JP2009218940A - 伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ギガビットイーサ信号の伝送装置において、回線効率をより向上するため、時分割多重が用いられている。また多重した複数のギガビットイーサ信号を任意のノードで分岐/挿入が可能であれば、より柔軟なネットワークの構築が可能であることから、ギガビットイーサ信号の分岐/挿入機能を具備した時分割多重装置の重要性が高まっている。
【解決手段】ギガビットイーサ信号をクロスコネクト部前後にて監視し、信号にIFGを挿入し切替を待機することで、クロスコネクト部で信号状態をIFGとして、伝送方路の切り替えを実施することで、無瞬断で伝送方路を切り替える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ギガビットイーサ信号を分岐・挿入する伝送装置に係り、特に無瞬断で伝送方路を切り替える伝送装置に関する。
近年、各家庭内へインターネットを始めとするブロードバンド回線が普及し、IPトラフィックを中心として回線需要が増大している。これに応じて、これまでWANの主流であったSONET/SDH、ATMなどに代わり、高速で安価なギガビットイーサネット(登録商標)が急速に市場に普及している。
ギガビットイーサは、オフィス内のLAN(Local Area Network)で広く使用されているファストイーサネット規格とOSI(Open Systems Interconnection)参照モデルにおける第2層(レイヤ2)で互換性のある規格である。ギガビットイーサ信号の種別は、大きく2つに分けられ、伝送媒体として光を使用する1000BASE−Xと伝送媒体としてカテゴリー5以上のUTP(Unshielded Twisted Pair)ケーブルを使用する1000BASE−Tがある。特に前者の1000BASE−Xは、伝送距離の点で有利であることや、光素子も安価に入手可能であることから、アクセス面から幹線面に至るまで広く市場に普及している。
ここで、ギガビットイーサ信号についてより詳しく説明すると、ギガビットイーサ信号ではユーザデータは、IEEE802.3z(非特許文献1) section 2〜3で規定されているMACフレームにより伝送され、この点では10BASE−T(データ速度:10 Mbit/s)や100BASE−T(データ速度:100Mbit/s)などのイーサネット信号と同じである。しかし、データ速度が1Gbit/sであるギガビットイーサ信号では、物理層の符号としてIEEE802.3z section 36.2に規定される8B10B符号が用いられる。
この8B10B符号には、コードグループ名が「Dxx.x」で表される256種のデータと、コードグループ名が「Kxx.x」で表される12種の特殊符号が定義されている。このデータと特殊符号とを組み合わせた符号(オーダセット)は、MACフレームとMACフレームの間のIFG(Inter Frame Gap)のような無信号状態を示す「/I/」やMACフレームの先頭位置やフレーム終了を示すフラグ(/S/、/R/、/T/)などに用いられる。特許文献1の第2図(以下単に第2図と記載)には、各オーダセットとその意味が記載されている。このオーダセットのひとつに「コンフィグレーション(/C1/または/C2/)」と呼ばれる符号がある。コンフィグレーションは、接続されている装置間で自装置の動作モードや状態を交換し合うオートネゴシエーション(自動折衝)を行う際に用いられる符号である。オートネゴシエーションは、IEEE802.3z, section 37に規定されている機能である。
特許文献1の第1図にIEEE802.3zで規定されている8B10B符号表の一部が記載されている。8B10B符号とは、8ビットデータを第1図のような規定の変換表に従い10ビットデータに変換する符号の事で、ひとつの8ビットデータに対して、「0」の数が多い(または等しい)10ビットデータ列と「1」の数が多い(または等しい)10ビットデータ列の2種類のデータが定義され、「0」と「1」の数の比率がどちらかに著しく偏っているパターンは使用していない。そして、8B10B符号は、符号化直前までに出力した符号語列に含まれる「0」または「1」の累積個数差(RD:Running Disparity)に応じて「0」が多い(または等しい)データと「1」が多い(または等しい)データの2種類のデータパタンを使い分ける事で「0」と「1」の数がほぼ等しくなるようにバランスをとりながら符号化する技術である。具体的には、それまでの累積個数で「1」が多ければRD値は「+」であるとし、第2図の8B10B符号表にあるCurrent RD +側のデータを送出し、累積個数で「0」が多ければRD値は「−」であるとして、第2図の8B10B符号表にあるCurrent RD −側のデータを送出する事により実現している。
例えば、「00001010」の8ビットデータは、それまでの累積個数で「0」が多い(つまりRDが「−」である)場合は、「010101 1011」の10ビットデータへ変換され、それまでの累積個数で「1」が多い(つまりRDが「+」である)場合は、「010101 0100」の10ビットデータへ変換される。受信側ではこのRD値の規則が守られているかをチェックする事によりデータ誤りの有無を検出可能である。
ここで、特にIFGのRD則について説明する。IFGを構成するコードクループは、「/I1/」と「/I2/」に分けられる。「/I1/」は、IFGとなる直前のRDが「+」であった場合に、挿入され、「/I1/」のコード後は、RDは反転し、必ず「−」となる。「/I2/」はIFGとなる直前のRDが「−」であった場合、あるいは、「/I1/」の後に挿入され、「/I2/」のコード後は、RDは必ず「−」となる。つまり、IFGは、直前のRD値によって「/I1/」が挿入されることはあっても、IFGの最後には必ず、「/I2/」となるため、RDは「−」となる。
特許文献1の第3図には、IEEE802.3zに規定されるMACフレームのフォーマットおよびMACフレームを8B10B符号化して生成されたギガビットイーサ信号のフォーマットが記載されている。MACとは、OSI参照モデルの第2層(レイヤ2)に属するプロトコルのことであり、そのプロトコルのやり取りはIEEE802.3zに規定されている。また、プロトコルのやり取りを行う際のフレームをMACフレームと呼ぶ。MACフレームの役割は、OSI参照モデルの第3層(レイヤ3)以上のプロトコルやデータをMACフレームのデータ領域に格納し、この格納されたレイヤ3以上のプロトコルを確実に目的の端末へ伝送することである。
第3図において、MACフレームは、MACフレームの先頭を示すプリアンブル(8バイト)と、宛先の端末のMACアドレスを示す宛先アドレス(6バイト)と、MACフレームを送信する端末のMACアドレスを示す送信元アドレス(6バイト)と、MACフレームの長さなどを示すType/Length(2バイト)と、データ領域(可変長)およびチェックサム値(4バイト)とで構成される。そのMACフレームとMACフレームの間にはIFGと呼ばれる無信号状態を表すデータ(最低12バイト以上)が流れている。このような8ビット単位のイーサネット信号のデータ列に対して各バイト単位に10ビットのデータ列へ変換(8B10B符号化)されたものがギガビットイーサ信号となる。
具体的には、各バイトの8ビットはそれぞれ10ビットのデータ列(符号語:コードグループ)、またはその集合体であるオーダセットへ置換され、IFGを/I/(アイドル)へ、MACフレームの先頭のバイトを/S/へ、プリアンブル、宛先アドレス、送信元アドレス、Type/Length、データ、チェックサム値(FCS:Frame Check Sequence)はそれぞれ256種の/D/(データ)へ、MACフレームの直後のバイトは/T/R/または/T/R/R/に置き換えられる。なお、ギガビットイーサ信号では、バイト毎にそれぞれ8ビット長のデータが10ビット長のデータへ変換されるので、物理層の速度としては、1 Gbit/sの10/8倍、即ち1.25 Gbit/sとなる。
このようにギガビットイーサ信号とはIEEE802.3zで規定されるMACフレームを8B10B符号化したものである。
ギガビットイーサ信号を用いた伝送装置において、複数のギガビットイーサ信号を電気的に時分割多重することにより、回線の使用効率を高めるとともに、これらの時分割多重されたギガビットイーサ信号を任意のノードで分岐/挿入するギガビットイーサADM(Add/Drop Multiplexer)が、回線効率とネットワーク構築の柔軟性の観点から、近年注目を集めている。ギガビットイーサADMは、装置内のクロスコネクト部で、個々のギガビットイーサ信号単位で伝送方路を切り替えることにより、収容する各ギガビットイーサ信号の分岐/挿入を行う。
図1を参照して、ギガビットイーサADMを用いたネットワークの構成を説明する。ここで、図1はネットワークのハードウェアブロック図である。図1において、ネットワーク1000は、リング状に配置された時計回りに局舎100−1と、局舎100−3と、局舎100−2と、局舎100−4とで構成されている。局舎100−1は、伝送装置200−1と、ユーザ装置300−Aを含む複数のユーザ装置300が配置されている。局舎100−3は、伝送装置200−3と、複数のユーザ装置300が配置されている。局舎100−2は、ギガビットイーサADM500と、ユーザ装置300−Bと300−Cとを含む複数のユーザ装置300が配置されている。局舎100−4は、伝送装置200−4と、ユーザ装置300−Dを含む複数のユーザ装置300が配置されている。
ギガビットイーサADM500は、局舎100−1に設置されたユーザ装置300−Aから送信されてきたギガビットイーサ信号をユーザの都合に応じて、局舎100−2のユーザ装置300−Bに割り当てること(実線+破線)や、局舎100−4のユーザ装置300−Dに割り当てること(実線)、あるいは、局舎100−4のユーザ装置300−Dに割り当てる過程で、ユーザ装置300−Aからのギガビットイーサ信号に加えて、局舎100−2のユーザ装置300−Cからのギガビットイーサ信号を加えてユーザ装置300−Dに信号を送信すること(一点鎖線+実線)など、伝送方路を自由に組み替える。
このようにギガビットイーサADM500を用いることでより柔軟なネットワークの構築が可能となる。
一方、一般的に伝送装置は、保守運用上の観点から、伝送する信号が透過伝送することが求められる。透過伝送とは、例えば先の図1に示すネットワーク構成において、局舎100−1に設置されたユーザ装置300−Aと局舎100−2に設置されたユーザ装置300−Bとの間には物理的に伝送装置200−1と伝送装置200−3とギガビットイーサADM500が介在するが、論理的にユーザ装置300−Aとユーザ装置300−Bが直接接続されている状態と等価であることを言う。具体的には、ユーザ装置300−Aから出力される信号のフォーマットやデータの内容を変更する事なく、そのままユーザ装置300−Bへ出力する伝送の事を指す。ギガビットイーサADMのような伝送装置でも、伝送方路を切り替える際に切替による伝送エラー即ち瞬断を発生させることなく切り替えることが重要である。
特開2007−110457号公報 IEEE 802.3z Type 1000BASE-X MAC Parameters, Physical Layer, Repeater, and Management Parameters for 1000 Mb/s Operation
ギガビットイーサADMのクロスコネクト部で通信信号を切り替えるにあたり、伝送する信号状態を非監視で切り替えを行うと、伝送の途中でのパケットの途絶や、Running Disparityが保存されないことによる誤りを含むデータの流出、異なるパケットが結合することにより誤った送信先への伝送につながる。伝送装置、特に信号の透過伝送を求められる装置としては、伝送方路の切り替えの際に上記のようなデータの誤送信がないことが望まれる。
伝送方路の切り替え時におこる瞬断を解決するために、SONET/SDHでは、現行系と予備系の経路差による遅延量を算出し、切り替え時にメモリより遅延時間を予備系に挿入するなど様々な方法が模索されている。しかし、ギガビットイーサ信号にて、伝送路切替に伴う瞬断を解決することは、これまでなされていなかった。
SONET/SDH信号のフレーム長が固定長であるのに対し、ギガビットイーサ信号は、パケット長およびIFG長が可変であるため、伝送データの状態をモニタし、送信データに影響しないタイミングで切り替えを行う必要がある。
上記課題を解決するため、クロスコネクト部の前後でギガビットイーサ信号を監視し、クロスコネクト部にてギガビットイーサ信号がIFG(信号のアイドルの状態)の「/I2/」の検出によって、伝送方路を切り替えることとした。IFGで切り替えを行うことにより、Running Disparityの保存、すなわち、切り替えにより、ギガビットイーサ信号が挿入された場合でも、Running Disparityによるデータ誤りが検出されることなく伝送方路の切り替えを実施する。
上述した課題は、経路切替部を有し、ギガビットイーサ信号の経路切替を実行し、前記経路切替部は、第1のパケット識別部とクロスコネクト部と第2のパケット識別部とを備え、前記第1のパケット識別部がギャップ信号を受信したとき、このギャップ信号を拡張し、前記第2のパケット識別部がギャップ信号を受信したとき、前記クロスコネクト部は方路を切り替え、かつ前記ギャップ信号を短縮する伝送装置により、達成できる。
また、経路切替部を有し、ギガビットイーサ信号の経路切替を実行し、前記経路切替部は、第1の入力系と、第2の入力系と、クロスコネクト部と、第2のパケット識別部と、制御部とから構成され、前記第1の入力系は、第1の識別部と、パターン発生器と、前記第1の識別部と前記パターン発生器との出力信号の一方を選択する第1のセレクタから構成され、前記第2の入力系は、入力信号をデスタッフするデスタッフ処理部と、前記デスタッフ処理部の出力信号をバッファリングするメモリと、前記入力信号と前記メモリの出力信号の一方を選択する第2のセレクタから構成され、前記制御部は、切替設定信号を受信すると、前記第1の識別部でのギャップ信号受信を監視し、前記ギャップ信号を受信したとき、前記第1のセレクタの出力信号を前記第1の識別部の出力信号から前記パターン発生器の出力信号に切り替え、また、前記第2の識別部でのギャップ信号受信を監視し、前記ギャップ信号を受信したとき、前記クロスコネクト装置における前記第2の識別部への方路を、前記第1の入力系から前記第2の入力系に切り替え、かつ、前記第2のセレクタの出力信号を前記入力信号から前記メモリの出力信号に切り替え、さらに、前記第2のセレクタの入力部の前記入力信号と前記メモリの出力信号との位相が一致したとき、前記第2のセレクタの出力信号を前記メモリの出力信号から前記入力信号に切り替える伝送装置により、達成できる。
本発明の無瞬断ギガビットイーサADMは、無瞬断で伝送方路の切り替えが実現するため、自由にネットワークを構築できる。
以下本発明の実施の形態について、実施例を用い図面を参照しながら説明する。なお、実質同一部位には同じ参照番号を振り、説明は繰り返さない。
図2を参照して、ギガビットイーサADMの構成を説明する。ここで、図2はギガビットイーサADMのハードウェアブロック図である。図2において、ギガビットイーサADM500は、n台のClient側光モジュール510と、無瞬断切替装置520と、伝送フレーム変換部530と、時分割多重部540と、時分割分離部550と、Line側光モジュール560とから構成される。
Client側光モジュール510は、無瞬断切替装置520からの電気信号を光信号に変換してユーザ装置300に送信する。Client側光モジュール510は、またユーザ装置300からの光信号を電気信号に変換して無瞬断切替装置520に送信する。
無瞬断切替装置520は、無瞬断でパスを切り替える。伝送フレーム変換部530は、ギガビットイーサ信号を長距離伝送用信号であるOTN(Optical Transport Network)信号にカプセル化する。また、伝送フレーム変換部530は、OTN信号からギガビットイーサ信号をカプセル化解除(デカプセル化)する。
時分割多重部540は、伝送フレーム変換部530からのパラレル信号を時分割多重して、シリアル信号をLine側光モジュール560に送信する。時分割分離部550は、Line側光モジュール560からのシリアル信号を時分割分離して、パラレル信号を伝送フレーム変換部に送信する。
Line側光モジュール560は、時分割多重部540からのシリアル電気信号を光信号に変換して、他の伝送装置に送信する。Line側光モジュール560は、また他の伝送装置からの光信号を電気信号に変換して、時分割分離部550に送信する。
図3を参照して、無瞬断切替装置の構成と切替動作を説明する。ここで、図3は無瞬断切替装置のハードウェアブロック図である。ここでは、入力信号1が出力信号1として出力される現行系から入力信号Nが出力信号1として出力される予備系に伝送方路の切替を行うものとし、入力信号1と入力信号Nは全く同一のデータとする。
図3において、無瞬断切替装置520Aは、図2の無瞬断切替装置520の片方向のみを示している。また、無瞬断切替装置520Aは、n台のパケット識別部A521と、n台のデスタッフ処理部523と、n台のメモリバッファ524と、n台のIFGパターン発生器と、n台のセレクタ525と、クロスコネクト部(XC部)526と、n台のパケット識別部B528と、切替制御部527とから構成される。
セレクタ525は、パケット識別部A521の出力とIFGパターン発生器522の出力とメモリバッファ524の出力とから1つを選択して、XC部526に接続する。XC部526は、n台のセレクタ525の出力をn台のパケット識別部B528のいずれかの入力と接続する。
切替前セレクタ525−1はルート「1」が選択されており、入力信号1は、パケット識別部A521−1に入力され、クロスコネクト部526を介して、パケット識別部B528−1を通過し、出力信号1として出力される。一方、ルート「3」を通る信号は、デスタッフ処理部523によりIFG長を12BYTEから10BYTEといったように抜き取りを行うデスタッフ処理がなされ、メモリバッファ524に蓄えられる、ただし、ルート「3」を通る信号はセレクタ525によって選択されていないので、メモリバッファから読み出されることはない。
ここで、各パケット識別部A521と各セレクタ525は十分遅延時間が小さいものとし、パケット識別部A521での信号状態とセレクタでの信号状態は同一であるものとする。
入力信号1に何らかの障害が発生したとする。このとき、ネットワークを運営している監視システムより切替命令が出され、無瞬断ギガビットイーサADM500に切替設定信号が入力される。
初めに切替制御部527からの制御により、パケット識別部A521−1は、通過している信号がパケットであるかIFGであるかを確認する。IFGは、一般的には12バイトである。IFGは、先頭バイトが「/I1/」のとき、続く11バイトは「/I2/」である。また、IFGは、先頭バイトが「/I2/」のとき、続く11バイトも「/I2/」である。したがって、パケット識別部A521−1は、「/I2/」を発見したとき、IFGであると判定すればよい。伝送方路の切替時、少なくとも先頭バイトは通過されているので、RDは保存される。
パケット識別部A521−1は、信号状態がパケットであるならば、信号状態がIFGとなるまで待機する。パケット識別部A521−1でのIFGの検出をトリガとして、セレクタ525はルート「2」に切替を実施する。次に、切替制御部527の制御により、パケット識別部B528−1は、信号状態がパケットであるかIFGであるかの確認を実施する。信号状態がパケットであるならば、信号状態がIFGとなるまで待機する。パケット識別部B528−1にて信号状態がIFGであることが確認されたとき、クロスコネクト部526は、入力信号1が出力信号1として出力される方路から入力信号Nが出力信号1として出力される方路に伝送方路の切替を実施する。
切替と同時に、セレクタ525-Nは、ルート「6」を選択する。ルート「6」を選択したことにより、メモリバッファ524−Nに蓄えられていたデータはクロスコネクト部526を介して、出力信号1として出力される。この際のメモリバッファ524−Nに蓄えられていたデータはデスタッフ処理がされているため、本来の切り替え前の信号よりもIFG部が短い。そのため、ルート「6」を通るパケットとルート「4」を通るパケットの遅延時間が縮まることとなり、セレクタ525-Nの入力部にてルート「4」とルート「6」を通るパケットの最後尾の位相を一致させることができる。切替制御部527は、ルート「4」とルート「6」を通るパケットの最初のビットの位相が一致したときに、セレクタ525−Nを制御して、ルート「6」からルート「4」を選択させ、切替を完了する。
この信号切替プロセスについて、図4を参照して説明する。ここで、図4は信号切替プロセスを説明する図である。図4において、図4(a)は切替なし時のデータ列、図4(b)は切替あり時のデータ列を表し、図中右が先頭である。図4(b)において、矢印Aで示すIFG2の先頭で、ルート「1」からルート「2」に切り替わり、IFG長は拡張されている。また、矢印Bでルート「2」からルート「6」に切り替わり、IFG3とIFG4でIFG長が短縮されている。さらに矢印Cでルート「6」からルート「4」に切り替える。この結果、切替ありのデータ列(図4(b))と、切替なしのデータ列(図4(a)のタイミングが一致している。
図5を参照して、信号切替のフローを説明する。ここで、図5は信号切替のフローチャートである。図5において、ギガビットイーサADM500は、現用系のパケット識別部Aで信号がパケットであるか判定する(S401)。YESのとき、ギガビットイーサADM500は、ステップ401にもどり、NO(IFG)のとき、ルート「2」を選択する(S402)。ギガビットイーサADM500は、現用系のパケット識別部Bで信号がパケットであるか判定する(S403)。YESのとき、ギガビットイーサADM500は、ステップ403にもどり、NO(IFG)のとき、伝送方路を切り替え(S404)、ルート「6」を選択する(S406)。ギガビットイーサADM500は、予備系のセレクタ入力部でルート「4」と「6」のパケット最終尾の位相が一致したか判定する(S407)。NOのとき、ギガビットイーサADM500は、ステップ407に戻る。ステップ407でYESのとき、ギガビットイーサADM500は、予備系のセレクタ525でルート「4」を選択し(S408)、終了する。
本実施例に拠れば、8B/10B信号をMACフレームに復号することなく(無終端)、無瞬断による伝送方路の切替が実行できる。
ネットワークのハードウェアブロック図である。 ギガビットイーサADMのハードウェアブロック図である。 無瞬断切替装置のハードウェアブロック図である。 切り替えの無い場合と切り替えのある場合の受信装置が受けるギガビットイーサ信号を模式的に表した図である。 無瞬断切り替えの実行プロセスのフローチャートである。
符号の説明
100…局舎、200…伝送装置、300…ユーザ装置、500…ギガビットイーサADM、510…Client側光モジュール、520…無瞬断切替装置、521…パケット識別部A、522…IFGパターン発生器、523…デスタッフ処理部、524…メモリバッファ、525…セレクタ、526…クロスコネクト(XC)部、527…切替制御部、528…パケット識別部B、530…伝送フレーム変換部、540…時分割多重部、550…時分割分離部、560…Line側光モジュール、1000…ネットワーク。

Claims (4)

  1. 経路切替部を有し、ギガビットイーサ信号の経路切替を実行する伝送装置において、
    前記経路切替部は、第1のパケット識別部とクロスコネクト部と第2のパケット識別部とを備え、前記第1のパケット識別部がギャップ信号を受信したとき、このギャップ信号を拡張し、前記第2のパケット識別部がギャップ信号を受信したとき、前記クロスコネクト部は方路を切り替え、かつ前記ギャップ信号を短縮することを特徴とする伝送装置。
  2. 経路切替部を有し、ギガビットイーサ信号の経路切替を実行する伝送装置において、
    前記経路切替部は、第1の入力系と、第2の入力系と、クロスコネクト部と、第2のパケット識別部と、制御部とから構成され、
    前記第1の入力系は、第1の識別部と、パターン発生器と、前記第1の識別部と前記パターン発生器との出力信号の一方を選択する第1のセレクタから構成され、
    前記第2の入力系は、入力信号をデスタッフするデスタッフ処理部と、前記デスタッフ処理部の出力信号をバッファリングするメモリと、前記入力信号と前記メモリの出力信号の一方を選択する第2のセレクタから構成され、
    前記制御部は、切替設定信号を受信すると、前記第1の識別部でのギャップ信号受信を監視し、前記ギャップ信号を受信したとき、前記第1のセレクタの出力信号を前記第1の識別部の出力信号から前記パターン発生器の出力信号に切り替え、
    また、前記第2の識別部でのギャップ信号受信を監視し、前記ギャップ信号を受信したとき、前記クロスコネクト装置における前記第2の識別部への方路を、前記第1の入力系から前記第2の入力系に切り替え、かつ、前記第2のセレクタの出力信号を前記入力信号から前記メモリの出力信号に切り替え、
    さらに、前記第2のセレクタの入力部の前記入力信号と前記メモリの出力信号との位相が一致したとき、前記第2のセレクタの出力信号を前記メモリの出力信号から前記入力信号に切り替えることを特徴とする伝送装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の伝送装置であって、
    前記ギャップ信号を、前記ギャップ信号に含まれる信号パターンにより、判定することを特徴とする伝送装置。
  4. 請求項3に記載の伝送装置であって、
    前記信号パターンは、/I2/であることを特徴とする伝送装置。
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