特徴構成)
本発明の光伝達ヒンジ構造の特徴構成は、第1光素子を備えた第1筐体と、第2光素子を備えた第2筐体とを、第1軸芯の周りに回動可能となるよう第1ヒンジ部を介して互いに連結すると共に、前記第1光素子と前記第2光素子とが、導光路体によって光伝達可能に接続してあり、前記導光路体が、屈曲部を有すると共に、当該屈曲部に対して一方側に形成した第1部位と、他方側に形成した第2部位とを有し、前記第1部位は、その先端部を前記第1光素子に対向させつつ、前記第1ヒンジ部と同軸芯状となるように前記第1筐体の側に配置され、前記第2部位は、その先端部を前記第2光素子に対向させつつ前記第2筐体の側に配置されていることにある。
(作用効果)
本構成では、第1筐体に設置された第1光素子と第2筐体に設置された第2光素子との間の光伝播の経路として導光路体が設けられているため、光は導光路体内部を通って前記第1光素子から前記第2光素子に到達できる。よって、前記第1光素子及び第2光素子間の光伝播を確実に行える。
また、他の要素、例えば、電源などの配線部材や機器内へ侵入してきた埃が光伝播の経路に干渉する恐れがなく、安定した光通信が行える。さらに、光通信の経路が独立して設置されているため、配線部材の配線場所を自由に選択できる。したがって、前記導光路体と配線部材とが絡まり合わぬよう整理して配置することができる。この結果、配線部材の切断などが生じにくく、前記両筐体の回動角度も大きく確保できる。
本構成のヒンジ構造では、前記第1筐体と第2筐体とが第1軸芯の周りに回動可能な第1ヒンジ部を介して互いに連結されるとともに、前記導光路体が前記第1筐体に設置された前記第1光素子と前記第2筐体に設置された前記第2光素子とを光伝達可能に接続しているため、第1ヒンジ部を介して回動自在な前記両筐体間の光通信を確実に行うことができる。
前記導光路体の屈曲部に対して一方側に形成された第1部位は前記第1ヒンジ部と同軸芯状に前記第1筐体の側へ配置されていると共に、前記第1部位の先端部は前記第1光素子に対向している。一方、前記屈曲部に対して他方側に形成された第2部位は前記第2筐体の側に配置されていると共に、前記第2部位の先端部は前記第2光素子に対応している。このため、前記両筐体が前記第1ヒンジ部を介して前記第1軸芯の周りに回動操作された際に、前記導光路体は前記両筐体の回動動作に同期して前記第1軸芯の周りに回動する。したがって、安定した光通信を維持できると共に、前記両筐体の回動操作に伴う前記導光路体の損傷を抑えられる。
(第2特徴構成)
本発明の光伝達ヒンジ構造の特徴構成は、前記屈曲部に、前記第1光素子と前記第2光素子との間で光の経路を変更する反射部を備えていることにある。
(作用効果)
前記導光路体が前記第1光素子と前記第2光素子との間の光伝達を可能とすると共に、その屈曲部に光の経路を変更する反射部を備えているため、前記第1部位及び第2部位の先端部を各々前記第1光素子及び第2光素子に対向するよう前記導光路体を位置固定するだけで、前記反射部を介する反射によって前記第1光素子からの光が前記第2光素子の方向へ確実に反射され、前記両光素子間の光伝達を確実に行うことができる。
(第3特徴構成)
本発明の光伝達ヒンジ構造の特徴構成は、前記第2筐体は、前記第1ヒンジ部を構成する部材に取り付けられると共に前記第1軸芯に対して直角であって前記第2光素子への入光方向を中心とする第2軸芯の周りに回動自在な第2ヒンジ部を構成する部材に取り付けてあることにある。
(作用効果)
本構成であれば、前記第1軸芯と直交する第2軸芯の周りに回動自在な第2ヒンジ部を介して前記両筐体が前記第2軸芯の周りに回動自在となるため、前記両筐体同士を様々な姿勢に設定できる。前記第2ヒンジ部が前記第1ヒンジ部を構成する部材に取り付けられていると共に、前記第2軸芯が前記第2光素子の入光方向の中心軸(導光路体の中心軸)と一致しているため、前記両筐体が前記第2軸芯の周りに回動操作された際でも、前記第2光素子と前記導光路体との相対位置は変化しない。したがって、安定した光通信を維持できると共に、筐体の回動操作に伴う導光路体の損傷を抑えられる。
(第4特徴構成)
本発明の光伝達ヒンジ構造の特徴構成は、前記第1ヒンジ部に対する前記導光路体の取付部、及び、前記第2ヒンジ部に対する前記導光路体の取付部のうち少なくとも何れか一方が、前記導光路体を挿通保持する構造であると共に、前記導光路体の挿通部に隙間を設けたことにある。
(作用効果)
本構成によると、前記第1ヒンジ部に対する前記導光路体の取付部及び前記第2ヒンジ部に対する前記導光路体の取付部のうち少なくとも一方が前記導光路体を挿通保持する構造であって、前記導光路体の挿通部に隙間が設けられているため、前記導光路体を位置固定すると共に、前記隙間に電源配線などの配線部材を通すことができる。
[概要]
本発明の光伝達ヒンジ構造(以下、本発明装置という)は、主に携帯電話、ノートパソコンなどの折りたたみ式の携帯機器において、複数の筐体を回動自在に結合するヒンジを介して基板間の光通信を行うための光伝達ヒンジ構造である。
本発明装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
[携帯電話機本体]
本発明装置を適用した例として、折りたたみ式の携帯電話機を示す。携帯電話機本体1は、図1及び図3に示すごとく、第1光素子6を有すると共に送信側基板4が設置された第1筐体2と、第2光素子7を有すると共に受信側基板5が設置された第2筐体3と、前記両筐体2、3を第1軸芯81の周りに回動可能に連結する第1ヒンジ部8と、第1軸芯81に対して直交する第2軸芯91の周りに回動自在とする第2ヒンジ部9と、光信号の伝播経路となる導光路体10とから構成される。
操作キーにて入力操作がなされた場合、前記入力操作による信号は送信側基板4を介して第1光素子6から光信号として照射される。第1光素子6から照射された光信号は、導光路体10の第1部位11の側の先端部15より導光路体10内に入光し、第2部位12の側の先端部16から出光し、第2光素子7へと入光する。第2光素子7へ入光した光信号は、受信側基板5を介して表示部の表示内容を入力操作に応じた表示内容に変更する。
本構成によると、第1ヒンジ部8と第2ヒンジ部9を介した両筐体2、3の回動動作に拘らず、第1光素子6と第2光素子7との間の光通信を、導光路体10を介して確実に行うことができる。
前記手順とは逆に、表示内容に応じた信号が第2筐体3の側から第1筐体2の側へ送られる場合があるが、その際は、光信号が前記手順と逆の経路をたどることは何ら妨げられない。
第1光素子6及び第2光素子7に使用される発光素子としては、LED、面発光レーザ(VCSEL)などが用いられ、受光素子としては、フォトダイオードなどが用いられる。
[ヒンジ構造]
第1軸芯81の周りの回動操作及び第2軸芯91の周りの回動操作を可能にするヒンジ構造は、図2及び図3に示すごとく、第1筐体2と第2筐体3を第1軸芯81の周りに回動自在に連結する第1ヒンジ部8と、第1ヒンジ部8を構成する部材である第1回動板84に取り付けられていると共に第1軸芯81と直交する第2軸芯91の周りに前記両筐体2、3を回動自在に連結する第2ヒンジ部9とから構成される。
第1ヒンジ部8は、第1筐体2に固定された脚部83と、第1軸芯81の周りに脚部83に対して回動自在な第1回動板84と、脚部83と第1回動板84とを第1軸芯81の周りに回動可能に連結する第1ヒンジリング85及び第2ヒンジリング86とから構成される。第1ヒンジリング85には、導光路体10の第1部位11を挿通保持する円筒状の取付用第1貫通穴82が第1軸芯81に沿って設けられている。第1貫通穴82の中心軸は第1軸芯81と一致している。
第2ヒンジ部9は、第1ヒンジ部8を構成する部材である第1回動板84と、第2筐体3に固定されると共に第2軸芯91の周りに第1回動板84に対して回動自在な第2回動板93と、第1回動板84と第2回動板93とを第2軸芯91の周りに回動自在に連結する第3ヒンジリング94とから構成される。第3ヒンジリング94には、導光路体10の第2部位12を挿通保持する円筒状の取付用第2貫通穴92が第2軸芯91に沿って設けられている。第2貫通穴92の中心軸は第2軸芯91と一致している。
本構成によれば、図4(a)及び(b)に示すごとく、両筐体2、3が第1ヒンジ部8を介して第1軸芯81の周りに回動操作された際に、導光路体10は両筐体2、3の回動動作に同期して第1軸芯81の周りに回動し、第1光素子6と導光路体10との相対位置は変化しない。したがって、安定した光通信を維持できると共に、両筐体2、3の回動操作に伴う導光路体10の損傷を抑えられる。
また、図4(b)及び(c)に示すごとく、第1軸芯81の周りの回動操作に加えて、両筐体2、3が第2ヒンジ部9を介して第2軸芯91の周りに回動操作された際に、第2光素子7と導光路体10との相対位置は変化しない。したがって、安定した光通信を維持できると共に、両筐体2、3の回動操作に伴う導光路体10の損傷を抑えられる。
第1軸芯81の周りの回動操作と第2軸芯91の周りの回動操作は、第1筐体2と第2筐体3とが干渉し合わない限り、互いの回動操作を妨げるものではない。両筐体が干渉しないための措置は必要であるが、当然の設計事項であるため、ここでは説明を省略する。
[導光路体]
導光路体10は、図3に示すごとく、第1光素子6から発せられた光信号を第2光素子7の方向へ反射する反射部14を有する屈曲部13と、屈曲部13に対して一方側に形成した円筒状の第1部位11と、他方側に形成した円筒状の第2部位12とから構成されている。
第1部位11は第1筐体2の側の第1貫通穴82に挿通されており、第2部位12は第2筐体3の側の第2貫通穴92に挿通されている。屈曲部13は、第1部位11と同様に第1筐体2の側に配置されている。第1部位11と第2部位12とは直交しており、第1部位11の側の先端部15は第1光素子6に対向しており、第2部位12の側の先端部16は第2光素子7に対向している。
本構成によると、電源などの配線部材(図示しない)や機器内へ侵入してきた埃が光伝播の経路に干渉する恐れがなく、安定した光通信が行える。さらに、光通信の経路が独立して設置されているため、配線部材の配線場所を自由に選択できる。したがって、導光路体10と配線部材とが絡まり合わぬよう整理して配置することができる。この結果、配線部材の切断などが生じにくく、両筐体2、3の回動角度も大きく確保できる。
屈曲部13に備えられた反射部14は、第1光素子6からの光信号を第2光素子7の方向へ確実かつ正確に反射するため、適切に光通信を達成するには、導光路体の第1部位を第1光素子6に対向させるように、及び、第2部位を第2光素子に対向させるように、導光路体10を位置固定するだけで良い。
導光路体の素材としては、伝播する光の波長に対して透過率と屈折率とがともに高い素材であれば良く、ガラス製及びアクリル樹脂などのポリマー製としても良い。光ファイバーで構成すれば、屈曲部に関する制限が少なくなり利用の幅が広がる。
導光路体10は、その先端部15、16が第1光素子6及び第2光素子に対向していれば良く、屈曲部13の箇所数が増えても構わない。しかし、屈曲部が多くなれば、導光路体10の第1部位11を第1貫通穴82に挿通すること、又は、第2部位12を第2貫通穴92へ挿通することが困難になる場合がある。導光路体10自体の製造が困難になる場合もある。その場合には、図5(a)に示すごとく、屈曲部が一箇所であるL字型の導光路体10を連結して使用することも可能である。連結した箇所17からの光量損失低減を抑えるためには、連結した箇所17に屈折率マッチングオイルを挿入すれば良く、また、連結した箇所17における両導光路体のずれを防止するためには、例えば、図5(b)に示すごとく、その両端から両導光路体を各々挿入することでずれを生じさせないガイド部材18を追加すれば良い。
[別実施の形態]
上述した光伝達ヒンジ構造において、配線部材の配線経路としての隙間を第2ヒンジ部に確保した光伝達ヒンジ構造を例示した。図6に示すごとく、導光路体10の直径を第1ヒンジリング85の第1貫通穴82及び第3ヒンジリング94の第2貫通穴92の直径よりも小さく設定し、第1貫通穴82の直径及び第2貫通穴92の直径とそれぞれ等しい直径の円筒状のフランジ部19、20を、導光路体10の第1部位11の外周面上及び第2部位12の外周面上とに設ける。前記の両フランジ部19、20の位置は、導光路体10が第1貫通穴82及び第2貫通穴92に挿通された際に、第1貫通穴82の内周面及び第2貫通穴92の内周面に当接して保持されるよう設定されている。第2部位12の側のフランジ部20には、第2貫通穴92の内周面との間に隙間22が形成されるように凹部21が設けられている。上記以外の点は、上述の実施形態と同じであるので説明を省略する。
本構成によると、導光路体は両フランジ部19、20を介して両貫通穴に位置固定されるよう取付けられると共に、凹部21と第2貫通穴92の内周面との隙間22は、第1筐体2と第2筐体3との間の配線部材の配線経路を形成する。したがって、配線部材と導光路体10とが絡み合うことがなく、両筐体2、3の回動操作の妨げとならない。また、軸芯近傍に配線するため、前記両筐体の相対変位に際して、配線部材の伸びや捻れなどは生じにくい。
凹部の代わりにフランジ部に孔を設けて隙間を形成すること、導光路体にフランジ部を設けずに第3ヒンジリング94の内周面側に導光路体10を保持する突起を設けその突起によって隙間を構成すること、または、第3ヒンジリング94の外周面側に開口や隙間を設けることなども可能である。導光路体を挿通保持する取付部の形状は、両筐体の回動操作を妨げないと共に導光路体を保持できる形状であれば、ヒンジリングのような輪環形状に拘らない。
携帯電話機、ノートパソコン、PDA、電子手帳、電子辞書、デジタルビデオカメラ、等の複数の筐体が回動可能に結合されている電子機器において、筐体間の光通信を安定かつ確実に行うことができる光伝達ヒンジ構造が得られた。
光伝達ヒンジ構造を備えた携帯電話機本体の斜視図 光伝達ヒンジ構造の斜視図 光伝達ヒンジ構造の模式図 光伝達ヒンジ構造を備えた携帯電話機の回動動作を示す斜視図であって、(a)は携帯電話を第1軸芯の周りに180度回動した状態、(b)は(a)から第1軸芯の周りに45度程度回動した状態、(c)は(b)から第2軸芯の周り45度程度時計回りに回動した状態を示す。 (a)は複数のL字型の導光路体を接続した状態を示す斜視図で、(b)は(a)の状態の導光路体にリング部材を設置した状態を示す斜視図 凹部を有するフランジを備えた導光路体を示す斜視図 凹部を有するフランジを備えた導光路体を示す斜視図
符号の説明
2 第1筐体
3 第2筐体
6 第1光素子
7 第2光素子
8 第1ヒンジ部
9 第2ヒンジ部
10 導光路体
11 第1部位
12 第2部位
13 屈曲部
14 反射部
15 先端部
16 先端部
81 第1軸芯

Claims (4)

  1. 第1光素子を備えた第1筐体と、第2光素子を備えた第2筐体とを、第1軸芯の周りに回動可能となるよう第1ヒンジ部を介して互いに連結すると共に、
    前記第1光素子と前記第2光素子とが、導光路体によって光伝達可能に接続してあり、
    前記導光路体が、屈曲部を有すると共に、当該屈曲部に対して一方側に形成した第1部位と、他方側に形成した第2部位とを有し、
    前記第1部位は、その先端部を前記第1光素子に対向させつつ、前記第1ヒンジ部と同軸芯状となるように前記第1筐体の側に配置され、
    前記第2部位は、その先端部を前記第2光素子に対向させつつ前記第2筐体の側に配置されている光伝達ヒンジ構造。
  2. 前記屈曲部に、前記第1光素子と前記第2光素子との間で光の経路を変更する反射部を備えている請求項1に記載の光伝達ヒンジ構造。
  3. 前記第2筐体は、前記第1ヒンジ部を構成する部材に取り付けられると共に前記第1軸芯に対して直角であって前記第2光素子への入光方向を中心とする第2軸芯の周りに回動自在な第2ヒンジ部を構成する部材に取り付けてある請求項1又は2に記載の光伝達ヒンジ構造。
  4. 前記第1ヒンジ部に対する前記導光路体の取付部、及び、前記第2ヒンジ部に対する前記導光路体の取付部のうち少なくとも何れか一方が、前記導光路体を挿通保持する構造であると共に、前記導光路体の挿通部に隙間を設けてある請求項3に記載の光伝達ヒンジ構造。
JP2008064459A 2008-03-13 2008-03-13 光伝達ヒンジ構造 Expired - Fee Related JP4638920B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008064459A JP4638920B2 (ja) 2008-03-13 2008-03-13 光伝達ヒンジ構造
TW098104346A TWI457507B (zh) 2008-03-13 2009-02-11 Light transmission pivot structure
EP09003099A EP2101203A1 (en) 2008-03-13 2009-03-04 Optical transmission hinge apparatus
US12/400,179 US7933477B2 (en) 2008-03-13 2009-03-09 Optical transmission hinge apparatus
KR1020090020765A KR20090098703A (ko) 2008-03-13 2009-03-11 광전달 힌지 장치
CN2009101290091A CN101534332B (zh) 2008-03-13 2009-03-13 光传递铰链装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008064459A JP4638920B2 (ja) 2008-03-13 2008-03-13 光伝達ヒンジ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009222084A true JP2009222084A (ja) 2009-10-01
JP4638920B2 JP4638920B2 (ja) 2011-02-23

Family

ID=40668390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008064459A Expired - Fee Related JP4638920B2 (ja) 2008-03-13 2008-03-13 光伝達ヒンジ構造

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7933477B2 (ja)
EP (1) EP2101203A1 (ja)
JP (1) JP4638920B2 (ja)
KR (1) KR20090098703A (ja)
CN (1) CN101534332B (ja)
TW (1) TWI457507B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9287903B2 (en) 2010-10-18 2016-03-15 Sony Corporation Signal transmission apparatus, electronic instrument and signal transmission method

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8180187B2 (en) * 2008-10-15 2012-05-15 Honeywell International Inc. Systems and methods for gimbal mounted optical communication device
US8184059B2 (en) * 2008-10-24 2012-05-22 Honeywell International Inc. Systems and methods for powering a gimbal mounted device
CN102130978B (zh) * 2010-01-20 2014-02-19 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 旋转式手机
US8611078B2 (en) 2010-12-29 2013-12-17 Nokia Corporation Method and apparatus for displays
US20150086210A1 (en) * 2013-09-20 2015-03-26 Duane Quiet Wireless flat optical connector

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005252334A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光伝送モジュールおよびこれを用いた携帯情報機器
WO2007018763A1 (en) * 2005-07-25 2007-02-15 Illum Technologies, Inc. Internal optical fiber hinge system for a consumer electronic device
JP2007274057A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Nec Corp 携帯無線端末
JP2007305448A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Kyocera Corp 端末装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3489668B2 (ja) * 1999-05-31 2004-01-26 スガツネ工業株式会社 折り畳み式機器の開閉保持用ヒンジ装置
US6963680B2 (en) * 2003-05-08 2005-11-08 Motorola, Inc. Optical communication device for rotary motion assemblies
US7374424B1 (en) * 2006-12-14 2008-05-20 Nokia Corporation Hinge with optical signal conduit and electrical connection
US7873279B2 (en) * 2007-01-11 2011-01-18 Motorola Mobility, Inc. Light transfer apparatus for an electronic device
US7338193B1 (en) * 2007-01-11 2008-03-04 Motorola, Inc. Light transfer device for an electronic device

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005252334A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光伝送モジュールおよびこれを用いた携帯情報機器
WO2007018763A1 (en) * 2005-07-25 2007-02-15 Illum Technologies, Inc. Internal optical fiber hinge system for a consumer electronic device
JP2007274057A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Nec Corp 携帯無線端末
JP2007305448A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Kyocera Corp 端末装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9287903B2 (en) 2010-10-18 2016-03-15 Sony Corporation Signal transmission apparatus, electronic instrument and signal transmission method

Also Published As

Publication number Publication date
TWI457507B (zh) 2014-10-21
JP4638920B2 (ja) 2011-02-23
TW200949088A (en) 2009-12-01
US7933477B2 (en) 2011-04-26
EP2101203A1 (en) 2009-09-16
KR20090098703A (ko) 2009-09-17
US20090232459A1 (en) 2009-09-17
CN101534332B (zh) 2013-12-25
CN101534332A (zh) 2009-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4638920B2 (ja) 光伝達ヒンジ構造
KR100522959B1 (ko) 광학 힌지 장치
US8306374B2 (en) Optical connector and a method of connecting an optical connector to an optical printed circuit board
JP4205105B2 (ja) 携帯電子機器
JP4567563B2 (ja) 携帯端末装置、ヒンジ装置、筒状部材及び光通信システム
US7338193B1 (en) Light transfer device for an electronic device
JP2007328598A (ja) 電子装置
US7778503B2 (en) Electronic device having optical data connection of movable housing parts
US6963680B2 (en) Optical communication device for rotary motion assemblies
US20130170795A1 (en) Optical coupler
JP4860713B2 (ja) 光ファイバデータリンク
JP2005252334A (ja) 光伝送モジュールおよびこれを用いた携帯情報機器
JP2011118306A (ja) 光伝送モジュール、電子機器、光伝送モジュールの組立方法、及び光伝送方法
JP2007274057A (ja) 携帯無線端末
JP2008233450A (ja) ヒンジ式直角曲げコネクタ
JP2006195222A (ja) 光導波部品、光導波部品を用いた接合部材および電子機器
JP2006013692A (ja) 携帯型情報機器
JP4659596B2 (ja) 通信装置
JP2005286901A (ja) 折りたたみ式携帯装置
JP2007094212A (ja) 光送信装置
JP2006211418A (ja) 光ファイバの配線構造
KR20240023984A (ko) 폴더블 디스플레이 파손 방지 구조를 포함하는 전자 장치
JP2008116601A (ja) ヒンジ式直角曲げコネクタ
JP2007318504A (ja) 通信端末装置
JP2007143026A (ja) ユニット間通信装置および携帯機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100819

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101015

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101126

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees